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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1521


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1477: ジョネル [×]
2024-09-04 08:32:26



>グレン(>>1474)


あはッ、やっぱり?…よっぽど気に入ってんだね、君のこと
(思わず吹き出すように高めの笑いを短く零したのは自身から見てお世辞にも健全とは言えない癖を持つ友人に対する解釈が一致していたから。態々魔力を消費してまでそんな絡繰りを設けるのは、コレクションたる彼がそれに見合う反応をハイネに返すからなのだろうと察しを付け、悪趣味な台詞と四六時中誰といるかを監視されるようなシステムにも寧ろ悦びを見出すような顔をする彼をじっと見つめて最後は独り言のように呟いて。座り心地のよいソファーのうえ、彼が示していく通り順繰りに首を巡らせてゆく。部屋に入った時からハイネの気配が充満しているとは感じていたが、物理的にも彼に囲まれているような内装に「 こんだけされてちっとも息苦しくなんないんだ?、んじゃあ君の方にも可愛がられる適正があるってことだね 」それは貶すようなトーンではなく、価値観の差異に嫌悪するでもなく、ただただ歪な関係にあるふたりの個性の親和性を心底認めるように。「 おっけ、事情は分かった 」白い指でぐっと力強くサムズアップをしてみせて、彼の方から対価の話が挙がれば先程の不気味なほどご機嫌な笑顔をそのままに「 話が早くて助かるよ。ねえグレン、君の人生で一番エキサイティングな思い出は何? 」白黒反転した鮮やかな虹彩をきらきらと、いやぎらぎらと輝かせながら前のめりに要求するのは集めても集めても全然足りない記憶への執着。死神が何を食べるかなんて、いや彼にとって自分の種族が何なのかすら分かっていない状況ながらも逸る本能を抑えようとはせず。先程までの剽軽さはどこへやら、人好きのする笑みのままなのに纏う雰囲気は疑いようもなく獲物を前にした捕食者のそれで)




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