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アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL //3827


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自分のトピックを作る
703: ルツール・C・ティファニー [×]
2018-09-09 21:41:28








>ライオン

 貴方が、ライオン…?
( メイド達の行動を善意故と理解しているからこそ諫めることもできず、嫌がられるのだけは避けたいと気まずそうな面持ちで後ろに控えていれば、返事を返したのはぱっとその場を明るくさせるような快活な声。いかにも人好きしそうな笑顔と、向けられた視線の中に負の感情といったものが見受けられないことに一つ安堵の溜息を吐けば、緩んだ思考は思わず彼の名前を反復する。そうか、人型なんだな。とやや斜めのほうに納得し、仏頂面を僅かに緩めては、「はじめまして、ライオン。私は先日からここにお世話になっているアリスだ。」と挨拶を。やはり自分をアリスと呼ぶのは慣れない。思わず出かかった名前を飲み込めば、ぼんやりと薄れていくそれを囲い込むようにそっと息を吐き。落ちて行く思考を取り戻すかのように彼の言葉に意識を集中させれば、己をこの国一の料理人だと自負する姿にぱちくりと瞳を瞬かせる。普段ならば大した自信だと冷ややかに思ってしまうところだが、どうしてかそう思えないのは、彼の瞳に虚栄心や卑しい考えが見えないからだろうか。まあ、単純にこの城で自分が食べている料理が彼の手製だと言うのならばそう思えても仕方がないくらいに、たった数日で胃袋を掴まれているからであろう。「ああ、君の作る料理はとても美味しいからな。是非ともレシピや指南をお願いしたいぐらいに。」何時もの皮肉気な態度は鳴りを潜め、さらに上を目指そうとする向上心故の心からの賛辞。同じく料理を嗜む者として、美味しい料理の作り方というのはやはり気になるものだ。たとえ技量に天と地の差があったとしても。その豪胆な笑顔を見、微かに羨望を寄せれば、ふと思い立つことが一つ。この前は手土産を持たずに行こうとしてしまったが、侯爵夫人への挨拶へ持って行く手土産は何が良いか。数少ないやり取りの中で心当たりなど無いに等しかったのだが…。ああ、なんとタイミング良いんだろう。 )
 なあ、君…お菓子作りは得意か?



 ( / 先の御方に気付かず申し訳ありません…!もし同時は無理そうだった場合にはこちらは蹴っていただいて結構ですので、無理のない範囲での交流で大丈夫です…!

また、前回の交流で打ったものですので長さに配慮が出来ていませんが、次回からはなるべく短く努めますので…!ロルの長さは当方、全く気にしませんので、大丈夫でしたらこちらこそお相手お願いしたいです…! )







704: チェシャ猫/ライオン [×]
2018-09-09 22:10:26



>光宗

呼びやすいように呼んでくれたらソレで良いよ、チヨって呼ぶのはアリスだけだから、その名前で呼ばれたらアリスに呼ばれたってすぐわかるから沢山呼んで(唐突に向けられたその申し出は、確かに彼の喋り口より自身の呼称が呼び辛い物だと言う事を示していると伝わって。伝わるからこそ頷きを行えば寧ろその特別感が心を揺らすとばかりに何度も呼ばないと言うその点を否定するように続けて。連れたって来た場所は自分のお気に入りの場所、普段は人が来ない場所を狙って用意した隠れ家の様な場所らしい。得意気な雰囲気はそのままに椅子ではなく彼の足元に座り込めば「此処は俺が仕事をサボる時に使う逃げ場所、まだ誰にも押したことが無いからアリスは特別」一本の指先を自身の唇に添えれば内緒を示すように"しー"と息を零し)



705: 光宗 恭志郎 [×]
2018-09-09 22:27:19




>チェシャ猫

__…、(申し出が受理されたのは想定内だったが、名を呼べば立ち止まり振り返る猫__と思えばまた少しだけ苦手意識も和らぐと言うもの。ひとつのクニであると言うこの場所によもや彼以外の何者も存在しないなどとは考えていなかったが、一先ずは初めに顔を合わせたのが彼であった事はどうやら不幸中の幸いだったらしい。何も答えられずに押し黙るしかないと言う、相も変わらずの対人スキルの低さを披露しつつ足元へやって来た彼へちらりと、あくまでも控えめな視線を送れば「…何の仕事じゃろうの、__猫の手も借りんといかんような仕事があるんかな、このクニには。」と珍しく踏み出す精一杯の一歩、あくまで情報収集だと心の中で己自身に対する言い訳を並べつつ静かに尋ねてみて)




