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878:
ニール・グレイ [×]
2024-05-12 17:19:31
>ミゲル(>876)
(怖くないの一言に返されたそれは否定的に聞こえるようで、しかしながら柔い音を含んでいた気がしたのは気の所為だっただろうか。それ以上の追及はせず、あのダークエルフについての話を彼の口から聞き、「蜘蛛かぁ……」などと何の気なしにその生き物の名を繰り返す。続けて不意に、うっかりグラスでも落としてしまったような、また緊張を帯びた声が届けば、「大丈夫、言わない。言わないから。……うん、内緒ね。」自らの口許に指を当てて悪戯っぽく、冗談めかしながらも告げ口は無しだと確かな約束を。――彼がどんな表情をしているのか、今推し量れる材料は声のみ。けれど随分和らいだ気のする彼の態度に此方も安堵混じりの笑みを零しつつ、「うん、うん、良いよねぇ。鈴蘭とか、百合とか、オレちゃんも綺麗だと思うなぁ。…ふふ、難しいのは、オレちゃんも苦手。眠くなっちゃう。」もごつく回答など何のその、急かす事もせず彼のペースに任せた話に相槌を打つ。その後で、返された問い掛けは少々予想外だったか、「…オレちゃん?」首を傾いで一度は聞き返す。だが直ぐに弛めた口から、「オレちゃんはねぇ、ピンク色のお花が好きだよ。チューリップとか、コスモスとか。何だか見てるだけで甘そうというか…可愛らしいなぁ、って思うんだ。」彼に倣ってまずは色、それから具体例と理由。ふわふわ浮わつく喜楽を乗せて、まずは花の好みを。続いて、「本ならねぇ、ファンタジーや冒険譚とか好きかなぁ。此処じゃない何処かで、種族の垣根も越えて愛や友情を築ける、なんて素敵じゃない?」好きな本の話も。それがコミックか小説かには拘り無いのか言及はせず、ただその物語が持つ夢だけに燥ぐように、ソファーから投げ出された脚を揺らした後に、はたと声を上げる。「あ、ねぇミゲル、もしかして立ったまま?ごめんね、オレちゃん解らなくてねぇ。」彼の声が己より高い位置にある事に今更気が付いたよう、へなり眉を垂らした気弱な顔で一番に謝罪を、それから己の手前や隣に並ぶソファーや椅子の辺りを掌でゆるり差し回し、「好きな所座ってよ、物は置いてないから、何処でも座れるはずだよ。」努めて柔く強制の無い音を意識した朗らかな声で、彼へ着席を促した。)
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