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Our distance. 非募集/56


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自分のトピックを作る
21: 朝霧 行人 [×]
2015-10-16 01:52:18

(帰宅早々相変わらず無愛想な挨拶を投げる彼だが毎度玄関先の物音に反応してわざわざリビングから顔を覗かせるあたり、その実自身の帰りを心待ちにしているのではないか、なんて想像もいよいよ自惚れではないのかもしれない。そんな都合の良い解釈を繰り広げ心中でひっそりとほくそ笑み、此方の荷物を受け取ろうと差し出された手に先程買い込んだ諸々の眠る袋を預けて「有難う」と一言。次いで飛び込んできた言葉には僅かばかり眉を跳ね上げるような反応を見せては、“そんなに表情が緩んでいただろうか”と頬に片手を添えて思わず苦笑い。素直に今の気持ちを伝えてもいいのだけれど、それではいつも通りで味気ない……と気まぐれが顔を出したのか少しの間を取った後、小首を傾げあざとく片目を伏せて対面の彼へ向けウインクをお見舞いして「ナイショ。――さ、着替えたら夕飯にするからもう少し待ってな」と彼の問いかけには回答を送らずスッパリと話を切り替え。今から夕飯の支度に取りかかれば食卓に着けるのは……と頭の中でざっくり計算しつつリビングと廊下の境目で立ち話を続けていた足を再び動かし、すれ違いざまに片手を持ち上げて彼の頭をポンポンと優しく叩いて)

(/そう言っていただけると有り難いです!長期間顔を出せない時はなるべく一言入れるようにしますね。そして理玖くん可愛い。どうして行人なんぞに引っ掛かってしまったのかと少し不憫な気も致します(笑) こちらこそ何時でもお声掛けを!まったり楽しみましょうねー。ではでは。)

22: 須賀谷 理玖 [×]
2015-10-18 03:01:12

(彼が着替えたりしている間に買い物を片付けようと買い物袋を受け取り、礼を言われては「別に…。」と可愛げもない返事をする。いつにも増して緩んでいる頬にそんな表情になる様な事があったのかと尋ねるも頬に手を添えて苦笑いをしていて、どうやら自覚は無かったらしい。彼の行動が不可解で何なんだ一体…と訝しげに見ると、ウインクと共に"ナイショ"なんて言われた。そしてあっさりと話題を変えられてしまった。それが気に食わなく眉を寄せては「何それ、意味分かんない…。」と僅かに口を尖らせキッチンへ行こうと彼に背を向ければ、後ろから頭を撫でられた。自分を追い抜いて着替えに行く背中に不満気な視線を送るも姿が見えなくなれば、途端に撫でられた嬉しさが溢れ頬をほんのりと染め口元も緩んでしまい。彼に何があったのか分からずじまいだが、まぁいいかと荷物を片付けにキッチンへ。ゴソゴソと袋の中を漁っては順番に冷蔵庫へしまっていく。先程自分が買って来たシュークリームが目に付けば、早く一緒に食べたいと胸を高鳴らせる。が、こんな所を彼に見られまいとゆっくり息をして自分を落ち着け平然を装い、残りの荷物も片していき。)






23: 朝霧 行人 [×]
2015-10-20 00:31:21

(シャツのボタンを小器用に片手で外しながら自室へと向かう最中、先程の応対に彼はどんな表情を見せたろうかと一人想像を膨らませてはついついだらしなく頬を緩ませて。此方のスキンシップに毎回つっけんどんな態度を見せながらも度々彼の頬や耳元には薄く紅が差しているのだ、そんな可愛らしい一面に出会ってからというもの彼の反応に益々の興味が湧くのは当然の結果だと云えよう、なんて自己肯定。愛しい同居人の為に今日も腕を揮うか、と気合いを入れ手早く着替えを済ませキッチンへ。彼へ手渡した荷物は既に冷蔵庫へ仕舞い込まれていたようで、「有難うな。今日も美味いモノ食わしてやるよ」と威勢の良い言葉を彼に送り、有言実行すべく夕食の支度に取りかかり。材料を取り出すべく冷蔵庫を開けば、綺麗に並べられた食材の横にちょこんと腰を下ろす小さな箱が目に止まって。同居生活を始めてからは無論冷蔵庫も兼用、彼が個人的になにやら買って来たのだろうと特段気にも留めずにお目当ての物を数点手に取って扉を閉め。買い出しで遅くなる事を予想し昨晩出来る限りの下準備は済ませてあるようで、本日の晩餐が食卓を彩るまでそう多くの時間は要さないだろう)

