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 茜の世界で微睡む... 〆/17


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■: 匿名さん [×]
2019-02-10 22:59:03 


 
 
 
茜色に包まれた世界の中で、
二つの影は言葉よりも饒舌な刃で語る。


____待ち人あり
 
 


1: 名無しさん [×]
2019-02-11 00:03:57




失礼いたします。募集板にて声をかけさせていただきました443です。
この度は参加許可並びにお部屋の作成ありがとうございます!ご期待に沿えるよう精一杯頑張りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

物語のスタートですが、やはり白本丸の刀たちが黒本丸へやってくるところから始めたいな、と考えております。ちなみに優秀な数振でやってくるとありますが、鶯丸の他にどの刀とやって来る予定でしょうか?
黒本丸は短・脇・打が極端に少なく、コンプ本丸に比べると半数弱程度の刀剣が折れずに残っているという想定です。
出陣を強制する者がいなくなり、部屋で1人溜まった疲労を癒すべく伏せっていると、別の本丸から刀剣がやって来たとの言伝を受け門へ向かった──といったような始まりを考えているのですが、差し支えないでしょうか。

それと二点質問なのですが、審神者を手に掛けた刀は大包平以外の誰かである方が都合が良いでしょうか?こちらとしては大包平でもそうでなくても、といった感じですので何かお考えがございましたらお聞かせくださればと思います。
また白本丸の刀の来訪についてなのですが、これは黒本丸側に事前に知らせがきているのでしょうか?それとも突然の出来事なのでしょうか?お教えいただけると幸いです。





2: 匿名さん [×]
2019-02-11 00:49:31

 
 
 
ようこそお待ちしておりました…!改めましてこの度は主得すぎる募集にお声かけくださいまして誠にありがとうございます。こちらこそ名無し様のご期待に添えるよう精一杯務めさせて頂きますので、これからよろしくお願い致します。


物語の始まりはそこからですね!承知致しました!優秀な数振りですが具体的には1部隊分と考えております。全振り動かすのかどうかは分かりませんが、刀種に関しましては2から3振りは極短刀、鶯丸含め残りは自由枠と考えております。( 完全に蛇足なのですが、夜戦に強い刀は日が落ちる前に破壊し夜戦に弱い刀を短刀達が破壊するといった作戦で政府から命を受けている、という脳内設定込のメンバーなので、もし名無し様に希望がございましたら刀種関係無くその刀にしたいと考えています。 )
次に導入についてですが、もちろん名無し様の考えで問題ありません。寧ろとても有難いです…!憔悴と言いますか、疲労の色が窺える大包平に命を大事にしろとタイミングがあれば言いたいものです。門で大包平と合流した後はどういった感じで進めましょうか?戦闘シーンがメインになりますので大包平含む6振りで門まで来てもらい、各自別れて行動する体で進めた方がさっぱりして見やすいように思うのですが、大包平+白本丸の6名で行動した後二人だけ移動して──という形、名無し様はどちらがよろしいでしょうか?

質問に関してですが
・審神者を手に掛けた刀
こちらはやはりどんな刀であったとしても、背後様が好きな刀が手に掛けたとなれば嫌な思いもする方がいらっしゃるだろうと敢えて考えておりません。大包平が手に掛けた方がドラマチックになるのであればそちらでも構いませんし、敢えて誰かわからない、朝には冷たくなっていたという謎にしておくのも良いと当方は考えております!答えにはならず申し訳ありませんがどうか名無し様の好きにしてやってくださいませ。

・黒本丸は白本丸の訪問を知っていたか
こちらに関しても導入でやりやすい方をとっていただければと思います!初めから剣呑な雰囲気で進める場合は知らない方が不信感を抱くことが出来ますし、知っている場合は黒本丸も表向きには客人として扱うという腹の探り合いみたいなことが出来てどちらも捨て難いなあと優柔不断で申し訳ありませんがそんな風に思っております…!

こちらからも一つ名無し様にお聞かせ願いたいことがございます。和解に関してですが大包平が改心する…と言いますか憎しみから絶たれる和解、もしくは鶯丸が大包平側に賛同してしまうという和解、どちらが好みでしょう?戦闘描写において初めからどちらが勝利するかを決めておいた方が良いかと思いまして…!何卒よろしくお願い致します。
 
 
 

3: 名無しさん [×]
2019-02-11 01:46:02




六人構成の一部隊想定ですね、承知いたしました!特に希望があったわけではなく、決まっているのであればお聞かせ願いたいなというつもりで伺ったので、編成に異論はございません。ただ“夜戦に弱い刀種は短刀たちが始末をする”という手筈であったのであれば、大包平には極短刀がつくのが自然なように思うので、対面時に鶯丸からの申し出か何かがあり大包平と行動を共にすることになった、といったような描写が欲しいのですが、構いませんか?
また合流後ですが、当方も二振りずつ散り散りになった方がわかりやすいと思うので前者の案でいきましょう!
それから付け加え忘れたのですが、黒本丸の鶯丸は大包平が顕現する前に折れてしまっていたため、大包平は人の身を得てから鶯丸を目にするのは初めてという設定にしたいのですが、差し支えないでしょうか?

