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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
162:
名無しさん [×]
2024-09-12 19:50:09
支援
163:
その辺の大家さん。 [×]
2024-09-17 00:11:40
*
【紫陽花+雨上がり+傘】
…おっ……?雨上がったか…。っておい!!濡れた傘振り回すなよ!
(梅雨による気温の変化で肌寒い日々が続く今日この頃、世間は期末試験期間中であり本日も学科試験を2つ済ませ、時計の針は大小共々頂点を指そうとしており。それに伴い腹時計も素直なものでグウッと音を立て、居所が悪い様子が伺え。同じクラスの幼馴染でもあり此方の初恋の相手に下校の誘いで声を掛けられ、内心ウキウキが止まらず足早に相手と一緒に学校を後にし、のんびりと世間話をしながら歩を進めていると先程まで降っていた雨が徐々に上がり、空に晴れ間がさし始めたことに気付き、自前の紺色の傘から顔を覗かせ空と相手を交互に見比べ。久しぶりの晴れ間に喜びを隠せない相手が傘を閉じ、ぶるぶると震わせ水滴を此方に飛ばし、相手の急な行動に驚きながらも好意がある人物である為嫌悪感は抱いておらず、相手の後ろに咲いている紫色や青色の紫陽花にも水滴が飛び散っており、益々輝きを放っている花々を見ながらフッと笑みを零し)
(/素敵なお題提供ありがとうございました。約7~8年ぶりのロルでした。お目汚し申し訳ありません。スペース感謝です!〆)
*
164:
匿名さん [×]
2025-01-13 05:19:25
お題
好きと伝えたかった
大好きで大嫌い
最後のキス
165:
一見さん [×]
2025-01-17 22:39:43
【好きと伝えたかった+大好きで大嫌い+最後のキス】
ーーーもう二度と貴方には会えないんだね。
ーーーねえねえ、あの、えっと、sす、す、…やっぱ何でもないや。
約2年前の夏が終わるころ、わたし、スミレは彼氏である蓮を看取っていた。彼氏といっても、ずっとお互いの関係性は曖昧なままだった。蓮はいつも優しかった。だが、それがかえって嫌になってしまうことが当時は多かった。蓮は優しすぎるのだ。反対に私はひねくれもので冷たすぎた。いつも彼は私にこう言っていた。
「もっと素直になった方がいいよ。俺みたいにね(笑)」
本当にその通りだった。あの日、あの瞬間私がもっと素直に自分の気持ちを伝えられていたら。きっとこの何ともやるせない気持ちは少しマシだったのだろうか。
単刀直入に言ってしまうと蓮はALSだった。数年間その不治の病と闘っていたが、もう彼の体が音を上げて、限界だった、。ALSとは小さなことからできなくなり、行く行くは自分で呼吸をすることができなくなってしまう病だ。もちろん、食べることもできない。喋ることもできない。そんな中、私が彼に小さなことでイラついてしまい、八つ当たりをしてしまったことも何度かあった。でも、謝れなかった。何故かというと、やはり彼は優しすぎるのだ。私がどれだけムカついて、ひどい言葉を彼にかけてしまっても
「俺が病気になったのが問題だ。スミレがイラつくのもわかる。本当にごめん、苦労ばっかり掛けてしまっているね。」
と、少し、苦しそうで悲しそうな顔をして言うのだ。それでも私が俯いて何も言えなかったら
こんな俺を許してくれ、と言わんばかりに私を抱きしめてくる。力がなくなってしまってそれでさえもできなくなったら私に顔を近づけるように言い、頬にキスをするのだ。
そんなことをされたら誰でもイライラが吹き飛んでしまうだろう。私もそうだった。いつも彼が私を笑わせてくれた。
しばらくたったある日を境に蓮はほとんど寝たきりになってしまった。私は寂しくて悲しくて、たくさん泣いた。それと同時に、後悔の波が押し寄せた、彼がいつも私に言ってくれていた言葉をもっとたくさん言えばよかった。
「 蓮、 … 大好き。 ごめん。 ほんとに、ごめん。。」
「…。」
ふとつぶやいた。蓮は意識が朦朧としながら何も言わずに私の顔を見つめた。そして一筋涙を流した
やっぱりずるい。蓮はほんとうにずるい。なんでこんなに私をおかしくさせるのかな。もっともっと期待しちゃうじゃん。ずっと一緒にいたくなっちゃうじゃん。これじゃ、いつまでたっても覚悟が決まらない。彼が死ぬということに。
「やっぱ嫌い。」
