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  人外執事 × 人間主人 = ? (  創作 / NBL )/144


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123: ルカ [×]
2019-08-06 04:59:40


>>115 ロドルフ坊ちゃん

―――、何って、俺は。暑いから。熱を冷まそうと思って。
(揺らぐ水面に太陽の光が乱反射して眩い。聴覚が拾い上げる己の息遣い、流水の音、校舎から生徒たちの声。生活音。長閑な喧騒の中、柔らかくもハッキリと響いたコマンドにぴくりと獣耳の先端が動き、その場で静止して。凛とした少年の声はすぐ近くから聞こえたような気がする。声の主を求めて揺れた琥珀の双眸が彼の姿を認識するよりも先に肌に触れた冷感に力なく垂れ下がっていた尾が左右に小さく振れる。頬に宛がわれたペットボトルを持つ腕、その先にある男子生徒の顔を振り仰ぎながら、乾いた舌でぽつりぽつりと現状の説明を。掠れた低い声音。会話文と呼ぶにはお粗末な単語の羅列。ぽたりと顎から落ちた雫が、首筋を伝ってダークグレーのワイシャツに染みを作る。物欲しげに眺めていた水面と同じように、陽射しを受けてきらきらと光るプラチナブロンドに眩しげに瞬きを数度ばかり繰り返すと、ふっと口端を緩めて)
……坊ちゃんは、暑くねぇのかよ。

現行の生徒会のメンツは全員覚えてんぞ。他の嬢ちゃんや坊ちゃんってなってくるとちょっと微妙だけどなぁ。はん、坊ちゃんに直々に声かけられて嫌がる執事がいる訳ねぇだろ。もし居たとしたら大馬鹿者だぜ。返事のペースにムラがあったりするかもしれねぇが、改めてよろしく頼むぜ、ロドルフ坊ちゃん( にっ )こっちは流してくれりゃいいからな。


>>116 シオン坊ちゃん

おう、体は頑丈だからな。…俺とぶつかった理由もこれか。別に拾うぐらい構わねえが、何だってそんな妙ちくりんなことを…。
(明らかに狼狽した様子の相手に、くん、と鼻を鳴らして続く指示に眉根を顰め。中身を見ないで拾えとは一体どういうことだろうか。彼の言葉の意図するものが分からず、疑問符を浮かべる。幾ら言動が粗雑であろうとも一端の執事である以上は希望に沿うだけ。彼の望み通りに足元に落ちた答案用紙を拾い上げれば、口約束通り裏面を向けたまま手渡して。手持無沙汰に腕組をしながら持ち主の手元に移った真っ白なプリントの行方をじいと琥珀色の虹彩で追いかける内に合点がいったようでニンマリと口許に弧を描かせ。年頃の男子生徒が隠したいものといえば相場は決まっている。見当違いも甚だしい事この上ない。挙句の果てには皆まで言うなとばかりにしたり顔で頷き、本題から掛け離れた話題を更に掘り下げ)
ははーん、分かったぜ。安心しろ、俺は主人の嗜好にとやかく口出すような無粋な執事じゃねぇからよ。それで坊ちゃんは年上と年下の雌、どっちが好みなんだ?


>>117 エティエンヌ

―――エティ、エンヌ?……ん、んん?
(彼の静止があと数秒でも遅ければ恥も外聞もなく噴水に飛び込み、通りがかりのご子息ご令嬢に幻滅され専属執事への道のりが更に険しくなっていたであろう。危機を免れた張本人はといえば同胞からの手厚い介抱と綿菓子のような甘い誉め言葉にまさに夢見心地。冷たい水の感触にゆらゆらと揺れる尾が機嫌の良さを雄弁に語る。そうして彼の厚意に甘える内に数分は経っただろうか。甲斐甲斐しい介抱により、ようやく焦点の定まった琥珀の虹彩が捉えたのは見目だけなら似たような年恰好の青年の姿で、此方を覗き込む二対のエメラルドに、鳩が豆鉄砲を喰らったように、吊り気味の双眸をぱちくりと瞬かせ。学園に戻ってからの記憶が酷く曖昧で、なぜ相手が隣にいるのか、更に言えば何をしていたのかもよく思い出せず。それでも、自分の頭部が濡れていることや、彼の手元に残る湿ったハンカチ、同じく水気を孕んで所々色濃く染まった制服の袖口、そこかしこに散らばったピースから導かれる結論は至極明快なもので。ぶるりと頭を震わせて残った水滴を飛ばしたあと、口角を吊り上げ白い犬歯を覗かせながら屈託なく笑み)
なんかよく分かんねェが世話掛けちまったみてぇで悪かったな、あんがとよ。仕事はもういいのか?

