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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
461:
狼 [×]
2015-12-13 00:34:00
(余りに相手の嘘が下手なので少し唖然として瞳を瞬かせており。そこまで不機嫌なのだろうかと一体どうしようかと本気で思い始めたとき、相手の声がしたので一応調子を合わせておき)
あ…あぁ。
(先ほどから全く顔を合わせてくれないのだが、本当に大丈夫なのだろうか。真逆照れているのだとは気付く由もなく、ずっと自分が戻ってくるのが遅かった為に起こっているのだと思い。しかしそれに触れて欲しく無い様にも見えるため安易に触れることも出来ずポテトを食みつつどうした物かと思いながら取り敢えずいつも通りを装って相手も普通に戻そうとして却って躍起になっていて奇妙であることに気づかずなるべく明るい声を出して)
このポテト美味ぇぞ、朧も一つ食べるか?
このソーセージもめっちゃ美味い!一口食ってもいいぞ!
462:
朧 [×]
2015-12-13 00:48:14
ん?狼君すごくハイテンションだね。
じゃあ、お言葉に甘えてポテトを少し貰うよ。こっちのローストビーフもいる?
(狼君の顔ではなく彼が持っている料理を見ながらそう言い。しかしながら、食べ物のことになるとテンションが上がるよなぁと。自身が気を遣われていることには全く気付いておらず、そう見当違いなことを思う。相手の手に持たれたフライドポテトを貰い、こちらもプレートに乗った薄く切られたローストビーフを差し出して問いかけ)
463:
狼 [×]
2015-12-13 00:53:49
ま、まぁな…。…え、良いのか?じゃあ遠慮なく。
(何とか取り繕うことができただろうか。自分の手からポテトを取っていった相手に一瞬ホッとするもののやはり相手は自分の顔を見てくれて居ない事に気付き。どうしたものかと思っているとローストビーフが差し出され、今度こそ本当に食欲に負けてがっついてしまい、ソーセージの乗った皿に置いてもらうとそれを咀嚼し。赤ワインの程よい酒の風味が何とも言えず、肉も柔らかくて美味だ。感動を覚えつつさらにソーセージ等を口にしていれば単純なもので先ほどまであんなに相手のことを気にかけていたのにそれも忘れて次々と皿を空にしていき。デザートまで完食すると流石にお腹いっぱいになり満足げにしており)
464:
朧 [×]
2015-12-13 01:13:58
ははっ、狼君すごい食べっぷりだね。
(くすくすと笑いながら相手の満足そうな顔を見遣り。何だか、良い意味で気が抜けてしまったので肩の力を抜いて食事をしていき。牛すじのワイン煮込みとローストビーフとベリーと生クリームのワッフルを完食する。外のイルミネーションに囲まれた所で食べていたせいか、いつもより美味しく感じられ。雰囲気って大切だなと思いながら一息ついていると。クリスマスタワーが建つ広場の方では、十字架の刺繍が付いた黒いケープを羽織った教会の聖歌隊の少年達が賛美歌を歌っていた。食後に、広場で売っているホットワインかホットチョコでも飲もうかなと考え)
狼君、ホットワインかホットチョコだとどっちが飲みたい? 今から一人で買いに行って来ようと思うんだけど。
465:
狼 [×]
2015-12-13 01:32:51
んー、ホットチョコかな。ホットワイン飲んで酔ったら洒落になんねぇし。
(相手が漸くいつもどおりの笑顔でこちらを見れば内心ホッとして。先程貰ったラッピングされた袋を指の腹でなぞりつつ相手が食べ終わるまで待っていると不意に二択を迫られ。いっぱいくらいならば大丈夫だとは思うが、酔うきけんがある事には変わりないし、相手の前で酔っているところ等みせたくないし、ちょうど甘いものでも飲みたいと思っていたところだ。相手に一人で生かせるのは申し訳ないなと思いつつももう一度戻ってきた時に席が空いている保証はないため自分は残ることにして)
