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【 指名制 / 3L 】 耽溺のグランギニョル 【 恋愛 / 捕食 / 隷属 / 共依存 】/1037


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909: 執事長 [×]
2019-09-22 17:50:43



>ニコルPL様

(/お返事有難うございます、此方こそ大変お待たせしてしまい失礼致しました…!本日のご指名について、レンブラントであればニコルちゃんから使い魔を経由して彼を呼び出す形に、他の悪魔2人のいずれかであれば、レンブラントからニコルちゃんの事を小耳に挟み悪魔の方から会いに来る、という形になります!死神のどちらかも、新入りのニコルちゃんを一目見ようとあちらからやって来る、という運びに相成ります。本登録後、屋敷に連れ去られてから会話したのはレンブラントのみと記憶しておりますので、屋敷の情報を聞き出しやすい(出し惜しみせず教えてくれる確率が高い)のは悪魔よりも死神かな、という感じです。どれを選んで頂いても直ぐにお迎えに上がりますし、途中で指名変更も可能ですので、どうぞお気軽にお選びくださいませ…!)




910: 匿名さん [×]
2019-09-22 17:55:20

指名:ギンハ
希望:捕食ルート
名前:ヴィンセント・エイヴリング
性別:男
年齢:10歳
職業:小学生
性格:端的に言えばませた子供。年の割に妙に大人びており、物分かりが良い。礼儀正しく我儘も言わず、「よく出来た子だ」と大人から褒められる子供の典型。慣れるまではそうして良い子の顔をする一方、慣れれば慣れるほど徐々に甘えが顔を出す。育ての厳しさ故か人に甘えを見せることそのものを良しとしておらず、気を抜けば甘えてしまう己の幼さを自覚しているだけに、時折自分を律する事と素直な甘えを表現する事との板挟みでぐらぐらと揺れている。やや人見知りをするが好奇心の旺盛さは年相応、基本的には何事にも知りたがり。
容姿:毛先が軽く肩に触れる程度、やや長めのサラサラとした金髪のおかっぱ頭。深い碧にグレーを溶かし込んだような瞳、ぱっちりとした二重の円い目を長い金の睫毛が縁取る。肌の色は白く、鼻の頭に薄っすらと雀斑が散っている。まだ幼く甘い顔立ちの所為か時折少女と見紛われる事もあるが、ほっそりとして肉付きは薄く、体は確りと少年のそれである。白いブラウスにグレーのハーフパンツ、サスペンダー。黒いハイソックスと焦げ茶色のローファーを履いている。
備考:一人称は「僕」。二人称は「お兄さん(お姉さん)」「おじさん(おばさん)」「(名前)さん」など、相手によって使い分けている。両親共に医者の家系に生まれ、年の離れた双子の兄が居る。両親からの躾は非常に厳しく、英才教育の元で育ちながら習い事の数々にも勤しむ日々。唯一心優しく面倒見の良い2人の兄の存在は、息の詰まるような暮らしの中でとても大きな存在であった。他人と人並みにコミュニケーションを取り、あまり遊びに出かける事も出来ない中で人並みに友人を作ることが出来ているのは、兄の存在の賜物。それ故か、世話を焼いてくれる年上の人間にはほぼ無条件にどこかで心惹かれる節がある。聖歌隊に所属しており、歌う事が好き。好物はホットチョコレート。
ロルテスト:
("きちんとしなさい"__母親の口癖が何度も頭の中で反響していた。目の前には毎日向き合っている自室の姿見。凛とした顔、乱れの無い着衣、寝ぐせのひとつも見当たらない頭髪。いつも通り、今日も僕はきちんとしている。大丈夫、大丈夫、大丈夫…何度もそうして声に出している内に、ふわりと意識が覚醒へと向かい浮上した。どうやら、夢を見ていたらしい。知らないベッドの上で知らない匂いに包まれながらそう自覚したのは、瞼を押し上げて暫く経ってからのこと。此処は何処だろう、そんな違和感よりも不安よりも何よりも先に、耳に響くノックの音が体を動かそうとする。応えなければ、未だ寝惚け眼のままのそりと体を起こすと目を擦りながら一声返事をして)…今行くよママ、


(/初めまして。先客様がいらっしゃる所に大変恐縮ですが、新規での参加をさせて頂きたくプロフィールの提出に参りました。規約等々には一通り目を通させて頂いたつもりなのですが、まずはお手隙の際にでもご確認頂けますと幸いです。何か不備などございました何なりとお申し付け下さいませ。宜しくお願い申し上げます。)

911: ニコル・フロベール [×]
2019-09-22 18:07:41


>執事長様

(/なるほど、いつも的確なアドバイスをありがとうございます!未だ現状把握も覚束無い段階ですので、今回は死神で本登録初日にもご紹介いただいたような気のするクォーヴさんに色々とご教示をお願いしようかと思います、よろしくお願いします…!)



