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 傷口の毒味 [ 指名制 / NL BL / 吸血鬼 ]/489


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41: 主. [×]
2018-01-02 18:31:41





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42: 血巡 紅 [×]
2018-01-02 19:13:47

 
 
/ こんばんは、先日御相手して頂いた者です。宜しければまた、主様の御相手を出来れば と思い、来てみたのですが、御願いしてもよろしいでしょうか ?
 
 

43: 主. [×]
2018-01-02 19:22:02

(/ こんばんは、またお越しいただいてありがとうございます!ぜひお相手をお願いしたいです。

そこでご相談なのですか、前回中断したロルから再開いたしましょうか?別のシチュエーションにいたしましょうか?)

44: 血廻 紅 [×]
2018-01-02 19:31:35

 

/ 御返事ありがとうございます。そうですね。我が儘を言いますと、主様のキャラクターの方々はどの方も素敵で迷いどころなのですが、宜しければ、続きから御願いしてもよろしいでしょうか ?

45: ビビ [×]
2018-01-02 20:13:54

(一瞬目が合えば、焦らしていた己の心が行けと合図を出したようだった。思わず薄く笑いを零せば、首元にあてていた手で彼女の目元を隠した。いつだったか吸血をしている瞬間の顔が怖いと言われたことを何ミリかにも満たない良心が思い出し、良心にも満たない紳士としての振る舞いがそうさせたのだ。もう遮るものはなかった。濡らした場所はまだ湿って艶めいている。優しくもう一度唇で触れてみれば、今度こそ八重歯で首筋を裂いた。)
、ん、…ッ…
(血を吸う時にあまり声を漏らしたりするのは趣味ではない。相手の嬌声を聞くのは反対に趣味でもあるのだけれど、自ら声を出すのは弱みを握られるようで気分が乗らない。気まぐれに舌で皮膚を撫でてやり、流れて込む血液を体に取り入れた。血液も結局は体の一部だ。誰かの一部を自分の一部にし、相手と自分を繋げるような行為は苦手ではなく、むしろ好きだし得意だ。今度は鬱血痕を残すように唇で吸い付く。吸血をするなら余計なことをするなと言われたのは割と最近だったことのように思うけれど、余興もきっと大切だと思うのだ。__まあ、吸血痕の上に鬱血痕が残るのを見ると何とも言えぬ支配欲が湧くからなのだけど。そんな余計なことを考えながらも血の味はきちんと感じているようで更に牙を深くまで刺しこめば、彼女の手を握る片手の力を強めて。)


(/ では続きから再開致しますね、よろしくお願いします! /蹴り可)

46: 血廻 紅 [×]
2018-01-02 21:09:16


_は_ッ___。
( ふと、己には不気味でしかない、彼の笑みが映った。咄嗟に彼を押し退け離れてしまおうと思ったものの、行動に移す前に、唐突に視界は暗転した。それからゆっくりと首筋に口付けが落とされては、数秒も経たぬ内に ぷつり と皮膚の裂ける音と、彼の僅かな声が耳に入った。分かりやすくも身体が跳ね、声を出してしまう。じわりじわりと、首筋から顔へと次第に熱を帯び、電流が走る様な鋭い痛みが己の体内を刺激する。何も見えない為か、妙に他の神経が強ばり、無意識のままその痛みに歯を食い縛っていた。時折舐められる様な感覚が、どうも気持ちが悪く、そして心地好い。矛盾した感情が交差しながらも今だけ、別に貧血体質な訳でも無いから平気だ、そう今だけだ と心に言い聞かせては、思わず脱力してしまいそうな脚やら手やらに力を入れた。勿論、彼に握られた掌さえも力が入り、彼の皮膚に爪をたてては、無意識に押し付けていた。逃げたい、逃げたい、けれど逃げても犯罪者と言う重荷を背負わなければならない、嗚呼、だったらいっそこのまま血液を捧げて生きようか そんな矛盾が今だ脳裏に浮かんだ。衝動的に一生を決める心移りを優柔不断にくりかえていれば、吸血は終わった様子。牙は抜かれ、ひりひりと痛む其所に再び唇が落とされる、何処か先程とは違うものの痛み故に、呆気ないながら脳内処理は行えず。しかしそれが終われば、視界は取り戻されるだろうという勝手な思い込みと希望を感じていた。がしかし、無念 それらは閉ざされ、先程からは比にもならない痛みが襲う。我慢していた声が漏れ、じんと熱くなる目頭、瞳には生理的な涙が出ていた。嗚呼、何とも醜い姿だろうか。彼は怖くないと思いたかったもののあっさりと恐怖の対象と変わる。せめて、せめて怖がる真似はしたくない と、彼に見えるであろう口だけは、笑顔を見せようかと。ゆっくりと食い縛る歯を離しては、強ばってはいるものの口角をあげて。)