466:
朧 [×]
2015-12-13 01:48:14
了解っ、ホットチョコだね。確かに狼君はお酒弱いからこれぐらいで酔いそうだもんね。
あそこの広場に買いに行ってくるから席確保や荷物番を宜しくね。
(にこにこしながら相手の欲しい飲み物を聞き。自分はホットワインにしようと考え。ふと、荷物と席が心配だったので、それらを待機してくれる彼に頼むと。自身はクリスマスマーケットの雑踏の中へと入って行く。恋人だけではなく家族連れや友達連れも多いなと様々な人達とすれ違いつつ、クリスマスタワーが聳え立つ広場に来ればホットワインとホットチョコを買い。紙コップではなく、クリスマス仕様のマグカップに淹れられているんだと感心しながらその二つを受け取って、元の場所へと戻ろうとして足を進め)
467:
狼 [×]
2015-12-13 01:55:43
ああ、わかった。
(何となく馬鹿にされた気がしたが事実であるから仕方が無い。荷物と席の番を任され相手の後ろ姿が見えなくなるとじっと手の中のラッピングされたスノードームを見て。今すぐ取り出して眺めたいくらいであるがそんなことをしたらラッピングが崩れてしまうのでラッピングの上からで我慢して。しかし、こんな事をされると違うとわかっているのに心のどこかで期待してしまう。デートではなくてただの買い物の付き添い、プレゼントではなくて付き合ってくれたお礼であるのにどうしても期待せずにはいられなかった。相手が自分に恋愛的な意味での好意を抱いてくれているのではないかと。然しやはりそれを本人に聞くのは躊躇われ。どうしてもそれが間違っていたらという事を想像すると怖くなってしまう。小さく溜息を吐き小さな声で呟き)
俺はこんなにお前が好きなのに…
468:
朧 [×]
2015-12-13 02:14:21
お待たせ、狼君。
はい、これホットチョコだよ。
(人混みで中々進めなかった為、思った以上に時間が掛かってしまったと反省しながらクリスマス仕様のマグカップに入ったホットチョコを相手に渡す。話しかける前の何やら暗い顔つきに違和感を覚えたものの、きっとクリスマスマーケットの人混みで疲れただけだろうと考え直し。今日は本当に相手に無理をさせてしまったと申し訳なく感じつつも。けれど、彼と一緒にいるのは楽しくて本日の出来事は貴重な思い出だと心の中でそう思い。それにAtaraxiaとApatheiaの協定がまだ続いていなかったら、こうして人目につく所に二人で来れなかったのでそのことにも感謝しながらホットワインを一口飲んで)
外は寒いからあったまるね。
469:
狼 [×]
2015-12-13 09:59:33
…おう、サンキュ。
(不意に声がして相手の姿が目の前に見える。はっとして下げていた顔を上げて彼が買って来てくれたホットチョコを受け取り。マグカップを包み込むようにして手で持つと、悴んでいた手のひらが幾分か温かくなった。それをゆっくりと口に運ぶと、甘すぎず、何処かほろ苦さもあるチョコレートの味がして)
ああ、美味い。
(少し頬を緩ませぽつりとそう零し。どうして今日に限ってこんなに色々と考えてしまうのだろう。いつも街で会うときの様に気軽に話してしまえばいいだけなのに。クリスマスというムードの中に二人きりでいるせいなのだろうか、全く妙な事ばかり考えてしまう。相手を独占したい、だとか。でもそれは敵同士である以上叶わない事だ。そう、あくまで自分達は敵同士。どこかで敷居を持たなければいけないのだろう。自分の感情を抑えてでも、その仕切りを作る必要があるのだろう。相手の迷惑にならないように、組織の迷惑にならないように。世界に居るのが自分と相手だけだったら困ることも無かったのにと訳のわからないことを考えつつホットチョコを飲み干し)
470:
朧 [×]
2015-12-13 10:28:42
