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自分のトピックを作る
1397:
秋天 [×]
2024-08-24 17:58:54
指名:クォーヴ
希望ルート:秘密の共犯者、恋愛
名前:秋天(チウティエン)
性別:男
年齢:18歳
職業:学生
性格:環境故の自立心から大人びた振る舞いをしがちだが、実際は感情表現豊かな方で年相応以上に甘えたいし甘やかしたい。周囲からの評価は健気・押しに弱いといったところで、それも間違いではないがほしいものを手に入れるための努力は惜しまないタイプ。本来は好奇心旺盛かつ人懐っこい直情的な性分で、自覚のない依存気質。虚勢を張りがちだがメンタルが強い方ではないのでつつけば簡単に崩れ落ちる脆さがある。
容姿:癖のない黒髪を無造作なセンターパートにしている。顔そのものが小さめで鼻や唇もやや小ぶり。幅の狭い平行二重と色素の濃い真っ黒の虹彩。左目の下には泣きぼくろが一つあり、若干釣り目がちなせいか無表情だと鋭い印象を与えることも。色白で体型は平凡。身長172cm。淡い水色のシャツの下にチェーンが短めのネックレスを忍ばせており、ストライプ柄のネクタイにネイビーのスラックスとごく一般的な制服姿。
備考:アジア系の顔立ちと名前だが、物心ついたときには英語圏におりとある白人女性の養子として育てられた。いきさつは一切知らされていないものの、養母には多大な恩を感じているため事情は死ぬまでに聞けたらくらいに思っている。また養母は古い貴族の末端の家系であったが、独身を貫いた上異邦人の子供を養子にする変わり者という認識をされているため親戚の集まりなどでは親子共々面倒そうな扱い受けていた。基本的には自主性を重んじてのびのびと育てられたが、将来を案じた養母が進学先だけは頑として譲らなかったため偏差値の高い全寮制のスクールへ入学し優秀な成績のまま最高学年を迎える。
ロルテスト:
( その知らせを受けたのは、授業中のことだった。担任の先生が焦った様子で僕を呼びにやって来たので、不思議に思いながら教室を出て。その場で何かを告げられるのかと思いきや、先生は廊下の隅の方まで歩を進めるとやっと僕に向き直り、恐る恐る口を開いたのだ。「お前の家に強盗か何かが侵入して、居合わせた保護者の方が……被害にあったそうだ。今日は早退して搬送先の病院へ向かう準備をして来なさい」震える足が一歩、自分の意志とは無関係に後ずさる。真っ直ぐ立っていることが難しくて、「……わかりました」なんて聞き分けの良い返事が口を出たことに内心驚愕する。僕は血の気が引いた手足になんとか鞭を入れると、寮の自室で身支度を整えた。逸る気持ちで病院へ到着し、案内された部屋にそっと足を踏み入れる。それから程なくして、母は静かに息を引き取った。「きっとあなたが来るのを待っていたのよ……」白衣の天使たちはそんなふうに僕を慰めたが、気の利いた返事はできなかった。ただうつむいて、強く奥歯を食いしばる。気を使われたのか、いつの間にか自分一人になっていた病室で母の亡骸をじっと見つめた。胸が張り裂けそうなほど苦しくて、どうにか落ち着ける方法を考える。答えは出ない。緩やかに思考を止める。そうしている間は世界も一緒に静止してくれているような気がしたが、僕の耳はほんの些細な物音を聞き漏らさなかった。
──ひらり。軽いものが床に落ちるような音。視線落とすと手紙か何かが右足の真隣に横たわっていて、一体どこから落ちたのだろうと辺りを見渡した。周囲にそれらしいテーブルや棚はない。右手に握っていたものを落としたような位置に寝そべるそれを不思議に思いつつ、緩慢な動作で拾い上げる。若干の厚みがあって、裏返しても、もう一度表を見ても、差出人どころか宛名すら書かれてはいなかった。一瞬あまりの逡巡の後、親指の爪で封蝋を剥がす。どうしてそんなことをしたのかはわからない。きっと普段なら大人に手渡して判断を仰ぎでもしただろうが、このときの僕はどうしてか、いつもとは違う決断をした。指の腹に感じた厚みの通り、入っていたのは薄っぺらい便箋ではなく重厚な一枚のカード。「今夜、お迎えにあがります……」その一文を口に出して反芻する。なぜだか今、とてつもなく泣きそうだ。母の死を目の当たりにしてなお涙だけはぐっとこらえて、感情の波を押し殺す努力ができていたのに。抑え込んでいたものが今にも決壊してしまいそうで、助けてほしいと心から思った。誰に?この手紙を寄越したあなたに。あなたしかいない。涙がとうとう滲んで嗚咽が漏れた。母がいなくなってしまう未来を、想像したことがないわけじゃない。だけどこんな結末、思いもよらなかった。「……絶対だよ」そう呟いて、左手の甲で涙を拭う。この犯行予告の差出人ただ一人に向けて、もう一度囁いた。「連れて行って、できるだけ遠くに……」カードを心臓のあたりにぎゅっと押し当てる。差し伸べられた手は掴み取ることに決めた。強く握って、絶対に離さない。 )
( そうしていつの間にか、僕は知らないベッドの上で微睡んでいた。ここまでの足取りを辿ろうと努力してはいるのだが、どうにも思い出せないでいる。見知らぬ天井と抜け落ちた記憶。不安を抱くには十分すぎる要素で、なるべく音を立てないよう上半身を起こしたはいいものの、ベッドから降りるのも恐ろしく途方に暮れていたそのとき。──コンコンコンコン。小気味の良いノックの音が響き渡り、びくりと肩が跳ねる。返事をするべきか一瞬迷ったが、案外すぐに「……はい」と声が出た。普段の僕ならどうしただろう。今日はいつもならもっと逡巡するような判断を早くに下している気がする。まるで一人で生きていくための練習を体が勝手に始めているみたいだと思った。僕の心を置き去りにして。 )
(/本当に違うんだ。普段からこんなに長ったらしいわけじゃなくて、これは回想混じりだから常時の2、3倍筆が乗ってしまっただけで……。いや、ごめん。挨拶もなしに言い訳から入って。
まずははじめまして。重厚な世界観に惹かれてやって来ました。僕みたいなので良ければぜひ参加させてもらえると嬉しいです。
それと一つ相談があるんだけどいいかな?参加方法の記事を見て思ったんだけど、"何かしらのエンドに到達した後、時を巻き戻して新たな道を歩み直すのは捕食エンドor隷属エンド到達後でしか想定されておらず、他のエンドに到達した場合そういったことは不可能"……なのかな。もし可能なのであれば、秘密の共犯者ルートでメリバを体験したあと、相性が良さそうであれば時を巻き戻して恋愛ルートを歩き直す、という体験をしてみたくて……。いや、不可能ならそれでいいんだ。これはきっと屋敷の想定にないワガママだろうし。その場合は秘密の共犯者or恋愛ルートのどちらに向かって歩いていけたらと思ってる。
もちろん、屋敷のお眼鏡にかなったあとの話だから、ご指摘などあれば遠慮なく言ってほしい。すぐに手を加えてくるよ。
じゃあ、手が空いたときにでもお返事いただけると助かります。ご縁がありますように。)
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