24: 須賀谷 理玖 [×]
2015-10-21 01:55:57

(取り敢えず一通り冷蔵庫にしまった所にタイミング良く彼が来た。自信満々というか威勢のいい言葉に「…お腹空いたから早くしてよね。」と素っ気なく表面上では特に変化は見せないものの、心の中では嬉して楽しみで出来上がりが待ち遠しい。冷蔵庫から食材を取り出していくのを後ろから眺めていて、シュークリームの箱に気付くかな…なんて気付いて欲しい様な欲しくない様な曖昧な気持ちでいるも彼からそれに触れられる事はなく冷蔵庫の扉は閉じられた。少し残念に思うもまぁ、食べるのは食後だし…今回は自分から一緒に食べようと誘うんだと密かに意気込み。何時もならテレビを見たりして食事の完成を待つが、今日はシュークリームがあるからか何だか落ち着かなく調理を始めた彼の側から離れずに何か出来る事は…と視線を動かせば食器の用意をしておこうと思い付き二人分の茶碗や箸を出していき。彼の今作っている物が入るであろう皿を選択しては、彼の横で皿を持って直ぐによそえる様にとスタンバイして。)




25: 朝霧 行人 [×]
2015-10-24 20:41:23

(手際良く夕食の準備を進める最中飛び込んできた言葉は「ハイハイ」と軽い語調で受け流し、手を休めることはなく。キッチンの三口コンロはフル稼働、幾つもの作業を同時進行でき時間短縮に貢献してくれるこのコンロは密かなお気に入り。物件選びの際に重視していた箇所でもあるので、活かす機会が多いのは嬉しいところ。手前のフライパンではチキンライスが食欲をかき立てる香りを昇らせており、その様子を窺いながら寸胴鍋の具合も確認。ごろりと具沢山の野菜スープは昨日仕込んで置いたもの、そろそろ温まったかとおたまでぐるりと寸胴鍋をかき回し、味見も忘れずに。満足の出来なのかひとり小さく頷くと、隣で先を見越しスタンバイしていてくれた彼が持つ皿に其れを盛り付けて。「もうすぐ出来上がるから座ってな」と一言かけると、先程のチキンライスはふんわりと卵に包まれて。食卓にはオムライスに野菜スープ、加えて小鉢がふたつほど並んで本日の晩餐は手早く完成)

26: 須賀谷 理玖 [×]
2015-10-27 03:01:40

(自分は料理が苦手で他に手伝える事は皿の準備くらいだと空の皿を手に彼の隣でスタンバイしていて。コンロを余す事無く同時にそれぞれを手際良く調理していく様に、自分には到底出来そうにない華麗なパフォーマンスの様でつい見入ってしまう。昨日何やら作っていたのは今日のための野菜スープだったらしく温まってくるといい匂いがしてくる。それに卵とチキンライスの匂いも加わり食欲が掻き立てられる。スタンバイしていた皿に盛り付けられれば其れを手に言われた通り食卓で待つ事にし、皿を食卓へ運べば何時も自分が座る椅子に座って彼を待つ。「行人さん、まだー?」と早く食べたい衝動に蝕まれながら催促の声を掛ける。暫くして焦げ目一つない黄色に輝くオムライスが到着し、彩り豊かなテーブルに何だか食べるのが勿体なく思えてくる。何時も綺麗で美味しい食事を作ってくれる事に本当に感謝している。「ちょっと、遅いからもう先に食べちゃうよ?」とまだ席に着いていない彼へ文句垂れるも、ちゃんと頂きますは彼を目の前に言うんだと決めていて結局は待っている様で。)



