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自分のトピックを作る
1631:
山田 晃太 [×]
2020-03-18 06:04:10
>>1630 駿さん
……駿…さ…?…っ…!…俺…ごめ…なさ…、
(本当に声量を気にして小さく小さく…野田にしか聞こえないように声を抑えたはず。だってこんなの余りにも幼稚で我が儘な感情なのだと自身でも分かっていたから。旅館に着くまで30分と掛からない…その間だけ我慢をする…自分はそうするべきだったし普段の己ならそれを平然とやっていた。でも彼が隣に来てくれたあの一瞬、彼不足に陥っている自分は漸く少しは満たされると心の底からホッとしてしまう。でも物の数秒でそれが消え去った事が思っている以上に酷く自分の心を抉り堪えきれなくなっていて。俯き自分のことに手一杯になっていたこともあり彼が野田と席を入れ替わったことに気づいたのは彼が椅子に座った時にふわりと香った彼の匂い。聞こえてきた彼の声に涙に触れる指先…引き寄せられる己の体。彼の胸元へ顔を埋める体勢になり、驚きに目を見開くもくしゃくしゃ頭を撫でて貰えた瞬間にぶわっと更に涙が溢れる。此方に謝る彼にぶんぶん頭を横に振る…彼が謝ることなど何もないのだ。…悪いのは自分だ──彼にあの声は届いてしまっていた。走行するバスの席を立つなんてマナー違反を嫌う彼ならまずしない。自分のためにそうさせてしまったんだと苦しくなるも彼が自分の隣に居てくれることに喜びと安心感も感じていて。ひくっと喉を引くつかせつつも声にならない謝罪を口にしてきゅっと彼の胸元を掴んで「…ほんの数分…なのに…、…待てな…くて…迷惑かけて…ごめん…なさい…、…駿さんが来てくれて…すごく…嬉しい…」また涙と共に溢れた謝罪…でも自分が伝えたいことはそれだけではない。申し訳ない気持ちと喜びとが攻めぎ合い語尾は震えるも彼が自分の隣にいてくれる事が嬉しい…そう言葉紡いで)
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