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パロ松さん ! / 非募/89


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自分のトピックを作る
39: チョロ松 [×]
2016-01-10 01:43:56


っ、…皆よりっ、…い、一番…( ぼそ、顔背け )…あはは、悪いのはおそ松兄さんなのに( ぎゅう、頭わしゃわしゃ )


っ…ちょっと、邪魔だからっ
( わお、と自分とは思えない程の情けない声がでた。いやはや、分かってはいたが華麗にとでも言うべきか。サラサラと流すかの様に一人、また一人と敵を倒していく。何度も何度も乾いた音が響いて、恐らく下の階にいた残りの奴等も直ぐに上がってくるだろう。その前に片付けなければと余裕そうな彼横目に近場にいた敵を蹴り飛ばしたり銃口を向け引き金を引いたり、着々と片付けていきながらふと彼の方を見れば彼の真後ろに刃物を降りかざそうとする男の姿。気づいているだろうに、わざわざ此方に手間を掛けさせないでくれ。気付かなかったら刺されてたよ、なんてじとりとした視線で訴えつつも其処を退けと言わんばかりにそいつを撃ち。崩れおちるそいつに寄れば邪魔、だなんて呟いて退かそうと蹴り倒し。相手のに自分の背中を預ければ「… 早く片付けないと、下にまだいると思うから。…逃げるなら今の内だけど、どうするの?ボス」と答えは分かっていると言わんばかりの悪戯っぽい笑み浮かべつつそう伝え。にしても何人いるんだ、撃っても撃ってもきりがない気がする。よくもまぁこんな狭い部屋に隠れていられたものだ、というか何故それに直ぐ気付かなかったのだこの長男は。それとも気付いていたが気にしなかったのか、どうせ僕が来るという事もお見通しだったのだろう。器用にもそんな事を考えながら何度も何度も引き金を引く。こんな大人数を相手にするのも、銃を使うのもやはり慣れない。しかし何故か彼が同じ部屋にいるというだけで安心する、これが長男なのか。流石と言って良いのか悪いのか、それにしても彼は遠い距離から敵を狙っている。恐らく僕に配慮してうれているのだろう、其処も彼らしいと言えば彼らしい。あぁ、僕もこんな風に格好よくなれればいいのに。考えている間に部屋は真っ赤に染まって、壁や床は血が飛び散っていておぞましい程。それも見慣れてしまった景色であり、なんとも残念な事に服が一部赤く染まっている。最悪だ、と小さく舌打ちしては怒りをぶつける様に無意味にも既に息をしていない男を思いきり蹴飛ばしてみて。)


あたっ、ちょっと…わかったから、そんな事で怒らないでよ…( 額抑え、じ )え、格好いい?格好いい…?( はわわ、/ 二回目 )

40: おそ松 [×]
2016-01-10 14:50:18



...うん、知ってるー。( ふはっ / 頭ぽふ )だってカラ松と行くとかナシじゃん!俺以外は駄目なのー!( むうっ / 嫉妬か )



取引は無しになったんで勿論ぶっ潰しまーす。
( わかりきっているのに問いかけるところもその際に悪戯に微笑む表情もたまらなく愛おしい。つられるようにして思わず自分も口角を上げれば引き金を引いた。敵側にかすり傷一つ付けることすら許さずに最後の一人、責任者なのかボスだか知らないが怯えている目前の相手に笑顔の模範解答とでもいうような素晴らしい笑みを浮かべアデューだなんてどこかの国のさようならを意味する言葉を吐き出して遠慮なく脳天を打ち抜かせてもらった。多分後からやってきた者も合わせれば二十人くらいいただろうに。自分達の十倍もの人数がいてそこそこ経験もある者でいたのにも関わらずあたりは血祭りの後の静けさであった。背を預けていた彼のほうへと向きなおる。極度の潔癖症を患いアホ毛すら許さない彼のシャツが珍しく朱に染まっていた。そして普段ならば足でさえ触れもしない死体に強烈な蹴りを入れる。これは相当そのシャツの汚れが頭にきているのだろうか。シャツの一枚や二枚、買うことなど容易いはずなのにこうも苛立っている姿を見ると改めて今後も自身の服を汚すことに気をつけなければならないなと思う。なるべく倒れている者たちを踏まないように気をつけて彼の傍に駆け寄りその隣へと立つ。誰よりもしっくりする我が右手を労うようにそっ、と頬へ触れた。自分が触りたかったから触ったというのはまた秘密。いつかの射撃でシャツと一緒に飛びついたのか、白くて綺麗な頬には血が付いている。まあ己が付いていたとしたら全く気がつかないようなほんのミリ単位の付着だ。それも色が掠れているほどの少量である。だがいかんせん納得がいかない。この白い頬を赤色に染め上げるのは自分だけで充分であろう。何故他者からの血など薄汚い者で彼の頬を汚されなければならないのだ。独占欲の強い現れなのか、指先を滑らせればしっかりとその頬の血を「チョロちゃんほっぺに付いてるよー。」と間抜けた声と声音とは裏腹に死人に対してのむかつきを感じながらに拭い取ってやった。ともあれ取引に来てやったのに裏切られるとは悲しい話である。まあ壊滅させてはやったが。そんなこんなで今日の仕事はこれで終わり。だなんて効率の悪いことはしないのが己である。実はここのファミリーを潰して欲しいとの依頼も入っていたのだ。それを端末で向こう側へ連絡をすればすぐさま報酬を受け取りに来て欲しいとのこと。このファミリーは以前から世話になっていて報酬もきちんと渡してくれるなどと信頼はできるところだ。是非とも今から伺いたい。だがしかし、この壊滅を依頼したファミリーのボスは己の右腕で愛おしい他ないチョロ松を大層気に入っていた。きっと仕事ができる優秀な部下だからじゃなくてそれは好意だ。今傍にいる彼を連れて行くのは気が引ける。あからさまなその好意に彼も気がついているはずだ。かといって彼に先に帰るよう言ったところですんなり聞き入れてくれるだろうか。兄さんに護ってもらわなくても自分で何とかできるから、とか言ってついてきそうでならない。とりあえず説明はしておこうと実は依頼されていてたった今壊滅させたと連絡を入れたらすぐさま報酬を取りに来て欲しいと話しをしてから一拍間があって行くかどうかを問いかけ。)

本当お前はずるいよなー。格好いいんだよ?確かに格好いいのにその中に可愛さがあるとか反則かよ。( むっ / そこ )うー...んー...まあ今回はお前自身も格好いい節がある。( こくり / 腕組みうんうん )



41: チョロ松 [×]
2016-01-10 16:14:09


な、お前っ…!( かあぁ、げしっ / 強烈な蹴り )はいはい、分かった分かった( 頭ぽふ、/ にっ )


…いや、それ何処の言葉だよっ
( 早い。今まで側で見てきたとはいえ彼の行動は一々早すぎた。なんだか今日は何もしていない気がする。自分が声を掛けるとまぁ分かりきっている事ではあったが、いつの間にか既に動いている者は僕達二人以外居なかった。暫くぽかん、と目を何度か瞬きさせるだけだったが状況を理解すれば小さく溜め息をはいて一言。アデューってなんだよ。格好つけか、何処ぞの次男ではあるまいし。全く何格好よく終わらせようとしているんだこの長男は。そんな事をしなくても既に格好いいというのに。というか自分も自分ではないか、普通ならば大丈夫?と心配の言葉を一つや二つを掛けるのが兄弟であり仲間であろう。しかしなんだ、そんな言葉無しにいきなり全く関係の無いことに食いついてしまった。まぁ、そういう気遣い等する必要はない。彼だからこそ、そんな事を言えるのだと考えれば丸く納められる様な気もする。それが他の兄弟だったら先に怪我の心配をしてしまう僕が言うのだから、大方間違ってはいないと自分に言い聞かせ一度頷く。にしてもどうしようか、シャツに血がべっとりとついてしまった。これ一回ついたら取れないんだよ、全く今まで何度駄目にしてしまったか。なんだか名残惜しい気もするがこれは家に帰ったら捨てなければならない。部屋が狭すぎるのだ、なんでこんな狭い部屋の中でこんな人数を相手にしなければならないのだ。それ程面倒な事はない、部屋が狭い分密集してしまっている。それなら返り血を浴びないように、だなんて至難の技だ。どうせ彼は自分以上に血を浴びているのだろう、なんて振りかえってみればなんと凄く綺麗なままではないか。いつもは真っ赤になって帰ってくる癖に、自分に気を使ってくれたのか。本当に、そういう所が彼はズルい。ふと頬に何かが触れ、一瞬ビクリと肩を揺らしそちらを見ればいつの間に此方に来たのか彼の手が頬に触れていた。掛けられた言葉にはっとすれば、服だけでなく頬にも血がとんでいたのか。今後気を付けなければ、と溜め息をつき間の抜けた声で話す彼にどうも、とだけ小さく呟いて。何やら端末で誰かと連絡をとりはじめた相手に迷惑にならない様にと一人部屋から出ては階段を降り彼の乗ってきたであろう車へと向かい。よいしょ、とトランクを開ければ二人で行動する事が多い為に予備にと置いておいたシャツとベストの替えを手に取って。流石にその場で着替える訳にもいかないので、持ったままもう一度中へ戻れば水道を見つけるなり顔を洗ってそれに着替え。何度も行き来するのは面倒だ、袋にいれトランクに直しては鏡で髪が乱れていないか等確認した後に車の鍵を閉めてまた二階へと。全く鍵は閉めておけといつも言っているのに、相変わらず不用心である。部屋に戻ってくれば何処か鼻につく鉄の臭いに思わず顔をしかめるが、何やら此方に説明を始めた彼。内容を適当に聞いていれば、ふと聞こえたファミリーの名に硬直し。いつも世話になっているそのファミリーから、此処の壊滅を頼まれた事は知っていたが。まさか今から其処に行くのか、なんてタイミングが悪い。行かなくていいものならば行きたくない、こんな事ならば先に連絡しておけば良かった。先日二人でそのファミリーに出向いた際、彼が一度退室した時にそのボスからうちに来ないか、と声を掛けられていた。もし此処でそっちに入る事が出来れば裏の顔も知ることが出来るだろう、しかしこのボスは以上にベタベタしてくる為気が引けてしまう。その時に考えておきます、だなんて答えた僕が馬鹿だった。その事はまだ彼にも、ましてや他の兄弟にも相談をしていない、サラリとその話題に向こうが触れでもしたらどうだ。確実にこの長男が黙ってはいない筈、しかも返事がない場合はどんな手段を使ってでもと言われていた。そういえば、あぁ。あれからほとんど音信不通だった。絶対に行きたくない。自分のせいで僕ならともかく、まぁ無いだろうが彼や兄弟に手を出されてしまったらたまった物ではない。しかし行かない訳にもいかないのだろう、なんとしても隠し通さなければといつも通りの笑みを浮かべ「良いよ、なら僕も行く」と一言。恐らく今から来いと頼んだのは僕の事もあるはずだから。此処で行かなければ自分のせいで何か大変な事に巻き込まれる気がしたから、なんとかけりをつけなければと刀を強く握って。)

え、だから格好いいのは嬉しいけど可愛いは嬉しくないから…( じと、)よっし、格好いい…!やった、格好いい!( ガッツポーズ、にっこり / やめ )

42: おそ松 [×]
2016-01-10 19:37:10



っぐふ!?...ぐうっ、ナイス蹴り...。( お腹抱え / プルプル )ほんっとうにわかってんのかよー?お前クソ童貞だからなー。( じと / お前も )



チョロ松...。
( 自身とお揃いである武器の刀。それを握りしめる力が強くなったのを見逃さずに今は何も手にしていないほうの腕を引いて抱き寄せる。相変わらずしっかりと食べているか心配になる身体つきだ。ほぼ体型は変わらないと思っていたのに触れてみたら自身よりも細い腕に鍛えられているにも関わらず細長くてしなやかな脚。この脚は己でさえも敵わないほどの強者だ。腕の中にすっぽり収まってしまうその身体。不意に抱き締める力を強めた。確かに今から出向くファミリーの者たちには大変お世話になっている。彼方も此方も互いに両者を信頼しているし向こうのファミリーは極端に金持ちだ。主な収入源といったっておかしくはないだろう。いつも有り余るほどの報酬に困ってしまうほどだ。でもだからと言って我が弟の一人でも、ましてや今抱き締めている特別な弟を奪い取られてしまうのとは話が違う。お世話になっているといったって苛立つものは苛立つしその場で撃ってしまいたいと思ったことだって何度もある。きっと自分が見えぬところでもベタベタと気安くしつこく触れているんだろう。彼が魅力的なのはとうの昔から己が知っているから手を出してしまうのもわからなくもないが自分が触れるのと他者が触れるのは全くもって意味が異なる。以前彼方へ行ったときだってわざわざチョロ松の隣へ座ろうとするしふとしたことで退室した際に密着したのを横目に見たのも知っている。そのときは思わず端末へヒビを入れてしまった。あからさまな行動からにじみ出る好意に独占欲の塊といったって過言ではない己が腹立たないわけがないであろう。ずたずたに斬って跡形もなく燃やしてしまおうかと思った。それでも今までこうして我慢できるのはやはり使い物になるから、手を切られたって別に構いわしないが多少は不便になる。定期的な収入源も失くしてしまう。それは困るだろう。武器にしたって人を雇うにしたって作戦を立てるときにしたって金がかかる。だから何とか笑顔でやり過ごして平静保ってやれてきた。まあ兄弟誰かしらに傷又は手を出した時点でぶっ潰す気は満々ではあるが。彼方のボスのやつに気に入られてしまったのがよりによって彼だなんて。何とも遣る瀬無い気持ちでいっぱいである。抱き締める力を弱めて頬に触れては此方向かせるように優しく上へと誘導した。己よりも少しだけ小さな黒目と白い肌に薄い唇。他の誰でもない彼の全ては自分のもの。瞳を見つめていれば唇を重ねる。それから強引に唇の間をこじ開けて乱雑に舌を入れた。腰を抱き寄せて頬に触れたまま舌を絡める。まるで彼は俺のものだというように、見せつけるように。まあそんな見せつける相手、この生臭い地の香りが漂う部屋には誰一人としていないというのに。無意味だとわかっているも求める本能は止めれずに。)

ははっ、だから可愛いって褒め言葉よー?あ、そうそう!んね、この後さチョロちゃんにモブボスがセクハラして俺がガチ切れするっていう展開はどーう?( 首傾げ / 俺得物語 )...んー、やっぱ超絶可愛い。( じー / おい )


43: チョロ松 [×]
2016-01-10 21:38:46



…どうも( じと、見下し / こら )なっ、分かってるよ!童貞童貞言うなっ( くわっ、/ しかし事実 )