そして細やかなご回答をありがとうございます!
手に掛けた刀についてですが、大包平にしようかと思います。審神者の首をはねたその瞬間を見た刀こそいないものの、黒本丸の刀たちはみな察していて、また大包平自身自白もしないが隠ぺいする気もないので証拠もわかりやすく転がっている、という状況にしておこうかと思います。気付くも気付かないも、咎めるも咎めないも、お好きにしてくださいませ。

白本丸の訪問ですが、それでは知らなかったというていを取らせていただきますね。最初に出迎えたのは大包平以外の刀剣数振りで、どうしたら良いか指示を仰ぎに呼び出された大包平が後から登場する、といった流れでどうでしょうか?

和解に関してですが、大包平が改心する方でお願いできればと思っております……!仲間たちを大事に思うが故芽生えた憎しみなので、そこをどうにかほどいていただけると嬉しいです。





4: 匿名さん [×]
2019-02-11 11:45:56

 
 
 
なるほど、そういうことでしたか!承知致しました。それでは黒本丸に向かう刀は当方が出来そうな刀を選び進めさせていただきますね!また合流後ですが二人ずつ散り散りですね!もし進行上サブキャラが必要でしたら気軽にお声かけください。当方二人なら同時に動かせますので!
大包平の設定に関しましても名無し様の好きなように足して頂いて構いませんよ!白本丸にも大包平は顕現していない体で進めさせて頂いてもよろしいでしょうか?当方自身も優れている本丸となれば刀剣はコンプリート済みという印象がありますので些か違和感は抱かれると思いますが、未顕現の方が以前の大包平と重ねる事が出来ますし白本丸で引き取る方向で進める場合、ふた振り目になってしまうという矛盾にならず済むかと…!


回答になっていない返答でしたが少しでも参考になったのであれば良かったです…!
承知致しました。それではどこかのタイミングで審神者の部屋に行くというのも面白そうですね…!大包平自身が案内してくれるのかどうかは難しいと思いますので、厠だなんだと鶯丸が席を外すタイミングで覗いてしまう等いかがでしょうか?

白本丸の訪問について知らなかったということですね!その方が綺麗な流れになると思いますので大賛成でございます。それでは導入した段階で近くにいた刀に接触をはからせていただきますね。

それでは終着点は大包平の改心ですね!上手くそこまで運べるか…精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します…!
他にはなにか決めておきたいことはございますか?あまりなければ導入に入りながら相談も同時進行で行いたいと思っております。
 
 
 

5: 名無しさん [×]
2019-02-11 18:15:58




承知いたしました!お返事の速度は下がってしまうかもしれませんが、サブキャラが必要でしたらこちらも出来る範囲で対応いたしますのでご気軽にお声がけいただければと思います!(自主的に登場させることもあるかもしれません)
ありがとうございます!白本丸にも大包平はいない、ということで承知いたしました。そうですね、そのような結末になった場合のことも考慮すると、やはり当方もこの設定の方が良いかと思います。

はい、大包平が自主的に審神者の部屋へ案内することはないと思います。厠に行くと申し出て覗きに行くでも構いませんし、訝しむ可能性が大きいですが、大包平に頼んでみるでも構いません。お好きにやっていただければと思います!

では訪問についてはそのような流れで承知いたしました。大包平以外の五振りですが、こちらは平野藤四郎・物吉貞宗・篭手切江・数珠丸恒次・一期一振といたしますね。極刀剣はおらず、大きな刀ほどレベル・疲労度共に高い傾向にあります。お好きな刀剣と接触を図っていただければと思います!

やりとりが今から楽しみで仕方ありません……!こちらこそどうぞよろしくお願いいたします!
いえ、ロル内もしくは背後会話にて残りの五振りをお教えいただけば、他は特にございません。導入はどちらからにいたしましょうか?当方はどちらでも構いません!
それと一つ確認なのですが、ロル内の改行は苦手ではないでしょうか?場面が切り替わる際などに改行を用いがちなのですが、苦手ということであれば使用いたしませんので、ご遠慮なく仰っていただければと思います。





6: 匿名さん [×]
2019-02-11 20:13:16

 
 
 
ありがとうございます…!進行に必要になればお願いするかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。レス頻度に関しましては当方も筆が早い方ではありませんのでのんびりで構いません…!置きレスリアル優先でまったり参りましょう。