706: チェシャ猫/ライオン [×]
2018-09-09 22:38:29



>ルツール


おう、そうかそうか。飯は足りてるか、ちゃんと食えよ。食える時にたんまり食っとかないと元気が出ねえからな!(がはは、と大口を開き牙を覗かせた笑い声を上げながら大きな動きで頷きを見せ。美味いと直接伝えられることの嬉しさとは他の何にも代える事が出来ない、くっく、と込上げる嬉しさの笑みを抑え込みつつ「レシピを教える事は出来ねえけどよ、此処は何時だって手伝いを募集してんだ。だから手伝いに来てくれりゃあ、手伝う中で覚えちまってもそれは仕方ないってもんだぜ」口笛をひゅう、と鳴らしてはちゃっかりと自分の利益にもつながる内容を向け。「お菓子作りは出来ねえことも無いが、ハンプティん所みてえに本業じゃ無いから凝ったのとかは難しいな。簡単なのなら出来るぜ」にい、と口角を持ち上げつつ"何が希望だ、"とストレートな問い掛けを添えて)





>光宗

俺は国の案内人、此処は意地悪な植物が多いからアリスを行きたいところに案内するのが仕事。だけど、この仕事をやりたがる住人は多いから俺の出番はそんなに多くないんだ(くあぁ、と欠伸を落とせば伴って鮫のように鋭い形の歯は光り。うっすらと涙の滲む眼を細めてから「アリスの部屋が有る城にはね、気難しい兎が二匹と女王陛下にべったりの騎士、後はコックのライオンと城の雑用を熟す蜥蜴、図書館の管理をする芋虫が働いてるよ。後はココをぶらついてると出会いやすいサボリ魔の双子。双子は良い奴だよ仲が良いんだ」裂ける口を閉じてにんまりと笑みを浮かべれば自分の他に城をメインにする住人を語り、つい口が滑るのは、彼の持つ雰囲気のお陰だろうか。どうにも猫好きする空気感を持つようで、ゴロゴロと喉を鳴らしつつ饒舌で)




707: 光宗 恭志郎 [×]
2018-09-09 23:04:05




>チェシャ猫

アリス__…つまり、僕の行きたい所へ、あんたが案内してくれる言う事かな……ほじゃけど、僕の希望は通らんのじゃろ、なぁ…チヨ。僕を帰り道へ連れて行く気やか無かろがな。(裂けた口がぱっくりと開くその様は嫌でも己の視線を捕まえて離さず、まして陽の光を受けてきらりと開く鮫歯の存在が一層その力を強める。不思議な事に、彼の口から直接聞かされるまでも無く、己はもう此処から元の場所へ帰る事など出来ないのではないだろうかと__そんな気持ちがこみ上げていた。それはある種の諦めであり、とうとう己は幻想の中に囚われてしまったのだと。気怠さと呆れ、じっとりとしたそんな感情に取り付かれて自然と物憂げな表情の浮かぶ顔をゆらりと彼の視線の先へ晒せば、ぽつぽつと呟く様な声で尋ねた後に皮肉たっぷりの冷笑を湛え。そして続くのはこのクニに住まう摩訶不思議な住人達の紹介、実際に会って確かめずとも己の精神的負担が何層にも重なっていく事は明白で、また一段と疲れ切った様子で重い息を吐けば「…のう、案内仕事の序でにもうひとつ仕事を頼まれて貰えんじゃろか。……難しい事やありゃあせん、僕を匿もうてくれ…妙な連中と顔合わすんはあんたで十分じゃ、」などと弱音が零れ始めて)




708: チェシャ猫/ライオン [×]
2018-09-09 23:29:38



>光宗

帰りたいの?__帰してあげたいけど、それは俺にはできない。(見ている者の気持ちを痛々しくも掴む彼の雰囲気に思わず喉の奥がキュウと狭まり、諦めが確認せずとも伝わる表情に無情にも国の為と女王陛下に従順たるその姿勢の儘否定の言葉を。紹介を行ったそれが彼の不安を煽ってしまったと気づいた頃にはもう遅く、続いた願いは一人暮らしではない自分に少しばかり困難な内容で。彼の前に座り、丸める猫背の背を伸ばして、ぐぐ、としなやかに首も伸ばし切れば「ウチはね、城より人も少ないし森の中だから客人も滅多に来ない。だけど、双子と俺と男だけの三人暮らし。だから俺だけって訳にはいかないけど、それでも城で暮らすよりは静かに過ごせる。でも、城みたいに美味しいご飯は出せないヨう」すんなりと承諾をしたのは、目の前の彼が余りにも弱弱しく、このまま放っておくことが出来なかったからで。「それでもイイなら、俺がアリスを守ってあげる」結果は飽く迄も彼の返事に託すとして"にゃあご、"と最後に一鳴き。)