(相変わらず周囲はガヤガヤとしているが。自分の意識が隣の彼に向けられているせいか、周りの五月蝿さはあまり気にならなく。温かさが身に染みるホットワインを飲みながら、少しの緊張といつもの居心地の良さに“本当に彼のことが好きなんだな”と改めて感じて。自身は朴念仁ではないので、好きな人と付き合って相手のことを誰よりも幸せにしたいと、当然一人の男として思うわけで。けれども、束縛をしてはいけないと言い聞かせては。また一口ホットワインを飲む。
ーー真っ暗な寒空の下、イルミネーションが色とりどりに輝き、聖歌隊の賛美歌が聞こえてくる幻想的な夜。唯一クリスマスではないことが残念なくらいで。しかし、小さいながらも相手にプレゼントを渡せたから満足だ。もっとしっかりしたクリスマスプレゼントも渡したいなと思っていれば、ふわりと手に白い何かが落ちてきて。それにつられて暗い空を見上げれば)
……わっ、雪だ。ホワイトクリスマスではないけどロマンチックだね。
(ふと、そこで。うっかりロマンチックなどと、柄ではないと思われてしまう言葉を口走ったので。内心で焦りつつも代わりの上手い言葉が見つからず、茶化して誤魔化そうかと考えながら視線を隣にやり)
471:
狼 [×]
2015-12-13 10:43:20
(目の前を通り過ぎているカップルを見て色々と思うところもあり少し瞳を伏せていると、ひらりと落ちてくる白い何かが視界に入り。少し驚いて伏せていた瞳をあげるとはらはらと淡い雪が舞っており。掌に乗ったそれはすぐに溶けて消えてしまったが、間違いなく雪だ。道理で寒いわけだと情緒のないことを考えていると、ふと隣の相手が発した一言にわずかに瞳を見開き。また何か期待してしまいそうになったが彼のことだ、流れる様にそんな言葉が出てきても不思議ではない。だが、確かにこの雰囲気は良い。もういっそ言い出してしまおうかと考え隣を向き)
…なあ、朧、あの…
(その時、通りの向こう側で一際大きな歓声が上がり。何かパフォーマンスが始まったのだろうか。兎も角それに遮られてしまった為に結局言い出せず尻すぼみになり。少し溜息を吐くもののやはりこのままの関係が良いということなのかもしれないと思い直し)
…いや、何でもない。雪、綺麗だな。
472:
朧 [×]
2015-12-13 11:02:00
ーーん?そうだね、綺麗だ。
(消えてしまいそうなほど儚い雪の結晶を見てそう呟き。何か相手が話し掛けてきてくれたが、その言葉は広場のパフォーマンスによって掻き消され。結局、続きの言葉は聞けなかった。それにしてもロマンチックだと言っても、嫌な顔をされなかったことに安堵の息をついて。今日は安心してばかりだと苦笑をしつつクリスマス仕様のマグカップを握り。少し、少しだけこの雰囲気なら言っても許されるかなと彼を見て)
……ねぇ、狼君。僕はいつまででも待つよ、待っていられるよ。
(自分の想いは変わらない。例えこの先ケンカや組織の都合でギクシャクするようなことがあっても、根本的な“好き”と言う想いは決して変わらないから。だからこそ選択権は相手にある。いつまででも待てると言う言葉に、好きな人の為ならと言う意味を隠してワザと分かりにくくしてぽつりと呟き)
473:
狼 [×]
2015-12-13 11:14:13
(関係が崩れるのが怖いだなんていつから自分はこんなに臆病になってしまったのかと内心で苦笑を零しつつ。同僚に恋の相談をされて告白したいが当たって砕けるのが怖いと言っているのを聞くと決まって男の癖に何を言ってるんだ、早く行ってこいと尻を叩いていたものだが、実際自分が其方側になると初めてその困難さがわかる。失敗してしまったら今の状態にすらもどれなくなるかもしれないのだ。そんな事になったら、衝撃は計り知れない。だから、もう少し。そう、もう少しこのままで。そんなことを考えていればふと相手が零した言葉がまるで自分の心の中を見透かしたような内容であった為に大きく瞳を見開き相手を見て)
…っ…!?…ま、待つって…何をだ?