大包平以外の5振り、把握致しました。こちらは鶯丸以外の5振りは鶴丸国永、歌仙兼定、亀甲貞宗、小夜左文字、前田藤四郎を予定しております!打刀が極であるか否かはどちらでも良いので考えておりませんが極でなければ太刀、打刀は練度頭打ちと考えております。
また審神者の私室イベントは是非とも回収させてくださいませ!様子みて申し出てみますね…!そして、導入の声掛けは平野へお願いしようと思います。初回も募集主であるこちらから始めようと思っておりましたのでお気になさらず…!当方も楽しみで楽しみで…!早くやり取りを開始したいと思って既に書いてしまいました( )

描写に関しまして、特に地雷はありませんのでお好きなように書いていただければと思います!当方も場面切り替えでロルを改行したり、分割することもあります。苦手な表現がありましたらご指摘下さいませ!サンプルロル代わりに導入を投下致します。今回は本当に接触どころか導入から始めておりますので長々と書いてしまいましたが次からは半分くらいになりますので…!また、場面に複数人いる場合は 「 」 にてセリフを表すこともございます。もし描写外の方がよろしければメインキャラと同じようにサブキャラとして登場させますので気軽に申し付けくださいね!それではよろしくお願い致します…!
 
 
 

7: 鶯丸 [×]
2019-02-11 20:16:17

 
 
 
( 政府の役人が本丸へと訪れたのは数日前。政府から一方的に報せが届けられる事はあれどもこうして彼らが本丸へと足を運ぶことは珍しい。何処か物々しい雰囲気を纏いながら主の座する間へ近侍である歌仙兼定が案内する、そんな後ろ姿を眺めていた。──そうして数刻が経った頃、政府の役人が本丸を後にする後ろ姿を同じように縁側から眺めていれば普段の彼とは別人と言っても過言ではない程に表情を硬く、脂汗さえ滲ませた様子で 「 主が呼んでいるよ 」、と一言。只事では無いその様子に大人しく従ったその先で待っていたとばかりに口を開いた審神者は 「 とある本丸にて審神者が殺害された。じきに本丸は解体されるそうだ。そこで、彼らの処遇だが自刃や朽ちるまで放置と言うのは政府としても夢見が悪い。……彼らには二つの行き場がある。一つは他の本丸への移籍、もう一つは他所の審神者に刀解してもらうことだ。 」 歌仙も歌仙だが主の表情も硬い。それもそうだ、その様な雑事は本来なら政府が秘密裏に行うことであり何故この本丸に頼む必要があるのか。「 で、それを聞くだけでいいのかい? 」 その場に同席していた鶴丸が口を出す。それに対し審神者は青ざめ俺達に目を合わせないよう畳の目に視線を向けながら、「 表向きはそう、だが…──政府としては誰が手にかけたかは定かでは無いにしろ、審神者が刀に殺されたということはあってはならないこと。……早々に始末せよ、との事だ。 」 その言葉に息を飲んだのは誰だっただろうか。「 こんな事、君達に頼むべきではない事は重々承知の上だ。しかし──… 」 主は同胞を討たせる事に心を痛めている様子で先の言葉を紡げない。そんな主を見かねて歌仙兼定が口を開く。「 君達なら分かるだろう。ここで主が断れば主の立場が危うくなってしまう。だから、君達が呼ばれたんだ。──鶯丸、鶴丸国永、亀甲貞宗、小夜左文字、前田藤四郎、君達5振りにこの任務を頼みたい。部隊長は僕だ。心配せずとも同士討ちの罪は君達だけに負わせたりしないよ。 」 納得行かずとも近侍殿にそこまで言われて首を振る者は居らず、そうしてその場に居たひとりと六振りの刀のみが知る特殊任務が組まれた。

そして任務当日、一瞥した感じは己が顕現した本丸とは変わらない。木造の日本家屋だ。但し一つだけ違う所がある。…静かすぎるのだ。多くの刀が居た面影はなく閑散とした本丸へ前を歩く歌仙が門を潜る前に振り返り、「 警戒されては困る。彼らに話を通すまでは鶯丸と僕だけで行こう。もしかしたら僕らが今日ここへ来る事を彼らは知らされていないかもしれないからね。」 そう告げる歌仙の言葉に危ないのではないかと口にする者も居たが最終的には皆納得し、本丸の玄関口の傍に待機していることとなった。歌仙と目配せを一度きり行うと静かに戸を開け。すると音を聞き付けていたのか己が知る姿よりもずっと疲弊した様子の平野藤四郎の姿。歌仙が平野へと声を掛ける。 「 ──すまないね。貴殿らに政府より言伝があって訪れたのだけれど。少しいいかい? 」 ……さて、きちんと話しが通っていれば迎える言葉を、通っていないのであれば礼儀正しい平野の事だ。誰かに指示を仰ぐだろう。その人物が今この本丸を動かしている人物に違いない。縁の深い短刀を怖がらせないよう平常通りの笑みを象りながら様子を伺い )
 
 
 

8: 名無しさん [×]
2019-02-11 23:15:49




はい、お任せくださいませ!
そう仰っていただけると気が楽です、ありがとうございます。こちらこそのんびりお付き合いいただけると嬉しいです!