っ…おそ松、にいさっ…
( あぁ、彼は本当に意地悪だ。どう誤魔化そうとしてもバレてしまう、きっと先程刀を握る力を強めたのに気付いたか、もしくは浮かべた表情を間違ってしまったか。不意に腕を引かれ抱き締められれば、身動きが取れなくなってしまった事に顔をしかめ。しかし嫌ではないのだ、寧ろ嬉しいと思ってしまう。何よりも誰よりも愛しい彼の言うことならば、例えそれがどんな物でも従うのが自分だ。それは彼がボスだからだという理由ではない、紛れもない自分の意思である。理由なんて分かりきっている、それは勿論彼が好きだから。そんな事本人には言えないが。彼に抱き締められるだなんてこんなに幸せな事はない、六つ子の筈なのに彼はどうしても違って見える。何処か力強くて、まるで父親の様で。しかしタイミングが悪すぎる、今なんてあのファミリーのボスと顔を合わせなくてはならないという事実に絶望しつつも覚悟を決めたところだったのに。ふと抱き締められる力が弱まったと思えば、大きくて暖かい彼の手が頬に触れて。上を向けと言っているかのようで誘導されるがままに少しだけ首の角度をあげ。ふと強引にも唇を重ねられれば思わず目を丸くして体が固まってしまう。無理矢理唇をこじ開けて入ってくる彼の舌が自分の舌に触れれば慣れない感覚に体がビクリと反応してしまって。しかも腰を抱き寄せられてしまえば、力では彼に勝る訳がなく完全にされるがまま。本当にズルい。こんな事されてしまってはあんな所等行きたくなくなってしまう、彼から離れたくなくなってしまう。息苦しさからなのか、それとも彼奴の側になんていたくないという自分の意思なのか目尻にたまった涙が不意に頬を伝えば、体から力を抜いて彼に身を委ねる様に背に手を回し。ずっとこうしていたい、このまま彼に触れていたい。あぁ、何故僕なんだろう。何故あんな奴に好かれてしまったのが僕だったのだろう。わざとらしく僕に触れる彼奴に、どうして嫌でも笑顔を向けて居なければならないのだろう。そんな事考えはじめれば最後、頬を伝う涙が止まらなくなってしまって。こんな事じゃ彼どころか、いつかきっと他の兄弟にも迷惑掛けてしまう。そんなこと絶対に許される事ではない。僕は兄弟達の為に我慢しなくてはならないのだ、だから涙なんか流している場合ではない。そう言い聞かせれば、息が続かない事もあり相手から離れなければと彼の服をぐいと引っ張って。 )


嬉しくない!え、モブボスにセクハラって…マジか。別に良いけど、ちゃんと助けてよ?( じ、/ あら )…は( ちら、ぽかん )

44: おそ松 [×]
2016-01-10 22:47:20



...ってぇ。もうツンデレさんなんだからぁ。( うりうり / 懲りろ )ほら怒んないでよ、13話で大活躍だったシコ松君。( 手ひらひら / おい )



んっ...ごめん。そんじゃ、行くぞ〜。
( 彼に服を引かれやっと正気に戻った。唇を離して名残惜しくも身体からも離れる。生理的な涙が意図的な涙か。彼の頬を伝うその涙を指で拭ってやればいつもと変わらぬ笑みを浮かべ緩んだ声音で告げると腕を引いて階段を降りていく。しまった、やりすぎた。己の本能のままに行動してしまったことを今更ながらに後悔をしてため息を吐いてしまう。未だに彼に対する特別な感情を伝えてもいないのによくもまあこんなにも独占欲丸出しな口づけが出来たものである。彼、チョロ松のことになるといつも歯止めがきかない。否自分でもやばいと思いつつきかなくなってしまう。高校時代のとき、一度会ったのだ、その典型的なことが。確か同じクラスの男子生徒だったろうか。彼奴は昔っから異性ではなく同性から好かれることが多かったような気がする。それでその男子生徒が彼に恋心を寄せているとそんなことを知ってしまった俺はチョロ松の靴箱にあった置手紙を勝手に読んで勝手にそこへ行ってまだ抑制も出来ない思春期だったからか赴くままに気絶するまで殴った。だってあからさまなアピールをしていて彼奴も嫌がってた。何しろ俺のものという意識が強くて周りに兄弟の一人もいない空間はストッパーがいないわけで心置きなく殴った、そんな黒歴史になり得る思い出がある。今はもうある程度年も食ったしこんな社会で生きているのだ、抑制くらいできるようにもなった。それなのに今回は抑えもきかせないで。加えて十年以上の片想いのこの気持ちも伝えていやしないのに。まあ背中に手を回されたときもしかしてとも期待したけれども。柄にもなく深く考えながら黒塗りの車へ向かいドアを開けようとすれば突っかかった。ああ、きっとまた閉め忘れて彼が閉めてくれたのか。こういう世話焼きなところも好きな理由の一つである。何故だかそれで緩んだ表情浮かべながら鍵を受け取れば車内へと乗り込んだ。勿論運転席に座るもなかなかエンジンを切るのが億劫である。誰が好き好んで己の好きな子を好きだという所謂恋敵とでもいうべきか。その相手の元へ仲良く二人揃って出向かなければならない。また自分はあのベタベタスキンシップを目前で拝まなければいけないのか。本当に今日という日は何の厄日であろうこと。でも仕事は仕事。そろそろ車を出さないと彼にも疑われてしまう。全く乗り気ではないが仕方のないことに渋々エンジンをかければおもむろに目的地を目指す。その片手間苛々を少しでも減らすように煙草を吹かし。)

おっし!これで心置きなくセクハラできるな!( ぴーす / てめぇ )...兄ちゃんを誰だと思ってんだ!お前大好きチート長男!松野おそ松だぞ!だから大丈夫、安心しろ。( にひっ )レイカのときもそうやってはしゃいでるお前のが何倍も可愛いと思った。( にへ / にゃーちゃんだって )


45: チョロ松 [×]
2016-01-10 23:59:36


誰がツンデレだっ、絶対違う!( むす、/  )っあぁぁぁぁぁ…、くっそコラ長男てめぇ…!( べしっ、/ 頭はやめろ )


…ううん、大丈夫
( 唇が離れれば乱れた呼吸を整えようと大きく息を吸い込み。情けなくも頬伝う涙を拭おうとするも先に彼がそれを拭えば目を丸くし相手をぽかんと見つめ。いつも通り笑みを浮かべ腕を引かれれば引っ張られる様に着いていき。力が抜け手から落ちそうだった刀をぎゅ、と握りしめれば先程の事を思いだし薄く頬を染め。この気持ちには気づかれているのであろうか、いきなりあんな事されてしまっては期待してしまうではないか。ぶんぶんと首を左右に降りつつ階段を降りて。車の前に辿りつけばドアを開けようとするもそれがあかなかった事に気づけば、そういえば鍵を閉めていたのだと薄く笑み溢してしまい。彼に鍵を手渡しては助手席に乗り込み。はぁ、と小さく溜め息を溢せばなんだかまだ唇に何か触れている気がして指でゆっくりなぞってみる。相手が隣にいる事を思いだしハッとすれば手を膝の上に置きあからさまに焦った様に背筋をピンと伸ばして。それにしてもなかなか車が動かない、どうかしたのだろうか。ちらりと相手を見ればなんだか苛々している様で声を掛けるのも気が引けてしまい静かに車が動き出すのを待ち。ふと車が動きだせば相変わらず荒い運転だなぁなんて薄く笑いつつ窓の外眺め。煙草を蒸かす相手に「…体に悪いよ、おそ松兄さん」だなんて自分も喫煙者である身でありながらからかう様に口にしてみて。ふと自身の端末が震えれば何事かとジャケットから取りだし電源をいれ。メールが一通だけ届いているらしく、まさかとは思ったが恐る恐る開いてみれば予想通り。やはり例のボスからではないか。内容等読みたくもないが渋々目を通せば勿論君も来るよね?だなんてそんな一文。あぁ行ってますよ、というか今向かってますよ。全く面倒だ。怒りから危うく端末を握り潰しそうになったが、それを抑え小さく舌打ちして。隣の彼に内容を見せる訳にもいかず、それを削除すれば隠す様に電源を落としもう一度ポケットへ忍ばせ。全くあのボスの相手はなにより扱いが面倒である。というか一体いつの間に僕のアドレスを入手したのだ、そういえば以前勝手に端末を奪われた事があった気がする。本当に嫌だなぁ、なんて内心思いつつも此処から彼処迄そう時間は掛からない。もう直ぐにでも着いてしまう距離で、そんなことに絶望しつつも座席にもたれかかって。 )


おい、今何つった( じ、)…うわ、なんか怖い。まぁそれなら良いんだけどさ( はぁ、/ こら )にゃーちゃん( 半ギレ、にっこり / おい )っ、可愛くなくていい…( ふいっ、)

46: おそ松 [×]
2016-01-11 00:40:37



ああ、そっか。チョロ松の場合はツンツンツンデレだな!( 手ぽん / 違う )いったいって!俺が馬鹿になるのはお前のせいだぁあ...うぅっ。( 頭抑え / ざまぁ )



...吸わなきゃやってらんねーっての。
( 体内へ煙草の煙を吸い込めば隣の助手席へ座る彼の顔へ白い煙を吐き出す。愛しい人物へ煙草の煙を浴びせるのは今夜お前を抱く、とかそういった類の意味があるらしい。自分はそれをわかってわざとかけたがさてはて案外鈍感な鈍いところがある彼が気づいてくれるかどうかなどさも知れず。しかしこういうときに限って今朝のような渋滞が起こってくれやしない。止まりもせずにどんどんと車は目的地へと進んでいく。本来ならば嬉しいこの他ないことだろう。自分だって待つのは嫌いだ、こんな幸運があってたまるかと思いたいの山々なのだ。信号が赤色になり止まる度に渋滞になってくれないかとこのまま赤信号が続いてくれないかとただそれだけを懇願する。なるべく目的地へ着く時間を遅らせたくてならないし隣に座る愛くるしくて仕方がない彼を連れて行きたくない。もういっそこのまま二人で何処か遠くまで行ってしまおうかと思った。何処かの駅で降りてそのまま知らない街まで二人で行って。まあそんなことは考えるだけ。父のファミリーを受け継ぐのは皆が同意の上で自分。というかほぼ今もボス状態だが。作戦も指示も行うのは自分。自然と兄弟のことは自身がいなくたって大丈夫だろうと思った。自分は連れ去ることが出来ない。いろんなものを背負ってしまっている。でもきっとそれは彼も同じでもしかしたら自身よりも背負うものがあるかもしれないし。自分達が此処へ離れる理由はあまりにも小さすぎるだろうか。そんなことをふと思いながら走行しているとついに止まったのは目的地へ辿り着く前の最後の赤信号だった。この信号が青に変わってしまうと車内から降りてあの彼に汚い好意を寄せる彼奴の元へ嫌でも行かなくてはならなくなる。自分は別に害はない。ただヘラヘラ笑って報酬を受け取れば良いのだから。でも彼はチョロ松は違う。多分自身は金を受け取り次第何らかの理由付けをされて退室を強いられるだろう。その間に汚い手で彼へ触れるのだろう。想像しただけで、ああ、腹立たしい。苛々が収まらない。間違って出会った瞬間に撃ってしまうかもしれない。もう本当に今日は何かしたらただじゃおかないようにしてやろうかと考える間も無く車はすんなりと目的地へと着いてしまった。適当な場所へ車を停める。蒸していた煙草を吸い殻入れへと捨ててから身を乗り出して二度目の口づけを彼に落とした。苦い味がしてしまったら申し訳ない。かぷりと下唇を噛んでから唇を離す。マーキング、とでもいうように口角あげれば微笑み一足先に車内から降りた。彼も出たのを確認すれば建物の中へ進む。何人かとすれ違いながら目的の相手の部屋を二、三度ノックして顔を覗かせ「いやぁ、ご無沙汰っすー。」と笑みを浮かべる。彼は自身の背で護るように隠し。まあきっと相手にはいることなどばれているのだけれど。)


いいや、なにも。( しら / な訳 )信用してよー?格好良く助けちゃうから!( ウインクばち / ... )わあ、ドルヲタ怖ーい。( 両手上げ / 失礼 )俺、可愛いっていうのチョロちゃんだけの特別な言葉なんだけどなー。( ふふん )


47: チョロ松 [×]
2016-01-11 02:12:10



それも違うって、なんだよその変な割合!( ぎゃん、)いや違うだろ、おそ松兄さんは生まれつきだろ( じと、/ は )


うわ、ちょっと馬鹿っ…けほっ
( いきなり煙を浴びせられればいきなりの事に咳き込んで煙のせいで涙ぐんでしまいきっ、と相手睨み付けては頬膨らませ。何度か信号にあたる度にこのまま停まってしまえば良いなぁだなんて考えてしまう。暫く連絡を取っていなかった為、何か言われる事は分かりきっており。なんて考えていればもう既に着いてしまっており思わずマジか、と呟いて。仕方ない、此処まで来てしまったのだから降りなければ。小さく溜め息をつけばふともう一度唇が重なり目を丸くして。突然の事で動揺を隠せず固まってしまい、しかも下唇を噛まれれば今まで感じたことのない痛みに体を揺らし。唇が離れたかと思えば微笑み浮かべる彼にぼん、と効果音がつきそうな程の勢いで顔を赤く染めあげ。暫く固まったままだったが彼が降りたと同時に唸り声もらしながら頭をわしゃわしゃと乱し。しかし髪がボサボサになってしまう事に気付けば直ぐに元に戻すように何度か撫で付け。刀を一度抱き締めては、覚悟したように自分の頬を軽く叩き。自分も車から降り、彼の後ろに着いて歩き時々すれちがう相手と目を合わせない様にわざとらしく下を向いて。とうとう着いてしまった彼奴のいる部屋だが、彼が躊躇いなく扉をノックし始めると大丈夫だと自分に言い聞かせ刀ぎゅっと握り貼り付けた様な笑みを浮かべ。彼奴に言われるがまま部屋に入れば後ろ手に扉を閉め嫌々ながらもそれを表にださぬ様彼の隣に並んではお久しぶりです、だなんて笑ってみせて。彼が少しばかり話をした後に報酬を受け取るのを後ろでぼんやり眺めていれば目の前で気持ち悪い笑みを浮かべる彼奴の隣に立つボディガードの様な男と目が合い睨まれた気がしてさっと視線逸らし。報酬を受け取り終えた彼が隣に戻ってくれば、さっさと帰らせてくれだなんて無意味にも祈願しつつ次の言葉にピクリと眉動かし。いつもならば何らかの理由をつけ長男である彼を一度退室させる様に動かすであろうが、今日は違ったのだ。なんの捻りもなくただ彼と話がしたいから少し部屋を出てはくれないか、だなんて口にし黒い笑みを浮かべ此方を見るそいつ。視線が合ってしまえば相手が相手だという理由で逸らすことが出来ずに困った様な笑みを浮かべて軽く会釈して。今コイツと二人きりになるのは嫌だ。なんだか嫌な予感しかしないのだ、どうしても避けたい。あんなに大丈夫だと自分に言い聞かせても、あんなに覚悟を決めて此処に来たというのにも関わらず今の彼奴の表情は自分にとって恐ろしい物であり。今まで何度容赦なく人の命を奪って来たんだ、何故こんな事で怯んでしまっているのだ。変な汗が背中を伝う感触が気持ち悪い。自然と刀を握る手が汗ばんでしまい、帰りたいと思ってしまう。こんなに人が怖いと思ったのはいつぶりだろうか。嫌だ、と。行かないで、と訴える様に隣にいる彼の服の裾を引っ張る。お願いだから一人にしないでくれと、こんなことならば先に以前持ち掛けられていた話をしていれば良かった。もっと早く連絡をしていれば良かった。頭によぎるのは後悔だけ、しかしこんなこと考えていても仕方がない。僕が撒いた種だ、自分でなんとかしなければ。もう一度最後の覚悟を決め、息を吸い込んでは「…勿論良いですよ。ちょっと二人にしてよ、ボス。」と彼に笑い掛ける。恐らく彼には作り笑いだという事は簡単に見抜かれてしまう、だからそれさえも隠す様に心の其処から笑ってみた。それでもきっと違和感しか感じないであろう、彼の裾をぎゅっと引っ張っているのにも関わらずこんなににっこりと笑っているのだ。なんて気持ちが悪い。先程端末を手にした際に、もしこんな事になればと想定して幸いにも彼宛にメモを残していた。心配いらないから先に帰ってて、とただ一文。袖口に隠していたおいたそれを、裾から手を離し彼のポケットへと忍ばせる。何かあれば、もしもの時に備えていた予備の端末がある。僕だってこれでもボスである彼の右腕なのだ、そう簡単には負ける事はない。大丈夫だから、安心してという意味を込めてもう一度彼を見ては微笑み浮かべほら、と。 )


