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童話人生【童話/3L/人数無制限/途中参加歓迎】/260


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161: 茨城 絃 [×]
2016-06-13 00:02:42

【屋上】

>お月見くん
――…うん、お月見くんはハズレかも。抱きまくらとしてなら、って感じ。
(未だかつてないほど熱を感じる顔を何とか冷やそうと夜風に当てながら困ったように息をつくと、そんな自身を更に揶揄う様に言葉を続ける相手に少しだけむっとしたのか唇を尖らせて。そんな彼からのアクション、僅かに髪を引かれたような感覚を感じそちらを向くと続く助言に唇を噤み、その言葉を自分の中で確かめる様に暫し沈黙を置いてから小さく頷くと今のところ相手に対しては特別といえる感情を抱いていない様子であることを口にし。勿論抱きしめたくないという拒否の意もまたないもののわざわざそうしたいと思うだけの想いは特に感じられず、相手の全身を見回す様に視線を流して。「――んふふ、お月見くんて結構お節介さんだねぇ。ちょっと意地悪だけど、お蔭でちょっといとの気持ち分かってきたかも。」思わず笑みが零れてしまうのは初対面で随分と意地の悪いことを言ってきた割には自身に助言を与え今も此方に気を遣ってか煙草を吹かそうとしない相手の意外な表情に対してだろう。何だかんだで良くしてくれる相手に言葉を口にしながらゆっくりと立ち上がるとぎゅっと目を瞑りながら大きく伸びをして。そろそろ学校が閉められる時間であり、ちょっとした特権持ちの相手とは違い己はそろそろ帰宅を促されるであろうことから名残惜しさを感じつつも帰宅の意思をちらつかせ。)
…いと、そろそろ帰らないと。お月見くん、まだ残るならブランケット貸してあげよっか?ちゃんと後で返しに来てくれるなら、だけどねぇ。

162: 古塔 チシャ [×]
2016-06-13 00:28:07

【校舎裏】
>一之瀬さん

えっ…?("間違っている"と思わぬ否定の言葉に頭の中は?で占められ。どういうことだとパッと顔を上げればいつの間にか相手の顔は間近に来ており、これだけ異性と距離が近いというのは己にとって未経験の為恥ずかしさで急激に頰は赤く染まり。既に友達であるとも取れる発言に嬉しさでじんわり目が潤み)
ふ、不満だなんてとんでもないです……寧ろ、その。充分すぎるくらいでっ……せ、生徒会長さんなら、きっと100人力くらいですっ!(恥ずかしさでやや頭が混乱しながらも懸命に伝えようと真っ直ぐ目を見つめて答え)

163: 月ノ宮 輝夜(屋上) [×]
2016-06-13 01:14:02

【屋上】

>茨城

……そんな勘違いが出来るのは先輩くらいです。いつも通り遊んでただけですよ、俺は。
(唇を尖らせる相手にしてやったりと愉快な感情を覚えたのも束の間。贈られたお節介という言葉は自身を軸に世界を廻しているような己に一番似合わないもので、軽口を叩くのも忘れて不思議そうに相手の笑みを見つめれば釈然としない様子でぽつりと呟き。その笑顔を目で追う形で空を仰ぐといつの間にやら月の位置も変わっており、普段より急ぎ足で流れていく時間にもまた不思議な心地を覚えつつ自身も立ち上がると畳んだブランケットを出会った時と同じく相手の肩にかけ「気持ちだけ貰っときます。俺、借りた物でもすぐ無くすんで……今日中に洗えば匂いも取れるでしょうし」柔らかな温かさには心惹かれるが、毛布が必要ならば保健室あたりからくすねることも可能。適当な理由を述べながらスンと鼻を鳴らすとしっかり香る煙草の匂いに一言付け足し、ああこれもまたお節介かと今夜は良心的な方向にばかり傾く自身の気まぐれに苦笑する他なく。昔から人を狂わすと謡われる満月のせいかもしれないけれどたまにはそんな夜も悪くはない、いっそどこまで行けるか試すのも一興と気まぐれに身を任せることにして「――お節介ついでにそこまで送って行きましょうか。此処は月明かりで明るくても学校の中は真っ暗なんですよ、意外と。」屋上へ誘った時と同じ、というよりは脅かすような言葉をくわえている分どちらかといえばイエスの答えを期待する提案をつまみ上げた煙草をくるくる回すついでに投げかけ)