 

47: ビビ [×]
2018-01-02 22:04:18

(少しだけ漏れたコエも、深く牙を挿れれば挿れるほど流れてくる甘い血も、視界の端にぼやけて映る目元を隠された彼女も、絶妙に心を撫でて掴む。もっとだと騒いで狂って掻き鳴らす。頭の中はもうほとんど何も考えられないくらい、否、考えたくないのだろうか、真綿のようなもので埋め尽くされる。ただその真綿を取り消したのは、掌に自然と染み込んだ雫だった。その主は言わずもがな彼女である。視線を向ければ雫とは裏腹に笑っているらしい口元。強張ってはいるから自然と出たものではないらしい。態と音を立てて血液を喉に流し込めば、ゆっくりと牙を抜いて目を隠していた片手を外した。泣かせるのは趣味では__ないと言えば嘘になるけれど。久しくそんなもの求めていなかったのにも関わらず、吸血と共に快楽をまさぐっていた今の自分にはどこか不釣り合いだ。袖で荒々しくその涙を拭えばうざったそうに目を細め、八重歯から滴り落ち彼女の肌を滑る血はそのままにした。)
…怖くなっちゃった?
(優しげに聞く声と表情は真反対だった。自己中心的な行為を邪魔された己が今笑えるほど優しくもなければ紳士的でないなんて自分が1番分かっている。求めたのはそっちだろう、そう言うようにきつく握られた手を握り返せば、未だ赤いそれが付着していた八重歯からまた血液が滴り落ちて。)

48: 匿名 [×]
2018-01-02 22:56:47

 
 
 
( 三十秒が一時間に感じてしまうほど、吸血されるのは酷く痛みを伴う物だった。彼の喉を潤しているであろう己の血液が、今まさに彼の体内へ流れ込む音が僅かに聞こえる。それが彼の意図的な物なのか、只偶然聞こえたものなのかは露知らず。ふと、暗闇から解放された己の瞳。映るものは希望では無く絶望に近いながら、何故か安心する自分が居た。突然に今だピントが合わずぼんやりとしか見えぬまま、しかしそれを気にする間も無く乱暴に己の雫を嫌そうに拭う彼がゆっくりと映った。先程まで、横暴だけれど 紳士的 を貫こうとしていたであろう彼だが、今はそれらが微塵にも感じられず。強いて言えば涙を拭ってくれた辺り。ひたり、ひたり、と牙から己の肌に数滴落ちる血液、己から奪った物だが然程美味しくも無かったのだろうか。別にどうでも良いのだが、それらに僅か視線を奪われつつも彼の言葉を待って。 
ええ、私は貴方が怖い。けれど、私が生きてきて貴方より怖い人はたくさんいたから、それに比べたら全然こわくない。
今までとは打って変わって、口調やらとは裏腹に 何処か冷淡な面持ちで物事を進めようとする彼、機嫌を損ねてしまったようならばつれさられた身としては微かに本望だが、実際恐怖であり、静かに生唾を飲んだ。しかし笑顔を崩さずままにゆっくりと そして一言一言を強気に言葉を発しては、彼の表情を伺った。命の危険さえも揺るがされていると言う状況を知りながらも、強気を貫こうか。鬱陶しいとでも言うような表情を見せる彼だが、それに対応する己は にこにこと笑顔だ。と言うのは我ながら可笑しい気もするが。己の赤に染まる彼の牙、幾度か瞳から視線を移すものの、赤の滴の雨が止むことはまだ遠いらしい。 )


 

