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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
17:
間戸亮祐 [×]
2015-04-02 23:05:37
( そんなに俺は冗談の似合わない男だろうか。俺の軽口に対し、茶化してくるでも乗ってくるでもなく曖昧に息を吐いた彼に違和感を覚える。思うところはあるのだろうが、俺はだらだらと続けてきたこの関係に亀裂を入れるつもりは全くない。良くない事だとわかってはいるけれど、あまりに心地の良いこの安寧をぶち壊せるほど俺は勇気ある人間ではなかったから。と、そんな事を考えている間に彼の思考タイムは終わったのだろう、いつも通り軽い調子でおねだりしてくる相手を見やれば「あー、あったらな」なんて言って適当にあしらい。続いて聡く己の思考を読み取りぺらぺら語る彼を少し驚いたように見返せば、次の瞬間には小馬鹿にしたようにふっと笑いを零し、昔からの癖で無意識に片手で鼻を触りながら「じゃあちょっとくらい付き合えよ、特別に好きなの選んでいいから」なんて言って綺麗に並んだ缶に目線を落とし。)
あー…豆腐、食えなくはないけど好きでもないんだよなぁ
( 彼が冷蔵庫の中身を把握しているなんてきっとありえない。おそらくは適当に言ってみたんだろう、なんて外れていたとしたら失礼極まりない事を考えながら上記の台詞を述べ、一応冷凍庫を開けてみる。消臭剤を入れているとはいえ、沢山の食品が詰め込まれている冷凍庫の匂いはどうも苦手なので息を止めながら中を物色してみて。するとぺたぺたと後ろから近付いてきた彼の気配。目線を向けることないままで彼の言葉を聞けば、「え…マジ?」なんて少々間をおいて反応し、驚いたような不思議がる様な表情を向け。そしてもう一度息を止め冷凍庫を見てみると、そこには確かにこねられたハンバーグがラップされて入っており、少々面食らいながらもそれらを取り出すと、手が空いてないので体で器用に扉を閉めこれ?とでも言いたげにハンバーグを掲げて見せ。)
(/そうですねー、両片想い同士で、お互い「相手はどうせ自分のことなんか別に好きじゃないんだろうな」と思っている設定はいかがでしょう?だらだら関係を続けていくのをいいことだとは思わないけど、想いを伝えて関係が壊れてしまうくらいならこのままでも…と思っているため言えずにいて、本当は両思いなのに気持ちを伝えないがために二人ともおんなじことで悩む、みたいな。完全に俺得妄想なので主様の意見やそれならこうした方がいいのでは?というのがあったらぜひ仰ってください。どうやってくっつくかに関しては、抑えきれなくなったどちらかがうっかりぽろっとバラしちゃうとか、そんな単純な感じしか今のところ思いつかないです…。勿論お話の流れというものがあるので必ずこういうくっつき方じゃなきゃ嫌だ、とかそういうのはありません。)
18:
若名秋月 [×]
2015-04-03 13:52:15
うわお前と呑むの久々……(というより、最近まして酷くなった出不精の所為でアルコールを摂取すること自体久しぶりで、心なし強張った表情でひい、と奇妙な音と共に息を吐きつつ。彼の言う通りアルコール度数の一番低い甘そうなやつを一本、列の中から引き抜いて自分の手前に置き。ふと小首を傾げ、「特別だって、ね。」と目の前の缶を見詰めそれに向かって囁くように口許に手を添え小声で。)りょおすけ好き嫌い多くてわかんねーし(空腹時に腹に収まれば大体オッケーな自分と違って偏食家の同居人の好みは自分が料理を滅多にしないことも相俟って未だに把握できていない。彼の元へ近付く際に見えた冷蔵庫の中身は二人暮らしには多いように見えて、何が入っているのか自分は殆ど知らないけれど、整理整頓して電気代節約しろよ賞味期限切れてる食べ物は俺に食わすなよと皺を寄せた眉間から念を送ってみる。届く筈は無いけれど、口に出せばきっと手前でやれと言い返されるだけだ。と、彼の傍らに立てば鳩が豆鉄砲を食らったような、それで且つ自分を疑うような顔でラップに包まれた冷凍ハンバーグを差し出してくる。にひひと悪戯をする前とも悪戯がばれた後ともつかない子供のような笑みを顔いっぱいに広げそのハンバーグを引っ手繰ってやって、「任せて。てかおれ先に腹に何か入れないと一缶飲みきる前に具合悪くしそうだから」と早速ハンバーグを電子レンジに放り込み解凍ボタンを押し。腕捲りすればシンクで神経質に手を洗い、その癖濡れた手はジーンズの尻で拭い。フライパンを用意しようと開けた扉はハズレで、何食わぬ顔で別の扉を開けて今度はアタリ。コンロにフライパンを置けば、どうだ、と言わんばかりに同居人を振り返り)
***
おおお。その設定に大賛成です。完全にお任せモードですみません、萌える設定提供どうもありがとうございます。ではお互い駆け引きし合うというよりはバレないように悶々とひとり戦う感じですかね。くっつき方は……どちらかが出て行こうとして、この関係では引き止めるのもおかしいと上手く引きとめられず勢い余って告白してしまう、とかはどうでしょう。NTR体質の亮祐くんが出て行こうとするのも美味しいし、秋月が気まぐれで家出なんてのも面白いかと。
というか、此方がまごまごしていて中々進まなくてすみません……。
19:
間戸亮祐 [×]
2015-04-03 14:38:07
俺ですら何が無理なのかいまいちよくわかってないのに、俺以外に分かってる奴いたらこえーよ
( 好き嫌いが多くてわからない。ちょっと親しくなった人と食事にでも行ってみれば毎度のように言われるのがこれ。なぜここまで好き嫌いが激しいのかはわからない、だから自分ですら把握できていない事を全て誰かに伝えるなんて到底出来っこなくて。そんな事を思いながら、ため息交じりに上記の台詞を述べるとちょっとだけばつが悪そうに頭を搔いて。)
あー、モノ食ってからじゃないとアルコール取れないっていう人割といるよな
( 手に持った冷凍のハンバーグをむしりとり、年齢不相応な人懐っこい笑みを浮かべる相手。どこまでも無邪気なつかみどころのなさに小さく苦笑いを浮かべるも、彼が発した言葉には納得したようで考え込むように視線を落として。次いでどこか他人事のように上記述べれば、取りあえずは彼の行動を観察してみるかと壁にもたれ見つめてみて。手ぐらいタオルで拭けよ、フライパンの場所もわかんないのか。言いたい事はいろいろあったけど、コンロにフライパンを乗せたところで自慢げに此方を振り向いた彼の顔を見て呆れ交じりに小さく吹き出し。「何だよ、まだ何も始まってないんですけど」なんて言って濡れた手をジーンズに拭った彼の行動を責めるようにぱしりと尻を叩けば、また冷蔵庫へ戻って野菜室を開き、数秒間中をあさった後玉ねぎを一玉掲げて見せ。「俺大抵の野菜食えないけどネギ系はいけんの。だからコレも、はい。」なんてぶっきらぼうに言って、我関せずと言った表情で取り出したまな板と包丁と共に流しへ置きまた壁にもたれかかって。)
(/いえいえ、構いませんよ!そうですね、気まぐれでない限りどういうきっかけで家を出るに至るのかが難しいところではある気もしますが…喧嘩でもしてみましょうか、先ほども言った通りくっつき方に関してこだわりはないので主様のご提案に全面的に大賛成です。こちらこそお任せしてしまってすみません。
いえいえ!こちらこそ大きなアクションを起こせずすみません。ですがずっと曖昧な関係でいたにもかかわらず突然恋愛モードになるのも不自然な気がしますので、のんびりペースで恋愛に寄っていく分には一向に構いませんよ!)
20:
若名秋月 [×]
2015-04-03 15:41:55
男の料理は気合だろー?(尻を叩かれ少しよろければつられて半笑いになりながら、ガッツポーズで気合を表し。彼はまた冷蔵庫と向き合っている様子、何か摘みながら待っているつもりなのだろうかと思えば予想と反し、たまねぎで何か作れとまな板包丁まで出して催促してきて。子供ならたまねぎなんかは嫌いな食べ物ランキングに真っ先に入れそうなものだが、彼は好物らしい。つくづく彼の偏食はわからない。黙ったまま流し台の上のたまねぎを横目に、解凍の終わったハンバーグをレンジから取り出し大きめに纏めた二つを無造作に火にかけたフライパンに放って。味なんて自分はポン酢でいいのだからとりあえず焼ければいい。何故だか料理だとかそういう自分にとって作業っぽい行為をしている時は仏頂面になってしまう、はたから見れば真剣そうなのだろうか。わかりもしない火加減をそれっぽく適当に調節して、たまねぎの皮を剥き始めれば、まるで保護者みたいに傍らで見守る同居人の視線が気になって。そう監視されていると逆に不安になるというか、どうも居た堪れなくそわそわする。「たまねぎもね。任せて。……座ってれば?」と彼に半ば引き攣った笑みを向けて。いそいそとたまねぎを半分に切り数回切れ込みを入れれば半玉それぞれを小鉢に移し、冷蔵庫を開けばその扉に隠れるようにして中を捜索、何とか見つけたチーズを片方の小鉢のたまねぎの上に被せて。彼がチーズを食べられるかどうか覚えていないからとりあえず一方だけ。二つの小鉢にラップをすればそれを電子レンジであたためを開始し、ハンバーグの様子を窺って。たまねぎはレンジでやわらかくなれば後は好みで醤油とかポン酢とか鰹節とかかけて食べればいい、料理と言えるか怪しいラインだが、自分に期待はしないで欲しい。)
***
いいえ、こんなものしか提案できなくて。想像力の乏しいトピック主ですみません。この二人なら言い合いや小さい衝突は多そうですが大喧嘩はしなさそうじゃないですか? どちらかの出かけるとかそういう発言を出て行くものだと勘違い、とかも面白そうです。うーん難しい。
そう言っていただけると気が楽です。気長にお付き合いくださいませ……!
21:
間戸亮祐 [×]
2015-04-03 23:13:51
ハハッ、新婚ごっこしなくても大丈夫か?
