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__ Repos .〈〆〉/30


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自分のトピックを作る
11: 鯨井 薫 [×]
2019-08-01 17:07:20







( /了解です、では当方も失礼させていただきますね。背後様同様、何かありましたらお声かけください~! )


それなら良かったです。あの辺り、昼間は良いんですが夜は少し質の悪い人もいますから、少し心配で。…気を付けてくださいね?
( 彼女の溌剌とした声に此方まで背筋を正されるような気分になり、それが何だかおかしくて、自分の声にも喜色が滲んでいるかもしれないと思いつつ返答する。何事も無かったのなら万々歳、あの主変では定期的に酔漢が暴動行為を起こす現場を見合わせるので、即して注意喚起も。そしてふと思いついたように、あ、と呟くや否やジャケットの内ポケットから名刺入れを取り出し、一枚彼女へと手渡すとばつが悪そうに苦笑して )
遅くなってすみません、僕は鯨井といいます。これから、よろしくおねがいします。





12: 一之瀬茜 [×]
2019-08-01 18:12:40




そうなんですね、気をつけます。…あ、でも私、こう見えて合気道とか空手とか、護身術は一通り身についているのでそこら辺の暴漢には負けません。
( 上京して幾許か経つというのに、未だ土地勘を理解しきっていない。新たな知識もとい注意にこくりと首肯するも、ふと自身の特技を思い出すと穏やかな微笑とやや得意気な声音で明朗に返し。次いで小さな紙が眼前に差し出され、名刺だと分かると互いに未だ名乗っていなかった、とはたと気付き。書かれた名前とそれを紡ぐ彼の顔を交互に見遣り、大人式の挨拶に緊張しつつ、何処かで聞いた事が有るような無いような、珍しいその苗字を脳内で反芻する。然しぼんやりとした輪郭は浮かび上がる事もなく霧散し、直ぐに切り替えては倣って自己紹介を。 )
すみません、名前を未だ聞いていませんでしたね。鯨井、さん。…はい、宜しくお願いします。えっと、学生なので名刺とかは持ってないんですけど…一之瀬茜と言います。すぐそこの私立大学に通ってる一年生です。





13: 鯨井 薫 [×]
2019-08-01 18:54:15





それは凄いですねぇ。僕なんかより、よっぽど強そうだ。
( 自信ありげの様子は予想外で思いがけず、へえと声が漏れる。仕事上、必要なので武術は練習していたものの、好きでもないし自分の実力が得意とは言えないレベルであるとは常々感じていたので、心からの素直な感想を口に出し )
一之瀬さん。…茜、って綺麗な響きのお名前ですね。
( ひとりでに相手の苗字を声に出して反復すると、まるで息に乗せたような柔らかい声で伝え「あ、大学生さんでしたか。じゃあこっちに引っ越してきたばかりとか?」礼儀正しく毅然とした姿からはとても大学一年生には見えず、軽く目を見開くと疑問が浮かび )





14: 一之瀬茜 [×]
2019-08-01 19:45:13





い、いえ、そんな事ないです。でも、ありがとうございます。
( 女性に武術など不必要な現代で、成人男性にこうも賛辞を貰うとは思わず、自信のある雰囲気からうって変わり、照れ臭そうに目線伏せるとやんわりとした謙遜と感謝を。彼にとってはどうでも良かったであろう個人情報まで連々と紹介に含めてしまったものの、先ず自身の名前について褒められるとは予想もせず、熱が滲む様に頬に広がりだすのを感じ。 )
綺麗だなんて、とんでもないです…!
( 如何にか熱を発散させようにも、気温も相俟って鎮める事は不可能だろうと諦める。気休め程度に掌で頬辺りを扇ぎつつも、不意に疑問を投げ掛けられると直ぐ様姿勢を正し、にへらと恥ずかしげに笑顔を見せ。 )
はい、地方から上京してきたんです。上京してから三ヶ月くらいは経っているので、来たばかりという訳ではないんですけど…まだ土地勘が掴めてなくて。