嘘だ、絶対何か言ってた( じと、)…ん、じゃあちゃんと格好よく助けてね?ボス?( ふは、)ドルオタ言うなっ…っ、なんでだよっ!恥ずかしいからっ…( 視線きょろ、/ チェリー )

48: おそ松 [×]
2016-01-11 19:02:00



まあ、良いじゃん。ツンデレ。可愛い可愛い。( にっ / ふふっ )いやそれお前らもだから!てかお前な!ちっせぇ頃は俺と一緒に悪ガキしてたくせに!( 指びし / 昔ね )



えー、また俺仲間外れっすかー?...まあごゆっくり。
( 何が二人っきりだ。何が話がしたいだ。今すぐにでも殴りかかってもしくは撃ち抜いて顔がわからないくらいにぐちゃぐちゃにして微塵にも跡形が残らなくして燃やしてこの世から存在していたという事実を消してやりたい。マフィアさながら考えることは末恐ろしいと自分でも思ってしまった。そんな腹の底見せるわけにもいかず少しの皮肉を込めてからかうような言葉をかける。彼にはわかってしまっただろうか、こんな分かりやすい皮肉の言葉。まあ目の前のボス様は自身の言葉などどうでもよくすぐさまにでも二人きりになりたいだろうから気づきもしない。はぁ、と気づかれないようにため息を吐いて立ち上がろうと力を込めたとき、不意に何か掴まれたような気がして一度視線を落とす。己のコートの裾をチョロ松が掴んでいた。どこまでこいつは可愛いんだと悶えたい気持ち、このまま連れ去ってやりたいという気持ちが交差する。そのままあと数秒でも掴まれていたら手をひっつかんで走り出してしまうところだった。徐々に力が抜け名残惜しくその手が離れポケットに何か忍ばせられた。かさりと音がしてその正体がメモだということに気がつく。二人にたもされ自身は余儀なくこの部屋からの退室を強いられてしまった。仕方がない、一度彼の手を隠れるようにしてきゅっと握り立ち上がって渋々と退室しようと扉の方へ向かった。ドアノブに手をかけたところでわざとらしくあーっと大きな声を出して見せた。退室する際の最後の意地張り。くるりと振り返って何かを企んだ不敵な笑みを浮かべ「"俺の"チョロ松なんでちゃんと返してくださいね?」と言い放ちその扉から部屋の外へと踏み出した。相変わらず性格の悪い、特に俺のというところを強調するだなんて次男でもあるまいし何処の格好つけだ。むしゃくしゃしたままにすれ違う者からの挨拶も全く無視して車のある場所へまで移動した。もしかしたら彼の隣へ彼奴が座り込んだかもしれない。そこは俺の特等席だよというよう苛立ちを晴らすように転がる小石を蹴る。勢いよく転がって誰かの車へ当たった。もしかしたら肩とか抱き寄せてるかもしれない。ふざけんな、触れんじゃねぇ。乱雑に車の扉を開けた。それで、肩を抱き寄せたらうちに来ないとか言って断っても断らなくても押し倒すんだろうか、あのむかつく対象でしかない相手は。カッとなって苛立ち募るが所詮は想像だと落ち着くことにした。煙草を取り出そうとしてマナーモードにした端末に着信が入っていることに気がつく。出てみれば末弟のトド松からだ。さてはて、本部で問題でもあっただろうか。話に耳を傾ける。聞けば今日三男のジャケットのポケットに先日使った盗聴器が入りっぱなしだった、それでずっと電源入ってたから暇だし聞いてたんだけど、ねぇ、チョロ松兄さん何されてんの?と。百発百中、こういうときだけ当たって欲しくないのに。詳しく教えて貰えば自身が想像していた通りじゃないか。先ほどまで湧いていた明らかな苛つきではなく静かな怒りが浮かび上がる。末弟へと感謝をしてから再び車を降り、鍵も閉めずに同じ場所へと向かった。また怒られっかな、車閉めてないって。見張りでいるであろうものたちを無意味に撃つ。絶好調だ。ああ、だから俺のものだと念を押したのに。苛ついてるからこその浮かび上がる笑顔を見せつつ寄ってたかる彼奴の部下である者たちを物ともせずに撃ち抜いていけば目指すのは一室のみ。)


んー...セクハラするとか言ってモブを動かすのが苦手だったわ、俺。( けろ / 力不足 )だから俺が想像したこと全部されたと思ってちょーん。( ウインクきらっ / ... )


49: チョロ松 [×]
2016-01-11 20:47:24


良くない!綺麗に終わらせようとするな!( びしっ、)いや、あれは…その、昔の事だろっ!昔の事だから関係ないっ( くわっ、/ それは違う )


…分かりました
( やめておけば良かった。彼が退室して間もなく、というより瞬時と言っても間違いではない。彼奴が立ち上がったかと思えば僕の隣に座り、いきなり肩を抱いてきた。まぁこの位ならまだ良いのだ、今までずっとこんな事され続けてきて慣れてしまっている。暫し沈黙が続いた、何か話題を振らなければならないだろうか。しかし話題と言えばあの話しかないだろう。だなんて頭の中でぐるぐる考え事をしていれば、ふと耳元で声が聞こえ思わず体が強ばってしまった。あぁ、やはりその話題ですよね。前回と全く同じ質問、苦笑いを浮かべ遠慮しますと一言。そいつも同様に笑みを浮かべれば、思った通りそう簡単にその話が終わる訳はなかった。もう何分位経っただろうか、何度断ってもうざったい程に同じ言葉を重ねてくる。もううんざりだ、何か理由をつけて退室しようか。不意に腰に手が回され、ヤバいと冷や汗が頬を伝う。やっぱりね。絶対そうだと思ったよ、僕がどれ程断っても何か策があるとでも言うように笑みを浮かべていた理由。それはもう明らかだったから。そいつは一言、君達の仲間がどうなっても良いの?と。逃げられなかった、そんな事言われてしまえばもう終わりではないか。正直、奴のファミリーに等行きたくもなかった。しかし考えてみれば流石に僕でも、兄弟の中で一番話の通じない五男でも分かるのではないだろうか。自分のせいで仲間に迷惑を掛ける訳にはいかない。結局そうなってしまった。まだ僕が断る様なら、きっと彼は僕達のファミリーとの縁を切るだろう。そうすればどうだ、そりゃあ目に見える通り抗争が起きる。コイツらには金もあるし権力だってある。僕達が負けてしまうだなんて目に見えた答えだ。だが、僕が此処で大人しく了承すればそんな事にはならなくてすむだろう。ぎゅっと握り拳を固め、ゆっくり顔を上げて隣のそいつに薄く貼り付けた笑みを向ける。ただ一言お世話になります、と。あぁ、終わった。こんな事が許されるのか、仲間達を切り捨てて良いのだろうか。しかし前から思っていた、恐らく僕一人いない位どうってことはない。だって彼等は強いから。だからもうこれで良いじゃないか、だって向こうから離れ此方のファミリーにいれば僕は必要とされるから。それならその方がいいと言い聞かせる。此方の道を選ぶ事が、僕にとっても仲間達にとっても良い選択だ。何度も何度もそう言い聞かせ、喜んでくれているのか目の前の新しいボスが口にする言葉すらも聞こえない。自然と無理して貼り付けていた笑みが、自分に対しての呆れた様な笑みに変わっていくのがわかった。結局僕はこる程の人間だと、なんだか自分を嘲笑いたくなった。なんて、感傷に浸っている間もなくいきなり反転する視界。目の前には彼の顔。状況を理解するのにそう時間は掛からなかった、そういう条件だったからね。抵抗出来ない。普通なら抵抗する筈だが、相手が相手だしこの間の約束も忘れていない。僕が此方のファミリーに入ったら、どんな事をされても抵抗してはいけない。逆に喜んでいろだなんて。意味分からない約束だったっけ。今更になって後悔した。既に頭が真っ白になって、今自分が何を考えているかすらわからなくなった。さぁ、これは僕の決めた事。目の辺りが熱くなってきた。それを抑える様に、ぎゅっと目を瞑っては覚悟を決める。すると不意に耳に入ってきた銃声。まさか、と思わず目を見開いた。一度聞こえた銃声は止むことなく、何度も何度も聞こえてくる。それが誰の手によるものかなんて嫌でも分かってしまう。本当に彼はタイミングが悪い。しかしもう遅い。目の前のそいつの言葉に耳を疑った、彼奴は敵だろ?なんてさ。鬼かこいつは、もう少し彼が動くのが早ければ。もう少し僕が答えをだすのを渋っていれば。彼を押し退けて立ち上がる、刀を握れば扉を見つめ小さく息を吐いた。まさかこんな日がくるとは、こんなの勝ち目はない。場合によっては、コイツを裏切ってしまえば良い。だがそれは今此方へ向かっているであろう、元自分のボスだった彼の考え次第。なんなら、僕は彼に終わらせられても構わない気がする。好きな人に殺されるなら、それもいい気がしてきた。というより、もう何もかもがどうでも良くなった気がして。扉が開くのを静かに待ちながら彼はどんな顔をするだろうか、なんて呑気にそんな事を考えて。)


はいはい、というかごめん。凄い展開になっちゃったよ、本当ごめんっ…( 深々、/ 土下座 )変えた方が良いなら教えて、直ぐに訂正するから。というか勝手に展開に暗くしちゃったから申し訳なくて…( 頬ぽり、/ 土下座 )もしこのままで大丈夫なら、後の展開には任せるよ。おそ松兄さんが命令してくれればそれに従うからさ( 苦笑、)

50: おそ松 [×]
2016-01-11 22:36:36



あ、ばれた?( たはっ / クズ )根本的にはお前も変わってねぇはずだ!ほら、金儲けの悪戯なら乗るだろ?( 銭ポーズ / やめろ馬鹿 )



あっちゃー、チョロ松そっちのもんになっちゃった感じですか?いやぁ、ひっじょーにキビシー。
( 殴りかかってきたやつはひとまず全員撃ってしまったはずだ。己の進む足も止められないなんて、数だけ寄せただけのファミリーかと唾を吐き出した。質より量を求めてるならそこらへんの奴でも勧誘しとけとでも言うように死体を蹴り転がしさっさと部屋まで歩進んだ。片手は銃で塞がれてるし先ほど蒸した煙草がもう片手に存在している。あまりにもほぼ本気で切れたに近い状態の己にとって下っ端相手など退屈にもほどがあった。銃を打ちながら煙草を吸えるくらいには暇があったわけである。そんなこんなでなんの可もなく不可もなくまるで散歩でもするように両手を塞ぎながらきた、手が使えない。なら足がある。力だけでなら次男が一番強いが力と技では己が一番強いと自画自賛している節があった。勢い込めれば難なくその扉を蹴り飛ばす。大きな破壊をした扉は見た目でもその質からも木ではなかった。誰にも咎められず、否咎めることができずに入室したその部屋で待ち受けていたのは刀を構える三男だった。どういう風の吹き回しか、なんとなく今までの状況の前半部を末弟に教えてもらったがため理解することはできる。向こう側についたんだろう。兄弟に迷惑かかるからとかそういう類の理由で。だからあまり動揺はしなかった。ふぅん、と鼻を鳴らして口から煙草を吐き出す。さてはて、自分の意思には無駄に固いところがある目の前の彼、チョロ松。よく言えば意思を貫き通すことが出来るそれでいて努力家だ。だが悪く言えば意地っ張りだろう。溜め込んででもそれをやり抜こうとする。そんな彼を取り戻すのは至難か、否そんなの自分には関係ない。だったら求めるままに自分のものにしてしまえ。暫しの沈黙。この部屋にいる誰もが話そうとはしなかった。憎いそいつはチョロ松の横にべったりで離れる気配を見せない。この距離なら頭を狙って撃つことができるが、何よりも綺麗な彼にそれだと嫌でも血が飛び散る。ならばやはり強引に自分らしく、振る舞えば良い。なんにせよこういう空気は嫌いだ。自分が支配している感じがしない。わざわざ向こう側を煽るような言葉を選び選んで自分から口を開いた。自身の持つ渾身のギャグも添えて。狙いは百発百中で勿論そのボス様は怒り出した。だけど君の言うことも一理ある、と。そうさ、彼はもう僕のものさ、と。潔く手を引きたまえ、と。だから、話の展開が見えていないのだろうか。この馬鹿なボスは。手を引けないからこうしてやってきちゃったんだろう。勿論取り戻すというか返してもらいに来た三男のほうへ制止の声も聞かずに歩み寄る。刀を取り出す前に引き寄せて片手でしっかりと抱き締め己の腕の中へ。喚くボスににっこり微笑めば「ばぁか、だからちゃんと返せって言ったろ。チョロ松は俺のもん。折角生かしてやったのに...まあ、また来世で。」と引き金を引いた。それから満足気な表情浮かべ腕の中の彼にちらりと視線向けるとシャツのボタンがいくつか取れている。舌打ちしてはそれを蹴り飛ばし大した役目を果たしてない自身のコートをかけて顔を覗き込んだ。今度は彼だけに向けて本心からの笑顔を浮かべる。頭を撫でながら「怖かったなー。ごめんごめん、遅くなっちゃって。」と。)

ううん、ぜんっぜん平気!なんか臨場感?っつーの?あって面白かった!( にぱっ )展開決めてないから面白いってのもあるだろう?だからお前は大正解だよ!よーしよし!( 頭わしゃ / 犬か )


51: チョロ松 [×]
2016-01-11 23:14:45


ばれた?じゃねーよこのクソ長男っ( じと、)、っ…そ、それはしょうがないじゃんっ…( 視線きょろ、/ そんな事ない )


