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自分のトピックを作る
2007:
埜上 狼苑 [×]
2020-05-05 22:01:52
>>2006 サクヤ
──もしもし?レイくん?久しぶりね。どうかしたの?
(仕事を終えたタクシーの中、スマホが着信を告げては着物の袖口から取り出して“レイくん”と画面に表示されておればすぐに出て。この頃、夢追い人の裏の顔が発覚。実はとんでもないギャンブル狂だったということ。店の売り上げの殆どをギャンブルへと注ぎ込みホストも従業員にも給料が払えない事態にまで陥っていて。もちろんこの男とは直ぐに別れたが、このままではダメだとせめてホストや従業員達だけでも助けたいと知り合いの店を紹介してそちらへ仕事場を移させ当面の給料を自分の貯金から立て替えるなど行っていて。そんな状態だが努めて明るく電話に出る。レイから彼のことを聞かされれば近いうちに店に行くことと約束をして電話を切って。自分が居なくても彼は一人でやっていける…そう言っていたのに…どうしてしまったのだろう。実際に仕事は問題なくやっているということはレイから聞いているがやはり心配で。この時、レイ達がいる店での自分の太客にとある相談も持ちかけていて。それが実現すればあの時彼が言っていた“別の場所”が出来るかもしれなくて。レイから聞いた彼の出勤日に合わせてやるべきことも順調に済ませ、レイやサクヤのいる元仕事場の店へ行く日になって──)
やっほー、みんな元気してた?これ、お土産。今日はお客様として来たわよ~。さ、もてなして頂けるかしら?…そうね、サクヤを指名させて貰うわ。
(予約していた時間に勤務していた時と変わらない着物姿で元仕事場へと足を進めて。扉を開けて中に入っては見知った顔に笑み浮かべて挨拶して。菓子折りも持参してボーイへ渡しつつ彼を指名して。店内の雰囲気はやはり自分がいた頃とは変わってしまったがそれでも良い店だなと思っては懐かしむように辺りを見渡していて。正直、他の男のところには行ったが彼のことは忘れられずにいた。今思えば彼から離れる口実が欲しかったのかもしれない。好きや愛してる…そんな感情であの男についていったわけではなかったのかもしれない。あのまま居ても彼の将来を考えたら…恋愛対象として見られていないなら離れる必要があったのだ。…彼は大丈夫だろうか…そんな思いを抱きながらボーイに席まで案内して貰って)
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