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君と花鳥風月―非募―/79


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自分のトピックを作る
29: 歌仙兼定 [×]
2016-05-24 00:00:26

 
それがお洒落とは……時代は変わったんだね。
(文化の移り変わりの凄まじい振り幅に、思わず絶句。摘まれたスカートが整えられるのを視界の端にきちんと確認し終えては、はあ…と生返事のような渋い声を漏らして額に手を添え、半ば頭を抱え。肌の露出を気にしない世間の様子を目撃すれば、きっと己は卒倒するだろう。…ただ、何れ彼女が親しみ馴染んだ現代の文化を学ぶことが出来たなら、それはどんなに楽しいことだろうか。君が僕を知りたいと思ってくれたように、僕も君のことが知りたいんだ。胸中ではそんな気持ちもあって、現代の事を頭から否定するわけにもいかなくて。笑い出す彼女の言葉に身体硬直させ口角引き攣らせては、最後の楽しいという単語が聞こえると同時に苦々しげな、それでいて何処か優しい表情を自然と浮かべ直し)
お父さん…って、君ねぇ……。確かに外見も中身も君よりは年上だが、それにしたって、お父さんはないだろう…。
 

30: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-24 20:31:31


(時代は変わったと呟き頭を抱え出す流れを見ていれば、今度は父親でなく祖父や祖母の世代を連想してしまい。父親の様だと告げた時点で多少なりとも傷を負っている彼の心に、おじいちゃんみたいだよ――なんて追撃にしかならない。うっかり口を滑らせてしまいそうになったのを慌てて噤んで。父親に難色を示しつつ、それでいてどこか優しい表情を浮かべる相手は“兄”に例えるのがしっくりくる様な気がして。笑いによって目尻に溜まった涙を拭いながら、例えの差し替えを求めて)
あはは、ごめんなさい。お兄ちゃんみたい…に訂正させて。



31: 歌仙兼定 [×]
2016-05-25 17:49:37

  
そうだね…それならまだ許容範囲内かな。
(訂正を口にする彼女を眺め、はあ…と一息。力を抜いた様子で口元に笑み咲かせればひとつの頷きと共にお許しの言葉を告げるも、その後直ぐに何かをひらめく。にんまりと弧を描く唇。“良い事を思い付いた”、とばかりに表情を悪戯げなものへと変化させれば「僕のことは兄さま、と呼んでくれて構わないよ?」なんて、ちょっぴりお茶目な言葉を添えてみせて。僕が兄ということは、主は妹君?――不敬ではあるが、何だか面白い。くすくす、笑いが堪え切れずに零れ落ちる)
 

32: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-25 22:10:03


兄様?…呼び慣れないから、照れちゃう。
(彼の口許が緩んだ事で、訂正の許可が下りたことを悟り。安堵したのも束の間、まるで少年が悪知恵を働かせるみたいに相手の表情が移り行くの見れば、頭上に疑問符を浮かべて暫しの待機。やがて冗談半分で放たれたであろう単語を素直に復唱してみるも、違和感しか感じない呼び名に堪えきれず、照れ笑いしてしまって。最初の緊張が嘘のように、心の底から笑っている己が此処に居る。それはきっと飾ることなく自然体でいてくれた彼のお陰。そう思うとほぼ同時、頭で考えるより先に本音は優しく紡がれてゆく)
――初期刀が、歌仙で良かった。



33: 歌仙兼定 [×]
2016-05-26 22:22:14

 
! ……ありがとう。
(歌仙で良かった――優しくも嬉しいその言葉に、ぐっと胸は熱くなって。じわりと上がり来る体温はまた、淡いながらも頬を上気させる。胸に右手を当て、生まれたばかりの温かな気持ちを噛み締めるように間を置いては酷く穏やかな声音で感謝を伝えて。…嗚呼、こんな時は他に何を言えば良いんだろう。気持ちだけは際限なく溢れかえるのに、こういう時に限って言葉は上手く纏まらず、視線は絶えず右往左往。やがて意を決したのか、目線を上げれば身体ごと相手と対面するように方向を変え、とろけるような笑顔を浮かべると思い付くままに言葉を零し)
本当にありがとう。そう言ってもらえて、恐悦至極。…あぁ、文系なのに言葉に詰まるなんて、何だか格好がつかないね。
 

34: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-27 14:47:46


(ありがとうと言われるとなんだか擽ったくて、返すに値する言葉が見つからない。体勢を直し面と向かって言われただけでも胸の奥が高鳴るのに、しっとりとした笑みに視線までも釘付けになってしまえば、まともに呼吸することさえ難しくなる。これで格好がついていないと言うならば、格好をつけさせたら己は卒倒してしまうと軽く眩暈を起こして。一刻も早くこの状況を打破しなければという思いから、焦った右手を彼の輪郭に添えて向こう側へ押しやることで顔を逸らそうと試み。縁側の景色はいつの間にか夜のものへと変わっていて、それに合わせて話題も切り替えるが、やや強引な流れとなった事は言うまでもない)
きょ…今日はもう寝ようか。疲れたでしょう?……ね?

35: 歌仙兼定 [×]
2016-05-28 20:16:47

 
?…急にどうしたんだい、主。話の切り替えに滑らかさが無いね。
(顔の向きを強制的に変えられれば訝しげに顔を歪めるものの、無理な抵抗などはしようはずもなく。顔の縁に添えられた主の手に己の手を重ねれば、僅かに肩を竦めつつ上記のような発言を。触れ合う手が伝える違和感――心做しか彼女の体温が高い気がする。ちらりと横目で見遣った彼女は、何やら焦っているらしい。何故そんなに焦るのだろう。分からなくて、内心首を傾げる。しかし、そんな時不意に思い出すのは初めて触れ合った時のこと。先の躊躇を見せた彼女と、今の焦った様子の彼女。何とは無しにそれらが重なって、ひとつの結論へと辿り着く。男性には慣れていないのだろうな、と。初々しさがあって何とも愛らしいじゃないか。…ふふ、と空気を震わせるだけの声無き笑いを口から零せばそっと優しく彼女の手を放し、僅かに小さくした声で言葉を紡ぐ)
……うん、そろそろ眠ろうか。明日は忙しくなるだろうし、体力は回復させておかないとね。
 

36: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-29 17:14:11


(動揺を上手く隠せたとは到底言えない状況で、手が掴まれればより一層高鳴る心臓に最早苦笑いしか溢れない。会話を続けるまで意識が及ばずに、やんわり離された手を空いていたもう一方の手で包み心臓に両の手を当てて。明日の話題が耳に入ってくる頃に漸く「そうだね」沈黙を破って精一杯の返事を紡ぐ。彼の言う通り明日から忙しくなることは確実。気を引き締め直した凛とした表情を浮かべては、納戸から二人分の布団を引っ張り出してきて。彼用のものだけを襖で区切られる予定の部屋に移動させ、慣れた手つきで寝床を作り上げていき。ここまでしてもらう事に彼は気を遣ってしまうだろうけれど――寧ろさせてほしい。この鼓動と少なからず赤みがさした顔を落ち着けるには打ってつけの仕事だから。やらせてください、お願いします。無言の圧力が届いたかどうかは知らないが、彼の口が挟まる事なく作業を終えれば、すっかり調子を取り戻した様子の笑顔で顔を上げ)
はい。出来上がり。ふっかふかだよ、このお布団。



37: 歌仙兼定 [×]
2016-05-29 20:41:23

 
(手馴れたように出してきた布団を敷く相手の動きをただ呆然と目で追っていればそれぐらい自分で、と声をかける暇も無くしており。そうして彼女の手が止まる頃、漸くはっと我に返ると焦ったように何処か不安げな表情を浮かべ、主にこのようなことをさせてしまうとは…などと自責の念に駆られる。しかしながら、彼女の笑顔と物言いにその焦りは直ぐに形を潜めた。きゅ、と僅かに自身の口角が上がるのを感じれば、その場からゆったりと自身の居室となる場所へと移動。自然、此方から彼女へ近寄ることになる。「ありがとう」たった一言ではあるが布団を敷いてくれたことに素直な感謝の言葉を告げれば、そっと…それでも遠慮なく布団へと手を滑らせてみて。初めての“ふかふか”を己の肌で体験する)
――成程、ふかふかしたものは気持ちが良いものなんだね。人が布団で寝たくなる気持ち、凄く理解できた気がするよ。
 