912: ギンハ [×]
2019-09-22 18:24:53



>ヴィンセント

__、(退屈そうに嘆息し、読み込んでいた長い巻物を床へ捨てる様にぽとりと手放す。最近は自身の嗜好に適う獲物も乏しく、二度目の溜息を吐く直前に、小狐の姿をした使い魔がきゅうんと鳴きながら膝の上に飛び乗ってきた。気安く触れるなと言わんばかりに眉を歪めるも、払い除けようとせず軽い体重を受け入れながら、小さな使い魔の報告に耳を傾け「……それは真か?」幼い獲物が来た、と。怪訝そうな視線を送って見せるも、声音に滲み出る期待や喜びは隠しきれるものではなく。普段であれば重い腰をすんなりと上げ、幾重にも着込んだ重い和装の裾を引き摺りながら向かったのは貴方の部屋。あどけない少年の声によるノックへの応答を聞き届ければ、待ち望んだ獲物との邂逅の予感にふわりふわりとゆっくり尻尾が揺れる。自身の手の代わりに神通力を用いて触れることなく扉を開き「__吾(あ)はそちの母ではない。神聖なる気高き九尾、ギンハぞ」一歩室内へ入ってから、九つの尾をこれでもかと大きく広げて見せる。艶のある毛並みで自身の存在を誇示しつつ、気難しい九尾にしては珍しく己から名乗りを上げ。貴方の居るベッドへ、極めて優雅にゆっくりと歩み寄りながら「名は何と申す、小僧」目付きが悪い自覚があるのか否か、秘かに浮足立つ心中とは裏腹に鋭い視線で貴方を見下ろし)



(/今晩わ、お初にお目にかかります。本日は人数無制限での募集でしたのでどうかお気になさらず、お越し下さり有難うございます…!とても素敵なヴィンセントくんにお会い出来て光栄です、今夜は仮登録となりますので是非お試しがてらお相手をさせて頂ければと思います!ただ一点だけ、見易さを考慮しレスの上下に空白を入れて頂けると大変助かりますので、宜しければ今後ともご協力お願い致します…!早速ご指名頂きましたギンハにてお迎えに上がりました。捕食ルートをご所望との事で、ギンハは捕食難易度が高い提供であるとご留意頂いたうえでお話を紡いでいければと思っております…!宜しくお願い致します!)




913: ギンハ/クォーヴ [×]
2019-09-22 18:33:18



>ニコル

__やあ、お嬢さん。ご機嫌は如何かな(丁寧なノック、柔らかな声音。取り繕われたものではなく、生来持つ性格から滲み出る人当たりの良い微笑みは、扉に阻まれ未だ貴女には見えないだろうか。今回やって来た新入りは、どうやら女性であるらしいと小耳に挟んだ。さぞ心細いだろう、もし貴女が扉を開けてくれたのであれば、一層微笑を深めて「初めまして。俺は死神クォーヴ、難しいとは思うけれどどうか怖がらないで」害意が無い事を示すように、白い両掌を貴女へ見せよう。ゆらゆら揺らめく黒煙のコートの端を視界に移しながら、惜しみなく自身の素性を明かして「もう他の怪物には会ったかな?この屋敷の事は充分に教えてもらえた?」ゆぅっくりと両手を下げつつ、穏やかな双眸で貴女を見詰めながらそっと首を傾げて)

(/いえとんでもございません、早速クォーヴにてお迎えに上がりました…!また何か御座いましたらいつでもお気軽にお申し付けくださいませ、今夜もお時間の許す限り宜しくお願い致します…!)




