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 傷口の毒味 [ 指名制 / NL BL / 吸血鬼 ]/489


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自分のトピックを作る
61: 李 暁蕾 [×]
2018-01-03 18:44:34




( お気に入りの髪型であるシニヨンさえ即刻解いて仕舞いたい程重く煩わしい。唐突に血を吸われた上つい数十分前迄は穏やかに睡眠をとって居たのだから尚更に倦怠感と脱力感は凄まじく、眦に力を入れているのもやっとだ。大して気高くもないプライドが虚勢を張り続けろと命令する反面、胸中の片隅に燻る恐怖と不安は一向に消滅する事なく靄のように留まり続けている。冷静さを取り戻そうと試みているのに、唇は其の意志とは関係なく連々と言葉を紡ぎ、内容も取り繕ったものばかりだ。弱みや脆弱な姿を見せたくないという自己防衛の一環なんだろうが、真実でない事を告げた所で後々苦しむのは自分だろうに。 )
そんなもの、端からしてないわ。
( 期待という二文字が全くなかった訳ではない。然しそんな甘い望みも跡形もなく水泡に帰すと解り切っていたから、直ぐに言葉を返す事が出来た。掌に満遍なく付着した血の感触が酷く不快感を煽るが相反して口端を釣り上げては余裕が有るという事を体現して。__と、不意に手首を掴まれる。まさか一瞬で余裕が掻き消されるとは思ってもいなかった様で、瞳が珍しく丸く瞠目するのにも時間は掛からなかった。掌に赤薔薇の花弁の如く散っていた血液は少しの名残もなく彼によって舐め取られ、喉仏が上下するのを双眸が映し出したのを発端として勢いよく腕を払い繋がりを断つ。憤怒か驚愕か、羞恥はないと思いたいが赤みの引いていた顔に再びカッと朱が差す。何を、と言い掛けたその甲斐虚しく今度は彼の発言によって遮られ。一度目の言葉も怒りを煽るのに充分な物だったが、己の導火線に火をつけたのは二度目の物。端正な顔に思い切り平手打ちでもしてやろうかと振り上げた掌は、次第に力を失くし遂には振り降ろさずぎゅ、とキツく握り締める。実行しなかった理由は明白で、彼の言葉が事実であったからという事のみ。__知らずの内に露呈していた弱さを、見られていた。それだけは死以上に苦痛で又滑稽なものだと幼少期から理解している。事実に対し何も反論する事は叶わず、然し黙り込むのもそうだと認めている様で、結局噛み締められた口元から零れ落ちたのは陳腐な一言。 )
___、黙りなさい。


( / 遅くなり申し訳ありません…!此方の返事はさせて頂きましたが、落ちの件、了解致しました…! )




62: 主. [×]
2018-01-03 20:55:34

(/ 落下失礼致しました。わざわざ返していただきありがとうございました!)

63: 主. [×]
2018-01-03 21:20:35





>>お相手募集






これからお1人お相手の募集を致します。
新規の方はpfの提出をお願いします。


pfの提出や質問などはお相手中でも受付。
ぜひお越しください。


>1 世界観
>2 ルール、テンプレート
>3 提供吸血鬼

64: 血色 [×]
2018-01-03 22:05:05

 
名前 / 清水 縣 _ しみず あがた
年齢 / 27
職業 / 小説家
性格 / 表向きは温厚で物腰柔らか、加えて何処か飄々とした雰囲気も持つ。しかし反対に人に好まれる性格の裏、化けの皮を剥がしてしまえば努力嫌いの面倒くさがり。正直人との付き合いなど滅相興味が無く、優しげな雰囲気を持ちながらも出来るだけ簡潔に話を終わらせ、楽でドライな関係を好んでいたり。気にいら無いこと、面倒くさいことが有ると案外顔に出てしまうタイプである意味嘘は苦手。面倒事が嫌いと言う割には知らない土地やら興味の有る人間に対しては粘着質で一途。
容姿 / 染めたことのない、少々痛みがち黒髪、髪型は所謂マッシュ風にまとまる。切れ長の三白眼で、視力が悪いため黒縁の眼鏡。身長175cm、体重はソレに相応。白のシャツを上にオーバーサイズ気味のベージュのニットを重ね着、黒のスキニーパンツを履き、シンプルな革靴を。何処か古風な口調。
備考 / 自宅兼職場に籠りがちの生活。
 