…ごめん、なさい
( ふと扉が蹴り倒されればどんなに身構えていても驚いてしまうもの。あんなに頑丈そうなのに一撃でっ、て。なんだか呑気に言葉を並べる目の前の彼に、何処か絶望と同時に安心感を覚えてしまい。どうしても彼には手を出したくない。かといって逆らえば彼奴は黙っていない筈。刀を抜くことが出来ずに二人の会話をぼーっと聞いていればふと此方に近付く彼。いきなりの事に思わず身構えてしまうも抱き締められればえ、と間抜けな声をもらし硬直して。あぁ、この長男は何処まで僕の邪魔をするのだろう。何処までタイミング悪く、こうも手出し出来ない行動を取ってしまうのだろう。しかも俺のもの、だなんて聞いてしまえば一瞬頭が真っ白になった。そういえば先程も同じ事を言っていた気がする。このまま彼の腕の中にいても良いのだろうか、しかしこのままでは彼は確実に彼奴を撃つだろう。そうなってしまえばどうだ、僕のせいできっと大変な事になる。それだけは阻止しなければ、となんとか腕から抜ける様にじたばたと暴れるもやはり抜け出す事は出来ず。彼は自分より遥かに力が強い。脚に関してはともかく、腕や他の事に関しては自分とは比べ物にならない。どうする事も出来ずにぎゅっと目を瞑ればタイミング良く聞こえた、聞き慣れた乾いた音。終わった。僕のせいで、自分が不甲斐ないばかりに恐れていた事が現実になってしまった。それと同時に安心すら覚えてしまった。これでは他の兄弟たちに合わせる顔も、ましてや目の前の長男に何と言えば良いかも分からない。呆然と立ち尽くしていれば、自分のコートを掛けて此方を覗きこんできた目の前彼に目を丸くして。話したくとも声が出ず、ただ何か言われるのではないかと恐怖で体が震える。不意に今まで何度も見てきた様な明るい笑み向けられればふっ、と体から力が抜けてしまい手から刀が滑り落ちた。頭を撫でられれば最後、何かが崩れたかの様に先程から堪えていた涙がとめどなく頬を伝い。相手にすがりつく様に抱きついては何度も何度もごめんなさい、と謝罪の言葉を口から溢して。あぁ、なんてだらしない。この歳にもなって、こんな世界で生きていたのにも関わらずこんな姿を見せるだなんて格好悪い。一度彼等を裏切ってしまったこと、彼の前に立ちはだかったこと、自分のせいでこのファミリーとの縁を切ってしまったこと。謝らなければならない事が沢山ある、自分でも歯止めが効かない程にぷつりと切れてしまったそれは収まることなく。そのままその場に崩れ落ちてしまえば、地面に膝と手を着いて。何度も何度も謝罪の言葉と嗚咽をもらし、子供の様に泣きじゃくって。)


はぁ、良かった…凄い事になっちゃったから心配してさ( ほっ、)うわ、髪が乱れるっ( あわあわ、/ 素直になれ )

52: おそ松 [×]
2016-01-12 00:13:38



いやはや、これが今流行りのテヘペロってやつですか?( てへっ / もう古いから )ねぇ?ほらほら、楽にお金稼いでみなぁい?( にたにた / 悪い顔 )



またトド松に色仕掛けでも頼めばほいほいボス様なんて釣れるしどっちにしろ俺が潰しちゃったから、大丈夫って。
( 泣き崩れてしまう彼を追うように自分も屈んで膝をつき抱き締めてやった。昔今では面影もなくむしろありえないとまで言うほどに泣き虫だった五男の十四松に母から教えてもらい、母のいなかった際に自分がよくやっていたことである。抱き締めてやったら背中をぽんぽんしてやるとそれに合わせて呼吸をしようとするからだんだんと泣き止むらしい。それに加えて自分特有の慰めの言葉も忘れなかった。この会話はきっと彼のポケットの中の盗聴器で筒抜だろうから、きっとネタにされた彼奴は怒っているだろうな。まあそれは後で謝ればいいし、まぎれもない事実。彼の確かな情報と魅惑の色仕掛けは面白いくらいにこの世界のお偉いさんたちに定評があるらしいから。そのため困ることなど何もないし逆に清々しているくらいだった。邪魔なやつは消えたしこれで当分チョロ松に手を出すやつはいなくなる。うちの三男に手出したらこうなりますよ、とトド松に情報広めとくように報告もするつもりだ。それにこんな奴よりももっと権力のあるもっと金持ちなファミリーと手を組めばなんの問題もないだろう。もしかしたらここのファミリーを潰したことで手を組んで欲しいと言い寄ってくるかもしれないし。そのときはそのときに臨機応変に対応すれば良い、今回も己の行動に後悔は微塵もない。もともと報酬はもらってあったし潰すこともできたしこれが俗に言う一石二鳥ってやつだ。だから自分のせいにするなと言うように何度も何度も大丈夫を繰り返して背中をさすってやった。いつぶりだろうか、こんな大声で泣く彼を見たのは。もうずっと一緒に過ごしているのになかなか泣かなかったから泣き顔も泣き声も記憶にあるのはいつも十四松だ。昔から悪巧みだけは得意だった自分の隣をいつも一緒について回ってくれたのはチョロ松だった。何をするのも悪戯するのも、今となっては仕事をする上では自身の右腕とも呼べる。そんな彼の涙を人差し指でまた拭ってやった。次から次へと零れ落ちるのを拭う。彼の涙が止まってくれるまでこうしようと思った。頬を染めるのも泣かすのも触れるのも自分だけで十分であろうに。涙を拭いながらふと思う。そういえば今はこんな場所ではあるが二人っきりの空間。他の兄弟は誰もいない。まあトド松は聴いてるかどうかになるが飽きて聴いてないを望もう。それにそろそろ潮時だ。もう十年以上の恋心をどう隠そう。口づけもしたし当の本人は意味など全く気がついてないが煙草も顔に吹きかけた。ほらもっと彼の心の中、俺でいっぱいにしてやろうぜ、と悪魔の自分と天使の自分が同じことを言ってるような気がする。てかお前ら天使と悪魔なんだから同じこと言うなよと思うが、まあ事実だ。有言実行、本当に俺のもんにしちゃおうか。ぽんぽんと慰める手は止めずにそっと優しく語りかける。「俺ねー、チョロちゃんのこと愛してるのよ。ね、だからさ。俺の隣あげるからお前の隣俺にちょーだい。」と最後にはお得意の歯を見せにかっと明るい長男スマイルを浮かべ。)

うん、すごい事になってすごい面白かった!チョロ松天才かと思ったけど、あれか。お前は女神だったな。( うんうん / はて )っお!アホ毛出た!俺とお揃い!( 指差しくす / おま原因 )


53: チョロ松 [×]
2016-01-12 01:08:56


いや流行ってないから、寧ろ古いから( 首ぶんぶん、)っ、な、内容によっては…( しらー、/ おい )


…僕の、隣…?
( 自分と同じ高さになる様にか、それとも違うのか。理由はともあれ自分を抱き締めて大丈夫だと口にする彼に、しがみつく様に身を寄せる。背中をぽんぽんと何度も軽く叩かれれば、なんだか母親にそうされている様な気がして更に涙が止まらなくなる。彼のお陰かなんなのか、暫くすれば呼吸が落ち着いてきたし涙も渇れかけた様だ。少しだけ相手から離れれば、彼の冗談混じりに口にされた言葉にトド松が怒るよ、なんて薄く笑ってみせて。しかしきっと今顔は涙でぐちゃぐちゃであろうし、目も赤くなってしまっただろうか。相手の服を掴んだまま小さくもう一度ごめんなさい、と呟いた。彼は許してくれた。それも軽く、冗談も交えて。なんて格好いいんだろう、これが自分の憧れていた唯一の存在である。しかしもう彼の様にはなれないなぁ、なんて少し寂しそうに笑みを浮かべ。不意に耳に入った彼の言葉に、思わず目を見開き彼を見上げる様に首を上へ向ける。歯を見せてにっかりと微笑む彼、その彼が口にした言葉。今、確かに愛してると言った。それも恐らく僕にであろう。あぁ、これ程幸せな事があって良いのか。初めの内は何の事だか理解出来ずに口をぱくぱくさせていたが、正気に戻れば渇れかけていた涙がもう一度頬を伝う。さっきのせいで涙腺が緩くなっているのかも知れない、なんて情けないのだろう。彼の笑顔に答える様に精一杯作った明るい笑顔を向け、「…うん、あげる。おそ松兄さんが欲しいのなら、何でもあげる…僕も、おそ松兄さんが大好きだから」となるべく明るい声色で。もう十数年伝えきれなかったこの想いを、まさかこのタイミングで告白するだなんて思ってもいなかった。こんなに嬉しいと思ったのは、一体何年ぶりか。彼の背に手を回し、飛びつく勢いで彼に抱きついては胸辺りにぐりぐりと額を擦りつける。今は二人だけだし、何より彼の気持ちも聞くことが出来たからこの位別に良いだろう。僕は世界一恵まれているのかも知れない。優しい父と母の間に生まれて、六つ子である兄弟達は自分の事を大切にしてくれて。何より長男である彼に愛してる、なんて声を掛けられて。もしそれが嘘だとしても構わない、それ程嬉しくて嬉しくて。小さい頃からずっと彼に着いてきた。それも隣を独占しているかの様に、毎日一緒に悪さして。それでも彼に着いていくのは楽しかった。もしかしたら、その頃から僕は彼が好きだったのかも知れない。絶対に伝える事はないだろうと思っていた気持ちを伝えられた事に嬉しさを感じ、小さくありがとうと呟いては相手を見上げにっこりと笑みを浮かべ。)

面白かったなら良かった( にへら、)て、天才は言い過ぎ…って待って!女神じゃないっ、あれは忘れて!( あたふた、/ あれか )え、折角隠してたのにっ…はぁ、お揃いって( むす、)…じゃあはい、これでお揃いじゃない( 頭軽く叩きアホ毛抑え、/ こら )

54: おそ松 [×]
2016-01-12 22:52:15



うんうん、テヘペロもモノにしちゃうなんて流石俺。( こくこく / どこから )ほら...また末弟様がパチンコ勝ったってよ?( こそ / 悪人面 )



...っと。やばい、俺今超幸せー。
( 腰を屈めてしゃがみ込み抱き締めたり撫でたりしていたためか突然の反動に抗うことができずそのまま後ろへ尻餅をつき。しかししっかりと彼は受け止める。そして受け止めればこちらからもめいいっぱい、苦しくないくらいに力を込めて愛情を表すかのようにきつく強く抱き締めてやった。いつも以上に素直な彼の一つひとつの行動に幸せを噛み締めると自然とそんな言葉が口から出て、こぼれ落としのないようにゆっくりと呑み込んでいく。彼からの言葉で彼の笑顔で最高の返事をもらっただけでも充分なのに、まさかの抱擁と額を擦り付けてくるおまけまでついてくるとはまさにこれを俺得だの自得だのいうのであろう。胸いっぱいに広がる幸せを感じまた優しく梳くように指に髪を絡めながら撫でて。相変わらずなんの手入れもしていないというこの黒髪は艶めきを一切失わないし、同じ遺伝子からできているはずなのに毛先の傷みも髪特有のパサつきも全く感じられなかった。まるで絹糸に触れているようだと言ったら大袈裟だろうか、でもそのくらい例えたくなるほどに触り心地は最高である。それから流れるようにして指を滑らせると今度は頬に触れた。白くて滑らかで朱がよく映えるような肌白さ。そして再び指を滑らせて今度は瞳らへんに触れてみる。自分よりも少しだけ小さな瞳に下がり気味の眉が目に映った。何もかも好きになってしまえば愛おしく映るものか、もとより瞳の大きさはあまり気にしないタイプではあるがこればかりは美しいと思うし困ったように垂れ下がった眉ももっと困らせたくなってしまう。瞳をしばらく合わせて、微笑んでから目を離した。次に触れるのは最後に残しておいた一番艶やかで触れたくて触れたくて仕方のなかった、唇。顎を持ち上げるように指を滑らせ今度は親指で触れた。唇など女性に比べれば全く気にしないところである。乾燥してしまったのか、かさつきがあるがそれがまたなんとも言えぬくらいにそそられた。思う存分に唇に触れ撫で終えればふと瞳と瞳がぶつかり合う。暫くその綺麗な瞳を見つめておもむろに口を開いた。「...っはは、ねぇ、ちゅーしていい?」口調こそヘラヘラとふざけたようだが頭の中では葛藤が起きている。それほどに今は目の前の彼が欲しくて欲しくてたまらず。)

え、可愛かったよ、チョロ松。俺的にはやっぱり食べられるほうの阿修羅像がいいと思うんだよなぁ。( うむ / やめたげてよ )っう、わ。( きゅうううん / 何がきた )これだから!これだからお前はずるい!本当よくない!お前のそういうの本当よくない!( だんだん / お静かに )


55: チョロ松 [×]
2016-01-13 00:01:56




ちょっ、意味わかんねぇし!テヘペロは物じゃねぇし!( ずびしぃ、/ 流石 ) へぇ…それ、マジ…?( じ、/ 乗り気か )



っ…うん、良いよ
( なんだか彼は可愛いというよりは格好いい、という方がしっくりくるだろう。勢い良く抱きついてしまった為か尻餅を着く彼。少し心配になるも、それでも幸せだと笑ってくれる彼が本当に愛しい。ふと髪に彼の細い指が触れれば、心地よくて静かに瞳を閉じ。こんなことならばもう少し手入れしていれば良かったか、しかしこれでも自分は男だし末弟ではあるまいし。優しく髪を撫でる彼の指が、そのまま頬に滑る様に触れればぴくりと肩を揺らし。少しくすぐったいが、それでも嫌な気がしないのは相手が彼だからだろう。お返し、と言わんばかりに彼の頬に触れてみる。柔らかくて、思わず摘まんでしまいそうな程だったがそれを抑え撫でるだけ。今度彼が眠っている間に少しだけ摘まんでみようか。あんなに力が強く、誰よりも強気でリーダーシップが得意な彼の頬がこんなに柔らかいとは思っていなかった。意外な部分を知れた事に薄く笑みを浮かべ手を離し。すると同時に彼の指が次は瞳の辺りに触れる。なんだか焦らされている様な手付きに、触れられる度に肩を揺らしてしまう。視線が交じり合えば逸らす訳にもいかず、段々熱くなっていく頬が赤く染まりはしないかと心配しながら。不意に微笑まれれば思わずクラッとしてしまう。今そんな顔で笑い掛けられたら、もっと触れられたくなってしまうではないか。もう限界だとぎゅ、と目を瞑り。するとまた下に指が滑っていく。顎を持ち上げる様に、唇に彼の指が触れては必死に理性を保つ様に握り拳を固め。何度も唇をなぞられればその度に我慢が効かなくなりそうで視線を泳がせる。ふと視線がぶつかってしまえば目を離す事が出来ずに硬直し。次の言葉を耳にすれば、無意識にも体が反応してしまう。何処かへらへらしていて何時もの調子で言葉を紡ぐ彼だが、瞳はじっと此方を見つめており。暫し黙りこむも、ゆっくり唇を開けば良いよ、と静かに微笑んでみせて。まだ彼に触れていたい、僕だってあんなに焦らされる様に顔をなぞる指に耐えきった。少し位御褒美を貰っても良いだろう。それにしても、今更だがこの場面を見られているか。会話を聞かれているか、なんて心配になってしまう。まぁ誰もいる訳は無いのだが、チラリと部屋内を見渡して。もし誰かが聞いていたら、誰かに見られていたら。それが兄弟だった場合、僕のたち位置が危ない。こんなに彼に対してはデレデレなのか、なんて問い掛けられればおしまいだ。四男や末弟にでも聞かれてみろ、一生からかわれるに違いない。まぁそんな事は有り得ないだろう。今は少しでも長く彼に甘えていたい。子供が母親に構って貰いたい時の様な感覚。懐かしい気もするが、あんまり母の事は好きじゃなかった気がする。彼の服の裾をくい、と引っ張っては緩く笑みを浮かべて。)