914: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-22 18:42:59




>ギンハ

…うわあ、(寝起きでくしゃりと乱れた頭髪を整える事も忘れ、現れた彼の姿に暫し魅入った。疑問に思うべき点は山積していたが、幼心は目の前でこれでもかと誇示される存在を目の前にしてふつふつと湧き上がる好奇心に揺れ動き始めている。触りたい、まず率直に込み上げた至極単純な欲求に任せて伸ばしかけた手を慌てて引っ込めたのは、突然の出会いに驚いて一気に目覚めた頭がすかさず己を律してのこと。円い目をいっぱいに開いて揺れる尻尾を見詰めるのを止め、かちりと目の前の彼、此方へ向けられた鋭い視線へ目を合わせる。「ヴィンセント__、ヴィンセント・エイヴリング」と、先ずは求められた情報を渡した。いつもならばさっとベッドから降りて会釈のひとつも寄越すところだが、今回ばかりは混乱が邪魔をしてそうもいかない。ぽかんと開いた口を閉じることも忘れ、今一度美しいその顔貌を見詰めると「初めまして、……ええと、ギンハさん」、どうにか紡いだ言葉の後に緊張からかきゅっと口を結んで)


(/お相手頂けるとの事で大変光栄です、有難う御座います。そして大変失礼を致しました、空白の件は今後気をつけさせて頂きます。捕食難易度の高い提供様である事もきちんと念頭に入れて、まずはのんびりと物語を紡いでゆくことが出来ましたら幸いです。それでは改めまして、宜しくお願い申し上げます。)




915: レベッカ・アンダーソン [×]
2019-09-22 18:54:19



(/主様こんばんは、お久しぶりで御座います。なかなか時間が合わず前回の交流から期間が空いてしまったのですが、折角のイベントなので乾杯をしてキリの良い所で本日終われたらと思いまして。前回(>870)の続きからお相手をお願い出来れば嬉しいのですが、可能でしょうか…?ご検討の程、宜しくお願い致します…!)



916: ギンハ/クォーヴ [×]
2019-09-22 19:01:44



>ヴィンセント

遠慮を知るとは利巧よな、小僧。___褒美ぞ(好奇心の輝きを宿す無垢な瞳を一瞥し、僅かに口許に緩い弧を描いて。幼年の獲物であれば誰でも良いというわけでは勿論なく、その点貴方は随分聡明そうだ。賢い子供は扱い難いと言う者も居るが、自身の嗜好には合致している。故に、普段ならば気安く触らせたりしない尻尾のうち2、3本を、貴方の頭や肩を撫でる様にふわりと動かして。「吾に対し、努々敬称を忘れるでないぞヴィンセント。ギンハ様、そう呼べ」自尊心を隠そうともせず堂々と言い切る、厳めしい表情ながらも声音はどこか柔らかく、ベッドの端に腰掛け「……緊張しておるようだな」表情こそ冷たさすら感じさせる鋭いものだが、そうっと貴方の頭上へ片手を伸ばす。そのまま壊れ物を触るような丁寧な手付きで、貴方の寝癖をほどくようにゆっくりと数回髪を撫でて)




917: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-22 19:13:18




>ギンハ

はい、ギンハ様__(何から何まで疑問だらけの状況下でも彼の視線から目を逸らす事はせず、否、逸らす事が出来なかった。幼いながらに染み付いた"良い子のコツ"、求められる事にきちんと応えれば悪い扱いは受けないと彼の振る舞いから半ば条件反射的に学び取る。とは言え、如何に物分かりの良い素振りを見せようと中身は齢十の少年に過ぎない。一瞬にして憧れの的となっていた大きな尻尾が触れると、確かなぬくもりをもったその感触に思わずふっと表情を和らげて。更に彼との距離が縮まり、圧倒的な存在感が一層強まるとまた僅かに顔を強張らせかけたが、矢張り彼の手付きから危害を加える意図は今のところ無さそうだと判断し「…此処は何処?ママは?__ギンハ様は、何処から来たの?」と、溢れ出しそうでギリギリの所で留まる不安をじわじわと滲ませつつ、声音だけは控えめに尋ね)