> ビビさん

( ___ 窓の外にはしんしんと粉雪が降っていた。自宅の書斎、一人原稿と” にらめっこ ”をしていれば時折己の作業を妨害する不快な風音に幾度か舌打ちを鳴らし。昨晩深夜から一日中部屋に籠り、陰気とも思われる程執筆に夢中になっていた。意識は僅かに朦朧とし、原稿の上に書かれた華美を装う字の数々が只の点にしか見えない。顔を近付け、眼を細めるものの変化は有らず。溜め息を一つ付き、顔を離しては疲労を溜めてまで執筆を続けた己に対し、馬鹿馬鹿しいと自嘲する様に鼻で笑う。そろそろ限界らしく、ゆるりと立ち上がっては重い足取りでベッドへ向かい、休息を取った。)
………
( _深い深い眠りから覚めると、妙に洒落た場所にいた。夢か、なんて思っては再び瞳を瞑るものの、その異常さに違和感を感じ数秒で身体を起こした。どうやら笑い事でも無いらしい、くるりと一周その場で回っては、辺りの雰囲気を感じとろうと努力したものの無念、残念ながらあるのは此方に暖かな温風を絶え間もなく送り続ける暖炉と、和風の自宅にはあまり縁の無い洒落た家具やら。役に立たない眠気眼を両手で擦っては、面倒臭そうに溜め息を漏らした。嗚呼、此処は何処なのか、そして誰が連れてきたのか、意味不明な状況、追い討ちを掛ける様に自問だけを繰り返しては取り合えず暖炉の前に胡座を組んで。 )



( はじめまして、主様の素敵な世界観に一目惚れしてやってきました!
宜しければ、お相手願います。

65: 匿名 [×]
2018-01-03 22:07:14

( 失礼しました、肝心な性別の記入を忘れておりましたので一応設定に加えてくださるとありがたいです。

性別 / 男

66: 主. [×]
2018-01-03 22:13:58

>>縣

(/ こんばんは!pfの提出ありがとうございます。

お聞きしたいのですが、縣様の性別は男性でよろしかったでしょうか?
またこれからすぐお相手ができるのですがいかがいたしましょうか?

よろしくお願い致します。)

67: 主. [×]
2018-01-03 22:14:35

>>縣

(/ 入れ違い失礼致しました…!!)

68: 匿名 [×]
2018-01-03 22:20:21

( いえいえ、此方の不備ですのでお気になさらないで下さい。
主様がお暇ならば御相手願いたいと思っています。
此方こそよろしくお願い致します。

69: ビビ [×]
2018-01-03 22:51:19

(己がよく暖炉に出向くのは、何故だか新しい餌は毎度の如く暖炉の前に現れるからだ。煤けたサンタクロースでも這い回る虫でもない餌はそこに現れる。仕組みも原理も分からないけれどそういうことになっている。ならばそれで良い。重要なのはそこに新しい餌が現れるということのみで、新しい餌がいなければ暖炉にもう意味はない。そんな軽い気持ちで今日も訪れた暖炉には、珍しく見慣れない客人がいた。)
…おや、
(御伽噺や物語で語られる吸血鬼は、主に女性を襲いその血を吸う。勿論己らにそんなことはなく男の血も吸うのだけど、誰かが脚色した物語がそうさせた。しかしやはり人間の男が来るというのは珍しく、血の味も女性のそれとは違う。そのため人間の男の名前や顔は全て覚えているものの、少々眼つきの悪く見えるこの人物を見たのは初めてだ。新しい男性の餌。食いつかないわけがなかった。)
…迷い込んだみたいだね。怪我はない?
(迷い込んだのではない、送り込まれたのだ。さらりと嘘を吐いてみれば、紳士的で柔和、優しげな男性に見えていたら嬉しい__そんな思惑を込めた笑みを浮かべた。彼の気をこちらに寄せるように背中へ放った言葉は心から心配しているような文字の羅列で、自分の言葉も随分と安くなったものだなんて考えながらやがて彼が振り返る時を待てば。)