少し意地悪をしてみた。でも、予想外だ。彼は泣き笑いをうっすら浮かべたままにこにこしていた。そのにこにこが前よりずっと弱弱しく、悲しそうになっていることは一目瞭然で、私まで泣きそうになった。
お医者さんから、「心の準備をしておいてください。」と言われた。もう彼は長くはもたないということだ。確かに、最近は全く起きれていない。ずっと目をつぶっている。目を開けていても、焦点が合わず、私のことも見えていないようだ。だが、私が話しかけると表情にはもう出ないが、微かに嬉しそうな顔をする。それが感じられることの幸せにやっと気づいたころにはもう遅い。もうこれ以上彼との思い出や良い記憶は残らないのだから。
彼の心臓の動きが時折止まる。
もうダメなのか。
わたしはもう半分パニックになっていた。
もう彼は死んでしまうのか。
そんなの嫌だ。
彼は死んで終わりだけど、残された私はどうすればいいのか。
咄嗟に出た言葉は
「ありがとう」
今まで、つらいはずなのに頑張って生きてくれてありがとう。
いつも私を笑わせてくれてありがとう。
わたしがどれだけ冷たくて、ひねくれていても見捨てずに優しくしてくれてありがとう。
生まれてきて、私と出会ってくれてありがとう。
今日までそばにいさせてくれてありがとう。
沢山のありがとうが胸にあふれてきた。彼は本当にずるい。急に彼が今まで以上に憎らしく、でもいとおしく思えた。涙が私の頬を伝った。
「 ねえ、大好き 」
最後にいつも彼が私にしてくれたようにキスをした。いつもは甘酸っぱくてそれが心地よかったが、今は苦くて涙が混じってしょっぱい。だけど、それでいいのだ。
私と彼の最後の思い出になれば。
記憶が一つ増えてくれれば。
一瞬彼が笑った気がした。気のせいだろうか。最後の力を振り絞ってくれたのか。本当にそうだということを願う。
わたしと彼の最後の思い出。
最後のキス
蓮、あのね。いつもあなたのことが好きで、大好きででも素直になれない自分がいた。
本当は好き。でもあなたはいつもずるいから、少し嫌い。
ーーー大好きで大嫌い。
この言葉がぴったりだ。
(/ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。こんな駄作に興味を持ってくださってありがとうございます。まだまだ、初心者で、表現も何もかも下手ですがとても良いトピとお題を見つけ、とっさに書きたくなってしまいました。お題を書いてくださったかた、本当にありがとうございます!)
〆
166:
客寄せパンダ [×]
2025-01-22 16:19:27
お題
▽
【夏】【入道雲】【お別れ】【蝉の声】【叶わない約束】
.
167:
客寄せパンダ [×]
2025-01-23 17:31:54
《紫陽花・雨上がり・傘》
ねえ、やっぱり私雨好きだな。えぇ?じめじめしてて嫌い?あー、もったいない!この雨の良さがわかんないなんて!
(夏休み前の梅雨の真ん中、家が隣の幼馴染といつものように帰る道。空からは神様が泣いているのか、ばらばらと傘に水滴が打ち付けられる。しかし朝のバケツをひっくり返したような豪雨よりかは幾分かましになっていて、もうすぐで晴れる気がする。灰色の重たい雲のせいで幼馴染は嫌いと言っているこの天気も私は好きだ。雨が降っただけ、ただそれだけでいつもとちょっとだけ違う世界が見られる。なんだか得した気分になるのだ。ランドセルをカタカタいわせながら水溜りに突撃。紫のかわいい長靴を履いているので平気だ。ぱしゃん、水溜りの水が跳ねて飛ぶ。多分お母さんの前でやると怒られるけれど、今一緒なのはお母さんではなく幼馴染。何等問題はない!
段々と弱くなっていた雨音はついに止んでしまって、空の重たい雲がひとすじの光に破られる。)
あ、晴れた!
待って、前言撤回、私雨上がりの方が好き!
(光はさっきまで降っていた雨粒に当たってキラキラと光っている。いつもはパッとしない誰かの家の花壇に咲いている紫陽花も、今は輝いていてとっても綺麗だ。長靴と同じく紫色の傘を閉じ、上記を宣言する。雨は雨上がりの準備期間。そう思えば雨だって同じくらい好きだけど、やっぱり全てがキラキラ輝いているこの景色は雨上がりにしか味わえない。目線を前に戻すと、もうゴールは目前だった。)
じゃあね、また明日!
(そう言って幼馴染に別れを告げればドアノブに手を掛けて開く。雨上がりのあの景色がいつまで見られるかはわからないけれど、心の中に大事に仕舞っておこうと思った。)
/(リハビリ失礼)
.