918: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 19:17:44



>レベッカ

ン……、魔界でイチバン甘い果実、トカ。一つでズットお腹イッパイにナル薬、トカ?(元々お馬鹿な頭では、古い記憶は長続きしない。これまで悪魔にどんな要らぬ施しを受けたか、直ぐには思い出せないのが正直なところだ。けれど、貴女の好奇心に輝く瞳を目にしてしまえば、何とかして記憶を掘り起こす以外に道はなく、必死に呼び起こしたのは図らずも食い物に関するプレゼントばかりで。「レベッカ、オレと会うとお腹イッパイ?__オレも、ソウなればイイノニ」目をぱちくりさせながら、魔法や手品でも見る様な驚きを声音に滲ませる。口に何かを放り込み胃袋に収めずとも、ただ会うだけで満足感を得られるなんて。もし自分も貴女と同じ"それ"を手に入れる事が出来れば、貴女に悲しい顔をさせないで済むのだろうか。酔いの所為か珍しく感傷的な横顔で月を仰ぎ見ながら、もう一口酒を嚥下して。「……オレ、一個ダケ知っテル。甘くてシュワシュワ、人間が飲むヤツ」四つん這いになりながら、部屋の隅にある金庫の様な物の中を探る。そうして引っ張り出してきたのは、マスカット風味のノンアルコールシャンパン。以前誰かから贈られたものだろうか、入手経路は忘却の彼方。貴女の横に戻りながら、不思議な事に随分よく冷えたそれを手渡すように差し出し「一緒に飲モウ」目と口をだらしなくふにゃりと緩めながら微笑む。ここでシャンパングラスを用意出来るような気遣いは持っていないが、それもこの怪物らしさだろうか)

(/今晩わ、ご無沙汰しております…!またお会い出来て嬉しいです、折角のイベント最後まで楽しみましょう…!早速続きからお返事をさせて頂きました、本日もお時間の許す限り宜しくお願い致します…!)




919: ニコル・フロベール [×]
2019-09-22 19:24:54


>クォーヴ

__悪くはないわ、ありがとう。…どうぞお入りになって( 紳士然とした悪魔が部屋を出た後、不思議な生物…といってもいいものかはさておき、それらが配膳する料理を食べ、湯を浴び眠るだけのサイクルを繰り返すこと何度か。ここに来る前は予定は鮨詰め同然の生活をしていたもので、何かに追われる感覚はおろか時間感覚も消えかかるような現状は、自分の他に人間がいないことも相俟って正直気の狂いそうな心地で。しかし確証は未だ得られていないものの、此処に脅威となる何かがいるという意識は臆病な自分をこの部屋に閉じ込めるには十分だった。だからこそ此度の来訪は、まだ見ぬ怪物への恐怖よりも、状況が進展する喜びや安堵の方が大きくて。掠れ気味の声で偽りのない心情を吐露し、不安から上手く眠れずに少し疲れた顔で貴方を出迎えよう。「 大丈夫、怖くはないわ。 」微笑みと物腰の柔らかさは元より余裕がなく薄れていた警戒の線をいとも簡単に取り去って。「 …一度、紳士の悪魔に。あまり詳しい話は聞けなかったのだけれど 」身長差からどうしても視界に入る煙のような何か越しに、およそ人間のものとは思えない黒と水色の目を見上げて )



920: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 19:28:25



>ヴィンセント

此処は黒薔薇の屋敷、そちが居た所から遥か遠く離れておる。……そちの母は依然健やかぞ、安堵せよ(与えた尻尾を好奇心に任せて強く握ったり引っ張ったりしない辺り、本当に"良く出来た仔"だとまんまと感心させられて。いくつかの尻尾は取り上げる様に静かに引っ込めたが、これが貴方を落ち着かせるのであればと、1本だけは貴方の手元に残し。幼い獲物は往々にして泣き喚くものだが、冷静に問いを重ねる姿の健気さに一度だけ瞬きをして。母親を求める言動にはちくりと胸が痛み、貴方のママは連れ去っていない事を示しながら多少ズレた安心を促して。「吾はこの屋敷に住んでおるのだ。__今宵からそちも此処に住むのだよ、ヴィンセント」残酷な事実を告げながら微笑む様な真似は出来ない。僅かに眉根を寄せながら、貴方の髪を撫でる手を制止させ、それでも声色だけは努めて穏やかに柔らかく紡いで)




