TOP >
オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
101:
鏑木 彩春 [×]
2016-05-26 08:56:15
キミには死んだ時の記憶はあるのか?
(まるで鳥籠に閉じ込められた無力な鳥のように座敷の格子を閉じられても、チラリと一瞬其方に目をやっただけでどうでもいいと言うように目線を彼に戻し。余りにも簡単な身の上話はあっという間に終わってしまい札の向こうの彼の綺麗な三日月がこちらを見つめているがふと気になった事を唐突に聞き。冷たく響く殭屍の言葉に少し引っかかるものを感じても特に何も言わず引っ張られるままに座り込んで。「そうか、今度は僕の番だな。しかし何も面白い事は無いのだがな。そこそこ金を持った家に生まれ何不自由なく過ごして元々好きだった小説を書くようになっただけだ。」全てを知ろうとする彼の言葉に顔を緩めて話し始め。その内容は凡庸なものだがつまらなくは無いだろうかと思うが顔には出さず「あぁ、そうだ。僕が死体に興味を持ったのはな、友人が死んだ時だ。病気だったのだがとても美しい死体だった。まだ生きているようだったのだ。」ふと思いついたように今度は自身の死体に興味を持った時の話をし、先程とは違いそれは狂気を含むような内容で。キラキラと輝いていた瞳は話す言葉のように穏やかな光の中に一筋の狂気を灯し)
102:
夏目 葉一 [×]
2016-05-26 10:32:43
> 野狐さん
──ま、確かに無礼だったかな。俺が見たかったものとは全然違ったからねぇ。でもまぁ、ちゃあんと修行してきたみたいだし、今日は帰らないよ。朝まで狐と戯れる事にする。
( 鳥居を潜りいざ、というそこで走り方、紡ぐ言葉のどこまでもわざとらしいような相手が近付いてくれば、先刻の事もあり一瞬だけ複雑そうな表情を浮かべ。されどそれも一瞬。瞬時に口元笑みを浮かべると変わらぬ戯言をさらさらと紡ぎ。一歩、足を進めると共に至極自然な動作で以て相手の腰辺りに腕を回そうとし )
さぁ、行こうか。わりと待ちきれないんだよねぇ、俺。貴方からは面白い話も聞けそうだし。
( そうやって自ら距離を縮める動作を全面に。果たしてそれが心からのものなのか、それとも単に面白がっているからなのか。結果がどうであれ、もし近付いたそれがあろうものならばきっと突き放すような仕草を見せるのも容易いであろう。いつもの己では考えぬような思考に内心苦笑いを浮かべては、それを悟らせまいと笑みを浮かべ続けて )
103:
間宮 明月 [×]
2016-05-26 17:58:52
>右翼、左翼
(予想を遥かに超える見世物をサァサご自由にとでも言いかねる、ご覧あれと披露されれば拍手喝采せざるにおれず。然し今の今まで距離感を図るように後ろにて落ち着きを纏い静かに佇んでいた左翼が前へとその身を動かし、自身の頬に触れればその手の体温に当然と言えば其れまでだが温かみを見出して。同じ外見、それも年の若き美青年。自分から言えば美少年でも良い位に年齢が離れていれば一層と、美しく若い外見の端正なその顔作りも加わって彼が動く人形のようだと錯覚すらしてしまい、頬に触れる温かく柔らかい指先の感覚に生きているのだと言う生を感じ。真っ直ぐに自分の視界に入るその麗しさは陶器作りの高級品、その違和感すらも虜になるには十分で。品の有る微笑みを至近距離にて堪能すれば「坊ちゃん、お前さんは気品が有り過ぎる。綺麗過ぎて人形とくっちゃべってる不思議な気分だ」褒め言葉と言う訳じゃない、それだけ自分に強い印象を残しているのだと言う事を伝えたいばかりに今触れられていた目元に自身の無骨な指先を軽く添えて。