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高校 図書室にて、図書委員は在る。/1173


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自分のトピックを作る
1021: 桐島三郎 [×]
2020-05-24 22:12:15

そういうんじゃねえんだ……、お前は悪くない。
……そういうのいちいち言わなくてもいい、好きにやれ。
いや苦いのがダメって訳じゃない、本当にこっちの事情で、薬は飲みたくないんだ。
あっ、あぁ…それなら良かった……。
……。
(両手で顔を覆い隠して相手が自分の頭を撫でやすいように屈み、相手から心配されて、更に撫でられるというのは無かったため、温かみがじんわりとしみるのが分かり、撫でられながら相手は悪くないといって。
相手から強く抱きつかれてもその力などたかが知れているため痛がりなどはせず、相手が自分に有無を問い、応えるまもなく自分に擦り寄ると、好きにやれと言ったのだからいちいち許可を取るなと。
相手の予想は外れ、自分は苦いものが嫌いと言うよりその逆、甘いもの嫌いの苦いもの好きであり、それは関係ないため心のうちに留め、昔色々あったから飲みたくないと正直に答えて。
相手が怒ったり悲しんでないことを確認すると安心し、良かったとほっと撫で下ろすものの、相手が言った通り、こっちも初めてでどう今から話せばいいかわからず、相手を見つめながら無言になる、という意味不明な現状になってしまい。)


製造した本人が副作用などないと断言していますが、その実態は分かりません、何せ完成品は砕かれ、残ったサンプルもドゥディスが飲み干してしまいましたから。
ですが、彼の様子を見る限り副作用はありませんね、そもそも身体が別物という部分もありますが、彼は神話上の英雄から指南を受けています、アタランテ、ヘファイストス、ペーレウス、アキレウス、アスクレピオス、ヘラクレス。
その眼は見通すもの。その唇は真実を語るもの。その手は悪しきを砕くもの。その足は全てを駆けるもの。
……今の彼にもその性質は受け継がれている、滅多なことでは死にません、そして何より。
彼がその気になれば、邪魔者がいないこの世界で、不老不死薬を作ることだって出来る。
副作用など、気にする方が阿呆というもの。
(相手の心配はご最もであるが、そもそも前世と今世は身体が違う、今の彼は不老不死ではない、ただの人間、とも言い難い力は持っているものの、副作用などは生まれから今まで見据えてきた賢者がないと、そして医神も断言している、だから、ない、とキッパリ答えて)

1022: 桐島 玲 [×]
2020-05-24 23:04:23

それじゃあ疲れちゃった?休む?あたしばっかり気持ちよくなっちゃダメだよね。……はいっ!
好きに……う、うん。じゃあ遠慮なく。
そっか~…だったらいつまでも元気でいなきゃねっ!いっぱい栄養とって、ストレスためないとか…?桐島さんがずっとずっと健康で居られるようにあたしも頑張るっ!
………な、なんか、ごめんなさい…。
(体調が悪いわけではないと分かると少しだけほっとするものの、顔を覆い隠す相手の様子が気になり心配な気持ちは残っていて、優しく頭を撫でながら休むかどうか提案したり、どうするべきか考えていて、ふと思いついたように頭を撫でている手を離すとその場に女の子座りをし、ニコニコと微笑んで相手の方を見つめながら、自分の膝の上をぽんぽんと叩いて合図して。好きに、と小声で復唱しながら何を考えたのか頬を赤らめ、先程から遠慮なく抱きついてしまってはいたが、相手から正式に許可が出たため離れる気はまったくなくなったようで、ドキドキと胸を高鳴らせながら相手のぬくもり、感触、匂い全てを堪能するように、デレデレと表情を緩ませながらぴったりと相手にくっついて。薬自体を飲みたくないのならば、病気にならないようにすること位しか思いつかず、知識も記憶も何もない自分にはありきたりな、当たり前のようなことしか言えないものの、これから先の相手にストレスを与えないようにする、そのために学んだり努力することは頑張れば出来そうだと思い、張り切った様子で、相手の健康のために出来る限りの協力をすると伝えて。自分の返答で無言になってしまった相手と向き合っているのは気まずく、経験豊富だと思っている相手が初めてだとは思いもよらないため、やはり相手は気の利いた反応もできず可愛くない態度をとってしまう自分に呆れてしまったのだろうか、他の女の子と比べてそっちの方がいいと思っているのだろうかと不安になり、先程まであんなに幸せだったはずなのにこんなに気まずくなるものなのだろうか、自分のせいなのだろうかと考える内に相手の顔を見ていられなくなり、申し訳なさそうに眉を下げて震える声で一言謝り、再びそっぽを向いてしまって)

副作用はないんですね。良かった…!
──でも、どうしてあたしにこの話を教えてくれたんですか?
(副作用はない、そのことだけが分かれば十分であり、ほっと息を吐きながら落ち着くように一旦メモを置き、一呼吸置くとまだ腫れて濡れている大きな瞳を相手に向け、不思議そうにぱちぱちと何度か瞬きをしながら軽く首を傾げ、次に気になった点について、桐島さんがドゥディスさんの生まれ変わりだということは何となく理解したものの、なぜ相手が今こうして自分の前に現れ、その話を伝えてくれたのかという点を尋ねてみて)

