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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1218


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1120: レオ [×]
2024-06-23 14:28:38



>ギンハ(>1118


(先程とは打って変わって柔らかいような、いやに緩んだ雰囲気を纏う彼の仕草へ、仄かに不審を帯びた目を向けていたが、何か危機に類するそれではないと表情や声音に判断して素直に招きに応じる。抱え上げられる一瞬の浮遊感の後、座り込んだその背後から掛けられる言葉の甘さに妙に身をそわそわと、口許ももごもごとむず痒そうに動かしつつも、大人しくされるまま、教えを学ばんと紐を結ぶ彼の手元に見入る。「…なるほど、こうするのか。」頭に着方を落とし込むのと、彼の掌が髪に乗るのは殆ど同時であった。また下ろされたその場で、肩から踵まで己の姿を見回し服の心地と身丈の感覚を確かめる内、狐の彼はもう立ち上がっていた。「ああ、えと…そうか、良かった…?」咄嗟に顔を上げて返事をしたは良いが、どうもそれは的からずれている気がして、疑問符が語尾を追っていく。それでも去る背を見送った後、一人残った部屋の真ん中で改めて、彼が来る前より高い位置に映る内装を眺めつつ、状況の説明をもう一度反芻する。「……早くて今日の内、長くて三日、だったな。」歩幅や目線に違和はあれども、そのぐらいならば。そんな些かの楽観に思考を傾けて――かた、と風に窓が鳴る微かな空気の振動に再び肩が跳ねた。思わずそちらを振り返って歩み寄り、窓硝子やその向こうに何も無い事を視認した次、今度は室内で作業中の使い魔達の物音や揺れる尾に意識が引っ張られる。「……ん、んん?」いやに落ち着かない身体の感覚。……気の所為だろうか、どうも耳目や首回りがいつも以上にぴりぴりするような。それらを確信に至らせる暇も無く、また己の視線を奪ったのは、眼前を丁度横切った蜥蜴の尻尾。途端、目も瞳孔もかっと興味に開かれ――気付けば伸びた片手が寸での所で尾を掴み損ね、空を遠慮無しに握り込んだ所であった。「………?」使い魔などこの屋敷では見慣れている筈で、この蜥蜴の作業を妨げてもいけないと自制も過った筈。だからこそ、自らの行動にきょとんと空振った掌を不思議そうに見詰めて、小さな拳の開閉を繰り返し首を傾げる。だがそれも飯時の準備が整った事に掻き消え、普段のテーブルに着席してぴしり背を伸ばし、「……いただきます。」目の前に置かれた湯気立つ食物達に一声礼儀を正して食事を始めた。)


***


一つ区切りと見て言葉を掛けさせてもらう。…うむ。無事に、と言って良いのかは解らないが、とにかく小さくなる事は出来たな。折角だろうと、少々縮んだ後の事も描写させてもらったが……何か解釈違いだったらすまない。

さて、私がこの状態でラザロを呼ぶか、部屋の外を覗いた所に鉢合わせするか、または向こうが様子見に来るか……何れにしろ、彼と顔を合わせる事になるのは確定と見て良い。状況として一番可能性が高そうなのは、“今度こそ真っ先に思い付いたラザロを呼んだは良いが、待ちきれずに部屋の外を覗いた所に鉢合わせ”という所か。これに何か必要な描写があればそれを綴ってくるし、そうでなければこの前提を持ってそのまま次の夜に移ってもらって構わない。

それでは、次の返事を待っている。




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