15: 鯨井 薫 [×]
2019-08-01 20:13:49





そうですか?うーん…。でも明るくて素敵なお名前だし、一之瀬さんにはとてもお似合いだと思いますよ。
( とんでもないと辞退されてしまった上に何だか彼女には気を回させてしまっているような気が。今度は考えて言葉を選んでみたが、結果的には同じようなことしか伝えられずに)
なるほど、この辺りは建物が密集して道もたくさんありますし、慣れないうちは大変ですよね。
…あ、そうだ。それならこの後、ご一緒に散歩しませんか?案内、というほどのことはできないかもしれませんが…一之瀬さんさえよければ。
( うんうんと同感を示すように頷くと、再びその場で思いついたように提案を。相手によればセクハラ断定され訴訟に持ち込まれかねないことをしているとは思いもよらず、ぐるりとその場を見渡すと、人好きする笑顔を向けて )





16: 一之瀬茜 [×]
2019-08-01 20:54:46





こんなに人に褒めて頂いたのは初めてです。ありがとうございます…、
( 自覚しているのか、無自覚か。圧倒的に後者な予感がする彼の何気ない言葉の羅列は彼女の頬の熱を加速させるのには充分であり、終いには失礼だと理解していながら俯き気味に。顔の横に垂れる自らの髪を煩わしく思うものの、中々顔を上げられずにいると彼から有難い案を提示され、明らかに表情が輝き。 )
本当ですか?…って、それ人によっては訴えられちゃいますよ。あんまり知り合ってすぐの人にそういう事は…、まあでも、折角なのでお言葉に甘えて、案内してもらっても良いですか?
( 考える間もなく首を縦に振ろうとしてはたと思い留まる。彼女の根っからの世話焼きと生真面目さが此処で顔を覗かせたらしく、優しく咎めるような忠告を滔々と伝えたものの、それも彼の温和な笑顔の前に泡と消え。嬉々とした色を含んだ笑顔を此方も向け、こくりと頷くと提案を呑み。 )





17: 鯨井 薫 [×]
2019-08-01 21:45:12





……あ、確かに!詐欺団体かと勘違いされてもおかしくないですね。
( 自身の名前の良さは分かってもらえたかと謎に満足気な笑みを浮かべていると、発言が不容易だと咎められてしまった。訴えられる、という単語を耳にした途端、確かに自分と同じ手筈で金銭を騙し取った詐欺事件が浮かび上がってきて、感慨深く頷いて。刑事だった頃はまさか疑われるようなことは無かったので聊か浅はかな言動だったのかもしれない自覚はあって。 )
僕、なんだか変な人間らしくて。だから一之瀬さんにはお気を使わせてしまうかもしれませんが、その時はごめんなさい。
( 何はともあれ散歩には出ることになりその場から歩き始めたが、先程のように対話の中で相手に勘違いされてしまうのは経験上よくあることで。多少なりとも迷惑をかけてしまう可能性を憂慮し此方の事情を伝えて )





18: 一之瀬茜 [×]
2019-08-02 00:47:57





変な人だなんて、そんな事ありません。…少し不思議な方だな、っていうのが率直な感想かもしれないです。
( 真逆彼が元々は刑事だとは露知らず、深く納得した様子と余りにも細やかな具体例にくすりと喉を鳴らし。軈て歩き出した彼に合わせ此方も歩を進めると、己からしたら素っ頓狂な事情と謝罪に大きな黒い双眸をぱちくり、と効果音がつきそうな程に瞠る。返答に迷っているのか、視線を右往左往と泳がせた後素直に心中を吐露し。矢継ぎ早にフォローも付け加え。自分よりずっと年上であろう成人男性と、ただの一端の学生にすぎない己を比べて、どちらが気を遣わせ、迷惑を掛けるかなど一目瞭然だろう。 )
此方こそ、たくさん迷惑かけるかもしれないですし、お互い様ですよ。私なんてまだ学生の上、未成年なので…