っああ、言うなっ!やめてっ!( 首ぶんぶん、/黒歴史 )?!っちょ、いきなりどうしたの…?( びく、ぽかーん / 鈍感 )

56: おそ松 [×]
2016-01-13 22:00:53







いや、今さっき俺のもんになりましたー。( 腕組みうむ / は? )あ、やっぱり出動しちゃう?パチンコ警察出動しちゃう?( くふふっ / 活き活き )



...んっ。
( 彼の愛くるしくて仕方のない瞳に吸い込まれるようにして唇を重ねた。本日二度目の口づけである。あの時、己の衝動で口付けたときは貪ることに夢中だったため気づかなかったが彼の唇は想像以上に柔らかい。女性とこそ口づけなどしたことは数えるほどしかないが今までの誰よりももっと味わいたいと思わせるほどだった。まあ唇を合わせるだけのメルヘンなもので終わるはずもなく、すぐに上唇を食むようにして角度を変えながら求めていく。そうすれば薄く開いたわずかな唇の隙間に舌を捻じ込ませて口内へ舌を進入させた。彼の舌が逃げてしまう前に捕まえて唾液を送るようにねっとりと舌を絡ま、何度か繰り返してから次は上顎をなぞって歯列をなぞる。それはまるで彼が自分で満たされるように、自分でしか満たされないようにするための表れとも思えるほど。ちらりと彼のほうを伺うと細くて白い首が目に入った。酷く赤が似合いそうだと以前思ったような気がする。映やしてみようか、その首筋に。名残惜しくも唇から離れ、一度舐め上げてから下へとずれる。首元に顔を寄せれば首筋を舌でなぞってから、吸い付いてみる。見事に赤い華、己の所有物という証がつく。満足気に微笑んでからもう一度その痕のある部分へと噛みついた。歯型を残す勢い、少々鉄の味がするのは少し強く噛みすぎて血が出てしまったか。己のつけた痕が如何なものかと確認するも血はほんの少しだけ。唇が切れたときに鉄の味がするような気もしなくない程度だ。後でどうにかなるか、と適当に済ませては今度は鎖骨のところへ唇を寄せ、口付ける。一体、いくつ痕をつけるつもりか。痕の数は独占欲の強さだと聞く。あながちそれも間違っていないだろうと思いながらに再び鎖骨へと吸い付いて。)


ええー、だって女神チョロ松可愛かったもん。いいじゃんよ、恥ずかしくないって。( ははは / お前はな )お前が可愛すぎて悶えているだけ。( 両手で顔覆い / ぐぬぬ )


57: チョロ松 [×]
2016-01-13 23:05:19


待て待て待てっ、ちょっと勝手におそ松兄さんの物にすんなよっ( ぎゃあぎゃあ、/ 煩 )よし、出動しよう。…後でね( ふむ、指ぴん / は )


っ、あっ…
( 本日何度目か、唇が重なればぎゅっと目を瞑り。先程酷く動揺しており感触等感じる暇もなかった気がする。だからこそ、此方からも求める様にずいと顔を近付けた。彼の性格からは予想出来ない程柔らかい唇、心地よくて自然と体から力が抜けていく様な変な感覚。何度も何度も角度が変えられて、唇が少しだけ離れた隙に僅かだが酸素を取り込む。自分に負担が掛からない様に、彼のペースに合わせる様に。しかしそれこそ彼のペースであるが為に彼は自分のタイミングで息を吸っているのだろうが、それが分からず上手く呼吸をする事が出来ない。我が家の四男ではないが、唇を重ねる度に呼吸が乱れて苦しくて堪らなくなるのも、暫くすればそれさえも気持ちよく感じてしまう。それが彼の行動による事であれば、もっと苦しませて欲しいだなんて可笑しな事を考えてしまう。ふと唇の隙間から進入した彼の舌が、自分の舌を逃がさないとでもいう様に絡めてくる。同時に生暖かくてぬるりとした彼の唾液が移る様に此方にくれば此方からも求める様に唇を絡めて。それから貪る様に自分の口内をかき回していく舌に、感じた事のない気持ちよさを感じてしまえば何度か意識が飛びかけるも彼の服の裾を握りその度なんとか持ち直して。ふと唇が離れれば、とろんとした瞳で何処か遠くを呆然と見つめつつ上手く呼吸をする為酸素を取り込んでは吐きだして。だらしなく開いた口から垂れるどちらの物かすら分からない唾液を拭う力すらなく彼の服の裾を握っていた手をするりと離し。しかし気が付けば首筋辺りにざらりとした柔らかい物が触れ、感じた事のない感覚にびくりと体が反応する。なんとか必死に声を押し殺し、声がもれない様に。しかしチクリとした痛みに思わず小さく声をあげて。痛みの理由を理解するのにそう時間は掛からなかったが朦朧とした意識の中、彼の付けた痕が残るのは良いのだがその辺りにつけられてしまっては隠し様がないだろう。それはヤバイ、と彼の肩辺りを押す様に力を込めるも先程とは違った痛みに悲鳴を溢しびくりと体を揺らし。噛みつかれたという事は直ぐ分かったのだが他の部位ならともかく首筋に噛みつかれた事なんて今まで一度もなくずきずきと残る鋭い痛みに眉をしかめる。血は出ただろうか、どうせなら血が流れだす位強く噛みついて欲しいなんて願望が出来て。どうしたんだ僕は変態なのか、自問自答するも結局はそうなのかも知れないなんて結論に辿りついてしまい。不意に唇が離れたかと思えば今度は鎖骨に柔らかい物が触れる。其処は駄目だ、絶対に痛い。少しの恐怖心と混ざって期待がうまれもう何がなんだか分からなくなってしまう。再び感じた小さな痛みにまた肩を揺らすも、訴える様に彼の背の辺りの服を引っ張ればほぼ無意識に自分の欲のまま「っねぇ、もっと強く…、」なんて呟いて。)


もう忘れて、あれは十四松が…( うあぁ、/頭ぶんぶん )恥ずかしいよっ!それ言うならっ、おそ松兄さんだって一松に追い返されてたじゃんっ!なんだよあの上目遣いっ( ぎゃん、/ 可愛かったよ )っ…なんか恥ずかしいからっ…あぁもうっ、じゃあ逸そもっと悶えてろ馬鹿っ( ぎゅう、/ あら )

58: おそ松 [×]
2016-01-14 22:18:37




チョロ松、悪りぃ!まじごめん!今日と明日はすっげぇ忙しいらしくて。あ、俺がじゃないよ?後ろがだよ?( 背後クイクイ / 申し訳ない )まあそんなこんなで返事できんの明後日になっちまいそうなんだけど必ず返事すっから!だからちょーっと待ってて欲しいんだよ。本当悪りぃ!ごめん!( 両手合わせ / ごめんごめん )


59: チョロ松 [×]
2016-01-14 23:39:28


え、忙しいならわざわざ教えてくれなくて良かったのに( あわわ )でも連絡ありがと、全然大丈夫だよ。ちゃんとのんびり待ってるから安心してよ、僕も少しこの月は返信が遅くなっちゃう事が多いかも知れないからさ( 頬ぽり / 謝っ )気にしなくて良いからね、あと体調には気を付けなよ?( にっ / オカンか )

60: おそ松 [×]
2016-01-16 18:10:10



いやっほーい!やっと自由だぜ!忙しいけど全部終わらせてきたからしばらくは暇になるだろ、待たせて悪りぃ。( 頭わしゃ / にぱっ )でも待っててくれてありがとう。だーい好き、チョロ松!( ぎゅむ / にへっ )



...っはは、仰せのままに。
( 蕩けた瞳と火照った頬。それを作り上げたのは全て自分だと思うとひどく興奮した。嗚呼、これほど良い表情をするならば大事にしすぎずとっとと手を出しておけばよかったのではないだろうか。そうすれば変な虫が付くこともないし自分が予防線を張ることだって出来たはず。何はともあれ結ばれることができたから今更どうこう考えるつもりはないが、もっと前から恋人やら甘い関係になっていたら艶やかで色めき立つ表情を観れていたかと思うと少しばかり惜しい気もした。そんなことを思いつつ鎖骨に吸い付いていれば何かに引っ張られる感覚がありまぎれもない彼からの合図にどうしたものかと顔を上げ首を傾げる。口の端から垂れるどちらかの唾液さえ色っぽさを演出していて自分の興奮剤になり得なかった。指で拭って自分で舐めとって、彼からの言葉を待っていた。さてはて思い返してみればきっと彼は口づけしたのは自分が初めてのはず。先ほどの己の本能のままに奪った口づけが初めてで、車内での口づけが2度目。そして今のは3度目の口づけだ。確かに艶っぽい表情をすると思ってはいたが、これまでとは。3度目の口づけにもかかわらずドロドロに溶けてくれるなど自得でしかない彼を良いことに噛み付いたり吸い付いていたりしていたがまさか求められるなんて思ってもおらずにかけられた言葉には情けなくも呆然としてしまい数秒の沈黙が訪れる。まあ可愛い可愛い己の恋人様の言うことに従わないはずがないだろう。それを行動で伝えるように遠慮もなしにがり、と痛々しい音を立てながらに噛み付き。鎖骨に噛み付いた痕がくっきりと残れば満足そうにそれを舐め上げ。)

やだ、チョロちゃん俺の体調まで心配してくれるとかなに。結婚する?お嫁においで?( こくり / は )とりあえず疲れてはいるけど今日からまたチョロちゃんに会えるから今はめちゃめちゃ元気でーす!( にひっ / ぴーす )




61: チョロ松 [×]
2016-01-16 23:18:18



ん、お疲れ様。全然大丈夫、連絡くれてたし此方も丁度昨日は返事出来る様な時間無かったからさ。おあいこって事で( にへ / 指ぴん )あ、髪がっ…( あたふた / 雰囲気ぇ )うわっ、と。大好きって…知ってるから( よろ、頭ぽむぽむ / デレ期か )


いっ、…
( 服の裾を引っ張れば此方を見上げ不思議そうな顔をする彼の表情さえ愛しく思ってしまい、更に口から垂れていたどちらの物か分からない唾液を目の前で舐め取られれば恥ずかしい様な嬉しい様な可笑しな感覚に思わず視線泳がせ。しかし自分の言葉に呆然とされ暫く沈黙が訪れてしまえば今何と言ったか、なんてまるでそれが無意識だったかの様に記憶がはっきりせず。ふと聞こえた彼の答えとほとんど同時に感じた痛みにびくりと肩を揺らしては小さく声をもらし。彼の口が鎖骨から離れれば噛まれた痕に優しく触れつつそれを目で見ることは出来ないが指先の感覚だけでくっきりと残ってしまっている事は確実であり。まだ少しだけ残る痛みにそっとしておこうと手を離せばなんとか体制をたて直し。直ぐ目の前にいる彼の肩を軽く押す様にして一度彼から離れれば「…これ、彼奴等に見られたらどうしよう…」なんて呟いて。こんな痕を他の兄弟達から見られてしまったどうしようか、まぁ自分はいつもシャツを着ているから大丈夫だとは思うが。全く今になってそんな事に気付き後悔するとは。どれほどぼーっとしていたのだろうか僕は。一つ溜め息をはけば、なんだか先程から彼のされるがままだった気がして首辺りに付けられた傷をもう一度撫でれば彼の首筋に目をやり。さっきの仕返しも兼ねて自分も一つ位痕を残してやろうか、と考えればそれからは早く。もう一度近付き首の後ろに片腕を回してもう片方の手を腰へ回し抱き寄せる様にすれば、彼の首筋に一度口付けを。そのまま吸い付けば唇を離し残った痕を目にすれば何処か満足さを感じ。相手から手を離しその場に立ち上がり足元に落ちていた刀に気付きそれを手にしては外れていたボタンを止め。これ以上此処に居座っている訳にもいかない。恐らく先程何度も銃を撃っていた為近くに人がいれば通報でもしているだろう。もし警察なんて来てしまえば面倒な事このうえない、何せ何人も人が死んでいんのだから。相手に早く立て、とでもいうかの様に手を差し出せば帰ろっか、と笑い掛けて )


は、何言ってんだよ!つか俺男だから、結婚とか無理だし嫁にもならないから!( かぁ、くわっ )無理はしないでよ?それで体調崩されたら困るからね、直ぐに風邪とか移るんだから( 髪わしゃ / あら )

62: おそ松 [×]
2016-01-18 20:04:11




...チョロちゃん、優しすぎ。( ずきゅ / ぐう )ああ、悪い悪い。( 髪なでなで / にっ )好きー!だーい好き!( ふへへ / すりすり )



...あ、なぁなぁ。チョロちゃん好きな人の顔に煙草の息吹きかける意味知ってる?
( 首筋から見える赤い痕はまぎれもない自分のもの。赤といえば己の色でもあるからか独占欲も彼への愛も自然と満たされれば立ち上がろうと彼の手を取り、満足そうに飛び起きて。一度手を握ってから次に指を絡めるように握りしめる。俗に言う恋人繋ぎ。随分とご機嫌そうに微笑みこぼせば繫ぎとめた手をゆらゆらと揺らしながら地獄絵図にもかかわらずいつかの幼い自分たちの帰り道を連想させる。昔もこうして夕方日が暮れるまで悪戯に精を出し走り回ってはしゃいだ後はこうして手を繋いで帰っていたなと思い出が蘇り懐かしいと感じると同時に先ほどの自分の行動も思い返され。きっと込められた意味わかってないのだろうか。できれば汲み取って欲しかったがこれもまた一興。繋いでいた手をするりと離せば目の前に回り込んでにこり問いかけてみる。答えはわかりきっているけれど焦らしたいものだから。彼からの答えを出るのを待ちながらのらりくらり歩を進める。時折反応伺っていると案外早く着くものだ。転がる死体に蹴りを入れ道を開けるなど無駄な道草を食いもしたおかげで自慢の革靴も返り血を浴びぬよう努力したコートにも微か血がついてしまっていることに気がつき小さく舌打ちを。車に乗り込んでからやはり返ってくることのない彼の答えに口角を上げ微笑み浮かべ愛らしいの彼のほうへと振り返り、ただの微笑みをわざとらしくいやらしいものへと変えれば「...今夜貴方を抱きますって意味。覚悟しとけよー。」と頬を掴みながら。)

えぇ、そんな正論言わなくても〜。良いじゃんよ、結婚したいでしょ?お、れ、と。( にぃ )うわっ...へへ、おうよ!俺は体崩すまで働かねぇから大丈夫!( ぴーす / 撫で受けにへっ )あ、そうそう。前俺が終わらしちゃったから今度はチョロ松がテキトーに終わらせといて。( にっ )





63: チョロ松 [×]
2016-01-18 21:11:13



は、優しすぎって何だよ!別におそ松兄さんが特別とかって意味じゃ無いしっ…違うから、普通だからね?!( あたふた、首振ッ )ったく…これちゃんとセットするの時間掛かるんだからな…( ぶつぶつ / 嫌じゃない癖に )何それ子供かよっ、二十過ぎた長男にそんなん言われても全っ然可愛くない!…でもまぁ、僕も好きだけどさ…、( むぎゅ、頬ぽり / うん )