白本丸の顔ぶれ把握いたしました。では黒本丸とは対照的に、極済みということでお願いしてもよろしいでしょうか?
またこちらの導入ロルはこういった感じでよろしかったでしょうか……?歌仙の態度が思いのほか柔らかかったことと、気の利く平野のことなので、大包平を呼ぶ間来客を外に立たせっぱなしで待ちぼうけにさせておくとは考えづらく、先に客間まで案内しているという想定で書かせていただきました。ですがこれに平野と歌仙のやりとりまで含めるとさらに倍くらいまで文字数が膨れ上がる気がしたので、少し飛ばして大包平に話が伝わるところから始めたのですが……何か不都合などございましたら仰ってくださいませ。

安心いたしました……!当方もそういった書き方をするので良かったです!
そしてこちらこそ長々と申し訳ありません……!匿名さまのお書きになる文章、すごく好きです!わかりやすく、かつ語彙が巧妙で美しく、読んでいて引き込まれるようでした。私なんかでお相手が務まるか些か不安ではありますが、精進いたしますので今後ともお付き合いいただけると幸いです!改めまして、どうぞよろしくお願いいたします!





9: 大包平 [×]
2019-02-11 23:26:35




( その時、己は調子が悪かった。良い時などないのだが、幾分強い眩暈がしていたし、喉まで覆った詰め襟の内側がいつもより熱い。自分の息が跳ね返っているからだ。その湿り気も不快だった。「 大包平さん……! 」突如、そんな声と同時に襖がけたたましく叩かれた。こんな乱雑な振る舞いをする者がいただろうか、と頭を悩ませる。ただでさえ身体が本調子ではないのだから、不快なものは不快であると示さなければならなかった。──はぁ、と大きく溜め息を吐く。襖を隔てた向こうにも、その嘆きは聞こえたらしい。緊張がありありと伝わってくる。しかしいつまでも黙っているわけにもいかず、椅子の肘掛けに体重を乗せて立ち上がった。どうにも億劫なので、重心をどこかに預けながらでないと体勢の変更が難しいのだ。しかし自分が弱っていることなど絶対に知られたくないので、静かに呼吸を整えながら襖へと歩み寄る。「 ……誰だ 」そう、簡潔に問いかけた。「 平野です 」声はすぐに返ってくる。「 緊急か? 」「 はい。……僕たちだけでは判断がつかず 」僕たちという表現を受け、襖の向こうには複数人が控えているのだろうと推測した。「 ……どうした 」「 別の本丸の刀剣が六振りほどお見えになっています。政府より言伝があるそうです 」……頭痛の種が増えた。舌打ちをこらえて、また息を吐く。苦いものを噛んだような顔で襖を開けた。
安堵の表情を浮かべる平野の横には、心配そうな顔の物吉と篭手切が控えている。特に繋がりのある顔ぶれとは思えなかったので、大方一番初めに別本丸の刀剣に接触した平野が、己の部屋へやってくる道中でこの二振りと出くわし、事情を説明し共にやってきた、というところだろう。「 ……数珠丸恒次と、一期一振も呼べ 」共に第一部隊で戦っていた刀剣の中から、己の次に戦の経験のある者の名前を挙げて、部屋を出る。物吉と篭手切が彼らを呼ぶべくすぐに散って、残った平野が己を先導して歩いた。「 そいつらは玄関先に? 」「 いえ……客間へお通しました 」──なぜ?別本丸の刀剣を名乗る者たちは、あっさり中へ入れて良いと判断できるほど、信用に足る何かを示したのか?……そんな文句ばかりが頭をよぎるが、言葉になる前に霧散した。疲労で思考がままならないのだ。

本丸はどんよりと暗い。これも審神者が死んだからだ。依然頭は揺れると痛むし、慣れた場所であるからどうにか歩みを保っていられるが、それもいつまで悟られずにいられるかわからない。床板の色を辿る様にしてどうにか歩くが、狭窄した視界がこれでもかと不調を訴える。自分の状態は自分が一番分かっていた──分かってはいたが、審神者が消えた今、判断役を背負うこととなった己がただ伏せってはいられなかった。
客間は己の私室より下の階に存在する。「 こちらの中においでです 」そう言って平野が示した部屋の前には、物吉、篭手切、数珠丸、一期がすでに控えていた。皆一斉にこちらを向いたが、誰一人として口は開かなかった。
勢い良く襖を開く。自然の光が頼りの、薄暗い空間で六振りの刀剣が己を待っていた。一歩、ゆっくりと足を踏み入れる。幾度も戦を経験している者の匂いがした。ぐるりと中を見渡して──動きを止める。鶯色の頭の、見たことのない男がいた。 )





10: 鶯丸 [×]
2019-02-13 00:00:12

 
 
 
白本丸の面々は極ですね、かしこまりました。一つお伝えし忘れていたことがございましたのでこの場と、お返事の方に付け足しておきますね!あくまでこのやり取りで刀剣の破壊は視野に入れておりません…!もちろん、是非にとの声がありましたら刀解でもなく、他本丸への移籍でもなく。戦いの上で散りたいとの希望だったので破壊した。と言ったニュアンスで進めさせて頂こうとは思っているのですが…、大包平が改心した後、仲間が破壊されていた事を知ればきっと落ち着いてはいられないだろうと思いまして…!