921: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 19:39:53



>ニコル

有難う。__突然お邪魔して悪かったね、君の名前を訊いても良いかな(初対面だからこそ、貴女を儚く彩る精神的疲労の色に目敏く気が付いて。あくまで自身は捕食者で貴女は獲物、けれどいくら獲物でも女性は女性。故にアポ無しで部屋を訪れる不躾な真似を困った様な表情で詫びつつ、招かれるがまま入室してから貴女の顔をそっと覗き込んで。「紳士の悪魔…ああ、彼かな。収穫が乏しかったのは寧ろ幸運かもしれないね。彼から多くを知り得たなら、後々それだけの対価を要求されるだろうから」紳士とは随分上手く取り繕ったものだと、思わずくすり笑みが零れる。悪魔に対する諸注意には、貴女を怖がらせる意図はなく寧ろその逆。悪魔の取り扱いには気を付ける様にと言外に示しながら、貴女と向き合い此方を見上げる視線を受け止めて「……上品で爽やかな色の瞳だね。そうだ、甘い物は好き?」死人よりも白い生気のない片手、何かを掬うような形で掌を天に向けたそれを貴女の前でそっと差し出す。するとそこに突如現れたのは、ミントグリーンのキラキラした包装紙に包まれたキャンディで。透明の器にいくつか入ったそれは、人間界ののど飴。貴女の掠れた声を慮っての事だが、あくまで御近付きの印という体で貴女へそれを差し出して)




922: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-22 20:01:08



>ギンハ

__ギンハ様は僕を誘拐したの?(手元に残された一本の尻尾、その毛並みに指先を通すと驚くほど滑らかな質感についつい気を引かれてそろそろと撫でる様に手を動かす。注意が散漫になってしまわないように如何にかこうにか真剣に彼の話に耳を傾けるも、難しい言葉の混ざる説明を少しずつ噛み砕き、薄っすらと事態を把握し始める頃には流石にちりちりと燻る様な不安が広がり始めた。堪らなくなってぽつりと紡いだ言葉の後、彼の尻尾を撫でていた指先にほんの僅か力が篭り、それでも人前で惨めに泣くものではないと再三己を律して「それは困るよ、僕家に帰らなきゃ…ママもパパも、兄さん達も待ってるんだ。今日はマリーおばさんにピアノを見て貰う日だし、宿題だってまだ__僕は此処には住めないよ、きっと直ぐに警察が探しに来る。ギンハ様は悪くないって、今なら僕、ちゃんとそう言えるから、」と、辛うじてまだ静かなままの声で縋る様に訴え)




923: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 20:15:15



>ヴィンセント

__ヴィンセント、そなたは70億の中から選ばれたのだ(シンプルな質問に堂々と是と答える訳にはいかなかった。卑怯にも言い回しを変え、尻尾を触る体温に仄かな握力が加わるのを静かに感じ取る。普段であれば"無礼な"と叱り付けるが、貴方は玉の様な子供なのだから丁寧に扱わない筈が無く。警察は来ない、獲物として選ばれなかった人間は知覚すら出来ないこの世界。その事実を淡々と突きつける事は簡単だが、きっと聡明な貴方ならば多くを言葉にせずとも理解してしまうのだろう。故に「優しく聡いヒトの仔よ。…おいで」脆く儚いガラス細工を触るかの如く、そうっと貴方の両脇に手を差し込んで抱き上げる。抵抗の有無にかかわらずそのまま貴方を自身の膝の上に乗せ、抱き込むような形で背中をさすろう。獲物と自身を密着させる事など普通であれば在り得ないが、尾の1本は貴方の手に残したまま「泣いても構わぬ」ただ一言、それだけを告げて。とん、とんと一定のリズムであやすように貴方の背を優しく叩きながら、貴方に顔が見えないのを良い事に悲痛に表情を歪めて)