19: 鯨井 薫 [×]
2019-08-02 07:04:02





そうですか?でも僕、学生とか未成年とか、人の年齢ってあんまり気にしたことないんですよね。
それに一之瀬さんなら、礼儀正しくて優しくて、もう十分立派な大人だと思いますよ。
( 未成年だから、と引き下がるような彼女に対して小首を傾げる。何事にも学年で判断されるような学生とは違い、成人すると年齢差なんて気にならなくなるからこんなことが言えるのかもしれない。ただ実際は中身は子供のような大人だって大勢見たことがある。何より自分もそうだとよく言われる。それに大人であると証明するために必要なことは大して多くもないと思う。「あと、一之瀬さんは絶対僕よりもしっかりしてます」冗談ぽく呟くように付け加えると、薄く歯を見せ、幼く顔を綻ばせて。 )
…、おっと。
( 角を曲がったことで歩く位置が逆に変わり、車道側に回っていた彼女の背後から道路を飛ばす自家用車が視野に入る。歩道とはいえ多少の距離を置いて歩く彼女は若干道路に近すぎて、傍を車が疾走していくと驚いてしまうかもしれない。それは些か可哀想だ。直前まで自家用車の存在に気が付かなかったとは言えこのまま見て見ぬふりもできず、こうなると手段を選ぶ猶予もない。咄嗟に彼女の肩に手を回し、ぐいと此方に相手の身を寄せて。 )





20: 鯨井 薫 [×]
2019-08-03 18:51:48





( /見失われてないかと思いまして、一縷の望みを込めて上げさせていただきます…!)





21: 一之瀬茜 [×]
2019-08-03 21:08:11





( /返信遅れてしまい申し訳御座いません…!態々あげて頂いて有難う御座います。最近リアルが立て込んでおりまして、少々返信が遅れてしまうかと思います。三日以内には返しますので、待って頂けますと幸いです…! )





22: 鯨井 薫 [×]
2019-08-03 21:37:19





( お返事ありがとうございます。了解いたしました、催促するような真似をして申し訳ございません…!猛暑が続く中で何かと大変かと思われますが、何卒脱水症状などには十分にお気をつけてください! )





23: 一之瀬茜 [×]
2019-08-04 23:53:41





……有難う、御座います。
( 彼との会話の中で、今まで一体どれ程の褒賞を貰っただろうか。出会って日も浅いと言うのに、降り注ぐその言葉の数々は胸中を擽るような感覚を齎し。反面、第三者に幾ら認めてもらったとしても、所詮己は大人の振りをした子供である事も自覚している。靄の如く燻る、もう一度親の愛を一身に受けたい、という切望は終ぞ消える事はないのだろうと痛感している。まるで年端もいかぬ青年宛ら幼く笑う彼の冗句に、何処か翳りを含んだ小さな微笑でぽつり返し。 )
…私ここら辺にはあまり来たことな───ッ!?
( 僅か湿っぽい空気になってしまったかもしれない、と角に差し掛かり自身が車道側に回ったことなぞ気付かず、話題を一心不乱に模索すれば、軈て口を開き他愛もない言葉を言いかけた、その時。眼前を自家用車が通り過ぎるのと同時に、力強く身を引かれ。唐突に距離が縮まり、勿論男性に免疫がない為か未だ嘗てないほど頬を紅潮させ動揺を露に。 )
え、っと、その、…



( /お優しいお気遣い有難う御座います…!どうか主様も体調にお気をつけ下さいませ。又、返信速度が少し落ちてしまうかと思いますが、ご了承下さいますと幸いです。 )





24: 鯨井 薫 [×]
2019-08-05 03:09:51





…、あっ、すみません、いつまでも。
( 瞬く暇もなく車は道路を駆け抜け、何かが擦れたようなエンジン音の余韻ばかりが鼓膜に残る。余程慌てていたのだろうか、何にしろご苦労なことである。あのスピードでは違反ではないだろうがパトカーと鉢合わせたら多少の注意は受けそうだ。野次馬みたく他人事のように考えながら車の姿を見届けたころ、今にも千切れてしまいそうな彼女の細い声が耳朶に触れてようやく意識が戻る。相手に回したままでいた手を退けると、不可抗力で彼女の赤く染まった顔が視界に入り )
え、あ、えっと…ごめんなさい!本当に!悪気はなかったんです、ただ驚かせたくなくて…つまり、その……ゆるしてください…。
( 条件反射で思わずその場から一、二歩後ずさる。顔が赤くて声も小さくて、あまり表情は窺えなかったものの、経験上それは正しく彼女が非常にご立腹であるとしか思えず。自分の顔が引き攣っているのを感じながら、自身の向こう見ずな行為に対する弁明を図ろうと。驚かせたくなかったのに結局驚かせたのは事実、そもそもよく知らない男に摺り寄られたら誰でも不快になるだろう。口からプロペラの羽でも旋回するように言葉が出てくるが、一体自分でも何を言っているのか分からず、最後には情けない萎んだ声で相手に詫びて )