27: 朝霧 行人 [×]
2015-10-30 00:26:40

(手際良く支度を終え軽くキッチン周りを整えている最中、テーブルの向こうから飛んでくる此方を急かすような言葉には「んー」と生返事。なんだかんだと文句を零していても律義に自分を待っていてくれるところは素直で愛らしい。調理と同時進行でこなしていた洗い物の残りを水に浸し、彼と同じ食卓に着くべくキッチンを後にして。自分の料理で彩られたテーブルを俯瞰すれば、本日の夕食も見栄えよく出来たと内心満足げ、僅かばかり口の端をあげて。「――おまたせ。さあさあ、食べようか」と彼に声をかけつつその対面に腰を下ろし、イタダキマスと掌を合わせ。料理の腕にはそれなりの自信があるものの、問題は彼の好みに合致するか否か、今回の食事はどうだろうかと彼の様子を窺ってみて。自分の作った料理を振る舞う際、いつも対面のひと口目を見届けてから自分の箸を取る癖がついてしまった事を彼は気づいているだろうか。感想を訊ねてみても毎度素っ気ない返事が返ってくるのだけれどその語調や表情から読み取れることは多々あり、それを見逃さずに次へ活かすことが密かな愉しみになっているらしく、その反応にひっそりと目を光らせて)

28: 須賀谷 理玖 [×]
2015-11-01 03:34:26


(湯気を揺らしながらホクホクと柔らかそうな野菜スープが目の前で誘惑してくる。まだかまだかと彼が食卓に着くのが待ち遠しく生意気にも催促すれば聞こえてきたのは生返事。きっと何だかんだと文句言いつつも毎度待っている事はバレてしまっているのだろう。彼も聞いてこないし自分からも話したりしないけど雰囲気で分かる。少し照れくさい様な気もするけど、作ってくれた本人を置いて先に食べるなんて事をしないのがせめてもの礼儀だと思っているのを知られるのも悪くない。口下手で素直でない自分の事を何も言わず行動から読み取ってくれる彼に嬉しさと感謝を感じていると、オムライスと共に彼がやっとこっちに着て席に着いた。口角を上げる様子に今日も満足のいく仕上がりなのだろうと察し密かに自分も嬉しく思いながら、彼に続いて手を合わせる。「頂きます。」丁寧に思いを込めて呟くと我慢の限界とばかりに手早くスプーンを取りオムライスを口に含む。味わう様に咀嚼すれば口いっぱいに広がるケチャップと卵の旨味に思わず頬が緩んでしまう。彼が自分の食べる様子を窺っているなんて知りもせずパクパクと食べ進めて行き、ふと手を止めれば「…これ、また作って。…美味しいから。」と照れ臭そうに視線を逸らして告げる。何時も文句無く美味しいけどこのオムライスは自分の好物になったかも知れないレベルに気に入り、今日は彼の食事に感謝の日と帰宅途中から決めていた為、珍しく素直に言葉に出してみた。慣れない事をするのは勇気がいる。何も手伝っていない癖にまた作れなんて虫が良すぎるかと彼の反応を見ようとチラリと視線を彼へ遣り。)



