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1473:
秋天 [×]
2024-09-03 09:59:23
>クォーヴ ( >>1470 )
クォーヴは……そばにいてと言ったら、いてくれるの?
( 独りじゃないよ。そう言って肩に手を置いた彼を試すような台詞が口を滑った。絞り出した声。必死で情けなくて切実な叫び。僕は間違いなく人間で、死神の機微をまだ知らない。寂しいという感情を正しく理解してもらえるのかすらわからないが、それでいいと心から思えた。人間同士だって全てをわかり合うことはできないのだから、まだ知らないあなたを僕が見つけたい。冷たい体温を受け止めながら密かに思った。現実になることを祈っている。
クォーヴは僕が思うよりずっと誠実な男だった。"天国へ連れて行って"──その傲慢な願いにYESを望んでいたことは紛れもない事実で、いざ突きつけられたNOがこんなに温かいとは思いもよらなかった。緊張の糸が解けたように笑みが溢れる。瞳の縁は乾いていた。「ありがとう。本当のこと言ってくれて……」嘘でも頷いてほしいと本気で思っていたはずなのに、彼の誠実が心から嬉しかった。あなたが逃げないでくれたから、僕も絶対に逃げたりしない。言葉にはしなかった。これは僕が決めた誓いだから。「……クォーヴ?」僕と話しているときに彼が視線をそらすのは短いやりとりの中でも珍しいことだった。"僕らは此処で暮らさなきゃ"……youではなくweを使った彼を探るように見つめ心配そうに呼びかける。もしかすると彼は、僕よりずっと長い間この屋敷に囚われているのだろうかと想像した。そうして幾度も人の生を見送ってきたとするならば。「クォーヴの生き方も、その最期も……誰かに決められていいものじゃないはずだよ」僕はまだこのお屋敷のことをなんにも知らない。だからこそ簡単に諦めてしまうことはできなかった。無知な子供のワガママだって笑ってもいいよ。「また明日、この世界のこと聞かせてよ。未来のことを考えよう。僕、勉強はできる方だよ」憂う死神へ微笑みを向ける。信じられなくていいから、できれば忘れないでほしいと思った。あなたの運命を諦めない人間が、確かに存在したことを。 )
何から何まで誘導してもらっている気がするな……。共犯者ルートへの種を巻いてくれているのをあなたの文章のあちこちで感じてすごく嬉しいんだ。気を配ってくれているのが伝わるよ、さまざま本当にありがとう。
いくつか聞きたいことがあるんだけど、ここじゃスペースを取りすぎてしまうと思って宝箱の方に書き込ませてもらったから、時間があるときにでも確認してもらえると嬉しいな。
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