1023: 桐島三郎 [×]
2020-05-24 23:47:58

………いいのか?
どーぞどーぞ。
俺は免疫力が馬鹿高いからな、未知のウィルスでもない限り病魔には侵されん、最近なんか外で流行ってるらしいから外出一切してないし。
外と言えば、お前、どっか行きたいところとかあるか?
なんで謝るんだ!?初々しい反応も俺は好きだぞ!?
(相手が撫でるのを辞めると名残惜しいとは一切思わず、否、思わないことにし、相手が前々から自分が、あざとい、と敬遠していた女の子座り、別称ぺたん座りをすると少し苦い顔をするものの、理由は自分の髪であり、風呂には一応入っているものの、滅多に人が来ないところ故に洗ったりとかは気紛れのため、いいのか?と不安げに聞いて。
相手が言葉を復唱しても、顔を赤くしても、そもそも相手が自分の胸に顔をうずめているため見えず、分からずで、しかし相手がいい気分なのはわかり、撫でて。
相手がいかに頑張ろうと病魔は襲い来る、自分が病魔に侵されるのは仕方の無いこと、相手に責任を感じられるとこちらも困ってしまう、だからその話題を断ち、頑張れ、とは言わず、外の話題に変えて。
相手が震える声で謝罪すると驚愕に顔を歪ませ、なぜ謝ったのかを考えると自ずと答えが見え、すぐに相手をフォローして。)

……星々の合意、善意、お節介。そして何より。
貴女しか、今の彼を愛せるヒトはいない。
(相手の疑問には答えるものの到底理解できないもので、しかし最後、深刻な声のトーンで放った言葉、それだけは、意味が確立され、理解できるもので。)

1024: 桐島 玲 [×]
2020-05-25 00:44:04

もちろん。ゆっくり…できるかは分かんないけど、休んで?
…匂いもだけど、桐島さんの手も好き。きもちい…。
行きたいところ?う~ん…、好きな人と一緒に手を繋いで、景色が綺麗なところを歩くのとか、ずっと憧れてるんだよね。デートとかしたことないから分からないけど、2人で美味しい物食べたり、お買い物したり、公園とか遊園地で楽しく遊んだり、くっつきながらお星様を眺めたり…?そういう恋人っぽいことはしてみたいかも。
っ、ほ、ほんと…?
(理由は分からないものの何故か遠慮している相手を促すようにぽんぽんと膝を叩き続けながら、柔らかい笑顔を向けてもちろんと即答して。素直モードに一度火がついてしまえばとことん素直になるようで、すでに抱きついてしまっていることもあり、相手からは自分の表情や反応が見えないこともあり、うっとりとした甘い声色で撫でられた感想まで正直に口にして、満足そうに幸せを堪能していて。突然行きたいところを尋ねられれば宙を見上げて少し考え込むものの、そもそも行ったことがない、行きたくても行けなかった場所の方が圧倒的に多いため希望や憧れを挙げればキリがなく、知識や経験がないなりに何となく行ってみたい、やってみたいと思っていることを深く考えずに羅列していって。相手に力強くフォローされると、予想外の反応にこちらも驚いて目を丸くしながらおそるおそる相手の方を向き、不安そうに、確かめるように揺れる瞳で相手を見つめ、弱々しい声で尋ね返して)

──ッ、………!あの、っ、ほんとに……ありがとうございます、でも、ごめんなさい…。あたし、……っ、も、もうすぐ、振られちゃうかも──っ、うぅ"……!!
(相手の最後の言葉に思いっきり目を見開くと同時に止まっていたはずの涙がじんわりと滲んできて、初対面の、しかも桐島さんの師匠の前でみっともない姿を見せる訳にはいかないと思い必死で堪えようとするものの、何か言葉を発しようとすればするほど声が震えてきて、相手の言葉は有難く、その通りであって欲しいと強く思うものの、先程の霊と桐島さんのやり取りを嫌でも思い出し、桐島さんの方は他の女性でも、むしろ他の女性の方が良いのではないかと考えてしまった瞬間、一気に両目からぽろぽろと涙が勢いよく溢れ出して止まらなくなり、せっかく相手が気遣ってくれたにも関わらず自分が至らないせいで大好きな人に振られて別れてしまうのかと思うと申し訳なくてたまらず、ぐちゃぐちゃの酷い顔を隠すように俯いて両手でごしごしと目を擦りながら号泣し、とうとう弱音を零してしまって)

1025: 桐島三郎 [×]
2020-05-26 00:40:12

あ、あぁ……そう、じゃあ失礼して…。
は______あ、お前そういうの良くないぞ、襲いたくなる。
意外とハードルの高いことを言うんだなお前。
ん______どうだろ、景色が綺麗かはわかんないけど、ま、今度そこら辺散歩して、お前の言う通り色々やるか?
ほんとほんと、マジマジ。
(歳は近いがあまり無知な少女にこんなことをさせるのは如何なものかと思うが、相手から提案してきたのだから悪くない悪くないと自分を押し殺し、ゆっくりと相手の膝に頭を置き、寝転がると、相手の顔が見えない方向を向いて。
甘い声色、その声を聞くと可愛さや色々な考えが渦巻き、結局それに通じてしまう自分が嫌になるものの嘘をつきたくないという理由から正直に言い、相手の髪に指を通すと直すようになでて。
相手の恋人っぽいことのハードルが自分からすると馬鹿みたいに高いが、よくよく考えると普通なため、しかしさすがに全てをやることは不可能だから、次の外出ついでに相手とのデートを提案して。
相手の揺れる瞳を前にするとフォローせざるを得なく、そもそもこれ以外の反応を見たことは無いため嘘にはならないと自分を押し殺し、首を縦に振って言うと相手の返事を待ち)

……大丈夫、見ていましたから。
私は誓約上答えになり得るものは言えません。
しかしです、ヒントを与えてやれる。
……いいですか、愛し子、人の子よ。
貴女は振られてなどいません、もう一度、彼と話し合いなさい、そうすれば、きっと、彼の真意が知れる。
(相手の号泣の理由はわかっている、すれ違いと勘違いが起こした事故だ、しかし答え、桐島三郎の心情を全て暴露してしまうのはできない、まず相手の涙をそっと拭き、涙が出ないように頬を抑えると相手の目を見て、冷静にさとしてやり)

