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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1207


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1093: レオ [×]
2024-06-18 23:59:54



>クォーヴ(>1090


そうか、なら良いのだが。
…うむ、解った。それでは、手紙を書かせてもらおう。折角ミリアムに名を教わっているからな。ふむ、しかし……その、字が拙い事には目を瞑っておいてくれると助かる。

ああ。礼儀作法の整った少年でな、今は人前に出るのならと身なりを正している真っ最中のようだから、もう暫くは待っていてやってほしい。…だが、彼が扉を叩くのはそう遠い日でもないだろう。私も、彼を紹介出来る日を楽しみにしている。
それでは、私はこれにて下がる。互いに良い夜を過ごそう。


***


(山羊、もといインキュバスの彼と話した頃より、幾夜か眠った後。山に居た頃であれば生きる為に必要な作業や工程をこなす内に時は瞬く間と過ぎたが、此処ではそうもいかない。余るばかりの時間、部屋に閉じ籠もり過ごすには長過ぎて、ただ座っていては毎秒と感覚が鈍っていくような――「……退屈、か。」溜め息と共に零れ落ちた独り言。幾年ぶりに感じたのだろうその感情の解消に、顎に手を当て目を彷徨わせて、ほんの少しの思案。……頭に真っ先に浮かぶのはドラゴンの彼、それに連なって一つ目の彼女、そこから更にもう一転、「……ああ、そうだ。」記憶を辿り至ったとある怪物にほんの少し軽やかさを含んだ声を柔く響かせ、備え付けのペン、それに短冊と変わらぬ大きさの便箋を一枚手に取る。――“話、したい。君と。レオ”。相も変わらない幼いままの小さく丸い文字で、綴りの怪しい単語を数語並べた辿々しい手紙に、自身の名前を添えて。それを一回だけ折り畳みながら腰を上げ、作業中の使い魔の一匹へと歩み寄る。「君、少し構わないだろうか。」すっとしゃがみ込んで使い魔に目線を合わせ、「これを、ギンハという者の所へ届けてほしい。」手に持ったそれを目の前へ伸べ、簡潔に用件を。「…頼んだぞ。」手紙を託したその姿が消える直前にもう一言、期待を籠めた後押しを告げて見送った後。再び立ち上がってはまず、寝起きに乱れたまま放っていた髪に簡単に手櫛を通していく。続けて寝癖の解けたそれを項に纏めて結んだり、脱いでいた上着に袖を通したりと、来客を迎えるに当たって相応の身支度を整えつつ、呼んだその怪物の訪問を待った。)




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