70: 匿名 [×]
2018-01-03 23:21:27

 
( 暖炉の炎に、気持ちが緩められる、きっと安心するといった方が正しいのだろう。しかし、きっと己は蜘蛛の巣に掛かった哀れな昆虫状態、出口は何処にも見当たらず明快な頭脳も持ち合わせていない故に只じっとその場で待機するのが良策だと考えた。日付も分からなければ時間も分からない。分からないだらけの状態を打開する何かさえもなく、途方にくれているその時、僅かな声に耳を澄ませた。
え、嗚呼。僕は全然平気ですよ。
( 振り返ると見知らぬ男性が其処にはいつのまにやら立っている。きっと先程の声も彼であろう。柔和な笑みを貼り付けてやってきたその男性は、どうも己の住む穏やかな田舎町じゃ滅多に見掛けない風貌で、正に井の中の蛙大海を知る とでも言おうか、単純に数秒程驚かされていた。慌てて彼の言葉に対応するよう、此方も目付きの悪さを隠す様にゆるく笑みを交えつつ、上記の言葉をつむいだ。何故こんなにも落ち着いていられるのかは自分でも分からない、経験豊富とまでは言えない人生である故にある意味わくわくと、まるで少年の様な純粋無垢な好奇心が己を支えているのかもしれない 何て、馬鹿馬鹿しい事を考えながら彼に対応するよう立ち上がっては、「 所で、何故僕は此処に“迷い込んだ”のか、身におぼえはないのだけれど。御兄さん、何か知っていたら教えてほしいんだ。」と顎に手を添えつつ、考えているとでも言うように問いて。きっと迷い込んだ訳はないのだろう、己が異常な程の夢遊病でもない限り、夜中に見知らぬ場に立ち入ることはない。どちらかと言えば つれ出した の方が言葉的には合うのでは、例え彼の意思で己を連れ出したと言う訳で無くとも何とも趣味の悪い輩だ と内心思っていたり。)
 

71: ビビ [×]
2018-01-04 00:02:51

そう。なら良かった。
(社交辞令の様な会話。久々に見る男の餌は、何かを秘めているような表情の動きをする。非常に興味深く、己は興味深い生き物を好む。とそんな考えでにこりと浮かべてみた笑みも、彼の言葉でやんわりと消えた。…彼には大して驚いた様子もないように見える。はて、日々このような出来事に慣れているのかただとんでもなく落ち着きがあるのか。相手は気弱そうにも狡猾そうにも暴力的な様にも見え、とりあえず探りを入れようとするのはすぐやめた。代わりに考えるような素振りを見せる。)
…そうだね。
慣れるまでは大変だろうけど__慣れる頃にはきっと気にならなくなる。
あまり大袈裟に考えるべきではないんだ。ここにいる餌__いや、人間は考えすぎる癖がある。
(敢えて直接的な言葉は使わない。己はひとつの結論が導き出された時、細やかな物事がひとつふたつと解けてゆくような物語を好む。何か知っているか、の問いにこう答えるのはどうも不釣り合いで、暗に諦めろと、受け入れるほか道はないのだと告げていた。だって仕方がない。ただ彼は運悪くここにやって来て、運悪く自分に見つかっただけなのだ。「…可哀想に、君は運が悪かったね」一歩彼に近付いて右手を伸ばし、彼の左頬に掌で触れた。親指でやんわりと撫でたのは慰めの証で。)