な、なんと…!当方の描写を苦手どころか好みだなんて…そんな有難い言葉をかけて頂けるだなんて思っておりませんでしたのでとても嬉しいです…!今回も目が滑ってしまう長さで申し訳ないくらいです…。歌仙には外面が良いイメージを勝手に抱いておりまして…、寧ろ対応に悩ませてしまったようで申し訳ありません…!当方も名無し様のお返事何度も何度も読ませて頂きました…!不都合だなんてとんでもございません。寧ろ客間に上げて頂いて感謝しきりです。描写に関しても似たロル傾向で読みやすくとても安心しました…!それどころか勉強になるばかりです。当方長めの描写は久しぶりなのでリハビリを兼ねており、さらには語彙力が欠乏しております故、名無し様には歯痒い思いをさせてしまうかもしれませんが、精進致しますのでお付き合いよろしくお願い致します…!

また、襖を開けただけの大包平に勝手に畳み掛けるのは些か良心が痛みましたので、表向きの任務について話すところで止めております。組み分けに関して口にするも良し、何故その任務をと疑問を呈すも良し、大人な対応で是とするも良し、お好きに歌仙を( ? )虐めてやって下さいませ!お返事の方が長くなってしまいましたので分けて投稿させて頂きますが、名無し様はどうかお気になさらず…!
 
 
 

11: 鶯丸 [×]
2019-02-13 00:04:22

 
 
 
( 平野の対応はやはり予想していた通り何の連絡も受けていなかったのだろう、困惑した様子隠せず少しばかり狼狽えながら客間へと案内される。最悪の場合は玄関口で審神者の代わりに仕切っている者に突っぱねられる事も予想していたが故に、思わず歌仙の方へ顔を向けてしまったが同じように感じていたのだろう、交わる視線に安堵の表れか歌仙が乾いた笑みを零し。流石に今を逃せば不味いのではないかと平野に一言断りを入れ、六振りで客間に腰を下ろしその場に待機する。指示を仰ぎに行くのだろう平野が客間から立ち去るのを見届け、気配が何一つ無くなった、その時。 「 あ、あの… 」 修行に出る前よりもずっと気配に敏感になった前田が安全を確認できたようで、口を開き。「 僕はここの皆様が…平野が主君を手に掛けるなんて考えられません。 」 同じ刀派、さらには縁の深い刀を手に掛けることに躊躇いを隠せない前田に、「 けれどそれがご主人様に下された命だよ。今更怖気付いたのかい 」 そう間髪入れず亀甲が問い掛け、唇を噛み締めながら首を縦にも横にも振れぬ状況に息を飲む前田と亀甲の間に入るようにして歌仙が前に出る。 「 やめないか、亀甲。──前田の言いたい事も充分に承知しているさ。だからこそ君達にはもう一つ頼みたい。……彼らは処分すべき刀なのか、その判断だ。 」 歌仙の頼みは政府より賜った任務に反する内容が故に、皆一様に歌仙の言葉の真意を探るように押し黙り。「 それは即ち審神者に問題があったと判断出来れば、二つの選択肢でも構わないということか 」 必ずしも刀剣の破壊が任務達成の条件では無いことに肩の荷が僅かに降りる。 「 そうなるね。もちろんこれは主が掛け合ってみると言うだけだからそれを当てにしてはならないよ。 」 己の問い掛けに返る言葉は解決とはならないものの、明らかに安心した様子の前田藤四郎が足音を捉えたのかハッと顔色を変え、小声で全員に6人分の足音が聞こえると告げるとすぐさま全員口を閉ざす。そしてついに開かれた襖。初めに見えたのは燃えるような紅色。演練で見た事がある、紛れもない──大包平だ。記憶の中の大包平に比べ憔悴した印象を受けるも、内から溢れる自信や芯の強さに思わず釘付けになってしまう。そんな己を感じてか咳払いを一度、そうして歌仙が話を切り出す。「 いきなり押しかけてしまってすまないね。ここから失礼するよ。…僕は歌仙兼定。貴殿らに政府からの言伝があってここまで来たんだ。どうか平野を叱るのはやめて欲しい。政府の使者として来た僕らに失礼がないように気遣ってのことだからね。 」 歌仙は言葉の途中で平野へ視線を向け再び大包平へと向き直り、ここから失礼する、その言葉通り歌仙含め自身達が決して座したまま立ち上がらないのは、あくまで政府の使者として来ているのであって相手の顔色を窺う必要が無いからだ。それどころか下手に出ることでデメリットしかないのである。そして畳み掛けるように歌仙が続けざまに、「 ──既に察していると思うのだけど、貴殿らの今後についてだ。貴殿らには今から刀解か別の本丸への讓渡、どちらが良いか決めてもらう。 」 張り詰めた空気が上皮を刺激するような錯覚を覚えながら、隣の歌仙が心を落ち着かせる為か大きく息を吸う気配を感じる。「 そこで、貴殿らに協力を願いたい。僕とここに控える鶯丸、鶴丸、亀甲、小夜、前田にそれぞれ一人ずつ着いてもらいたいんだ。全員で押しかけては言いたい事も言えないかもしれないからね。 」 真っ直ぐと大包平から視線を外さず告げる歌仙の言葉に含まれたのは果たして己含む特殊任務を行う全員だったのか、それとも彼ら本丸は既に自分の意見を述べることすら難しくなってしまっているのか、どちらとも取れる命令に近い頼みに耳を傾け。 )
 