38: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-30 02:26:08


きっと良い夢がみられますよ。ゆっくり休んでね。
(我ながら良い出来栄えと感じていた布団に彼の手が滑り込む。然すれば若干緊張した面持ちで次の言葉を待っていて、感謝の言葉と共に好感触の返事を受け取ると嬉しそうに双眸細め。今日は勿論、これから先も忙しない日々が続く中、此処だけは彼にとって休める処であるようにと願いを込めて枕を軽く叩き。それからゆっくり立ち上がれば、互いの部屋の境目まで歩いて行って緩く頭を下げ「おやすみなさい」寝る前にもう一度だけ彼の姿をまんまるな瞳に映し出す)



39: 歌仙兼定 [×]
2016-05-30 15:58:36

 
取り敢えず1日目はほぼ終わったし、したいことさえ無ければ次の朝まで展開を進めてくれて構わないよ(こく、) 2日目は…先ずは朝食からかな?僕が腕をふるってみようかと考えているのだけれど、君から何か展開の希望はあるかい?(首傾げ)
 

ああ。おやすみなさい、主。
(相手が動き出すと同時に敷き布団の上へと移動すれば、相手の部屋の方面へ向き直り正座をし。相手から就寝の挨拶が掛けられれば穏やかに目を瞬かせてそのまま深く一礼。後、ゆったりと頭を上げ静かに挨拶を返して。横の壁、丸窓に取り付けられた障子からは月の光が入り込んでいる。明日はきっと晴れだろう。密かに天気を予想すれば、ひとり微笑んで)
 

40: 駒澤 すみれ [×]
2016-05-30 22:57:56


一日目終わりにしますね。記念すべき初お説教、楽しかった(ふふ、) 嬉しい。歌仙の作った朝食、食べたい…! 朝食後の動きはどうしよう?内番をするでもいいし、着付けを教えてもらうのもいいかなぁとも考えてたり。チュートリアルを組み込むのは数日先にする?それとも緊急で二日目に初陣しちゃったりだとか…。歌仙が考えていたものは何かありますか?


(襖を閉めると昨日よりも狭くなった自室となるわけだが、元より広過ぎた為これくらいが丁度良い。それに何より、一人きりじゃないから安心する。直ぐに睡魔に襲われれば制服を脱いで持参してきたパジャマに着替え布団に潜り、今日一日の出来事を振り返っていると重くなった瞼は自然と下ろされて、夢の中へと旅立った)



41: 歌仙兼定 [×]
2016-05-31 10:12:08

 
僕も、お説教をするのは楽しかったよ(くすり、)
おやおや…威勢が良くて結構だ。では、是非とも朝食は僕に任せてくれ(拳ぐ、) 朝食後はそうだなぁ…予定を詰め過ぎるのもあれだけど、着付け→内番としたいところだね。制服を汚してしまうのはいけないから、先ずは着替えてから…といった感じかな。チュートリアルについては3日目の午後から、というのはどうだろうか。この場合、午前中は戦場の情報を知ったり戦支度だったりで時間を費やすことになると思う。僕からの提案はこんなものかな。気になることがあれば指摘してほしい(にこり、)

(ちちち、と柔らかな小鳥の囀りが耳に入る。今自分が居るのは厨だ。味噌汁のふわりと漂う出汁の香りに頬を緩ませ、時間を確認。そろそろ白米と根菜の煮物が炊き上がる頃だろうか。全ての料理が時間ぴったりに出来上がるようにと素早い動作で魚を焼き、その焼き上がる僅かな間を使って胡瓜の浅漬けを適当な大きさに切って。無論この時、小さな花の飾り切りを入れるのも忘れない。全ての工程が終わると、備え付けてあった皿などへ料理を盛りそれらを膳へとまとめ。そろそろ彼女が起きる頃合いだろうか。襖の間より垣間見た主の安らかな寝顔を思い浮かべ、密かに微笑む。二つの膳を持ち中身を零さぬようゆったりと部屋の前まで来れば、障子越しに声を上げ)
おはよう、主。…起きているかい?
 

42: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-01 03:25:05


貴方のロルが上手で、朝食作りのを読んでいたら本当にお腹が減ってきたよ…(お腹ぐぅ、) 朝食後は着付け→内番で良いと思う。普段と違う歌仙の内番の時の姿とか、髪型も素敵だからわくわくしちゃう。それと、三日目の予定も把握しました(こく、) 相談に乗ってくれて有難う。いつも助かってます(深々、)
私たちの関係は審判者と刀剣という間柄で、徐々に惹かれあっていく流れで良いのかな…?それとも、家族愛とかそういった類のものを考えてた?(首傾げ、) 私は異性に慣れていないから、どちらにしても貴方を意識してしまうんだけれどね(恥ずかしそうに頬を掻き、微笑んで)


(彼が居てくれる安心感からか、いつもより深い眠りにつくことができた。質の良い睡眠の目覚めは爽やかなものであったが、少々眠り過ぎてしまったかもしれない。相手が起床しているかどうか分からないのに、寝巻き姿で声を掛けるのは気が引ける。納戸に用意されてある着物が一瞬頭に浮かぶも、早々に諦めてお決まりの制服に手を伸ばし。身支度を済ませ相手の部屋に声掛けしようとしたその時、陽射しに照らされた障子に影がひとつ、部屋の前で止まって。隣の部屋に居るとばかり思っていた相手の声があらぬ方向から聞こえたので、驚きで一拍分間を置いてから)
…歌仙?おはよう。起きてるよ。



43: 歌仙兼定 [×]
2016-06-02 00:04:08

 
僕が好きな献立にしてみたんだけど、どうやらその選択は間違いではなかったようだね(ふふ、)
今後の展開は了解したよ。内番服は兎も角として、内番時の僕の髪型…巷では“まるちーず”だとか言われているね。犬は可愛いが、どうにも解せないな(むう、)…でも、君に素敵と言っていただけて嬉しいよ。ありがとうはこちらこそ、だね(ふわり一礼)
僕は前者の流れで考えていたよ。ついでに言えば、お互い慕い合ってはいるけれど気持ちは伝えず、或いは伝えられないもどかしい期間――両片思い?…を挟みたいという希望が密かにあるんだが、君の方はどうだい?(顎に手添え、ちらりと見遣り)

 
ああ、起きていたんだね。丁度良かった。
(相手の声に返事をしつつそっとその場で膝を折れば、膳を一度廊下に下ろして「失礼するよ」と軽く一声掛けた後、障子へとゆっくり手を掛ける。そして、次の瞬間には音も立てずに開け放ち。眼前には昨日と同じ服装の彼女。布団もきちんと直し終わっているのを確認すれば、おはようをもう一度言う代わりに浅く一礼して見せ、再度膳を持ち上げて室内へと足を踏み入れて。そのまま相手と対面出来るような位置まで歩みを進めると、其処で腰を下ろして相手の膳と自身の膳を適度な距離を保って丁寧に配し。高頻度で目をそれとなく彷徨させたり自身の服を弄ったりするのは、相手の反応が不安且つ楽しみなせいだ)
さあ、朝餉にしようか。…僕の味が君の口に合うかは、分からないのだけれど。
 