( やはり自分の行動を見られるのは落ち着かないのだろうか、珍しく料理に対して前向きな彼をを目にしニヤニヤと嫌な笑みを浮かべ。座ってればなんて言われると、見られたくないからどっか行けってはっきり言えばいいのに、なんて言葉は飲み込んで何処か上機嫌に冗談を吐いてみて。二人で台所に立って一緒に料理をすると言えば新婚、そんな短絡的な考えから口を出た台詞なのだが、言った後に少し恥ずかしいというかいたたまれないような気持になり、それに気付かれない様背を向けて頭を搔きながらリビングのテーブルに戻ると先程と同じ椅子に腰をおろし。灰皿に寝そべる中途半端のままの煙草にもう一度手を出す気はなく、新しいのを一本取り出そうとするもそういえばさっき丁度ペリックの話をしたし探してこようか、何て考えて。だけど一度座ってしまったのに立ち上がるのが億劫で、まあそれは後でいいかと考えふと目を細め時計を見て。夕食にしてはちょっと遅い時間か、なんて思いつつ目の前に並ぶ缶へ視線を移すと冷蔵庫に入れずに放置していたため結露でテーブルが濡れていることに気がついて。あー、何でさっきついでに冷蔵庫持っていかなかったんだろう。なんて軽く後悔しながら同居人が選んだ分と自分が今日飲むかもしれない分をとりあえず数本適当に残しておいて、残りの分を両腕に抱えながらまた席を立って。煙草を捜すために席を離れるのは面倒なのに、彼が居る台所に行くことは面倒だと感じないのは一体なぜだろう。そんな事を考えもしないまま、俺は冷蔵庫と彼が居る台所の方へと歩いて行って。)
(/いえいえ!そんなことはないですよ、現に主様がお考えになったこのトピックに惹かれて私はここにいる訳ですし。
あー、それもそうですね…。なんか想像できません、特に秋月くんが超怒ってるとことか…。
アホの子亮祐が酔った勢いで言っちゃうとか、秋月君が悪戯で狸寝入りしている時に普通に騙された亮祐が聞こえていないものだと思ってぽろっと言っちゃうとかありえそうです。でも主様の発想も面白い…!いい歳してどこまでも関係擦らせて勘違いが重なった末で想いが実る、ってのはやっぱいいですよねえ、難しい…。
はい、此方こそよろしくお願いいたします!)
22:
若名秋月 [×]
2015-04-04 13:34:58
機嫌いいね、何かあった?(やけにぽんぽんと冗談を言う同居人のにやけ顔が気味悪くて、リビングに戻っても何処かそわそわしている様子の彼をちらり一瞥しては訝しげな声色でそう尋ねてみて。気まぐれ俺様な彼なら何も無くてもハイになるものなのかもしれないけれど。自分より仕事もしている筈なのに余裕なのは一年の年の差の所為だろうか、……惨めな気分になる前に髪の毛をぱさぱさ言わせながらぶんぶんと首を振りシャットアウト。どうも今日は難しい思考回路の迷路に度々迷い込みそうになる。可笑しな監視官が居なくなったところでたまねぎのトッピングをと戸棚や引き出しを眺めてみたものの何処に何が入っているのかいまいちわからない。一通り掻き回していると両腕いっぱいに缶を抱えて再び現れた彼、とちょうどよくあたため終了の合図を鳴らす電子レンジ、鰹節を探していたのだけれど見つけられず一旦戸棚を開け放したまま作業を放棄してレンジから柔らかくなったたまねぎの入った小鉢を二つ取り出し。ラップを外して流し台に置けば「りょおすけ鰹節探してさー、ポン酢とこれと持ってって」と冷蔵庫に買いだめした酒を仕舞う彼に言いつけ。結局新婚ごっこかよ、とひとり小さく笑い、いや使えるもんは使わないと損っしょ、と今度は力強く頷き。碌に使わなかったまな板と包丁をシンクで素早く洗い、上手い焼き方なんて知っているはずも無く表面が少し焦げたハンバーグをフライ返しで皿に移して箸と一緒にテーブルに運び。颯爽と椅子に座れば、ソースなんて作らなかったからそのまま焦げが丸見えのハンバーグと電子レンジで加熱しただけのたまねぎを前に満足げな表情で寝癖と傷みの所為で毛先の揃わない髪を耳に掛けて。)
***
こんな素敵な方にお相手していただいて嬉しい限りです。
そちらのアイデアだと亮祐くんが告白する側なんですね……そうするとたぶん秋月はテンパって拒否りそう、笑。どっちが先に告白するかで大分違いますよね、どうしよう、我慢できなくて言っちゃうのは亮祐くんのほうで、いざ! てタイミングが来ないと言えないのが秋月ですかね……。そうなんですよ、この子らアラサーってとこがポイントなんで笑。案が出てきても全部美味しくて決められそうも無いですが。何かぴんときたらお願いします!
23:
間戸亮祐 [×]
2015-04-04 15:12:18
んー…
( 何かあった、なんて尋ねられても上手い答え方なんか見つからなくて、難しい顔をしては曖昧に唸って適当に流し。冷蔵庫の前へ来ると床に缶をひとまずおろし、両手で二本ずつ取っててきぱきと中へと押し込んでいき。すると後方から飛んできた彼の声。これ、と指示語を使われても見なければどれの事を指しているのかわからないので返事をしないまま首だけで振り返り、流し台に置かれたものを確認しまた自分の作業を続け。全て入れ終えぱたんと扉を閉めると、置いてある小鉢に入った玉ねぎを眺め、口から出かけた美味しそうという言葉を飲み込んで何でもない風にスルーして。台所の引き出しではなく冷蔵庫の横にある縦長の棚の真ん中あたりを開けると、ふりかけ等の下になっていた鰹節の袋を取出し、言われた通りポン酢と小鉢二つと一緒にリビングのテーブルに持って行って。自分はハンバーグにはソース派なので、ポン酢を何に使うのか皆目見当もつかないがとりあえずおとなしく椅子に座り待ちつつ、缶の水滴で濡れたテーブルをティッシュで軽くふき。その後割とすぐに此方へやってきた同居人を横目で見ては、すぐに並べられた料理へ視線を移し品目は少ないが己の嫌いなものが一つもない事に対し嬉しそうな笑みを浮かべ。しかし何もかかっていないハンバーグを見ると不思議そうな顔で「ソースは?」なんて短く尋ね、立つ煙に鬱陶しそうに息を吹きかけ彼の方へ流れるようにとどうでもよい嫌がらせをして。 )
(/いえ、滅相もございません…!本当に此方の台詞です、私なんてロルもまだまだでいつになったら主様と釣り合うのかどうか…。ですがそう言っていただけると嬉しいです、有難うございます!
そうですね、とりあえずは自分の操っているキャラが告白したらどうなるかを挙げてみましたが、どちらから告白するのでもよいと思います。タチネコもはっきりしていないような二人ですから、笑。当キャラは割と短気なもので…そのくせいろいろ考え込んでしまう傾向がありため込んでしまった末に、主様が提案なさるように家出を決意、なんてこともあるかもしれません。了解いたしました、此方もすべて美味しくいただけそうなのですが…←主様もご提案がおありでしたらなんでも仰ってくださいませ!)
24:
若名秋月 [×]
2015-04-04 16:19:36
(まるで難しい質問はしていないのに彼がはっきり答えないということは何も無かった訳では無いのかただ流されただけなのか。よくわからんなあと首を捻りつつまあいいやと何も突っ込まないでおいて。何も言わずに頼んだものを運んでくれる彼に、「ありがと」と素直に微笑んでみせ。しかし鰹節があそこに仕舞われていたとは。住人だというのに見事に台所周りだけは把握できていないことに不甲斐無さを覚え掛け、いや台所は管轄外だと開き直り。と。つまみの揃ったテーブルを前に顔を緩ませる対面の彼を見れば此方も釣られてきゅっと口角が上がるがすぐに小さな疑問を訴え何故か湯気に息を吹きかける彼に、此方の笑顔もしゅるりと消え。)おれポン酢でいいもん。たまねぎもポン酢、と鰹節ね。醤油でもいいけど。りょおすけチーズ平気ならそっち食っていいよ(一々指を差しながら、醤油の時は台所のほうを差しながら、ぽんぽんと捲くし立て。自分は和風派というかポン酢党である。それでもまあ、ソースは作らなかったのかと不満を言われるよりはいい。元々期待はされていなかったのだろうけれども。ふん、と鼻息を吐けば手を合わせいただきますと呟きポン酢をハンバーグに掛けて、箸をハンバーグに入れる。何が良かったのか案外柔らかくほぐれるそれを口に運び、本日初の食事に唾が溢れ胃が踊る感じをにまにまと奇妙な笑みを浮かべ実感して。)
***
うーん、では出た案をドッキングする感じで、きっかけ作りは亮祐くんにお任せして秋月に思いを打ち明けるタイミングを作ってやってくれませんか! 珍しく(?)べろべろに酔った亮祐くんがぽろりとそれっぽいことを言ってしまう→テンパって思いつめた秋月が、亮祐くんが記憶が飛んでいるのにも関わらず家を出ようか相談→亮祐くんがならば自分が出て行くと→秋月がやっぱ無理と告白、とかどうですかね……面倒臭いですかね……。
25:
間戸亮祐 [×]
2015-04-05 14:28:09
へー、さっぱりした方好きなのか
( ハンバーグにポン酢をかけて食べる人は、なかなか珍しい部類に入ると思う。彼の言葉を聞き納得したようにぼそりと上記を呟けば、じゃあ俺も、なんて彼のマネをしてポン酢を掛けて。元々ポン酢は嫌いじゃないし味がしっかりしている方が好きなので少し多めにかけると、彼が続けて言ったチーズという言葉に反応して。「あー、食える」なんてぶっきらぼうに言っては、何もかかっていない方を彼の元へ置きチーズがかかっている方を自分の元に寄せて。実は食えるどころか大好きな部類に入るのだが、好きなものを伝えるのがどこか照れくさいような気がしてなんにも言わず。 )
__俺たまに生玉ねぎ超薄切りにしてポン酢と鰹節かけて食べる。玉ねぎダメな人は辛いかもしんないけど、冷たくてさっぱりしてるし普通のサラダ食えないから代わりになんの。
( いただきますなんて、言う習慣がないから彼の口から滑り出てもどこか他人事のような気がした。それ故ごく自然に無言のまま、思っていたよりも柔らかなハンバーグに箸を入れ食べやすいサイズにして口に運びもそもそと咀嚼して。美味しい、なんて気の利いた台詞は上手く出てきてくれなくて、何にも言わないまま無言の時間を暫く過ごせば今度は玉ねぎに箸を付けて。此方もいい感じにやわらかくなっていて、無意識に緩む頬を隠しもせずぱくりと口に入れると、瞬間広がったチーズの風味と玉ねぎの甘みが相まって、大げさかもしれないがそれはもう最高で一口、もう一口と食べ進み。残り少なくなってきたところで名残惜しそうに玉ねぎを箸でつつくと、目線を下げたままぺらぺらと上記の台詞を述べ。いつもより自分のことを語るのは、彼の手でつくられた美味しいものを食べられたことに高揚しているからなのだろうか。__ああ、恋人でもないのに少しでも舞い上がっている自分が嫌だ。ふっと笑みを消してはまだ手を付けていなかった缶に視線を移し、一番近くにあったものを適当にとっては慣れた様子でふたを開け、少量ずつ溢れてくる泡を鬱陶しそうに軽く舐め。乾杯もせずにごくりと一口飲みこんでは息を吐き、ヤケ酒になりそうな予感がじわじわ押し寄せるのを払いのけ今度はまたハンバーグを一口食べて。)
(/了解いたしました!ちなみにそれって今の状況から発展させてもよろしいものですか…?それともまた別の日にそういうきっかけを作った方がいいですか?
