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886:
飯山 駿 [×]
2019-10-25 13:28:26
>>885 晃太
ああ…絶対に傷付けたり泣かせたりしない。この先ずっと大事にする。
(彼らの止まっていた時間が動き出す。本当の意味で彼らが隣に並んで肩を組み共に時間を過ごすことはもう叶わない。でも彼らのすれ違っていた気持ちは確かに繋がったのだ。それはこの先揺らぐことはないし、きっと晃太の心の中に残り、今まで彼を縛り続けていたものは彼の支えになってくれる…と信じたい。二人の会話を黙って見守っていたが、康介に彼を託されるとまっすぐに見返して、始めははっきりと、次に“大事にする”と声色穏やかに微笑んで。──少し切なくもほんわかと温かい空気、そんな秋の陽だまりが3人を包むもふと彼の一言でその色が変わる。やはり、彼には全てお見通しだったらしい。憑依がバレた康介の表情は見る見るうちに蒼白に。あれよと康介が自分の背後に回って来て盾にされれば愛しい彼と繰り広げられる言い合い。始めは目を瞬かせていたがその親友らしい掛け合いに心が温まる。それに今の彼は初めて見る姿で、新鮮で可笑しくて擽ったくて。ただ黒いオーラ向けられる康介はそれどころではないだろう。ブルブル震える姿は可愛くもあって味方をしてやりたくもなるが──自分はどうしたって“彼”の味方なのだ。そして康介は重要なことを忘れている。「…康介くん。さっきカフェで晃太に何してたっけな?」『…え…。』「…ハグしたり、足触ったり、耳に息吹きかけて…ああ、頬にキスもしてたか?」『え、え…駿さん?』「俺と晃太が恋人だって知ってたのに…」『……えーと…』「ごめん、康介くん。」ニコリと笑うとくるっと身を翻して康介の背を押すようにして彼の目の前に差し出し。アワアワする康介にフッと吹き出すも次の瞬間には目を優しく細めてチラリと愛しい彼に視線を移し「悪い、車に線香忘れたから取ってくる。」唐突にそう告げれば手をヒラとさせて駐車場へと足を向け。この先は本当に二人だけの、親友だけの時間。持ってきた小さなバッグにはしっかりと線香は入っていて、きっと彼にはお見通しなんだろうなと晴れ間の差す秋空を軽く仰ぎながらゆっくり駐車場へと足を向けて)
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