44: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-02 14:20:10


こんな朝食作れるなんて素敵。メタな発言になっちゃうけど、毎朝KASEN’Sキッチンやってほしい…(ふふ、)
あの髪型とっても格好良くて好きだよ。あ、私がマルチーズ好きだからなのかな?(目逸らし、ぽそり) 何でも話し合える素敵なお相手様には中々巡り会えないから、歌仙と背後様のこと大事にしていきたいです(にこ、)
私も直ぐ恋仲になるよりも、じっくり貴方との距離を縮めていきたいなっていう気持ちがあって。だから是非、両片想いのもどかしい時期も取り入れたい(こくこく、)


(すーっと開いた障子から覗くは、昨日と変わらない雅な彼の佇まい。一礼してから敷居を跨ぐ綺麗な流れに注目してしまい、膳に気づくのが遅れてしまった。丁寧に置かれた朝食にゆっくり視線を落として。小料理店にでも出てきそうな献立を前に「…え」小さくだが確かに驚きも含んだ声色で呟くと、若干そわそわしながら片方の膳の前に正座。己がまだ夢の中にいた早朝、相手が何をしていてくれたのかは一目瞭然。嬉々とした笑顔を輝かせながら膳と相手の顔に視線を行き来させ)
すごい…。歌仙が作ってくれたの? 嬉しい。感動しちゃった。



45: 歌仙兼定 [×]
2016-06-02 23:46:03

 
ははっ、そこまで大それた物は作っていないよ? そうだねぇ…KASEN'Sキッチンでは毎朝君のためだけに料理を作ろう。てれびでは視聴出来ないが、生で見学はさせてあげられるよ。…主は、それではご不満かい?(くつり、)
……折角褒められたと思って喜んだのに、主まで僕をまるちーずと呼ぶつもりか…(じと目、口角ぷるぷる)
気兼ね無く意見を重ねてゆける相手は確かに珍しいね。いつも何処かで欲にせーぶを掛けてしまうから、こんな風に君と言葉を交わし合えるのはとても嬉しいことだ。無論僕も、君と背後殿を大切にしていく所存さ(ふ、)
うん、了解したよ(メモメモ、) ああ、そうだ。両片思いについてだが、自分が相手の気持ちに気付いているのか否か。それによっても話が随分と変わってくると思うんだ。例えば「切ない恋」をしたいなら少なくとも片方が相手の気持ちに気付いていない方が良いだろうし、「甘酸っぱくてほろ苦い大人な恋」をしたいならお互いにお互いの気持ちを知った上での両片思いが良いかと思う。僕はどれも楽しそうだと思うし、正直どれでも有りだと思ってね。…こういう恋がしたい、とか。何か希望はあるかい?(筆片手に首傾げ)

 
僕が好きでしたことなんだけどね…喜んでくれて何より、だよ。
(主が喜んでくれた。たったそれだけのことが料理の楽しさを倍増させてくれた気がして、思わずふわりと笑顔が溢れる。朝からの労働は大変ではあるが、相手の笑顔が疲れを吹き飛ばしてくれたらしい。心の内でそっと、明日も、そのまた明日も、主のために料理を振る舞うことに決める。ゆるり上げた両手を胸元で合わせると、膳の上に横たわる全ての生命達に感謝を捧げ「いただきます」と。そのままちらり相手伺い見れば味の感想を気にしているらしく、落ち着かない様子でゆっくりと箸を手に取り)
 

46: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-03 14:41:33


食パンのお手軽朝食ばかりの私からしたら、大それた朝食だよ…! こんな朝ご飯憧れちゃう。生で見学できるならそれ以上の喜びはないです(瞳きら、)
そっ、そんな事ないよ?元気出して(頭なでなで/犬扱い)
ふふ、嬉しい言葉ありがとう。(きゅん、はにかみ)
どちらかと言うと切ない恋寄りが良いかな、と思ってる。私としては歌仙の事、お兄ちゃんの様に思っていって…でも後々それが恋心だった事に気づく――みたいな心の変化にしていこうかなぁってぼんやりだけど考えてみたの。歌仙が私をどう思ってくれるかにもよるけど、恋心に気づいた私から貴方への片想い→両片想い(歌仙だけが私の気持ちに気づいてる又は、お互いの気持ちを知らない)→両想い。なんてどうですか?(首傾け、)


ありがとう。
(相手の優しい気持ちが何より嬉しい。溢れる思いは胸の中を埋め尽くしているのに、言葉として出せる精一杯は月並みな感謝だけで。異性と向かい合って食事することも、人見知りである自分にとっては緊張するきっかけとなり得るもの。しかし、今だけは温かな膳を一刻も早く食べたいという気持ちから、滑らかな動作で相手と共に箸を持てば「いただきます」と一礼。湯気の立つ味噌汁から先ずは一口。寝起きの心に染みる美味しさに笑顔を浮かべると、他の料理にも箸を運ぶ。彼らしい飾り切りは視界も楽しませてくれたのか、きゅうっと細めた瞳で彼を見詰め)
味も見た目も、お世辞抜きで満点。



47: 歌仙兼定 [×]
2016-06-04 21:52:32

 
ではまた今度、厨までおいで。主には特別に、熱々の出来立てを味見させてあげよう(ふふん/気合十分)
本当かい?……まあ、主の手に免じて、この事についてはもう何も言わないでおくけれど…(むう、目を細め手に擦り寄り)
切ない恋だね、了解。異論は無いし、是非ともそれでいこうと思う。一応僕目線で言えば、片想い→両片想い(後に君からの気持ちに気付く→暫し思い悩み、葛藤)→両想い。…といったところかな。「好きで堪らないのに、その相手は自身の主――本丸のトップだ。しかも末端とはいえ自分は付喪神で、主は人間。どうしても距離を感じられる。その上、自身は戦場に立つ身。いつ折れるかも分からぬ自分を好いては、主自身が傷付くことになる」気持ちを伝えたいのに伝えられない、伝えてはいけないと感じ葛藤している理由はこんなものにしようと思っているのだが…これで構わないかい?(目ぱちぱち、顎に手を添え)
 

ああ、良かった…!
(お褒めの言葉を相手から貰うことができればほわりと安堵のような色を纏った笑顔を見せ、素直に喜びを顕にして。そうして自身の膳へ視線を移すと、折角だから温かいうちに食べてしまおうと先ずは主と同じく味噌汁へと手を伸ばす。椀を傾けそれを口に含んでは、満足げに頷きをひとつ。良い匙加減で味の調節が出来たようだ。そのままあれもこれもと食を進めていけば、元々しっかり食べる方であったことも相俟ってか、ものの十分もかからぬ程度で全てを食べ終えてしまい)
お粗末さまでした。……さて、この後は先に食器の片付けかな。
 

48: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-05 23:14:53


…私も歌仙にカップヌードルを食べさて、反応見てみたい(そわそわ、)
ふふ、ありがとう。ついでにこれもお願いしていい…?(片手差し出し/お手)
わあ、素敵な恋になりそう…(ぽわん、) 是非、それでお願いします。最初は兄みたいに慕って、自分の気持ちに私自身が気づいたらちょっとずつでも貴方に行動で示していけたらなぁって(へへ、)


(美味しいと太鼓判を押されて安堵したのか、彼の持つ箸はそこから止まることはなく。自分もつられて箸を進めれば、自己記録を塗り替える早さで完食。しっかり味わって食べたものの、既に空になった皿を見ては、寂しさを感じずにはいられず。おかわりを強請りたくなる自分を抑えて「ご馳走様でした」両手合わせては片付けに挙手して)
すっごく美味しかった。せめて片付けは私にやらせて?