1026: 桐島 玲 [×]
2020-05-26 01:36:52

……どう…?や、やっぱり普通に布団に寝た方がいいかな…!?
へっ!?え、…あ……、……良くない、の?
え!い、いや、本当に行こうと思って言ったんじゃなくて──、でも、うん。桐島さんがいいならお散歩したいな。
…ふふ、ありがと…嬉しい。
(自分から言い出しておきながら、当然膝枕など初めての経験で正しい姿勢や座り方もよく分かっておらず、いざやってみると意外とかなり恥ずかしくもあり、これで本当に相手はリラックス出来ているのだろうかと不安になり、再び相手の頭を優しく撫でながらおそるおそる感想を尋ね、ついでに相手に逃げ道を与えるかのように布団の方がいいかなとぎこちなく付け足して。相手の言葉に驚いて、擦り寄っていた動きが一瞬止まり、相手の身体に顔を埋めたまま相手の見えないところで耳まで真っ赤になってフリーズするものの、お互いに付き合っていて、こんなにも大好きで、そんな相手に襲われるのは果たして良くないことなのだろうか…と脳内で巡らせていた思考が、相手に抱きついているため非常に小さく篭った声ではあるが、気がつけばうっかり口に出ていて。ただ行きたいところを並べただけで実際に全てを叶えてもらおうなどとは考えていなかったため、ハードルが高いと指摘されると慌てて右手を振って否定し、それでも相手が叶えてくれると言うのなら、本当に相手とデートが出来るのならどんな内容でも舞い上がってしまいそうなほど嬉しくて、期待しすぎないように、相手の負担にならないようにとニヤニヤしたくなるのを必死に我慢しつつ、少し遠慮がちにもじもじしながら素直な想いを伝えて。相手の言い方では本心なのかフォローのための言葉なのかは分からなかったが、不器用な自分の態度に呆れられたりがっかりされた訳ではないことは伝わってきて、それだけで相手の言葉はとても安心出来るもので、ほっとしたように目を細めて微笑むと、まったく慣れておらず可愛げのない自分を受け入れてくれたことが嬉しいと勇気を出して言葉にし、まだ恥ずかしさや気まずさはあるものの、じっと相手を見つめて少しだけ、控えめに相手に近付いてみて)

見てた……あっ。そうですよね…!
う~……、……わ、分かりました…。信じます。このまま何もしないで振られちゃうよりは、ちゃんと話し合ってから振られた方が……っ、……何から何まで、ありがとうございます。
(相手が相手なため、冷静に考えればこれまでの経緯を全て見られていても何ら不思議はないものの、そんな当たり前のことにさえ気づけないほど頭の中はいっぱいいっぱいで、今相手に言われてようやく全てを見られていたことに気がつくと、先程まで必死に話をぼかして回りくどい言い方をしていた自分が少し恥ずかしくなり、ハッと口元を手で覆い隠して。ただしいくら相手の言うこととはいえ、先程部屋を出ていった桐島さんの様子や言葉から考えれば振られていないというのは正直なかなか信じ難く、戸惑っている様子で唸りながら悩みに悩み、ここは相手の言葉を信じてもう一度話し合ってみようと決意するものの、やはり自信はなく、振られる前提の返事をしてしまいそうになったため自分を奮い立たせるように首を振って言葉を止め、もう泣かないようにきゅっと眉間に力を込めると、濡れた瞳で真っ直ぐに相手を見据えて、改めてお礼を述べて)

1027: 桐島三郎 [×]
2020-05-26 23:06:01

…自分で休んでとか言ったくせに,そんなこと言うのか?
よくない、壊しちまうからな。
じゃ、近いうちにな、でもその服じゃ無理だな、また何か買ってくる。
……あんまり近づけないでくれ、また襲いたくなる。
(自分でも驚くほど安心できて,眠りに落ちそうになり、相手の言葉で眠気が覚める、しかしその声はこの居心地のいい枕を離すという選択肢を与えてくるもので。
相手から膝を叩いて誘ってきたくせに,自分で逃げ道を用意するのか?と言いたげに。
相手の言葉を聞き,相手を壊してしまうから,とさも当然のように言い返し,、相手の頭を撫で続けると恐ろしげに微笑んで。
相手とデートができる,それだけでかなり嬉しく,内容など二の次,相手と少し考えが合っていることなど知る由もないまま,相手が制服を剥がれてロクな服を着ていないことを思い出すと,相手の纏う勇逸のコートに隙間から指を引っ掛け,クイッと引っ張って。
相手が安心したのを確認して自分も安心するのも束の間,まだ見つめ合っていた相手が距離を詰めてくると互いの熱烈な視線に耐えれなくなり目線を外し,ウブな反応ではあるが脅しのように言って)

…当然のことをしたまでです。
彼を救う選択をできるのは貴女だけ,師として他人任せは恥ずべきことではありますが。
………貴女は愛されている。任せる価値がある。私の恥より,それは上回る。
…あとは頼みましたよ,私は,私達は,見守っています。
そして仲直りした際には,私の名を決して出さないよう。
……では。ペーレウスとドゥディスによろしく。
(相手を助けるのはあくまでドゥディスを助ける為だ,しかしそれ以前に,自分自身言い聞かせても彼女を見過ごせない,故に助ける。星々の総意を独断としたのだ。
これ以上は,相手に任せるしかないと,いくつかの約束と言葉,ペーレウスとドゥディスによろしく,と言い放ち。開いた窓から突風と共に駆け抜けて,空へ駆け上がると,見えなくなって。)




