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楽しく自由にいい加減に(リレー小説風なりきり)/206


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187: 暇人 [×]
2020-01-14 21:49:15

トモヤ「いや、これはどう見ても誰かに荒らされたと考えるのが自然だろう、これは流石にただ散らかってるんじゃない、明らかに異常だ…誰がなんの目的でそんなことをしたのかはわからないが、誰かに連れ去られたか…みんな何か手がかりがないか探してみてくれ」(この荒れ具合は普通じゃないと判断し、真っ二つに割れた机と粉々になった水晶玉の散乱する床を歩き、壁を注意深く観察し)

188: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-14 21:59:41

大蛇「ふむ、手がかり…か。
(そうポツリと呟き床に散乱する水晶玉の欠片を1つ手に取ると少し魔力を込めて。すると、粉々になった水晶玉は徐々に形を取り戻し、暫くすれば元の姿へと戻って)
ほれ、どんなもんじゃ小僧。
(とトモヤの方へ投げ渡し)」

Frisk「ん…なんだろう、この犬…。ごめんね、今ホネは持ってないんだ。」
(部屋の中から突然現れた犬が駆け寄ると頭を撫でながらそう言って)

Chara「チョコはないのかな?あ、こんな荒れてる所に無いかな。」

カナルニャ「うーん、手がかり…手がかり…手がかり……。」
(と考え込み)

カービィ「Zzzzzz…」
(こんな中ひとりグータラと寝ていて)

189: 暇人 [×]
2020-01-14 22:18:10

トモヤ「おお、すごいな…流石は聖獣、こんな高度な修復魔法そこらの魔法使いじゃ中々扱えない、ともあれ…こいつに何かヒントがあれば…って、その犬は逃してやれ、多分あいつが呪いの媒体に使おうと連れてこられたやつだ」(修復された水晶玉を受け取り早速調べようとしたところで犬の存在に気づき苦笑し)

しばらくして
トモヤ「…どうやら、やはりここに何者かが押し入ったみたいだ…一人は魔法使いではなさそうだがかなりの手練れだな、それとカービィによく似た風貌の剣士…そして、奴らは気になる言葉を残してる『これであの者らに情報が渡ることはない』…だと」(水晶玉に記録された映像を再生して見えたものをありのまま話し)

190: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-14 22:25:53

大蛇「気にするな、これぐらい、朝飯前だ。」

Frisk「そう、なんですか…?バイバイ犬さん、もう捕まらないようにしてね。」
(犬を抱えあげ、外に出してあげて)


カービィ「うー…これ、メタナイト…じゃないかなぁ……でも、だとしたら部下が大体いつもおともしてるけど…あの焼き鳥も居ないし…。」
(いつの間にか起きていて、うーんと水晶玉をみながら呟いていて)

カナルニャ「ふえ?カービィのお友だち?」

Chara「へ~仮面つけてるって…どんだけ顔にコンプレックスがあるんだろ~…。」

191: 暇人 [×]
2020-01-14 22:33:14

トモヤ「メタナイトか…とりあえずこの剣士はお前の知り合いなんだな、そして一緒にいるこの人間は普段一緒にいるお供ってのとは違うのか…だとすると、裏で大きな連合組織がなんらかの目的を持って動いてるって考え方も出来る訳か」(メタナイトがカービィの知人?とわかるとその発言から推論を展開して)

192: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 20:10:54

カービィ「まあ…戦った仲だよ。大きな連合組織…メタナイト、仲間想いな奴だし、そんな簡単に動かされてる訳ないはず……。」
(うーん…と考え)