168:
匿名さん [×]
2025-02-13 08:00:49
『梅雨・紫陽花・ほほえみの金平糖』
( じっとりと纏わりつく湿気、屋根の上に降り頻る粒。外に出る事さえ億劫になる重さを含む昼間に、それでも傘を広げて玄関を踏み越える。家の立ち並ぶ小道を抜け、大通りを十数分は歩いてやっと着いたのは、得意にしている菓子の老舗。
「どうも、こんにちは。」
努めて朗らかに挨拶を告げた所で返ってくるのは無愛想な店番の声くらいだが、いつもの事と流して目の前の商品達に視線を移す。饅頭、大福、練りきり――どれも素晴らしく味の良い物である事は知っているけれど、今日の目的はそのどれでもない。
「これを一袋、頂けるかな。」
指差したそれを辿った店番は相変わらず何処か不機嫌そうで、しかし仕事には真面目なその人は丁寧な手付きで己が指した品を小さな袋に詰めて此方へ差し出す。それを受け取る代わりに対価をきっかり渡して店を後に、だが足を向けるのは自邸ではなく、逢瀬を約束した愛しい人の家。
「……喜んで、くれるといいな。」
雨音に掻き消される程の小声でこっそりと希望を籠めながら、片手の内に納めたその菓子を眺める。それは青に桃色、白に緑――まるでオタクサを象ったような彩りに染まった、この季節にはぴったりの金平糖。花が好きで、綺麗なものも好きで、甘いものはとびきり大好きなあの人がこれを頬張って微笑む姿を想像して。思わず綻んでしまう口の端もそのまま、逸る鼓動に合わせて弾む拍子任せの歩みで水溜まりを跳ね上げていく。 )
(/拙い文にて失礼しました。素敵なお題とスペースをお借りさせて頂けまして、感謝致します。/〆)
169:
匿名さん [×]
2025-02-14 21:43:49
>166 / お題:【夏】【入道雲】【お別れ】【蝉の声】【叶わない約束】
………。
( 崩れかけたビルの屋上に身を投げ出して灼けた空を仰ぎ見れば、薄靄のように漂う有毒スモッグが陽炎めいて揺れ、かつて蒼穹と呼ばれた空はとうにその青を失い、ただ赤黒く爛れた太陽が死にかけた星のように光を撒き散らすばかり。この街を覆い尽くす鉛色の雲の向こうに、最後に青空を見たのはいつだったか。地平線にそびえる巨大な積乱雲を目にしたのは、そう、あの夏、あの人を逃がした日が最後だった。──どこまでも高く立ち昇る白い雲は滅びの運命に抗う最後の砦のようで、焦げつくような炎天下、俺たちは言葉もなくただそれを見上げていた。「きっと、また会おう」たった一言だけを残して崩れかけた街の暗がりへと姿を消したあの人の背中が、瓦礫に埋もれた廃墟の影へ溶けるのを見送った。命令は「射殺」、あまりにも簡潔で明確な指示であり、対象の生存は許容されず、軍規に基づく作戦行動において例外の余地など欠片ほどもなく、上位命令に対する異議申し立ての権限など最初から与えられていなかったはずなのに、それでも俺は引き金を引くことができず、ただ、そこに立ち尽くすことしかできなかった。作戦不履行、軍機違反。規律を逸脱した裏切り者に代わって別の部隊が追跡を行い、数週間後、作戦遂行報告とともに証拠として挙がったのは、焼け焦げ炭化した死骸の写真一枚。それがあの人であると証明する術は何一つなく、識別可能な特徴はすべて焼き尽くされ、DNA解析も歯列照合も行われることはなく、それでも軍はそれで十分だと言い、それで終わりだと言い、以来、誰もあの人の名を口にすることはなくなった。ここでは契約も誓約も何の意味も持たず、命令すらただの交換可能な言葉にすぎず、忠誠も信念も軍務報告の紙切れのように破り捨てられ、希望という言葉さえ硝煙と血の混じった泥の中に沈んでいく。俺はただ生存戦略の一環として存在し続け、銃を携行し、指令に従い、与えられた任務を遂行し、不要とされるまでこの組織の一部として機械的に生き延びるしかない。──あの人のいない、終焉の夏の中で。遠くで蝉の声が聞こえる。世界がどれほど崩壊しようと奴らは何も知らずに鳴き続け、耳障りなほどあの夏と変わらぬ調子で、まるでこの世界が何も失っていないかのように、ひたすらその存在を刻みつける。その音に引き摺られて思い出してしまう、あの青空を、入道雲を、決して果たされることのない約束を。無言のまま煙草に火をつけ、燻る紫煙をゆっくりと吐き出して目を閉じれば、今もあの雲が瞼の裏に浮かぶ。──目を開けば変わらず、空は重い灰色のままなのに。 )
……は、……くだらないな。
(/すてきなエモお題をお見かけしてお借りしました!壊れた世界で長い未練に囚われ続ける兵士のロールです。「あの人」はおそらく現政府にとって反乱因子的な何かで、かっこよくてまぶしい「俺」の憧れの人とかでした。遊んでいただけたらとても嬉しいので「↓」を置いてみます…。)
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(C) Mikle