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屍術師~ネクロマンサー~【ファンタジー/バトル/シリアス/時々コメディ】/5


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■: S [×]
2017-10-15 10:25:41 


「どんなに足掻いても、もうどうにもならないんだ」
 悲しげに眉根を寄せて、一人の青年が呟く。目の前には青年よりやや年上に見える女性が一筋の汗を流して睨み付けていた。彼女のその身体は傷だらけでボロボロ。それでも闘争心を失うことはなく、ただ静かに荒い呼吸を繰り返していた。
「僕が……いや、俺が姉さんを殺して決着をつける。後を継ぐのは俺だよ、姉さん……」




 闇夜に月明かりで不気味に光る何かが素早く振り下ろされた。



>1あらすじ、設定etc.
>2ルール、募集
>3pf説明
>4レス解禁(予定)


1: S [×]
2017-10-15 15:16:32

あらすじ

 ここは現代日本。国民はおろか世界各国すら知られていない歴史が存在している。はるか昔から日本は二つの勢力によって裏社会の均衡が保たれてきた。東の高野辺一族と西の閏一族。かの一族はあることを生業としており、門外不出であり忌まわしき力を持っている。
 その名を屍術師、ネクロマンサーと呼ぶ。




屍術師

 しじゅつし。俗称ネクロマンサー。死人や霊を使役し、自在に操る禁術と呼ばれている。この力は忌まわしき呪いとも揶揄されており、持つことが許されるのは始祖である高天原光國の血を引く者だけである。より強い力を持つ高野辺一族と閏一族が各統治する地域の屍術師を管理しており、掲げられたルールに則っている。反した者、関わってしまった部外者は秘密保持という名目上、暗殺される。
 また屍術師として独り立ちするには、更なる試練が待ち構えており、最初に操る屍、所謂死体は必ず兄弟や親、祖父母などの直系血族者を自ら手をかけて殺し、使役する。それができなければ屍術師として一人前だと認められない。



始祖

 屍術師を作り出した高天原光國のこと。元々呪術師であった彼は、誤って自らの手で両親を殺し、そんな自分に呪いをかけた。誤ったとはいえ両親に手をかけたことを戒めにするために、両親の屍を人形のように操る術を呪いとした。



高野辺一族

 日本の東側の屍術師を管理する一族。中部地方から東側が管理担当である。東側の都道府県に点在している屍術師たちの当主を集め東京のとある場所で定期的に一族会議を行い、現状を把握している。高野辺一族の中で最も管理権を持つのが神奈川県に住まう高野辺一族当主である。



閏一族

 日本の西側の屍術師を管理する一族。近畿地方から西側が管理担当である。西側の都道府県に点在している屍術師たちの当主を集め、大阪のとある場所で定期的に一族会議を行い、現状を把握している。閏一族の中で最も管理権を持つのが京都に住まう閏一族当主である。




全国屍術師選定

 高野辺、閏両一族は不可侵条約を結んでおり、管理下の一族が管理外で起こしたトラブル、不始末は全て管理下の一族に処分を一任している。年に一度だけ、全国屍術師選定と呼ばれるものが設けられ、このときだけは各管理下から屍術師は解放され、己の力を存分に発揮して屍術師としての頂点を目指すことができる。
 参ったと言わせることが勝利の条件とし、相手を殺し使役することは相手が望まぬ限り、失格とする。これは各都道府県の当主も参加しており、彼らを失い、管理ができなくなることを危惧したためである。しかし、中には失格を恐れずに相手を殺しにかかる屍術師もいるため、過去に頂点に立った屍術師(一度頂点に立つと参加はできない)たちを粛清役として配置している。

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