大蛇「…仲間想いな奴なら、仲間が囚われているとか、弱味を握られているとかか?」

Frisk「……可哀想…。」

Chara「じゃあ、そのメタナイトをコッチ側に立たせる?」

カナルニャ「大声で呼んだら来るんじゃない?」

193: 暇人 [×]
2020-01-15 20:24:07

トモヤ「人質か…俺の知人もこうして拐われた、もしかしたらメタナイトって奴の仲間も同じように拐われてそれを人質にされているのかもしれないな…となると、この街で同様の事件が起きているのかもしれない訳だ…もしも、仕方なく従わされてるのなら、人質さえなんとかできればこっち側に引き込める可能性もあるな」(この場にいる全員の意見を参考に思考を広げて)

194: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 20:48:24

カービィ「うーん…一番手っ取り早い方法を試す?大声で呼ぶヤツ。」
(と訪ね)

195: 暇人 [×]
2020-01-15 20:54:33

トモヤ「まあ、試してみる価値はあると思うが…でも、そんなに簡単に外部と接触を図れるのなら最初から協力してくれそうな奴に声をかけてるんじゃないか?」(カービィの考えにやってみる価値はあると頷きつつも、少し引っかかる部分もあるようで)

196: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 21:06:06

カービィ「ふっふっふっ~…甘い!僕はここの誰よりもメタナイトの事を知っているからねっ!まあ、見ててよ!」
(自慢気に笑うと外に出て、何処からか出したマイクで「メッタナイトオオオオオオオオオ!!!!今来なきゃメタナイトのおやつ食べるぞオオオオオオオオオ!!!」と鼓膜が破れそうな程の大声で呼び)

Frisk「うわっ…!いてて…」
(空気の振動が強すぎて転び)

Chara「ははっ…本当に来そう…。」

大蛇「お…おお。デカイな。」

カナルニャ「来る!!絶対来る!!」
(目を輝かせ)

197: 暇人 [×]
2020-01-15 21:20:27

トモヤ「っ…!?鼓膜が破れるわ!…まさかこんなおやつごときで釣れる訳が…」(カービィの頭を叩き)

(すると、空に巨大な艦影が現れて)

198: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 21:28:28

カービィ「いてっ……何言ってるの、あの戦艦が、メタナイトのだぁよ。」
(戦艦を指差し)

カナルニャ「おお!かっくい~!!」
(目をもっと輝かせ)

大蛇「…ふむ、流石は星の戦士だな。こんな大物を、一本釣りとは。」

(すると、戦艦からコウモリのような翼の生えた何かが此方に向かってきて、カービィの目の前に着地し)

メタナイト「カービィ…前々から言っているだろう…私のおやつを盗るなと!」
(その何かはどうやらカービィの知り合いらしく、金色の珍しい形をした剣を持っていて)

カービィ「やっほ~。現銀河最強の剣士、メタナイト。」
(軽い声色で言うも、顔は真面目の色をしていて)

199: 暇人 [×]
2020-01-15 21:36:23

トモヤ「おいおいおい…マジか、ていうかこんなんで釣れちゃっていいのか銀河最強の剣士…っと、ご丁寧にツッコミ入れてる場合じゃなかったな、おい、あんたメタナイトと言ったな?この場所で俺の仲間を拐ったのはあんたか?」(ついついツッコンでしまったが、思い出したように真剣な表情になり)

200: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 21:43:39

メタナイト「……は?全く、身に覚えが無いのだが…。」
(きょとんとした表情で)

大蛇、カナルニャ、カービィ、Frisk、Chara「…ぇ」
(固まってしまい)

201: 暇人 [×]
2020-01-15 21:55:13

トモヤ「いい加減なことをいいなさんな、ならこの映像はどう説明つけるつもりだ?このシルエット、どう見てもあんただろう」

リッカ「それについては私が説明するわ…彼の言うことは本当よ、率直に言うならこの場所を襲撃したのはメタナイトであってメタナイトではないもの」(ブワッと風が吹いたかと思えばその場にいる全員の目の前に姿を現し、ゆっくり地面に降り立ち)

202: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 21:59:45

メタナイト「なっ…これは私では…!」
(言い返そうとしたときリッカが現れ口を閉じ)