その後一拍と無い内に右翼が自身の胸元に降り立つと此方も同様、されど雰囲気は少し違うと先ほど先に左翼を近くで見ていたからか僅かながらのその違いに幼子が嬉々と行っている間違い探しの様だと口角を上げ、目元に添えていた手を下し。右翼の言葉は的確にこのご時世を物語ると笑い声を上げずには居られない、楽しげな笑い声を上げていれば続く左翼の言葉に"ホー"と安い興味関心を纏う相槌を、気付けば吸えない冷め切った煙管をトンと置き「坊ちゃん等は籠の中が居場所かぁ?――違うんなら、この籠から出してやるよ」目の前にいる右翼の髪をサラサラと指通し手遊びつつ、浮かべる面は悪巧み。そう、ただ出すだけだと物語る。ヒソめる声は悪知恵でも与えるように外に吹き荒ぶ空風の音にすら消えてしまいそうに「坊ちゃんが籠から出たいなら、俺がお前さん等を買ってやるさ。その後は何処へ行こうと勿論、自由。その身を安全に守られる優しい優しい籠の中が良いならこの話は白紙だ――」撫でていた手の動きをハタと止めて、勿論選択肢の中には買い手である自分が連れて帰るというのも有るがそれを今出すのは不公平だと飲み込んで。金に物言わせ彼らを連れて帰れど籠が変わっただけで何の意味もない、そう思うからこそ自由にした彼らが自ら来るようにしないと面白くも何ともない。玩具を買うには回りくどく確実性もないその提案に「――さぁ、どうする」と選択肢を与えて)
104:
藍沢 彼岸 [×]
2016-05-26 18:08:32
>鬼蜘蛛
ここはまるで蜘蛛の巣のようだなァ、そうしたら俺はお前さんに食われちまうのかねェ?
(妖しげな雰囲気の誘いの言葉と共に開かれる僅かな隙間。ゾクリとした物が背に走り。やはり少し躊躇いの気持ちが出てくるがそれでもあの軽技を見せてくれるというその言葉につられ、隙間に身体をすべりこませ彼の近くへと寄っていき。上記の感想のような言葉を言い。入ってきたからにはもう恐怖も何もない。縄に興味を持ち触れていたがふいに彼に顔を近づけ「さぁ、お前さんが望んだ花だァ……どうぞォ、ご自由に」なんてふざけたように言いながらも、じっとしている気はさらさら無く。何かの物語であるようにうやうやしい行動で彼の手を適当に一本取れば軽い音をたてて口付けして。そんなことをしたのに関わらず照れることなく、まるで悪戯が成功した子供のように笑い。)
105:
胡蝶 [×]
2016-05-26 20:44:50
>口喰
……中が知りたいの?いいよ!本当は誰にも知っちゃ駄目なんだろーけどへびは別だよね!
(心地よい温もりを持つ彼をけして逃がさぬように、しっかと抱きついているとふと彼が気にしたのはいつも首にかけている硝子の小瓶。彼のその行動にこれの中身が何か気になっているんだろう、と、そう気づいて。初めて彼の心の内を読めた喜びが溢れ。が、笑みを浮かべるのを抑えて。彼が人に話すことはないだろうかと観察するように彼に顔を寄せ無表情でじっ、と見る。そして先程までの無邪気な笑みとは違う、年に似合わぬ妖艶な微笑みを顔に張り付かせて上記を言い。彼の指に引っ掛けられている紐をそっと外し。そして手の中にそっと閉じ込めて。同じように目の前にいる彼も閉じ込められたらいいのになんて考えながら「これはね?俺の父さんと母さんだよ、いっつも一緒にいるんだ!いいでしょー、離れることなんかないんだよ!でもこれを言うと沢山怒られるだろうから言っちゃやだよ、誰にもだかんね!」と。ただそれだけを言い。しっかりと口止めをすると言うことはそれだけだというように再び彼にじゃれつき始める。そのあまりにも幼い、まだ死というものを理解していないような幼子の様な言葉を彼は受け入れてくれるだろうか。そんなことを考えながら狂気をはらんだ瞳で彼を見つめ、うっそりと微笑んで。)