(きっと違う話だ。そうだ、そうに決まっている。思わず鼓動が早くなってしまった自分の胸を抑えるように言い聞かせ。真逆、そんな筈はない。自惚れるな。自意識過剰だ。幾ら自分に言い聞かせても高鳴る鼓動は収まるところを知らない。駄目だ、そんな事を言われたら本当に期待してしまう。彼はきっと自分の気持ちも知らないでこんな事を言っているのだ。彼を困らせてはいけない。早まる気持ちを押さえつけ、少し上擦ってしまった声で相手に慎重に問いかけて)
474:
朧 [×]
2015-12-13 11:35:18
ごめんね。
今はまだ、僕の口からは言えないよ…。
(そう淡く微笑んで。言ってしまいたいけれど答えは彼自身で見つけて欲しい、なんて。随分と自分は我が儘で臆病だと呆れ返ってしまう。しかし自ら切り出して、もし想いのベクトルが違ったら、もし想いの重さが違ったら、修復不可能な関係になってしまうかもしれない。それだけは絶対に嫌だ。だからこそ好き合っているのにも関わらず、こんなにも慎重になっているのだと苦笑して。最後のホットワインを飲み干せば、近くの教会の鐘が鳴りクリスマスマーケットは終わりに近付いていて。雪が酷くなる前に帰ろうと立ち上がり)
狼君、そろそろ帰ろうか。良ければ君の家まで送って行くよ。AtaraxiaとApatheiaの協定はまだ続いているから、他の人に見られても大丈夫だしさ。
475:
狼 [×]
2015-12-13 11:55:22
(そんな意味深な言い方をされれば益々そういう事ではないかと思ってしまう。漸く無理やり落ち着かせた胸の鼓動がまたバクバクと五月蝿いほどに響く。返す言葉もオーバーヒートしてしまった脳では見つからず奇妙に黙り込んでしまった。立ち上がった相手を見て自分も立ち上がる。いつまでもこの時が続いてくれるわけではないのだ。だから、送ってくれると言った時にわざわざ相手を遠回りさせるのはいけないと思ったが、それでも少しでも相手と長く居たくて断り切ることは出来ず)
悪いな。
(帰り道はクリスマスマーケットの中とは打って変わって静かだ。降り積もる雪が静寂の時に静かな重みを与えている。どうしてだろう、今日はあんなに楽しかったのに、こんなに胸が苦しくなるなんて。喧嘩ばかりしている相手の先ほどの真面目な言葉の意味は何だったのだろう。考え過ぎなのだろうか。頭の中はずっと彼のことでいっぱいだ。そんな事を考えつついくつか会話を交わしていればいつの間にかAtaraxiaの前までたどり着いてしまった。楽しさの後にはどうしても虚しさが残ってしまう。今までは楽しいことなんて無かったから、こんな虚しさを感じることはなかったのに。胸が苦しくなりながら正門の前に立つと振り返り相手を見て。こんな時にも可愛げない言葉しか吐けない自分を恨みながらも心からの言葉なんて吐けるはずもなく)
…まぁ、また買い物行くなら付き合ってやってもいいぜ?
お前も気をつけて帰れよ。治安が良い訳じゃねぇんだから。
…お前なら大丈夫だと思うけどな。
476:
朧 [×]
2015-12-13 12:15:47
今日は買い物に付き合ってくれてありがとう。君がそう言ってくれるならまた荷物持ちをして貰おうかなーーなんてね。
それじゃあ、狼君こそ気を付けてね。ばいばい。
(そう軽口を叩いて、つい気恥ずかしさを誤魔化してしまう自分に呆れつつも。彼をAtaraxia本部の敷地から更に端にある構成員の寮の前まで送り届ければ。自身はしんしんと雪の降る中、反対方向に位置するApatheiaの本部の側にある高層マンションの自室に戻り。寒空と雪ですっかり冷え込んでしまった手を暖めながら、クリスマスマーケットで買った物を整理しようとして。マイセンのピンクローズと勿忘草の模様に金細工のソーサー付きティーカップを食器棚に入れ。ボスへのお土産のシュトーレンを冷蔵庫にしまう。買い物と言った割にはあまり物を買わなかった上に先程は荷物持ちだなんて言ったが、一度も相手には荷物を持たせていなかったので不思議がられていなければ良いけれど。そんなことを考えながら今日一日は楽しくて幸せで、けれども切ない気持ちで一杯一杯だと思い。やがてベッドに入り込めば)
…ごめんね、言えなくて。大好きだよ狼君。
(我ながら女々しいと思いながらも呟いて。いつか届けて抱きしめたいと想いつつ。眠りについて行き)
477:
狼 [×]
2015-12-13 12:34:43
はぁ!?だから荷物持ちはしねぇって…
じゃあな。
(いつもの調子で何とか返しつつも結局今日は荷物を持てだ何だと言われたことは無かった事を思い出し。相手に手を振り返しつつ見えなくなるまで背中を見送ってから自分も寮の中の自分の部屋まで戻り。ラッピングを解いてしまうのが勿体無くてスマホで写真を撮ってから丁寧にその舗装を解いていくと、あの店で見ていたスノードームが現れ。何だか無性に切なくて、指の腹でゆっくりその球面をなぞると机の上を綺麗に片付けてその上にそれを置き、じっと眺めて。彼から貰ったプレゼント。ただそれだけで何故ここまで嬉しくなってしまうのだろう。やはり相手が好きなのだなぁと感じつつ服を着替えるとベッドの中へと潜り込み。それにしても、やはり彼の”待っている”という言葉が気になってしまう。何を”待っている”のだろう。真逆、真逆。早まる気持ちを押さえつける。きっと別のことだ。そう言い聞かせていないと心臓が破裂してしまいそうだ。どうしてもこの関係だけは壊したくない。だから、もう少しだけ。布団を頭からかぶり電気を消して思考回路を絶つ様にぎゅっと目を瞑るといつの間にか眠りに落ちており)
478:
朧 [×]
2015-12-13 13:16:32
(それから数日後。クリスマスマーケットの雰囲気が抜け切らない中、Resistanceの残党狩りはほぼ終わり。その為もはや脅威ではないと判断されて、二週間強ほど続いたAtaraxiaとApatheiaの協定は前日に終わりを告げた。そんな中、一件の任務が自分の元へと舞い込んできて。ボスの部屋に呼ばれて行けば)
……潜入調査ですか?