面倒だなんてとんでもない!こんなのが相手でもよろしければ付き合わせていただきます!)
26:
若名秋月 [×]
2015-04-05 16:07:46
ふうん……なんかさ、一緒に住んでんのに知らないことばっかだね(彼がたまねぎ好きなこと、チーズは食べられること、素直に美味そうな顔して食べること。久しぶりに台所に立って立派とは言えないけれど他人の為に料理をした所為だろうか、今日初めての食事だからだろうか、何だか少し改まった気分でちまちまとハンバーグをつつきながら向かい側の彼を上目遣い気味に見遣り、暫しの沈黙の後で口を開く彼に上記を返し。新鮮な気持ちで彼のことを考えてみると、今まで自分で閉鎖し忘れた振りをしていた筈の回路が繋がりそうな感じ、もう知っている道に出たのにまだ迷子の振りをしている感じ、すごくすごく苦手な感情に真っ向から手を招かれそうになって、溜め息。箸の先を前歯で軽く噛みながら、再び彼をちらりと見遣ると先程までの笑みの余韻も無い顔で漸くプルタブを引く。彼も何か考えていたのだろうか。自分はもう考えないほうがいいな。小食な上に食べるのが遅い自分はハンバーグを半分ちょっと食べたところで。たまねぎに鰹節とポン酢をかけて、それを器用にばらして口に運ぶ。空いている左手で落ちてきた前髪を耳に掛け直せば否が応にも指先に触れ軽く音を立てるピアス、若い頃に開けてから未だに顔面にちゃらちゃらと付いているお陰でまともな職に就けないピアス、尤も就く気なんて無かったけれども、それからずっと一般人と同じようなスタイルから外れてきて今も頼りない柔らかさと色の髪の毛、あと指の刺青。きっと全部、自分を守る、というか閉じ篭る為のものだったんだなあ、なんて、この歳になってぼんやりと思う。彼とだらしのない関係を続けているのも、自分の気持ちをセーブするため、かもしれない。さっき考えないって思ったばかりなのに。いつも通りに戻ろう、と、ピアスのことを考えた所為か彼の耳元に目が行って、「マドさんは耳以外開けないんですか? って、いい歳してピアスかよって」と気安く笑って)
***
先も長いですから、このまま発展させてくださってよろしいですよ。そちらが今のままの雰囲気が気に入っているなら別の日に改めて亮祐くんを酔っ払わせてくださいな。任せてしまってすみませんが此方はこんな素敵なお相手さんがいるだけで幸せですので、そちらのより楽しめるほうで進めたいと思っております。
27:
間戸亮祐 [×]
2015-04-06 13:49:39
…俺のこと知ったってどうすんだっつー話だよ
( 知らない事ばっかり、確かにそうかもしれない。だけど自分の事を知られる以上に恥ずかしい事なんてそうそうないと思うのだ。理解されるむず痒さを知っているから、大事なところで口を閉ざす傾向があるのかもしれない。そんなことを考えながら、俺はごまかすようにふっと笑いを零し彼を見ないまま上記を述べ。何もかも暴かれてしまうのは誰だっていい気のするものではないだろう。だけど、彼と話していると神経が広がっていくような感覚に襲われるのだ。苦手な、知らないふりをしていたい感情に無理やり向き合わされる感じ、といった方がいいかも知れない。なんて、どうしてだかやけに感傷的になりながら酒を仰ぎ呑んでは合間にちまちまとハンバーグを口に運び。)
顔はいいや、もう出来ない。他のとこは――…そうだな、鎖骨とかヘソは昔開けてたから考えなくもない。けど、今開けたってそんな普段隠れてる場所アンタくらいしか見る人ろくにいないし
( 突如、気安く笑いながら世間話を振ってきた相手。なんで敬語なんだよ、とか何でさん付け。とか言いたい事はいろいろあったけど、彼に一々ツッコんでいてはきりがないと学んでいるためそれらすべてスルーして考え込むようなそぶりを見せ。そして、耳は勿論顔のいたるところに穴を開けた彼をちらりと見やって。若い頃は彼程ではないが顔にも多少穴を開けていた。だけどここまで歳を重ねた今、彼のように顔に開ける気はどうしてもしなくて。__まあ、彼の方が年齢的には一つ上なのだが。そんな事を考えながら視線をふっとそらし先ほど適当に選んで当たったビールにまた口をつけては、頭を搔き目線を下に落としながら上記を述べ。後半は完全に無意識というか、ついぽろっと出てしまったような言葉なので言った後に少し後悔。だけど事実に変わりはないし変に取り繕って可笑しな空気にするのも不本意なため、何も言わずまたビールを口に含み。いつもよりペースが速いのには気がついている。だけどそうでもしていないと間が持たない気がして、下戸相手に一人でぐいぐい酒を仰ぎ続け。)
(/了解いたしました!それでは今日この後発展させてしまいますね。
それと一つご報告なのですが、四月に入ってしまいましたし、当方リアルの事情で今以上にin率が下がってしまうかもしれません。それでもお返事は合間を縫ってきちんとさせていただきますので、把握お願いいたします。ご迷惑をおかけして申し訳ありません、主様がよろしければこれからもよろしくお願いいたします。)
28:
若名秋月 [×]
2015-04-06 15:48:39
これ年取ったらどうすんだろ、フェイスピアスおじいちゃん? つうかお前外にもヤリ友くらいいんだろ(缶ビールを呷る彼の口からまた、自分の知らなかった彼のこと。最初から耳以外にピアスを開けていたことなんて想像もしていなかったから、彼の言う鎖骨や臍の、おそらく薄く残っていそうな痕には今まで全く気がつかなかった。今度の機会に注意深く見てやろうと密かに決めて。日常と遠ざかった長年の生活の所為で時々忘れそうになる己の齢も所謂アラサーで、ふとそれに気がついてしまえば神妙な顔つきで行儀悪く頬杖をついて上記のジョークまがいな台詞を真面目なトーンでぽつり。次いで目線を対面の男に合わせ、彼の夜の相手を自分に限定したような台詞に何でもないように返し。実際のところはどうなのか知らないけれど少なくともそう思っている。彼は身内の贔屓目無しにも十分格好良いしどうせモテるんだろうと。それに自分には未だに簡単に連絡のつく相手が何人か、居る。自分には特別な相手なんて居ないと、そう言い聞かせ思い込むためだ。それも意味を成さなくなりそうなのは、あまり、考えたくない。ハンバーグとたまねぎを同時に口に押し込み、ぐびぐびとビールを流し込む彼を見て此方も漸くシトラス系のフレーヴァーの缶酎ハイを開けて、一口。「喉と胃が熱い」すんと鼻を鳴らし缶を手に持ったままへらりと笑い。何とも男らしくないことにアルコールには滅法弱いがこの最初の感覚は好きだ。すぐに全身が熱くなり喉や胃の感覚が鈍り酔い始めると楽しくてしょうがなくなって、そんな酔いも長くは続かずすぐに気持ち悪くなってしまうのだけど。自分にはきつすぎる炭酸が少し抜けるまで待とうと缶を置けばまたゆっくりつまみをつつき始め、「さきの話に戻るけどさ、お互いこう何にも知らないでよく一緒に住んでるよね、けっこう好きなんだと思うけどね」と他人事な口調で)
***
把握しました。リアルの生活を優先するのは当たり前のことですから、ゆっくりでかまいませんよ。忙しい時は無理しないでくださいね。此方も浮上する時間は普通の生活サイクルとは合わないでしょうし、間を空けてしまうことがあるかもしれないがどうぞよろしくお願いします。
29:
間戸亮祐 [×]
2015-04-06 16:37:33
ブッ…!笑わせんな!