164: 茨城 絃 [×]
2016-06-13 01:41:00

【屋上】

>お月見くん
…んふふ、じゃあその気まぐれに感謝しとく。ありがと、君にうまく"遊んでもらえた"おかげで、少しだけ自分のこと分かった気がする。
(彼自身が否定していてもその気まぐれに助けられたのは事実、自己中心を掲げるには些か他人の内情把握に長けているように感じる相手の様はその資質だけ言えば世話焼きに属するように見えるものの、それを本人が否定するのであればわざわざ指摘を押し付けることも避けて。しかしそれでも、と言葉遊びのように相手の言葉に重ねながら今の感謝の気持ちだけはきちんと口にして伝えればどこか悪戯っぽくにい、と笑って見せて。「――なら、お月見くんの気まぐれが許すところまで送ってもらおうかなぁ。君に甘やかされるの、結構心地いいから。」肩に掛けられたブランケットを受け取り裾を腕に絡める様にしながら忘れかけていた傍らの薔薇の花束を胸に抱えると相手の何だか此方を脅す様なニュアンスさえ感じられる申し出に思わず笑みを零して。自分を中心に、なんて掲げているくせに気まぐれなどという言葉を借りて見送りまでしてくれる少し捻くれた彼らしさに今夜は甘えてみようかと頷きで返すととんとん、と弾むように2、3歩前に進み出て。あくまで相手の気まぐれな申し出、どこで自分を置いて引き返しても構わないなどと暗喩する言葉は案外此方の身を案じてくれる彼には無意味だろうか、それでも相手の気遣いを"気まぐれ"ということに留めておくためには丁度いい言葉をさらりと口にすれば相手の方を振り返りながら目配せするように僅かに目を細めて。)

165: 月ノ宮 輝夜(屋上) [×]
2016-06-13 20:28:37

【屋上】

>茨城

――あれ、俺が先輩を甘やかした事なんてありました?……まぁいいや。飽きたら夜道に置いて帰るんで、そのつもりで。
(今までは美しい相手の容姿さえどこか他人事として眺めていたものの、軽やかに言葉遊びを重ねる悪戯っ子の表情を映せば浮世離れした美貌よりもこの顔のほうがずっと良いとようやく個人的な想いに胸を弾ませて。企みが成功したこともあり己もトンと軽やかに歩き出しながら実際身に覚えのない言われように肩を竦め、自分がした事と言えば相手の心中を引っ掻き回した事と月を見せたことくらい、甘やかすとは程遠い好き勝手な振る舞いを思い返すと首を傾げずにはいられず。それでも適当な納得と軽口で流してしまうと扉を開き、さっさと先へ進もうとするが眼前の階段はいつもの通り明かりもなくずっと下の廊下に灯る電灯がほんのりと視界を照らすだけ。毎夜の如く通る己には慣れた道ではあるものの、おもむろに振り返っては先の言葉に被せるようにそっと片手を差し述べて「甘やかされるのは好きなんでしょう――ほら、どうぞ。」自覚が無いのなら意図的に振る舞ってみるのも良いだろう、暗がりを背に甘い笑みと呼ぶには少々毒っ気の強い表情を浮かべながら誘うようについと指先を相手に近づけ。行為だけ見れば王子さながらとはいえやはり不真面目なままの姿ではリードするというより悪い誘いをかけているようにしか見えず、緩く小首を傾げる様も悪戯な雰囲気に拍車をかけて)