29: 朝霧 行人 [×]
2015-11-04 03:56:42

(よほど空腹だったのだろうか、即座にスプーンを取って口へ運ぶ彼の食べっぷりにほくそ笑みながら、その匙が止まらないところを見るに彼のお気に召したのだろうと解して満足げに眦を緩め。自分ひとりで食べる分にはさして見栄えや味を気にすることもないのだが、彼と食事を共にするようになってからは随分と調理に気を遣っている。美味しいと示してくれる――実際に言葉で伝えてくれることは稀だが、その振る舞いや表情で充分こと足りる――彼の顔を思い浮かべるだけで原動力になるのだ。上機嫌でこちらも夕食を口に運び、確かに上出来だと自画自賛しながら空腹を満たしていく最中、対面から思いがけない言葉が飛び込み咄嗟に顔をあげ匙を置いて。平素とは些か変わった彼の様子にきょとんと眼を丸くしつつ、「……あ、うん。気に入ってくれたのならよかった」と告げ、至極嬉しそうに破顔してみせ。素直に感想を寄こすなど珍しい、何か心境の変化があったのだろうかと勘繰るが、先日までそのような素振りを見せることもなかった為何が原因やら予測出来ず。理由がなんであれ、こうして思ったことを口に出してくれるだけで此方は喜ばしい。そんな言葉を聞くだけでこの食事がひと口目よりも美味しく感じてしまうのだから、相当彼の言葉に踊らされているという事なのだろう、今までに経験したことのない心情に思わず苦笑いを零し、其れを誤魔化し飲み下すように匙を進めて)

30: 須賀谷 理玖 [×]
2015-11-07 17:40:56

(彼の料理は味付けも上手く見栄えや彩りにも気を配られていて、家庭的でありながらもお店で出された物の様な気にさえなる。それが自分の為とは知らず、元々料理が好きで見栄えにも気を遣うタイプなのだろうと勝手に思い込んでいるが勿論感謝の気持ちはずっとある。きちんと彼に頂きますを言うのも残さず食べるのも、言葉の代わりに感謝を示したもの。気紛れな思い付きではあるが今日はそれを直接伝えようと決めていた。オムライスを気に入った旨を伝えると至極嬉しそうな顔をされ、嬉しい反面一気に気恥しさが募る。しかし同時に、こんな顔が見られるならもっと早くに伝えておけば良かったとも思った。「…あのさ、今日帰りにシュークリーム買って来たんだ。…食後のデザートにと思って…好きかどうか分からないけど。」少しの沈黙後、今このタイミングを逃せば絶対言い出せなくなると考えては、恥ずかしさを抑え込み冷蔵庫にあった箱の正体を明かし遠回しに一緒に食べる為に買った事を告げる。)



(/行人さんと行人さん本体様、お世話になっております、理玖の本体です。やりとりを始めて、今日で丁度一ヶ月が経ちました。毎度丁寧なレスを返して下さり有難うございます。無愛想な表現が多いですが、 凄く楽しませて貰っています。やりにくい事ややめて欲しいと思う様な事はございませんでしょうか?些細な事でも何かありましたら、いつでも仰って下さいね。これからも二人のペースでやりとりして行けたらなと思います。それでは、今後ともどうぞ宜しくお願い致します!)



31: 朝霧 行人 [×]
2015-11-10 01:26:16

(眼下の皿も空に近づいたころ。ちらりと其方へ視線を遣れば、今日も対面の料理が順調に減っている、ということにご満悦なよう。一人暮らしでは体感することのできなかった感覚、日々作り甲斐がある。そんな事を考えていると、目の前から予期せぬ台詞が投げかけられてピタリと匙が止まってしまい、「……え、あぁ、俺に?」と驚きの表情を隠せずに。どうも今日は彼の様子が何時もと異なるような気がしてならない、“いいこと”があったのは彼の方ではないのか、なんてことが頭を過って。思いがけない彼からのアクションにどうしたって嬉々とした笑みが零れ、「有難う。甘いもの好きなんだ、嬉しいよ。一緒に飲むのはコーヒーがいいかい?それとも紅茶?」と首を傾げて付け加え。冷蔵庫にちょこんと鎮座していた箱の中身が、まさか自分宛だったとは。態度にも勿論表れているが、心中はそれよりもよっぽど高揚しており鼻歌でも飛び出してしまいそうな気分。彼と共に過ごす食後を楽しみに再び匙を取って夕食を胃の中へ収めてしまうと、両掌を合わせて御馳走様)

(/こちらこそお世話になっております。もう一ヶ月ですか!はやいなあ。こちらも毎度楽しませてもらっています。理玖くんはやっぱり可愛らしい!背後様の書かれる文になにか、という事は御座いませんのでこれまで通りお付き合いいただけたらと思います。こちらに対しても要望等ありましたら遠慮なくどうぞ!)