( フェイスピアスおじいちゃん。彼が発したキャッチーな響きがツボにはまり、お酒の力もあってか素直に笑うと理不尽に怒鳴って。しかし、彼が続けて言った言葉を聞いてはぴたりと動きを止め無意識に癖で鼻を触り。何と答えるのが正しいのだろうか、変なことを口走って後悔するのは嫌で「あー…知りたい?」なんて、知らない事ばかりだとぼやく彼をおちょくるように冗談めいた口調で述べ。__何でもないようにそんな事を言われたのが酷く苦しい。まるでいろんな人と関係を持つのが「普通」みたいじゃないか。つまりお前にはごく「普通」に他の相手がいるんだろ。人の気持ちも知らないで、俺が知りたくない事をつきつけないでくれ。なんて、自分で自分の心をただの被害妄想でぐちゃぐちゃにかき乱しながら、それを誤魔化す様にビールを流し込み。正直自分はバイだから、そういう対象の男は数人、女だったらもっと多く簡単に連絡がつく。だけどそっちにふらつかないのはアンタ一人で十分だから、今の状況に困っていないから。なんでこんなに俺ばっかりがアンタを想っているんだろう、こんな独りよがりな感情気付きたくなかった。なんて、吐き出したい気持ちをビールと一緒に飲み込んでしまえたら。半ばやけくそになりながら酒を仰ぎ、気付いたころには空になった缶を自分でも驚いたように軽く振って確かめてみて。さすがに早すぎんな、なんて思いながらも空き缶をテーブルの端に寄せれば今度は趣向を変え彼と同じく酎ハイを手に取って。たった一口飲んだだけで熱いだなんて零す彼を見やっては、ふっと鼻で笑ってすぐに視線を下に落とし。また先程の話を穿り返した相手を見返せば、「別に…お互いの事知らなくて困ったことないし、いいんじゃないの。__好きって何が」なんて、彼に関心がないみたいに突き放すような台詞を述べ。しかし、アルコールのせいでうまく回らない頭では彼が発した好きの意味を理解できず、馬鹿みたいに素直に問い返せば子供の様に頬杖をついてそっぽを向いて。)
(/ご迷惑をおかけしてすみません。そう言っていただけるといくらか気が楽です、ありがとうございます。はい、主様もリアルを優先なさってくださいね)
30:
若名秋月 [×]
2015-04-07 14:27:20
んん、べっつにー。(ごく真面目に言ったのだがやはりシュールなジョークとしか取れない愉快な言葉に彼は笑ってくれるも続く台詞には何故だか口籠もる。すぐに軽い口調で返してくるが何か複雑な事情でも抱えているのだろうか、今までの彼との同居生活で自分たちに及んだ影響はそう多くなくて、この程度の想像しか出来ない程には彼についての知識を持っていないし、自分だって自ずから自分のことを多く語ってきたつもりはない、すごく親しい筈なのにきっと無意識にお互い距離感を保ち続けた、だから。知らなくていい、知ったところでどうするんだ、想像と違っても同じでも、自分には損も得もない、そう、特別に傷付いたり舞い上がることは決してないんだと。此方も軽い口調で子どもみたいに返してやり。酒が飲めなくたって見ていればペースが速いがどうかは判る、早々と一本目を空けた対面の男は、アルコールが体内に入っていく感触を楽しむ自分を一笑する。この話題を続けるのは失敗だったろうか、だけど下戸の自分を置いてひとり酒を呷る彼を相手に会話が続かないのもなんだか居心地が悪く落ち着かなくて。自分から訊き返しておきながら拗ねる彼に思わず頬が緩む。彼の子どもみたいな態度を可愛いと思うのは。「そりゃあ、この生活がさ」さらりとかわすように言ってのけ、控えめに一口缶に口をつけて、未だ少量残っていたとっくに冷えた玉ねぎを口に放って。両手で頬杖をついて、何とも無しに酎ハイの成分表を口の中でぽつぽつ呟き始めれば、遠くから聞こえてきた救急車のサイレンが少し近付いてまた遠ざかる。自分は昔からテレビっ子では無いから、チープでポップなバラエティ番組の騒音が無いのは自然なことだけど、一度聴覚に気をとられるとやけに静けさが耳について。少し一口分を多めに酒をこくりこくりと流し込めば「なんか音欲しくなった。 CD選ぶけど、リクエストは?」と立ち上がり)
***
迷惑だなんてとんでもないです。気になさらないでください。のんびり気長にこれからもよろしくお願いしますね。
31:
間戸亮祐 [×]
2015-04-12 22:16:31
あー…そうかよ
( この生活が。何でもないようにそう言ってのけた相手の顔を微妙な表情で見る。少しでも期待した自分が馬鹿みたいだ、なんて誤魔化すように利き手で頭を搔いてはぶっきらぼうに返事をし。すると今度はうまく回らない頭に喝を入れるため、後頭部に爪を立てていた右の手で皮膚が引きつるくらい思いっきりギュッと髪を掴んでみて。__何をやっているんだか。大きくため息を吐いては、手を付けたばかりの酎ハイを何度も仰ぎ彼と違い既に空になった皿を見下ろして。俺も好きだよ、なんて気の利いた台詞は言えない。キャラじゃないから、なんて逃げ場を用意しては言いたい事を素直に言えずずるずる続けてきたこの関係。俺は一体どうしたいんだろう、いい加減結婚も急がなくてはならない歳だ。目の前の彼の方が一つ年上だとはいえ自分も三十路も間近、叶わない片想いに夢を見ていていいわけがない。そんな事を考えていると突然、耳に入ったのは救急車のサイレンの音。ちょっとした野次馬根性で見えるはずもないのにカーテンのかかった窓の方へ無意識に顔を向けると、続けてソファーの方から僅かに聞こえる振動音に反応し。マナーモードに設定したスマホの通知音だと気付いたのはすぐのことで、着替えた時にでも落としたのか…なんて考えながら億劫そうに椅子を離れ取りに行って。少し腰をかがめて拾いあげ立ったままロックを解除しようとすると、そこには友人の友人という形で知り合った年下の女性からの着信画面が表示されていて。出ようか迷いボーっと眺めていると、割とすぐに切られてしまい画面には不在着信の文字が浮かび上がり。テーブルに戻り少し乱暴に携帯を投げ置くと、立ったついでに空になった自分の皿を回収し台所に持っていこうとして。まだ足取りがふらついたりはしないものの、少しのろのろと頼りなく彼に背を向けると後ろから聞こえてきた問いかけ。自分は特に音楽を聴きたい気分でもない、好きな歌手はと問われてパッと頭に浮かぶアーティストもいない。その為割とすぐに「俺は別に聞きたくない」なんて不愛想に返事をし。この台詞は裏返すと「何でもいいよ」という意味なのだが、受け取る人によっては「俺は聞きたくないから音楽なんてかけなくていい」という意味にとられてしまうかもしれない。しかしデリカシーに欠けると常々指摘される自分の頭ではそんな考えに至る筈もなく、振り向きもしないまま台所へと姿を消して。)
(/in率が下がるとは申し上げていたものの、お返事遅くなってしまい申し訳ありません…!これからもきっと、土日祝日の午後しかお返事をかけないと思います。長らくお待たせしてしまったこと、再度お詫び申し上げます。それ故数日分の思いが溢れまくってしまい、詰め込みたい事を全て書いたので長く見苦しいロルになってしまったようにも思いますが…;;)
32:
若名秋月 [×]
2015-04-14 15:02:33
(ぶっきらぼうで口の悪い同居人の性格は少しは分っているつもりで、だから今の彼は機嫌が悪いのか早くも酔っているのか、どちらにしろ誘ってきたのはそっちなんだから楽しく飲めよ、と。こっそり届く筈の無いテレパシーを送ってみる。と、久しく耳にする携帯のバイブ音。自分のは漸く二つ折りの旧型からスマートな最新型に変えたはいいものの、操作にまごつくことはもう無くなったが旧型を使っていたときと使い道がそう変わらず、自分から弄ることも少なければ連絡が来ることも多くなくて、充電の持ちが良いのをいいことに放置して存在を忘れていたから、今頃この家の何処かで充電切れで転がっていることだろうと思う。振動の原因を手に取った彼はそれに反応することなく、静かになったスマホを乱暴な手つきでテーブルに置いて。ムードを変えようとした甲斐なく、彼は食器を持って一蹴し行ってしまう、黙ってそれを目で追えば抗議の意味を込めて唇を突き出しぶるる、と空気を吐いて唇を震わせ、再度椅子に座りなおし)んーじゃあ。代わりにりょおすけ何か話して(残った最後の一口、玉ねぎを口に放り、とびきり明るい声色でそう投げ掛けて。アルコールも一口。案外早いものでもう四分の一程度しか残っていないらしい。自分は食器をきちんと下げることはせずにテーブルの隅に空いた皿と箸を押しやって、ふと思い立ったでもなくごく自然な欲求を満たすべく、今度こそ立ち上がり窓辺へと。動くと酔いが回って、ふわふわする頭と視界に笑ってしまう、床に放ったままのセブンスターを取ろうと屈んで、その延長線上の動作みたいに、然し割りと派手な音を立てて、転び。そのままの姿勢で呻るでも無くただただ静かに固まって眩暈が去るのを耐え、のろのろと目当ての潰れたソフトパックを手にし、のろのろと立ち上がり、何でもないふうに席に戻り、咥えた煙草に火をつけ。「ころんだー。」と子どもみたいに間延びした口調で言えば、くつくつと笑い出し、仕舞いにはぎゃはは、と一通り笑い終えたところで、残りの酎ハイも呷り)
***
気にすることありませんよ! 気長にのんびりやっていければそれでいいですから、暇な時に覗いてやってくださいな。急かしたり急かされたりすることなく、自分のペースで楽しんで頂ければ此方も本望ですので。毎度丁寧なレスをありがとうございます。
33:
間戸亮祐 [×]
2015-04-18 00:14:40
音楽聴くんじゃねえの
( 台所から戻ってきた己に対し突然無茶振りをしてきた相手。裾から腕を突っ込み鍛えた腹をぼりぼりとだらしなく搔きながら、元の場所に腰をおろしては困ったように眉を寄せ。先程の質問は一体なんだったのか、相も変わらず突拍子の無い彼に振り回されつつも、それが嫌じゃない自分は思ったよりもこの生活に毒されているようだ。”そんなところも好き”、なんて寒すぎる。思春期真っ盛りのような思考を振り払うべく一度小さく息を吐くと、俺は素っ気ない口調で上記の台詞を述べ。何かってなんだよって言いたいような、だけど口を開くと墓穴を掘りそうだから何も言いたくないような。行儀悪くテーブルに突っ伏して、うまく回らない頭を必死に動かしながら思考を巡らせていると、向かいに腰を下ろしていたはずの彼が席を立った気配を感じて。どこに行くんだろう、なんて思うもすぐに顔を上げるのは意識していると思われそうで嫌だ。だから暫くそっぽを向きながら顔を伏せていると突然、少し離れた場所から聞こえた派手な音。びくりと肩を震わせ反射的に音のする方へ顔を向けると、見えたのはいい歳をした男が床に寝ころび声を上げるでもなく死んだように固まっている光景で。音の割にはあまりにも間抜けなその姿と判断力が鈍った頭のせいか、こちらもボーっとした表情のまま椅子から動かず、しまいにはスマホを手にしていじくり始め。やがて煙草を片手に戻ってきたかと思えば、狂ったように笑い出した同居人をさすがに少し引いたような目で見やり「俺もそんなんなるまで酔っぱらってみたいもんだわ」なんて嫌味と小馬鹿にした感じを交えた台詞を述べ。)
…一緒に居るんだからアンタも話せよ。てか質問とか話して欲しい話題くらい提供しろっての
( 通知のたまっていたline、遊び相手からの着信履歴、仕事関係のメール。わざわざ今確認しなくてもいいようなものばかりだが、せっかくだしと酎ハイ片手に一つ一つチェックをし、急ぎの用にのみ返事をして。ふと、年下にもかかわらず知り合った頃から馴れ馴れしい口調が気に入らない女性からのlineのメッセージを見てみる。暇だから何か話してください!なんてお前は一体何様だ?__と、ここまで考えたところで目の前の男にも先程同じような質問をされたことを思いだし。今更感は否めないものの、スマホから視線を外さないままほぼ丸投げな要求をすると、随分軽くなった缶を名残惜しそうに振って残量を確認して。)
(/優しいお言葉有難うございます。これからも合間を見つけてお返事返させていただきますね!あまりにも長期来られない場合なんかがありましたらきちんとご報告させていただきます。分かりやすい表現ができるようにと気を付けてはいますが、意味がわからなかったりしたら遠慮なさらずにおっしゃってください!)