49: 歌仙兼定 [×]
2016-06-06 22:13:20

 
かっぷぬーどる…? 変わった名前の食べ物だね。どういったものなのか気になる、是非食べてみたいな(瞳きらきら、)
主……君はやっぱり僕のことを犬だと思っているね?(じと、/右手ぽふりと置き)
行動を起こされても最初は多分、僕ならやんわり避けようとするだろう。次第に距離を置こうと必死になって、気持ちを押さえ付けて…。この辺りで色々と挟みたい“いべんと”があるんだけど、その件についてはまた追って相談させてもらおうかな(ふふ、/相手の頭なでなで)
 

それはもちろん有難いけど…。
(自身の後を追うように食事を終えた主。彼女からの感想にまた頬を緩めつつも、続けられた言葉に少なからず難色を示す。理由は簡単。水仕事で彼女の柔い手が荒れてしまわないか、と心配しているのだ。それに、少しの時間だとしても主に苦労を掛けてしまうのは避けたくて。どうすればいいだろうか、と密かに頭を捻るものの、折角の主からの心遣いを無碍にするというのも流石に気が引けて。眉尻を下げ申し訳なさそうに微笑めば、こくりとひとつの頷きを)
では、片付けは君に任せようかな。困ったことがあればいつでも声を掛けてほしい、直ぐに飛んでいくからね。
 

50: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-07 13:50:24


今度食べさせてあげる。あ、でもお湯を入れるだけだから料理とは言えないし…期待はしないでね(気まずそうに頬ぽり)
…! ば、ばれたか…(へら、/手にぎにぎ)
避けられるから、私は何とも思われてないんだと思って、諦めようとしたり…。うん、切ない(涙ほろ、) イベント賛成。いつでも相談してください(こくこく、/気持ちよさそうに撫で受け)


うん。何かあったらお願いするね。よいしょ、と…行ってきます。
(許可をもらえると任せられている気がして少し嬉しくなり、想定外の事が起きたら呼びつけることを約束する。慣れない手つきで二つの膳を持てば、膳を落とさんと集中するあまり、危なっかしい足取りで部屋を出て行って。なんとか厨まで辿り着くとそこからはお手の物。家でも手伝っていた様に食器洗いをてきぱきと実行、その時水が掛かってしまったのがいつものエプロンではなく、制服だったことだけは誤算ではあったが難無く片付けを済ませ。自室へ戻って「ただいま」障子を開けると心配していたであろう彼の表情を窺いつつ)
お待たせ。ちゃんと出来ました。



51: 歌仙兼定 [×]
2016-06-08 04:49:47

 
お湯を注ぐだけとは…随分と楽な世の中になったものだね。うん、分かった。期待はしないが楽しみにはしておこう(くすり、)
ばれたか…じゃないよ、バレバレだった。もう、全く君は…。まあ、そんな所も嫌いではないけどね(はあ、/手ぎゅっぎゅ)
それで諦められるのは何だか悔しくて、それでも自身の気持ちはどうしても知られたくはなくて…侭ならぬ状況に僕は思わず歯噛みをしそうだ。恋仲でなくとも特別枠には絶対に入りたいと思っているだろうから、此処で何かしらの行動を起こすかもしれない(ううむ、) 了解した。話が恋愛方向へと進み始めた時に、また相談させてもらうとするよ(微笑、/さらり髪を梳きつつ)

追記だが、下記が長くなって申し訳ない(頬ぽり、) 生け花の話を入れるならこの辺りが丁度良いかと思って、存分に描写させてもらったよ。ろるは思いっ切り端折ってくれて構わないからね?(苦笑)

 
(膳を持って行く相手を心配そうに見つめるものの、任せると言い切った以上は手を出すのもはばかられる。彼女の背を見送った後、この時間をどう活用しようかと考えては早速花を生けることに決めて。少量とはいえ水を使用するため、素早く内番着へと衣替えをしては花を手折ろうと庭先へと下り。ツツジの花は目にも鮮やかで、見ていると心も華やぐようだ。剪定用の鋏は見当たらなかったがために自身の刃を以てぷつりと茎を斜めに切れば、十分な量になったそれらを抱えて部屋へと戻り始め。早朝に見つけたばかりの細身の花器を取りに納屋へと寄った後、井戸にて水を注げばその場で優しくツツジを生けて、満足げに笑みを浮かべる。…主は喜んでくれるだろうか。そんな時ふと、視界に淡い紫色がちらつく――紫陽花だ。主が好きな花を生けて良いと言ってくれたのを思い出す。主が戻って来る前にと急いでひとつの塊の紫陽花を切れば、片手にツツジを生けた花器、もう一方に紫陽花を持って部屋へと上がり。主の机の片隅に花器を置けば、この紫陽花はどうしたものかと頭を悩ませて。もう一度納屋へと花器を探しに行っても良いが、そろそろ主が戻ってくる頃合いだろう。この場を離れるわけにはいかず、ただ、畳の上で手元の紫陽花を愛でていることしか出来ずにおり。やがて、足音が聞こえる。障子が開く音に顔を上げれば「おかえり、主。お疲れ様」と安堵とともに優しげに声をかけるものの、濡れた制服が目に入れば一も二もなく慌てた様子で言葉を紡ぎ)
ああ、割烹着でも渡していれば良かったね…気が付かずに申し訳ない。そのまま座れば畳も痛むし布地が痛む、着替えた方が良いだろう。他の衣類はあるかい?
 

52: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-09 00:37:16


…ということで月に一回くらいは現世に戻れるってことにしても良い?カップヌードルは勿論、必要な物を少しだけ持ち込もうかなって(にこ、)
こんなに癒し効果のある歌仙が悪いんだよ?(相手の手の甲に頬寄せ、すりすり)
歯痒いね。すごくこの先が楽しみ。貴方が壊れてしまわない様に私きっと、贔屓しちゃうな。刀装や御守まで持たせて(ふふ、)

待ってました。生け花(ぱあ、) 丁度いい所に入れてくれてありがとう。


あとは寝る時に着るのしか持って来てなくて。…あ、着物があります。
(迎え入れてもらえるのは誰だって嬉しいもの。仔犬の様に人懐こい笑みを浮かべて達成感に浸っていたのも束の間、濡れた制服の指摘を受ければ、腰を降ろそうと曲げかけていた膝を真っ直ぐ伸ばし。他に衣類と呼べるのは寝巻きだけで、悩まし気に彷徨わせた視線の先、部屋の片隅に丁寧に畳まれたままの桃色の着物を見つける。それをゆっくり手にすると「着付け教えてくれる?」問い掛け、改めて相手を見詰め――そして言葉を失って。自分の着衣の事ばかりで気に留めなかったのか、机の上のツツジと彼が持つ紫陽花の存在に気づくや否や瞳は瞬く間に輝きを放ち。朝までは其処に無かった花を、彼がいつ摘んでくれたのかは明白。着物を胸に抱きしめて相手に近寄ると紫陽花の紫を貴方に見立てて、ゆっくり、優しい手つきで撫でながら)
“雅”とか“風流”――きっと私はちゃんとわかってないのかもしれないけど。こういう事してくれるの、心から嬉しいよ。…好き。



53: 歌仙兼定 [×]
2016-06-09 23:49:50

 
ああ、そうだね、そういう設定も追加しておこうか。その方が話も広がるだろうし、とても楽しそうだ(うんうん、)
うん?僕は君を癒せているのかい?(目ぱちくり、)寧ろ僕の方が、君から癒しを貰っていると思うのだけれど…(ぽつり、)
それだけ想ってくれるのは無論嬉しいけどね、あからさまに贔屓し過ぎてはいけない。他の者から不平不満が出ない程度で頼むよ?(困り顔で照笑い、)

 
――紫陽花を慈しむことの出来る君が“雅”を分かっていないとは、僕は思わないけどね。
(着物の着付けを頼まれれば、昨日の自身の発言を裏切ることなく勿論だとばかりに肯定示す頷きを見せる。濡れたまま、というのは自分自身が思っているよりも身体の体温を奪うのだ。主に風邪を引かせる、なんてことは以ての外。着物を胸に抱き近付いてきた相手の優しい手を見詰めては一度だけふるり首を横へと振った後、自分の意見をはっきりと伝えて表情を和らげ。そうしてそのままの調子で彼女へと手を伸ばせば、相手が紫陽花にしたように、今度はこちらが優しい所作で相手の頭を撫でてみて。温かな感情の光を瞳に宿しては、指の間をすり抜ける柔らかな髪をまるで割れ物を扱うかのように丁寧に梳き、そっと穏やかな調子で言葉を続ける)
君が喜んでくれるのなら、僕だってとても嬉しく思うよ。好きだと言ってくれてありがとう。……君には花が似合うから、いつかは素敵な花束を贈ろう。
 

