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童話人生【童話/3L/人数無制限/途中参加歓迎】/260


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201: 古塔 チシャ [×]
2016-06-18 00:02:32

【図書室】
>月ノ宮さん

え?……あ、料理本を…、簡単なレシピとかが載っている本、ないかなって。
(未だもやもやと考え巡らせていれば、その原因である人物の声に心臓が一瞬大きく鼓動して。そっと声の方向を振り返ると煙草を注意するタイミングは既に無くなっており。保健室ではよく会うものの、実際に話すのはこれが初めてでどことなく緊張した雰囲気纏わせながら、とりあえず質問に答えなければと図書室に来た目的を述べると再び本棚へと視線を戻し)

(/いえいえ顔見知り設定大丈夫です!お気遣いありがとうございます、拙いロルになりますが暫しの間よろしくお願い致します。それでは本体は失礼致します!)

202: 月ノ宮 輝夜(図書室) [×]
2016-06-18 01:05:28

【図書室】

>古塔

――此処が手芸だろ?で、こっちが野菜。っつー事はこの裏か隣の棚あたりにあるんじゃねえの。
(つまんだ煙草をトンと叩き、窓辺に咲く紫陽花へ遠慮なく灰を散らしながら返答を受け取るとしばし相手に背を向けたまま下校していく傘の群れを眺めつつ古い記憶を掘り起こすべくひとつ深く煙を吸い。それらしい顔で尋ねてはみたものの本の陳列も整頓も何一つまともに行った事などなく、蔵書については下手をすれば常連の一般生徒のほうが詳しいかもしれないというレベル。そもそもの記憶がなければ思い出すことなど当然ながら不可能で、早々と己に見切りをつけるとひとまず相手の側に向かい棚に並ぶ背表紙をざっと一瞥し"編み物""ガーデニング"と連なる家庭的な文字を指でなぞりつつまずは適当に一言。相手の読みが良かったのだろう、案外あっさりと見つかりそうな書物に微かに生じたやる気も消え失せたのか己はその場から動こうとせずにまた煙草を吹かしはじめて「……でもまぁ、止めといた方が良いんじゃないか?たかが包丁でそのザマってんならよっぽどの下手くそか、何かに呪われてるかのどっちかだろ」ふと視線を落とした拍子に目に入ったのは絆創膏まみれの細い指、探している本の中身と照らし合わせれば怪我の原因などひとつしか考えられず無遠慮に手を掴んでは可愛らしい柄を物珍しさからじっと見つめ、にぃと口の端を吊り上げてからかうような意地悪を零して)

203: 古塔 チシャ [×]
2016-06-18 02:01:30

【図書室】
>月ノ宮さん

裏か隣…、あっ!ありまし…っ!?
(復唱しながらまずは近場である隣の棚を視線で追えば、ジャンルごとに分けている札が料理コーナーを示しており。目的の本が見つかりそうだと期待に胸を膨らませつつ歩みを進めようとすると遮られるように手を取られ。驚いて振り向き相手の笑みから溢れる意地悪な言葉はまさに図星で、況してや異性に触れられることなどそうそうない自身にとってこの状況はどうすべきか分からず、振り払うこともできずにただ頰赤く染めて。「の、呪われては無い…はずです…。下手なら下手で、伸び代があるってことだから良いんですよ?……でも、クッキーくらいなら、包丁も使わないし…多分大丈夫かなって」ボソボソと強がりを言ってみたものの性に合わないと感じたのか早々に諦めては本心を吐き。またフワリと香り始めた煙草の匂いに眉を顰めて咥えられた煙草をじっと見上げて)