( /お心遣いありがとうございます。速度について把握いたしました。当方は気長にお待ちいたしますので、どうぞお気になさらないでください…! )





25: 一之瀬茜 [×]
2019-08-07 01:58:15





( 心臓の鼓動が暴れんばかりに酷く活発化している。無論、横切った車の大音量の所為ではなく、彼の紳士的な行動によるもの。途切れ途切れの何の意味も持たない言葉たちしか紡がぬ口で、どうこの事態について切り出そうと逡巡したのも束の間、ぱっと離れていった腕の感覚に反射的に其方見遣り。 )
…あ、えっと、大丈夫です。気にしないで下さい。気遣って下さったんですよね、有難う御座います。…でもあの距離感は少し、良くないかもしれません。
( 遠のく彼と、明らかに萎んだ声音。もしかして己が憤慨していると思っているのだろうか。一抹の不安が脳裏を過り此方もぴたり立ち止まって。きっと頬は熟れた林檎の如く真っ赤に染まっているだろうから、そんな恥ずかしい醜態は見せたくなく僅かに俯きがちに気にしていない趣旨を伝え。厚意で行われた行為に釘を刺すのも如何なものかと暫し思案した後、彼女の生真面目さは目を瞑る事が出来ず、これから先の自身の心臓も憂慮して注意をぽつり。 )





26: 鯨井 薫 [×]
2019-08-07 14:38:40





…やっぱり、ちょっと怒ってます?
( 此方の意図は雰囲気で悟ってくれたのかもしれないが、相変わらず彼女は顔を上げてくれない。気にしていないと言っても腹の内では定かではないなどと、相手の諸々の配慮などに気が付く由もない。多少の落ち着きを取り戻して困ったように訊きながら距離を詰めるように歩み寄り、やおら彼女の横顔を覗き込む。頬はいよいよ朱色に染まり、伏し目がちの瞳は弱弱しく揺れているように思える。だが大抵の場合本気で怒っている人の顔は強い意志を持っているような凛々しい顔立ちになる。となると、彼女のこれは、果たして本当に怒気を帯びた表情だろうか。 )
……、一之瀬さん、ホオズキみたいですね。
( 案外照れているだけだったりと矢庭に思ったものの、すぐにそんなわけないなと安易な発想は軽く蹴飛ばす。さり気なく彼女を誘導し自分は車道側に回りながら、揶揄するように微笑んで相手の顔の色を指摘して。 )





27: 鯨井 薫 [×]
2019-08-16 01:20:05




( /望み薄ではありますが上げさせていただきます )




28: 一之瀬茜 [×]
2019-08-19 01:47:41





( /返信が遅くなってしまい誠に申し訳御座いません…!一報も入れずに本当に非礼をお詫び致します。本当は今すぐにでも本編のお返事をしたい所なのですが、背後の私生活が多忙を極めておりまして、中々時間を見つける事が出来ない状況です。八月一杯はこのような調子になってしまうかと思われますので、どうかお待ち頂けますと幸いです。 )





29: 鯨井 薫 [×]
2019-08-19 13:53:05




( /暑い日が続く中お忙しいみたいで心配です。レスは二の次で構いませんので、何よりお体を大事にしてくださいね。
そして話が変わりますが、此方も私情ながら今後かなり忙しくなる見込みがありまして、同様お返事が遅くなりそうです。即レスなどが困難になるかと思いますので、何卒ご理解いただけるとありがたいです。)




30: 鯨井 薫 [×]
2019-12-30 16:21:39




(/ お久しぶりです。短い間でしたが一之瀬様とはとても充実した時間を過ごすことができました。至らない点が多々あったかと思いますが、その時々に合わせてご寛大な対応をしてくださったこと、今でもとても嬉しく思います。そのため一之瀬様には大変申し訳ないと思いつつも、お返事が無いようですので此方のトピは本日にて正式に閉鎖することとしました。一之瀬様と巡り合えたご縁に感謝しつつ、これにて失礼させて頂きます。本当にありがとうございました。)




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