166: 深雪 氷華 [×]
2016-06-13 20:49:27

【階段→廊下】

>魚島さん
(飴玉も溶けてなくなる頃、階段に微かにだが響いてくる歌声。声は徐々に大きくなって、柔らかな優しい歌声に心が癒されたのは紛れもない事実。外を見詰めていた視線を声のした方、教室が並ぶ廊下に向け直して、据えていた腰をゆっくり上げれば来た道戻り教室へと。此方側から声がした、と言うだけで一年の教室とは限らないのだが、既に生徒の居ない教室を確認するのはそう難しいことでもない。もし見当外れならそのまま帰ればいいだけのこと。そんな軽い気持ちで廊下を歩いていると、或る教室で佇む女生徒が一人。鼻先まで垂れた前髪、邪魔じゃないのかな、なんて何度か思ったこともあったから見覚えがあり、しかし言葉を交わした記憶もないわけで。隙間なく閉めきられてある扉、しかも他のクラスのものを開けるのは憚れて、廊下から無言で覗くだけの行動に留め。)


(/優しい歌声に誘われて来ちゃいましたっ!対人関係を恐れている人魚姫様なのでもし、娘と合いそうにないだとか絡みたくないなどあればこのまま廊下を通り過ぎますね。その場合は遠慮せず仰って下さいませ!)


>月ノ宮様
(/輝く月がぴたりと似合う素敵なかぐや王子様に興奮が止まりません!毒舌雪ん子と不良君が絡めば一体どうなるのやら、早くもわくわくしています。お話出来る日を楽しみにしていますね。御挨拶嬉しかったです。ありがとうございました!)


>王寺様
(/初めまして!深雪の背後で御座います。紳士的な幸福の王子様と是非ともお話しさせて頂きたかったのですが、時間軸が娘と違うようなので今回は諦めようと思います。ううう、残念です。また機会があれば宜しくお願い致します!)

167: 茨城 絃 [×]
2016-06-13 21:17:24

【屋上】

>お月見くん
――んふふ、君って意地悪じゃなきゃ本当に王子様みたいなのにねぇ。…まあ、いとは君のそういうところ結構好きだから"ただの王子様"になられても困るけど。
(先程の助言も預かれば無くすだろうからと返却されたブランケットも、別に会おうと思わなければわざわざ顔を合わせることもないだろう己に対してなのだから無視するなりした方が相手のメリットも多かったはず、けれどもそれを"気まぐれ"という言葉で此方にとってのメリットを与える様は己からしてみれば良くしてもらっている、甘やかしてもらっていると取るには十分なもので。本人が認めないのであればそんな彼の美徳を自分だけが知る彼の顔として内に持っているのもいいだろうとそれ以上の言及を避け。自身の背後から降り注ぐ月明かりにより背負った暗闇からふわりと浮いて見える正しく月から遣わされた王子の如く相手の姿に小さく笑みながら差し出された指に自分の指を添えるとこの身を相手へと預ける意思を示し、軽く握った相手の指から伝わる仄かな体温を感じながら月明かりに照らされた相手の容姿とは少し印象のずれた相変わらずの性質を指摘し。かと言ってそれを悪としている訳ではなく、むしろ大っぴらに甘やかされ大事にされてきた己からすれば新鮮とも言える粗雑な対応も相手の魅力として受け取っている旨を漏らせば暗く沈んだ階段をうっかり踏み外してしまわぬよう注意しながらとん、と足を下ろしていき。)

168: 一之瀬士方 [×]
2016-06-13 22:09:05

【校舎裏】
>古塔

(言いたい事を言い切り、すっきりした気持ちで目の前を見ると、潤む瞳と紅く染まった頬が間近に見えて。どさくさに紛れて近づき過ぎたこと、思い返して見ればかなり恥ずかしい事を言ったと自身も恥ずかしくなり耳まで紅くなる。それでも真っ直ぐ此方を見てくる瞳を見詰め、100人力だと言ってくる彼女の健気さにどうしようも無くなり、下から上目遣いになって)「…あ、いやっ…そのだな!友達……の最初が俺なんかで悪かったな…」(言っている内に自分でも自信が失くなりつつそう告げ、目を伏せて。勝手に友達と言ってしまった自分に例えこんな事を言ってくれていたとしてもどう思っているのだろうかと不安になってそう尋ね)