106:
名無しさん [×]
2016-05-26 21:26:19
「 なに、此処。意味解ンねェ…。早く帰んなきゃ。 」
「 こんな奴に言われても困るだろうけど…。お前が俺だけの物に成れば良い、って思ってる。 」
名前/ 花車 伊綱 ( カシャ イヅナ )
年齢/ 18歳
希望の演者/ 化け猫・赤猫
容貌/ やや猫背気味な背は179cmと若干の高身長。発展途上とも言える身体は筋肉が程よく乗った物で、自身曰く未だ伸び代がある様子。肌は病的と迄は行かずとも白く、眼の下は薄っすらと隈。垂れ目な瞳は二重瞼なものの重たげで虹彩は赤墨色。瞳は丸で生気の感じられない濁った物であり、薄気味悪い印象を周囲に与える。烏羽色の髪は乱雑に整髪されたミディアムヘア、襟足は少々刈り上げており、耳は横髪に因って半分程隠れている。前髪は、人目を憚る様に毛先が双眼に振り掛かる長さを保つ。行動の際に着用する服装は主に真黒の詰襟の学生服。私服は暗色の物が多く、明色を自棄に避ける傾向にあり。足元は焦茶色のローファー。
性格/ 端的に表すならば、暗く卑屈。鬱屈とした思考を持て余した挙句の果て、結果的に脳内に歪んだ思考回路を宿した難有りの面倒臭い人物。感情の波はよく動けど、後ろ向き思考が足枷となり如何にも良い方向へ向かう言動を自主的に行わない。故に自身を取り巻く事象が良い方向へ傾く事は稀であり、大方根暗を助長させる結果となる。本心を外側へ露出させる事に非常に躊躇いを覚える性質であり、建前だけは一丁前に作り上げて嘘で塗り潰す。卑屈が功を奏し、最早どうにでもなれという思考故に行動力はある。
備考/ 一人称は「俺」、二人称は「お前」。ぼそぼそと木枯しの様な口調で語る為に、確りと耳を澄まさなければ聞き取れ無い。基本的に自室に引き篭もりの出不精で、書籍に思いを馳せ大半の時間を過ごしている。とある富豪の次男坊、優秀な長男と相対する様に存在する自分を非常に軽蔑視している。真反対に輝く長男と両親から逃げる様に家を後にし、彷徨っていた所に行き着いた場所が物ノ怪座。らしくもなく袖を引かれる様に興味を唆られ踏み入れた。
(/>85にて化け猫さんのお相手枠をkeepして戴いていた者で御座いますっ。何とお優しいお言葉…!!主様の暖かな思い遣りに打ち震えつつも、想定していた依も早期に作成を終えられましたので投下させて頂きます!可能であればスタートは出会いの場面から、展開としましては甘め暗めを入り混ぜた日常を送りつつも距離を詰めていければと思っております。根暗卑屈意地っ張りと何とも難ありな息子です故覚悟は出来ております…!不備や訂正点など御座いましたら、遠慮なくご指摘頂ければ幸いに御座います!!)
107:
香具師 [×]
2016-05-27 00:33:07
>花車様
(/お待ちしておりました!明治大正さながらの退廃的な魅力を持つ息子様に不備など一切ございません、お名前もまた化け猫のお相手様にぴったりの素敵なもので感激しております…!それではお手数ですが、出会いの場面から絡み文をお願い致します!)
108:
花車 伊綱 [×]
2016-05-27 01:11:38
>主様
(/重ね重ね素敵なお言葉をかけて頂き光栄の限りです!!そして名前の件、赤猫様の台詞から戴きひっそりと遊んだのでお気付きになって下さって感激するばかりで御座います…!早速絡み文の方を投下致しますが、絡み辛い等訂正点等発見されましたらご指摘下さいませ!)