54: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-10 20:14:22


癒しだよ。歌仙の身体からマイナスイオン出てない?(じろじろ、)
勿論。皆大事にするし、大切な仲間だと思ってる(こく、) ちょっとだけ…。ちょっとだけ、特別扱いさせてね(耳に近づき、ひそひそ声)


花束…。楽しみ。
(彼に優しい言葉を掛けられて心の揺れない人なんて居るのかな。少なくとも自分の心は揺れ動き、髪に触れられる度に脈拍は上昇の一途を辿る。彼に選ばれた花ならば、どんな花束でもきっと素敵に見えてしまう。絶妙な甘さを持つこの空気に浸っていたいのだが、相手にとって何の気無しに行われていることだとも知っていて。己ばかり浮かれていると思えば、胸がきゅうっと軋むのは何故。切なく眉を寄せちらりと這わせた視線、内番着に着替えを済ませていた何時もとは違う雰囲気に、また魅力を感じてしまいそうになり。咄嗟に持っていた着物を広げれば、着物の下に隠れていた長襦袢がはらりと落ちて。相手の手から逃れる様に、自ら長襦袢を拾い上げ「これを最初にこれを着れば良いのかな?」生地の薄さからして最初に身につけるものかと予想。もしも、それが正解なら相手に部屋に戻っててもらはなくては。下着になる事もそうだけど、この胸の鼓動を落ち着かせる為にも、一旦彼と距離を置くことは今の自分にとって必要である。逸らし続けていた視線は未だ真っ直ぐ瞳を捉えられないまま、柔く微笑む相手の口許ばかりを見詰め)



55: 歌仙兼定 [×]
2016-06-11 19:27:29

 
ええと…僕からまいなすいおん、とやらは出ていないと思うよ?(おろ、/困り顔で首傾げ)
…わかった。今だけ近侍という立場を抜きにして発言するけど…君に特別な扱いをしてもらえるのはとても光栄なことだ。平等に、とは言ったものの、勿論僕にだって一番になりたいという思いはあるからね(苦笑、/頬染め)

 
(相手の想いや考えていることなどは露知らず、己が手からするり猫のように逃れた相手の黒髪を何処か名残惜しげに目で追いかける。滑らかな質感はとても好ましかった。もしかするともう少しだけ彼女の御髪に触れていたかったのかもしれない。虚しくも空を切って下ろすことになった手をちらりと見ては、何気無しに自分を分析しひとり納得。長襦袢を手に取り疑問を口にする相手へともう一度視線正せば、こくりと肯定の頷きを見せ「ああ、最初は長襦袢だよ。それぐらいなら君一人でも着られるだろう」とにこり穏やかに笑いかけ。――となれば、いつまでもこの場に留まるわけにいかない。女性の着替えを見るなど男として言語道断。下ろしていた腰を静かに上げ立ち上がれば、紫陽花を己の腕に抱えたまま自室の方へと歩みを進め、仕切りとなる襖を隙間が出来ぬようにそっと閉じて。そのまま襖越しにもう一度口を開くと、分かりきった事であろうと思いつつも「終わったら声を掛けてくれ」と相手に告げ、自身の簡素な部屋へと身体の向きを直す。待っている間が勿体無い。気を取り直して考えるのは、手元の紫のこと。まだ元気なようだが、放っておけば枯れてしまうことは明らか。困った様に立ち尽くし。…ここは妥協すべきだろう。暫くの後にその答えへと辿り着けば、視界に入った文机へと近寄り、その上の硝子の水差しに手を伸ばす。水が入っていることを確り確認した上で紫陽花を生ければ、ひとり静かに頬を緩めており)
 

56: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-13 20:31:02


あっ、マイナスイオンっていうのは…何だろ。兎に角、癒し効果のあるものなの(説明しようとして行き詰まり、諦め顔へにゃ)
ふふ。歌仙は色白だから赤くなったのが分かりやすいよね(頬つん、)


うん、分かりました。
(彼が隣の部屋に移動した後、深く息を吐き出せば火照りと鼓動を落ち着かせ始めて。異性慣れしていないからこんな事態に陥るのだと自嘲的に笑う。どの道、自力で着れそうなのは長襦袢くらいである。終わったら声を掛けると返せば、机に飾られたツツジを近くで眺め。花を観察していると和み、次第に余裕を取り戻してきたのかやや湿ってしまった制服を脱いで。当初着物が掛けられていた衣紋掛に、今度は制服を吊す。それから長襦袢にぎこちない動きで袖を通せば、馴染みのない肌心地にそわそわ。正直この身につけ方で正解なのかすら怪しいもの。早くも着付けという壁にぶち当たり、眉尻の下がった弱々しい笑みを零し襖の向こうに声掛けて)
歌仙、お願い…できる?



57: 歌仙兼定 [×]
2016-06-14 20:52:28

 
癒し効果……植物を見て心が和むのと同じ感じ、なのかな? もっと詳しく知りたいけれど、その様子では主も分からないのか…(ううむ、/知識欲うずうず)
!…弱ったな、そんなに分かりやすいかい?(苦笑、) 血色が良いのは僕の体質なのだろうし、例え気付かれたくなくても、これではきっとどうにもならないのだろうね…(うう、/手のひらでぱたぱた扇ぎつつ)

 
(しゅるり、衣擦れの音が襖の先から響いて来る。時間の経過具合と物音からは、慣れないたどたどしい手付きで長襦袢を着ている相手の姿が目に見えるようで。しかし、次の瞬間には忙しなく頭を横へ振り。主の着替えを想像をするなど、己の何と浅ましいことか――万死に値する。自己嫌悪から瞑想でも始めそうになった時、ふと主からのお呼びに気付き。すっと軽やかな動きで立ち上がり襖の前へと立てば、すうと静かに息を吸い込んで「…では主、失礼するよ?」と。開いた襖。俯き気味であった視線をゆるり上げれば、きちんと長襦袢を纏った相手の姿が目に入り。畳の上に横たえられた桃色の着物を拾い上げ、それを空中にて軽く広げれば相手が着やすいようにとふわり肩へと羽織らせて。そのまま彼女の前で膝立ちになると、静かに彼女を見上げる。この体勢がきっと一番遣りやすい。…着付けの手伝いや指示をするのは此方なのだが、傍から見れば宛ら主からの指示を待つ犬である)
さて、先ずは袂を合わせてご覧? 長襦袢もそうだったから分かるとは思うけど、君から見て左側が上になる。袂はきつ過ぎても自分が苦しくなるだけだし、緩過ぎてもだらしが無いように見えて雅でない。だから、君の加減によって出来栄えも変わるかもしれないね。…最初は大体で良いから、綺麗に着熟す感覚を掴んでみようか。
 

58: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-15 14:03:01


そう。植物を見てる時みたいな。あとはね…、そうだ。滝を見ると不思議な力がみなぎってこない? あんな感じかな。(人差し指ぴんっ、)
歌仙は言葉に動揺が表れないから、せめて顔には出してもらわないとね。だから私としては嬉しいかな。(ふふ、/思わず抱きしめ)