169: 古塔 チシャ [×]
2016-06-14 00:04:06

【校舎裏】
>一之瀬さん

(なす術も無くただただ熱くなるばかりの頰。しかし先程までの堂々とした姿はどこへいったのやら、相手がしゅるしゅると萎縮し、不安そうな面持ちで此方を見る姿はどことなく子犬を思わせ。母性本能を擽るような視線、意外な姿に戸惑いつつ相手の言葉にぷるぷると首を振って)
俺なんか、なんて言わないでください…。…まだ少ししかお話ししてないけど、分かります。とても真摯で、熱心に人に向き合ってくれる優しい方です!……私は嬉しいですよ、生徒会長さんが最初のお友達で。
(珍しく声を張るようにして想い伝えれば友達であることに心底嬉しそうに目尻を下げて笑い。「…お友達なのに、生徒会長さんだなんて…変ですよね。」と、生徒会長だということは知っていても名前までは知らず今更ながら恐る恐る尋ね)
……えっと、名前…聞いてもいいですか?

170: 月ノ宮 輝夜(階段) [×]
2016-06-14 00:06:43

【階段】

>茨城

抱きまくらとしては、ね。――そいつはお互い様、俺だってアンタが"ただのお姫様"だったらこれっぽっちも好きになってません。
(相手の口から好きなどという言葉を受ければ大概の人間が舞い上がるはず。そうで無くとも人の好意は素直に受け取っておけば良いものを、己の少々ひねた舌は先の抱きまくら呼ばわりを忘れてはいないぞとわざわざ呆れたような声音まで作ってその発言を突っついてやり。実を言えば幼少より良くも悪くも気軽な扱いなど受けたことがないだけにそんな奔放な言い草すら愉快でもあったのだがはっきり告げるのも何だか癪で、頼りなく掴まれた指をしっかりと握り返し、一段一段ゆっくり歩を進めながらあくまで相手の言葉を真似た同意として足元を見下ろしたまま答えるだけに留めておき。しかし誰か一人を気に入り、ましてやそれを本人に伝えるのは初めての事だけに柄にもない事をしたと歩調を早めて一足先に踊り場へと降り立てば「――アンタが"ただのお姫様"じゃないから。こんな王子が迎えに来たのかも知れませんけどね」らしくない言葉の埋め合わせとして背後の相手を振り仰ぎ、いつも通り不躾をたっぷり含んだ軽口を三日月形に歪む唇へ悠々と添えて)

171: 魚島 姫香(教室) [×]
2016-06-14 00:18:01


>深雪さん


「んー、やっぱり閉め切ってると歌いにくいな。」
(一人ぽつりとそんな文句を垂れ乍ら。先ほどあれだけ気持ちよさそうに歌ってた割になんて表情だと言いたくなるほどに口唇を尖らせていて。日も落ちてきて、外の部活が片づけ始めている様子を眺めれば、窓を開けてみようかと思い悩んで。しかし誰かに聞かれてまた馬鹿にされるのも怖く、その考えに達しては深いため息を一つ。しかし帰ってもどうせ誰もいない家に行くのは虚しさが残るものがあって。仕事などせずに帰ってきてくれればいいのに、なんて。親にすら真面に喋れない自分を少し嗤えばもう少し歌ってもいいかなと自身に問いかけてはふと扉の方に向き。「――ッ!」そこに人影が見えればがたりと椅子にぶつかって、その音にびくりと驚いて。ただ此方を見て何も言ってこない相手に怒っているのかもといつもの被害妄想が炸裂してしまえば、初めて会った人にそんな風に思う等失礼であろうと己に言い聞かせてはぶんぶんと強く首を振り。「..ぁの、煩かったです。か」それは明らかに、遠く、しかも扉の向こう側の相手に対する声量ではなく。ぼそぼそと訊ねたものの、相手は恐らく先輩だろうか。人の顔を見ることが無い彼女にとっては相手が同学年であると知る由もなく)