49: ビビ [×]
2018-01-02 23:49:03

(瞬きをひとつ。ついでに口元を服で拭えば、ニットに赤いソレが掠れたように付着する。しっかりと彼女の言葉を噛み砕く間のそんな動作もどこか緩慢で。泣いといてよく言えるなあなんて言葉は口には出さないけれど、視線を移した先の猫目に少しだけ眉間に皺を寄せた。満たされていた支配欲は今やすっかり影も見せず、また同じ様に涙の面影もなくにこにこと笑う彼女はまさしく、「……面倒だな、」。)
…珍しいけどさ、キミ。
あんまり相手したくないなあ…。
(目を閉じて開く。ゆるりと口角が上がり、放った上記もどこか楽しそうだった。人差し指で吸血痕の上にしっかりと付けられた鬱血痕に触れる。少しだけ腹の奥をくすぐるような感覚に、すっかりなくなっていたと思っていた支配欲を感じた。しかもまだ湿っていたのだから尚更だ。小さく息を吐き、再度その猫目に視線をやって自分自身の言葉の裏を読む。__何となく分かる。もう何百年かビビとして生きているのだから、己の言葉の真意を汲み取るなんて簡単中の簡単、わざわざ行動として移さなくても自然とできることだ。彼女からは血の匂いがして仕方がなく、また吸ってやろうかなんて考えもして、ああ危ないと首筋に触れていた手を引っ込める。目を細めてにこりと笑い、未だ指を絡めて繋いだままだった手を軽く引いた。)
……困ったな、帰せない。
(本当に困った。自らこんなことを言うのは何年振りだったか、何人目だったか。そこまで多くはなかった気がするから、思ったより己は笑った彼女に興味を感じていたらしい。甘みのある血液はよく喉に合うから純粋な餌としての惜しさもあるのだろうけれど。)

50: 匿名 [×]
2018-01-03 00:42:53

( 血の雨はあっさりと拭われて、豆鉄砲を食らった鳩の如く、ぱちりと一度瞬きをする彼。それの正体が驚きなのか呆れなのかは知らずとも、彼の心境に変化が起きたことは察せた。人間に酷似した感情の杞憂に変な親近感が沸いた。己の瞳を見詰めたまま、眉間に皺を寄せる彼、呆れて返してくれるのならば良いが。 何て思っている間もなく、紡がれた言葉は己への文句のようなもの。面倒臭い だなんて、貴方にだけは言われたくない、言葉にするつもりは無いが、不覚にも眉間には一瞬皺が寄った。しかし、彼の顔には再び 紳士的 なのかどうかはさておき笑顔が戻る。のんびりとした口調で己への文句をぽとり ぽとりと落としていく彼には、此方は笑顔もこそ保つままだが、思わず唖然とした。それから直ぐに彼は何を思ったのか、冷たい指先で傷を触れる。流石に顔を動かさずに肩まで見れると言うほど視界は広く無いため、何が起こるか分からないほんのわずかな恐怖に目を細めるものの、特にこれといった痛みは無く。暫く何も言わずまま時が過ぎれば何事もなかった様に元の位置に戻された、それと同時に、今まで以上の笑顔に少々困惑する。そろそろ離しても良いだろうと思っていた手は、思いの外強く握られており、加えて彼との距離が更に近く、そして言葉が紡がれれば突然の事に幾度か瞬き、¨ え。 ” なんて、だらしなくも小さく戸惑いの声も出てしまった。
私は ___ 、私は、貴方から一刻でもはやく逃げ出したい。
はて、男性に帰せないと言われて、ごく普通の乙女だったのならば、鼓動が とくりとくり と速まって、ぽっ と頬に紅い華を咲かせて、そして急にその男を意識してしまうのが普通なのだろう。嗚呼、きっと、己は所謂面食いなのだ、僅かにも上記の乙女の様な反応をしそうになったのは、きっとそのせいだ。勝手に確定付けては、少し熱を帯びた気のする頬をあげ、上記を。度胸だけ、何も堂々と言える台詞では無いが、それよりも彼に嘘は端から通じる気がしないのだからである。だが僅かにも此処に居た方が人生を長く見て良いかもしれない 、多忙で世間的に危険な暮らしよりも、生死さえ唐突に途切れてしまうかもしれない危険な暮らしを一瞬選ぼうとした事、ドチラも嫌では有るが彼の側を選ぼうとしたことだけは隠しておこうか。 )