709: ルツール・C・ティファニー [×]
2018-09-09 23:32:10








>ライオン

 ああ___、それはなんとも素敵な提案だな。
( 己の親族は全員焼死してしまって、こんな性格だからか友人の一人もいなかったけれど、自分が作った料理を美味しいと言ってもらえることは何よりも嬉しいことだと理解しているが故に笑顔でいらえを返す彼を見、此方まで心が温まっていくような心地に目を細める。次いて返された答えはなんとも甘美な誘いで、目を大きく見開いてから噛み締めるように頷いては「本当に良いのか?」と聞き返す次第。まるでご褒美を前に待ちきれない無垢な子供のようで己を恥じるが、「誰か」と「何か」を共有することのなかった己の心は子供と言っても遜色ないのだろう。浮足立つ心を抑え込むように咳ばらいを一つ。そうか。いくら厨房の主だからと言っても何でもかんでも作れる魔法使いじゃないのだ。軽率な考えに彼を巻き込んでしまった。だが、彼のストレートな問いに気圧されるように言葉を紡げば、「__私は先日迷い込んだアリスだと言っただろう?その時に占い師の侯爵夫人という方に、お世話になってな…、そのお礼をしに行きたいんだが生憎、手土産を持参したくとも彼の好みなど知らないんだ…聞く相手もいないし、なにか物を買えるほどお金は持っていない。ならなるべく日持ちするお菓子を、と思って__、」回りくどく歯切れが悪くそう言えば、ちらりと相手を見上げるも直ぐに視線を戻したのち、すう、と息を吸えば先程とは打って変わって凛とした声で述べ、礼儀は欠いてはならぬと頭を下げた。)
 なんだか君を利用するようで申し訳ないのだが、この世界での料理知識は皆無に等しいんだ。良ければ付き合ってほしくて。___後、知っているならば侯爵夫人の好みについてもよろしく頼みたい。








710: Oliver=Scarlet [×]
2018-09-09 23:39:25


(出店街の一角、小さなベンチに腰掛け膝の上で広げていたのは細やかな装飾の為された便箋。双子の兄弟と店を見て回る中で発見したそれは、優美な線で描かれた赤薔薇が四つ角に控えめに咲いたものであり、自然と一人の人が思い出されて。何かに突き動かされるようにして衝動的に購入した後は、暫しデートをおやすみさせて頂いて今に至っている。購入した店の主人から善意で貸して貰った鉛筆を握り唸ること数分。未だ便箋は白いままで。書きたいことが無いわけじゃない。寧ろ沢山あり過ぎて困るくらいだ。行き詰まった思考に溜息をつき視線を紙面から離せば、ふと目に付いたのは小さな野花の群れ。これだ、一つのアイデアが浮かんでは嬉々としてベンチから駆け出して。)





with you



Oliver





(書きたいことがあり過ぎるならば、いっそ全て書かないままで。この国に来てからの暖かな思い出はお土産をもって直接顔を合わせてから口にするとしよう。今はただ、彼女へ捧ぐ思いのみを拙い筆跡ながらでかでかと大きく一言したためて。マナーもへったくれもない文面に満足感に数度頷きながら、最後、便箋と共に封筒へ入れたのはシロツメクサ。封が出来るいっぱいいっぱいにまで詰め込んだ花々が、沢山語りたいことがあるのだという意思表明のつもりで。これを見た彼女にひなたの匂いを届けられるといいな、なんて頬を緩ませればそれを己なりの手紙とし。まだお土産を手にするには時間が掛かりそうだから先に手紙だけでも。本人は知らないまま、"約束"の言葉を冠する花を添え物に、集荷の鳥へ預けよう。)