1028: 桐島 玲 [×]
2020-05-27 00:02:41

だ、だよねっ?でも、ちゃんと休めてるのかなーと思って…休めそうならいいの。
……?こんなに優しくて気持ちいいのに…?
あ、ありがと…し、下見ないでね…!
……嫌?
(相手の指摘はごもっともなため同意しつつも照れ臭さを隠すかのように早口で言い訳を付け加え、それでも相手がこのままで良いと思ってくれているならばそれは自分にとっても嬉しく、そうであって欲しいと願いながら大人しく引き下がって話しかけるのをやめると、相手に少しでも安らいでもらえるよう、ゆっくりと頭を撫で続けて。先程から自分に触れてくれている相手の手はとても優しくて心地良いため、そんな優しい相手と壊してしまうという発言がどうしても結びつかずにキョトンとし、再び頭をすりすりと擦り寄せてうっとりと撫でられながら不思議そうに尋ね返して。コートを引っ張られるとほんのり頬を染め、引っ張られた部分を覆い隠すように上から軽く手を添えながらお礼を告げ、このまま見下ろされると隙間からコートの中が見えてしまうかもしれないと意識し、赤い顔で相手を見上げると、焦った様子で下を見ないよう付け足して。先程はあんなに幸せな時間を過ごしたのだから、自分としては少しでも好きな相手の側にいたくて、近付きたくて勇気を出してはみたものの、相手に視線を逸らされた上に拒否されてしまえば従うしかなく、言われた通りに近づこうとするのをやめると悲しそうに眉を下げ、自分が近づくのは嫌かと聞いてみて)

ぺーれうす……あ、──えっ?居ない…。
……どうして言っちゃいけないんだろ…?──じゃなくてっ、……桐島さん、探さなきゃ…!
(しっかりと目線を合わせながら相手の話を聞いていたものの、最後に出てきた名前に軽く首を傾げ、自分がとったメモを見返してみればその名前が書いてあったため、先程の相手の話にちらりと出てきた名前だと気がついた瞬間、窓の方向から風のようなものを感じて再度顔を上げて見れば、メモを確認していた一瞬の隙に既に相手の姿は見えなくなっていて、立ち上がり窓の側まで行くと、なぜ相手の名前を出してはいけないのだろうかという疑問を無意識の内に呟きながら窓の外を眺めたまましばらく呆然と立ち尽くし、しかしこんなことをしている場合ではないと我に返れば考えるより先に身体が動き、メモを握りしめたまま駆け出し、勢いよく部屋を飛び出して)

1029: 桐島三郎 [×]
2020-05-28 00:28:52

……こんなガキみたいな眠り方,やるのいつぶりだろうな……5,216年前ぐらい…か,な…。
んー……そうだな,男は皆オオカミ,獣なんだよ。
少しぐらいよくねー?少しだけだからさ。
嫌じゃない…嬉しいよ,だけど恥ずかしいんだ。
(相手が何かを喋っていても,喋り疲れて眠くなり,好きな人の膝枕など普通なら緊張して眠れないものだが,例外らしく夢現ながらに喋り,最後にぽろっと言葉を溢すと,眠りについて。
相手の頭を撫でることだけはやめず,段々猫を撫でているような感覚になり,頭だけじゃなく無意識のうちに首筋を撫でたりしていて,しかしそこまで考え込んでいるということでもあり,相手にダイレクトな表現をするのはいかがなものかと思い,はぐらかして。
赤くなった相手を見ると虐めたくなり,相手の隠す手の上に手を覆いかぶせ、軽いノリで退かそうと少し力を込めて笑い言い。
自分の羞恥心は大事であるが,相手が悲しくなるならそんなもの投げ捨て,嬉しいよと言葉を重ねると相手を抱き寄せ,羞恥心は少しだけ残るものの,言葉にすると少し軽くなり)

!?……あ,あぁ、玲,か。
……決まったのか。
(かなりの間考え事をしていたらしく,過剰なストレスか色々な感情を抱きすぎたのか前髪の一部が白くなっており,相手が出てきたことに気付くと少し元気のなくなった顔で薄く無理に微笑むと,疑問形にはせず,離別をするか,決まったか否かだけ聞いて。)

1030: 桐島 玲 [×]
2020-05-28 01:30:38

──ふふ、やっぱり、かっこいい…。
んー…桐島さんなら絶対、優しい狼さんだよね。
む、無理ー!し、下、着てないんだから…!
あたしも恥ずかしいけど…、この方が好き。
(相手とは反対に恥ずかしさでいっぱいでドキドキしている内に、いつの間にか相手は寝言かそうでないか分からない言葉を呟いて眠りについており、相手が意識を手放した頃にようやく気持ちが落ち着いてきて、愛しそうに目を細めて相手の寝顔をそっと覗き込めば思わず笑みが溢れ、その姿に思わず見とれてしまいながら、相手が起きている時には恥ずかしすぎて決して言えないであろう本音を小さく口に出し、優しく相手の頭を撫で続けて。撫でられれば撫でられるほど、あまりの気持ちよさに頭がふわふわとしてきて、何も考えられないまま相手に触れられる感覚を堪能しつつ、首筋を撫でられると更に嬉しそうに声を漏らし、もっとと強請るように埋めていた顔を上げ、無意識に相手が撫でやすいような角度で頭を差し出しながら、蕩けきった様子で返事をして。からかうような相手の言葉に更に焦り始め、隠している手を退かされまいとこちらは全力を込めて抵抗し、本気で嫌がっているというよりは、本気で恥ずかしがっているという表現が相応しい様子で、慌てるあまり言わなくてもいいことまで口に出して説明しながら、真っ赤な顔で相手を見つめて。抱き寄せられると恥ずかしさはもちろん、それ以上の安心感と嬉しさに包まれて、やはり好きな人にはくっついていたい、恥ずかしがって離れてしまうより、こうして相手と触れ合っている方が断然幸せだと強く思い、少し恥ずかしそうにぎこちなくもじもじとしながらも、近付いている方が好きだと素直に呟いて)

