純白と純黒の騎士が夢見た世界は、訪れることなくその祈りのみが世界を変えていく【戦闘/人数制限有/NL/ファンタジー〗/7

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■：主　[×]
2016-06-30 12:34:45　

これは、２人の騎士が世界を想い、それぞれの力で変えようとした物語。

しかし、その想いは交差してやがては深い闇を生む。

＞1世界観
＞2用語
＞3規則
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＞5主pf

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1：主　[×]
2016-06-30 13:18:12

＞世界観
かつて、大陸を支配していた闇の力を操る魔王を２人の騎士が｢果ての谷｣と呼ばれる大陸の最北にある谷底へと封印した。それは、やがて伝説へとなり多くの人々の間で語り継がれた。
数百年の時が経ち、2人の騎士の力を濃く受け継ぐ２人の子供が生まれた。生まれた国は東と西で違えど、同盟国にあった2つの国では２人の誕生を国中で祝福した。
それと同時に“闇”が再び目を覚ました。｢果ての谷｣で封印されていた魔王は、封印の綻びを見つけ復活した。
闇が力を戻すのは容易では無かったが、着実その勢力を広げていった。
魔王が復活したことは、すぐに大陸全土に広がった。だが、伝説の騎士の力を受け継ぐ２人の子どもの存在がある限り世界には光があると願っていた。
闇の魔王が着実と力を蓄えていると同時に、２人の子どもも成長した。互いに“世界を救う”ことを夢に見てその力を鍛えた。
だが、２人が20歳になりそれぞれ｢純白の騎士｣｢純黒の騎士｣の名を正式に受け継ぎ、数日が経ったある日、｢純黒の騎士｣が姿を消した。
なぜ姿を消したのか、それは数ヵ月後明らかになった。
闇の力をほぼ完全に取り戻した魔王は、その力で肉体を持たない闇の騎士軍団を作り上げ、北から大陸の侵略を始めた。世界は瞬く間に闇に染まりつつあったが、｢純白の騎士｣は白き甲冑に身を包み、“世界を救う”べく魔王を倒すために最前線に立ち、闇の騎士軍団と戦うことを決めた。
しかし、闇の騎士団の幹部達の力も強大で一筋縄ではいかなかった。
そして、その幹部立ちの中に｢純黒の騎士｣の姿があった。｢純黒の騎士｣は｢純白の騎士｣に向かってこう言った。
｢お前が目指す世界は、俺のとは違う｣
と。魔王は、｢純黒の騎士｣の心の中に生まれた力に対する独占欲が、やがて闇へと変わっていくのを逃さず自分の元へと引き寄せ、｢純黒の騎士｣は闇へと染まった。
｢純白の騎士｣が夢見たのは、争いがなく人々が笑顔で暮らせる世界、
｢純黒の騎士｣が夢見たのは、力こそが世界平和の全てであり力が支配する世界、

互いに夢見たそれは、いつか道を外れ訪れることなくその祈りはやがて世界を変えるものとなっていったのだった──。