(/今晩は、お久しぶりでございます。漸く時間が取れて顔を出してみれば被害に合われていると知り大変驚きました。所詮はいち利用者の安易な言葉でございますが、どうぞお体に気を付けて下さいませ…!また、御二方のお相手をなさっております故無理を掛けぬよう今回は手紙という形で顔見せと致します。集荷の鳥さんは窓辺にて手紙の回収をするという設定を多少無視した形になってしまったこと申し訳ありません。それでは良い夜を。)



711: 光宗 恭志郎 [×]
2018-09-09 23:47:07




>チェシャ猫

__じゃろうのう…分かり切った事は聞くもんやない、すまんかった。(帰れるか、帰れないか。端的にその答えひとつを投げ返す事も出来た筈の所を、多少なりと無情な事実を和らげる一言が添えられた返事に薄らと彼の人柄が滲んでいる様に思えて、吐息混じりの苦笑いを零しつつぽつりと呟いて。元来他人との接触を何よりも苦手とする身、唯でさえ見知らぬ土地に放り込まれたと言う憂慮すべき不運が目の前に立ちはだかるこの状況下で、目まぐるしく誰かとの出会いを繰り返す余裕が己に無い事は己が一番よく知っていた。兎にも角にも今の己が最低限欲するものは、静けさと安息。彼の言葉に耳を傾ける限りでは、少なくとも"城"とやらに留まるよりも彼の世話になる方が賢明だと判断したらしい。丸まった猫背を一度ゆっくりと伸ばし、それからふーっと長めに吐き出す息に合わせてまたくたりと丸めれば「飯なんぞは何でもかまん、元々食もそう太うない__……よもや猫に頼る事になるとは思わなんだが、背に腹は変えられん。ちいと、猫の手でも借りてみようかのう…」などと漏らしつつ、徐に細い指の背ですすす、と彼の顎の下を撫でてみせ)




712: チェシャ猫/ライオン/赤の女王 [×]
2018-09-10 00:16:00


>ルツール

侯爵夫人か、侯爵夫人なら何はなくとも酒が好きだ。美味い酒が有れば他に何も要らねえっつうくらいの呑兵衛だから____ラム酒をきかせたアップルタタンなんてどうだ。リンゴを使ってる分クッキーとかと比べちまうと日持ちはしねえが、やつの好きなアルコールはバッチリ効いてる。喜ぶぜ(彼女が知りたいのはこの国の住人へのお礼だという、そんな優しい気遣いを人情派の自分が無碍に扱うことなどできるはずも無く、暫し真剣に考えるような間を作りぴこん!と閃いた雰囲気で露骨に顔を明るくすれば「作ったのをすぐに届ければ日持ち問題は解決だろ。それに甘いもんは好きだから喜ぶぜ」自信のあるそんな雰囲気で口角を持ち上げつつウインクを力強くバチンと添えて頷いて)




>オリバー

可愛いアリスへ

素敵なお手紙をありがとう、
今度は貴女に会いたいわ。


(シンプルなメッセージカードにはシンプルなメッセージを、それはシンプルだが、余計な文章を綴る方が野暮だと思ってのこと。メッセージカードを添えるのは30センチ程の桃色のウサギのぬいぐるみで。首元に翡翠色のリボンを巻いたそれにメッセージカードを添えて鳥ではなくメイドへ配達を頼み。「お願いね」と短い言葉を添えては微笑みを強めて。)

(/こんばんは!お越しくださりありがとうございます…!そして暖かな心配まで本当にありがとうございます!そしてお気遣いも本当に感謝の気持ちがいっぱいで伝えきれません…!、本日お久しぶりという事でお返事が遅くなることと短くなってしまうことが大丈夫でしたらぜひお話させて頂けると嬉しいです…!)



>光宗

それなら先ずはウチにおいで、___ここでの暮らしに慣れてきて、もしも他の場所で暮らしたいってなればその時はまた相談してくれれば大丈夫。それまでは責任持って俺が寄り添うから。……なぁんて、猫は気まぐれなんだけどさ(どうにも自ら進んで率先と踏み入るような性分には思えない彼だからこそ、毎日を過ごしていても毎日いろんな出来事があるこの国での生活はさぞや大変だと想像が出来る。そうならば、と彼を囲うことを受け入れながら最後には猫らしい適当な返事を添えて撫でられる心地良さに眼をきゅうと糸のように細め上げ。ゴロゴロと喉を鳴らせば「それなら早速行こうか、___?、!。一緒に帰ろう。日が落ちたら帰ってきたアリスや住人とすれ違っちゃうかも。」最初は何となくピンと来なかった言葉を言い直すことでにんまり笑顔、喉に触れる手を取り立ち上がって)