32: 須賀谷 理玖 [×]
2015-11-14 03:58:48


(彼の料理を食べている時が一番の至福の時かもしれない。いや、やっぱりなかなか出来はしないがイチャイチャしている時の方が勝るか…なんて内心では恥ずかしげも無く考えながら皿を空に近づけていく。食事が終わってしまう前にと意を決して買って来たシュークリームの事を話すと、自分の行動の珍しさからか驚く彼に「行人さん以外に誰が居るのさ。」と恥ずかしさ紛れにぶっきらぼうに呟く。しかし、目の前の彼は嬉しそうな笑みを浮かべていて何だか急に愛しさが募り。これくらいの事で喜び過ぎ、なんて心の中で悪態つくも喜んで貰えて良かったと安堵する。シュークリームに合わせる飲み物を聞かれると、どちらにしようかと数秒悩んだ後「うーん…紅茶かな。」と今の気分で決め。唐突に決めた今日の"日頃の感謝を伝えよう"プランだが、今の所順調に進んでいる。好きな人に喜んで貰えるというのは同時に自分も嬉しくなる、なんて幸せな一石二鳥だ。彼の事となるとつい思考が甘くなる、これもきっと惚れているからなのだろう。残り数口になった皿の中身を平らげると、両手を合わせて御馳走様と。)


(/本当に早いですね。楽しんで頂けてますか!良かった!行人さんこそ、優しくて料理もお上手でパーフェクトです!こちらの文章等、お気にされている事が無くて安心しました。こちらからはもう文句の付けようもございません!素敵なロルに素敵な背後様と素敵な行人さんで毎回幸せを噛み締めております。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い致します!)


33: 朝霧 行人 [×]
2015-11-18 02:44:35

や、そりゃそーなんだけどさ。(此処には自分と彼の二人きり、分かってはいるものの、食後のデザートを共にしようだなんてお誘いを彼から頂くとは予想していなかった。小さく頬を引っ掻いて苦笑いを零しポツリと呟き。食後の満足感にゆっくりと浸っていたい気持ちもなくはないが、彼の提案するプランは大層魅力的で。早々に腰をあげれば二人分の食器を片づけ出して、「了解。よーし、それじゃとびっきり美味いのを淹れないとな」なんて彼の言葉にニコリと笑みを向け応対。職業柄コーヒーを淹れるに関してはある程度の心得があるが、加えて学生時代のアルバイトで身に付いた紅茶の知識もそれなりに。珍しい彼からのお声かけとあらば気分も高まって、腕を揮わないわけにはいかず。それに台所の戸棚の奥で眠る、貰い物のティーセットが活躍する良い機会となりそうだ。食器の価値などあまり分からないのだが、そんな己でも聞き馴染みのあるブランド名、普段使いするにはなんとも恐れ多いような感じがしてずっと手を触れないでいた。そんなカップにどんな紅茶を注ごうか、と考えるだけでついつい口の端がにやりと吊り上ってしまう。わくわくと心を躍らせながら空いた皿をキッチンのシンクへと運んで)

(/わわわ、そんな褒めてもなんにもでませんよっ!(笑)こんな背後と愚息ですが、これからも行人に付き合ってやってくださいませ……!展開相談等いつでも承りますので、気軽にお声かけくださいね。もう冬も間近ですが、理玖くんも背後様もお体壊さぬように。ではでは!)

