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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1577


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979: 代理 [×]
2024-05-28 14:55:29




>キルステン様(>>978)


人魚さん、本日もご機嫌麗しゅう。
まずはこのお屋敷に足を踏み入れる許可をいただけたことに、心からの感謝を。ありがとう。お試しという形でもミゲル様とお話しできること、とても光栄ですわ。
面識がある状態。にもお答え頂いてありがとう。では、こちらもそのようにミゲル様と接しさせていただきますわね。きっとあちらのわたくしも、摩訶不思議な彼に好奇心から強く惹かれているでしょうから。

誓言通り、本日はきちんとした自己紹介を下に記して参りましたわ。
冷遇には抵触していないよう、重々気をつけたつもりではあるのだけれど…、何事にもニュアンスというものがありますから、なにか至らないことがあれば申し付けくださいな。
それと…、指名や、希望ルートなどはお試しゆえ未記入ですけれど、よろしかったかしら?
ロルテストもまだ気が早いと思ったのだけれど…、苦手な文体ではないかと、職業背景がこのお屋敷に適しているかが気がかりでつい載せてしまいましたの。合わせてご確認のほど、お願いいたしますわ。

それと、わたくしったら前回は大変失礼いたしましたわ…。あなたに送るお返事に、大事なアンカーが抜けていたみたい。以後気をつけさせていただきますわね。


***


指名 :
希望ルート :
名前 : ウェンティ
性別 : 女
年齢 : 11歳
職業 : 貴族子女
性格 : 端的に表すのであれば、外の世界を知らない子供。高貴な生まれ出と、育った環境故かどこか大人びており、言葉遣いもどこか古風。時に人を食うような発言もするが、それは世間の悪い大人というものを知らず、自分が相手になんて言おうと自身が害されるという感覚がない無知な思考ゆえ。良くも悪くも貴族出身といったところで、そのため力づくでも答弁でも。やろうと思えばいくらでも丸め込むことができ、それが世界の理なのだと、知らないだけだと囁けば簡単に相手を物事の基準に定める。所詮本の中で身に着けた知識をひけらかしている子供にすぎず、知識や自分が知らないことを教えてくれる存在に弱い。それが例え嘘であったとしても彼女には判断つきかねるため、典型的な井の中の蛙というやつであり、常に警戒心を強く持って生き抜いていかなければいけないという貴族としての感覚と、本や屋敷で聞きかじったことだけではなく、本物を目にし体験してみたいという子供特有の好奇心の強さが常に揺れ動いていて、いくら強がろうとしてもぴょこんと飛び出る幼さが垣間見える。
容姿 : 金糸を束ねたような長い髪。身だしなみを整えるのは当然といったふうに枝毛ひとつなく隅々まで手入れの行き届いたそれは、使用人の手で丹念に作り上げられたもの。本来細い髪質かつ腰まで伸びた髪は放っておけばすぐに絡んで手に負えなくなるだろう。くりっとした子供らしい丸い瞳には血を写したような真紅色が滲み、相手をまっすぐ見つめる。身長は136cm。いかにも子供といったような柔く小さい、寸胴な体系。服装もお嬢様といった様相で、上等な生地で織られた白いドレスとふんわり広がるパニエ。後ろについた大きなリボンと、子供には似つかない大ぶりの宝石がついたネックレスを首に巻きつけている。
備考 : 名家の貴族出身で、生まれてこの方不自由な暮らしというものを味わうことなどない人生。のはずだった。しかし、生まれてすぐ母親が入れ替わるように他界し、そのことに心を痛めた父親も後を追うようにしてこの世を去ってしまった。そのためたくさんの使用人と大きなお屋敷とともに一人残され天涯孤独。残された家と領地を守るために日々生きているが、それこそ自分が生まれた意味であり、母親の代わりに生を受けた意義だと考えているため、特段プレッシャーや孤独を抱えているという認識はない。立場ゆえか同年代の友達など当然できるはずなく、もっぱら本と図鑑が友達といったところ。うわべだけの貴族同士の付き合いもそこそこに、すべて私がすること、これは仕方がないことだと眠りにつくことが毎日。それを苦痛だと認識していないのは考えたらすべてが瓦解してしまうような気がするからか。そういった感情の吐き出し場がないからか。根っこにある孤独感と、誰にも跡継ぎとしてではない自分を見てもらえないという寂しさを自覚していないだけなのかもしれない。
ロルテスト :
(年季の入った机の上、重なった書類の山にももう慣れた。訪ねてくる管轄の者。土地や税収の管理。文書での契約やその確認。そしてくだらない社交パーティーの招待状。どれもこれも死にもの狂いで学んだおかげか、以前よりはこの家目当てにすり寄ってくる者たちも減ったように思う。とん、と静かな音でノックされた扉に向かって入っていいと一言。恭しい動作で休憩のお茶を準備し始める老執事。私の親の世代から勤め続ける翁だ。齢も随分上な彼に平然と命令を下す。それは他所の貴族に下に見られないため。私はこの年でも立派に当主を務めあげているのだという無言の主張になるからだった。両親が他界して5年。早いものだと彼が仕上げたお茶に手を付ける。思い返すのは直前までの父のやつれた表情。あの様子では父も持ったほうだろう。甚く心を痛めて、ついぞ私の顔などきちんと見ずにあの暗い部屋の中、ひとり逝ってしまった。特に悲しいとは思わなかった。ただ、私は二人が守り切れなかったこの屋敷とたくさんの使用人。地位と領地を代わりに守る。そのためだけに生まれたのだと、あの日泣きながら母の名を呼ぶ父の姿を見て実感したのだから。___ああ、くだらない。片手に持っていたお茶をかちん、と置いた。過去の回想はやめよう。時間の無駄だと書類に手を伸ばしたところで、ふと見慣れない封蝋の印璽が施された手紙が混じっていることに気付く。何が入っているかわからない。危険だ。そう瞬時に至っては執事を呼ぼうと口を開きかけ__…、片手に掴んだのは、封を剥がすためのナイフだった。目を見開く。なのに、手は何かに導かれるようにしてナイフを刺しこんだところで…記憶が途切れた。白い天井に軽く瞬きをしながら、浮かんだのは失笑。起きたら知らない天井だったなんて家を預かる者としてお笑い種だ。ゆっくり起きあがってあたりを見回せば、見慣れた洋風の作り。他の貴族に攫われたのか。やってしまったと。思い浮かんだのはそれだけ。単純な誘拐か、家への金銭の要求か。恨みだって買っているだろう。せめて痛めつけられなければいいけれど…。そんな絶望的な場面なのに、どこか安堵感が胸の内に広がったのはどうしてか。答えの出せないうちに、暫くしてこんこん、と自分を呼ぶ扉に肩を跳ねさせた。下手に無視して怒らせるのは得策ではないだろう。そう潔く近づくと、せめても恐れを見せないまっすぐな瞳で、軽くドレスの裾を持ち上げてみせようか。)
______ごきげんよう。このわたくしを誘拐だなんて命知らずなお方は、あなたかしら。





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