924: レベッカ・アンダーソン [×]
2019-09-22 20:44:10


>テオ

え、すごいね。テオの好みにピッタリ!それでそれで?甘かった?お腹一杯に満足した?(辺りを見渡していた視線を相手に戻す。忘れっぽい彼が覚えていた品々は、なんとも彼のニーズに合った物で。以前魔界の果物で好きな果実を教えて貰った日が過り、微笑ましい。悪魔への印象も良い人物だと上がる一方で、上体を前のめりに傾け、その続きが気になるとばかりに話をせがみ。「──……そう、だね。本当にそうなったら、いいのな……」相手も自分と同じ気持ちに。お酒の効果故か、今日は珍しく感情の機微が察しやすいその横顔を見詰め、好奇心に輝かせていた瞳を伏せる。淡い願望。人を食わねば彼は生きていけないのだ。それ以外に空腹を避ける術なんて、と叶う望みの薄いそれは、夜空の星を掴むように遥か彼方の夢。ずっと穏やかな時間が続けばいいのにと、手を伸ばしたくなる気持ちをうまく言葉に現せず、同意を重ねるに留まり。「甘くて、シュワシュワ……?え、それ冷蔵庫だったの?って、これは……お酒?ジュース?」ふと相手が動きを見せれば、視線のみで追いかけ。大事な物を守る為に保管するはずの金庫から取り出された一本の瓶に、思わず金庫じゃなかったのかと勘違いしそうになり。自分は飲んでも味がしないはずなのに金庫に入っていたその意味は。他の誰か、自分と同じ人間からの贈り物だったのでは。疑問やもやもやと形容し難い感情が浮上し「これ私が貰って良いの?誰かからのプレゼントだったんじゃないの?」なんて、口を尖らせ疑問よりも詮索してしまう気持ちが前に出てしまった言葉が口から溢れ落ちてしまうも、それも相手の柔らかく、見ているだけで嬉しくなるような笑顔の前に吹き飛んでしまい。「っ……今日のテオは一段と可愛いね。うん、私もテオと一緒に飲みたい」つられるように自分もにっこりと笑い返し、瓶を両手で受け取り。十分冷えたそれは、今が現実である事を伝えてくれる。蓋に触れ、キュルキュルと音を立て回し開ければ、香る爽やかなマスカットの匂いを味わうように目尻を細め。「美味しそうだね、ありがとうね。グラスは……まぁいっか。それじゃ折角だし乾杯しよっか。綺麗なお月様と、テオに!」グラスが無い事に遅れて気が付くが、此処には相手と自分の二人しか居ない。行儀の悪いラッパ飲みも、今日くらいは許されても良いだろう。それよりも今を楽しもう。自分はシャンパンの瓶を一度掲げ、相手の持つデキャンタへと近付け。もしそれが叶えば「乾杯」と声を掛け、カチンと音を立てぶつけ合わせてから瓶に唇を触れ、まずは一口飲み込む事だろう)

(/優しいお言葉、ありがとうございます!回していない間にロルが拙くなってしまい申し訳ありませんが、はい、楽しみましょう…!では、背後は失礼致しました…!)



925: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 21:01:52



>レベッカ

勿論甘かった、カナ…?お腹イッパイ、なった。ケド、その後イッパイ煙出タ(甘い果実と手渡されたのだから、無論甘かったのだろう。__否、本当にそうか?その怪しげな果物の味よりも、苦しい程の満腹感よりも、鮮明に思い出されるのは悪魔たちの呵々大笑。矢張りフランケンシュタインという特性と、自分の馬鹿な性格を弄ばれていただけなのだろう。しかしそれに気を悪くすることもせずあっけらかんと質問に答えて。「違ウ、色んなモノ入れテル。酒じゃナイ、ハズ、多分」食べ物を保管するような文明的な考えはこの怪物には無く、ゆえに金庫は金庫だったらしい。取り出した瓶がよく冷えていたのは、そういうまじないでもかけられていたのだろう。差し出したシャンパン、てっきり手放しに喜んでくれると思っていたのだが、期待に反して難色を向けられれば「……?レベッカ、怒ッテル?」怪訝そうに眉をひそめるも、貴女がすぐに笑顔を見せてくれたこと、無事にシャンパンを受け取ってくれたことに安堵して。人間界の果実の香り、それは紛れもなく良い香りだ。この素晴らしい月夜を彩る美酒は出揃った、貴女の真似をするようにデキャンタを掲げ「__ミサンガと、レベッカニ」自分の宝物である右手首のそれを一瞥し、月を見上げる穏やかな視線を貴女へと向け「カンパイ」と返そう。力加減の出来ない怪物に、貴女からグラスを軽く当ててくれたのは最大の僥倖だった。自分から乾杯をしていれば、全てが台無しになっていただろうから。「……美味シイ?」乾杯後に酒を飲むというマナーも忘れ、ただただ視線を貴女に集中させて)




