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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1162


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1045: レオ [×]
2024-06-09 17:48:59



>マリーシュカ/ユギン(>1042


(一つ目の彼女と話してから数夜。今は丁度湯浴みも済んで、開けた窓から吹き抜ける風を緩やかに享受しながら、ドラゴンからの“お守り”を掌に眺めていた。自然に任せた髪が乾いた頃合い、響いてきたのは柔らかいノック音。……聞いた事の無い声。一瞬身構えるように動きは止まったが、その音色は此方を慮っているようで、強張りは直ぐ様消え去っていく。なれば、どうかと頼むそれに答えない由は無く、「ああ、今そちらに行く。少し待っていてくれ。」怯えや警戒も無くそうはっきりと声の主に言葉を返しつつ、“お守り”は胸元のポケットへ。それから解いていた髪を、湯上がりの暑さから旋毛の高さへ結い直し、簡単に身を整えてドアに向かう。隔てを払った先――まず視界に入るのは黒い布地に白銀の髪、それから、人にはある筈も無いが、見た覚えのある横長の瞳孔。「山羊、の…」ぽつ、と零れた興味と驚きの入り交じる声、同時に些か呆けた瞠り目を下げれば揺れる尾も認められた。「……あ、っと。すまない。君の目や尾が私がよく見た生き物に似ていたもので、つい目を取られてしまった。」しかし関心に思考が惹かれたのも数秒、不躾な目線を投げた事を詫びながら、今度は意識的に面を合わせる。「私はレオ。山で狩りをしていた者だ。」真っ直ぐ彼の瞳を見上げてはきはき朗々、まずは初対面の彼へ久方ぶりの自己紹介を。「君の名も、聞かせてもらえるだろうか?」堕天使の彼女や人狼の彼女、最近ならば一つ目の彼女、そしてドラゴンの彼。それなりに怪物との接触経験が積まれたからだろう、然したる緊張も見せない晴れやかな歓迎の色を表情に乗せ、山羊に似た彼からの名乗りを待った。)




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