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オリジナルキャラなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
8240：
ロジャー・チェイス [×]
ID:abc583d49 2020-06-12 11:58:19
>8151 蒼馬 瑠璃男 （ジャック？）
「……。」
いつもは何かしらの書類が散乱しているはずの部屋が綺麗さっぱり片付けられているので居心地が悪そうに目を配る。
そして、部屋の家具や本棚などといった目についたものを片っ端から見回している。
そして一つのゴムボールを見つけると瑠璃男の頭に投げつけた。
「……聞いてもない事ベラベラ吠えるんじゃねェ……このワンコが。」
誰が聞いているか分からない。どんな新人もミナミでは力さえあればどんな者でも受け入れる。幹部である瑠璃男の部屋にさっきすれ違った男（ジャック）のようにたいした用もないのに土足で入り込むような無神経な世間知らずもいるだろう。
瑠璃男が発言した内容は裏を返せばここには"重要な書類やデータが集まる部屋です" と説明しているようなものだった。
>8173 ターナ・キャンベル
【キース・キャンベル／自宅・朝】
抱き寄せた体から密着して顔を埋めるようにして耳側でぐずるターナの声を暫く耳を澄ませていたかった。綺麗な細い指で両頬を包むその手に顔を囚われてしまい逃げ場をなくした。
「あんまりだ。……それはあんまりである。」
こんなにも情けない泣き顔など本当なら見られたくない。それでも我慢することはできずに涙があとからあとから溢れてきた。
サーカスや遊園地の演目でターナのバニーガールの衣装姿を暫く見られなくなるというお仕置きが下るとさらに涙は滝のように流れでた。
優しいお仕置きではあるのかもしれないがキースにとっての楽しみが一つ減ってしまうのは辛い。マジックショーの公演で次々と変わるターナの衣装を観たいからこそ手品師をやっている節もあった。その為、お気に入りの姿が見れないのは物凄く悔やまれる。
＿＿首元に手が回った。顔の距離が近い。引き寄せられるのを感じて涙を拭う。
そして1日の始まりに欠かせない存在の名を耳にするとキースは目を伏せた。平穏な日常がまた始まろうとしている。
「……ちょっとまて、その前に……。」
と言って今度はキースの指がターナの頬を滑り降りる。そして頭の側面を手ぐしするように指を開き、蜜柑色の髪の毛が指と指の間に入いっていき、優しく、ゆっくり引き寄せた。
やさしくて穏やかで、そして何処に行くあてもない口づけだった。あたたかくて親密な気分になっていて、そのことを何かのかたちで残しておきたいと無意識に考えていたのだろう。キースの口づけはそういうタイプの口づけだった。
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