51: ビビ [×]
2018-01-03 01:23:12

…ああ、安心してよ。
キミを傷付けることは__、…するけどね。キミを汚すようなことはしない。…まぁ誓えはしないけど。
(やめてと言ってもやりたいならやる。するなと言ってもしたいならする。自分が良く知っている。こういう性格をしているから自分と約束をするだけ無駄だし期待するだけ裏切られる。傷付け、つまり吸血はするし気が向いたら汚すこともすると、悪びれもなくそう言った。それなのに自分からはどこか廃れた様に見えた彼女を帰らせるわけにはいかないから困る。まだ嘘でも吐いて何もしないと言った方がマシなのだろうけれど、また体が乗った頃に裏切られたとか何とかで泣かれては厄介だろう、今回だってしっかりと最後までやりきったわけでもないのに。と、そこまで考え、やっぱり思考の中心には自分がいたことに気付いた。良心も思いやりも9割以上は捨てたはずなのに、まだ紳士的な振る舞いだ何だと皮を被るから人間に酷いだ何だ言われるのだ。皮を被った下の自己愛に誰も気付かないから。)
……ただ、僕は少なくともキミが怖がる人よりキミを思っているからね。__キミを殺しはしないと思うよ。
(1割以下の良心と思いやりがそんな綺麗な言葉を吐かせた。意外や意外。破ると確信できない約束を取り付けようとしているのはいつ振りだろうか。ただ彼女のことを想ってはいないから、破らないと確実には言えない。しないと思う、と不確定な言葉を使う。それでも僕が約束を取り付けるだけで信頼に値すると評価してしまうのは、世界は自分を中心に回っているからだ。「それで十分だろう? 僕はキミを返せない」鬱血痕に一瞬目が行ったのは、まだ欲を満たしきれていないせいなのだろうか。)

52: 匿名 [×]
2018-01-03 02:01:21

( 彼は忠実では無いのだ、今までの行動で手に取るように とは言わないが、分かる気がする。だからと言って彼について然程詳しい訳でも、そんな性格やらに惹かれてしまうほど、判断も鈍くは無い。傷は付けるが、汚しはしない。確定では無さそうな言葉。取り敢えず言いたいことをごくりと飲み込んでは、次に出る言葉を待ち。
どうせ彼にとっては己は食べ物に当たるのだから、彼が飢えに負けたら己は終わる。終わる ? 嗚呼、心臓の動きやら何やら丸々終わるのだ。次に出てきた言葉、殺したりはしないと思う と曖昧な表現で紡がれた言葉を信じられはしなかった。しかし、己も不死身では無い為いつかは何かしらの理由で死ぬものだ。己は彼に殺されなくても、きっと自身は彼のせいにするのだろう。全く彼のせいでなくても だ。此処の事や彼を口実に、死んでからも尚図々しく、貴方のせいで私は死んだ と根拠も無く恨み続けるのだ。それでも良いなら、此処に居よう。面倒臭い、ひねくれた性格だとは重々承知の上。暫く視線を僅かに落とし、考える素振りをしては渋々と言うようにうなずいて、
分かりました。けれど、貴方に殺されても殺されなくても、私が死んだら貴方のせいにさせて下さい。
と笑顔で言った。一度説明しただけで彼が分かってくれるかはさておき、ふとした瞬間に彼の目線が首筋に往くのは、見ていない振りをしたい、気付かないようにと。 )

53: 主. [×]
2018-01-03 10:35:47

(/ 昨晩は寝落ち失礼致しました…!!また次回お越し下さるのをお待ちしております。)

54: 主. [×]
2018-01-03 13:56:02





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55: 李 暁蕾 [×]
2018-01-03 14:10:59




( / 前回はお相手して下さり有難う御座います、背後落ちは此方も良くする事ですのでどうかお気になさらず…!つきましては、新規の方が来ましたら其方様に譲るつもりですので、それまで宜しければ前回の続きからお相手して頂ければと思います。 )




56: 主. [×]
2018-01-03 14:28:37

(/ こんにちは!お越しいただきありがとうございます!

では前回の続きからお返し致しますので少々お待ちください。)

57: イヴ [×]
2018-01-03 15:04:37

…逃げない、ね。
(今まで百何年かの時を館で過ごし、彼女のような性格をした人間はそこそこの数見てきたしその分血を吸った。赤く染めた頬で食い気味に言った彼女の言葉を繰り返し小さく息を吐く。そこそこの数がいた彼女のような性格をした人間は 1人余さず何処かで涙を流し、逃げようと企み、ライブに見つかって終焉を飾っている。その様を見ていても面白くはなかった。大抵の物事に例外なんてものはなく、彼女もそこそこの数がいた1人に見える。人間なんて差別化をすれば4種類くらいにしか分けられないものなのだ。まだ少し血の味が残る口内に酸素を取り込み、何を思っていたのか、何かを嘆いているのか、それすらも分からないため息を吐いた。)
…そーだな。少なくともいい奴はいねーよ。
(尋ねられたことにはしっかりと返事をする。1人1人思い出してみてもやっぱりロクなのはいなかった。マシに見える小さくて喧しい奴らでさえマトモではない。だから人間の体内の血を吸いきるのも何とも思わないし、特に逃げ出そうとしたのは血を吸いきった後暖炉に放り込む。生きる術は大人しくしている意外にないのだけど、目の前の彼女はきっとそこそこの数がいた同じような性格の奴と一緒だから。明日どんな行動をして、いつ誰にどう殺されるかまで予想がつく。)
……近付こうとか逃げようとか考えんな。死ぬ。
(それでもこうして言葉をかけてしまうのは、例外を、5種類目を無意識に求めてしまっているからかもしれないけれど。)