72: 匿名 [×]
2018-01-04 00:34:19

( 彼の言葉に、柔らかな笑顔を向けた。それが心配なのか、ただの空返事なのかは気にする術もなく、ただ一点気になるとすれば急に消えた笑みだった。嗚呼、考えると言う行為はどうも頭を使う。日々様々な言葉を習得しては、商業柄生かしていくという作業を度々するが、どれも飽きがくるのは速く、はっきり言ってつまらないのだ。こんな陰気で三度の食も賄えない不安定な職よりも、もっと刺激的で衝動的な職に就きたかったもの。小説家として華美な言葉を取り揃えるだけではつまらない、それに見会う劣等的な言葉も必要なのだ、更に磨きを掛けるための犠牲として。未だゆったりとした面持ちで彼の、己の質問への返答には相応しくないと見える言葉を聞いていれば、度々出てくる単語にしばらく首をかしげた。我々を人間と呼び、まるで自分は人間ではないと言うように、達観的な言葉を紡ぐ彼。おまけに人間と呼ぶ前に餌だと言った。考えすぎは良くないものの、もしかしたら彼は所謂カニバリズム的な食事をするのかもしれない、もしかしたら凶悪なモンスターなのかもしれない、なんて突拍子もない妄想を膨らませた。まぁどうであれ、彼に己の何かを捧げなければならない事は明確で、それを前提に話を進めると言うのなら納得出来た。逃げることは諦めた方が良いと言うこと、人間は新しい環境でも緩和して慣れることができると何処かで聞いた、その時全く共感は出来なかったが案外違うのかもしれない。 )
いや、こうして非現実な所に来れるのは、案外幸福かもしれないし、僕はそれほど気にしていないよ。お兄さんが僕を殺そうと企むのなら別だけど。
( ゆっくりと物を言って見せる。疲れているから、こうして誰かとゆっくり対話をするのも“ たまには ”良いのかもしれないなんて、微塵も思っていないが、まだ己を殺そうとはしていない彼の様子に安心しているのかもしれない。ふと、此方に近づいてきて、己の頬にあたる彼の掌は、意図的な物らしく一瞬目を丸くするものの、何事もなかった様に見せた。ゆっくりと撫でられる感覚は経験が少なく、どのような表情をすれば良いのか知らなかったものの、慰めらしいそれに薄く笑みを。 )

73: ビビ [×]
2018-01-04 01:03:32

(/ お相手中失礼します、申し訳ありませんが眠気が限界のため一度ここで切らせていただくことはできますでしょうか…?)

74: 匿名 [×]
2018-01-04 01:08:55

( 全然平気ですよ。長時間お相手していただきありがとうございました!また機会がありましたら、お相手願います。お疲れ様でした、おやすみなさい。

75: 主. [×]
2018-01-04 13:50:41





>>お相手募集







これからお1人お相手の募集を致します。
新規の方はpfの提出をお願いします。


pfの提出や質問などはお相手中でも受付。
ぜひお越しください。


>1 世界観
>2 ルール、テンプレート
>3 提供吸血鬼

76: 主. [×]
2018-01-04 15:55:10



>>お相手まだ受付中




77: 血色 [×]
2018-01-04 17:20:58


( お邪魔します、昨晩お相手して頂いたものです。二日連続ですので新規様等来られましたらおゆずりしようと考えているのですが、まだ締め切っておられなかったらお相手願えるでしょうか ?
 
 
 

78: 主. [×]
2018-01-04 17:37:57

(/ 昨晩は失礼致しました…!ぜひお相手お願いしたいです!

別のシチュエーションでお相手することも可能ですが、続きからに致しましょうか?)

79: 匿名 [×]
2018-01-04 17:43:16

( いえいえ、実の所こちらもうとうとしながら書いていたものですから、全然平気ですよ。
ありがとうございます、そうですね、お手数おかけしますが続きからお願いします!

80: ビビ [×]
2018-01-04 18:43:40

__珍しいね。大抵の人は驚くものだけど。
(目を細めて笑う彼を見つめ数秒でにこりと笑顔に変えれば、上記を口にして頬から手を離す。己は新しい人間と会う頻度が高く、その大半は知らない場所に連れて来られたと泣き喚いたり驚いたりだ。その反応はきっと人間として正しいのだけど、ありきたりな反応を見せる者は殺してやる気も起きず、雑に、適当に血を吸って部屋に放り込んでしまう。それ故珍しい反応を見せる者には一際興味を持ちやすく、面白そうだと思えば取り付く島がなくても追い回す。変わった反応を見せる者が好きだということはきっと変わった者が好きで、もっと言えばぶっ壊れた様な餌を好む。彼はそんな人間だろうかとふと想像し、目が少しだけ輝いた。)
まさか。殺しはしないよ。
…逃げるなんてことを考えなければね。
(今度はきちんと本当のことを言った。逃げようとする面倒な輩は目障りになってストレスを与えるから血を全て抜いてやるのだ。血液が妙に好みの味であればうっかり全部抜いてしまうなんてこともあるけれど、そんな例外を除けば逃げ出そうとしなければ生き延びることができるわけで、きっとどんな街より安全でホワイトだ。「…モノを少しだけ頂くけどね。言った通り、すぐにそれも慣れるよ」確か物を買うには通貨が必要なのだと餌から聞いたことがあった。きっとそれもこれも変わらないのだろう。更に上げた口角からは、種族の証である八重歯が見えているだろうか。)

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