(/嬉しいです!大変絡みづらい娘ではありますが、御綺麗なお嬢様は大好きなので大歓迎です←。素敵な同級生の雪女様とお近づきに成れたら背後共々飛んで喜びます!よろしくお願いしますッ。)

172: 茨城 絃 [×]
2016-06-14 00:57:04

【廊下】

>お月見くん
…それ、いとのことちょっとは好きになってくれたみたいに聞こえちゃうよ?
(仄かな先の明かりに向けて暗闇を進む中聞かされた相手の返答は捻くれた物言いに意識が向いてしまうもののよくよく言葉をかみ砕いてみれば少し調子に乗り過ぎているのかもしれないが少なくとも"ただのお姫さま"ではない己を好いてくれているように聞こえてきてしまい。揶揄い合うような気軽な言い合いが出来る相手だからだろう、そんなポジティブ過ぎる解釈も冗談のように口にすることが出来。そうしてただの冗談のように自意識過剰とも言える言葉を口にしていたというのに先行し自身の手を引いていてくれた相手が続けた台詞は冗談として口にしていた内容を意識させられるようなもの、勿論それは色恋云々とは切り離されたことであると承知しているものの普段からその雰囲気のせいか何かと遠巻きに見られがちな己にとっては友愛であっても好意を向けられるのは動揺を誘うには十分なものであり。「――ッ、わ!」色恋においても友愛においても他人から向けられる感情に不慣れなことが一瞬ではあるものの思考を停止させてしまったその時、薄暗い階段や足元を見づらくする抱えた花束といった状況が重なり残り数段というところの階段からずるりと足を滑らせてしまい。短い悲鳴と共に体はゆらりと下方へふらつき、反射的にきつく目を瞑ったまま間もなく襲い来るであろう衝突の衝撃を堪えようとするように身を固めて。)

173: 深雪 氷華 [×]
2016-06-14 02:08:35

【廊下→教室】

>魚島さん
(上半分が前髪に隠されてしまっていても、残り半分の顔は見えている訳で。相手が何か独り言を話していることは目視だけでも十分わかる。しかし其れに反応して、閉め切られた扉を開けて歩み寄って行く程、社交性の高い人間でもなければそんなスキルを持ち合わせている訳でも無く。このまま眺めているのも盗み見みたくて気が引ける。大人しく帰ろうとトートバッグの持ち手を握りしめた時、相手が此方の存在に気づいてくれたらしく、おまけに椅子にぶつかって驚いている自損の現場を目撃してしまい。話し掛けてくれているのは口の動きで分かったが、か細い声は廊下までは届かず内容は把握できない、そこで漸く二人を阻む扉に手を掛ければがらりとスライドさせ。一度開け払ってしまえば不思議と迷いは消えるもの、一歩また一歩と教室に足を踏み入れ。先程何と声を掛けられたかは知らないが、自分が気掛かりなのは唯一つ、薄く唇を開けば淡々と質問を投げ掛けて。終始、口調も表情も変わる鱗片すら感じられない傀儡のように。)
――さっき歌が聴こえたの。あなたの声?


(/わわわッ!何と有難いお言葉。人魚姫様可愛すぎです!此方もお近づきになれたらと思い、教室にお邪魔させて頂きました。粗相がないか不安ですが、御時間の許す限りどうぞ宜しくお願いしますね!)