204: 月ノ宮 輝夜(図書室) [×]
2016-06-18 05:30:41

【図書室】

>古塔

クッキーねぇ……切り傷が火傷に変わるだけだろ、どうせ。"万が一"成功したら是非味見させてもらいたいモンだ。
(何かの動物――おそらくは猫だろうか、絆創膏に描かれたファンシーな柄をひとしきり堪能するとようやくゆっくり手を離してやり。味気なく古臭い環境で育ってきた己にとって女子の好む華やかな小物はただただ純粋に目新しく、馴れ馴れしい接触にも他意など無かったものの赤らんだ頬を見ればつい悪戯心が顔を覗かせて追い撃ちをかけるように脅しめいた言葉をつらつら並べ。そんな風に愉しく見下ろしていた相手の表情が曇り、視線の先に己のくわえた煙草があることに気づくと彼女の言わんとすることは大体理解できたけれど理解と了解は全くの別物。他人の不快のために自分の快を犠牲に出来るほど出来た人間でもなければそんな善人になるつもりもないと見せびらかすようにもう一度紫煙をくゆらせ「――……そんなに吸いたいなら一口やるよ。他の奴らには内緒な」涼しい笑みでとぼけながら指で挟んだ短い煙草をおもむろに相手の口元へと運び、自身の口元にはそっと人差し指を添えて誘う姿はまさしく悪い先輩の見本。表情や仕種のあちこちから大切に扱われてきたことがわかるこの可憐な後輩がまさか不良の誘いに乗るなどと思ってはいないが、それでも保健室という清潔な空間でしか目にしたことのない彼女が不純の塊である喫煙にどんな反応を見せるのだろうかと小さな好奇心に瞳を細めて)

205: 一之瀬士方 [×]
2016-06-18 07:07:35

【中庭】
>茨城

わ、笑う………か。ってオイ!ひゃべりにくいひゃろ!離せっ!(突然あちらから飛んで来たクッションを両手で丁寧にキャッチすると、彼女の瞳が直ぐ近くに合って。驚く間も無く腰の引けた自分に向かって伸びた指は、何故か頬に触れそこからグイーっと横に伸ばされ不細工な笑顔が作られる。きっと彼女なりの方法なのだろうか、『喋り難いだろ』と言おうとした口が上手く回らず何だか赤ちゃんみたいな口調になってしまうのを恥じながら、こんな事をされたのは何年振り位だろうかと過去に思いを馳せて。思えば、両親のいない家庭で育った自分にこんなにも自然に触れ合って来る人はいなかったなと、重巡すれば手元にした在る薔薇の飾りの付いたクッションで溢れる笑みを抑えようとして)「っく…………ぷっ。茨城は面白い事考える奴だな」(相変わらず噂通りの掴め無い印象だったが、何故だか感じる風の様な心地良さは正体さえ分からないものの嫌な心地は全く無く、笑みを見られた事で少し照れた様な表情で相手の方にゆっくりとクッションを投げ、自分は胡座をかいて足を崩す。向こうからやっと追い付いたのか、黒猫のちょむ助がフラリと此方に近づき、胡座の中に入れば指先をガジガジと噛みだして)


206: 古塔 チシャ [×]
2016-06-18 10:19:20

【図書室】
>月ノ宮さん

ま、万が一って…。じゃあその"万が一"の事があれば、食べてくださいね…月ノ宮、先輩?感想言ってもらいますから…。
(手を取られている時間はそんなに経ってはいないが自分には実際よりも長く思えて、やっと離れた手に胸を撫で下ろし。成功よりも容易く想像できてしまう失敗した己の姿、自分でも分かっている可能性にム、と控えめに口尖らせればほんの少しの可能性に賭けてみることにして。他の生徒と関わりの少ない分目の前の人物の学年もあやふやで、大人っぽい雰囲気から先輩と察すれば少し遅れて付け加え。すると口元に差し出された煙草、戸惑い相手を見やれば艶やかな濡羽色の髪と紫煙が混じる中に月のように光る眩い瞳。靄のかかった夜空を思わせる様子は少し幻想的で考えることを喪失させ。揺れる紫煙に惹き付けられるように薄い唇を少し開ければ、より間近になったことで先程よりも強く香る煙草の匂い。現実に引き戻すには充分過ぎるほどで、咥えることなく後ずされば「ーー…い、いりません!……じゃなくて、駄目です…未成年が喫煙しちゃ」と忠告とまではいかないものの弱々しく注意し)

207: 魚島 姫香(教室) [×]
2016-06-18 11:04:06


>王寺背後様


(/それは残念です..。とても素敵な先輩様だったので是非絡ませて頂きたかったのですがそういう事では仕方ありませんね。もしまたお暇が出来ましたらお待ちしております!)