____……赤?、…こんな所に神社なんてあったのか…。
( じっとりとした宵闇に程良く双眸が慣れ始めた頃合い、革靴の脚底で満足に整備されていない歩道拠り宛ても無く進んでおり。周囲の闇が伸し掛る肩は重たく脚取りも同様で、緩徐に夏へ近付く気配をみせる生温い風が頬を撫でる度に更なる厭気が差し込んで。普段拠り大して歓楽的な感情を浮かばせる事は少ないのだが、今日は一貫してとある事柄に因って鬱屈とした気心を持て余していて。服装故に可笑しな時間帯にて学生が遊興していると勘違いでもしたのだろうか、前方から歩み寄る紳士にまじまじと見据えられれば居心地が非常に悪く視線から逃げる様に瞳をゆるく伏せつつ早足で細道に入り込み。憐れ己は人一倍他者の視線に敏感。それも原因は“彼奴”にある訳で。狭まった視界の隅に鮮明な赤を見つけ、此れは彼奴の様だと鼻で笑い。使用人達の噂話を小耳に挟んだ為に確かでは非ずとも、又もや彼奴__長男が大学院にて賛美されただとか。一体今度は何を理由に譽れを戴きに預かったのかは想像すらつかないが、屹度彼の事、凡人には成し遂げられない様な事を安易にやって退けたのだろう。あゝ、回想に身を委ねれば飲み込んだ筈の歪み辛みが再び顔を覗かせ始め。振り飛ばす様に頭をぶんぶんと左右に振れば、カランと音を立てた脳内にて先刻見た鮮明な色合いが思い浮かび上がる。こんな襤褸道に赤とは不吉な香しかしないのだが、一度着火した興味の導線を止める事など手遅れで視線を其方へ向け。正体は鳥居、その横に佇むのぼりはより鮮やかで目を瞠る。奥に見えるは古びた境内。何かに袖を引かれる様に段を登り、上がった先に正体不明の極彩色を見つけ、場違いな色味に思わず瞳を擦り。)
109:
柴倉 伊織 [×]
2016-05-28 01:23:05
>羅刹君
嫌でしょう、こんな細いばかりの女がいたら。
(漸く身を引いて姿勢をきちんとしつつ、自身の着物の袖から覗く男にしては少々頼りない印象の手首を一瞥し。自身に男らしさといったものが殆ど感じられないのは重々承知、かといって女の様な軟らかさを持っているかといえばこれもまたそうとも言えず。僅か眉を寄せ、唇を尖らせわざとらしく気を損ねた様な態度をとってみせ。しかしそれもほんの冗談のつもりであり、すぐにまた笑みを貼り付けまたクスクスと笑い。ふと相手が何か呟いたらしいことは、先程から相手の顔を見つめていることもありすぐに気が付き。しかしその内容まで聞き取ることはできず、独り言の内容まで気にするのも妙な気がして疑問を感じつつも何も言わず、ただ不思議そうな表情を浮かべ。次に聞こえた相手の言葉は自分に対する問いかけで、一瞬質問の意図を汲み取りかねて言葉に詰まり。少ししてその内容を呑み込むと、苦笑を浮かべ「私はそんなに仕事熱心な人間ではありませんよ。此処を訪ねたのは本当に偶然で、気になったから少し寄ってみたという、それだけなのです。あぁ、でも、そんな風に妖についてのあれこれを教えられる場があればきっと面白いでしょうね」相変わらず少しも機嫌を悪くする様子が無く、少しばかり困ったように眉を下げるのみで。それでも最後の方になれば、相手の言葉からの想像を膨らませてまた楽しそうな笑みを浮かべ)
110:
小鬼 [×]
2016-05-28 02:06:41
>彩春
――なにもない。
(問いへの答えは彼が綴る半生の合間にさらりと滑り込ませるだけ。記憶が無いとも、語るに足る死に際では無いとも取れる漠然とした五文字ではぐらかすとあとは身を乗り出して至極楽しげに相手の過去へと耳を傾けて。幼い彼が育った豪奢な屋敷や部屋を埋め尽くす本箱を思い描いてみるだけで静かな胸が躍るような心地になるが、無邪気な子供さながらに煌めく瞳が孕んだわずかな狂気を捉えれば徐に熱のない指を伸ばして「…その人のこと、好きだった?」どこか的外れに尋ねると共に、自分ではなく思い出の内にある死体を見つめているのが気に食わないと言わんばかりにぐいと瞼を下ろすように撫で。「動く死体より静かな死体のほうが、美しい?」それだけであれば意図の読めない行動だろうが、相手の言葉を真似て再び尋ねた時には微かに眉さえ寄せてどうしたものかと悩ましい顔つきを浮かべており、もう片方の手を唇に添えて"そうならば静かにするネ"と声を潜める様は相手に気に入られたくて仕方がないのだと雄弁に物語っていて)