 
 

12: 大包平 [×]
2019-02-13 02:47:01




そうでしたか。他の刀剣の今後についてはまだあまり考えていなかったので、破壊は視野に入れていないということであればその方向で進めさせていただければと思います。

とんでもない、こちらこそダラダラと申し訳ないです……!
いえ、対応に悩んだとか歌仙のイメージが違うとかそういうことではなくて、優しく声をかけてくれたので平野もそれに相応しい態度をとるだろうなと思い、少し変更を加えさせていただいたというだけなので……!むしろ不躾な対応にもかかわらず、しっかりと仕事を果たしてくれる歌仙には感謝しっぱなしです。
そうだったんですね!実は当方も長ロルは数か月かいていなかったので、ご気軽にお相手いただければと思います!

体調も悪いですし、どうせ拒むことはできないだろうと容易に察することができる口ぶりでしたので、そのまま受け入れる方向にいたしました。というか、一人で勝手にやらかしたと肝を冷やして部屋を出てしまいましたが、大丈夫だったでしょうか……。伝え忘れていることがあれば個別に言っていただけたらと思います。





13: 大包平 [×]
2019-02-13 02:55:50




( 素晴らしくなめらかな説明だった。無言で男を見下ろして、近侍だろうな、という確信に近い感想を抱く。つっかえることも言い淀むこともなく告げられたその命令に、眉を寄せて息を吐いた。協力を願いたい、なんて白々しい。誰が聞いても拒否権などない態度、口振り全てが癇に障って、正当な客人として扱う気は簡単に失せた。「 ──なるほど。いらぬ迷惑をかけておいて、茶の一つも出さずにすまないな 」──一呼吸おいて口を開く。「 俺の名前は大包平だ。この本丸の纏め役を務めている 」極めて無感情にそう告げると、顔の動きで後ろに控える刀剣へと注意を促した。「 知っている者もいよう 」そう言って自嘲気味に笑う。入手難易度の高い刀剣ばかりが揃っていることを、彼らは偶然だと思うだろうか。「 この本丸には34振の刀剣がいる。分担すれば尚のこと、全員と会うのにそう時間はかからないだろう 」……なあ、歌仙よ。審神者殺しの刀剣どもに、人間様は寛容だなぁ。──そんな言葉は飲み込んで、いかにも協力的であることを示した。「 一人ずつ割り振るといったか。では縁のある者につくと良い 」彼らの顔を見渡しながら、そう答える。六振りの中で、この本丸に残っているのは鶴丸国永と亀甲貞宗のみだった。
ふと、一振りの刀剣と視線が交わる。粟田口の揃い衣装に身を包んだ短刀だ。無意識だろうか。彼は目を細めて、何やら複雑そうな表情を浮かべている。それに引き換え、己はいい加減立っているだけでいっぱいいっぱいなものだから、その顔色に無性に腹がたった。ゆっくりと移動して彼の傍で立ち止まると、片膝をつく。白い額に掛かった前髪を払うと、思いの外冷たい温度を感じて動揺した。己の手が熱を持っているのか、はたまた彼の肌が冷えていたのか。そんなの確かめようもないけれど。「 ……なぁ。兄弟に会えてよかったじゃないか 」指先の接触により“己の身体の異常な疲労を悟られてしまったかもしれない”と揺らいだ思考を隠すように、不遜な口はそんな言葉を吐き出した。襖のそばに立ったままの平野、もしくは一期一振の息を飲むような音が聞こえる。己の呟きは、ただでさえ冷たいこの部屋の温度をいとも簡単に下げてみせた。
この本丸に前田はいない。どれくらい前だったろうか。度重なる重症進軍により、池田屋二階で折れたと聞いた。共にその地へ出陣し、帰還後、血塗れた身体に魂の抜けたような顔で、そう報告したのは粟田口の誰だっただろう。そんな回想を振り払うように立ち上がると、今度はあの男へと視線をやった。こいつだけは、名乗られなくたってわかる。「 ……人の身を得てからお前を見るのは初めてだ 」演練なんて出たこともないしな。──最後はすんでのところで飲み込んで、背を向ける。「 俺とそいつで二階を回る。あとは好きに分担しろ 」そう言い残すと静かに部屋を後にした。そのまま少しだけ歩いて、立ち止まる。直にやって来るであろう男を待つ振りをして、ふらりと壁に右肩をついた。 )