>深雪さん


「!..。有難うございますッ。」
(また聴いてくれるという事であると察すれば至極嬉しそうに微笑んで。前髪を指摘されればハッとして視線を彷徨わせて。「ひ、人の視線が、怖、くて。」まだ前髪は弄らず我慢してスカートを強めにぎゅう、と握りながら答えてみて。普段絶対人に打ち明けないような事を言ってみてしまえば。「深雪、氷華さん..。わ、私は魚島姫香です、!」相手の名前を大切そうに呟けば、なんだかくすぐったそうにして。名を訊かれれば慌てて答えて相手の視線が外れればササと前髪を戻しては暗くなった視線に安堵しつつも相手のその表情が見えなくなったことに少し寂しくなればその髪の間からまたチラリと盗み見れば相手の顔に影を落としつつある外の空気に気付けば、相手を酷く足止めしてしまったのではないかと思案すれば、慌てて立ち上がって。「あの、もう暗いですし、送ります!おおおお家は何方でしょう?」相手から体を背けて横向きに声をかければ言葉が余りうまく出ずに言った後にぐっと恥ずかしそうに背すら向けて)

208: 月ノ宮 輝夜(図書室) [×]
2016-06-18 16:56:18

【図書室】

>古塔

(名前を知られていた事は少々意外ではあったが、顔色ひとつ変えずに"ああ、楽しみに待ってる"などと答えるのはさながらありもしない5つの宝を強請ったかぐや姫のように、きちんと成功したクッキーなど夢のまた夢と失礼な見当をつけているからで。それでも甘い物があれば保健室での暇潰しが捗りそうだとひとさじの期待を胸の片隅に抱いておき、結局煙草に口をつけることなく後ずさった相手にくつくつ喉を鳴らして「――かぐや姫は人間の倍の速さで大人になるんだと。つまり、俺が煙草を吸っても何ら問題無いって事だ」あくまで昔話の登場人物である彼女とただの人間である己とを平気で重ね合わせた言い訳はあまりにお粗末なもの。しかし僅かな躊躇もなく堂々と言い切っては甘い香りを掻き消すようにふうっと相手に煙を吹きかけ、意地悪に弧を描いたままの唇から悪い教育ついでにもうひとつ「誰にも縛られないまま、好き勝手に馬鹿やれんのが学校だろ?自由は存分に楽しんでおかないとな……たった3年しか無いなら尚更。」今の至極真っ当な発言しかり、やんちゃや校則違反とは無縁そうな澄んだ瞳に笑いかけながら口調だけは先輩らしく諭すと一足先に隣の棚へ向かい、己にとっては見慣れない洋食の本などを適当にはらはらめくってみて)

209: 茨城 絃 [×]
2016-06-18 17:37:08

【中庭】

>ぼんぼんくん
…それって変ってこと?いとの普通、君にとっては普通じゃないのかな。
(ふわりと優しく投げ返されたクッションを受けとりながら頭に浮かぶのは自分にとっては凡庸なことを言ったつもりだった内容に対して相手が漏らした"面白い"という評価について、その表情から悪い意味で言われている言葉ではないことは此方にも分かるものの日頃からやや変わった子として扱われることの多い自身にとっては他者と己のギャップに疑問が募るようで。ぱちぱちと数度瞬きをしてから唇に軽く指を当て、ぽつりと疑問を零すとそのまま暫し考える様に目を伏せて。とはいえそれが分からないから他者との間に差が出来ている訳で、考えたところで解決などしそうにない問題を諦めた様にクッションを抱えたまま一応スカートの裾を気を付けながらのそのそとうつ伏せに体を横たえると首元に沈めたクッションで体勢を整えながら相手の膝に居座る猫にそっと寄っていき。「――人間て分からないよねぇ、にゃんこくん。…ほら、にゃあ?」膝を曲げる様にしてふらふらと足先を揺らしながら相手の指を噛む猫に手を伸ばすと指の腹でうりうりと軽く猫の頭を撫でてから緩く拳を握り、猫の真似というには些か気が入り切っていない中途半端な声を漏らしながらくい、と握った拳を揺らして。)

