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694:
匿名 [×]
2018-09-10 12:18:35
【!】 NL / 女性C募集
■あらすじ
舞台は1920年代初頭、ヴァイマール共和制下のドイツ。大戦後の自由な雰囲気に後押しされ、あらゆる文化と芸術が花開き、その一方でどこか危うげな香りをも漂わせていた時代。オペラや前衛演劇、華やかなレビューなど、多くの娯楽で溢れかえった歓楽の首都ベルリンは、その陰で犯罪や売春の横行が増加し、モラルは地に落ち猥雑さを孕んだデカダンな雰囲気が蔓延していた。燦然と輝く自由極まれり“黄金の時代”は、敗戦の混乱と極度のインフレ、爆発的な人口増加と失業率、困窮と深い絶望の産物であった。
自棄酒に溺れた夜のベルリンが魅せるアンダーワールドの一角にて、取るに足らないロマンス劇は幕を開ける。経済混乱の煽りを食い、退役して尚窮屈な生活を強いられていた元軍人の男は、不運にも街で最も高く値のつく女に心を奪われてしまう。紙たばこの煙が渦を巻いてみなぎる、明日も見えないほどに淀みきった不鮮明な世界で、若い二人は手さぐりだけを頼りに愛を探す。
■募集:キャバレーの歌姫(20代~30代・女性)
ベルリン市内のキャバレーで歌手として働く傍ら、政治家や高位将校を相手に高額で売春し、恵まれた生活を手にしている。彼女に魅了された男は皆が大金を使い果たし身を滅ぼしていくため、その性質から一部の男たちの間では伝説上の人魚に準え“ローレライ”と呼ばれる。隠しているが実は同性愛者。
■提供:パン屋で働く青年(20代・男性)
元ドイツ帝国陸軍の兵士。ヴェルサイユ条約締結に伴う軍備縮小により兵役を解かれ、帰郷して以来父親が経営するパン屋を手伝っている。経済混乱の影響を受けて生活は困窮気味。友人の誘いで初めてキャバレーを訪れた際、“ローレライ”の歌声に強く心を惹かれ、彼女にアプローチを試みるようになる。
■ロル:字数は200字~500字程度、終止ロル、小説ロルなど形式は問いません。
■レス:置きレス形式でのんびり。こちら大変遅レスであるため、基本的にレスペースは数日置きになり、一週間以上お待たせしてしまうことも多くあります。
■選定
相性を重視してお相手様を選ばせて頂きたいと考えておりますので、お声掛けの際には下記のロルに絡む形でロルテストのご提示をお願いします。場面は「キャバレーで初めて募集C様を目にした提供Cが、その後店の外で募集C様に声を掛ける」ところで、季節外れですが時期は12月上旬頃を想定しています。また、可能な範囲で構いませんので、募集C様の大まかな人物像(簡単なPF)、提供Cに求める萌え・萎え要素などを予めお伝え頂けると非常に助かります。
□ロルテスト
( 肌を刺すような凍てる夜でも、フリードリヒ・シュトラッセは人波が引くことを知らない。“彼女”が壇上から退けるのと同時に大慌てで席を立ち、裏戸の前に陣取り時計の長針が二つ回るのを見届けたが、幾ら待てどその姿が現れることはなく、仕方なしに諦めて帰路についたのだった。三軒隣の花屋で有り金を叩いて買った花束も既にお役御免。いっそ悲しい程に鮮やかな色彩を虚しく見つめて、そっと鼻に押し当てると甘やかな香りが酔いを深めるかのよう。優しく耳に纏わりついて離れないジプシー調のオペレッタ、瞼の裏に焼きつく艶麗な花のかんばせ。一目見た瞬間に根拠も無く直観したのだ。目の眩むようなネオンライトが見せる幻想の中で、きっと彼女だけが“本物”であると。──不意に、媚びるような甘たるい香気が真横を通り過ぎる。それはあの噎せ返るようなキャバレーの空気とよく似ていて、思わず振り返った先、人混みの中に姿を隠そうとするその横顔を目にした瞬間、強く心臓が跳ねた。「──待って!」白い手首を捕まえるとこちらを振り向く、そのあまりに美しい二つの宝石に危うく吸い込まれてしまいそうになるのをぐっと堪えて、勢い任せに手の中の花束を押しつける。 )
──あの! 今日、あの店で君の歌を聴いて…感動したんだ、凄く。それで…ええと、もし迷惑じゃなければ受け取ってくれないか。…こんなの、うんざりするくらい色んな奴から贈られてるんだろうけど。
◆
ここまでお読み頂きありがとうございました!ごちゃごちゃっと書き連ねてしまいましたが、簡単に言えばちょっと退廃的な時代を舞台にした“絶対に靡かない女 VS 何が何でも振り向かせたい男”の熾烈な恋愛バトル(?)です。また、私自身湿っぽかったり仄暗かったりする雰囲気があまり好みではなく、こんな設定ですが展開は基本的に明るめに、コミカルな要素もまじえつつ楽しくやり取りが出来れば幸いです。
このような嗜好全開の物語にお付き合い頂ける心優しき女神様に出逢えることを祈っております…。
長文乱文失礼致しました。スペース感謝です!
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