っ!?え、と……その、…う、うん…?
(てっきり相手は図書室から出ていってしまったとばかり思っていたため、部屋から出た瞬間に相手が居たことにまず驚き、ぴくっと肩を揺らして足を止め、相手の前髪の色が変わり、やつれたような表情になっていることに重ねて驚き、これから相手を探しに行くつもりだったこともあり、感情に任せて勢いで部屋を飛び出したこともあり、心の準備が追いつかず、何も言葉が出てこずに目を丸くしたまま無言で相手を見つめて固まってしまい。驚きでうまく回らない頭でなんとか相手が発した言葉を理解しようとするものの、決まったもなにも、自分の中では端から相手と別れたいなどという選択肢は微塵もないため、噛み合っていない様子の相手の言葉にキョトンと首を傾げて考え込んでしまい、自分の中の相手への気持ちは、結論はたった1つしかなく、〝決まった〟というよりも〝元から決まっている〟が近いような気もするが、とりあえず頷いてみて)

1031: 桐島三郎 [×]
2020-05-29 00:52:51

ぐー……ぐー……。
いやぁ、狼なんてみんな怖いし獰猛で盛りがついたもんだぜ?俺が例外とは限らねえよ。
……流石にそりゃやめとくか、お前も乙女だもんな。
…そりゃ、良かった。
(いつもなら静かに眠って寝息を立てているのに、何故か今回だけ馬鹿みたいな鼾をかきながら、それほど居心地がいいのかは彼自身のみ知るため分からず、当然こぼした相手の言葉は聞こえない、だからこそ、静かな部屋で静かではない状態で眠り続けて。
相手に求められると撫でない訳にもいかず、やはり猫なのではという考えが巡るが気にしない事にし、相手が自分のことを優しい狼というものだから、少しぐらい、狼の、獣の怖さを味あわせてやってもいいか?と考えるが煩悩を打ち砕き、笑いながら変わらず撫で続けて。
まさか何も着ていないとは思っていなかったため、相手の手が無かったら相手の色々なところが見えていた、そう考えると途端に恥ずかしくなり手を離し、その話した理由を適当に作り、言って。
相手が自分と触れ合うことが苦手だったりしたらどうしようなどと考えていたため、相手の返答に安心し、優しく相手を抱き締めると耳元でそう囁いて。)

……そっか。一応聞くけどさ。
……俺と、居たいか?
(相手と会話が少し噛み合っていないことは理解しているものの、それもこれも、相手が離別を選べばどうでも良くなる。
相手に答えを聞くのではなく、自分からYESNO問題のような質問を投げかけ、断られる覚悟もしているのか、その微笑みは儚げであり、痛々しげで)


1032: 桐島 玲 [×]
2020-05-29 02:06:52

…………。
あたしには分かるの、桐島さんは優しくて素敵な狼さんだよ。
う、うんうん!…あたし、何言ってるんだろう?
っん…ずっとこのままで居られたらいいのに…。
(起きている時は自分より何でも知っていて、強くて頼りになっていつも自分を守ってくれる、そんな風に自分の目に映っていた相手が、今こうして自分の膝の上でこんなにも無防備な姿で眠りについてくれている、それだけ自分に気を許してくれているのだと思うと嬉しくてたまらず、幸せそうに微笑みながら相手の寝顔を眺め続け、その寝顔は普段の相手よりどこか無邪気で幼げに見える気がして、じっと見とれるあまりいつの間にか頭を撫でる手も止まってしまい、ただただ吸い込まれるように相手の寝顔を眺め続けて。脳が蕩けきっていてまともに思考が巡らず、相手のいう狼の意味など深く考えきれていないものの、自分の中で確かに言えることは相手は絶対に優しいということであり、それは今まさに自分を撫でてくれている手の優しさが物語っているため、心地良さに酔いしれて表情を緩めながらもはっきりと即答して。相手が手を離してくれると安心したようにこちらも手の力を抜いて、相手の言葉に同意するようにコクコクと大袈裟に何度も頷くものの、ほっとした途端に先程の自分はなぜ余計なことをわざわざ暴露してしまったのだろうかと別の意味で恥ずかしくなり、真っ赤な顔でもじもじとしたまま、なぜか疑問形で後悔の念を呟いて。抱き締められたまま耳元で囁かれると、耳に触れる吐息にさえドキッと反応してしまい小さく声を漏らして、頬を紅潮させながら自分からも相手の身体にぴたりとくっつき、幸せなこの時間がずっと続けば良いのにと、うっとりとした声色で願いを口にして)

……うん。居たい。好きだもん。
でも──好きすぎて、あたし、すごく我儘で贅沢なこと、いっぱい考えちゃったし、桐島さんのことも、こんなに傷つけて……桐島さんに謝らなきゃいけないこと、たくさんあるし、本当は……居たいなんて、思っちゃダメって、分かってるけど……っ、
(相手の痛々しく繕われたような笑みを目の当たりにし、やはりこれから自分は振られてしまうのだろうと改めて思い知らされると、こちらもどうしても重々しく神妙な表情になってしまい、自分の勝手で我儘なヤキモチのせいで相手を振り回してしまったどころか、自分と居るせいで相手がこんなにもやつれてしまっているのだと思うと、ここで相手と居たいなんて答えてはいけないのだと心の奥では分かっているものの、自分は相手の師匠の言葉を信じると決めたばかりで、何よりも自分の気持ちに嘘はつけず、特に相手には嘘はつけないため、躊躇う様子を見せつつもしっかりと相手を見据え、震える涙声ではっきりと自分の気持ちを告げ、たとえこれから振られてしまうのだとしてもきちんと相手に謝りたくて続けて言葉を紡ごうとするものの、相手の次の言葉を聞くのがたまらなく怖くて、足はがくがくと震え、紡いでいくうちに相手との様々な思い出やたくさんの想いと一緒に涙まで押し寄せてきてしまい、泣かないように堪えるのに精一杯で)