210: 深雪 氷華 [×]
2016-06-19 07:58:41

【教室】

>魚島さん
――そういう時はみんな雪だるまと思ったら?"また私のこと見てるわ、暇なのねえ。"……くらいの軽い気持ちで。
(相手のスカートはくしゃ、と皺を刻んで、その強く握られた拳は過去の哀しい記憶を思い出しているのか将又、現在進行形で何か嫌な目に遭っているかはわからないけれど、決して気持ちのいいものではない筈。遊ばせていた足を床に着け立ち上がればトートバッグを肩に掛け直しながら、数歩相手に歩み寄り固く握りしめたままの相手の手をそっとスカートから掴み取って。己の中で他人は他人と割り切っているからか、常日頃思っている全員雪だるま等と持論述べ。ほんの僅かに口許を緩めたのは、きっと相手にエールを送りたかったから。一度きゅっ、と手を握って離し、次いで相手の華奢な容姿からは結びつかない紳士的な言葉が飛び出てくると、やや驚いたように目を開いて「魚島さんって面白い。……姫はいつでも王子に送られる立場じゃなくっちゃ駄目でしょう?だけど残念、此処に居るのは唯の、雪女。私がしてあげられるのは、途中まで一緒に帰ることくらい。――それでもいい?」歌姫もとい人魚姫であることがわかった今、相手に送ってもらうなど以ての外。残念ながら王子にはなれないけれどそれでもいいならと、髪の隙間から覗く視線を見据え。門限も無い自分としては急いで帰路に着く必要もなく、どういった返答がもらえるにしろ相手に合わせるつもりで。)

211: 古塔 チシャ [×]
2016-06-19 08:46:59

【図書室】
>月ノ宮さん

ほ、本当ですか?……んー、月ノ宮先輩が卒業する前に、渡せるといいんですけどね
("楽しみ"という殆ど空っぽであろう言葉でも純粋に受け止めれば、慣れない冗談を交えて微笑み浮かべるもそれは現実になりかねない冗談で。比べて彼の語る言い訳はとてもふわふわとしたもので、それを堂々と言い切られては「…そ、そういうものなんですか」と納得せざるを得ず。モヤモヤとする思考に被さるように己に紫煙吹き付けられては、その煙たさに口元に手を添えコホコホと咳き込み、意地悪、と小さく言葉漏らし。校則違反をするのも一つの青春、若いうちに何でもやっとけ論を聞かされればほんの少しモヤモヤは晴れたような気がして。先に隣の棚に移動する相手を目で追っていると、真っ直ぐ我が道を突き進む彼の姿と、ラプンツェルのように窮屈な場所に閉じこめられた自分を頭の中で照らし合わせてしまい。キュ、と折り畳み傘握りしめ、ふいに口から出たのは「ーー…いいなぁ。」という羨望の言葉。漏れた言葉にハッとすれば誤魔化すように同じ棚に移動し、じっくり選ぶ余裕も無く適当に取ったのは上級者向けのお菓子作りの本。「…あ、こ、これ借りますっ!か、貸し出しのシート書いてきますっ」と踵を翻しカウンターへ歩み進めて。)

212: 月ノ宮 輝夜(図書室) [×]
2016-06-19 16:24:13

【図書室】

>古塔

(卒業。その何よりも憂鬱な言葉が耳に入るとただでさえ湿気で淀む空気が余計に重苦しくのしかかってくるような錯覚がずしりと広がり、相手への悪戯で一時忘れていた気怠さが蘇り力無い溜息まで吐かせて。それでもコホコホと良い反応を示してくれる相手には向けられた言葉通り意地悪な嘲笑を向けてやり、揶揄うにはちょうど良いタイプの人間だと内心ろくでもない評価を下していればふと聞こえたのは明らかに羨望とわかる呟き。つられて振り向いた時には既に本を取り逃げるように離れていく相手の姿、ちらりと見えた表紙の文字はどう見ても初心者向けではなく、今度は呆れ半分笑い半分の軽い溜息を零し自身も一冊手に取ると相手の後を追って行き"今日からはじめるお菓子作り"と記されたそれと相手の持つ本をひょいと取り替えて「図書委員のおすすめはそっち。……これじゃあ永遠に味見も出来ないな。」はらりと適当なページを開き、予想通り聞いたこともないケーキやら何やらばかりが載る本の中身に率直な一言を。そのままカウンターにもたれて数頁読み進めた後、ほんの思いつきからくいと長い三つ編みを軽く引っ張っては「――悪い事したいなら手伝ってやろうか。」妖しく目を細め、先の発言によるとどうやら自由とは遠い場所にいるらしい彼女へ退屈しのぎに提案してみて。とはいえいつ止むとも知れない雨に閉ざされた校舎の中では出来ることも限られているだろう、そもそも彼女の望みもわからないだけに「まあ、俺に出来る範囲の事で」一応短く付け足しておき、返答を待つ間に短くなった煙草を捨ててもう一本新しいもの――菓子に目をやっていた影響か、今度は変わり種のチョコレート味をくわえて甘い煙を溢れさせ)

