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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
24：
ハンニバル・バルガ(ライダー) [×]
ID:5f904f143 2018-04-21 14:38:21
(p:絡み文を投下させていただきます。
島の状況が多少わかればと思った絡み文になっています。
ロルは100文字以上あれば問題ありません。
よろしくお願いいたします。
自分も他の人の絡み文に絡みに行きたいので、みなさんプロフィール提出後、問題なければ絡み文を投下していただけると嬉しいです。 )
ふむ、ここに戻ってきてしまったようだ。
英霊になっても美しい果実、いい匂いの穀物には抗えないね。
そのラズベリーのギモーヴを6つほどいただこう。
ふふ、全部僕が食べるわけじゃないよ、そんな食い意地を張ってるように見えるかい？
ありがとう、それじゃあ。
(穏やかな風に紅茶に少しだけ、ミルクを入れたような赤茶の髪が靡く。ガチャリ、ガチャリとこの現代に相応しくない金属音は己の身体を守る鎧から響いた。ここはヨーロッパ圏にある小さな孤島、そこに本来なら居るはずのない英雄が自分以外に6人もいることに胸が高まる感覚を覚える。
ハンニバル・バルガ、紀元前にて世界最強と謳われたローマの最大の敵として活躍した英雄がここに1人。世界屈指の戦術家として現代にも名を轟かせ、今日も戦略を練るために孤島を地理を探るように散策していた。
一通り全体を歩き回っても1日も掛からず回れるほど小さい島、その中でも一番賑わいを見せる露店の通りに甘い匂いに誘われて戻ってきてしまった。
まるで猫のように鼻をすんすん、と動かせば伝統的な菓子が売っている店の前で足を止める。色鮮やかなギモーヴはまるで宝石のようで、空色の瞳を太陽に照らされたように輝かせた。
可愛らしいピンクのギモーヴを6つほど、と指をさせば愛想のいい店番が食べ過ぎでは？と悪戯な笑みを見せてくる。
もちろん、半分はマスターの分だ。相手の冗談に笑顔で対応すれば以前、島の住民の手伝いをした時に賃金として渡されたコインを手慣れたように渡した。
軽く礼を言えばまた金属音を鳴らしながら歩き出し、露店が集まった大通りを抜けかけたが目に入った裏道。
見たことのない暗い道に戦闘の時に抜け道になるかもしれない、と考えたのかそこを覗き込むように顔を覗かせて。
まだ加工していないルビーの原石を糸にしたような髪の束が、太陽に反射してキラキラと煌きながらはらりと揺れた。 )
…おや、ここはまだ見ていない道だな。
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