自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
12： 名無しさん(>>6)　[×]
2019-02-17 01:44:02

「身の程知らずの愚か者が、我が主に指一本すら触れられると思うな」
「お前が一体誰の物であるのか、その身体によぉく教え込んでやろうなぁ？」

名前: 伊鈴
読み: イスズ
役職: 天狐
年齢: 人間にして二十代後半から三十代前半程の容姿だが千年以上を生きる。性格に何年程が経ったのかは本人も記憶していない。
身長: 180cm前後
武器: 深い紅に色付いた炎を自在に操る。主人の生気や意思に依拠している部分があり、彼が傍に居る事で強大な力を発揮する事が可能。離れていても能力を使う事自体は可能だが、殺傷能力は大きく下がる。

容姿: 本来の姿は巨大な狐。四つ這いの姿勢でも目線の高さは成人男性と同等。銀に煌く体毛に体長を上回る豊かな九つの尾があり、それぞれの尾の先に赤々と燃える炎を纏っている。鋭く光る金の瞳の周りを縁取り、眉間や目尻の辺りまでを紅の複雑な紋様が飾る。主に戦闘時、主人の許しを得て力を振るう際にこの姿を取る。人型となった際には本来の体毛と同様陽の光に煌く銀色の髪を腰の辺りまで伸ばし、毛先近くで赤い結紐で括ってある。前髪は毛先が軽く目に掛かる程度。髪と同色の丸っこい麿眉に切れ長のつり目。形の良い二重瞼で、目尻には鮮やかな紅を差している。地が白の重厚感のある着物を纏い、袖口や裾の辺りには深い赤で妖怪の姿の際眉間の辺りにある紋様と同じモチーフの華やかな模様が織り込まれている。紺色に染め上げられ金糸で花の刺繍が施された羽織に袖を通し、肩から落とした状態で常に身に纏っている。足元は白足袋に雪駄。

性格: 気高くも譲れぬ矜持を持ち合わせ、主人の生死さえ意のままにしてしまう傲慢さ。飄々と振る舞い一見して多少性格が悪いながら友好的であるように見えるものの、腹の底では誰もを見下しがち。ただ稀に互いの立場関係無しに対等と認める場合もあり、一度懐に入れた者に対しては弱い面も。自身の主人に対しては自らに釣り合う事を求める傾向にあり、必要とあらば飾り立てもし、自分自身も並び立つ者として恥の無い振る舞いを心掛ける。

備考: 橘の一族に仕え始めて早500年程。若気の至りから里を散々荒らし回った折、当時の橘家の当主により捕らえられた事から契約関係が始まる。強大な力は契約により主人の命を守るに足る分まで抑制されてしまっているが、それでも弱者の手中に甘んじているつもりは毛頭なく、主人として相応しくない者の生気は早々に吸い付くし殺めてしまう。彼らへの執着の無さ故に結果として橘の血筋が途絶えたならばそれはそれ、自由の身になれるという程度にしか考えていないが、結局のところ橘家は滅びる事なく現在に至る。そんな振る舞いのせいで手負いの獣のような扱いを受けているが、歴代の当主にはよく手懐けられ懐いた相手も居る。自分に相応しいと判断した相手に対する忠誠心は深い。

(/遅れ馳せながらpfが完成致しましたので提出させて頂きます。不備など御座いましたらお手数をお掛け致しますがご指摘くださると幸いです。また、規則に関しても迅速な対応をありがとう御座います。此処でお話が紡いで行けるのを楽しみにしております)

其の血筋が在る限り [ BML / 制限有 ]/38