111:
野狐 [×]
2016-05-28 02:10:46
>葉一
(昨晩は捕らえようとしたところでするりと逃げていってしまった彼の、今宵は自ずと懐に潜り込んでくるような素振りは不可思議で小芝居にさざめく鈴の音さえ止んだのも束の間。腰へと回る腕にシャラリ再び驚いた音を上げては高下駄をほんの僅かに後ずさらせて、己の言葉通り彼が上等な坊ちゃんならば自分はしがない使用人とばかりに滑らかな手つきで腕ではなくその手のひらをそっと自身のそれに乗せ)
――此度こそはご期待に添うて見せましょう。ええそうです、今宵は舌先三寸口八丁を固く喉元のそのまた奥へと封じ、ただ真摯に語らう夜と致します。
(何事も無かったかの如く朗々と言葉を紡ぎつつ、寄ってきたからといって浮かれてこちらも詰め寄ったのではまた逃げ仰せてしまうやも、と逡巡すればまるで猫でも扱うようだと吐息混じりの笑みが漏れ。決して欲張りはせず、エスコォトとしては申し分ない歩調とさりげなさを以って温い血の匂いを纏う小屋へと誘いながらひとり頷きを繰り返し。そうしながら相手の言う面白い話とやらの算段を立てるべくさほど小さくはない声でいやはや、と何やら呟き始めては)
…しかし私めはしがない野良狐。小賢しき奇術妖術口車の類だけが唯一取り柄の小悪党、出鱈目抜きで坊ちゃんの心を満たす噺など出来るかどうか…
112:
右翼・左翼 [×]
2016-05-28 02:34:09
>明月
(あまりに唐突な誘いに右翼左翼は笑みに叱責に歪めていた眼をふっと大きく見開いて。そうしてしまえば表情の端に宿しただけのささやかな個性などたちまち消え失せ、ただ合わせ鏡の顔がじぃと狡猾に吊る男の目を見つめるばかり。謀らずとも揃う仕種はからくりめいて薄ら寒く気味が悪いとぼやいたのは化け猫だったか鬼だったか。とはいえどれほど見てくれ仕種を揃えたところで胸中に沸く思いは全くの別物。まず堪え切れずに吹き出したのは右翼であり「――流石は遊郭の親父さん、綺麗ならみぃんな籠の鳥に見えるのか!」今さっき半身にかけられた称賛さえ我が物として揶揄えば思慮のないまさしく鳥らしい猥雑な笑い声を上げ。好事家に成金に奇妙な演者を嗜好品として買い付ける客は多けれど、求めるでもなく逃がす為だけに金を払うなど聞いたことがない。これが流行りの人道主義かとひとしきり喉を震わせた後に残るのは新しい玩具を得た歓喜と高揚、紫煙の残り香にクラクラしつつ頭に触れる手を彼を惹き付けた歪な体へと持っていき「この世なんてどこまで行っても籠の中さ。狭いか広いか、面白いかの違いだけ。――あんたの嘘つき華屋敷はさぞ楽しい鳥籠だろうなぁ」話に段取りも説明もつけず自分勝手にさっさと語り、次に飛んでいくと決めたかの場所のまやかし極彩を夢見始めて。そして、たとえ望まずともそんな右翼の言葉を補うのが左翼の言葉。『――籠と言うならこの身が籠です。ここに居ようと外へ出ようと窮屈な事には変わりない。…兄さんの言う通り、僕らに選べるのは身を置く場所だけ』大人しく閉ざしていた口をようやく開いて右翼の言葉を親切丁寧に噛み砕く、その顔は微笑を保っているものの、更けてきた夜のせいだけではない陰欝な影を宿しており。それは呑気に浮かれる右翼が笑っている間中、目の前の男が己を綺麗と評して触れてもなお"お前達を身請けする"とは言わなかったことに悲しみとも怒りともつかない濁った想いを燻らせていたせい。卑俗な兄さえいなければ、否、毒々しい華のある彼一人ならばこの西洋東洋極楽地獄、身の内に全て備えたような男を捕らえることが出来たのか。根拠のない負い目はどす黒く渦巻けどそれに呑まれてやる気は毛頭なく、人形らしい印象は崩さぬよう淡々と唇だけを動かして『何処へ行こうと自由なら。――僕は、あなたの処へ行きたい』求められぬなら求めるまで。礼儀正しく良いでしょうかと付け加えるのも忘れずに、目ばかり獲物を見据える鷹さながらに光らせてはもうその他に余計な口など叩かず「――さぁ、どうする?」兄が投げかける鸚鵡返しを自らも眼光で物語り)