713: 光宗 恭志郎 [×]
2018-09-10 00:36:12




>チェシャ猫

世話焼きの猫、か__…っくく、奇特じゃのう……(案内人と言う仕事柄か、それとも彼のもつ性分故か。猫にしておくには勿体無い頼もしさと共に投げ掛けられた言葉には流石にぴくりと片眉を上げ、口元に指の背を宛てがいつつ喉奥を鳴らしてくつくつと笑ったかと思うと彼を見詰める双眸をすうと細め。薄い皮膚越しに指へ伝わってきたのは、猫が低い音を立てて喉を鳴らす時独特の振動。馴染みのあるその感覚にささくれだち掛けていた精神も少しずつ落ち着きを取り戻し始めたそんな頃合いですくりと立ち上がるその姿を目で追えば、再び触れた彼の手にひゅっと息を呑む。思えば手を引かれるなどと、此処へ来て彼と出会わなければ出くわす事の無かった機会かも知れない。引き攣った顔に悪意はなく、またもぎこちない動きでのそりと立ち上がれば途端に襲ってくる気まずさに耐えかねて視線は足元へ。「あんたの背に着いて行くけんの……頼まい、チヨ__」と道案内は全面的に彼に託し、余計なすれ違いが無い事をひっそり期待しつつ手を離して帰路へ進む事を促し)




714: チェシャ猫/ライオン/赤の女王 [×]
2018-09-10 00:44:20



>光宗

(手が離されてしまえば何だか少し物寂しい、掴んだ細い腕が無くなってしまった足りない手を数度グーパーと握り直してから無理強いはいけないと諦める。背をついてくると伝えられても信用ならないのがこの世界、悪戯と彼の姿を隠されてしまっては大変だと頭を悩ませればズボンのポケットに手を突っ込んでから取り出したのはチリンチリンと小さな音のなる鈴がついた髪留めで。集中する時なんかに前髪を括るのに使うそれを差し出せば「これ、手首か髪に括ってョ。そしたら見失っても音で探せるからさ」ぴん、と耳先を立てれば爛々と輝く眼で得意げに述べ。その上ではぐれてしまわないように足並みは彼に揃えながら森に進んで)



715: 光宗 恭志郎 [×]
2018-09-10 01:05:33




>チェシャ猫

……鈴、…?(当然、彼の様にこの世界における数々の"悪戯"に対する警戒心は未だ芽生えていない。見知らぬ土地を歩くと言う状況からある程度気を張ってはいるものの、よもや逸れるなどと言う事態は想定していないのだ。かろん、ころん、と小気味良く下駄を鳴らしながら彼の背を追って歩いて行くその最中、徐に差し出された髪留めを掌に乗せてじっと眺めては不思議そうに瞬いて。猫に鈴を与えた事はあっても、与えられた事は無論、無い。何から何まで奇妙な物事の数々、流石は不思議の国と名のつくだけあって最早ある種の慣れすら生まれつつある意識が、猫から贈られた鈴への抵抗をかき消そうとしていた。暫し怪訝そうに掌の上の小さな髪留めを見詰めていたが、ゆっくりと持ち上げた手で髪を結っていた紐を解き、チリン、と鈴を鳴らしながら結い直せば「…見失のうてくれるなよ、」とあくまで保険としての迷子鈴を身に付けながらも静かにそう釘を刺して)




716: ルツール・C・ティファニー [×]
2018-09-10 01:11:45








>ライオン

 ふむ…、そうかアップルタタン…。
( そういえば最初侯爵夫人に拾われたときに、お酒がどうとか話していたのを思い出す。そうか、侯爵夫人はお酒好き。そうインプットすれば、彼のほうを見、様々な案を出し、真剣に考えてくれている様子に優しい人だと安直に思う。会って間もない者に手を差し伸べる様は彼の人柄を表しているようで、善い人に巡り合えたとひとまず安心しては。すると、いかにも閃いたという様子で提案をされた内容はとても明るいもので、最後につけられたウィンクがとどめと言わんばかりに吹き出しては破顔してしまう。「随分と愉快な性格をしているんだな。君は。」楽し気な会話につられてか、ゆるりと弧を描いた口元は己の警戒心の薄れを表していて。ふと考え込むようにしては「そうか、ならそこは解決として…問題は私自体、お酒があまり得意ではないからそういったものは作ったことがないのだが、大丈夫だろうか?」と些か思案した様子で尋ねて )