(相手の姿が見えると一安心とばかりに頬を緩めて、頼りになる人が近くに居るとどうしても一任したくなるもの。着物をそっと羽織らせてもらえば、このまま着せてもらえるのだろうとたかを括っていたのが落とし穴。あくまでも自らやるからこそ意味がある。頭では理解していても中々気が進まず、膝立ちになっている彼に助けてと言わんばかりの視線を送ってみて。そんな甘えが通用する彼ではない、そもそも己が依頼したのだから駄々をこねても居られないと奮い立たせ、言われた通り両側の袖口を揺すって袂をそっと合わせてみる。緩くてもいけない、きつすぎてもいけない。――そのふたつを呪文の様に幾度も唱えては、長襦袢の袖も収まるしっくりくる位置を見つけ「これでどうですか?」不安気に問うてみて。次は、畳に擦ってしまっている丈の長さでも調整するのかなと考え及ばせるも所詮素人の思考。確信は持てず。後ろ襟にある一つ紋を除いては他に柄の無い桃色の着物、淡い桃色をしめるような濃紫の帯に目をやればそこにまだ記憶に新しい花が咲き誇っているのに気づき。あどけない少女の様にはしゃいでぱあ、と自らの表情にも花を咲かせると、畳の上で出番を待ち構えている帯を指して)
…! ねえ、見て。帯の柄は紫陽花だよ。



59: 歌仙兼定 [×]
2016-06-16 20:47:11

 
なるほど……自然から得ることが可能で、尚且つ精神状態を良くする力のことを、現代人は“まいなすいおん”と言うんだね。これで僕も、一つ賢くなったかな?(くす、/お茶目に片目ぱちり)
…気恥ずかしいから、あまり僕の顔をまじまじと見ないでくれよ?例え言葉が上手く決まっても顔色で台無しになるなんて…出来れば避けたいところだ(頬朱に染めたままそわそわ、/目線を遠くへ遣ればそっと抱き締め返し)

 
(着付けを教えるとは言ったが、此方から手を出すとは明言していない。物言いたげな視線を素知らぬ顔で受け流していれば、相手は自分から行動を起こし出したようだ。それで良いとばかりに微笑んで見せては、相手の手際を早速拝見。未経験とは言え、その丁寧な手付きはとても良い。掛けられた問いに返す答えは「うん、完璧だ」その一言に尽きて。さて、次は御端折りを作る訳だが――その為にはどうやら、先に腰紐を見つけなければならないらしい。何処だろうかと目線を彷徨わせていれば、主の明るい声が耳に入る。言葉に誘われるがまま帯へと目線移せば、あの紫がそっと其処に佇んでいて。美しさと柔く儚げな様子に、ほう…と感嘆のような吐息を零すと何処かうっとりとした表情でその帯を手に取ってみる。近くで見ればこれまた素晴らしい金糸の細かな意匠が施されている様が見て取れるのだが、其処で漸く、今度こそ「綺麗だね…」なんて声が漏れて。桃色の着物にはきっと、この帯が映えるだろう。早く彼女の着物姿が見てみたくて、自然と心は弾む。腰紐は直ぐに見つかった。帯の下に隠れていたらしい。彼女の胴に腰紐を緩く巻いて遣ればちらりと相手を伺い見た後、静かに確認を)
君は御端折り、という言葉を知っているかい?――次は丈を調節するんだが…これは形が崩れ易いし、今回は僕が実践して見せようと思うんだ。そこで、だ。…変な所は触らないから、君に触れても構わないかい?
 

60: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-17 20:22:00


うん。そう…! 言ってる意味がちゃんと伝わって嬉しい(にぱ、)
偶には歌仙の可愛い顔を見れるの嬉しいよ。ん、…わかった。じゃあ、ちら見にするね?(顔を手で覆い、指の隙間からちらちら見て)


嬉しい。おはしょ…り?
(きっと甘く点数をつけてくれたんだろうけど、それでも完璧と言われれば浮かれてしまい。口元は褒めてもらえた嬉しさで緩んで。帯に対する気持ち、共有できた気がして取り上げられた紫を近くで見たいが為にゆるりと腰を降ろす。派手さは無いが、作り手の魂が感じられる繊細な模様にすぅと目を細め。初めて耳にする単語に首を傾げるも、後に続いた説明から考えるに丈を調整することかな…と察しをつけては立ち上がる。帯とは別物の紐が胴回りに当てられるのを、次からは一人で出来るように集中して見ていたが、ふと彼の手もとが止まって。どこまでも気遣ってくれる問い掛けに、心がほっこりとした温もりに包まれいくのを感じながら)
うん。もちろん。私頑張って覚えるからゆっくり実践してもらえたら、助かります。



61: 歌仙兼定 [×]
2016-06-18 22:32:17

 
君の説明が分かりやすかったからね。また分からない事があれば、君に御教示賜わろうかな(ふふ、/頭なでなで、)
主、僕に可愛いなんて言わないでくれ…君の方が可愛らしいだろうに(ぽつ、) こーら、ちら見も禁止!(慌てて相手の視界手で塞ぎ)…まあ。確かに、“見るな”とははっきり言っていないけれどね。全く…君は揚げ足を取るのが得意なのかな?(むう、)

 
では、了承も得られたことだし早速始めるよ?
(緩く巻いた腰紐にもう一度触れれば、彼女が苦しくならない程度まで適度に絞り。垂れる紐先はどうするかといえば、此処で結んで構わないものの結び目が邪魔になったり肌に食い込んでしまう可能性もあるため、絞った紐自身に巻き付けて固定。動作は比較的ゆったりと行っているし、そもそも紐は解けなければどんな結び方でも構わない。大丈夫かどうかを尋ねなくとも、きっと彼女ならば大丈夫だろう。そのため確認は取らず次の工程へ。彼女の足元へと一度目を落とせば、引き摺っている部分を絞った腰紐の上に垂れるよう端折り始めて。この際、ずれてくる袂を整えることも忘れない。彼女の後ろへと回り「少し、失礼」そんな声掛けをすれば、身八つ口からそっと手を差し入れて着物の皺を伸ばし、綺麗に見えるよう整えてゆき)
…うん、これで良いかな。御端折りには出来る限り皺を作らないこと。見えない部分ならまだしも、御端折りは帯の下にあるから帯を見る時どうしても目に付くんだ。御端折りが綺麗だと、印象も幾分良くなるからね。
 

62: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-20 13:24:52


現代のことなら任せて(胸とん、/気持ち良さそうに瞳細め)
具体的に言うと私のどこが可愛い?(じぃ、) …ふふ。冗談だよ、冗談。歌仙の反応が新鮮でつい。ごめんね(顔から手を外し、ふにゃりと笑い)


(ゆっくりとそして丁寧に彼の手は動いてゆく。素人の目でも十分わかるほどの、無駄な動作がひとつもない見事な手捌き。だからと言って感嘆の声を上げているだけではいけないわけで。その動きひとつひとつを出来るだけ頭の中に叩き込み、順序立てて覚えようと懸命で。特に一番学んだのは、帯の下にあるからといってこの工程を雑にやってはいけないということ。寧ろ着物姿が綺麗に見えるかどうかは御端折り次第と言っても過言ではないかもしれない。丁度自分に見合った丈に視線落としては満足そうに微笑んで、腰紐周りもすっきりと整えられているのを見ると、ほぅ…と目を見張って忘れないように記憶)
うんうん…確かに。ここに皺が寄ってたら台無しだよね。歌仙の言ってることすごく理解しやすい。着付って奥が深いなぁ。

63: 歌仙兼定 [×]
2016-06-22 22:39:36

 
おやおや…自信満々だね(くす、) なら僕も、雅なことなら僕にお任せあれ、ってね(ういんくぱちり、/お茶目に笑い)
容姿は勿論、ころころと変わる表情だったり口調だったり…君のそういう冗談も可愛いと思うよ?(ふふ、)…仕方が無いから、許してあげる(頬つんつん、)

