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こんなの自分じゃない!/1690


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自分のトピックを作る
1603: 近侍の日記 / 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 08:14:12

1月27日 雨

『奴等が怪しげな行動を取っていたが、刀を抜く前にへし切に腕を掴まれた。上手く聞き取れなかったが、向こうは俺と話し合いたいそうだった。だがそんなものは今更だ。俺は奴等と話し合う気は無い。ここで叩き斬ってしまいたかったが、俺はこれ以上へし切の顔が見れず逃げるように部屋から出た』


1月28日 曇り

『主が殺された。俺がほんの数分目を離した隙だった。少しでも冷静になる為にこの文を書いているが一向に思考は纏まらない。主を殺した奴等は俺が殺した。昨日に実行しておくべきだったのに俺は…。最後まで刀を抜かずに止めようとしていたへし切が先程から何かを訴えている。この本丸も俺とお前だけになってしまった。_、疲れた。今日はここで筆を置く』


1月29日 快晴

『死ぬ前に書く文とは遺書と言うのだろうか?まあ、これから死ぬのだからどうでも良い事か。俺達は人の形を得ているが所詮は刀、刀とは主を守る為に在る。心など有って無いものだ。なのに奴等はそれを履き違えた。刀である事を忘れて、自身の保身の為に主を殺した。どんな主であろうとも使われ守るのが刀の役目だろう。だが、俺は主を守れなかった。使えない刀などただのなまくらだ。今日は晴れか、腹を斬るには丁度いい』

――

…。
(このページは他のページと比べて字が乱雑で所々赤黒い染みが付着しており読み辛く。また日記の文はこれを最後に途切れており、捲っても日付は更新されておらず、本当にこの文章通りの事が起きてしまったのだろうと察する事が出来て、自身は何も言えずに黙り込んでしまい)

1604: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 09:10:01


(ここにいた刀は近侍の長谷部くんが主を守るために折った。そして最後には二振りの長谷部くんが残り、本当に最後まで残ったこの本丸の唯一の刀は亜種の長谷部くんだったということが分かって。誰が正しかったのか、それは自分には分からずにいて。ここに最後まで残された亜種の彼はどのような気持ちだったのだろうと眉を寄せ)

1605: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 11:53:11

…。…ん?
(暫く沈黙していたものの日記を閉じる際に、ふと日記の表紙とブックカバーの間に僅かだが膨らみがあって何かが挟まっている事に気付き。指を入れてそれを取り出せば、真新しい一枚の紙で。「…折り畳まれた紙?」と呟けば何か文字でも書いてあるだろうかと開こうとし)

1606: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 12:05:54

…手紙?
(ここに置かれている紙や日記とは違いまだ新しいような折り畳まれた紙を見ては首を傾げ)

1607: 燭台切光忠(壱)/ 誰かの手紙 [×]
2016-06-30 13:11:33

…手紙、か。如何やらそのようだね。
(皺一つ無い紙で誰も触れた事が無いと察する事が出来、それを開いてみると中には文字が書かれていたので相手が言ったように手紙だと分かり。宛名などは書かれていない為に「…誰が書いたんだろう?」と呟けば内容を読んでいき)

――

×月×日

『勝手な事だが日記を読ませて貰った。お前が生きていたら非常識だと怒ってくれそうだが、お前はもう怒ってすらくれないな。…全ては俺の言葉が引き金だった。俺があんな風に言わなければ、本丸の仲を引き裂く事もお前を追い詰める事もなかった。何度も修復を試みたが俺の言葉はお前には届かなかった。…いや、当然か。真実とは言え、俺が先にお前が慕う主を裏切ったのだから。…やり直せるのならやり直したい。今度は上手くお前に伝えるから。そうすればきっとお前が、皆が折れる必要など無いはずだ。やり直したい。過去を変えたい。だから、だから俺は__』

1608: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 13:55:56

…長谷部くん?
(手紙の内容からしてこの本丸に残った最後の一振りである亜種の彼の手紙であろうと直感的に分かり。そこからは彼の後悔などが滲み出ているようで。ああそうか、ここから彼は歴史を変えようと思ったのだろうと原因が分かった気がして)

1609: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 18:08:50

…そうだね、この内容からして亜種の長谷部くんが書いた手紙だろうね。
(手中の手紙を見ては懺悔にも似た内容に何とも言えない複雑な気持ちになり、上記をぽつりと零して)

