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1943:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-09-22 06:53:15
>1928 アジーム
そうは言っても受けた厚意には報いねば。次期領主の名も廃ろう。
(横目にカリムが何かを告げんとする気配は捉えていた。だが声を掛けるまでも無く視線が垂れた為、あえて言及は控え。滔々とした口調で語られる趣味嗜好は自分にも馴染みのあるものもあれば、逆に未知のものもあって。ほう、と興味深そうに相槌を挟みながら頭の中で楽器、ダンス、魔法の絨毯─と単語を反芻し、思考の糸口を探して。やがてひらめいた返礼の案を口にだし、「 楽器であれば弦楽器とオルガンは嗜みがある。興味があれば手解きを、あるいは……箒を使わずとも飛べる魔法の靴など、どうだろう。 絨毯と並走飛行したら楽しそうだ。 」もちろん、今挙げたものに限らず、望むところがあればそれに応じよう。しかし、ここで悠長に言葉を交わしていると寮長会議に遅れてしまう。歩道へ戻ろうとカリムへ軽く視線を送り。)
>1929 ノア
ではそれで……並べるだけでよいならこの場は見ていよう。
(虫干しが思いがけず先送りとなり、揃って悄気る住人たち。そんな彼らの心情を思うとどうにも他人事と思えなかった。ゆえに先刻と打って変わり静かに抱きかかえられる姿を見やれば、硬く結ばれた面差しの奥で人知れず安堵し。質問の真意は理解しているがもとより飲食に頓着が無い身。ならば好みがある相手に円卓に並ぶ一切を委ねようかと返答し、テーブルに残っていた本に軽く触れ。たちまちカドを支えとし、まるで二足歩行でもするかの様な足取りで相手の足の間をすばしこく抜け、窓辺へ向かってゆく。いちばん初めに辿り着いた一冊が、自力では届かぬ高さを前にして振り返ったため、ステッキを振るう様に指をひらめかせ。あらわれた棚板を斜めに立てかけては即席のスロープをこしらえてやり。)
>1930 ユウ
植物のことはあまり詳しく無いが───ではないか。ただ断言は出来ない、クルーウェルに訊ねた方が正確な情報を得られるだろう。
(可愛い物…?と疑問に思いながら近づくと花よりもまず先に目を奪ったのは、彼女の身なりであった。頭にはたんぽぽの綿毛がつき、ジャケットにはくっつき虫が張りついていて。身なりを物ともせず、自然を遊び場にする姿はどうにも幼い頃のシルバーを想起させ。目の前の彼女と重ね合わせ思わず唇に微笑が宿りつつ、指を払えば仕草と連動して体にくっついた物が払われて。腕をおろすと自ずと視線は風に揺らぐ花に移ろい。知識があり花に見覚えがあっても、自分はあくまで素人に過ぎず、前置きを添えては花弁の色や苞の形状。さらに今の季節と周辺の土壌を踏まえたうえで告げたのは街の花屋でも見かける、危険性の無い品種。それはそれとして、花を愛でる姿を見ているうちにふと思い出した事があり「 ところで、 」と話を切りだし「 花が好きなら我が寮に来るといい。バルコニーで育てている藤がようやく花を咲かせたんだ。 」薄暗いバルコニーにて。談話室の光を浴びて浮かびあがる薄紫の美しさと言ったら、東方の国にある提灯を思わせる趣がある。あの幽玄な姿をぜひヒトの子にも見せたい─そんな思いから花見に誘い。)
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