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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1577


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736: 匿名さん [×]
2021-08-22 22:47:13





指名:キルステンさんまたはシャルロットさん。おそらく一番最初の方に暫く依存すると思いますので、相性がよさそうな方がいらっしゃればそちらでお願いします。
希望ルート:隷属ルート。話の流れに合わせて捕食ルート、共依存ルートにも。
名前:リュカ・キャンディ _Lucas Candy
性別:女
年齢:18y
職業:学生
性格:笑い上戸で泣き上戸。何においてもオーバーなリアクションを取り、相手にすり寄る感情豊かな少女。軽薄で人懐っこい性格。退屈を嫌っており、そばに誰かがいないと安心できず、他者をよく褒める癖がある。その軽薄な口は少しでも自分のそばが心地よいと思ってもらい、近くにいてもらうため。口先のばかりのおべっかだけが達者になってしまったようで精神的には未成熟。常に誰かの一番でありたいと考えて行動するため、突拍子がなく、破天荒。自分について少しでも肯定的な態度、言葉をとられると、まるで母親に褒められた子供のように喜び、ひな鳥のようについて回る。逆に否定されれば癇癪を起すが、次あった時には否定されたところを直して、けろりと気にした風もなく接してくるため、根には持たないタイプだが他者の評価に非常に敏感な性格。
容姿:手入れの行き届いたストロベリーブロンドの髪とミストブルーの瞳。胸上まで伸びた癖の強い髪質で、広がるのを抑えるために両脇で緩く二つ結びをしているが、結ばれた毛がパーマのかかった髪のようにうねっている。前髪は軽めに梳き、眉上まで。眉は少し細目に整えられている。アーモンド型の瞳は茶目っ気たっぷりに目尻が上がっており、小動物を連想させる。身長169cm。人種ゆえの白い肌にピンクのアイシャドウが色濃く乗っており、肌も整えアイラインを描いた化粧は派手め。ピアスはノリで開けたものが4つに軟骨に2つ。軟骨とつながった銀のチェーンピアスを好んでつけ、指輪を通して身に着けているネックレスも銀。
備考:ごく普通のごく一般的な家庭で育ってきた。親の言うことはきちんと聞き、友達はそれなりにいて、兄弟とも仲が良く、彼女自身を嫌う人はいないのではと噂されるぐらいには性格もよかった。風に演じていた。彼女はもともと捨て子で、今の家族には養子として迎え入れられた。迎え入れてくれた家族はとてもやさしく、両親、兄弟ともに大層優秀で、愛想がなく臆病で発達も遅かったことから捨てられた彼女にとって天国のようで、地獄のような環境だった。また捨てられないように、嫌われないようにと血の滲む思いで努力して掴み取った現状に家族は大層喜んでくれたが、そこにあるのは必死にあがき続けた自分ではなく、あくまでも対人受けの良い仮初の自分。彼女自身が認めてもらいたくて演じた自分だったが、そのギャップに悩まされ、本質の自分を見れば誰も認めてくれなくなるのではという危機感から常に他人からの評価に怯えるようになった。心の奥底では、本当の自分を見て、愛してもらいたいという願望が渦巻いていて、精神は捨てられた子供のころから動いていない。飽くなき承認欲求と、一度懐に入ったものへの執着心は、お気に入りのおもちゃを取られたくない子供の様。一人称はアタシ、キャンディ。男っぽいという理由からファーストネームで呼ばれることを嫌い、キャンディと呼ばれることを好む。二人称は呼び捨て、○○さん、ちゃん、くん、アンタ。
ロルテスト:( いつも通り、明るく元気に過ごした一日は家族に帰宅を告げたところで一度終わりを迎える。今日はどんなところが良くて、だめだったところはどこか。いつだってそばに人が絶えない女の子でいなければ、好かれていなければ、一人になるのだけは嫌だ。そんな思考のまま静まり返った自室で手早く学校道具を置き、制服を着替える。早く済ませて、みんなのいるリビングへ。早く。いい子の自分に戻ればだれにも嫌われなくて済む。そばにいてくれる。焦燥が行動に現れ出たような乱雑さで机に放ったカバンから荷物を取り出していると、ふと一枚の紙が床へと落ちる。それは珍しく蝋で捺された手紙で。もらった覚えのない手紙に疑問が沸くが、誰かがこっそり忍ばせたのだろうか。そう思うと悪戯好きの面々が思い出され、ほんの少しむず痒い気持ちになる。「…もー、アタシだからよかったケド、ほかのヤツなら捨てられててもおかしくないんですけどお」すっと持ち上げた手紙は黒薔薇の封蝋で閉じられていて、なんとも古風な、ヴィンテージものの印章だということがわかる。今時、こんなものを持っている人が居たとは。美しく細工された模様に目を奪われつつ、ハサミを取り出せば、上部を切り、中身を取り出した。中に入っていたのは一枚のカード、その内容を見ようとした瞬間、ぐらり、と視界がぶれた。咄嗟に支えを見つけようと伸ばす手も届かず、視界が白に染まっていく___。
ふと、目が覚めた。視界に広がる光景は馴染んだものではない。寝起きの頭ではその事実をうまく噛み砕けず、ぼんやりと眺めているうちに、体を優しく包み込むふかふかとしたベッド、掛けた覚えのない毛布、大きく寝転がっても壁にぶつかることのない脚。_そんなことあり得ない。ばっ、と飛び起きた先の光景はやはり馴染みのないものばかりで。まるで貴族か使っていたかのような古めかしい一室に一人、ベッドの上に転がされていた。次第にことの重大さを理解した頭は必死に今までのことを思い出そうと回転する。たしか、自室で知らない手紙を開けて、中に入っていたカードを読もうとして…。そこで意識が途切れたのだ。どくどくと心臓が跳ねる。そのとき、心臓の音ばかりが響いていた部屋にノック音が響く。一気に跳ねた心臓を落ち着かせるように深呼吸をし、これはきっと悪戯だ。悪趣味な、悪戯。手紙を忍ばせた友達がやったこと。自室で倒れたのだから家族ぐるみかもしれない__。そう思い込めばいつもの演技と同じだ。努めて緊張感のない声をあげ、ドアへと歩きドアノブを捻った、ほんのすこし震えた声には気づかない振りをして、 )
…っはーい、今開けるよぉ…。もう、変な悪戯はやめてほしーなあ…。


こんちわぁ、なんかすっごいおもしろそーな場所だなあって前から思っててさー、遂に来ちゃったあ。
あ、急に話しかけてごめんなさあい。アタシ、キャンディっつーの。ここの案内人さんにさ、キャンディのこと少しでも知ってほしくて…、キャンディからの言葉でもいーい?
ここでならさ、キャンディのホント、出してもいーんでしょ?あはッ、それってちょーサイコーじゃん!
でもでも!相性ってヤツ?大事だし。キャンディのコト見て、ダメそーだったら言ってね!
キャンディは怪物さんたちのトクベツになりたいけどぉ、怪物さんたちはキャンディのこと、おいしくなさそ!って思ってるかもだし!
合わなそだったらまっすぐおうちに帰っからさあ。お返事だけ!よろしくー、ほんじゃねー。





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