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69:
Dudley Justin Nicholls Jr. [×]
2016-08-21 10:09:49
(/絡み文投稿させていただきます。以前より終止形ロルが主流となっていたサイトで活動していたので、そういった表現が多くなりますが、不快と思うようでしたらなるべく善処します。よろしくお願いします。
>ALL
(古今東西、夜とは魔が支配するものだと相場が決まっている。ガス灯やネオン管が夜を明かりに包もうとけなげな努力をしているが、絶対的な夜の闇が晴れることはない。ここ、西エリアでは夜の人通りは全くと言っていいほどにない。3年前から月に一度、満月の夜に必ず少なくない人が死んでいるからだ。それもまっぷたつにされた上に全身の血液が抜かれたミイラとなって発見されている。警察は捜査を続けているが、未だ犯人の痕跡さえ見つからない。まるで犯人が「警察がどういった操作をしているか把握している」かのように……
今日は雨か……我が主に捧げる供物が雲に遮られなければいいが。
(本日は満月、生憎の雨で美しい月は姿を隠している。満月の夜に発生する殺人事件の犯人を捉えるために警官が人通りの少ない路地を警らしている。その中でひときわボロボロの防雨用の外套を纏った警官が他の警官とすれ違う。すれ違った警官は訝しんでボロボロの外套を纏った警官を呼び止めた。
「おい、お前!そうだお前だ。悪いが手帳を見せて……」
(警官は思わず息を呑んだ。ボロボロの外套の警官の顔にはなにか薄汚れた白い仮面が張り付いており、外套の隙間から僅かに覗く制服には赤黒い何かがこびりついている。警官が腰から銃を引き抜いて不気味な男に銃口を向ける。しかし…
ザシュッ……
(次の瞬間、銃を握っていた右腕の肘から先が無くなった。いや、それは地面に無残に転がっていた。仮面の男の右腕にはいつの間に抜いたのか鮮血のついたロングソードが握られている。警官の叫び声よりも早く、その刃は振り下ろされ、袈裟斬りに胴体を切断された警官は、それからまもなく息絶えた。
神よ、供物を捧げます……
(1人残った仮面の男は、警官の亡骸へ剣を突き刺す。ドクン、ドクンど脈動するように剣の刃が震え、警官の亡骸から血液を吸い取っていく、刀身へ染みこむように消えた血液は、この剣を通じて神のもとへと送られる。
あぁ、そうだ……すいません、僕の手帳です。確認して下さい……
(血液が消失し、歪な形になっている亡骸の見開らかれた目に懐から取り出したボロボロの警察手帳を魅せつけるように開くと、暫くそこでボーっとしたようにつったっている。まるで新しく巡回してくる警官を待っているかのように。
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