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自分のトピックを作る
1854:
飯山 駿 [×]
2020-04-17 20:00:16
>>1853 晃太
(彼の一連の優雅な手付き。爪先まで洗練された所作はその場の空気を変える。動作1つで彼がボトルの扱いを熟知していることが分かり思わず自分は息を飲み、レイは面白いものを見つけたように楽しげに目を細めていて、他のテーブルのホストやボーイも彼のその美しい動作に目を奪われており。そして彼が城ヶ崎の前にシャンパンをサーブしたところでそれぞれの空気は動き出す。彼の手元に目を奪われていた自分も気を引き締めては動向を見守り。『あら、ありがとう。でも貴方、私だけで乾杯させる気?レイくんにもいれてあげて。…それと貴方の分も、…コウタくんで良かったかしら?』城ヶ崎は自身の前にあるシャンパンを見てから彼へと視線を移し濃い紅の乗った口元を柔和に上げて少し意地悪げに目を細める。でもそれは優しげにもみえて城ヶ崎は彼を見たまま彼のグラスも用意するよう微笑み。要はこれは合格。しかも極上の部類だ。なぜならば城ヶ崎がヘルプに酒を飲ませることも名前を呼ぶこともまずない。しかもただシャンパンを一杯注いだだけで。後で聞いた話だとこれはレイの時以来らしい。『ふふ、城ヶ崎さん、コウタくんのこと気に入っちゃいました?僕がいるのに。』『あら私の一番はレイくんに決まってるじゃない。でも確かにコウタくんもとてもかわいい顔をしてるわよね。』『ひどいなー、城ヶ崎さんは。でもコウタくんが可愛いのは僕も同感です。あー…僕そろそろ行かないと。』『もう?』『すぐ戻りますよ。』指名の多いレイ。次のテーブルの移る時間がやってくるが、自分たちだけを残したということはレイも彼を認めているということだろう。レイは彼によろしくとぱちんとウインクしては少し離れたテーブルの男性客を相手し始めて。──やはり彼…自分の恋人はすごい。感心してしまうのと同時に何故か少し彼を遠く感じては目を伏せるも今は接客中。兎に角身を引き締めて。『はぁ、レイくん行っちゃった。あ、でもお酒は飲みましょう。折角だから3人で。』残念そうに溜息を吐く城ヶ崎はタバコを咥えるアクションを取る。こういう場に備えて自分たちには事前にジッポーを渡されていて。この場合となりに居る彼がタバコに火を付けるのが効率的。自分は彼が火を付ける間にシャンパンを注ぎいれて絶好のタイミングで3人が飲める場を作るのがいいだろうと一言二言笑顔で断りをいれてから彼ほどではないが彼の動きを見つつ邪魔にならないように丁寧に2つのグラスにシャンパンを注ぎいれて)
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