大蛇「…調査は終わったのか、カテゴリー5。」

Frisk「わ…あ…!カッコいい…!!」
(登場の仕方に口許を緩ませ)

Chara「……どうやら、ド偉い人の登場…か。」

カービィ、カナルニャ「リッカ!」

203: 暇人 [×]
2020-01-15 22:12:19

トモヤ「リッカさん、それよりどういうことなんですか、これがここにいるメタナイトでなければ一体…」

リッカ「はいはい、慌てない慌てない順番に説明してあげるから。調査の方はまあ…まだ途中なんだけどね、一応分かったことだけは伝えておこうと思った訳…全員に聞いてもらいたい大事な話だから同じ場所にみんな揃ってて良かったわ」(ふぁさ、と髪をかき分けて不敵に笑い)

トモヤ「…!カービィ、伏せろ!」(何かを感じとりカービィを思い切り突き飛ばすと、殆ど予備動作なくリッカの指先から放たれた風の刃が先程までカービィのいた場所を粉々に粉砕していて)

リッカ「あーらら、残念。真っ先に一番厄介な星の戦士を片付けちゃいたかったのに…使えない弟子はとことん足を引っ張ってくれるわね」(ピストルのような形にした指先をフッと拭き、ニヤリと笑って)

204: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-15 22:21:07

Frisk「カービィ…!」
(目を見開いて驚くも大丈夫な事に胸を撫で下ろし)

大蛇「……ほお。なるほど、な。お前はカテゴリー5の存在を借りている訳だ。身の程をわきまえろ。」
(目を細め笑う素振りを見せるが本当に怒っていて、冷静を装い)

カービィ「……っぶない。ありがと、トモヤ。」
(ふ、と笑い)

カナルニャ「リッカ…じゃない…?」
(頭に疑問符を浮かべ)

メタナイト「なっ…?!貴様、貴様がコイツの仲間を拐ったのか…?!」
(剣を構え)

Chara「お偉いさんに化けるなんて、本当に身の程知らず。大人しく僕のEXPになってくんない?」
(大きなため息をつきナイフを構え)

205: 暇人 [×]
2020-01-15 22:43:29

トモヤ「くそ、油断してた…まさかリッカさんに化けてくるとは…よくよく視れば魔力の流れとかも全然違うじゃないか…いや、むしろ人間ですらない!?」(一番近い知人だからこそ疑わなかった自身の不覚に頭を抱え)

リッカ?「あーあ、バレちゃしょうがないわね。まあ、いいわ…オリジナルのカテゴリー5には及ばないこの力だけど貴方達を捻り潰すぐらいは訳ないし…それと、メタナイト卿…そろそろお芝居はやめたらどう?悪趣味よ。部下思いの素敵な騎士様は今頃大好きな部下のみんなと仲良くあの戦艦の船倉の中、でしょう?ちなみにあと数分もすればあの戦艦ハルバードと共に街のシンボルのスカイタワーに突っ込んで綺麗な花火を打ち上げる予定よ、楽しみね」(口元を醜く歪めて、彼らの側にいるメタナイトを指差し小首を傾げ)

(そしてリッカの言葉通りハルバードは真っ直ぐに街のシンボルであり街の主電源を担うスカイタワーへと一直線に向かっていて)

206: 寝子カナルニャ [×]
2020-01-16 20:57:50

大蛇「チッ…あ、待て!」
(歯ぎしりをして)

Frisk「セ、セーブが…使えない……!」
(黄色のケツイに触れセーブしようとするもエラーが起きて使えず)

メタナイト「そ…んな…!くそっ…アイツらだ…!!」
(悔やむように剣の持ち手を握り)

カービィ「………行かなきゃ!此処で悔やんでも仕方ないよ!ハルバートを止めて、アイツを倒さなきゃ!!来て、ワープスター!」
(暫く下を向いて黙っていたが、顔をあげワープスターを呼んで)

カナルニャ「うん!行こう!!」
(頷き)

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