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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
1980：
雅（山田 晃太） [×]
2020-05-03 00:56:39
>>1979 サクヤ
…じゃあ少し頂こうかしら。あんたみたいに主食にはしないけどアタシも嫌いじゃないのよね。でもそんなにガリガリ噛み砕いて食べるのはあんまり胃に良くないわよ？噛んだらすぐに無くなってまた次を口に入れたくなっちゃうでしょ？必然的に摂取量が増えて食べすぎちゃうわよ～？
（差し出されたフ○スクに今まさに体に悪そうと此方が言ったのにそれを勧めてくるどこか天然とは違う不思議な彼らしい行動に、ああ…この子はやっぱり素の時はNo.2のサクヤとは違い空気を読めない…と言うか読まないのね…と何だかそのギャップ感に毎度のことながらきゅんとしてしまう自分がいて。この落差のあるギャップも愛しい彼の良いところ…知った時は少し驚きはしたがそれで幻滅とはならなかった自分は相当彼に御執心で。フ○スクを受け取り掌に一つ落として口へと放って。広がる爽やかなミントの香りと味に目を細めつつ彼の掌にそっとフ○スクを返すとさっき彼がガリガリ噛み砕いていたことを責めずにやんわり気にかけていると告げつつフ○スクは食べすぎるとお腹が緩くなり気分が悪くなる恐れもある。しかし彼の嗜好を否定はせず安直に止めろとは言わない。あくまでも気を付けるようにとのニュアンスで伝えては此方の誘いを承諾した彼とタクシーへ乗り込んで。そして少ししては彼からの己の接客姿勢を気にするような言葉が紡がれ耳を傾けて。自分を持ち上げてくれつつも素っ気ないようでいてクビを心配してくれる彼らしい言葉に胸がじんわり温かくなりそして切なく締め付けられる…やっぱり好きだなぁ…と思いながらも口角を上げ「ふふ…サクヤったらそんなにアタシが心配？とうとうアタシに惚れてくれたのかしら？…なんて…そうねぇ…あんたが言うなら善処はしてみるけど…アタシは皆にお金のこと気にしないで楽しんで貰いたいのよねぇ…」他の誰でもない彼からの言葉…すんなり飲み込んであげたい─でも自分の本音も伏せ目がちにポツリと漏らして。普段そんな姿勢でお客様と向き合っているからか誕生日等のイベントごとになれば余計にどかんとお客様はお金を使ってくれる。それこそそこだけの売り上げをみればNo.1のレイをも凌ぐほど。しかし使って貰った分、返したくなってしまい結局プラマイゼロに。赤字にはしていないものの店に貢献も出来ていないのは自分でも理解しているし申し訳なくも思っている…長い髪を指で弄り足元へと視線を落とし。しかし周りに誰かが…特に愛しい彼が居るときは暗い雰囲気を長引かせることはしない性分。「…ね、サクヤ？今日はなにが食べたい？あ、“何でもいい”は禁止よ？」すぐに笑みを浮かべて彼の首に手を回し軽くヘッドロックをするような体勢になりつつもちろん締め上げるようなことはせずに食べたいものを問いかけて。彼が大抵使う言葉を封じてはせめて魚や肉等大まかにでも食べたいものを言いなさいと言いたげな視線を向けて）
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