 
そう言ってもらえて良かった。
(作業中も相手の反応を伺っていたが、見ている限り、どうやら教え方はこれで良いらしい。自信や安堵を覚える。それが分かっただけでも十分な収穫が得られたわけだが、主の理解しやすいという発言は己のその自身を裏付ける根拠ともなり得て。着付けの奥深さを知ってもらえたこともあってか、心底嬉しくなる。そういった感情の高ぶりからか自身の周りにふわり桜を舞わせるも、それが目に入った途端、何処か照れ臭そうに口をもごもごさせ。何とか気を取り直して笑みを浮かべれば、ゆったりと言葉を続ける。「次は帯だね。結び方も色々とあるんだが、どういった型にしようか…」彼女にはどれが似合うだろうか。文庫?太鼓?――うん、初めては太鼓結びが良いかもしれない。頭の中で帯の結び方を模索してみては、納得のいく答えが出たことに満足を覚えつつ、主の胴に帯を巻き付け始め)
今回は最も基本的な型を教えるよ。一重太鼓結び、という結び方だね。…女性の帯を巻くのは僕も初めてだから、手付きが覚束無いのは見逃してほしいかな。
 

64: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-23 23:10:39


“雅”は歌仙に敵わない気がする、それと“文系”も…(素直にぽそ、)
へへ、ありがとう。自分で聞いといてなんだけど照れちゃうな(頬ぽり、) 嬉しかったけど、歌仙が慣れしてる感じがした。他の子へも、きっとこうやって褒めてるでしょう(嘘泣き、うわーん)

あ、ひとつ教えてください。自ツって使っても大丈夫かな?苦手なら苦手、って伝えてもらっていいからね(にこ、)


女性の帯を巻くのは得意、って言われるより何倍も嬉しいよ。…なんてね、ふふ。一重太鼓結び、お願いします。
(安堵したのか、それとも嬉しさからなのか、彼の周囲に舞う花弁を見ては、己も嬉しくなって瞳を細める。教えてもらってるだけでもありがたいことで、不慣れな手つきでも何ら問題はなく。寧ろ、手慣れていると言われた方が対応に困ってしまうと冗談めかして伝えれば、肩を小さく上げて笑い。一重太鼓がどういった結目となるかは想像もつかないが、一先ず手順を覚えるべく彼の手先をじっと追って)



65: 歌仙兼定 [×]
2016-06-26 00:32:22

 
ふふ、…其処で負けては、文系名刀の名折れだ。そう簡単には負けられないなぁ(ふふん、胸張り)
そんなまさか…!(あわわ、) 短刀達ならいざ知らず、他の女性を褒めてはいないよ? 例え褒めていたとしても、お世辞だったり社交辞令さ。…本心からの言葉を捧げるのは君にだけだ(目逸らし、ぽつり、)

自ツの使用は特に気にしていないから、使ってくれても大丈夫だよ。僕も時折使いたくなる時があるし、君も気にせず使って欲しいかな(こく、)

 
まあ、それもそうだね。
(冗談めかした相手の言葉にくすりと笑い、納得するかのように相槌をひとつ。そうして結び方を記憶の片隅から引っ張ってくれば、作業を再開して。帯揚げや帯締め…うろ覚え故の自身の無さからか、手元は覚束無い。迷うこともやはり多く、表情を曇らせればうんうんと唸りながら一つひとつ工程を重ねてゆき。――時間はかかったものの何とか完成まで漕ぎ着けた帯結び。ぎこちない動作が多かったし、相手には少し分かりづらかったかもしれない。但し、自分では納得のいく完成度。皺も無ければ縒れてもいない。最後に帯締めをしっかり結んでは、ふう、と思わず一息ついて)
これで完成、かな。…帯の巻き方は覚えるのも大変だが、実際に巻く方がもっと大変かもしれないね。直ぐに覚えろとは言わないし、まだまだ時間はある。君は追々覚えていけばいいさ。次回の着付けも、良ければ手伝うよ。
 

66: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-28 21:15:05


私も文系ならちょっとはできるもん…! “生麦生米生卵” “隣の客はよく柿食う客だ” ――ほら、すごいでしょ?(ふふん、/謎自信)
そんな嬉しい言葉、言われちゃったら…歌仙のこと男の人として意識しちゃうじゃない(うう、) 狡いよ…(照れたようにぽそ、)

ありがとう。私も毎回じゃあないんだけれど、たまに使いたくなるからそうさせてもらうね(微笑)


うん。次も手伝ってくれたら嬉しい。…少しずつでも、頑張って覚えていきます。
(手慣れた感こそなかったものの彼が一生懸命取り組んでくれたことは、その顔つきからも手の動きからしてもあきらかで。簡単に終えられてしまうよりも何倍も嬉しく感じる。複雑な手順の帯締めをたった一回見ただけで覚えたとは到底言い切れず、次回も手伝ってくれると言う彼の優しさをありがたく受け入れることにして。完成した姿、見下ろしてみても全身が見えるわけもなく、後ろに位置する帯の形もわからない。居ても立っても居られず本丸側で用意してくれていた小さな手鏡を持ってみるも、主に顔を映し出す役割を担うそれでは思うように見れなくて。縋るような視線を彼に向けてはくるり、その場で一周回って見せ)
――どう?似合う、かな?



67: 歌仙兼定 [×]
2016-07-02 10:06:47

 
確かに噛まずに言えているし、自信があるのは良いことなのだけれど……正直、僕の言う“文系”とはまた違うね(冷静にずばっ/…) ただ、僕にも矜持がある。自信ありげな様を見せられて、そう簡単には引き下がれないなぁ…「赤巻紙青巻紙黄巻紙」「なげしの上の長なぎなたは誰が長なぎなたぞ」――これでどうだい?(にんまり、挑戦的に笑い)
おや、僕を意識してくれるのかい?…それは嬉しいね(くす、) 狡いも何も、本当のことを言ったまでさ。嘘はなるべくつかない主義でね(ふにゃりはにかみ)

 
……、ああ。とても似合っているよ。
(彼女の黒髪と淡い桃色の袖が風を受けてふわり、揺れる。目の前で回って見せてくれた彼女からの問いに、最初は少しの間惚けて呼吸を忘れてしまうも、すぐにはっとして素直な感想を笑顔で紡ぎ。…ああ、やはり、濃紫の帯が良い味を出している。柔らかな色だけでは、悪く思っている訳では無いにせよ、何処かぼんやりとして垢抜けないものがあって。しかし、ひとつ異なる濃い色を加えるだけで全体はしまる。「すごく…綺麗だ」彼女の胴の上で咲き誇る紫陽花も、何とは無しに誇らしげで。きらり、花を縁取る金糸が光を放つ。――外を見遣れば、太陽は高く昇ってきていた。帯を巻くのに手こずったせいか、かなり時間を食ってしまったらしい。しまった、とばかりに渋い顔をすれば、顎に手を当て考え事をしつつ相手に話し掛け)
これから畑仕事を…と思っていたんだが、先ずは確り水分補給をしておいた方が良さそうだね。手拭いの用意も必須だ。
 

68: 駒澤 すみれ [×]
2016-07-07 15:39:10


お返事できなくてごめんなさい。(しゅん、)
ちょっと私生活でいろいろあって、いつまで慌ただしい状況が続くかわからなくて…。このままじゃ審神者としての役目も果たせないし、歌仙に迷惑をかけたくないから、リセットをお願いしようと思って。
素敵な貴方に出会えて、これからっていう時だっただけに本当に残念。貴方と話したこと、貴方の笑顔…すべて大事な宝物になりました。楽しい時間をありがとう。私よりも立派な審神者を見つけて、幸せになってね。



69: 歌仙兼定 [×]
2016-07-16 23:14:29

 
僕の方こそ返事が遅れて申し訳ない(苦笑、)

…君の事情は理解した、りせっとを了承するよ。少しの間ではあったけれど、君に出逢えて良かった。だけど一つだけ、僕から言わせて欲しい――素敵なのは君の方だろう、すみれ。
……とても名残惜しいけれど、仕方の無い事だしね。素敵な時間をありがとう、君との遣り取りは楽しかったよ。もしもまた、何処かで御縁があればその時は――…なんてね(ふふ、)

本当にありがとう。では、主。さようなら。
 

70: 歌仙兼定 [×]
2017-04-30 00:32:07

 
ツツジが綺麗に咲いていたから
不意に君のことを思い出した。
風に揺れるツツジを――風雅を愛でるよりも、君を愛でたくなってしまってね。……困ったものだろう?

