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双星の陰陽師 ~穢れを従えし者~/57


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21: 百合子 [×]
2019-06-09 10:57:13

(恋愛は…ありですが、キスであるとか、
過度に絡んだりしないでください!
普通の人たちが絡みづらくなっちゃうので!
(例)…その人、誰?
(自分の好きな人と喋った人を見つめ)
などは禁止です!)

22: 有沙 [×]
2019-06-09 11:06:01

有沙「あ、ありゃ...?(戦闘態勢をやめ)」
天馬「なんだ?お前等(二人を見つめて)」
有沙「んー、何処かで見たことがあるような...ないような...?(はてなマークを浮かべて)」


(了解です)

23: 百合子 [×]
2019-06-09 11:20:10

「…………………」

青年は、隣の少女に囁く。

『あるじさまのなまえは、
いざよい あずまです。わたしは、しもべで
ざしきわらしのきりです』

少女はどこかたどたどしく、言葉を紡ぐ。

「…………………」

青年は、相変わらず黙り込んでいる。

24: 有沙 [×]
2019-06-09 11:29:57

有沙「...?(何で下僕の方が喋っているの?と驚いている)」
天馬「式神か?(座敷わらしをみて)」


25: 百合子 [×]
2019-06-09 11:52:16

「……………」

また、彼は少女に囁く。

『わたしは、あるじさまの
しきがみじゃありません!しもべなんです!
あるじさまはひととはなすのがちょっと
にがてなんです。
じぶんのなかのケガレがにげるからって』

少女は、また言葉を紡ぐ。


26: 有沙 [×]
2019-06-09 13:02:41

有沙「ケガレ...ねぇ?双星の片割れの奴みたいな...(深く考え込む)」
天馬「んで?なんで俺達に近付いたんだ?(疑問だった事を聞き)」

27: 百合子 [×]
2019-06-09 16:49:41

「…………」

青年は、またぼそぼそと少女に囁く。

『えっと、あるじさまは…ひとを
さがしてたんです。あるじさまのおねえさん。
じぶんのケガレをはんぶんせおってくれた
いざよい いおりさんをしらないか
ききたかったんです』

28: 有沙 [×]
2019-06-09 17:44:40

有沙「うーん...父さんなら知ってるかもだけど...(その話を聞き、もしかしたら父が...と考えている)」

29: 百合子 [×]
2019-06-09 21:38:45

「……………」

青年は、また少女に囁く。
まるで彼女が自分の口だと言わんばかりに。

『んーっと…しらないなら、いいです。
ケガレをたおしながら、じぶんでさがします』

30: 有沙 [×]
2019-06-09 22:16:01

有沙「自分で探す...ねぇ?(少し心配そうに見て)」

31: 百合子 [×]
2019-06-09 22:19:33

「……………心配は、要らん」

ほんの僅か、聞こえるか聞こえないかの
微妙な声。

だがそれはマスクの青年から放たれたものだ。

32: 有沙 [×]
2019-06-09 22:30:19

有沙「え...?(驚きながら、本人を見て)」
天馬「ま、困ったら眼鏡かけた変態が助けてやんだろ(立ち上がり)」
有沙「父さんは、変態ですけど良い人ですからね?!...ま、まぁ、天馬さんの言う通りですし!(ドヤ顔をして青年を見て)」

33: 百合子 [×]
2019-06-09 22:42:19

「………………フン」

彼はまた、消えゆくような声を発して、
いつの間にか目の前にいたケガレに向き直る。

「………【十六夜式霊縛術・七獄】」

彼が一言、はっきりとそう発すると彼の
右腕から淡い青色の網が放たれる。

それはケガレに絡みつく。

暴れるケガレに構わず彼が網を引くと、
いとも容易く浄化してしまった。

34: 有沙 [×]
2019-06-09 22:46:26

有沙「わぁお...(驚いた様子で見ており)」

35: 百合子 [×]
2019-06-09 23:07:05

「…………」

『いざよいけは、とくしゅなんです!
おんみょうじのなかでもいしつとよばれて、
とくいにはってんしたじゅつをつかうんです!
あるじさまはそれがほかのいざよいけのひと
よりとってもじょうずなんですよ!』

少女はにこにこと微笑みながら言葉を紡ぐ。

36: 有沙 [×]
2019-06-09 23:09:55

有沙「へぇ...十六夜家...ねぇ?(少し興味があるのか反応し)」
天馬「...おい、帰らねぇとアイツがうるせぇぞ(話を切るように話して)」
有沙「えー。あ、もしもアレでしたら陰陽連で待ってますから!(手を振って陰陽連に戻る)」

37: 百合子 [×]
2019-06-09 23:37:21

「………………」

青年は顔をふいっと背け、少女を引き連れて
どこかへと消えた。

38: 有沙 [×]
2019-06-10 00:13:06

有沙「どっか行っちゃいましたね。不思議な奴等ですね(陰陽連に戻りながら)」
天馬「だな(面倒なのか、適当に返事をして)」

39: 百合子 [×]
2019-06-10 00:16:49

「………………ただいま、戻りました」

妙に礼儀正しい挨拶をし、「十六夜」と表札の 掛かった屋敷の扉を引き開ける。

《おかえりなさい》

優しい、柔らかい声が聞こえる。

彼の母、十六夜 美夜子(いざよい みやこ)だ。

昔は凄腕の陰陽師であったが、今は病気で
寝たきりだ。

40: 有沙 [×]
2019-06-10 06:51:28

有沙「って事があったんです(今まであったことを父である有馬に話して)」
有馬「へぇ?十六夜家が...(少し興味があるるのか、仕事をやめ話を聞いている)」

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