113:
鬼蜘蛛 [×]
2016-05-28 02:37:07
>彼岸
(彼がその身と共に滑り込ませた言葉には、声でなく絶やさぬ笑みで答える。是も非もアンタ次第さと宙ぶらりんに構えた姿勢はしかし、軽い音を鳴らして触れた唇にあっけなく崩されて。空へ体を放った時の、逆さになった血と肉がぐらりと地へ吸い寄せられるあの眩暈が手の甲から骨の髄まであっという間に染み込んでいくと思慮も配慮も情動の内に消え失せて「――そう、そうか、ならお言葉に甘えて貰っていくさ。お代にしちゃァ十分だ」熱に浮かされたまま一息に言い切り、金屬の花ごと手折るようにその頭をグイと引き寄せてはたった一瞬噛み付くような接吻を。それから耳元へふっと掠れた笑声を残せばあとは風を切る音ひとつ立てずに宙へと躍り出て、縄を伝えば蜘蛛舞、刀手鞠を投げれば品玉、飛んで手繰って身を翻せば西洋東洋入り混じる籠抜け空中ぶらんこと持ちうる芸を一時に全て花開かせ座敷をひとつのサアカスの如く一心不乱に賑やかせる。手を首を振り乱すそばから解けていく布も気に留めず、あっちの腕で引き寄せる縄とこっちの手がたなびかせる巻き布、落ちては投げ飛ばす刃の残像が蜘蛛の巣さながらの幾何学模様を大きく描いて「…さァさ、どうかな。もっと、もっとと彼岸、アンタが望むんならこの腕皆千切れるまで舞ってやるけどさァ、どうする?」どれ程そうして舞ったのか。痺れる手指と忙しなく昇っては引く血にチカチカ眩む頭のせいで小刀一本拾い損ねると、その僅かな誤差が均衡を崩し品玉も皆駄目になって、諦めて荒い息を吐きながら全ての動きを止めそれでもなお焦点のぼやけた眼で問い掛けて)
114:
香具師 [×]
2016-05-28 02:48:17
(/本日は纏まった時間が取れなかったため、書き上がった分だけ先に投稿させていただきます…!胡蝶様、花車様、柴倉様には大変申し訳ありませんがなるべく早くお返事ができるよう頑張りますので今しばらくお待ちいただけると有り難いです…ご迷惑をおかけしてすみません!)
115:
鏑木 彩春 [×]
2016-05-28 07:58:19
>小鬼
好き、だったのであろうな…そうで無ければそのような興味は持つまいよ。
(彼のはぐらかすような答えに言いたくないなら無理に言わせる必要もあるまいと楽しげに自身の話を聞く彼に何も言わずに話し。話に出てきた死体を好きかと聞かれれば少し悩んだように上記言い。別に話した死体の事はただの発端であり彼の人生の分岐点なだけであったがその友人に確かな好意を寄せてはいたのだったなと胸中で思いつつも「まぁ、もう遠い過去の事だ。今は思い出にしかなっとらんよ。」と言いながら下ろすように撫でれるままに瞳を閉じ。「む、それはどういう意味だ。」まるで自身の思い出の友人に嫉妬するかのような言葉に思わず目をぱちくりと開けば飛び込んでくる彼の表情にまた驚いたように目を丸くさせて。「キミは、キミだろう。それに今の僕にはこうやって喋って動くキミの方が魅力的に見えるがね。言ったろう、僕は小鬼と話したいんだ。黙っていられちゃ困る。」まるで自分本位な言葉だが珍しくオロオロとして普段の飄々とした表情を崩し。)
116:
間宮 明月 [×]
2016-05-28 10:43:01
>右翼、左翼
