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自分のトピックを作る
627:
飯山 駿 [×]
2019-10-02 21:51:58
>>626 晃太
おー、来たか。早かったな。
(クルンと鍵が手の内で丁度収まったとき、扉が開き待ちに待った可愛い獲物…ではなく彼が現れ口角が上がりそうになるのを堪えて始めは普通に出迎える。椅子から立ち上がって『ここに座って待っててくれるか。』と今自分が座っていた椅子の背凭れをポンポンとして座るよう誘導すると奥の棚に足を向けて鍵付きの引き出しから過去問を何枚か取り出して。それを手に彼の元へ…ではなく彼の座る椅子の横を通り過ぎて扉の前へ行くと──ガチャリ、…と内鍵をかけて。『…山田、真面目なのは良いことだがな。あまり人を信用しすぎたら駄目だぞ。』始めは背を向けたままいつもの穏やかな声で、徐々に声色を変えていけばスッと振り返り妖しい笑みを浮かべて。そして過去問を持ったまま彼の元へ近づいてはテーブルの上に過去問を置き『…山田、この部屋はな。許可がないと入ったらいけないんだよ。お前この過去問、盗もうとしただろ?…このことがバレたら16日間では帰れないかもな?あーそれだけじゃ済まないか。……今なら黙っておいてやるからさ、俺の言うこと大人しく聞いとけよ。な?』全ては彼を言いなりにするための罠。自分が彼を呼び出し勝手に過去問を押し付けた、その事実は自分たち以外誰も知らない。それを良いことに好き勝手に話すと彼の顎先に指先を触れさせて顔を上げさせては彼の耳元に顔を近づけて怪しく囁いてニヤリと笑みを深めて)
(彼からのメールに気付いたのは丁度会社を出る頃、その内容を見た瞬間サッと血の気が引く。グレー寄りの黒にポタリポタリと黒いインクが垂れていき、その色が色濃く変化していく感覚。彼の身が危ない…。いや冷静になれ。彼が好き過ぎるあまりにその教官を敵視しているだけではないか…。……違う、事実なんてどうでもいい。今彼に魔の手が伸びているかもしれないのだ。彼を止めないと…、焦る気持ちを抑えメールの返信よりも真っ先に通話のボタンをタップする。焦ってはいけないその想いに反して気持ちは焦燥し、スマホから聞こえる呼び出し音の数が増えるのに比例して焦りは増していき。───お願いだから、俺のただの思い違いであってくれ。だから晃太、早く…早く出て…──と懇願しスマホを握る手に力が入って)
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