174: 月ノ宮 輝夜(廊下) [×]
2016-06-14 18:08:54

【廊下】

>茨城

――っ……本当、ぼーっとしすぎだろ。
(振り向いた視線の先、ちょうどストラップシューズの爪先が降りようとしている一段に何か引っ掛かりを感じて目を凝らせばそこには剥がれかけたリノリウム。行きに注意はしたもののこの暗闇の中、もう一度教えておいたほうが良いだろうかと口を開きかけたその時案の定と言うべきか別の理由でかは知らないが相手の体がぐらりと傾き、落ちていく様をスローモーションのように捉えては咄嗟に伸ばした腕で彼女を抱き留めて。身長差が幸いしよろける事もなく受け止められたから良かったけれど、今度ばかりは心から呆れる他なくゆるゆると溜め息混じりに苦言を零しつつ乱れた鼓動を整える為に華奢な肩越しに呼吸を続け。己はいつだって冷淡なまでに気ままで我が儘。そう自負しているだけに僅かでも動揺した姿を晒すのは気が引ける、そんな些細な意地から抱きしめた腕は離さないまましばらくじっと動かずに過ごしていたが無言というのも気まずいもので。数秒の逡巡を経て薔薇の香りをすう、と短く吸い込んで「まぁ――好きですよ。"お姫様"なんかより、ずっと。」物にも人にも深入りはせず俯瞰するのが己の主義。しかし今夜だけは特別、主義に反する言葉も想いも皆月のせいなのだから。言い訳を遠く差し込む月明かりに押し付けて呟いたのは皮肉も軽口も纏わせることをやめた本心。相手の問いへの返答となる一言は姫として日々を生きる彼女にとっては存在の否定に等しい不快なものかもしれないが、現にそう感じている以上取り繕う意義も見つけられず。言いたいことだけ言ってしまうと不慣れな行動にまた鼓動が乱れそうになり、背中に添えた手をぽんぽんと動かしてもう退けと言外に訴え)

175: 茨城 絃 [×]
2016-06-14 20:00:36

【廊下】

>お月見くん
――…だめ、いと"お姫様"になっちゃいそう。…君の嫌いなお姫様、そんなのなりたくない、から…ちょっとだけ、待って。
(バランスを崩した拍子に腕から零れ落ち自分より一足先に床にぱさりと落ちていった花束、それと同様己も後を追う様に床に伏せると思っていたにも拘らず床とぶつかるより前に体を支えてくれた腕に思わず驚くと目を丸くしたまま相手の方を見上げて。別に相手を人でなしなどと見ている訳ではないものの転んだ自身を支えてくれるほど紳士的だとも思っておらず、染みついたような煙草の匂いと相手そのものの香りが混ざり合ったような不思議な匂いに包まれながら落下の驚きか抱えられたことへの驚きかどちらともつかない鼓動の早まりを整えようとして。そんな中聞こえた相手の言葉、さらりとした物言いだけれど今までの様な皮肉も軽い調子も感じられないそれは自分にとって強い意味を持つ言葉で。御伽噺のお姫様のように語られるのは容姿を褒められるのと一緒で恐らく誇らしいと思うべきもの、けれど現実の己とはまた別の"他者の中での理想"を少なからず加飾されたその呼び方があまり好きではなかった自分にとって、"お姫様"などという偶像的呼び名の否定は自分自身を見てくれていると強く意識させるもので。自分を褒め称えてくれる言葉など今まで数々聞かされてきたというのに、そのどれよりも熱く胸に響く相手の言葉に何故だかじわじわと涙さえ込み上げてきてしまい、けれどそんな顔を見せては相手の嫌いなお姫様に成り下がってしまうという意識が働いたのか、合図のように背中を叩く相手の素振りすら無視しぎゅっと相手の服を掴んだまま胸板に顔を埋めると、意思とは裏腹に震えてしまうか細い声で言葉を漏らして。)

