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1409:
ニール・グレイ [×]
2024-08-25 22:26:22
>クォーヴ(>1405)
もちろん。…一人じゃ見れない新しい世界に連れてってよ、王子様。
(歩み始めた己に差し出される手と、戯れの続き。此方もふっと笑う吐息を零しつつ伸ばし絡めた互いの指は、茉莉花、或いは巴旦杏の花弁のように淡く白く、月光を透かしていた。――星への肯定の後、傾いだ視線と合う水色。そのまま耳に届いた答えに頭はほんの少し項垂れて、「そっかぁ……」声も同じ萎れ具合、しかし直ぐに投げられた問いにそれらはあっという間に持ち上がり、「うん。だって冷たくて、静かで、綺麗で…」好きなものへの話題に生き生きと声を弾ませ、シンプルな質問を多くの言葉で彩って、「…それに、オレちゃんの跡をちゃあんと残してくれるでしょ。」彼是並べた終わり、ほんのり頬を上気させて語る一番の理由。歩いても転んでも掴んでも、その形を留めてくれる喜びを紡いで、「だから毎年、初めて雪が降った夜には外に飛び出して、くるくる裸足で踊っちゃうんだ。」その最後――“向こう”の世界で己だけの慣わしにしていた、降り頻る銀花の明かりの下、夜更けに催す一人きりの舞台の話。言の括りに彼にそれを教える間には、弛む唇を指の背で押さえた、何処か恥じらうような仕草も見せて。「…でも、そう。此処じゃ降らないんだねぇ。」ふっと指を外した声の先は、再び見上げた大きな月。独り落とす言葉や口元からは少しずつ温度が抜け、僅かな間物惜しむ沈黙が落ちて、「――…まあいっか。今はクォーヴが居るからね。」しかし最後に短い息を吐いた後、無感情にばっさりとそれを割り切り、またいつもの笑顔で彼を視界へと収める。「ふふ、ねぇ、楽園ってどの辺り?あっち?」それからまた燥ぐ子供のように景色をぐるり眺めながら、彼の言う“目的地”に使われた単語を借りて言葉を揚々回し、エスコートに繋がれる手を己から柔く引っ張って遊び始める。)
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