(何処へ飛び立とうと彼等の自由、自由が枷になるのか華になるのかその動向は風に乗り噂話として人と人を伝い自身の元へ届くだろう、それ程までには冗句に塗れ嘘吐き蔓延る電気睡蓮を脳裏に浮かべ。重ねていた手を再び対の体が一つになるその箇所へ宛がわれれば先ずは分かり易く耳に残る笑い声を伴った右翼の言葉に耳を傾けて、続く左翼の細く染みた言葉に顔を向けた所で述べる言葉は同様で有れ、浮かべる表情のその違いに今更ながら気が付いて。底冷えする苦を孕み隠し切れぬと浮かべるのは若気の至りか、浮かぶ毒は右翼との行先違いの物だろうかと予測を一つ。片翼が再び籠の中を願えば自由を願えどそこに連れられるばかり、連帯的に引き摺られる事に対する不服やもしれんと繋ぎ目に触れる手を引いてその内面では餌を撒いて連れた麗しき鳥をそう易々と逃す訳が無い等と自分にとって一番いい方向に進んでいる現状に意識せずと忘れてしまいそうな呼吸を静かにスウハアと数回繰り返し。浅い知識の適当予測が的外れだった事を知るのはその数秒後、流れるままに片翼の言う通りと付き添うのかと思っていた左翼の口を通じ自分の元へ来たいと言われれば凛と高潔とも思える美麗な陶器人形染みた彼が堕落、地を這う自分を選ぶと言うその事実にハハハ!と堪える気もない笑い声を上げて「日がな一日飽きる事無い色狂いばかり、羞恥こそ娯楽と倫理に欠けた延々の春。」右手は右翼、左手は左翼、二人の顎へ指先添えて鏡越しのように瓜二つのその面を見やすいようクィと上げさせ「誑かしと気づいて俺を選ぶ云わば愛玩、空けの鳥だ。――やい兄さん、この子等の値は幾らだ?連れて帰るから仕度をしてやってくれ」触れる肉の柔らかさ、少年のあどけなさと青年の色を合わせる指先を離せてから近くを通りかかる店の者へ話す内容を、先程自分が向けたその問いかけに対する返事として彼らに告げて)
117:
夏目 葉一 [×]
2016-05-28 12:00:23
> 野狐さん
ははっ、これでも楽しめてるんだよ俺。それしか取り柄が無いのなら尚更。それを封じた狐がいったいどんな話をするのか。─あぁ、でもそうだなぁ、話に詰まったら助け舟を出してあげない事もないかな。
( 相手のその態度を言葉にするとしたら妥当なものはなんであろうか。さりげない仕草、そうして深く入り込んで来ない駆け引きのようなものを少なからず心地よく感じていれば"クール"という単語をぼんやりと思い浮かべすぐ様消し去り。今宵の楽しみは相手の新たな一面、あわよくば困ってる姿を見る事。出鱈目、と自ら豪語する辺りくすりと笑えるもので。一歩、また一歩と並んで小屋へと向かう姿は傍から見たらどう⋯、どちらが溺れているように見えるのだろう。今まで退屈で退屈で仕方が無かった日常が一夜にして180℃変わる感覚に浮かべる笑みは当人にしては珍しく至極楽しげなもので。だからだろうか。珍しく提案した言葉には小さな優しさも含まれており )
118:
藍沢 彼岸 [×]
2016-05-28 16:38:25
>鬼蜘蛛
あァ……お前さんは本当に蜘蛛なんだねィ
(いきなり唇を奪われ、驚きで目を見開き。普通は怒るだろうそれも不快な気分は無く。何故だろう、と。そう考えるのも一瞬の事。目の前で広げられる日常をかきけすような軽技の数々に目をとられて。無意識に上記を口にすると力が抜け、その場にペタリと座り込み。くしゃ、と髪を乱し自嘲めいた笑みを浮かべ。先程はもしかしたら彼と同じような事が練習をつめば出来るのではないか、と希望がまだ持てた。だけれども、ここまで見せられてしまったらそんな希望はすぐに打ち砕かれて。彼だからこそ、これは出来ることなのだと理解する。もうひたすら見ているしかできなくて。そうしていると小刀が落ちて。そこから次々崩れていくのを残念に思うが少し安心して。これ以上みたら、自分の中が滅茶苦茶になりそうだと。そうして問いかけてくる彼に笑いかけ、横に首を降って。「もう………もう大丈夫だァ、充分見せて貰ったよォ」と力無く言って。そうして彼を見上げると先程まで布に隠されていて見ることが出来なかった場所に無数の目があることに気づいて。その異様といえる姿に魅了されて。先の軽業とその姿。それを思いだしどうしても彼を手に入れたくなり。「鬼蜘蛛……お前さんはここが気に入ってるかィ?自由になりたいとは思わないかァ?もし……もしもそう思っているなら俺がつれ出してやるよォ、そうじゃァないならこの話は無し。俺は諦めるよォ」と立ち上がりながら言って。もし嫌と言うのならここにはもう来ない方がよいかと。そんなことを考えながら上記だけを言うと大人しく彼の返答を待ち。)