34:
若名秋月 [×]
2015-04-18 09:59:23
酔ってないのよ。ちょっと頭打って痛いけどー(退屈した様子でスマートフォンを手にした向かいの男に冷たい視線を寄越されながらも先程の笑いの余韻を残したヘラヘラした締まりの無い顔を向ける。煙草を咥えたままだからもごもごと不明瞭な発音になりながら口を尖らせ。酔っていることを否定するのは酔っ払いの性だろうか。前頭部の左のほう、フローリングに打ち付けたところを擦ってみる、この感じ、たんこぶになるなあ。じんじんと脈打つ鈍い痛みだって愉快だ、ニコチンの作用も手伝ってふわふわと浮遊感を伴う、欲しいものを全て手に入れたような素晴らしい気分で、動物的な仕草で目を細めて深い息と共に紫煙を吐き出し。酔うとひたすら楽しくなる人種だから。再び湧き上がる、じわり口角を引っ張る感覚、「膝も痛い。ドジっ子かよ」と口の中でくぐもった笑いを洩らしながら。大して長くなっていない煙草の先の灰を灰皿に軽い動作で落とし、口元へと吸い口を持っていく途中で酎ハイの缶に手が触れ、空になった軽いアルミ缶は軽やかな音を立ててテーブルの上に倒れてほんの少しバウンド。煙草を咥えその缶を元通り立ててやり、不意に掛けられた声に上目遣いの視線を向けると彼は目線を薄ぺらな画面に落としたままで。けほ、とひとつ咳払いしては喉に絡まるタール混じりの不味い痰を飲み込んで、ふと思いついたこと、「明日どっか行こう、レンタカーで、りょおすけ運転得意?」相手の都合に気が回る前に舌が回って口から転がり出た提案、たまには外出だってしたほうがいい、そして後半の問いは、自分だって免許くらい持ってるし運転のセンスは良いほうだと自負しているけれど断然助手席派だっていう事実が無意識に出させた言葉。簡単に酔える代わりに落ちるのも早い。缶チュー一本でこれだ。消えかかった前頭部のたんこぶの痛みじゃなくって、脳みその血管が痛み出すような、今はまだ弱弱しい頭痛ともやっとした気持ち悪さ。表情だけは未だ穏やかに頬を緩めたままで。)
***
了解しました。
細かい描写がとっても分りやすいです! 此方こそナンセンスなロルですみません……
35:
間戸亮祐 [×]
2015-04-18 12:52:20
酔ってる奴に限ってそう言うんだよ下戸
( 締まりのない笑顔を向ける眼前の男を見やると、呆れたような小馬鹿にしている様な顔で上記の台詞を述べ。スマホは離さないまま空いた方の手で残り少なくなった酎ハイを持つと、一気に傾けゴクリと飲み干して。ダン、とテーブルに缶を置き大きく一つ息を吐くと、間を開けず三本目に突入するべく並んだ未開封の缶に視線を投げ。飲むなら度数の高いものが良い、そういう気分だ。ぼんやりそんな事を考えながら、自分を主張するように此方を向くストロングゼロを空いた方の手に取り、立ち上る紫煙にふっと息を吹きかけ軌道を横に逸らし。次いで彼の口から出た言葉を聞き可笑しそうに小さく笑うと、缶を持っていない方の手に握られ大人しくしていたスマホが震えlineの通知を寄越し。缶を置きテーブルに肘をついた体勢で画面をタップすると、そこには暇だから何か話せなんて送ってきた図々しい女からのメッセージが表示され。暇だから云々のおねだりは完全に既読スルーしたはずなのだが、めげるつもりはないらしい。画面に躍り出た”好きなタイプは??”という新たな質問に対し”ドジッ子”なんて返信をしては、通知をオフにして今度は静かにスマホを置き。すると、たった今思いついたであろう突拍子もない提案をし出した彼を見やり。)
自分で運転する気ないのかよ、ってかたんこぶできてる奴とドライブ何て嫌だ
( 横に広い男爪を必死に駆使してプルタブをひっかくと、開封音とともに少し溢れた液体を眺め。ゆっくりとした動作で持ち上げ舌を這わせて丁寧になめとると、満足そうに口を離し今度は濡れた唇を舐め。酔えそうだ、なんて思いながら缶に目線を落とし、考えるそぶりもみせずに上記の台詞を述べると一口中身を煽って。喉を通って落ちていく刺激的な感覚が心地良い。缶を置いては眠そうにとろんと細めた瞳で彼を見やり、たんこぶができたであろう場所に手を伸ばすと指の背で慈しむように軽く撫でながら「はい、次の話題」なんて大きな態度で催促してみて。)
(/そ、そうでしょうか…!とっても嬉しいです、ありがとうございます!
いえ、そんな事は無いです!主様がお書きになられる文体や雰囲気、私はすごく好きだなあって思います。というか展開が遅くてすみません…;;)
36:
若名秋月 [×]
2015-04-18 14:34:56
(ぼんやりしたまま、対面に座る同居人がまた新たに缶を開けるのを眺める。彼の滑らかに蠢く赤い舌や濡れて光る唇が。妙に官能的に思えて何だか意識が急かしてくるのに従順に、そう、一瞬身を乗り出すところだった、彼が相変わらず揶揄うように投げ掛けてくる台詞に渇いた笑いだけちょっと返して、不自然にならないように慎重に目を逸らし、まだ長さのある煙草の火は消さずに灰皿の縁にちょこんと置き。上手く出来たかなんてわからない。誤魔化す必要なんて無いのはわかっているけれど。と、少し瞼が落ちて鋭さの無くなった目で見つめてくるから、思わずどきりとする。それも一瞬のことで、不意ににゅっと伸びてくる長い腕に少し首を縮めれば、存外にやさしい手つきで頭を撫でられうっとり目を細めることになる。彼は新しい話題を此方に委ねてくるけれど、再び思いついたことは先程の話題と被る事柄で。彼の手を両手で捕まえてはその手首や手の甲の筋をなぞるように撫でながら、視線を彼の手に落としたまま。)くらげ、見たいから、水族館。(なんて。ぽつり言ってみて。昔から”好きな動物は?”の問いにはくらげと答えて来た。特別な思い入れはないけれど、何故だろう、少しだけ頭痛は強まったけれどこれ以上本格的に気持ち悪くはならないような微妙なもやもやと相俟ってふんわりした意識と、半透明のひらひらした生き物が水中をたゆたう様子がオーヴァーラップしたのかもしれない。またくだらないと一蹴されるかな。彼の手を弄んでいた手を止め、少し引き寄せて、彼のてのひらに音も立てずに押し当てるだけのキスをして、にやりと悪戯っぽく笑ってやり。そうしてぞんざいに手を放せば何も言わずゆっくり立ち上がり、少しふらつきながらその場を離れ、バスルームへと。扉を閉めて、回り出しそうな視界をシャットアウトするように目を瞑り、今度は転ぶ前にしゃがむことに成功。)
***
亮祐くんの性格とかがすごく伝わってくる上に直接秋月との絡みには関係の無い動作や心情描写もセンスがあるというか、面白いというか、なんていうか、好きです。(爆)。
こんな癖だらけのへたくそな文章を……ありがとうございます……!
展開はゆっくりで構いませんよ! 此方も毎度あまり展開を進められるような返信はできてませんし。今回はちょっとした酔っ払いのイタズラ、してみました。
37:
間戸亮祐 [×]
2015-04-18 23:30:50
( ほぼ無意識に伸ばした手を、星が散りばめられた二つの手で覆われる。何を思ったかするりと肌をなぞられてはさすがに落ち着かず、相手の出方を窺うように交わらない目線を合わせようとして。キャパオーバーとまではいかないが、自分のキャラなら軽くあしらうべき場面で何も言えない不甲斐なさと青臭さが酷く恥ずかしい。だけどやはり何かしらアクションを起こすことはできず大人しくしていると、彼の口から出た言葉に反応して。一つ年上の筈なのにいちいち子供っぽい彼の、直感的というかフィーリングで動くつかみどころのない感じが好きだ。俺にはないものを、感性を持っているんだろうなと常々感じさせられる。未だつかまれたままの手の熱はいつの間にか意識の外。言葉にするには相当照れくさいことをぼーっと考えながら、俺はふっと小さく笑いを零し。)
男が水族館って…最後に行ったのいつだったかな
( 彼が視線を落とす二人の手元を自分も見ながらゆっくりとした口調で上記の台詞を述べると、いつだったかななんて言った割には思い起こそうとする素振りを見せずに空いた手で頬杖をついて。それにしてもくらげとは。嫌いじゃないが一番に挙げるほど好きでもない生物の名前を頭の中で反芻しては、ふわふわしたところとかマッシュっぽい頭の形とか、どことなくアンタに似てるななんて考えながら「俺も好きだよ、くらげ」と、水中を揺蕩う生き物と目の前の男を重ねて言ってみて。すると突然、弄ばれていた手の平に感じたぬくい感触。びくりと肩を強張らせ、予想だにしていなかった一瞬の出来事に驚くもそれを感じさせない硬い表情で彼を見やり。ここで変に口を開いて動揺がばれるのは恥ずかしい。そのため無言を貫きあっけなく離された手を行き場無くぶらさげていると、同じく無言で席を立った彼をどうしたものかと目線だけで追って。しかし一本しか呑んでいないにもかかわらずおぼつかない足取りの彼を放ってはおけず、数秒後に此方も立ち上がり後を追うべくユラユラ歩いて。__つくづく何を考えているのかわからない。閉ざされたバスルームの扉の前に立ち、向こう側にいるであろう彼に「…おい」なんて不愛想に声を掛けては、ドン、と一つ扉を叩いて反応を待ち。手の平にキスなんて、今夜は”そういう気分”で誘ってきたんじゃないのかよ。なんで逃げんだよ意味わかんねぇ。とか、言いたい事はいろいろある。しかしペースが速すぎたせいか普段ならまだ意識がしっかりしているものの、今日は頭がぐらぐらぼんやりするため声を荒げる事なくほぼ無意識に見えない彼に縋るよう黙って扉に寄り掛かってみて。)
(/過大評価ですよ…!あんまり褒められると調子に乗ってロルが無駄に長くぐだぐだに…orz
だけどそういっていただけて本当に嬉しいです。秋月君に関係の無い動作なんて、ただの一人芝居だしロルが長くなるだけだよなあ…何て思い書いた後に泣く泣く削っていたこともあったのでなおさら…!これからも精進致します。
下手くそだなんてとんでもない!主様がお書きになった親記事の文章に惹かれて私は此処にいるのですから。もちろんそれだけではありません。個性的なキャラ設定や独特なロルのセンス、言葉選び、全てがドツボにはまった故、多忙のためロム専気味でトピへの参加を控えていたにもかかわらずつい参加を希望してしまったのですから。
応答ロルだけになってしまわないように気を付けているのですが…!そう言っていただけると気持ちが楽です。お言葉に甘えさせていただきます…!こちらもそろそろ心の中でぼそぼそのろけているだけでなく恋愛色の強い行動をしていきたいと思います…!)