煙草?あぁ、…さっきの如何にも嫌がらせしてます、みたいなアレか。…んで、意味とかあったの…、?
( ぴょん、と勢いよく起き立ち上がる彼に一瞬不意打ちに強い力を込められてしまった為半分体重が持っていかれそうになるもなんとか持ち直し。不意に手に彼の指が絡まれば慣れない行為にほんのりと頬を紅く染視線逸らすも、なんだか少し懐かしい気がして握っている手に軽く力込め。脳裏に浮かんだのはまだ自分達が幼い頃、二人揃って悪ガキだなんて呼ばれていた時期。今考えたらとても実行出来る様な物ではないし、況してや良くあんな悪戯を考えついたなぁなんて。毎日毎日飽きもせずに周りの迷惑も何も気にせずにはしゃぎ回っていたあの時は、結局帰るのが遅くなって怒られる事がほとんどだったけど。二人で今みたいにこうやって手を繋いで何と言い訳しようかなんてニヤニヤ笑いながら考えて、それこそ近所から何言われても気にしないで大声で歌いながら帰り路を歩いたり走ったり。懐かしいなぁ、等良くもまぁこんな恐ろしい場所で考えれたものだ。あの頃から今まで確かに二人で行動する事は多かったし、ガキとは言えないだろうがこれでも悪戯やら先程みたいに簡単に人の命を奪ったり。結局は何も変わって無いじゃん、と結論に辿り着けばクスリと笑みを溢し。ふと手が離れれば何事かと彼の方に目をやり。相変わらず子供の頃から変わっていない無邪気な、それでいて頼りになりそうな彼の笑顔に緩く首傾けるも問い掛けられた質問に思わず眉間に皺を寄せて。先程の悪戯ともとれる煙草の煙を吹き掛ける意味、なんてそんなもの知っている筈もなく視線を上にやったり下にやったりと持っているだけの知識からそれを探り出す。しかしやはりピンとせず正直に分からない、と答えようと口を開きかければ同時に彼は歩きだしそれを追い掛ける様に小走りで。答えを聞かせたくないのか、それとも何か焦らしているのか。いまいちはっきりしない彼の行動に小さく溜め息を吐くも、やはりこうしていると早いものなのか。既に目の前には車があり、御手上げですと言わんばかりにもう一度息を吐いて。彼に合わせる様に車に乗り込めば一体何をしていたのか、革靴やコートに飛び散っている今はもう亡き彼奴等の血液が目に入り露骨に嫌そうな顔しては帰ったら説教だな、なんて。ふと彼が振り替えれば何処かいやらしくも何か悪戯っぽい表情に思わず硬直してしまい。大人しくそのまま答えを聞いていれば、先程の問い掛けの答えを耳にするなりぼん、と効果音が付きそうな勢いで顔を赤く染める。しかも頬まで掴まれればあたふたと忙しく視線泳がせるも、自分を落ち着かせる様に息を吸い込んでは柄にもなく此方も彼の背に両手を回して。ただ一言、「…楽しみにしてます」なんて呟けば此方から軽く口付けを。結果としては今まで同様、彼のペースに巻き込まれっぱなしだなぁなんて考えれば頬が緩み。なんだかんだでずっとこのままで良いや、と言い聞かせれば唇を離しふっ、と笑み向けて。 )


はい終了、皆さん盛大に拍手をー。( ぱちぱち、真顔 / え )、…はぁ、分かんないよ終わらせかたなんてっ!凄い強引だったけどこれで良かった…?文才やらなんやら欠けてるし、おそ松兄さんみたいに綺麗に閉められ無いって、…( 頬ぷく、/ ははっ… )
まぁ、とりあえずこれでマフィアパロは終わりかな?楽しかったよ、初めてだったから自信無かったけど。そういえばマフィアは此方の希望だっけ、答えてくれて有り難うね。おそ松兄さん、?( にっ / これぞ営業スマイル )

64: おそ松 [×]
2016-01-18 21:45:47



なるほど、俺だけに優しいのね。やだぁ、特別扱いー。( きゃ / 話を聞け )はーい、直った。今日も可愛いなぁ、お前は。( ふふ / ちゅ )えー、嘘。俺本気出したらトド松より可愛い自信あるよ?...ってあらら?俺のことがなーんだって?( にんまり / おい )

はいはい、お疲れ様ー!楽しかったしお前終わらせ方上手だから安心しろ。あと俺も大して上手く締めれてないような気が。( ぐぬぬっ )
そんな営業スマイル向けられても可愛いしか言えねぇよ。( は? )じゃあ、次行ってみよー!さてはて何かしたいことはあるかね、チョロ松君。デビめが?なごみ探偵?特殊能力?あ、でも俺ね!一個やりたいのある!チョロ子とチョロ松に取り合われたい!( 人差し指ぴん / 願望 )


65: チョロ松 [×]
2016-01-18 22:16:00



、…は?( じと目 / 冷た )ん、どうも…。な、ちょっ…、!可愛くねぇしっ、…!( かあぁ、)トド松と比べるなよ、絶対勝ち目ないじゃん…( ふは、手ゆらぁ )っ、…聞こえてんだろっ!もう言わないから、つーか前言撤回!( ぺしっ、/ 何回目 )

ん、本当…?なら良かった、…( 胸撫で下ろし、ふぅ )何言ってんだよ、僕なんかより充分上手い締め方だったよ。( 頬むぃ )
…ごめん、もうどう返して良いか分かんない…。( っは、視線ちょろり )ん、んんん…?凄いレパートリー増えたね、吃驚した…、( 頬掻、 )チョロ、ちょっ、…え、もしかしてそれって僕が二役だったり…、?( おそおそ、 )嫌、面白そうだから良いんだけど…もうちょっと詳しく説明お願い、なんか気になる。( 指ひら、 )

66: おそ松 [×]
2016-01-18 22:42:03



ごめんごめんごめん。( 両手合わせ / 弱い )可愛いって言い続けるとその人って本当に可愛くなるんだって。だから元から可愛いけどもっと可愛くするために俺はお前に毎日可愛いと言う!( きりっ )あーりーまーす!絶対俺のが可愛いもーん!あざといだけじゃないもーん!( ぷんすこ )いって、もう照れちゃって。一回くらい良いじゃんか!( にひっ / 懲りろ )

わかっひゃわかっひゃ。でもおまへも上手かっヒャから。( あうあう / されるがまま )

ほら今宗教松とか流行ってんじゃん?そしたら色々考えちゃって案が止まらないわけよ!( へへん )そー、まあお前に負担かけちゃうんだけどつまりそういうことだな。でもでも!俺もその代わりに次回で長兄チョロとか全然やるし!だからお前だけに負担はかけさせないから安心しろ!( こくり )...んでチョロチョロ♀×俺、やってもオッケー?( 首傾げ / そわそわ )


67: チョロ松 [×]
2016-01-18 23:10:12



何でこうもおそ松兄さんには言葉が通じないんだよ、…( 溜息、/ さぁ )今ので既に何回可愛い言ったよん?!もう煩い通り越してしつこいわっ、!( くわっ、 )はいはいそうですか、じゃあ可愛いんですね良かったですねー。( はっ、/ 驚異の棒読み )っ、良くない、…!良くないからっ!( 目ぐるり、/ 何故二回言ったし )

…、よし( 両手ぱっ、/ 何がしたかったのか )
あぁ、そういえばあったね…、良くは知らないけど、なんか楽しそうだね。( ふふっ、)…あはは…、。つまりは僕は僕を二人操ると、ほうほう、…( あは-、/ 目が死んでる )、…。ん。良いよ、頑張ってみる。まぁ上手くやれるか、自信は無いけどね…、( 頬ぽり、にへら )だからまぁ、可笑しい部分が合っても多目に見てよ。…、とと、一つ質問良い?二役って事は、ロルはそれぞれ回したがいい感じ?それとも二人まとめて描写したが良いのかな?( 首傾、/ 何も知らないとな )

68: おそ松 [×]
2016-01-19 20:10:57



やっぱチョロちゃんに構ってもらいたいからさ、なるべく怒られること言おっかなーみたいに思ってるからじゃね?( たは / 直せ )はいはーい、今日も可愛いよぉ、チョロ松ぅー。( 手ひらひら / けらり )ぜんっぜん感情こもってない!?もういいもん!カラ松に俺の可愛いとこ見せに行って来る!( ふんっ / おこなの )ほらほら、なぁに?なんて言ったの?兄ちゃんに教えて。( ふふっ / 頭なでなで )

こんなの頼めるの、本当お前だけ!俺チョロ松のことめちゃくちゃ信頼してるんだよ、もうそうやって了承してくれるとことかまじ好き!愛してるよ!( がばぎゅ / 煩 )あー、俺は別にそれぞれでもまとめてでも全然構わねぇけど多分それぞれにしちまうと返事がめっちゃくちゃ遅くなると思う。まあチョロちゃんの判断に任せるよ。( こく / 人任せおい )


69: チョロ松 [×]
2016-01-19 20:39:38



怒られようとするな馬鹿っ、!もう構ってやんないからな、…! ( ふん、  ) はいはーい、じゃねぇだろっ!もう言わないでっ、なんかそれに一々反応してる僕が恥ずかしく思えてくるからっ…。!! ( 顔隠し、うぁ / 何故反応するし ) はっ、なんでだよ分かったから。!カラ松じゃなくて僕に見せてよっ、…! ( 手掴みぐい、視線逸 / んん ) ああぁもう、本当にそういうの苛々するっ…、好きだっつたんだよ、! ( やけくそ、拳ぎゅ / ツンデレとは )

っ、それズルいから…、言い返せなくなるじゃんかっ…。 ( くっ、… / チョロい ) っうわ、ちょっと…、良いから離せっ。! ( ぐら、頭ぺし / 暴力 ) だよね、というか此方が返事を諦める危険性があるからさ。 ( 手ひら、/ … ) マジかよ、… んと、今考えてるのは僕視点かチョロ子視点どっちかで固定して… なんというか小説っぽいロルになっちゃう可能性があるんだけど、苦手ならまた考えるよ、。( 指ぴん、 )

70: おそ松 [×]
2016-01-22 19:32:27




ごっめーーーん!ごめんごめんごめんチョロ松うう!お前に言われてたから気をつけてたつもりなのにまんまと体調崩しちゃってさぁ〜。馬鹿は風邪ひかないって言うのにな、やっぱあれ?俺って天才だった?( にひっ / 違 )ともかーーーく!もうバッチリ治したから!心配かけちゃったらごめん。( 両手ぱちん / てへっ )

とか言って?構ってくれるのがチョロちゃんだよねぇー。( にへへ / ぎゅっ )...っはは、俺チョロ松のそういう反応期待してるからむしろ嬉しいんだけどなぁ。可愛くて?( くすっ / なでなで )なぁんで?俺がカラ松のとこ行っちゃったらチョロちゃんなんかやなことあるの?( 首傾げにまっ / 確信犯 )えーっ!どうしよう、照れちゃーう。( きゃー / 何 )

いだっ...うう、痛い...。チョロちゃんからの愛が痛いよ...。( 頭抑え / 自業自得 )おーおー、全然オッケー!オールオッケーよ!俺...というか俺の背後のやつ小説ロルだーい好きだからむしろ大歓迎じゃね?( 後ろクイクイ / にひっ )あ、それでさあくまで提案なんだけどチョロ松視点でやったら次チョロ子視点でとか変えてみたらどーう?まあお前大変だろうから取り入れてもらわなくて構わねぇよ。もう我儘言ってるからな、参考程度にってことで。( こく / 手ひらり )


71: チョロ松 [×]
2016-01-22 21:27:23



 、…アホかっ!んな訳無いだろ、ったく絶対気を付けてなかっただろ?!本当心配したんだからな、まさかとは思ってたけどさ…。 ( 深溜息、/ おこですか ) もう大丈夫な訳、此方来てても。あんまり無理しなくて良いからな、今結構病気流行ってるから…。気を付けなよ、…。 ( ふい、/ ふむ )

っ、?!。うわ、ちょっと離せって…、! ( びく、目ぱち ) 変な期待すんなっ、その期待に応えるつもりもねぇし大体ずっと言ってるけど僕は男でっ、_。だ、から可愛くないつってんだろっ。!! ( 床ばしん、くわぁっ / おう ) おまっ、絶対分かってんだろっ…、!もう良いよ勝手に行ってくれば良いじゃんっ、そもそも僕関係ないしっ…、! ( ぎり、きっ / ならば手を離そう ) ああぁクッソ、一々煩いんだよっもう良いから少し位黙ってろよ。! ( あせあせ、顔真赤 / ふ )

。…は、? ( じと、 ) 本当、?なら良かった、でも本当に上手く出来るかは分かんないからさ。先に言っとくから、しっかり伝えたから。…! ( ふふん、/ 何 ) …へぇ、良いね。その案貰おっかな。視点とか描写とか頑張ってみるよ。 ( 手ひら、 )

72: おそ松 [×]
2016-01-22 22:04:35



いやいや!気をつけてたって!マスクしてただけだけどな!( ふはっ / NO予防 )おう!俺さ風邪引いたら1週間2週間かかるのザラじゃねぇんだけど、チョロちゃんに会いたいがために2日で治しました〜!( ぴーすぴーす / どやぁ )あっ、でもしまった!チョロ松に看病してもらいにくりゃ良かった、あーぁ。( がーん / ぐすっ )

やーだ!最近訳も分からずさみぃから離れてやんない!( 額ぐりぐり / 子供 )やーん、ツンデレって怖いわ〜。そんなんじゃモテないよ?( 顔覗き込み / おま原因 )そ、れ、じゃ。この手はなーに。お兄ちゃん教えてくれないとわかんないなー。( くふふ / 手首ぎゅ / 離そうとちょっと力込め )あっははは、チョロ松顔真っ赤!本当お前は可愛いんだから、もう。( くすくす / 頭ぽふぽふ / おーい )

あれでしょ?暴力は愛故ってやつでしょ?だから別に構わないけどね、受け止めてやるぜ!( 親指ぐっ / 謎のポジティブ )そんじゃね、めちゃくちゃ悪いんだけどお前からロルしてもらっていい?病みあがりだからか何なのかわからねぇけど全然思いつかなくてさ。だからチョロちゃんのきれーいなロルじっくり堪能してからロル回復してこって思ったのよ。本当ごめんな、頼む。( 眉寄せごめんポーズ / すみませぬ )


73: チョロ松 [×]
2016-01-23 22:08:49



マスクだけじゃ心配でしょ、もっとしっかり予防しないと…。規則正しい生活とか心掛けて、ちゃんとご飯食べてる?後早く寝ないと駄目だよ、体調崩してるなら尚更。 ( 指ぴん、つらつら / オカン ) は、それ絶対治ってないからな。まだ何処か辛いだろ、何やってんだよ本当、… ( 頭ぽふ、溜息 ) しまったじゃねぇよ、それに僕にまで移るじゃん。まぁそりゃ、看病位するけどさぁ…、 ( 頬ぽり )

確かに寒いけど…。ちょっ、くすぐったいから、…! ( にへら、髪わしゃ / ほぅ ) ツンデレじゃなっ、何だよモテないって。!おそ松兄さんだって対してモテてる訳じゃないじゃん、! ( 頬ぷく / だが事実 ) あ、違っ。!違う違う、これは違って…。!( 離すまいと手に力込め / っは ) っ、赤くない。!誰のせいだよっ…、!馬鹿っ。… ( ふい、大人しく撫で受け / ツンデレ )