119:
口喰 [×]
2016-05-29 01:22:38
>胡蝶
…ああ、無粋な連中に教えてやるのは勿体ない。これはお前さんと俺との秘め事にしておこう。
(たとえば空蝉であったり硝子玉であったり、童の大切にするものというのは大人には理解し難いものと相場が決まっている。この小瓶とてその類だろうと気軽に覗き込んでいただけに、まさか骨壺とは思わずつい喜々として語る彼の顔をまじまじ見つめてしまうものの既に先刻の妖しげな表情など幻のように邪気なく笑う姿にふっとひとつ息を漏らせば囁くように声を潜め、悪戯ぽく唇の前に人差し指を添え。けれど再び爛々と輝き出した狂気には確と目を留めて「お前さんはひとつも間違っちゃいねえよ、胡蝶。離したくない奴はそうして捕まえちまうのが一等良い。そうすりゃあ極楽にも地獄にも、何処にも行きやしねえ。お前さんが死ぬまでずうっとそこに居る」狂気を一層膨らませてやるように、柔っこい頬を髪を撫でてやりながら優しく言い聞かせ。己とてこの小瓶と何ら変わりはない、かつて好いた彼奴も此奴も皆この血肉の中にいる。自分にも父母というものが居たのなら彼らもまたこの身の一部と化しているのだろうと愛した者を喰らわずにはいられぬ性を目の前の少年に重ね見つつ「さて、お前さんを喰う時は親父さん等も一緒に喰ってやるかねえ」さも冗談のようにわざとらしく声音を揺らがせ、手の内の紐を再び首元へとしっかり引っ掛けてやって)
120:
赤猫 [×]
2016-05-29 01:23:29
>伊綱
――哀れ火達磨猫の顔、そのお顔だけでも覗いてやって下さいな、さァさ今宵お目にかけますは――嗚呼、また消えた。
(初夏をゆるりと流れる風は妖の吐息めいて生温く黄燐燐寸をも湿気らせる。爛々と灯るべき提灯もまた然り、蝋燭の火が小ぶりに萎んだと思えばふっつり事切れるかの如く消え小屋の姿を薄闇の中に溶け入らせ。狐の客引き口上など我関せずと屋根の上で涼んでいた己だが、ふいに濃さを増した宵闇にしめたと白目を光らせて火付け棒を翳してはふうっとひとつ吐息を吹きかけ赤く鮮やかな炎を散らし。やはり火は、極彩ひしめく小屋の中より暗夜に燃えるのがよっぽど映えると気ままに火遊びを続ける眼下で蝋燭片手の妖狐が喚くが「化け猫、芸のタダ売りは止せとあれ程…おや、おやおや坊ちゃん、こんな夜更けによくぞお越し下さいました!」真昼さながらに照った境内に自分とよく似た装いの少年を見つけるや否や、蝋燭などポイと放ってそちらへ向かって駆けて行き。自分もまた火付け棒を松明代わりにそちらを睨み、見つけたのは陰鬱に湿気たような顔。ぼうっと弱く灯る瞳に、顔色に、その気は無くとも嗜虐の匂いを嗅ぎ取ってしまう。ぴりりと高ぶる火傷を学帽を引っ張ることですっかり隠せば狐の後を追うように彼の元へと静かに降りて「――今晩は。世にも恐ろしい見世物地獄へようこそ」掛ける声音に揶揄の色をほんの一匙滲ませつつ、唇の端だけ持ち上げる余所行きの薄っぺらい笑みを向け)
(/もしやと思ってはいたのですが…!小さなネタまで拾っていただけるなんてと喜びのあまり震えております!こちらこそ花車様の美文に釣り合うようにと見栄を張り、結果読みづらくなっている事が多いと思われますのでそういった場合は遠慮なく仰ってくださいませ…!)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle