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246:
ジュモー [×]
2018-01-24 22:49:00
>245 北条 敦志
(ぺたり、ぺたり、と冷たい床の上を二本の腕と二つの掌とを使い、彼の周りをぐるりと一周してその姿を観察する。けらけらと楽しそうに笑っているだけに見えて、彼の背丈や体型、表情等を注意深く窺っている。異様な己の容姿に驚いて何か攻撃を仕掛けてくるのではないだろうかという恐れからではなく、"新しい玩具"として品定めをしているのだ。玩具は丈夫であればある程良い、さて今回の死にたがりはどうか。幼いからこそと言うべきか、それとも幼い癖にと言うべきか、そんな生意気さを以て彼の玩具としての資質を窺っている。彼に上手く伝わるかどうかは全くの別問題として、これもこの双子なりの歓迎ではあるのだが。肝心の彼の反応はどうかと言えば、此処へ招かれてくる死にたがりにしては珍しく己に対する拒絶の意思を見せようとせず、それどころかコミュニケーションを取ろうとしているではないか。これは少々意外な出来事だった。幼いままの頭では、彼が拒絶よりも先に意思疎通を試みようと言うスタンスであるその理由とは、とそんな所まで考えが及ぶ事はなかったが少なくとも悪い反応ではない。拒絶には慣れているし、怖がるなり攻撃されるなりされたとて特別気を落とす事はないだろう。とは言え根っこはまだ幼子である身、例え無意識下であったとしても己の存在を認め、受け入れ、そして何より構って貰える事に焦がれずにはいられないのである。そんなこんなで、身勝手ながら既に彼に対し一定の好感を抱きながらも「ガキぃ?僕らはお前より、ずっとずうっと長生きなんだぞう!」と彼の発した問いかけの声に対する指摘は忘れない。それから改めてもう一度、右手の人差し指でびしりと彼を指差しながら「とーちゃんとかーちゃん?それはね、居ません?居ません!お前、僕らが子供だから話しても無駄だと思ってるだろ!ざーんねんでした、僕ら以外に聞いたって、皆おんなじ事しか言わないぞ!だからもう一回言ってあげる、お前は今日から此処で暮らすんだぞう、死にたがり!」と、これまでに出会った多くの死にたがり達がそうであった様に、己の言葉を真に受けようとしない彼に対して同じ説明を繰り返して)
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