何でそんなに元気なんだよ、その前向きさ分けて欲しいわっ。!安心しろそれ違うから。 ( じと ) ん、あぁ…。全然良いよ、いつも初回お願いしちゃってるしね。つか病み上がりなら寝てろよ、!ったく…。 え、綺麗とか…、言い過ぎだろ、それにおそ松兄さんに言われても嬉しくないからっ…。 ( 手ゆらり、にっ / 嬉しい癖に )





…で、挨拶に。と
( 相変わらずの事だが家に居ても特にする事は無くただぼーっ、とテレビのリモコンを弄っていれば不意に玄関からチャイムと共に人の声が聞こえ。誰か出るだろう、とこの寒い中炬燵から出る気はなく。しかし暫し待っても誰かが出る気配は無く渋々玄関へと向かい。わざわざ自分を呼び出したのが兄弟だった場合どうしてやろうかと苛々しつつも扉開ければ目の前の来客、というか同じ年位の女性に目を丸くし一度思いきり力をこめ扉を閉めて。どうしたものか、これが夢でない場合は如何すれば良いものか。恥ずかしながらも此処数年女性と話した事はほとんどない、それにこの兄弟の中でもチェリー等と呼ばれる位なのだからきっと女性と会話だなんてそんなコミュニケーション能力が備わっている訳もない。それを認めざるを得ないのは残念だが、それより今この家には自分以外が居ないらしい。このまま居留守に、だなんて考えるも一度顔を合わせている。もう遅かった、というよりこのまま女性を放置してしまって良いのかどうだか。その場にうずくまりつつ頭を抱え必死に自分なら大丈夫、普通に話すだけだからと言い聞かせ。もう一度チャイムの音が聴こえれば大きく体揺らすも、決心したかの様に扉開け深く頭を下げ暫し待たせてしまっていた事について謝罪。全く情けないものだ、今だけあの末弟の女性にのみ態度が変えられる力が欲しい気がする。顔を上げろと言われ恐る恐るそれに従うも、彼女は何処か雰囲気が自分と似ている気がしてなぜか安心した。なんだか先日隣に越して来たとか、手土産として差し出された紙袋受け取れば良い人だなぁと関心してしまい自分の兄弟を思い浮かべると思わず溜息を。それにしても外は寒く、面白い人だしもう少し話してみたい気がして普通ならば可笑しいのかそんな事は無いのか分からないが上がって行きますか、と問い掛けてみる。なんだ、あまり心配する事は無かったらしい。快くじゃあ、とそれに笑って承諾してくれる彼女に御礼を言いたい気持ちでいっぱいになりつつ中へと誘導すれば扉を閉めて。幸い炬燵は付けっぱなしだった為か気持ち部屋は暖かかった、一度パタパタと台所へ向かいお茶を用意しては母さんが来客用に準備しているお菓子を幾つか手に取りもう一度居間へと。それから話こんでしまい既に結構な時間が経っているが、何故だか話題が尽きる事は無く。何より彼女も六つ子だと言う事、その内の三女だと言う事で少しだけ縁を感じてしまった自分なんなのだろう。だからこんなに話しやすいのか、いやまぁ違うだろうが勝手に納得してしまう。さて、この時間帯だと兄弟も帰って来る頃だろう。それに彼女の家族も心配していないだろうか、なんて考えるも今こうやって話しているのが楽しくてそれを口にする事は出来ず。横目に時計を見ては薄く苦笑浮かべ彼奴等が帰って来ません様に、なんて空に願ったりして。)

74: おそ松 [×]
2016-01-23 23:27:24



あんま腹減らないんだよなぁ...まあだから気が向いたら食べるって感じ?あ、でも寝るのは毎晩十二時までって決めてるぞ!( たはは / 不健康 )んー、よくおわかりで。そうなんだよ、咳全然止まんねぇの。( うむむ / 悩 )そんでおかゆ作ってもらってあーんしてもらう!( にひっ )

ひゃー、チョロ松あったけぇ。あとお前ほっそいねぇ。ちゃんと食べてる?大丈夫?( 腰に手回し / さわさわ )俺多分お前よりモテる自信はあるけどね。( ふは / 頬ぷにっ )んー?もしかして、カラ松のとこに行って欲しくなくて俺の事引き止めてるとか?( ふふん / するりと指絡ませ / にこっ )全くツンデレこじらせてるんだから。( くすっ / ちゅ )

え、じゃあなに!?俺DV受けてんの!?きゃー、怖いーっ。( きゃあきゃあ / うるせ )チョロちゃんとせっかく会えたのに誰が寝るか!食べることよりも大事だわ!( 指びし / ふんっ )ほらほらやっぱり2人なんて大変なのにいとも容易く扱っちゃってんじゃん?さすが〜。( 頭ぽふ / にへっ )



...うおおお!女の子!しかもかわいい!
( 今日も今日とて競馬に励みなんと成果は大勝利。大金両手にだらしない微笑み漏らしつつなにに使おうか悩んだ末に出た答えはパチンコでこの金を倍にしてやろうというクズありがちな考え方で勿論その大金が全て吹っ飛ぶほどの大負けをかました己はさぞ険しい顔でその店をあとにしただろう。あのときさっさと好きなものの一つや二つ、少しお高めの酒とか家で待ってる兄弟兼恋人関係にもある三男への贈り物でも買っておけばよかったのに。それから余ったお金でパチンコでも麻雀でもやりに行けば良かったものだと今更ながら計画的な予定が組みたつ時既に遅し、という言葉をご存知だろうか。その名の通りもう惜しくもその時は過ぎ去り過去のことになってしまっているわけで手元にはすっからかんの財布とあまり使用しない携帯端末のみだ。当たり前のように大負けしたのだ、機嫌が悪いはずもなく足元へ転がる石をむやみやたらと蹴り上げ不運なことに何千万とするような見た目からして素人の自分でもわかる高級車にあたってしまってなんて不運なものかと少し早歩きでその場を去った。まだまだ冬は終わる気配どころかこれでもかというほどに冷え込むこの時期に薄着で出かけたことを後悔する。パーカーにつっかけサンダル、早く炬燵が恋しかった。そんなこんなでいろいろありながら家に帰り着き早速愚痴ってやろうとただいまを告げればすぐに今日あった競馬とパチンコの話へ移る。今日競馬で儲かったのにパチンコで負けるとかありえない、とぶつくさ呟き今の扉を開けると見慣れないその後ろ姿に硬直し。視線をずらすと三男の彼がいる。良かった、家は間違えていないようだ。さてはてこんなむさ苦しい(三男除く)男兄弟達に可愛らしいお嬢さんが何の用だろう、と。一般の3人か4人兄弟なら思うはず。だが自分たちは六つ子でしかも皆が皆、女性と全く無縁。しかし互いに兄弟でありつつも恋人同士だ。六つ子だから偶数で1人としてはぶられることはない。けれどやはりそれはそれ、これはこれ。女性は永遠に己の好物だ。先ほどまでの不満げな表情は何処へやら、さっさと鼻の下を伸ばせば目の前の可愛らしい女性の前へと滑り込み。なんだかチョロ松の面影があるな、と思いつつもほろり口から出た言葉は可愛いという歓声で。)


75: チョロ松 [×]
2016-01-24 10:53:09



は…。それじゃ駄目でしょ、体調悪いとき位しっかり食べなきゃ。治る物も治らないよ、?つか僕が言うのも何だけど、寝るの遅くない?!、此方に時間取ってるとかだったら放置しても大丈夫だから、とりあえず今は風邪治せっ。! ( 頭ぽん / どの口が ) 咳って、ちゃんと病院行った?。薬飲んでる、?んーと、… 確か、冷たいものより暖かい飲み物飲んだ方が良いって聞いたことあるかも。紅茶に蜂蜜入れてみるとか、とりあえず蜂蜜は取っといた方が良かったと思う。後は酷いときは鎖骨の間の窪んでる部分圧すようにしたら治まったかな。 ( んん、指くるくる / オカンの知識 ) 何があーんだっ、!お粥作る位ならするけど、そんなの嫌だし!。子供かっ、。 ( ふいっ / 嘘つけ )

ちょっ、変な所触んな馬鹿っ、…! 擽ったいから!、… まぁ、食べてると思うけど。それにそんなに細くないだろ、! ( びく、手ぺちぺち ) それは有り得ないからっ、おそ松兄さんみたいなクズの事好きになる物好きなんて僕位だからっ…、! ( 机だん、後半もごご / あら ) だから、違うっ…!。そういう事じゃなくて、これは反射的に。?! ( うぐ、視線遊泳 / 違くない ) だから、ツンデレじゃないっ…、 ( 顔両手で覆い唸り / 照れてるのね )

何がDVだよ、可笑しいだろ絶対。!つか煩い黙れっ、 ( ぎゃんっ / 煩 ) 理由が可笑しい、寝ろ。!直ぐに寝てろっ、!後ちゃんと食え!。 ( 手ゆらゆら、呆 ) そんな事無いからっ、だってまだ一人目だし。!、…えっと、記号の色でキャラ分けとくから。でも基本交互、って事で。( 指ぴん )





あっ、本当に似てる…。!
( わざわざ家に上げてくれるとは親切な人だ、優しそうな人でよかった。初めはなんだコイツ、とか呆れてしまったがあれは気のせいだったのか。それにしても何だか自分と雰囲気が似ている気がする、顔も少し。ほら、目元とか凄く。これぞ運命、自分の性別が男だったらきっと…。なんて相変わらずな思考を振り払う様にぶんぶんと首を振る。話こんでしまって忘れていたが手土産を渡せばへにゃ、と表情緩ませて子供の様に御礼を言ってくれた。まぁ、どちらにせよ大人には見えないよね。玄関を通して貰い其処からあまり距離はない一室へ誘導されれば言われた通り炬燵に入り。ずっと外に居たため体が冷えていたが、電源は入れたままだったのか暖かかった。ふぅ、と小さく息もらせば気持ち良さげに瞼を下ろし。暫くしてばたばたと足音が聞こえればなんとまぁ彼がお茶を淹れてきてくれたらしい。ふと思ったのだが、そういえば彼は男だった。雰囲気やら行動やら、表情一つ一つが何か…。あぁ、近所の叔母さんみたいな感じだったからつい。ご丁寧に御菓子まで、しかもこれ美味しいやつだ。結構前に親が買ってきてた気がする、嬉しいものだ。少しだけお茶を口に含めば、温かくて美味しかった。淹れるのが上手なのだろうか、美味しいですと笑ってみせれば照れた様に笑い返してくれた。もう成人済みの女性として何かが負けた気がする。それから自分も六つ子だと言うこと、兄弟が個性的過ぎて対応に疲れる事等色々話している内に結構時間が経っていたらしくそろそろ帰らなければ迷惑かとこっそり携帯の電源を入れて時間を確認。それをポケットに戻せば声を掛けようと口を開くも、同時に襖が開き人の姿が視界の隅に映り。そちらを見れば立っていたのは目の前の彼と瓜二つの、恐らく兄弟と思われる男性。やはりそっくりだが、少し雰囲気とか違う気がする。パーカーの色のせいだろうか、大人しい人じゃなさそうだなぁなんてのんびり考え。いきなり目の前に顔が表れれば目を丸くし肩を揺らすもなんだか表情や行動等子供みたいで可愛いな、とふっと笑み溢し。それにしても可愛いと言われるのは気分が良い、というか可愛いと言われて嫌がる様な人は居ないだろう。それに此処何年かそんな事言われた事はなく一人勝手に頷いたりしていれば耳に入ったのは言い争う様な声。あぁもう緑の彼の印象が完璧に迷子だ、兄弟の前だとこうなるのか。此方からその光景を見ていれば母親と子供が喧嘩している様で微笑ましかった。と同時にこの頭だ、友人や兄弟にすら可笑しいと言われる脳内なのだからそうなのだろうか。まぁ納得はいかないが、兎に角違う次元だろうと現実での事であろうと関係無い。目の前で男性二人が、しかも兄弟同士で喧嘩しているのだ。美味しい事この上ない。いつもこんな感じなのだろうかとか、此処まで尖った言葉が飛び交う位なのだからよっぽど仲が良いのだろう。もしかしたら恋人同士かも知れない。あぁ、なんて美味しい展開。これが六人分だとしたら、二人ずつそうだったりするのかも知れない。もしくは一対五?それはそれで素晴らしい気がする。今すぐこの幸せな気持ちを絵に表したい、というより内容だけでもしっかり頭に焼き付けるのだ。内容といえば、そういえば喧嘩の内容は頭に入って来ていなかった、まぁそんなの想像だけでどうにでもなる。帰ってくるのが遅かっただの、心配しただの俺がいるのに何故女を連れこんでいるのかとか。幸せだ、久しぶりに幸せだ。しかしそれをずっと見ていたいのも山々なのだが時間も時間。流石にもう迷惑だろう、と言い聞かせれば「あの、お取り込み中申し訳ないのですがそろそろ帰った方が良いですよね。外も暗いし、御家族さんにも迷惑でしょうし」なんて思ってもない言葉を並べる。まぁ自分は帰ったって可笑しな奴等しか居ないからどうだって構わない、というよりはもう少しこの光景を眺めていたかった気もする。しかし悪魔で社会人だ、人様に迷惑を掛ける等言語道断。とりあえず帰らなければならないので、名残惜しくも炬燵から脚を出せばよいしょ、と立ち上がり。 )

76: おそ松 [×]
2016-01-25 21:51:06



んっ。ってなわけでお言葉に甘えて昨日は21時に寝たぜ!いやはやこんな早く寝たのいつぶりだったか...んで、飯もちゃんと三食食った!これでちょっとくらい回復してくれんだろ。でもまだあんまり良くなってないんだよなあ。( ううむ、 / 頭ぽす )病院はちゃんと行ったぜ?注射も打ってにがぁい薬も飲んで...そう!それで蜂蜜やってみた!めっちゃ効いてさ、咳止まったしあと鎖骨のも試してみて久しぶりに咳に起こされることなくしっかり寝れた。ありがとう、まじで感謝してる!( にへっ / なでなで )えーっ!風邪で弱ってるか弱い俺に!あーんしてくれねぇの?鬼畜かお前は!!( ぎゃん / 我儘 )

だってちょっと骨っぽいじゃんね、お前。もっと肉付けてムチムチしたらどう?( 服の中に手ずぼっ / こくこく / 寧ろがり細がいい← )...俺もいちいち説教煩くて小っちゃいことなのに事細かく注意してくるけど、どこまでも可愛いそんなチョロちゃんがだーい好き。( ぱあっ / にへへ )ふぅん、へぇー?...それじゃ、離してもらおっかなぁ?( ふふん / 指するりと解き / そろそろやめてやれ )あれぇ?チョロちゃんからはー?( 唇とんとん / 肩ぐらぐら )

やーだやだやだ!今の俺の楽しみなのー!何してるときよりも一番楽しいもん。だから無理してでも時間割きたいんだもん。寝てらんない。( 頬ぷく / 腕組みふんっ )...ほぉ、お前頭いいな。そんなこと良く思いつくもんだよ。( ほうほう / 関心 )