14: 鶯丸 [×]
2019-02-16 15:06:23

 
 
 
あああ、すみません…!レスペースについてお話するのを失念しておりました…!当方平日は余裕のある時のみのお返しになってしまいます。何も言わず日が空いてしまい申し訳ありませんでした…!

背後様の平野がとてもいい子で理想と言いますか、当方の思い浮かべる平野まんまで目も心も幸せにございます…!不躾な対応だなんて…!ギャグ路線だったなら歌仙になんっなんだ彼は!とギャンギャン言わせたいくらい最高の対応でした()
うわああ、ありがとうございます!早くロルを書く感覚を取り戻したいところですがのんびりとお互い楽しんでいきましょう…!

いえいえ…!部屋の中で会話することも限られてますしガッツリと進めて頂いて…むしろ感謝しきりでございます。そして今後に関してですが、ひとまず形だけでも他の刀剣に話を聞きに行く、もしくは数人聞いたことにして一度休憩を挟む( 審神者の私室イベントに向かっていく流れに )背後様はどちらがよろしいでしょうか?上の方は蹴って頂いて構いませんのでよろしくお願いします!
 
 
 

15: 鶯丸 [×]
2019-02-16 15:08:27

 
 
 
( 「 おや 」 思わずと言ったふうに歌仙の口からこぼれ落ちた言葉はたった一言。あの大包平にしては珍しい、嫌味がこれでもかと言うほど散りばめられたその言葉に歌仙の眉が寄るのを真横で感じる。この男は外面は悪くは無いが如何せん沸点が低すぎるのだ、大きく肺に溜まったぐずぐずと胸焼けする程に重たい空気を吐き出し片肘で歌仙の脇腹を一突きしてやれば、落ち着きを取り戻した歌仙は取ってつけたような咳払いをひとつ。「 さすが審神者が居ない間を一人で纏めていただけはあるね。それじゃあ言葉に甘えてそうさせてもらおうか。」 大包平が一言紡ぐ度に凍る空気の中、話は終わりとばかりに踵を返す大包平の背中に向かって、やや毒を混じえた言葉を投げつけると歌仙はこちらに気遣わしげな視線を向ける。言わずとも歌仙の言いたいことなど容易に理解出来る話だが、仮に刀を抜く事があれば俺が相手取るより速さも腕力も大包平を上回る前田や小夜が相手になる方が効率がいいだろう。「 ははぁ、相手方はどうやら俺を指名のようだ。では俺には大包平に着いてもらおうか。」 それでも構わないだろう?そう意味を込めて歌仙へと視線を向ければ頭が痛むのだろう、手のひらを額に当て 「 はあ─…まぁ…鶯丸がいいならそれでいいよ 」 と驚くほど投げやりな言葉が返り。「 くれぐれも粗相はないようにね。──では、大包平殿からも許しを得たことだ、僕には篭手切、亀甲には物吉、お小夜には数珠丸に、そして鶴丸には──… 」 一人一人名を上げ視線を向け鶴丸と平野、一期一振にそれぞれ視線をやり、そこまで口に出すと歌仙は少しだけ言い淀む。先程の大包平を顧みるにこの本丸には 前田藤四郎 は居ないのだろう。誰とは知らないが、だからこそ襖の方から動揺している様子が感じ取れた。仮に己が望まぬ結果になろうとも、親しい…それこそ兄弟の手で果てたいと願ってしまうのは、きっと人の子が持つ心なんだろう。迷いを見せる歌仙に向かって口を開く。「 組みたい者と組ませたらいいんじゃないか。 」 ──少なくともあまり経験の無いように見える彼らに遅れをとるようには思えない。そう喉まで出かかった言葉を飲み込み簡潔に一言だけ掛けると歌仙は頷き、「 そうだね。…─では鶴丸には一期一振、前田には平野に着いてもらおう。けれどあくまで一応だから好きなように組み分けてもらっても構わないよ。」 歌仙の言葉に一同頷く。話は終わったのだろう、腰を上げようとすると遠慮がちに裾を引かれた。指先から腕へ視線流せばその先の前田が少しばかり迷う素振りを見せながら小さく声に出す。 「 大包平さん、ご気分が優れないのでしょう。手のひらがとても熱を持っていました。 」 遠目に見ても頭が痛むようでしきりに眉を寄せる仕草が見えた。「 まあ細かいことは気にするな。どうにでもなるさ 」 室内での礼儀として帽子を外したままのまろい頭をぽんとひと撫でして客間を出て。