213: 魚島 姫香(教室) [×]
2016-06-19 22:40:23


>深雪さん


「雪、だるま..。」
(それは相手の至って真面目な言葉なのだが、なんともそんな可愛らしいことを言う方ではないと勝手に思っていたために、ふ、と少し笑みを零してしまえば僅か乍らに残っていた恐怖心も消えてしまったような思いを感じて。「っあ、..。!」手を握られればびくりと驚いてしまうもそれを払うことは無くただ握られてみて。視線を感じてふと顔を上げれば至近距離に相手の顔があり、嗚呼前髪崩れたままにしておけばよかったな、などと考え乍ら。勿論そんな勇気はないのだが少なからず残念に思って。そして暗い視界の先で静かに相手の口元が緩んだことが確認できれば、その雪のような肌に美しい弧を描いた紅が何とも言えなく映えており。「一緒に..帰、る?」お姫様なんて言葉に人魚姫と呼ばれたことがあるのを思い出して。人魚姫は王子の幸せのために自ら泡になって消えることを選んでしまう話であると聞いた時は、何と悲しいお姫様だろうかと寂しく思ったのだが。そんなことは彼女の提案で掻き消され、頭の中はなんてお友達みたいな響きだろうか!と舞い上がってしまえば、前髪に隠れていない口元はだらしなく緩んでしまって。それを隠せているかは些か疑問であるが、ぶんぶんと焦点が合わないように強く首を縦に振って意味し表示をすれば鞄を肩に掛けて)

214: 古塔 チシャ [×]
2016-06-19 23:41:29

【図書室】
>月ノ宮さん

(何故あのような言葉を口走ってしまったのだろうか、自分の口から出たとは思えなくて気持ちや鼓動が乱れ。きっと煙草の煙を吸ったせいだと自分に言い聞かせながらカウンターに折り畳み傘を置き、備えつけられたペンに手を伸ばそうとすれば手に持っていた本はスルリと抜かれ。取られた理由が分からず抗議するべく振り返ろうとすればオススメという本を代わりに添えられ、きょとんとして。相手の持つ本と交互に見比べると相当身の丈に合わない本を持ってきてしまったことに気がつき、「ーー…あ。…ありがとうございます」とわざわざそれを届けてくれたことにキチンと感謝の言葉述べて。取り損ねたペンに再び手を伸ばし、貸し出しシートに本の名前や氏名を記入していれば軽くではあるが急に引かれる髪、「ひゃっ」と小さく声を上げてしまい。何事かと犯人に目を遣れば妖しげな瞳が此方を見ており、共に発される自由への誘惑。男性であるにも関わらず妖艶な雰囲気を纏う彼に目を奪われていればふわりと香る甘い匂い。次第に自身をも包んでいく香りは、そちら側の世界にずるずると己を惹き込んでいくようで。「……じゃあ、少しだけ…。ほんの少しだけ、お願いして良いですか?」カウンターに凭れているとはいえまだまだ高い彼の身長、縋るように見つめれば自然と上目になって。とは言ったものの、法に触れない程度の悪いことといえば門限を破ることくらいしか浮かばず。「…私は塾とかも行ってないので、どんなに遅くても19時には家にいるんです。だから…」言葉を続けようとするも、よくよく考えてみればこのお願いは色々と問題あるのではと途中で口を噤んで目を伏せて。)