176: 月ノ宮 輝夜(廊下) [×]
2016-06-14 23:43:08

【廊下】

>茨城

……嫌です、アンタの我が儘ばっかり聞かされるのは。――そもそも嫌いだなんて言いましたっけ?またぼーっとして俺の話も聞いてなかったんでしょう。
(たとえ顔は見えずとも、水気を孕んで震える声と胸元にかかる熱い吐息は相手の様子を思い描くには充分なもので。やはり己の発言が気に障るものだったのか。それにしては零れる言葉に怒りの色は伺えず自分を侮辱した者に縋り付くという行動も妙であり、何より彼女が自身の痛みに任せて泣き喚くような弱々しい人間でないということくらい己も重々承知していて。一方的に感情をぶつけて泣かれたのならいつも通り無下に突き放してしまえばいい。だがこんな風に何かに堪えているらしい人間の扱い方など知らず、そして、普段ならば服につく皺や湿るカーディガンを嫌ってさっさと引き剥がしている所だが今回に至ってはそんな気さえ起きないまま。やり場のない手を再び背に添えゆるく抱きしめる形へ戻し、己の思考の整理もかねて落ち着くまでそっとしておこうかとしばらくは心なしか早まる鼓動がはっきり聞こえてしまうほど静かに佇んでいたものの、やはり他人の都合に合わせてやれるほど優しくはないのが自分という人間で。はあ、と大仰な溜め息と共に小馬鹿にするような調子で言ってやればぐいと肩を掴んで「――それに。"お姫様"の泣き顔ってのは、もうちょっと可愛いモンじゃないですか」予想通り涙をいっぱいに浮かべた瞳を覗き込み、にぃと映すのは我ながら憎たらしい場違いな笑み。我が儘で悪戯な姿をたっぷりと見せつけられた以上"か弱い童話のお姫様"と目の前の彼女はそうそう容易に混ざり合ったりはしないだろう、その事実を最も自分らしい形で伝えては薄らと濡れた目元を軽くぬぐってやり)

177: 魚島 姫香(教室) [×]
2016-06-15 00:26:02


>深雪さん


「は、い。その、ごめん、なさい..。」
(問われればやはり相手は怒っているのではないのかと深く俯いては辛うじて言葉を絞り出し。質問に答えれば同時に謝って頭を垂れる。外から響いてくる運動部の大きな声の方がよっぽど聴き心地が良いだろうと自虐の思考を巡らせては、青春を謳歌するようなその声に耳が釣られかけ。しかし今は目の前の彼女のその表情を柔らかいものに変えたいと思えば恐る恐る目線をちらりとあげて見てみる。きっとこちらを真直ぐに見ているだろう彼女と目があえば、ぎくりと肩を動かし、パッとも一度下を向いてしまって)

178: 茨城 絃 [×]
2016-06-15 00:59:28

【廊下】

>お月見くん
ッ、いじわる…お姫様も、女の子も、ぐしゃぐしゃの顔なんて見られたくない、の…っ!
(背中に回った腕の微かな重みに安心感を得られた反面、安心してしまったからこそ余計に気持ちの高ぶりが抑えられなくなってしまい瞼に触れる相手のカーディガンが濡れてしまうが自分でも感じられ。いきなり泣き出した上に服まで濡らさせてしまっている現状に相手に申し訳ないと思いつつも今顔を上げたら確実に瞳から滴が零れてしまうだろうことが顔を上げることを躊躇させ、しかしそんなことはお構いなしとばかりに溜息を零しながら自分の身体を離させた相手に身勝手ではあるもののデリカシーの無さを訴える様に反射的に顔を上げてしまい。しかしすぐに頬を伝う涙にはっとし顔を俯かせかけるもののそれを留める様に涙を拭いながら言葉を口にする相手、言葉もそこに至る行動もとても紳士的とは言えないけれどただ優しく慰めるよりも相手らしくじわりと浸み込んでくるような優しさがあって。とはいえ乙女心は複雑なもの、それでもぐしゃぐしゃの泣き顔を見られるというのは気分の良いものではなく堪える様にくしゃりと顔を顰めながらほろほろと涙を零すと頬を伝う滴を拭いながら八つ当たりのように相手の胸板を弱く叩いて。「――うれし、なみだだから。"茨姫"じゃなく、"いと"のこと見てくれたの、うれしくて…なんか、じわってきちゃっただけ、だから。」意地悪で、乙女心などお構いなしの相手だが涙交じりでもひとつ言っておきたいのは涙の理由。泣いてはいるもののあくまで自分自身を見てくれたことへの嬉しさ故の反応であることを少しだけ言いづらそうに視線を逸らしながら呟くといい加減泣き止まなければとブランケットの裾でごしごしと目元を擦って。)