突然すまない。少し、言いたくなっただけなんだ。…どうか君も僕を思い出していてくれたら、と。そう願うことくらいは許してくれよ、主。
暖かくなってきたとはいえ、朝夕は冷えることもある。体調管理には気を付けて。暖かな春の陽気に、君が幸せを感じられることを祈って――。
 

71: 駒澤 すみれ [×]
2017-05-11 23:19:53


う、そ。本当にこんな夢のような事が有り得る、の?

私も出先でツツジを見て。堪らなく歌仙に会いたくなりました。どうしてもこの場所を忘れられなくて。何度も返事を読み返したり、貴方の温もりを思い返してみたり。だけどまさか、こうして言葉を交わせる日が来るなんて思ってもいなくて……。

私が幸せを感じた瞬間は間違いなく「今」だよ。歌仙がくれたこの奇跡が一番の幸せ。
――お願い、どうか私を、愛でて下さい。



72: 歌仙兼定 [×]
2017-05-13 16:33:21

 
嗚呼――…ああ、何て嬉しいのだろう…(震える声、口元押さえ) 君とまた出会える日を、僕はずっと楽しみにしていたんだ。君の居ない本丸で一人というのは本当の本当に、耐え難くて…。
…結局あの後、僕はどうしても君以外の主を持てなかったよ。僕の主は君だけだと、初めて会ったあの時に決めていたからね。君以外の主は要らなくて……だけれど、一人で居るのも寂しくて。時折この場所を見返していたんだ。季節が巡る度に、風雅を感じる度に君のことが頭に過ぎるだなんて…重症だと自分でも思うよ(苦笑、) けれどそれだけ、君のことを想っていたんだ。

……おかえり、すみれ。愛おしい君…(とろけるような笑顔を咲かせては、優しい手つきで相手の頬に触れて)
 

73: 駒澤 すみれ [×]
2017-05-18 21:41:15


ごめんね。歌仙。貴方がくれた言葉全てにちゃんと御返事がしたいから、少しだけ時間が欲しいの。待っていて下さい。



74: 駒澤 すみれ [×]
2017-05-19 18:27:49


私も同じ。歌仙と再会する夢を何度も見て、現実に戻って寂しくなって…。現世がこんなにも生き辛いと思ったのは生まれて初めてよ。
きっと新しい主を見つけて、貴方ならきっとその人とも上手くいってるものだと思ってたわ。勿論貴方が幸せなら其れが一番嬉しいけど、やっぱり心の何処かで歌仙を求めている自分がいて…少し苦しかった(胸押さえ、切なげに目を伏せ)歌仙を感じられるこの場所が好きで。時折、私もこの場所を覗いていたの。ツツジが綺麗だなって思ってふと覗いたら貴方の書き込みに気づいて、とってもとっても嬉しかった。私が貴方への気持ちを伝えた別の場所や、愛を叫ぶ場所でくれていた気持ちも全て読みました。どの言葉をとってみても、優しくて歌仙らしい言葉で溢れていて幸せな気持ちになりました(微笑、)

――ただいま、歌仙。会いたかった、ずっと…(頬に触れる相手の手の甲へ重ねるようにして己のものを触れ合わせては、笑顔を浮かべながらも目尻にはじわりと涙が滲み)



75: 歌仙兼定 [×]
2017-05-24 21:21:05

 
先ずはありがとう。ちゃんと全ての返事に目を通したよ。宛て先の無い言葉ほど虚しいものはないからね、応えてくれて本当に嬉しかった。…君の言葉に触れるのは随分と久し振りだったから、ゆっくり、じっくりと読ませてもらったよ。その分返事は遅れてしまったけれど、どうか許してほしい。女性としての穏やかさと女の子らしい可愛らしさが見て取れる君の口調を僕は好いていてね。読んでいるとつい、笑みが零れてしまった。あちらにも返事を、とも思ったが…これ以上遅くなるのは申し訳ない。此処にだけ、返事をさせてもらうよ。
…ツツジと言えば、君。僕の頭はどうやらそういう認識をしてしまうらしくてね。美しくも愛らしい咲き乱れる紅白のツツジの花を見て「嗚呼、すみれに伝えたい」と。ただ、素直にそう思った。書き残すのは流石に重いかと思ったのだけれど、今しかないと心の何処かで焦る僕も居てね。言葉に迷いながら、一つひとつ言葉を書き綴ったんだ。

…君の涙を拭う役目は、どうか僕だけにおくれよ?――主。これからまた、よろしく頼もう。(彼女の目元に滲んだ涙を親指で緩り拭っていれば、自身の目頭まで熱くなるのを感じる。けれど涙はぐっと堪え、確りとした口調、柔らかな物言いで言葉紡いで)
 

76: 歌仙兼定 [×]
2018-04-24 07:20:04

 
僕の唯一の、大切な主へ。

季節は巡り巡って再び躑躅が咲く季節だね。今君は元気にしているのだろうか。……なんて、あの花を見る度に少しだけやるせない心持ちになる。

さて、僕は君に言わなければならないことがあってね。早速だけど本題に入ろうか。…色々あって、僕はもう此処には来られなくなるんだ。だから、一方的にはなるだろうがせめて一言だけでも、と思い足を運んだ次第だ。

ありがとう。数ある名刀の中から僕を選んでくれて――…見つけてくれて。君との日々は本当に楽しくて、愛おしかったよ。だからどうか、愛しい君よ。…未練がましいとは思っているんだ。けれど、僕を覚えていてほしい。僕と過ごしたあの穏やかで優しい時間を、どうかひっそりと頭の片隅にでも置いておいてほしい。僕は、君以外の主を持つことはこれから先もきっと無いだろう。僕は貴女のための、貴女の為だけの刀だから。……貴女の初期刀になれて良かった。さようなら。ありがとう、すみれ。
 

77: すみれの花 [×]
2020-05-04 22:55:35

歌仙へ。

此処へ来られない、ということは、もうこの返事も貴方の目に留まる事はないのでしょう。読まれないままでも…それでも良い。私の想いを此処に残していくね。
貴方を忘れることは、この先ずっとないから。貴方が私を忘れてしまっても、私が歌仙を覚えてる。

さようなら、を受け入れられない弱い私でごめんなさい。
私が今どんな言葉を紡いでも、薄っぺらいと思われてしまうかもしれない。けれど、最後に一つだけ、伝えさせてね。愛おしくて、貴方を失うのが怖くなるほど…大好きでした。重いと思われるのが怖くて結局最後まで伝えられなかった。愛しています…歌仙。
私を選んでくれてありがとう。私をずっと、貴方の傍に、心だけでもどうか、歌仙の傍にいさせてね。

78: すみれの花 [×]
2021-10-05 03:42:41

貴方を忘れようなんて最初から無理だと分かりきっていたけれど、こんなにも貴方の存在が私の中で薄れないとも予想してなかった。
大好きです。歌仙。今も。これから先も、ね。
どうか貴方が幸せでありますように。

79: 歌仙兼定 [×]
2022-01-14 00:07:53

 
身を切るような凍える日々を君は如何お過ごしかな? ……なんて、久々の挨拶にしては素っ気ないだろうか。此処を覗いたのは本当に気紛れで…、君が言葉を残しているから驚いたよ。素直に嬉しかった。別れを告げてから僕もそれなりに色々とあってね、何とか余裕が出てきた所さ。それで、ふと懐かしくなって見に来た。
すみれ、僕のことを覚えていてくれてありがとう。長らく身体を動かしていなかったから口の回りも些か鈍くなっているけれど――それが君以外を主にしていない証明になるだろうか(ふふ、)

どうか、愛しい君が健康で楽しく幸せに日々を過ごせていますように。…温かい気持ちをありがとう。また時間が許せば覗きに来るね(とろりと眦和らげて、)
 

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