34: 須賀谷 理玖 [×]
2015-11-21 03:21:59


(自分の日頃の行動から見て驚くのも無理ないとは思うが、余りにも珍しがられると余計に気恥しくなってくる。苦笑いで頬を掻く彼に何言ってんだ、という視線を投げ掛ける。何時も丁度いい満腹感が得られる夕食の後には、何か食べるという事をしない。それ故に特別感があるのか、彼が喜んでくれたからか…きっとその両方からだろう、早く食後のデザートタイムを始めたい気持ちが募り、頬が緩むのを抑えられない。何だか女子みたいだ…なんて思い浮かんでは否定する様に首を左右に振り、空いた食器を片し始める彼を見てある事を思い付き提案をする。「待って。今日は僕が洗うから、行人さんは紅茶と珈琲の用意しててよ。」今日は彼への日頃の感謝をするんだと決めているのに、洗い物をして貰っては元も子もない。それに同時進行だと時間短縮にもなる。そう告げると、足早にキッチンへと向かい、何やら楽しげにキッチンへ皿を運ぶ彼と入れ違いに戻って来れば食事を終えた食卓を丁寧に拭いていく。吹き終わればまた忙しなくキッチンへ戻り、シンクへと運ばれた皿を前に意気揚々と腕捲りをし皿を順番に洗い始める。何時も家事全般は大抵彼がやってくれる。皿洗いなんて何時ぶりだろう…洗剤ってこんなにヌルヌルしていたか?と久々感を感じては、これからはもっと手伝う事を心に決めた。そして、同じくキッチンに居る彼に「そうだ、確か綺麗なティーセットあったよね?まだ使ってないの。今日使っちゃう?」と戸棚の中のとある存在を思い出しては訪ねて。)


35: 朝霧 行人 [×]
2015-11-26 05:21:14

あぁ。じゃ、お願いしようかな。(幾分何時もより協力的で素直な彼に皿洗いを任せるべく、シンクに洗い物を置いた後は背後に陳列された茶葉を選定し出し。どうせならいいモノを、と選んだのはこれまた貰い物で。自分じゃ買わないような高価なものを貰ったはいいものの、封を切らず戸棚の肥やしに成り果てているところが庶民たる所以か。なんて事を考えつつひとり苦笑を零し、隣から飛んできた声に「そうしよう。普段はなんだか勿体なくて使えないんだよねぇ」なんてまたもや貧乏性な発言を返し。例のティーセットを引っ張り出すべく戸棚を開けども、滅多に出番が無い代物、仕舞われているのは最奥で。手前の物を取り出し脇に避けながらようやくお目見えしたのは、艶やかな白地に金の装飾が映えるカップとソーサー、ティーポット。英国貴族の風格を纏ったティーセットにはやはり紅茶だろうか、と普段甘味には珈琲を選ぶ自身も今日は寝返って。二人分の紅茶を淹れるべく湯を沸かし始め、その間に茶葉のパッケージに記された“美味しい淹れ方”なるものを熟読。彼に美味しい紅茶を飲んでもらいたいのは勿論だが、自分の紅茶に対するコダワリがむしろ大部分を占めているよう)

36: 須賀谷 理玖 [×]
2015-12-02 02:22:38

(大好きな彼に任されたとなると、単なる皿洗いすらもやる気が湧いてきて嬉しい気持ちになってしまう。彼以外に頼まれたのなら面倒としか思わない筈なのに不思議だ。慣れない洗剤の滑りで皿を落としてしまわないように慎重に作業を進めていく中、随分と前から眠ったままのティーセットについて話を振れば、彼も賛成してくれた。「使わない方が勿体無いな…まぁ、今日みたいな特別な日にだけ使うのも悪くないかもね。」折角貰ったのに使わずに廃れてしまってはそれこそ勿体無い、と思った事を言いかけて止める。彼の"普段は"の言葉が引っ掛かったのだ。今日だって別に記念日でも無ければ誕生日でも無い普通の日なのに、彼は使う事を良しとしてくれた。という事は、だ…どうやら今この時を特別に思ってくれているらしい。それに気付くと急に頬が火照ってきて、嬉しいやら気恥しいやらで鼓動も速くなってくる。彼には背を向けている状態だし、カチャカチャと食器が軽くぶつかる音が聞こえているから、手を動かしていてこちらは見ていないだろう。早く頬の熱が引くようにと濡れてひんやりしている手の甲を頬に当てつつ、何とも無いように何時もの生意気口調で今日は特別な日なんだと主張する。取り出し終えたのかお湯を沸かし始めたのが分かれば、ふと気付いた事を真剣な声色で口にする。「ね、行人さん。別腹って本当にあるかもしれない。さっきまでお腹いっぱいって思ってたのに、準備し始めたらまだまだ食べられるような気がしてきた。」女子の間ではよく聞く話だが、そんな風に思った事無かったのに今は女子達に賛同出来る気持ちで。)