えー、ゆっくりしてきなって。俺とかこいつに気ぃ使うことないしあと俺君とまだお話してないし?
( 全くもって自分の兄弟たちとは十も百も違う、律儀で良い人だと思う。己の兄弟の中で誰かの迷惑になるから帰りますなど言ったことがあるやつはいるだろうか、きっとそれを言うとしたら三男か五男ぐらいにしか可能性が見えない。自分含めその他四人はきっと人の迷惑だとか考えたこともないからこうも一癖二癖ある性格が出来上がったのかと十分に納得がいった。確かに彼女は見た目から真面目そうで例えばクラスにいたらせっせと先生たちの手伝いをする学級委員長だろう。なんとも容易く想像ができてしまった。外はもう暗くなりかけているし、本来ならここで帰ると告げて帰ってしまうのが妥当だろう。それを帰すのも妥当であり普通だ。兄弟の誰かの男友達が来ているなんかのいつもならきっとそうしたはず。しかし今日はわけが違うだろうが。一番女性と無縁そうな兄弟の中でも経験皆無と言われているあの三男がこれほどまでに可愛らしい彼女とそれも家の居間で話し込んでいたのだ。兄として恋人としてこれは一大事だろう。自分がいるのになんで女を連れ込んでいるのかと確かに疑問に思うも大方八割、羨ましいこの上ない。だからか、自分だって女の子と話したいという本能が働きそそくさと帰宅しようとする彼女の手首を掴んだ。あえて飾る言葉を選ばないのは面倒くさいからか狙っているのか。それともどこか三男の面影のある彼女に親近感が湧いたのか。いつも兄弟の前でしか披露する機会のないへにゃりとしたゆるい微笑み浮かべてはぐいぐい、とその腕を引き。もう少しいて欲しいのまだ自分とは話していないため、話してみたいというのももちろん本音である。が、もう一つ裏に見え隠れする感情は隣に座る三男様がどんな反応するのかが気にかかっているわけであり。)



77: チョロ松 [×]
2016-01-26 17:52:32



ん、それなら良かった。体調悪いときは仕方ないんだから、遠慮しないでゆっくり休みなよ。じゃないと長引いて辛いだけだから。後は無理しないで、予防も忘れずにね。体弱ってるんなら、今感染症も流行ってるし気を付けなよ。僕も周り感染症患者ばっかで危ないんだから、寧ろうつってない事に吃驚だよ…。 ( こくこく、手振り溜息 ) 注射って、それよっぽどじゃん…。 え、本当…、?それなら良かった、僕はいつもやってたんだけど、効かなかったらどうしようかと思った…。 ( へにゃ、手重ね / 貴重なデレ ) そのくらい自分で出来るだろ、辛いのは分かるけどそれとこれじゃ話が違うっ。! ( 頭ぺち )

ひぃっ、?!ちょっ、止めろお前何やってんだよっ。! ( びくっ、手ばたた / 羽ばたけ ) っ、何だよそれっ…、。 ( かぁ、ぷいっ ) あ、やだっ…。っそうだよ、行って欲しくなかっただけっ!、 ( 手首ぎゅ、くわっ ) んなっ、何求めて来てんだよっ!。そっちが勝手にっ…、。 ( ぎく、横目じ / 素直じゃない )

そ、それは僕も同じだから分かるけどっ…。あ、じゃあそれ早く治さないとゆっくり話も出来ないだろっ!。だから早く治せ、寝ろ! ( 腕組み / 半強制 ) 別に、こんなの誰でも思い付くだろ…。そんな関心する事でも無いじゃん、。 ( 頬ぽり、顔背けにへ / 照れてる )





え、でもそっちの家族とか心配するだろうし…。
( 完璧にノリ気であろう隣の彼に半ば呆れかけているも帰ろうとする彼女に声を掛けようと口を開くがそれより先に彼女の手首を掴みそれを引き留める彼に目を丸くして。別に嫉妬した、とかそういう訳じゃないがやはりそういう光景を目にする事にいい気はしない。不満そうに彼を横目に睨みつけ、しかし確かに自分ももう少し彼女と話していたい気持ちはある。だからと言って引き留めて家族の人にも迷惑を掛ける訳にはいかず、複雑な心境の中その場で少し硬直した挙げ句そっちが大丈夫ならもう少しゆっくりしていって下さい、と結局引き留めてしまう結果になってしまい。というかやけに彼女にデレデレである彼の服の裾をぐい、と引っ張れば不満そうに視線逸らし。確かに自分等は女性と皆無といって良いほど無縁な為、そう嬉しそうに笑み浮かべる気持ちも分かるが流石に恋人である彼がそんなに楽しそうであるのは認めたく無いが少し妬いてしまう部分もあって。彼女が遠慮気味にだがもう一度座り込めば最後、もう少し話せるという喜びと共に彼を取られてはしまわないだろうかと心配してしまい。チラチラと彼の様子伺っていれば、不意に目に入った幸せそうな表情の彼女に目を丸くして。何を考えているのか先程とは違った幸せそうな緩い笑み見せられてしまえば可愛い、と思わず呟いてしまうもしょうがない。だが考えてもみろ。もしそれが彼と話している事に対して、の笑みならばどうだ。答えは一つだ、当たり前だがきっと誰もがこう思うだろう。ヤバい取られる。勿論彼もニコニコと普段見せない様な表情をしている、これ絶対何かある。疑ってしまうのも無理無いと思って欲しい、だってそうだ。自分の恋人が他の異性と何より楽しそうに会話しているのだ。幻覚かもしれないが二人の後ろに花畑が見える気がしてきた。駄目だ、これは結構な重症だ。次男では無いが、これが恋の病の内の一つの症状か。病院に行くなら何処だ、何科だ。精神科か、それとも脳神経外科か。いやどっちも違うに決まってるではないか、こんな事を考えたのは恐らくはじめてに等しい。衝動のまま髪をわしゃわしゃと乱す動作をしては、目の前にあの可愛らしい彼女がいる事を思いだし直ぐに髪を整える。落ち着け自分、これは当たり前だから。だってこんなに可愛いんだよ、性格も美人だしまさに女神といっても過言ではない。そんな異性にときめいちゃうのは生理的現象だ、人間ならば誰しもそうである筈。こんな事で焦っていてはこの先生きていけないぞ、それに彼は恋人である以前に兄弟だ。僕等は六つ子なんだ。というか自分も彼も男だった。一番大事な事を忘れていたが、絶対にこれだけは忘れちゃいけないだろうこの馬鹿。同性愛だぞ、普通なら有り得ない。普通のカップルみたいにいちゃいちゃ出来る訳じゃないし、相手は異性が良いだなんて考えなくても分かるだろうこの馬鹿。なんだか諦めがついてしまうが、一旦落ち着こうと軽く深呼吸しては机に置いていたお茶を一口だけ口に含む。美味しい、流石僕の淹れたお茶。これ多分世界に通じるレベルだわ。現実逃避並みにそのままそれを飲み干しては不意に窓の外にいる猫と目が合った。此方見んな。というか猫に文句を言っている場合ではない、二人が楽しそうに話している隣で何やってんだ本当に。一人だけ髪わしゃわしゃしたり可笑しな行動したり、これじゃまるで五男だ。変人だ。落ち着ける様に胸を撫でおろしては、何事もなかったかの様に二人の話に割って入り。 )

78: おそ松 [×]
2016-01-28 22:23:17




チョロちゃんごっめーん!風邪引いて返事返せなかったってのに今度はまた忙しくってさぁ〜。ったく、治りかけに仕事押し付けんじゃねぇって話だよな!!これで風邪悪化してチョロ松に会えない時間が増えたら俺もうキレてやるから!絶対一発で息の根を止めてやる!( 拳ぐっ / やめやめ )っつーことで、日曜日くらいまで待っててくれる?本当ごめんな。あっ、そのお詫びにこの前パチンコ大当たりしたからさなんでも買ってあげる!それで許して!( 片目ぱち / パチンコェエ... )



79: チョロ松 [×]
2016-01-31 12:47:06



うわぁごめん、直ぐに返せれば良かったんだけど…。本当にごめん、色々言ってた癖になんか僕もちょっと熱だしちゃってさ。結構バタバタしてたからかな、暫く来れなくって返事出来てなかった…。 ( はぁ、へこり )
あらら、そっちも大変なんだね…。とりあえず、体には気を付けろよ? 悪化したらまた苦い薬飲まなきゃいけないからな、まぁ僕は知らないけど。え…いやぁ犯罪は止めとこう…?終わったら会えるんだし。 ( 頬ぽり、肩ぽん ) うん、全然大丈夫。ちゃんと教えてくれたんだし、別にいつまででも待つよ。無理はしないでね?…って、金で釣ろうとするな!僕は子供かっ、買って貰わなくて良いから!少し分けてくれればそれで良いからっ。 ( 目きら、手ぱた / おま )

80: チョロ松 [×]
2016-02-05 17:40:01



下がってたから上げとくね。あ、別に催促してる訳じゃ無いから! そっちにも都合とか色々あるだろうし、もう有り余る位の時間しか無いって時にでも返してくれれば良いから!、( 手ぶんぶん ) それに一ヶ月とか二ヶ月とかそれ以上でも、余裕で待ってるからさ。だから、まぁ本当に無理だけはしないでね。 ( 頬ぽり、ふにゃ )

81: おそ松 [×]
2016-02-05 22:23:02



うあああっ!ごめんごめんごめんごめんッ!!( ずささ / 騒々しい )めちゃくちゃごめん!本当こんなにチョロちゃんのこと待たせちゃって申し訳ないとしか言葉が出ねぇ!忙しい...というか俺の背後さん、来週受験なんだよな。そうそう、受験生真っ只中!まあテキトーに今まで勉強してたし、勉強の合間とかにチョロ松にホイホイ返事してたんだけど流石にやばいよな、うん。( こくこく / 顎に手当 )それで一刻も早くチョロちゃんに返事したかったんだけどなかなか手つけられなくて。あんまし受験生とかいうのは言い訳っぽいから使いたくなかったんだけど...とりあえずごめんな?あと一週間待ってもらっていい?絶対絶対ぜっっっったいチョロ松に返事するから!あとお前ほんっとう可愛い...( 頬ぷにっ / 溜息 / 何故 )


82: チョロ松 [×]
2016-02-05 22:55:15



馬鹿ぁああっ、!!何故それを先に言わなかった! あのねぇ、そんな大事な理由があるなら先に言ってよ…、! ( くわっ ) つーかそっちが教えてくれたから僕も言っちゃうけど、僕の背後も受験生っ!、なんであんなに返信してたのか分かんない位だからなっ…、?! ( 腕組み、じと / … ) 此方はもう1月前半に終わって、ちゃんと合格迄しやがったけどそっちは真面目に勉強してるんだろ?、 その邪魔になる様なら此方はどんなに言い訳っぽくても放置してて良かったのに…。残り期間凄く短いじゃん、本当に頑張って? 僕も僕の背後も、良いお知らせ待ってるからね。だから頑張って来てよ、絶対に体調だけは崩すなよ。当日に何処か悪かったら辛いからな。 ( こくこく、ふぅ / グッ ) つか何が可愛いだっ、一々言わなくて良いからっ!、 ( 手ぺちぺち、むぅ / こら )

83: チョロ松 [×]
2016-02-13 18:18:26



下がってたから上げとくね。何回も言うけど催促じゃないからっ。 ( 手ぱたた ) まだ忙しいだろうし、とりあえず無理だけは絶っ対にしない様に! (  指びしっ、ふふん / おま )




84: チョロ松 [×]
2016-02-20 20:58:16



っと、上げついでに1つだけ連絡しとくね。ちょっと此方の事情で申し訳ないんだけどさ、暫く返信ペースが遅くなっちゃうかも知れなくてさ…。でもなるべく直ぐに返せる様にはするし、豆に上げたりもしとくから! ( 指ぴん、こくこく )




85: チョロ松 [×]
2016-05-05 01:20:44



何だかふと思い出したから上げてみた、暫く来れて無かったけどそっちも忙しかったのかな。でもさ、やっぱりまた話したいなって思っちゃった。凄く我が儘だけどさ、聞いてくれると嬉しいな。なんならまた新しいパロディから始めても良いし。諦めきれないみたいだから、僕。 ( へら、頬ぽり )

86: おそ松 [×]
2016-07-10 00:26:51



...そうだよ、俺なんか忘れてるって思っててそれがどうしても思い出せなくて、何かわからないまま胸の奥の方に閉じ込めてて、でもずっとつっかかりながら今まで過ごしてきてたんだけどやっとわかった。お前に、チョロ松に会ってなかったから、なんだよな。何か足りないって何か忘れてるって...。ごめん、ほんとにごめんな。それしか言葉が思いつかねぇよ。こんなに大事なこと、なんで忘れちまってたんだろ。つい最近までお前待っててくれたのに、俺は忘れたりなんかして。あーほんとに情ねぇし悔しいしチョロ松に寂しい思いさせちゃってたってことに罪悪感もあるし...こんな最低なことしておいて、不意に思い出して駆けつけてみりゃお前に会いたくなっちゃってさ。ほんとに俺はくずだなー。馬鹿だよ。小学生のまま成長してない正真正銘の馬鹿だ。こんな素敵なチョロ松のことを手放しちゃうなんてよ。馬鹿すぎて泣けてくる。ごめんな、チョロ松。寂しい思いを待たせるっていう辛さをおかえりの言えない恐怖を味わせちまって。でもチョロ松が俺のお相手さんでほんとによかった。こんな素敵なやつ、他にいねぇよ。あっそうそう、高校は無事合格したぜ。すっげえ大変だけど充実してる。だからチョロ松も健康一番にお前なりにできることをお前の許容範囲でがんばってくれたら嬉しい。あっ、無理は厳禁な?...ってことで俺からお前に伝えることはこんくらいか。ほんとにごめん。許してはもらえないと思う。俺もそれでいいしそれがいい。それじゃあ、元気でいてくれな、チョロ松。




もし、わがままがきくなら、なあ、チョロ松、
もっかいお前に会いてぇ。




87: チョロ松 [×]
2016-07-10 01:06:04



…へぇ、そっか。開いてみたら、なんだか見覚えのある名前が目に入ったから吃驚しちゃった。…なんか、凄くお前らしくないね。兄さん。
七日さ、七夕だったじゃん。だからお願いしてみたんだよね、お前ともう一回話せますようにーってさ。子供みたいでしょ、僕の方こそ馬鹿だよ。でもさ、まさか本当に戻ってきて貰えるなんて思ってなかった。
僕も、お前がお相手様でよかったって思ってるよ。素敵、ね。ありがとう。
…そっか、よかったよかった。それだけ凄く心配だったんだよね、合格したんならよかった。おめでとう。僕も合格して、今凄く楽しく高校生活送ってるよ。初日に足挫いたり、ドジ踏んじゃった訳だけどさ。僕の心配ばっかしないで、そっちも頑張ってね。無理して体調崩した、なんて話にならないからさ。


奇遇だね、僕もちょうど我が儘聞いて貰おうと思ってたんだ。
折角こうして会えたんだ、また相手してよ。無理にとは言わないから。

88: 匿名さん [×]
2016-07-13 23:34:28

支援

89: チョロ松 [×]
2016-08-14 00:46:25



気付かなかった。匿名さん、支援ありがとう。もうきっと戻って来ないだろうから、下げようとも思ったんだけどやっぱりどうしても未練があるね。
話してた頃、毎日ちょくちょく返事がないか更新したり楽しみにしてて。あの時の事思い出すと、子供かって思っちゃう位。
…って、いきなりこんな話してもあれだよな、ごめん。未練がましいと嫌われちゃうよね。これでちゃんと諦める、だから少しだけ多目に見て。
じゃあまたね、おそ松兄さん。

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