38:
若名秋月 [×]
2015-04-19 11:08:05
(てっきりまた冷たくあしらわれるだけだと思っていたのだが。予想と反して、彼は手を自由に弄ばせたまま、自分のことを指して言っているのではないけれど、好きだよ、なんて、言うから。遠のいた眩暈の感覚の淵で思い出してふふっとちょっと笑ってしまう。俺”も”、だって。危うい感情を見透かされて、否応無しに自覚させられそうな、そんな筈ないとはわかっているけれど、一瞬でもどうにでもなれと思ってしまって、あんなキス全然何てことないんだけど、だけど。ああ嫌だなあ、いっそ意識が飛ぶまでノンストップでやっちゃって、有耶無耶にしたい、なんて。バスルームの冷たいタイルにべったりつけた足の裏とてのひらがその冷たさに慣れて来る。後ろからついてきていたのはわかっていた。目を開くと睫毛に涙が絡まる感触がして、何度か瞬いてから、ゆらりゆっくり立ち上がり)くらげに、なりたーい。(扉越しに掛けたれた低い声とノックというより乱暴に叩かれた重い音に、そう茶化すみたいに棒読み気味のニュートラルなトーンで答えて。薄い扉の向こうには多分まだ彼は居るけれど、気にすることなく外出なんてしないからとベルトは締めていなくて腰周りの余ったよれよれのジーンズの前を寛げれば派手な色のボクサーパンツと一緒に下げて、座る派なのでひんやりとした白い便器に尻を落ち着けて用を足し始め。割と強く感じていた原始的な生理的欲求とは裏腹に案外早く止まった水音、さっさとズボンを上げて冷たい水でぞんざいに手を洗って、タオルが掛けてあるにもかかわらず相変わらず尻で水気を拭いながら鏡を見るとピアスに飾られた無愛想な顔が見返してくる。思い切り眉間と鼻に皺を寄せたしかめ面を鏡の中の自分に向けてみても真似されるだけ。痩せた頬を擦りつつ、ドアノブに手を掛けリビングへ戻り)
***
私は貴方の文章大好きですから、これからも変わらずお付き合いしてくださいね!!
そう言っていただけるとこのトピを立てた甲斐があります。嬉しいお言葉ありがとうございます……!
ゆっくり二人の恋愛を見守っていく気持ちで。亮祐くんのアクション、楽しみにしてます。
39:
間戸亮祐 [×]
2015-04-19 13:54:22
ッ…はァ?
( しばらくたってから、ぽつりと聞こえた彼の言葉。俺がくらげを好きだと言ったから、くらげになりたいなんて言ったんだろうかとか、都合の良い事ばかり考えてしまう。今日はやっぱりどこかおかしい。あんな馬鹿みたいなペースで飲まなきゃよかった…なんて先程までの自分を今更後悔。俺が”好き”だと言ったから何て、そんな事あり得るはずもないのに。ごん、と扉に頭をぶつけながら、篭った熱を逃がす様に声を漏らしては皺の寄った眉間を抑え。ここまで追いかけてきてしまった手前、戻ることもできずにどうしようかとその場にとどまっていれば、ふと聞こえてきたのは布の擦れる音。薄い扉を一枚挟んだ向こうで行われているであろう突然の行為に動揺するも、その後聞こえた水音に全てを悟り。トイレならそう言えよ…なんて一人で勝手に脱力しながらよろよろとその場を後にすると、何事もなかったかのようにさっさとリビングへ戻り。テーブルの上に置いてある口をつけたばかりの缶とスマホをそれぞれ手に持つと、椅子ではなく少し離れたソファーへ向かいボスンと不機嫌そうに腰をおろし。スマホは横に置き、手にはストロングゼロ。やがてリビングに戻ってきた同居人を見やると、此方へ来るだろうか、なんて些細なことをぐるぐる考えるも声はかけられずにじろりと観察してみて。__あぁ自分らしくない。出待ちして抱き締めてしまえたらよかったものを、気の利いた誘い文句でも言えたらいいものを。うまく言葉が出てこないのを、一体いつまでアルコールのせいにしていればよいのだろうか。思春期はとうに終わったというのに、情けない自分の青臭さに嫌気がさす。そんな事を考えながらだらしなく膝を折り曲げ、放り出していた両足をソファーに乗せ所謂「体育座り」をすると、俺は空いた方の手でガシガシと頭を搔き一口酒を煽って。)
(/嬉しい限りです…!こちらこそ、これからもよろしくお願いいたしますね!
はい、大人と呼ぶには年齢ばかりで中身はちょっと幼い亮祐くんですが…頑張ります!)
40:
若名秋月 [×]
2015-04-19 15:28:49
(依然頭はふらふらしたまま、しつこい頭痛を抱えたまま、しかし用を足したお陰で何となく身体は軽くなった心持ちで、それでも分り易く落ちたテンションで。壁に凭れ、片方の眉を上げて横目で見たテーブルにはもう同居人の姿は無く、ゆっくりと視線を動かせば彼はソファの上で膝を立てた三角座りで酒を呷っている。そうだ、と思い出し、一旦テーブルのほうへ戻り、灰皿の淵に立てられた、同居人が愛飲している火の消え易い銘柄とは違い未だ薄く紫煙を立ち上らせているチープな己の吸い掛けの煙草を咥え、肺一杯に吸い込めば安っぽい幸せが手に入る。天井に向かって溜め息にも似た深い息を吐いて、振り返りソファのほうへぺたぺた歩き出し)りょおすけ。……アル中かよ(アルコール度数の低い缶酎ハイ一本で十分満足した自分は半ば感心したように目を細めて彼を見遣りそう言って。咥え煙草で彼の隣りの空いたスペースに腰を下ろすと同じように膝を立て。なんだか、こうやって隣り合わせて座ったのは久々な気がする。膝の上で腕を組み、彼のほうとは逆を向いている手に煙草を避難させ、突拍子も無く口ずさみ始めたうたは。ある神話の女神のことを謳った女性ボーカルの古い洋楽で。だけど完コピなんてしていないからところどころ歌詞が分らなくてむにゃむにゃと誤魔化しきれない鼻歌になる。何フレーズも歌わないうちに鼻歌ばかりになるから、でたらめに「くらげ、くらげに、なりたいな、頭が痛いな」とメロディに乗せて、適当にフェイドアウト。隣りの彼はきっとこんなマイナーな古い歌知らないんだろうなと思う。膝の上の腕に顎を乗せた子どもみたいな仕草で彼のほうを見ては「マドッチもなんか歌う?」と冗談交じりに。彼の呼び名が時々不思議なあだなになるのはいつものこと。)
***
男なんてそんなものです。笑。あ、ちなみに展開の変更などは臨機応変に対応しますので何かありましたらお気軽に!
何も無ければこれで背後は一旦ドロンしますね。
41:
間戸亮祐 [×]
2015-04-19 17:48:56
…うっせ
( 少し離れたところから聞こえる「アル中かよ」なんて台詞。まだ数本しか呑んでないし、なんて言いたくなるもほぼ毎日アルコールを摂取しているのは紛れもない事実で。中毒、とまではいかないと思うが完全に否定もできず、拗ねた子供のようにそっぽを向きながら短く言葉を返し。呼ばなくてものそのそと此方へやってくる同居人が酷く愛おしい。近づいてくる気配を感じながら、けれど決して其方は向かずに立てた膝の間に顔をうずめ、緩んだ口角が下がるまでしばらく黙っていて。何でもないようにやってきた当の本人は、酒豪に付き合いきれず飽きてしまったのだろうか、むにゃむにゃ鼻歌ともとれるような曖昧な音を口ずさんでいて。人の気も知らないで、だけどその能天気さが嫌いじゃない。くしゃりと癖がついてしまった髪を揺らしながらゆっくりと顔をあげ、なんか歌う?なんて尋ねる彼と視線を合わせ。無邪気に笑うその顔が、わずかに触れた片肘のぬくさが。超えてはいけない一定のラインを曖昧にして、下心ばかりを抱えた俺を酷い罪悪感でいっぱいにする。眉間に皺をよせすっと目を細めると、「…歌うかバカ」なんて低いトーンでぼそりと述べ、まだ半分以上残った缶に口をつけ顎を上に逸らし、一度に結構な量を飲むと反動で体を屈ませ缶を床に置き。ゆらりと起き上がれば、長い前髪が片目を覆うのも、彼が手に煙草を持っているのも気にすることなく左手で彼の後頭部を思いっきり掴み。”手を添える”なんて柔らかい表現じゃ嘘になる。性急すぎたのは自分が一番良く解っているし、指の間に絡んだ彼の髪が凄く神聖なものに思えて泣きそうになる。それでも誘ってきたのはそっちだろ、なんて自分自身に言い訳をしつつ、ぐっと顔を引き寄せるとすぐに何かをするでもなく、鼻先が触れる程の至近距離で視線を絡めていて。何十分にも思えるような濃い数秒後、薄くも厚くもないその下唇を丸い口ピごと食むように咥え、少し顔の角度を傾けると彼の頭を支える手の力を少しだけ緩め軽く口を付けたり離したりを繰り返してみて。頭が痛い、ぼーっとする。このままめちゃくちゃにしてやれたら、でもなあなあにはしたくないし世界で一番大事にしたい。相反する二つの想いが頭の中をぐるぐるとまわり、それでも心地の良い微睡から抜け出す事なんてできなくて。縋るように距離を縮めては、口で息を吸う暇も与えず彼より力があるのをいいことに、煙草の匂いがするその唇に自分の想いを乗せたアルコールが香る唇を何度も押し付けて。)
(/了解いたしました、お気遣いありがとうございます!