だァれがワンワンだぁ!?大狼の血を引く俺様と犬っころを一緒にすんじゃねえ!お前だってドラゴンなのにトカゲって言われたらイヤだろうが!( ぎゃんぎゃん/極論 )……まあ、気ィ使わせたみてぇだし…( 超小声 )この飲みモンに免じて許してやるよ!!( 吠え/ジュース引ったくり )んじゃ、改めてよろしく頼むぜ。こっちは読み流してくれて大丈夫だからな。


>>118 アカネお嬢さん

飲っ…、まねェよ!流石に!!……俺はただ、暑いから水浴びしてぇなって思っただけで…あ、いや、うん。そう、思っただけだ。行動には移してないぜ。
(背後から掛けられた静止の声。飲む?何を?噴水の水を?誰が?自分が!?たっぷり数秒を掛けてようやっと繋がった文節。茹だる様な暑さで思考を止めていた脳が彼女の言わんとすることを理解したと同時に意識が覚醒する。揺れる水面を覗き込む様に乗り出した上体をガバリと起こして親切心で声を掛けてくれたのであろう令嬢の方を勢いよく振り返って。飲食目的ではなく涼を取ろうとしただけだと弁明しようにも、そちらはそちらで礼儀作法の面からして非常に宜しくない。少女に向き合うように噴水の淵に座り直しながら、決まり悪げに視線を明後日の方向に投げるばかりであったが、差し出された気遣いに動きを止め。結露の滴る飲料水を前に胸中を占める誇らしい気持ちと不甲斐ない気持ち。それでも仕えるべき対象である相手からの贈り物は受け取れないと、先程までの醜態が嘘のように、毅然とした態度で首をゆっくりと左右に揺らせば、眩しいものを見る様に目淵を細めて)
その気持ちは嬉しいが、嬢ちゃんからの施しを俺が受け取る訳には行かねぇだろ。


>>120 アラン

一人でベンチ占領すんなよなあ。
(小休憩に向かった先、日陰のベンチに横たわる相手が着用している衣服は学生服ではなく、同僚のものである。顔を隠した相手は長髪らしく毛先が地面に垂れている。涼しさとは無縁の熱を孕んだ風が頬を撫ぜる。結わえられた銀糸が揺れる様を見下ろしながら、断りも大した気遣いもなく空いたスペースにどかりと腰を降ろして。急な荷重に椅子が軋む。静かに上下する胸元にそっと顔を寄せ鼻を鳴らせば、仄かに香る草花の青い匂いが鼻孔を擽り)
水やりか、草引きでもしてきたのか?吸血鬼なんだから真昼間に出歩くなよ。

正直に言うとあんま余裕ねぇんだけど、せっかくだし、ゆっくりペースで良けりゃ話してやってくれよ。坊ちゃんや嬢ちゃんじゃなくて悪かったな、まあ執事同士なら気兼ねしなくていいだろ?気楽にやろーや、ってことでよろしくな。( にかっ )あとこっちには返事しなくても大丈夫だからな。


>>121 リゼル

んあ、あー…落ちる?そう、かもなあ。でも俺は泳ぐのはけっこう得意だぜ。
(左手をちゃぷりと水の中に沈ませる。浮き上がる細かい気泡を眺めながら忠告に対して曖昧に頷き。気力が削がれた現状、加えて現れた人物が自分と同じ立場の者であるなら取り繕う必要も無く尚更。だらりと垂れ下がった獣尾を左右に揺らしながら、いつにも増して要領の得ない返答を。地面からの照り返しと頭上からしとどに降り注ぐ太陽の熱に元々回転のよろしくない頭が更に悲惨なことになっているようだが、悲しいかな本人にその自覚はなく。水中の左手をゆらゆらと泳がせながら吊りがちな双眸を細めて)
あ、そういやお前って炊事全般得意だったっけか?

おう、こっちこそよろしく頼むぜ。同じ執事同士、仲良くやろうや( ニッ )挨拶だけ返したけど、こっちは流してくれて大丈夫だからな。



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