1033: 桐島三郎 [×]
2020-05-30 00:52:40

…玲……どこだ……。
お前は後で意味を調べような。俺もそこまで優しくはならないし。
自分で言ったことには責任を持つべし,俺が言えたことじゃないけど。
無限はない,無限は有限を定めてこその無限だ,だけど,その有限の続く限りは一緒に居よう。
(相手の自分を撫でていた手が離れると虚空へと手を伸ばし,相手の名を呼ぶと手をふらふらと振って,相手が手を握ってくれるのを眠りながら待って。
自分の言ったことに疑問を抱くならそもそも言わなければいいのだが,それをするのが難しいのが人間、仕方ないと割り切るのもいいが,ちゃんと直さないといけない。
責任を持つところから、自分もまだできていない事を相手に言ってみて。
相手の耳元から離れると抱きしめたまま,しかし抱きしめている都合上話した言葉は耳元に囁く形になってしまい。
要するに,自分の人生は相手と共にある,そういうことだ。)

……え…?
俺があんな事をして……まだ…,好きなのか?

…違う,違う,俺だってお前といたい,だけど……。
お前の気持ちを分かった気になって…だから,俺となんて居たくない,別れたほうがいい,って思い込んで……。
……俺,お前のコトなんも分かってなかった。
俺だってお前と居たいんだ、傷付いてない,お前が帰ってくるなら,傷付いたって,構わない。
……謝らなくちゃいけないのは俺だ,ごめん。
(相手の言葉で目を見開いて相手の方を恐る恐る見ると,泣きそうになっていることに気づき,自分はわかった体で何も分かっていなかった。
話が噛み合わないのも当然だ,互いに勘違いをして遠ざけていた。
……相手の言葉に悉く慈愛を返し,深く頭を下げて,相手の方へ手を伸ばして,許されるのならば相手とまたいたい,それを体で示して)

1034: 桐島 玲 [×]
2020-05-30 01:56:58

ここだよ、ちゃんと居るよ。
ん~…?うん、後でね?きもちいから、今は無理…。
は、はい、……い、今だけ、たまたまだから…くしゅんっ、
な、何かそれ──、
(名前を呼ばれると伸ばされた相手の手を優しく、でもしっかりと握りしめ、眠りながらでも自分のことを考えてくれていることが嬉しくて柔らかな笑みを浮かべ、空いた手で再び相手の頭を愛しそうに撫でながら呼び掛けに答えて。意味を調べることに異議はない、と言うよりもふわふわとした頭には相手の言葉がまともに入ってきておらず、今この心地良さを失ってしまうのは困るため、恍惚とした表情で相手にすりすりと擦り寄りながら、ほとんど何も考えていないような緩みきった口調で言葉を返して。正論すぎる相手の指摘に思わず敬語で返事をするものの、下に何も着ていないのは先程シャワーを浴びたせいでたまたま今だけであり、いつもそうだと思われるのはいち乙女としてかなり不都合があるため、更に顔を赤く染めながらもその点だけは訂正し、湯冷めしたのか、思い出した頃に寒気がやってきてくしゃみをして。抱き締められたまま至近距離で耳元にかけられた相手の言葉は、この良い雰囲気も相まってまるでプロポーズのように聞こえてしまい、勝手にひとりで意識してドキドキと心臓の音が煩くなり、耳の先から首元に至るまで真っ赤になったまま言葉を失って)

へ………?
……あたしの方こそ、桐島さんに呆れられちゃったかと思って、もうあたしとは居たくないのかなって……だから、一緒に居ない方がいいかもって、振られちゃうかもって、ずっと……だってあたし、すっごく我儘で最低なこと思ってたから。あの時…桐島さんが他の人と付き合おうとしたの、本当はすっごく嫌で、モヤモヤして……勝手にヤキモチ妬いてたの。ほんとに、ごめんなさい…桐島さんが誰と付き合いたいって思っても、そんなの自由なのにね…っ、…そ、それでも……ゆるして、くれる……?
(予想外の相手の言葉にこちらも目を見開いて、どうやらお互いにすれ違いが起きていたようだと理解し、伸ばされた相手の手をすぐにでも取ってしまいたかったがそれは出来ず、その手を泣きそうな顔で見つめたまま震える声でたどたどしく心の内を語っていって。霊が少し口を滑らせたとはいえ、きっと相手は自分が嫉妬していたことは知らないだろう、だからきちんと打ち明けて謝って、自分がどれだけ我儘で贅沢なのか、それを知った上で許して貰わなければ相手の手を取る資格はない気がして、不安に足を震わせ、瞳を揺らしながらも絶対に泣くまいと涙を堪えて全てを打ち明け、何を言われても受け入れる覚悟で、頭を下げる相手を見据えて)

1035: 桐島三郎 [×]
2020-05-31 00:43:27

……zzz
…あーはいはい,分かったから今は堪能しとけ。
ほんとぉ?……寒いのか?何か着るか?
?…どうかしたか?変なこと言った?
(相手に手を握られると安心しきり,相手の手を握ったまま静かに眠り直して,撫でられると寝息を立て,そのまま,眠り続けて。
今の相手に何を言っても反応しないだろうな,と予想すると,とりあえず今はこれを堪能させて,後々調べさせよう,とちゃんと後のことを考え,自分の理性をしっかりと押さえながら撫でて。
相手が今だけ下を着ていないというのも少し疑問に思い,にんまりしながら真意を問うものの,相手がくしゃみをすると寒いのかと思い,問いかけ,自分の黒コートを脱ぐと相手にかぶせて心配して。
この言葉がプロポーズ的なものになっているというのには気づかないというか,思っていないようで,変なこと言ったのか?と疑問のまま聞いて)