1610: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 18:48:32

…これが理由で歴史修正主義者に…誰も悪くないんだよ、きっと。ここにいたみんなが自分の信念を元に動いた結果がこうだっただけ。亜種の長谷部くんがひとりで抱えるにはきっと大きすぎた
(ただ仲間を、主を救いたかった。それでも良い方法が思い付かずにぶつかり合い自分たちが正しいと信じて今となっては過去になってしまった出来事。その頃はまだ顕現して間もなかったであろう亜種の長谷部くんにとってはまさかこのような結果になるとは思っていなかっただろう、それをただ独りで抱え込み過去を変えたいと願ってしまった結果がこれならばどれだけ酷だったのだろうと誰に言うわけでもなくただそう呟いて)

1611: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 19:27:42

…光忠くん。
(手紙の内容を読んでそう呟く相手に、こちらもやはり複雑な気持ちで言葉を聞いていて。少し考えた後に亜種の長谷部くんの手紙を元通りに折れば相手へと差し出して「…この手紙は君が持っておいた方が良いかもしれない」とそう伝えていき)

1612: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 19:40:12

…僕が?
(折り畳まれた手紙を渡されると自分が持っていていいのだろうかと少し躊躇ったものの、受け取ると頷いて「分かった、僕が持ってる」と述べ)

1613: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 19:53:15

うん、そうしてくれ。…たぶん、この手紙が後から立ち入り調査をする政府の人に見つかったら厄介な事になると思うから。
(この内容を見られてしまえば政府に亜種の長谷部くんが目を付けられる事になると予想出来、本当はこんな事などタブーだが事情が事情だと思い相手に手紙を託す事にしていって)

1614: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 20:31:19

そうだね、そんなことになってはそれこそ危険だ
(もしこの手紙が政府の手に渡れば、この元凶となったと亜種の長谷部くんをどんな手を使ってでも探し出し捕らえるだろうと思うとこれはしっかりと自分が持っていなければとそう言って大事そうに持って)

1615: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 22:36:16

…さてと、他に調査したい場所はあるかい?時間的に後一つなら行けそうだよ。
(燕尾服のポケットに入れていた時計を取り出して現在の時刻を確認すれば、倉庫か中庭か炊事場と行ける場所を相手に提案していき)

1616: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 23:34:13

うーん…そうだね、ゆっくりと中庭でも周ってみないかい?
(立ち上がり次は何をしようかと考え、何かの収穫を得るためにこれ以上ここを荒し回ってもここで眠っているみんなに怒られてしまうかもしれないなと思いそれならみんなが過ごしたであろうこの場所の憩いの場であったかもしれないその場所を指定して)

1617: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-06-30 23:47:10

中庭かい?オーケー。
(相手の選択した場所を聞いては頷いていき。しかしこの場所でゆっくりと出来るのだろうかと思いながら、直感的に倉庫よりかはマシだろうが中庭も充分に嫌な予感がすると考えつつ、近侍部屋を出て廊下に貼られた地図を確認すると中庭に向かって歩き出し)

1618: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-06-30 23:57:02

…本当はここのみんなを供養できたらいいけれどあまり触れてしまってはいけないだろうからね
(ここにある錆びてボロボロになった折れた刀らしいにみんなの記憶は染み付いているのだろうと思うと異常に干渉してしまいこちらに影響が起きてしまってはいけないだろうと苦笑しながら、やはりゆっくりとなんて見れるわけが無いかと荒れ放題になった中庭に足を踏み入れて)

1619: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-07-01 06:48:03

…供養、ね。それはたぶん_…あ、やっぱりか。
(恐らくそんな事は自分達がしなくともと思いながら荒れ果てた中庭に目を通していると予感が当たり、中庭の一角に幾つかの墓石のような物を見付けたのでそちらへと向かい)

1620: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-07-01 07:39:03

あ…お墓?
(何かに気付いた相手を横目にその視線を追えばお墓らしいそれを見つけて。多分これは長谷部くんがしたのだろうと思いながらそう言って)

1621: 燭台切光忠(壱) [×]
2016-07-01 08:03:14

そうっぽいね。…日記から察するに、近侍の長谷部くんが作ったと言うよりかは亜種の長谷部くんが作った可能性が高いね。
(墓石と言ってもどう見ても素人が建てたと分かるその複数の石は中庭の中でも日陰になる部分にあり、ここは墓地かと思いながら墓を調べようとしていって)

1622: 燭台切光忠(弐) [×]
2016-07-01 09:33:14

彼なりの供養だろうね、これならみんなもきっと大丈夫だよ
(彼はこの墓を作りながらどのような気持ちだったのだろう、でもこれなら放置されるよりもずっとマシだろう。堕ちる前だとしても彼は優しい刀であったに違いないと思いながら同じように調べ始めて)

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