926: ニコル・フロベール [×]
2019-09-22 21:27:16


>クォーヴ

気にしないで、ちょうど話し相手が欲しかったの。……失礼したわ、私はニコル。よろしく…は、少し違うかしら。お手柔らかに、死神さん。( 本当は喉から手が出るほど渇望していた現状脱却の鍵、けれど弱みを見せまいとあくまでにこやかに、なんてことのないように言い放ち。名を尋ねられて初めて名乗りを忘れていたことに気が付いて、改めて切羽詰まっていることを自覚しつつ今度は此方から謝罪。手馴れたように服の裾を摘んでカーテシーを披露し。「 …そうなのね。とても頭の良さそうな方だったから、こんなこと聞いちゃったら益々、彼の前では気が抜けなくなりそう。…私、今のところ彼と貴方しか知らないのだけれど、他にお住いの方はいらっしゃるのかしら 」忠告を素直に受け取って件の男性への警戒レベルを引き上げ。言われてみれば確かにあの目は、父と日々熱弁を繰り広げ貶め合う老獪な官僚たちのそれに似ていた。“彼かな”の言葉より少なくとも他の怪物が数人はいることを目敏く拾い上げては続けて質問を口に。「 ありがとう。貴方の目も素敵ね、若い星の色をしてる 」社交場で定番の容姿の褒め合いに自分の調子が戻ってくるのを実感し。黒と病的な白の中にある唯一と言っていいその色彩は本当に夜の星を思わせ。貴方の手の中に突如現れた存在には驚きを隠しきれずに「 …凄いわ、どんな手品を使ったの、それとも魔法? 」質問への答えも感謝の言葉も忘れ、差し出されるままに容器を両手で受け取ってしまいながら今しがたお褒めに預かった双眸をきらきらと輝かせ。 )



927: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 21:48:10



>ニコル

それは良かった。死神を歓迎してくれるなんて寛容だね、ニコル(澱みのない洗練された西洋のお辞儀、それに応えるように自身も片手を胸に添えて一礼を。見た所かなり若い様だ、上手にお化粧をしているが目鼻立ちには幼さが残っている。にも拘らず、死神を前にしても取り乱す様子を見せないとは。_否、最早取り乱す元気もない程疲弊しているのか。ふむ、と自身の顎に手を添えつつ「悪魔は嘘を吐くけれど、交わした契約は破らない。覚えておくと良いよ」あまり悪魔について不穏な知識を植え付けては、後々彼に怒られてしまいそうだ。故にふんわりとした助言を付け足すに留め、次いで投げられた問いに答える前に窓の外の月へと視線を移して「此処は怪物の支配する屋敷だからね。悪魔や死神が凡庸に見えるような、様々な隣人が住んでいるよ」一歩、二歩と窓辺へ歩み寄る最中、ふと視界に入ったのは窓枠に絡み付くように咲く黒薔薇。花弁を傷付けないよう、そっと指先でそれに触れながら「中には、こうして穏やかに言葉を交わす事が出来ない者もいる。不用意に一人で出歩かなかったのは、賢明な判断だったね」首だけを巡らせて貴女へと振り返り、月光に照らされながら労いのような意味を持つ微笑みを向けよう。人間から見て不気味であろう瞳、それを忌避するどころか褒められてしまえば「随分粋だね、ニコル。俺の星も君の輝きには劣るよ」歯の浮くような台詞を臆面もなく言い放つ、それは社交辞令の類は一切含まれていない、心からの賛辞で。怪物が出した怪しげな物など受け取れるか、と突っ撥ねられる事も懸念していたが、素直にキャンディを手に取ってもらえれば「さあ、どれでしょう。気に入ったのなら、またいつでも見せてあげるよ」しぃ、とするように人差し指を己の唇に添え、茶目っ気を表すようにぱちりとウインクをしてみせて)




928: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-22 21:54:14



>ギンハ

僕がママの言い付けを守ってたから、きちんとしてたから、ギンハ様は僕を選んだの?(状況を把握する事、人の話をよく聞く事、めそめそしない事__今この場で自分がやらなければならない事はたくさんある。70億という途方も無い数から選ばれた一人、己をそう評価した彼の言葉にせめてこれまで自分がやって来た事に自信をもつべきだと揺らぎ始める弱い心を奮い立たせた。然し、時として優しさの前に意地は呆気なく陥落してしまうものであると思い知る。こんな風に優しく抱かれるのは随分と久しい、そんな気がしていた。とん、と思いがけず彼の胸元へ顔を埋める形となり一瞬小さく呻く。全身が熱くなり、きゅっと強張った。いよいよ耐え切れずに瞳から零れた涙が彼の服を汚してしまわないようにそっと顔を離し、代わりに残ったままの尻尾をゆっくりと緩い力で握り締めると「僕は泣かないよ。泣いてどうにかなるなら、多分ギンハ様はもう僕を家に帰してる。そうでしょ__でも僕、これから此処でどうすれば良いの?」、せめてもの甘えは彼の膝の上から降りずに居る事。そそりと顔を上げ、いつの間にか取り戻したすまし顔で尋ねると今度こそ彼の尻尾からも手を離し)




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