…許す,許さなきゃいけない,そうじゃなきゃ俺も許されない,一度誤った以上,お前はもう謝らないでくれ,俺も謝らない…許されるなら,許すなら,この手を,取ってくれるか……?
(相手を許さないわけはない,そんな理由関係なく,自分も悪い,だが相手も悪い,自分だけに悪を押し付けるとまた相手に責任を感じさせてしまう,だから,言った。
許して,そして相手日も許してもらうために,手を一度引っ込めると差し出し,取ってくれるか,と聞いて)


1036: 桐島 玲 [×]
2020-05-31 01:54:55

…夢、見てるのかなぁ?だといいな…。
はぁ…しあわせ……魔法みたい…。
ほ、ほんと!シャワー浴びたついでに洗──って、それはもうよくてっ!桐島さんが寒くなっちゃうからダメだよ。
変っていうか、その……えっと、
(相手がぐっすりと眠る姿に見入ってしまいながら、寝言で名前を呼ばれたことが余程嬉しかったらしくまだ余韻に浸っていて、今頃夢を見ているのだろうか、それは自分の夢なのだろうか、と想像してみればくすぐったいような気持ちになってきて頬を緩めつつ、手を握ったまま優しく頭を撫で続けて。撫でてくれる手がどこまでも優しいからなのか、それとも好きな人に撫でられているからなのか、いずれにしてもただ気持ちいいだけではなくこんなにも心が満たされるのは魔法のようだとぼんやり考えながら、とろとろに蕩けきった甘い声を漏らし、相手の言葉通りにたっぷりと癒されていて。相手の言葉に乗せられたようにムキになって真っ赤な顔で説明しようとするものの、余計なことを口走れば更に恥ずかしくなるだけだと思い直して言うのを止め、湯冷めしたせいで確かに寒くは感じるものの、相手まで寒くなってしまうのは避けたいため、相手がかけてくれたコートを慌てて脱ぎ、返そうと差し出して。相手の反応からしても、こんなに過剰に意識してしまっているのは自分だけだということがよく分かり、何とも思っていない様子の相手にどう説明して良いのか迷ってしまい、紅潮した状態のまま、もごもごとはっきりしない様子でまごついて)

ッ……あり…がと……っ、ずっと……す、好き……!
(はじめてときめいたことを自覚してから今この時まで、相手のことを想わない瞬間などはなく、お互いに誤解してしまっていた間ももちろんずっと相手のことが好きで一緒に居たかった、結果的にすぐ隣の部屋に居たとはいえ、相手が部屋を出ていってしまってから離れ離れになっていた時間はとても不安で、寂しくて、辛くて、長い長いものに感じられて、そんなことを考え、それでもこれから先も相手の側に居ても良いのだと知れば、洪水のようにたくさんの感情が押し寄せ、もう泣かないと決めていたにも関わらず泣かずにはいられなくて、堪えきれなかった涙で瞳をいっぱいにしながら、ゆっくり、愛しさや有り難さを噛み締めるように、差し出された手に向かっておそるおそる両手を伸ばし、遠慮がちに、それでも大切な宝物を包み込むかのようにそっと両手で握って)

1037: 桐島三郎 [×]
2020-06-01 01:28:11

………。
俺は魔法使いでもあるからナー,しょうがないよナー。
シャワー室で洗うんじゃない,あそこ他の生徒も使うんだぞ,きったねえし。
俺は寒くていい,寒く感じるならお前が着ろ。
?…言いにくいなら無理して言わなくていいぞ。
(寝息が少しずつ掻き消えていき,相手の言葉以外はこの空間には静寂しか残らず,先の自分の無意識的行動が相手を余韻に浸らせている,とは到底思わず,というか考えることもできなくて。
今の相手ならば何言っても気に留めないだろうなー,と考えると、撫でている手に少し力を込めると自分が魔法使いだのなんだのと普通ならあり得ないことを口にし,変わらず撫でて。
失言を追及することはなく,しかし相手がシャワー室で洗ったことだけは注意し,辛辣な物言いをし,そしてその後すぐに,お前は汚くないぞ!?とフォローを入れて。
差し出されると一度受け取るものの,ごく自然な動作で彼女へコードを掛け直し,主張を曲げないまま言って。
相手が恥ずかしそうにしているということは今のは失言だったのだろうと恥じ,言わなくてもいいと告げて)

…泣いていいんだ,泣きたい時は。それは糧だ,未来へのな。
(相手のことを想って過ごしてきた,相手が来るまでは空っぽで,いつか消えてしまいそうな自分,それをつなぎ止めてくれたのが唐突に現れた彼女だったのだ,それを失い、あまつさえ自分の善意で失うなど,己の善性を疑うこと他ならない,何より,相手を失いたくなかった。
その喜びは大きく,相手と同様涙が溢れそうになるものの,ギリギリで堪え,自分は泣かないのに相手は泣いていいと甘いことを口にし,繋いだ手に頭をそっと当てて)