はい、それでは此方も失礼いたします!)
42:
若名秋月 [×]
2015-04-23 14:10:45
な、に……(随分怖い声色で此方の冗談に冷たく返してきたと思えば思い切り缶を傾けた彼が、力強いてのひらと指で後頭部を掴んで彼のほうを向かせようとしてくる。余りに急のことだから、からだごと彼に凭れそうになって、焦って手をソファについたら迫って来る彼の真剣で色っぽい顔、目が深い色に光ってる。真正面からまともに見たって格好良いのに、こんな男前がこんなダメ男もとい自分と同居生活を送っているなんて。余裕でもっと良い暮らしが出来るであろう彼と自分を引き合わせてくれた神様は案外公平なのかも知れない。目は逸らさずに必死に見詰め返すけれど、睫毛は震えるし、ぐっと息を詰めた喉が鳴りそう。こういうときの彼の表情が凄く好きで、だけど目蓋に焼き付けられるほどに見詰めるのは苦しくて(何故だろう?)とても無理だ、もしかしたらいま凄く情けない顔してるかも。否応無く心拍数が上がって、後頭部から伝わる彼の手の熱がじわじわ全身を廻り胸を締め付けてくるようで、どうしよう、パニックになりそうだ、内心焦っているのに未だどこか片隅に冷静な自分も居て。あ、煙草の灰が落ちたかもしれない。身じろぎして煙草を逆の手に持ち替え、ああまだそんな余裕があったのかとぼんやり思う。だけどついに耐え切れなくなって負けを認める気持ちでそっと目を伏せる、とちょうどのタイミングで下唇が彼のしっとりした唇に包まれる。意外にもやさしいキスが繰り返されるのをされるがままに受け止めていると、心なし口付けが深く熱を帯びてきて、「ふ」と鼻から湿っぽい喘ぎが漏れ。もっと深く交わりたくてもどかしくて急いた心、自然と切なく眉間に皺が寄る感じ。アルコールが染みたような唇とその匂いにくらりとする。これ以上は駄目だと理性が正常に作動している間にギブアップしてしまおうと、酸素補給とそれから声を上げようと薄く開いた唇で、思わず彼の柔らかな上唇を吸ってしまうのと。彼から離れるために上げた手は着地点を間違い、彼の輪郭と首筋を撫でてしまう、それらが事実で、些か無理な姿勢のまま、濡れた舌で彼の唇に挿し込むみたいに舐めて)
43:
間戸亮祐 [×]
2015-04-27 12:25:51
( 鼻から漏れたようなくぐもった声を上げる彼が愛おしい。今だけは、俺が彼を支配できているような気になって、こんな行為の最中でも空気を読まず心は高揚する。俺の下心なんて彼は知らないだろうが、唇に吸い付かれたりしては、”もっと”と求められている様な気になってもしょうがないと思うのだ。意地悪に顎を引いて唇を離すと、薄く目を開いて苦しそうな彼を見やりふっと小さく笑みを浮かべ。まるで恋人にするみたいに鼻の頭にそっと一度キスを落としては、ボーっとした頭の中、このままソファで致してしまおうかなんて考え彼の後頭部に回した手をするりと首元へ落とし。すると突然、輪郭から首筋へと流れるように感じた手の平の体温に小さく驚き目線を落とし。まさか俺から離れるために間違って触れてしまったとは思いもせず、勝手にそれを”合意の合図”と受け取れば、首元に置いた手を彼の髪を梳くようにくしゃりと差し込んで。すると少しだけ開いた唇に差し込まれた温い感触。良く知った彼の舌の感触にぞくりとしつつ、応えるように唇を開いて誘い込めば空いた方の手で彼の脇腹辺りをなぞって。まだ目は閉じずに、彼の悩ましげな表情をこっそりと見つめる。今は自分だけにぶつけられているこの熱っぽい吐息が、酷く俺を興奮させて仕方がない。自分の口付けで彼がこんな風に乱れるのか、なんて馬鹿なことを考えるとなおさら。だけどそれと同時に、俺の知らない夜には別の男にこんな顔を向けているのかと考えては、嫉妬と呼ばれる醜い感情で胸がいっぱいになる。俺のものにはなってくれないくせに、同居を許した彼がわからない。離したくないと思ってしまうのだ、こんな俺でも一丁前に。慣れた様子で躊躇いもなく舌をねじ込む彼を見つめては、現実から逃れるようにギュッと目を閉じその舌先を強く吸い。鼻呼吸では足らず口で息を吸うために顔を離しては、脇腹を撫でていた手を腰へと回し。近かった距離をさらに詰めるようぐっと引き寄せると、口付けは再開せずいったん休憩といわんばかりにアルコールのせいでぐらりと揺れる重い頭を彼の肩に乗せ。白いその肌に向けて、はぁ、と熱い息を漏らすと髪の毛に差し込んでいた手と腰に回した腕に少しだけ力を込め、ぎゅっと抱きしめて。きっと今夜の事は、寝て覚めた頃には覚えていない。珍しくアルコールに意識を支配され、完全に無意識のまま。)
__何で俺だけのモノになんねぇの…いい加減好きになれよ
( 瞳を伏せ顔をうずめたまま、子どもがぐずるような情けない小さな声でそう縋っては、頭を摺り寄せずずっと一度鼻を啜って。触れた体温が心地良い、身体は重いし脳味噌が揺れている。そういえば瞼も重くなってきた、誰かが意識を連れて行く。__なんて、嫌な酔い方をした夜特有の微睡に、このまま溶けてしまえたらいいのに。)
44:
若名秋月 [×]
2015-05-02 13:35:01
(子どもみたいに髪を撫でられるのが好きだ、彼の大きな手の感触に気を良くして唇と唇を密着させて舌を伸ばす。不意に脇腹に触れられれば、よれよれのセーター越しでもぞわりと触れられた場所から広がる熱っぽい感覚に殆ど反射的に僅かに身を捩って逃れようとしてしまうけれど。今はもうお互いの行動一つ一つがアルコールの入った夜のキスに夢中にさせる要因でしかなくて。ひとつの生き物みたいに意思を持った舌が彼の熱い舌に絡みつき口内を犯していく。彼の首筋を撫でた手でそのまま喉仏をなぞり、徐々に斜め下方へと滑らせていけば最終的に背中に腕を回す形となる。口付けが深くなるにつれて強張る手は彼の背中で服をぎゅっと掴んで、慣れすぎた煙草を持つ格好の手はぎりぎりのところでフローリングを燃やすこと無く指先で火を燻らせていて。どんな卑猥なことよりもキスが一番好きかも、しれない。ごちゃごちゃしていた思考はもうすっかり霧の向こう側でぼやけて滲んでしまって、ただただ今している行為に集中するより他には何も無くなっていて。彼の上あごをざらりと舐め上げるとその舌先をきつく吸われる。じん、と痺れるように舌先に残された快感と息苦しさに少し顎を上げると銀色の糸を引いて彼の唇が離れて行き、目を開くと強い力で彼に引き寄せられ、一瞬この先の展開を期待しかけたのだけれど。肩口に重さと温かさ。深く息を吐いては、握り締めていた彼の背中の皺を伸ばすみたいに撫でて、更に強く抱き締められるから、あやすように肩甲骨やしなやかなラインの背骨を丁寧に撫でてやる。ロマンチックでドラマチックで熱々なムードの中抱き締められるのもイイけど、こんなふうに一方的な我侭を押し付けられているようなそれでいて凄く慈しまれているみたいにされると可愛く思えて仕方なくって。整髪剤でごわごわの髪を鼻先で掻き分けて頬擦りするみたいに顔を傾けてくっつけると、よく知った彼のにおい。と、じっと自分にしがみついた彼から思いもしない言葉が漏れ聞こえ、「んー?」なんていつもの調子で返してから意味を理解すれば途端に上がる心拍数、顔を見られていない状況に感謝しつつも声色は繕い切れずに呆れているのかテンパっているのか分らない下手な芝居みたいに「酔っ払い、ちょっともう、重い離れろ」と誤魔化すように彼の背中を叩きながら)
45:
間戸亮祐 [×]
2015-05-03 19:21:40
酔ってねぇよ、重いとか、ひで…
( ワックスで整えた髪をわさわさとかき分けられる感覚がする。んー?、なんて間延びした声で答える彼に怒鳴りそうになるが、ぼんやりした意識ではろくな反論もままならず。数秒後、愛想を尽かしたのか背中を叩く彼の反応にとうとう悲しくなり、ジワリと瞳を濡らしすんすん鼻を鳴らして縋りつく子供みたいな態度とは裏腹に、回した腕に力を込めると彼の首元に唇を寄せ。熱い息を漏らしながら途切れ途切れに上記の台詞を述べると、彼の首を数度がじがじと甘噛みしては、普段我慢している”所有の証”、いわゆるキスマークを付けるべく馬鹿の一つ覚えみたいに強く吸いついて。彼が発した「重い」はきっと物理的な意味なのであろう。しかしアルコールに酔わされた脳味噌は精神的な意味での「重い」の方に捉えてしまい、どうしようもなくネガティブ思考になっては殻に閉じこもるように瞳を伏せて。)
俺は嫌だよ、アンタと離れんの…このまま続けばいいと思ってる、そんなこと言うな、
( 離れろ、なんて。後ろ向きな頭で思い描いた離れ離れの生活に、年甲斐もなく泣いてしまいそうになる。アンタは一人で生きていけるってのか、俺は無理だよ、なんて熱い告白は喉の奥から出ては来なくて、口を吐くのは情けない思いの丈ばかり。呆れられてしまうだろうか、だけどそんな事を考える余裕なんてもうない。ふと薫った安っぽい煙草の煙が鼻をかすめ、同時に回していた腕の力が抜けていく。だらりと脱力しては、散々縋りついていた彼を開放しそのまま背中からソファーへと倒れ込んで。仰向けの状態で薄く目を開き、煙草のせいだろうか、ぼんやり黄ばんだ天井を見たのが最後の瞬間。抗えない微睡に溶け込むように、彼の方へ足を投げ出し瞳を伏せればだらしなくそのまま眠りについて。__今日の事は、寝て覚めた頃にはきっと覚えていない。不器用に抱えてた想いが口をついて滑り出た事も、子供みたいに縋りついたことも。全部夜とアルコールに溶けてしまえばいいと、都合よく忘れてはくれないかと願って、それでもあわよくば、両想い何て奇跡が起こればいいと思ったりもして。どこまでも不甲斐ない己の擦らせた恋心を放り出して、彼に深い追及もさせないまま眠りの海へ沈んだ今日の事は、寝て覚めた頃にはきっと覚えていない。)
46:
若名秋月 [×]
2015-05-10 14:26:00
返信できていなくてすみません。この週末に覗いてくれていたなら申し訳ないです。亮祐くん本体さんがレスできる来週末までにはきっちり返します。一応、いなくなりませんよーっていう、アナウンスでした。
47:
間戸亮祐 [×]
2015-05-10 17:34:55
(/ご丁寧に有難うございます。最近はほとんど毎日inできる環境が整ったので大丈夫です、お暇なときにでもお返事してくださればと思います。いつでもお待ちしております!)