717: Oliver=Scarlet [×]
2018-09-10 01:17:06


>ディー、ダム

…そーだよ、オリバービルちゃんと仲いいもん。ビルちゃんのこと悪く言うのいや。
(つい先程仲良くしようと迫ったのはどこの誰だか、ぶっすーと頬を膨らませ視線を他所へ投げながら吐き出したのはそんな否定の言葉であり。向ける感情がころころと移ろうのは幼子故か、それとも庇う相手が相手だというのか。駄々っ子のように拗ねながらもダムのフォローで漸く眉間の皺を緩めれば、仕事の内容に感心したように頷きを。よく見掛ける兵隊さんたちを纏める人、それはもしや結構お偉いさんなのでは。今更な感想を抱いても立ち振る舞いを変えないところは、幼い彼女にマナーというものが身に付いていないせい。「ダムさんも…ディーさん、も偉いんだね!すごいすごい!」兄を褒め、次いで弟を褒めるのに少々吃るのは先程の諍いから若干気まずさが後を引いているからで。ダムに向ける純粋な尊敬の眼差しは、ディーへ向けられれば距離感を窺うようなものへと変わろう。そこへ丁度ストロベリーなる単語が聞こえれば、強ばった肩もホッと力が抜けて「オリバーもストロベリー好きなの!アイスにもストロベリーがあるんだね!」そう乗っかってみせては漸く笑顔を見せて。着いた出店の前、視界を彩る沢山のフレーバーに思わず駆け寄ってはぴょんぴょこ飛び跳ね興奮を示し。尋ねるべく近付いた相手に至近距離で満面の笑みを晒しながら「ダムさん、ダムさん!オリバーストロベリーがいいの!ストロベリーの味のねアイスはどーれ?」そう首を傾げようかな。)


(/こちらこそお返事遅くなってしまい申し訳ありません。お相手して下さるとのお言葉、大変嬉しい有り難いです!また女王様からまさかの素敵なお返しにオリバーは知らずとも背後が大変感動しております…!お部屋に帰るのが本当に楽しみでして、ダムさんディーさんとは公園を散策のちお祭り会場との事でしたが、公園の散策が終わったら城へ帰ることは可能でしょうか?)



718: チェシャ猫/ライオン/赤の女王 [×]
2018-09-10 01:39:34



>光宗

(聞きなれた軽い鈴の音がちりんと耳に届けば安心の度合いが上がる。うん、と頷いてはそれで良いと眼を細めて「もしも、もしもだけど、一人で道に迷っちゃったら″グリフォン″の名前を大声で呼んで。そしたら大きな鳥が助けに来てくれる。……でも毎回俺を選んでどこかに行くなら迷子になることもないし安心かな」教えておいて損は無い、その知識とはこの国で慣れるまでの間必要になる大事な物で。最後には冗談めかす軽口も添えてしまったが、釘刺されたその言葉に頷きながらにまりと続け。道中、木々の香りを楽しみながらゆらりと尻尾を揺らす、「一緒に暮らしてるのは、ディーとダムって言う双子。普段はサボって無ければ城でトランプ兵を纏める仕事をしてるんだ。城のうさぎみたいに口煩くないから、そんなに嫌な奴じゃないョ。一応空き部屋も有るけど、まだ何も無いからものが用意出来るまで俺の部屋を使ってもイイし」一緒に暮らすのなら教えなければ、と同居人を掘り下げつつ時折ちらりと様子を盗み見て)



>ルツール

得意じゃないか、それは試してみねぇとわかんないぜ。これは餓鬼らにも食わすのに作ったやつだから風味付けにほんの少しのラムを加えた林檎を煮詰めたやつだ、本当はこれとタルト生地を合わせるんだが今は無いから___ああ!丁度いいのを見つけたぜ。この市販のマフィンの中をくり抜けばカスタードクリームとこのリンゴを入れて、最後にシナモンシュガーを振る、食ってみろよ(作る為には味を知らなければ何ともならない、その為にも先ずは食べさせてやりたいがタルトタタンは生憎と手元に無い。代わりに代用するように似た味わいのそれを差し出すと「侯爵夫人に渡す奴はこれよりももう少しラムを強く効かせて、味にパンチを効かせりゃ喜ぶと思うぜ」先ずは彼女の反応を、と楽しみにするべく眼を向けて)