(言われた内容にそう答えれば「そうそう、だから二人組で行ってもらうよ」と返され「詳しくはこの紙に書いてあるから後で読んでおきなさい」とクリップされた書類を渡される。パートナーはあのパトリア美術館と同じように自身の部下から選べるのかと思っていれば「今回の連れは既にこちらで決めてあるよ。藜(あかざ)君、入って来なよ」とボスが扉の向こう側に呼びかければ50代ほどの藜と呼ばれたダンディな男性が現れて。その聞き覚えのある名前と見覚えのある顔に驚き)
あ、藜さん…!? お久しぶりです。小さい頃、よく貴方にお世話になっていた朧です。
(そう笑みを零して一礼をする。「ああ、朧君か。久し振りだな。今回、君と潜入調査を出来るなんて嬉しいよ」と微笑み掛けてくれる。藜と言う中老の男性は自身がこの組織に来たばかりの頃、ボスが手配してくれた教育係で当時はボスの右腕だった凄腕の人物だ。今は“何故か”右腕から外され一端の幹部となっているものの己にとっては尊敬出来る方で。しかし何やら組織内では右腕を外されたのは、ターゲットを間違えて殺したやら麻薬に関わっていたやら、そんな根も葉も無い噂が立っているが自分は全く信じておらず。ずっと憧れの方である。だから同じ任務を遂行出来るのが自身には勿体無いと思いつつも有り難く感じ「では、先に任務の確認をする為に会議室に行っているぞ」と立ち去る彼を見て、ヘマをしないように頑張らなければと心に決めながらその後を追おうとするが。不意にボスが「……朧、君は随分と藜君を信頼しているようだけどーーあまり彼のことは信じない方が良いよ」とどこか引っかかりのあることを言われ。なら何故、パートナーに選んだのだろう?と思うが。きっとボスのことだから何か考えがあっても口に出して教えてはくれないはずだ。取り敢えず、後ろを振り向いては)
……善処します。
(そう答えればボスの部屋から出て行き。藜さんの待つ会議室へと向かって足を進め)
(/こんにちは-! 任務はカジノか偽物の、トピ様が先に行いたい方をお選び頂ければと! それと藜の正体はこの任務が終わりそうな後半に隠していた傷を見られて狼君だけにバレれば上手く繋げられるかなと思います)
479:
狼 [×]
2015-12-13 13:53:40
裏カジノへの潜入調査、ですか?
(目立って大きな事件も無くこの世界の中では稀に見る平穏な日々を送っていたある日、ボスの部屋に突然呼び出され。慌てて部屋へと向かうと其処にいたのはボスと、龍ではなく見たことのない新しい顔で。”君とはまだ面識がなかっただろうから紹介しよう、君より少し前に龍の部下になった虎牙(コガ)だ。今回は虎牙と潜入捜査に向かってもらう。詳細に関しては虎牙と親睦を深める為にも虎牙から聞いてくれ。それじゃあ頼んだぞ、虎牙。”とボスの紹介があり、虎牙と呼ばれた男はひらりと手を振って人の良さそうな笑顔を浮かべ”はい、わかりました。”とボスに一礼すると”行こうか、狼。”と言ってボスの部屋から出て。自分も礼をして彼に続いて出るとロビーまで足を運び、そこで相手がソファに座り、隣を指さしたのでそこに座り。自分より少し前に龍の部下になったということは一応先輩なのだろう、敬語を使ったほうが良いのだろうかと悩んでいるとそれを見透かしたように相手が”改めて、俺は虎牙だよ。宜しくね~。狼でしょ?龍さんから話は聞いてるよ~、俺の方が先に部下になったけど同い年らしいし気軽に話しかけてきてよ、敬語とか良いから!”と言うのでお言葉に甘えてそうすることにして)
ああ、狼だ。宜しく。
同じ年齢…ってことはお前も二十歳か、それで、今回の任務は?
