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” 非現実的出会い ” 指名/BL/141


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113: 篠崎 朔夜 [×]
2015-05-03 17:54:50


>萌 / >110

うーん…それでもいいけどね、ダメ。
(じっと向けられる視線。他人の目を見て話す事には慣れている筈なのに、彼を相手にするとなるとどうも勝手が違ってくるらしい。いつの間にか汚れてしまった自分の目よりもずっと純粋で人間らしい暖かい光を灯した彼の瞳に見据えられると、消え失せていた感情が再び顔を出し始める。_この男の血を、この瞳から光が消え去るその瞬間を、もう一度正面からじっくりと見てみたい。先程暗がりの中で見た彼の鮮やかな赤色を思い出すと不覚にも背筋がぞくりと粟立つような感覚に陥った。無意識のうちに鞄に伸びていた手に気がつき、急いでそれを引くと何事も無かったかのように相手の言葉へと耳を傾けて。相手の前で気を抜いてはならないな、と思いながら何かに流されてしまいそうな自分を繋ぎ止めておくためそっと掌を握りしめては内心自分自身を叱咤しておく。そうして意識を中途半端に飛ばしながら聞いていたせいか自己紹介の後、控えめにお辞儀をする相手を見て思わずこてん、と首を傾げてしまった。違和感というには小さい蟠りが胸の片隅に芽生えたのだ。少し考えてみれば案外答えは早く見つかった。口調が逆なのだ、自分と彼は。不老不死という体質である以上当然ながら彼の方が年上である筈なのに、今は相手が敬語を使い此方が普段の口調で話している。きっと“良い子の自分”がそれを感じ取り、許さなかったのだろう。相手の問いかけにくすりと小さく微笑みつつ上記を返せば脳内のスイッチを切り替えてから再び相手に向き直って。「…萌さんの方が本当は年上なんでしょう?よくよく考えてみれば俺が敬語を使うべきなんですから、そう畏まらないで。ね?」まるで子供に言い含めるような言い方になってしまったが、こればかりは仕方ない。ひとつ瞬きをすれば今度は此方がじっと相手を見つめて

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