58: 李 暁蕾 [×]
2018-01-03 15:48:44




( 彼以外にも何者かが潜んでいる点については全くと言って良い程に考慮しなかった。自身で自負していた聡明な頭脳は一体何処へ、この館に来てからと言うもの浅はかな思考力しか働かない。全ては血を吸われたという未知なる経験から来る恐怖だと言い訳のように結論を出す。彼が吸血鬼だと証明された今、必然的に此処に住まう者達も生身の人間ではなく吸血鬼だという答えが一番しっくり来る。となれば__幾度となく、見境なく己の血液を搾取され続けるのだろうかという考えが脳裏に過ぎるのもまた必然。如何か否定して、と必死に胸中で訴える傍ら、目線だけは絶対に外さず強気な自分を演じ切る。然しそんな願いを嘲笑うように肯定を示されては、流石に青灰色にも翳りが差すというもの。続け様に些か直球過ぎる表現であり心配や同情の欠片もないが、忠告のような言葉を告げられると眼前の彼が一縷の希望なのではとさえ錯覚してしまう己に忸怩たる思いを抱え。 )
そう、ご忠告どうも。死なないように頑張るわ。
( 半ば吐き捨てるように返答する。我ながら可愛げのない反応だと分かっていながら、反抗的な態度をとって仕舞うのは生まれついての性なんだろう。死と向かい合わせの状況と述べても過言ではない今、やけに吸血を施された部位が酷く痛みを放っていた。じくり、と其処だけ脈が躍動しているような、焦げるような痛みの波が継続的に訪れる。如何にか痛みを誤魔化そうと俯いて歯を食いしばれば、未だ液体と呼べる血の筋が鎖骨下にべったりと付着しているのが目に入る。覆しようのない事実を突き付けられているようで酷く苛立ち、無意識的に柳眉を顰めた。元々一つ外されていた詰襟の留め具をもう一つ外し鎖骨周辺まで解放すると、片手の掌を生地と肌の間するりと滑り込ませ無造作に血を拭い取っては、再度顔を上げ自身でさえ嘘か真か分からぬ言葉を彼に突き付け。 )
言っておくけど、一回血を吸われたくらいで恐怖心を抱くほど、私は弱くないから。




59: イヴ [×]
2018-01-03 16:50:12

(触れただけで不機嫌になるような輩ばかりだ。百何年か一緒にいる気心知れた奴ならともかく、餌だと認識している者から嫌なことをされれば良い印象を持つはずがない。腹が少しでも空いていれば問答無用で吸血だ。それは大袈裟でもあるけれど、誰もがルーネリコの様に文句を散々つけられるわけではなくライブのように素直で狡猾なわけではないから、忠告することに越したことはない。優しげに笑顔を浮かべる者も、絶対的な皮を被っている。中身はただの吸血鬼だということを忘れてはいけない。彼女を拾ったのが自分でなくビビなんかだったらどうなっていたか分からないのだ。__いや、彼奴も相当の物好きだから分からないけれど。)
…期待すんな。
俺みてーに優しいのばっかじゃない。
(どこかの地方では災厄だなんて言われている通り、あまり良くない者であるのは確かだ。だから食料集めにこんなシステムを使って、彼女が開いた胸元を撫でれば、流れていた赤い液体がその手に付く。死の話をしている時の血液は妙にリアルで食欲を誘い、食欲は吸血欲を誘う。手首を掴んでぐいと引けば、赤く汚れたソレに舌を這わせ、舐めとったモノを喉を鳴らして飲み込む。弱くないと言い張る彼女の言葉に「…もー1回って誘ってんの?」興味なさげに言葉を放ち、「一生懸命服握ってた癖に」次いで先程視界の隅に映った光景を小さな声で口にして。)

60: 主. [×]
2018-01-03 17:06:19

(/ 本日8時〜9時頃まで落ちさせていただきます。
その後からまたお相手の募集をさせていただきますので、ご了承ください!)

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