179: 一之瀬士方 [×]
2016-06-15 07:05:57

【校舎裏→生徒会室】
>古塔

そ、そうか…?ならいいけどよ…(相変わらず羞恥で相手の顔を見る事が出来ず、気不味さのあまり立ち上がり、向こう側へ歩きだして。目尻を下げて笑う彼女の笑みに危うく友達…以上の気持ちを抱きそうになりながら俯く。彼女と話すと時間の流れもゆっくりに感じられる様な気がして。普段は恐らく大きな声を出さないであろう彼女が、嬉しそうな表情をしているのを一瞥すると、コイツは本当に優しいんだな…と苦笑して。コチラを向いて恐る恐る名前を尋ねる彼女を見ると、校門の方へ歩き出す)「名前なんか別にいいだろ?…いいよ、生徒会長で。俺、生徒会室に行かなきゃいけねーから」(耳まで紅い顔を隠す様に向こうを向き、架空の予定を口ずさむ。そして、真っ赤に染まった顔をそちらに一瞬向けて)「い、一応!一応言っとくがなぁ!俺の名前は一之瀬士方!変な名前だろ?俺下の名前で呼ばれんの嫌いなんだよ!だ、だがなっ……!そのだな………お前なら、まぁ……呼んでも構わない………………様な良くないような………ななな何でもねぇっ!!」(威勢良く喋っていたが後半尻すぼみになり、ゴニョゴニョと言葉を濁して。もしかして今ので面倒くさがられたのかもしれないと落ち込みながら歩き出し)

180: 月ノ宮 輝夜(廊下) [×]
2016-06-15 18:39:27

【廊下】

>茨城

――俺は、最初からいと先輩の事しか見てないから。
(己の言動にデリカシーの欠片も無いことなど百も承知、非を認める代わりに大人しくぽかぽか叩かれてやることにするが痛いどころかくすぐったい感触についつい肩を震わせて。悪い意味で泣かせた訳ではないという些細な安堵もそこに加われば多少張っていた気も緩み、相手の口ぶりにつられて知らぬ間に下の名前を呼びかけながら聞いているほうが赤面しそうな台詞をさりげなく零し。複雑な乙女心とやらを今更思いやるかのように揶揄いの類を添えなければその一言は告白めいた真摯な響きさえ宿してしまい、しばらくはくしゃくしゃの泣きっ面を楽しく眺めていたものの時間が経つにつれようやく己の発言の違和感に気づいて瞳を揺らがせ「……だから、アンタの我が儘とか泣き虫とか、"お姫様"なんて美化して許すほど甘くないんで。」覚悟してくださいよ、と生意気に付けたしても一度放った言葉が消せる訳でも無く。はじめから"お姫様"ではなく"お姫様扱いされている存在"として見ていたというのは紛れもない事実だけに、半端な皮肉や失礼よりよほど軋轢と誤解を生みそうな言葉選びを悔やみたくもなるが言ってしまったものは仕方がないと投げやりな気持ちで視線を伏せて。ほんの数刻前のように嫌われたのならそれまで、と開き直るには少々手遅れな所まで深入りしてしまったらしく、不慣れなざわめきに騒ぐ胸から気を逸らそうと別段不快とも感じていない服の皺やぽつぽつと雫の落ちた跡などを払いながら相手が泣き止むなり返事をするなり反応を示すのを待って)

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