215: 月ノ宮 輝夜(図書室) [×]
2016-06-20 05:55:30

【図書室】

>古塔

……つまり、今日はもっと遅くまで遊んでりゃ良いんだな。お前一人でも出来るんじゃねえの、それ。
(自然とこちらを見上げる形になる視線のせいもあるだろうが、おずおずという擬音がぴったりの様子で口を開く相手にどんな欲求が飛び出すのかと期待を膨らませたのも束の間のこと。中途半端ながら意図はきちんと告げられた願いはあまりにも小さく健全な悪事であり、いっそ微笑ましいほどのささやかな我が儘についつい笑い声を上げてしまいそうになるがそこは落ち着いて一服することで何とか己を押し止め、口を閉ざしてしまった相手の言葉を繋ぐついでに真っ当な疑問を投げかけるだけに留めておいて。けれどまあ、一人で出来るならとっくに行動に移しているはず。己がいれば見回りの教師も気にせず居座れるという特権も使える訳で、一応手伝いにはなるかと勝手に納得しては煙草の先でカウンター脇のソファーを指し「一応ベッドもそこにある。何なら朝まで泊まって行ったって良い、お好きにどうぞ。」保健室から拝借した毛布とクッションで私物化した寝床を紹介するついでに平気な顔で朝帰りを推奨しつつ承諾の意思を見せ。いつ止むとも知れない雨の中、しんと物言わぬ本の群れと夕暮れを過ごすよりは口を利いて弄って楽しめる顔見知りをひとりでも側に置いておいた方が気が楽というエゴをいかにも親切そうに振りかざすものの、ふと保健室仲間という括りと早すぎる帰宅時間からある疑念が生じると華奢な体躯に視線を戻して「――お前、よっぽど病弱だ何だって訳じゃねえよな。そうなら大人しく帰れよ、目の前でぶっ倒れても面倒臭いから。」まさか持病もち、そうでなくても体が弱く無理が利かない性質なのかもしれない。そんな仮説に眉をひそめるとやはり疎ましがるわけでもなく、呆れたような軽い声音のまま今しがた伝えたばかりの承諾をひっくり返し)

216: 一之瀬士方 [×]
2016-06-20 06:49:27

>all

(/申し訳ございません…試験の為暫く来る事が出来なくなりそうです
登録解除していただいた方がいいかと思います
本当に申し訳ございません…!
絡んで頂いた方、すみません…)

217: 茨城 絃 [×]
2016-06-20 21:29:10

>一之瀬様
(/登録解除のお申し出を見て返信させて頂きました。短い時間ではありましたがお付き合い頂きありがとうごさいました、試験の方どうぞ頑張って下さいませ!)


【保健室】

>ALL
――…え。ここ、なんで……ああ、寝すぎちゃったのかな。
(ふと目を覚ますと視界に映ったのは保健室の白い天井、ゆっくりと瞼を開けながら小さく声を漏らすと枕に頭を乗せたまま首を傾げる様に緩く頭を動かして。というのも確か己は中庭で昼寝をしていたはず、保健室のベッドを占領してまで眠りを貪ろうとした覚えはなく理解が追い付かない状況にまだぼんやりとした頭を何とか働かせて。そうして考えている間に気が付いた額に乗る冷たいタオルは恐らく冷却の役割を担っているのだろう、それに気付いたことで漸く事態を把握し。もうすぐ夏という季節に日向で眠っていたせいで知らぬ間に熱中症にでもなっていたのだろう、運よくそこを誰かに運んでもらったという状況というところまで推測すると普段よりどこか熱っぽくだるさがずしりと感じられる体を緩慢な動きで起こして。額のタオルを取りながら困ったように言葉を漏らすと誰か居ないものかとベッドを仕切っていたカーテンに手を伸ばして。)
(/新しいレスの方置いていきますのでお手隙の方がいらっしゃいましたらお相手お願いいたします!)

218: 深雪 氷華 [×]
2016-06-20 22:05:19

【教室】

>魚島さん
そう。みぃんな雪だるま。――雪だるまー!じろじろこっち見てるんじゃないわよーっ!……って、こんな感じでたまに叫べば楽になるかも。
(例えば其の笑顔が、突拍子も無く雪だるまを例として挙げた自分に対して向けられたものだったとしても、相手の顔に笑顔が浮かべば嬉しいもので。視界を塞ぐ前髪だったり人との接触が苦手そうな態度だったり、何処か自分と通づるものがありそうな気がして。しかし、抱え込んでしまうタイプの相手と、周りを気にしない自分とでは大分違い、か弱い相手に母性本能が擽られた様子。首が折れるんじゃないかと心配になるくらい肯定の意を示されればふ、と薄い笑みを溢し。開放されたままだっま窓に近づいて行くと、誰も校庭に居ないことを一瞥してから外に向かって大きな声を出し独自のストレス発散法の見本を披露。言いたい事ははっきり伝えてしまう性格故に実際にやったのはこれが初めてだったりするのだが、胸の内がスッとする効果は感じて。少しは打開策になるだろうかと相手に目配せを送り。窓をゆっくりと閉めれば帰り支度の整った相手に緩く首を傾げ「――じゃあ、帰ろっか。」と。珍しく棘のない言葉と共に柔らかな表情を向け。)