後ろ手に客間の襖を閉め視線を少し先に向けると壁に凭れかかる人物が目に入り。支えがないと長く立つことすら苦痛なのか、以前演練の場で見かけた何処かの大包平の姿とは顔色も悪く、見れば見るほど不調なのだろうと察する。大包平とは兄弟のようなものだといつかの審神者に告げたことがあったが──…根深く住み着くその心のせいか、手を伸ばし額にかかる髪を払ってやりたいとさえ思ってしまう己を律し、調子が悪そうな事にも一切触れず 「 随分と待たせてしまったようだ。この場合は──…、ご指名ありがとう、とでも言うんだったか 」 大包平に視線は向けないように外へ注意を払いながらも表情も声色もいつも通り、しかしながら言葉だけは冗談を紡ぎ上げ。「 さて、誰から行けばいいか。…お前もよく知る通り、俺には縁のある刀なんぞどこかの一人以外にはいないんでな。 」 独り言のように呟くとようやく大包平の方へと視線を向けて )
 
 
 

16: 大包平 [×]
2019-02-17 01:11:12




いえいえ!もともとゆっくりペースでとのことでしたので、全く問題ありませんよ。こちらもここしばらくは手が空いていますがお待たせすることもあるかと思いますので、お気になさらないでくださいね。

これからについてですが、ひとまず今回は二階に私室がある刀剣全員(大包平を除き三振り)に声をかけ終えたところで締めさせていただきました。審神者の私室へ行く流れですが、直接大包平に行きたいと伝えてくださってもかまいませんし、ここからは一人でやるからお前は部屋で休んだ方が良いなどと提案してこっそり一人で行くでも構いません。お好きにやっていただければと思います!





17: 大包平 [×]
2019-02-17 01:18:14




( 「 おや……鶯丸じゃあありませんか 」──二階に私室がある己以外の刀剣三振りのうち二振りと話をして、最後の襖を叩こうとしたその時。背後から飛んできたその台詞に、顔だけで振り返り声の主を確かめた。──宗三左文字。数少ない打刀の一人で、己よりも長くこの本丸で生活している刀剣である。機嫌こそ芳しくなさそうだが、驚きはしていない様子だ。すでに今後のことについて調査を受けたか、調査を受けた者とどこかで行き会い話を聞いたのだろう。「 貴方、人の身を得てから彼に会ったのは初めてでしょう? 再会のきっかけが“こんなこと”だなんて……喜ぶべきなのか悲しむべきなのかわかりませんね 」──小夜左文字が折れてからというもの、宗三は彼の内番着を肌身離さず抱えながら過ごしている。もちろん今も大事そうに両腕にくるみつつ、いけしゃあしゃあとそんなことを言ってのけた。己は鶯丸との関係を、この本丸の誰にも話したことがない。つまりは生前の鶯丸が、己の名前を口にしていたのだろうと簡単に推測できた。宗三は平野のように己に気を遣う刀剣ではない。媚びへつらえなどとは思わないが、彼の言葉が不快であるのに変わりはなかった。「 ……こいつの話をしに来たのか? 」「 いいえ? 刀解してください、と伝えに来たんです 」そう言って宗三は、下の方をうろつかせてばかりでちっとも合わせようとしなかった視線をやっと上げた。己も体ごと振り返る。うつろな目をしていた。この本丸では誰もがそうだ。
宗三の答えは想定通りだった。これまで話を聞いてまわった二振りも、同じことを望んだからだ。ではなぜ、己は鶯丸の話題を打ち切ろうとしたのだろう。己と宗三の間に与太話は必要ない。確かにそうだが、果たして理由はそれだけなのだろうか。「 ……大包平 」静かな声で、宗三が呟いた。「 ……何だ 」気怠そうに返事をする。「 ……何でもありません。今後の聞き込みも、つつがないことを祈っていますよ 」「 ほう。俺の働きが心許ないと? 」「 とんでもない。僕は貴方に感謝しているんですよ。どういう意味だかわからないほど、馬.鹿じゃないでしょう。一々目くじらを立てないでいただけますか 」そう言って宗三は、抱えた着物の裾を小さく握った。誰が審神者を手に掛けたのか、理解して放たれた言葉だった。本丸の指揮を執っていることに対する感謝などでは決してない。己が成した、後ろ暗いものを指して言っているのだ。「 ……フン 」用は済んだとばかりに目の前の部屋へ入っていった宗三に倣い、己も黙って踵を返す。すっかり放っていた鶯丸へと視線をやると、「 二階で生活しているのはあいつで最後だ 」そう告げて、真っ直ぐ続く廊下の先を見据えた。少し行くと己の私室があって、さらに奥へと進めば“アレ”の息絶えた場所に着く。「 もうここに用はないだろう 」静かに呟くと、暗に“引き返せ”という意味を込め、顎で反対方向を示した。 )





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