>オリバー

ディー:___えぇ、で……あー、わかった。わかった、今は悪く言うの我慢する。約束するから(最初は己にとっては苦手意識の強いその人物が対象だからこそ腑に落ちないと口篭るようにむぐむぐと渋り。しかし、続く彼女の様子と咎める兄の姿に大人になることを選べば降参を示すように軽く両手を上げて。見せられた僅かな距離感に気付けばこそ、その距離をすんなり埋めるように頭をわしゃわしゃと撫で回し。自分もどれにしようかとケースの中のアイスを眺めれば、新商品と飾られる物に心が動き「俺はそのマシュマロが入った新しいやつ」名前は空、その名にふさわしく鮮やかなソーダ味に雲のようなマシュマロときらきら光るパチパチが入ったものを選んで)

ダム:ストロベリーのを一つ、あと__バニラのを一つ、支払いは別でこっちのを。(まさに釘付けとばかりに意識を持っていかれている彼女の様子を見ればあまりの微笑ましさについ口角が緩んでしまい、店員へ注文を行っては次から次へと用意されるアイスを受け取り、先ずは可愛らしいピンク色に少し強めの色合いでベリーソースが混ぜられたそれの乗るコーンを受け取り彼女へしっかりと渡し、続いて真っ白の自分のが渡されればそれを持ちつつ「今日はたくさん遊べて良かったです。そろそろ日が暮れてしまいそうですから、暗くなる前に戻りましょうか」に、と笑みを浮かべれば帰ることを促すように声を送り)

(/いえいえ!お互い様ですのでお気になさらず…!それでは城に戻れるように繋げますので回収をして頂けると助かります…!どうぞ宜しくお願い致します!)



719: Oliver=Scarlet [×]
2018-09-10 02:24:32


>ダム、ディー

えへへ、ディーさんありがとう。
(苦手だと公言しお互いが倦厭しあう仲であるにも関わらず譲歩を見せてくれた相手へ、無茶を強いたかと申し訳なさを感じるには思考が幼過ぎた。が、感謝の念を抱くには充分であり頭を撫でる手に目を細めながらお礼を口にして。仲良くしろとは言わない、言えない。だからせめて何方からも悪口を聞きたくないのだというのは我儘だろうか。すっかり警戒も後ろめたさも解かれた姿を見せながら、渡された初アイスにふおぉ、なんて奇怪な嘆息を漏らし先ずは一口。途端、ぴゃっと肩を跳ねさせて大きく第一声。「つめたっ!」口内に冷たさを齎しながら、舌の熱でするりと溶けて、後引く甘さは_成程ストロベリーである。時折混ぜ込まれた濃いピンク色のソースは、酸度のアクセントとなり肩が跳ね。「オリバーもふたりにいっぱい遊んでもらってね、すっごい楽しかった!…でもデートってゆーからオリバーも頑張りたかったのにもらっちゃうばっかりだったや。あのね!だからね!今度はオリバーがいっぱいいっぱいしてあげる番だからね!」アイスをお供に帰路へ付きながら、こちらこそと言葉を募らせて。デートなるものがどういったものかは理解していない。理解していないが特別だとは思っている。だからこそ、アクセサリーにしろアイスにしろ終始受け身であった事には少々不満と申し訳なさがあり。次こそは己がエスコートするのだと息巻いて、手の内からアイスのコーンすらも消えた時、お城の灯りが見えようか。)



720: ルツール・C・ティファニー [×]
2018-09-10 02:30:38







>ライオン

 ん…。む、予想していたものより食べやすいな。
( ぱぱぱっと食材を組み立て、仮のものを作り上げていくさまに感嘆すれば、受け取ったマフィンを一口齧り、本当に少し、風味程度に香るラム酒の味わいを楽しむ。今はマフィンで代用しているが、タルトとなるならもっと固い触感になるだろう。タルトから作るのならばそこをもっと固くしたり、柔らかくしたりと変幻自在。次々に浮かんでくる案を思い浮かべては目を細め、ごくりと飲み込んだ後、口端をすこし舐め取れば、彼に向き直り「有難う。美味しかったよ。」と表情を緩め、一言。それに付け足すように「林檎を砂糖で煮詰めると言っていたから、すこしくどくなるのではないかと思ったんだが、逆に林檎本来の酸味と合わさってバランスも良い。ラム酒もアクセントになっていてこれにもっと多く足せば、お酒好きは確かに喜ぶかもな…。」と興味深そうにうなずくと、「パンチ…というと、この場合には敢えて酸味を強調させるとかか…?他の焼き菓子ではよく紅茶や抹茶。フルーツを混ぜたりするが、それは味同士が喧嘩してしまいそうだ。」と唸れば、意見を求めるように彼を見つめて、 )