219: 古塔 チシャ [×]
2016-06-21 01:04:36

【図書室】
>月ノ宮さん

(二人居らずとも一人でも出来ることを突っ込まれればぽかんとして。どうせならば相手の手伝い無しでは不可能なことでも頼めば良かった、と若干の後悔が残り。困ったように頰に手をあてていると、朝までお好きに、とベッドという名のソファーの使用許可を貰ってしまい。「朝まで…って流石に無理ですよー、見回りの先生もいますし…学校閉められちゃうでしょう?……でもお言葉に甘えて、ソファーお借りします。」そう言いながら彼の手から自身の髪をスルリと取り戻せば、一応承諾されたと見て、借りた本を手にソファーへ座ると置かれたクッションを抱え。とりあえず親に帰宅時間が遅れる旨の連絡をしようと薄紫のカーディガンのポケットからスマホを取り出しそれに視線を落とすも、あまり使う事が無いせいか不慣れな手つきで操作に少し時間が掛かっていて。その間にひっくり返される承諾にきょとんとまた見上げて「ーーえ?あ、いえ。病弱というわけでは…、」と否定して。何故病弱と思われたのだろうと疑問に思えば、彼とよく出喰わすのは保健室。辻褄が合えば口元に笑みをつくり「…私がよく保健室にいるから、ですよね……それとこれとは関係ないので、大丈夫ですよ。」と言葉を添るとまたスマホの操作に戻り。)


>士方くん本体様

(/娘とお友達になって頂き、ありがとうございました!試験、応援しております。)

220: 参加希望 [×]
2016-06-22 00:29:03



「走ってる時は何も考えなくていいし一番楽しいんだよね。まあ、そのせいで頭はバカになっちゃったんだけど。」

名前. 久々井 叶
よみ. くぐい かなえ
性別. 男
クラス. 3年2組
部活. 陸上部(長距離)
委員会. 体育委員会

性格. 基本成分は優しさで出来ていると言っていいほど優しくてお人好しで、他人に手を貸すことを厭わない。また高校3年生にしては珍しいほど素直であり、陸上に熱中するあまり部活中心の生活を送っていたため賢くはないがそのおバカさのお陰で取っつきやすい雰囲気を持つ。勉強が嫌いと言うよりかは単純に勉強に当てる時間が取れず、テストでは欠点ぎりぎりの教科も多い。大抵チャラいと思われる軽い言動をするが、気遣いなどは欠かさない。本来の性格からでもあるが、人に嫌われない為にも無意識下で優しくあろうとしている。状況を判断することや物事を直ぐ受け入れることに長けている。

容姿. 177㎝の身長は平均に外れないが、長距離ランナーらしい鍛えられた体付きをしている。陽に焼けて茶色掛かった髪は短くツーブロックショートに、飽きっぽいため基本的に短いが髪を切る時は毎回少し髪型を変える。分け目の無い前髪は目にかからない程度に流され、そこから覗く少し太めで長い眉、色素の薄い双眸は重たい2重で綺麗なアーモンド型をしている。高く筋の通った鼻も口角の上がった薄い唇もバランスよく配置されており、目鼻の整った顔立ちをしている。肌は陽に焼けない体質の為、開き直って紫外線対策をして美白を保っている。制服は適度に着崩し愛用の白いスポーツシューズを履く。薄着を好み、夏場はズボンの裾を少しロールアップしている。

備考. 1人称/僕(稀に俺)、2人称/君、〜さん、〜くん
中学までは一般家庭の阿比留家で生まれ育ってきたが両親とは血は繋がっておらず、阿比留家は他に子供もいるが裕福ではなかったため疎まれながら生活してきた。そんな中子供に恵まれなかった久々井夫婦と偶然出会い、叶の現状を憂いた夫婦の配慮によって久々井家の養子となった。特に元の両親を恨んだりはしておらず割り切っており、恩すらも感じている。久々井家は阿比留家よりかは裕福であるが一般家庭の範疇に収まる程度。

お話. 「みにくいアヒルの子」
みにくいアヒルの子として、アヒルに育てられた白鳥の話。


(/素敵なトピックの設定、参加されている皆様のキャラクターに惹かれやってまいりました。みにくいアヒルの子をイメージしたキャラでの参加を希望します。どうかご検討お願いします。)


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