37: 朝霧 行人 [×]
2015-12-08 22:57:03

(/背後がここ最近慌ただしく返信が滞ってしまい申し訳ありません!明日か明後日中にはお返事ができると思いますのでもう暫しお待ちいただければ幸いです。取り急ぎ報告でした)

38: 須賀谷 理玖 [×]
2015-12-09 14:40:33


(/お忙しい中、ご連絡有難う御座います!気長に待たせてもらいますので、お時間の有る時で大丈夫ですよ。二人のペースで進んで行きましょう。ご報告、有難う御座いました^^*)



39: 朝霧 行人 [×]
2015-12-11 00:46:28

(ついぞ彼にまで己の庶民性を指摘され思わず眉を垂らして苦笑いを零しながらせかせかと準備を進めつつ、ふと彼の言葉に引っ掛かりを感じて。どうやら彼にとって本日は゛特別”らしい。普段よりも棘の無い態度や唐突な土産物、此方にとっては゛特別”と称しても差し支えない事象だが、一体どのような風の吹き回しなのやら。問い詰めたところで素直に返事を寄越すとも思えないうえ、彼の機嫌を損ねてしまってはどうしようもない、とその態度について言及するような事は控え。続いて背後から耳に入る言葉には「そう?いくら俺の淹れる紅茶が美味いからってさ、飲みすぎて腹壊すなよー?」なんて些か芝居がかった口調で軽口を飛ばし。薬缶が沸騰を告げるように鳴ると、二人分の茶葉をセットしたティーポットに湯を注ぎ、手元の砂時計をひっくり返して蒸らし時間を確保。準備が整えばそのティーセットでテーブルを飾って、椅子に浅く腰掛けながら砂時計の中身が徐々に下へ落ちていく様を、軽く頬杖をつきながら眺めていて。視線は砂時計に注がれたまま、「洗い物終わったら、シュークリーム出してくれるかい?」と水仕事に従事する彼へ頼み事。食後にデザートと紅茶、それも好意を寄せる相手と共に、だなんて頬を緩めずにはいられないよう)

(/恐縮です……!お優しいお言葉有難うございます。時折返信が遅れることもあると思うのですが、懲りずにお相手していただけると背後と行人が喜びます(笑))

40: 須賀谷 理玖 [×]
2015-12-13 04:10:15

(一通りスポンジで擦った食器類を流していきながら、別腹は存在するかもしれないなんてやけに真剣に捉えて考えを巡らせていると、冗談めいた返事が返って来て、眉間に皺を寄せ呆れた表情で彼の方を向く。「そんな事、すると思う?」彼の紅茶が好きなのは事実だが、飲み過ぎて腹を壊すなんて馬鹿な真似する訳が無い。彼も分かっているだろうに態とらしく言ってくるものだから、此方から否定の言葉は告げず彼自身に"NO"と答えさせてやろうなんて思っては尋ねて。会話してるうちに洗い終わった食器類を乾燥機に入れスイッチを押す。彼はというと知らぬ間にティーセットでテーブルを飾ってくれていて、今は茶葉の抽出する時間を計っているらしい。砂時計の砂が落ちるのを眺める様子から察した。自分は言われた通りに冷蔵庫からシュークリームの箱を取り出し、それを持って彼の元へと向かう。頬の緩んだ表情が目に入ればつい嬉しくなってしまい、釣られそうになるのを堪えながら椅子に座ると「僕は良く知らないんだけど、美味しい所のヤツらしいよ、コレ。」と箱に貼られたシールやらロゴマークを見ながら話して。)

(/そんな、お気になさらず…!此方もこの先、遅れてしまう事もあると思いますが、その際はきちんとご連絡させて頂きますね。何事もお互い様です。これくらいの事で懲りたりしませんとも!これからもお相手、宜しくお願い致します^^*)



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