721: チェシャ猫/ライオン/ディー、ダム [×]
2018-09-10 02:39:53



>オリバー

ディー:___だったらさ、今度のデートは期待してもいい?。いっぱいいっぱいして貰えるデートなんて、俺たち経験ないからさ。すごい楽しみにしてる(愈々、到着してしまったのは城の彼女の部屋の前。いざ別れる直前になってしまえば離れるのは名残惜しく、かと言って目の前にぶら下げられた次回の取り付けを断るようなことはしたくない。喋り出そうとしていたダムの言葉を遮ればにま、と笑みを浮かべてちゃっかりと甘える旨を告げ。「だから、今度はまたデートできるのを楽しみにしてる。余り遅い誘いだったら俺達がまた誘いに行くよ」ひらり、と手を揺らせば″バイバイ″と彼女を見送って)


ダム:そんな事は気にしなくて良いんですよ、僕達がやりたい事を勝手にしてるだ____そうですね、次のデートを心待ちにしています。(最初は頑張りたかったと述べる健気な発言に胸を打たれて即座に訂正の言葉を、しかし、ディーが遮るように続けた発言を耳にするとふむ、と少しばかり考え直してから自身もまた乗りかかり、眼を細めるように笑みを浮かべて頷いて。「ヘアアクセサリー、今度のデートの時に是非付けて来てください。よく似合ってましたから、また見たいです」彼女を思って選んだそれは唯一無二の特別品なのだ、図々しくも申し出れば約束ですと勝手に取り付けてから片手を揺らし「それでは、また会える日まで。」最後には浅く会釈を行ってから扉を閉じて)



722: Oliver=Scarlet [×]
2018-09-10 03:20:51


>ディー、ダム

うん!すっごい楽しみにしてて!それまでにねダムさんもディーさんも飽きさせないくらいすごいこと、考えておくから!
(二人から期待の言葉を受ければ、嬉しさと誇らしさに胸を張って大きな口を叩き。勿論有言実行できる確証は持っていないし、第一このクニのことを未だ知らなさすぎる。己よりもずっと長く不思議の国にいる筈の二人があっと驚くようなサプライズを考えられるだろうか。そんな思案でさも不安は少しも浮かばず、わくわくとした意気込みが後から後から湧いて出て。取り敢えずこのクニの探索から始めようと今後の目標を決め、「このリボンもシュシュも初めて人からもらったアクセサリーなの。だからね、とってもお気に入り!ぜったいつけてく!_それじゃあおやすみなさい」扉の閉まるその時まで手を振ってお別れしよう。先の言葉通り大切なアクセサリーは、ベッドにダイブする前にテーブルに置いておこうとして、ふと見慣れぬものがあることに気が付いて。桃色の見るも柔らかそうな可愛いウサギさん。それが今目の前にあるという不思議に、首を傾げながら抱き上げて。瞬間、カサリと微かな音を立て床に落ちたのはシンプルな手紙。ウサギさんを片手抱きして、何の気なしに中を開いて目を通せばじわじわ、じわじわと頬の色が朱色を帯びていく。これは、女王様からのものなんだ…!そう理解した途端、声にならない声と共に一人室内でじたばたと悶えギューっと力一杯ぬいぐるみを抱き締めて。体がかっかと熱く燃え、全身から嬉しいが放出されている、気がする。手紙をテーブルの上にそっと置き、両手で持ち直したウサギさんをよく見ると、結ばれたリボンは己の拾い主の髪色にも思えてますます愛おしい。その夜からベッドにてアリスと共寝するのは、桃色のウサギであった。)


(/一旦お話を回収させて頂きました!時間も時間ですし、この後絡みを続けるかは主様にお任せ致します。今日になるか次回以降になるかは兎も角、オリバーの決意通り今後のお相手様はまだ絡んだ事の無い方にお願いしたいと思っております。もしくはウサギさん自慢に一度ビルさんに絡みにいくなんてのも。)



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