1038: 桐島 玲 [×]
2020-06-01 02:32:43

……ふふ、
そうかも、だってこーんなにふわふわするし、とろとろするし、きゅんってするもん。
…あー、ごめんなさい。実は、洗濯機がボンって爆は…こ、壊しちゃったかも、知れない……です。
ええっ?……さ、寒くないから!
うん……ありがと。
(慣れない膝枕で足が痺れたりしそうなものだが、相手の寝顔を眺めるのに夢中になっているおかげか不思議と疲れを感じることはなく、幸せそうな笑みを零して大好きな人の頭をひたすら撫で続け、握った手を離すことなく愛しさを感じていて。溶けきった脳は魔法使いという相手の発言をすんなりと受け入れ、何の疑問を抱くこともなく肯定し、とうとう語彙力もいつにも増してなくなって、オノマトペで感想を綴りながら相手に身体を預けるように擦り寄り続けて。注意されたことに謝りつつも、それに関連して更に相手に報告すべきこと、謝らなければならないことを思い出せば後ろめたそうにしょんぼりとした表情で俯き、気まずそうに両手をいじいじと動かしながら洗濯機を爆発させてしまったことを今更ながらに打ち明けて。相手の優しさを有難く思う気持ちと、相手の寒さを心配し申し訳なく思う気持ちがせめぎ合った結果、後者が勝ってしまい、強がるような嘘が口をついて出てしまって。抱きしめられているため、今こうして話している相手の言葉も吐息が感じられるほど耳のすぐ近くで聞こえていて、既に意識してときめいている自分にとっては相手が話す度にドキドキと胸が高鳴ってしまい、余計な言い訳をする余裕もなく、相手の言葉に甘えることにして、真っ赤になったままお礼だけを述べて)

桐島さんっ……!!
あたし、これから……ちゃんと強い子に…良い子になるね……っ、
(相手の言葉が引き金となったように両目から大粒の涙がぽろぽろと溢れ、流れ出したそれを止めることもできないまま、我儘でまだ何も知らない、何も出来ない自分だけど、許してくれた相手の優しさを無駄にしないために、これからもずっともっと、愛している人に愛してもらうために、これから変わることを誓いながら、先程の涙とは違い、悲しさではなく相手と居られる嬉しさで、いつの間にか手を離れて床に落ちているメモの存在を忘れてしまうほどに号泣して)

1039: 桐島三郎 [×]
2020-06-02 01:37:09

……!
語彙力ゥ……なぁ,これいつ終わる?
そんくらい直せるさ,俺じゃないけど。
…ならいい,コートは着せないぞ。
どういたしまして,レイ。
(しばらく相手の膝枕で眠り,十分すぎるほど堪能すると目を覚まし,相手の膝の上で猫のように手で目を擦ると,周りの様子に目を向けて。
相手の語彙力低下に伴い可愛さが増してきて,しかも延々擦り寄ってくるためこちらも理性の鎖が焼き切れそうになり,嫌ではないが早く終わらないとまずい,と言う形になっていて。
打ち上げられて,謝られてもそれを笑い飛ばし,大丈夫大丈夫と軽く流して,どうやらアテがあるらしく,それも親密な関係らしく,直してくれるさと楽観視して。
相手がコートを受け取らないとわかると,仕方なくコートを引っ込め,しかしその瞬間に相手には着せないと言い,コートを着るためにふわっと浮かすと,彼の香りが相手の鼻腔をくすぐって。
ありがとう,には,どういたしまして,そんな当然のやりとりを,相手と行えたことさえ嬉しくて。)

…ゆっくりでいい,ゆっくり,強く,優しく,それでいて自分らしさを忘れずに過ごしてればいいんだ。
(泣いている相手の背中をあやすようにぽんぽんとたたき,愛せる人を愛し続けるため,ではなく,
愛せる人を愛し続け,それでいて相手に負担をかけさせない,と言う条件を,知らずのうちに自分に加算し,床に落ちていたメモを見つけると,明らかにおかしい動きで宙をメモが飛び,彼の手がそれを相手の眼前で掴んで)

1040: 桐島 玲 [×]
2020-06-02 02:36:02

おはよ、…ちゃんと眠れた?
まだ、おわらないで…!
本当っ?ごめんね、洗濯機…っていうか機械みたいなの、初めて使ったから…思ったより難しくて。
ぅ……、
…なんか、ドキドキしてムズムズする感じ。こういうので良いのかな…?すっごく幸せだけど。
(相手が起きるまでずっと手を握りながら頭を撫で続けていて、相手が目を開けてからも撫でる手は止めず、相手の顔を覗き込むようにして柔らかく微笑みかけながら、ちゃんと疲れは取れたかと声を掛けてみて。頭が回っていない今の状態では、いつ終わるかと尋ねられても相手が嫌がっているかもしれないという発想には至らず、たたただ終わって欲しくないという素直な欲求が現れたかのようにぎゅっと抱き着く力を強め、緩みきった口調で終わらないでと懇願して。直せると聞けば少しだけホッとしたように恐る恐る顔を上げて相手を見つめ、それでも申し訳なさそうに眉を八の字に下げて、洗濯機どころか機械の類いにまともに触れるのは初めてだったことを告げて。寒くはあったものの、コートを引っ込められると相手が寒い思いをすることはなくなったと安堵し、しかし同時に漂ってきた相手の香りにドキッとしてしまい、強がってしまったことをほんの少しだけ後悔し、相手からコートを奪いたい訳では無いもののどこか勿体ないことをしてしまったような複雑な気持ちで、無意識のうちに相手の方をじーっと見つめていて。誰かとお付き合いをするのは初めてで、恋人としてどのようなことをするのが正解かなど分かっておらず、特別なことは出来ないししていないものの、自分は相手とこうして触れ合っているだけで幸せで、恥ずかしいけれどとても充実した気分になっていて、相手にとってもそうであればいいなと願いながら、こういうので良いのかなと控えめに、照れくさそうに呟いて)

っ……?……あー!それっ…ダメー!!
(涙で滲んではっきりしない視界とろくな思考ができない頭では、相手が目の前で紙のようなものを掴むのを見てもすぐにはそれが何であるか理解出来ずに首を傾げるものの、時間差でハッとして自分の右手を確認し、先程まで握りしめていたメモがなくなっていることに気がつくと目を見開いて大声を上げ、内容を読まれてしまう前に返してもらおうと、オーバーリアクションであたふたと慌てながら、相手の方に必死に手を伸ばして)

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