(”そうそう、二十歳!”と明るく快活に笑って言っていたが、任務の話になると割に引き締まった表情になり、”うん、その話!今回は裏カジノへの潜入捜査。そもそもこの国だとカジノ自体違法だからね、裏も表もないんだけど、この界隈だとカジノなんてそう少なくないしいちいち目くじらは立ててられないんだけどさ。問題なのはこのカジノで金以外の物を対価にした賭けが行われていることなんだ。宝石、絵画、彫刻、どれも違法な手段で手に入れられた芸術品を対価にしたり、女性を対価にしたりね。兎に角、目に余るってことでまた治安が悪くなったら大変だし俺らが潜入捜査するってわけ。麻薬の売買とかも行われてるらしいから、そこらへんの調査も任されたよ。急だけど決行は今夜。あまりカジュアルすぎてもフォーマル過ぎてもダメだよ。お前ならいつもの服装で十分じゃないかな。ってわけでよろしく!大丈夫そう?”と取り敢えずの説明と共に注意事項を告げられ、了承の意味を込めて頷き。相棒が初めての相手であることは若干不安だが、気負う必要はなさそうな相手であるし大丈夫だろうと思い。自分が頷いたのを見て虎牙もうんうんと頷き、”それじゃあまた今夜、21:00にロビー集合で。”と言い残して去って行き。それを見送り自分も部屋へと戻ると裏カジノ潜入の準備を整えて)
(/カジノにさせて頂きました!!了解しました、傷を見て思い出すのですね!!今回はばったりカジノでAtaraxiaとApatheiaが出会っても目的は同じなので戦闘にならないという事でよろしいでしょうか…?)
480:
朧 [×]
2015-12-13 14:51:44
(Apatheiaの会議室にて。藜さんと自分は一通り書類に目を通すと「ふむ、裏カジノか。ボスは潜入調査と言ったが、この指示書には主犯格を見つければその場で捕まえても良いと書かれているな」と相手は考え込むように言って「ええ、そうですね。それにしても大きな裏カジノですね。今まで潰されなかったのが不思議なくらいです」と自身はそう零し。このくらい巨大な裏カジノであったらすぐに両組織にバレてしまうのにと思いながら、よっぽど上手く隠せていたのか、こちらの動きを見る目があったのか。とにかく今回もまた厄介だと考えて顔を上げる。彼は少し目を細めて「何はともあれ、恐らく潜入調査をすれば分かるだろう。それで格好だが……まあ、私も君もスーツだったりカマーベストやロングコートなのだからそこは気にしなくて良いな」と言えば「裏カジノは22時から開かれるそうだ。それでは、今晩その時間に裏カジノのロビーで会おう。私はやることがあるから少し先に行っている。朧君なら案内せずとも裏カジノに一人で行けるだろう? それと変装はしなくて大丈夫だ」とも告げてお開きとなる。変装をしなくても良いとは裏カジノでは幹部の顔は割れていないと言うことか? それとも彼が何か根回しでもしてくれているのだろうか? しかしここで詮索しても仕方が無いと諦め、今晩に向けて準備をする為に一旦帰宅をして武器を揃えていき。
ーー同日、21時ちょうど。一足先にいたスーツ姿の藜さんとロビーで合流するが、何やら右腕の調子が良く無いらしい。心配になったので一度「診てみましょうか?」と申し出たものの「いや、たぶん古傷のせいだ。右腕は特に酷いからな。気にしなくて良いよ」とやんわりと言われる。この裏世界では古傷など珍しくも無いので疑問に思わず、そこでその話題は終わり。そして、絢爛豪華なロビーで裏カジノへと入る為の受付を済ましていき)
(/了解です! 破けたりや偶々服の間から見えたなど、バレ方は本編の流れ次第で決めます! 戦闘にはならないですね! 戦って身バレして潜入調査が共倒れしたら双方にメリットは無いですので(笑) 一緒に行動するか、別行動で探す場所を分担し合い随時報告し合うか、など当方はどちらでも大丈夫ですがトピ様はどちらがお好みでしょうか?)
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