48:
若名秋月 [×]
2015-05-13 15:02:36
トピック主がなかなか返せないでいて丁寧とかありませんから……。其方は落ち着いたんですね! 愛想をつかされないようなんとか合間に返していけるよう頑張ります……のでどうか逃げないでくださいね……!
***
ん、りょおすけ。(ひとり焦る自分から離れるどころか更に強く抱きしめられ、そんな仕草がどうしようにも可愛いと思ってしまう。そんな自分の状況に小さな混乱を覚えつつ。酔っ払いに絡まれてんなあと苦笑が漏れ、先程まで背中を叩いていた、空中に所在無く浮かせた手で首筋にじゃれつく彼の髪を乱すようにくしゃりと指を入れて形の良い後頭部を撫でる、と首元にごくやさしく立てられるあたたかく硬い感触にまたぞくりと鳥肌に似た快感を覚えそうになるのだからどうしようもない性分だ。ふと前触れ無く一瞬首筋に痛みを感じ、彼が何をしたのか容易く予想がつき、同時に酷くチープでありきたりな感情が芽生えかける。数日で消えてしまう小さな痣でも、彼が意図して己の身体に残したものだ、それが、嬉しい、だ、なんて。柄にも無い甘たるい思考に脳が支配される前に、首元にくっついたままの熱い生き物が再びぼそぼそと言葉を発するから、ぎゅ、と眉間に皺を寄せて彼の後頭部をわしゃわしゃやっていた手を離し縮こまらせて。「このまま、か……」消え入りそうに掠れた声は果たして彼に届いただろうか。告白めいたことを言っておいて、”このまま”がいいだなんて。酔っ払いに振り回されて悩んでしまうのはたぶん、彼の言葉は全て本心で、自分もまた同じ思いを抱いているから、だって、でも認めるわけにはいかない。ただ臆病なだけだと言われても。締まった身体を今日は重そうにソファに沈め眠ってしまった彼を横目にはあ、と脱力すればのろのろと立ち上がり、咥え煙草でソファの横にくしゃりと丸まった毛布を持ち上げて寝息を立てる彼に掛けてやる。灰皿に幾らも吸わなかった煙草を押し付け、重い足取りでバスルームへ行き洗面台に手をつき鏡を見ると、不機嫌そうな顔の自分と目が合って、逸らすと首元に赤い花弁のような痕を見つけ、ぼうっとそれを見詰め。考えるのはこれから数日まともに人と会う予定が無くてよかっただなんてくだらないこと。酔っ払いの言うことをまともに受けて変わってしまうのが、苦しいだけの気持ちに気付いてしまうのが、嫌だ。子どもじみているけれど、今更不安で、関係をステップアップさせることが考えられずに。ずるりと壁に凭れ、明日出て行こう、と密かに決めては天井を仰ぎ)
49:
間戸亮祐 [×]
2015-05-16 12:58:00
( 微睡は徐々に解け薄い瞼が持ち上げられた頃。暗いとも明るいともいえない室内の空気に晒されながら大きく一つ欠伸を零して。嫌に固まった背中を伸ばすようにぐっと伸びをすれば、傷む節々を無理に動かして乱れた頭をかきむしりながらのっそりと体を起こして。だるそうに背もたれに寄り掛かると、安っぽい時計に顔を向け今の時間を確認して。昼前か、なんてぼんやり考えていると、太ももからずるりと何かが滑り落ちていく感覚が。下を見ると、自分で引っ張り出した覚えのない毛布が床に落ちていて、ずきりと小さな違和感を覚え。__そうだ、毛布を掛けた記憶どころかどうしてここで寝ていたのか覚えていない。意識がはっきりするにつれて頭はずきずきと痛む。寝起きのせいか身体の痛みのせいか、少しだけイライラしながら頭を押さえて考えてみると、眠りに落ちた記憶どころか昨日の夜の記憶が抜け落ちていることに気が付いて。言い知れない気持ちの悪さを感じつつ、ハンバーグを食べた事は覚えてる、でもそのあとは…?なんて、どこに落としたかもわからない記憶をゆっくり辿ってみて。だけど何一つ思い出すことはできず、そんなに悪い呑み方したっけなぁ…何て考えつつ、とりあえずはぐらりとふらつく体を起こし立ち上がり、もう一度ガシガシと乱暴に頭を搔きながら、寝起き特有の不快感のある口を開き息を吐き。ふとリビングを見渡してみるも、同居人の姿は依然見当たらない。出掛けたのか部屋にいるのか知らないが、自分が何をしでかしたのかも忘れ特に気に留める事は無く、俺はのそのそと廊下を歩きリビングを後にして。__この時はまさか、昨日口を滑らせてしまったこと、そのせいでお前が出ていこうなんて考えている事。…俺は何一つ、知らなかったよ。)
(/すみません…!安定したと思ったら今月はまた忙しくなりそうで…!また土日しかセイチャットに来られない日々に戻ってしまいました…不甲斐ないです。もちろん無言で逃げたりなんて致しません。せっかく素敵なお相手様に出会えたのですから。主様もゆっくりで構いませんので、ご無理はなさらずどうか楽なペースで御相手してくださいませ…!)
50:
若名秋月 [×]
2015-05-16 17:09:03
(いつもより長めにシャワーを浴びて、自分では見えない隠す理由も無い小さな鬱血に絆創膏を貼って、今夜は一人で使えるセミダブルのベッドに潜り込んでもいつも自分が使う側の落ちるぎりぎりで丸くなって。結局大して眠ることが出来ずに寝室の床で、最後に使ったのが何時だったか思い出せない旅行鞄に衣類その他必要なものをさっさと詰め込み終えてしまって。ぼんやり、灰皿代わりの陶器の片口に煙草の灰をぽとりと落とす。元々持ち物は多いほうじゃないから、鞄ひとつで身軽に出て行ける。久しぶりに見つけた旧型の携帯電話は本棚で音楽雑誌に埋もれて存在意義を失いかけていて、生き返らせると数人から不在着信が来ていたから、暫く泊まる場所を確保するにはこの中から好きなのを選べばいい。CDと本だけは増えがちだけど、消耗品だと思えば未練なく置いていけそう、それから二軍以下のティーシャツたちと殆ど履かなかったブーツ、もうすぐ同居人の関係を解消することになる男が捨てるなりとっておくなり好きにしてくれたらいい、これくらい残していったって怒らないだろう。お気に入りのアルバム三枚と詩集一冊だけ鞄の隙間に捩じ込んで、咥え煙草でピアスを鳴らしながら眉尻を掻き扉を開けると、二日酔い丸出しの同居人の姿がちょうど目に留まる。何だか少し身構えてしまったけど、上手く笑えたと思う。)お前酷い顔してんな……てかそうだ、俺暫く外泊まるから。戻んないかも(廊下と寝室の境目に寄り掛かりふわふわと紫煙を漂わせながら、引き止められることを一ミリだって期待していないような、ついでに一応報告しとこ、みたいな気軽さと快活さで言ってのけて。カーテンが引かれたままの薄暗い寝室に口を開けたままの膨れた鞄を一旦置き去りに、リビングのほうへ彼の横をすり抜けて行き)
***
此方もムラはありますがそれなりに毎日忙しく過ごしています……のでお互い様というかお陰でと言ってはなんですがタイミングは合うんですよね笑。レス頻度はお気になさらず、余裕のあるときに覗いてやってください。嬉しいお言葉有り難う御座います。
51:
間戸亮祐 [×]
2015-05-24 15:29:42
__あ?
( 戻んない、かも?あまりにも突然告げられたその言葉に思考が停止する。意味が解らない、ただそれだけの感情がこうも胸をざわつかせるのだ。ぴたりと足を止め寝起きと悪い冗談に対する憤りのせいで酷く低い声を発し、般若と形容するに相応しい形相で振り返るも彼は何でもない様に横をすり抜けて言って。ぺたぺた歩くその後姿はすぐに見えなくなってしまうけれど、起きたばかりの脳味噌は一丁前の苛立ちは感じても事の重大さを理解しておらず、とりあえずは洗面所へとgoサインを出して。だらだら歩きたどり着いた洗面所で、顔を洗って歯を磨いて、それでも鏡に映ったのは酷い顔。小さく溜め息を漏らしつつ、鏡の脇の頼りない取っ手に掛けてある学生時代から使っていた細いカチューシャで前髪を適当にあげ。我ながら柄が悪い、一昔前のヤンキーかよ。なんて心の中でつっこむ程度の余裕はできてきた頃、やや汗ばんだ上着を脱ぎ洗濯籠に放り投げ、リビングのソファの背もたれに掛けてある着替えのストックとでもいうべき服たちを求めて踵を返し。同居人が歩いて行ったのと同じ道を辿りリビングへと到着すると、一直線にソファに向かって歩みを進め。)
そういえばさっきの何。
( 冗談だと思っているからこその無愛想な台詞。彼の方を見向きもせず、やや不機嫌そうに吐き出したそれはきちんと届いたのだろうか。ソファの前で立ち止まり、少し皺の付いた長袖Tシャツを適当に選んで袖を通す。その一連の動作が終わると何気なく一つ息を漏らし、気だるそうに振り返ればやっと彼の方に視線を向け返事を待ち。)
(/優しいお言葉有難うございます。しかしながら来週の土日は来れるかどうか怪しい状況でして…。
また当方掛け持ちをしていないので、一週間もあけるとロルが普段以上に拙くなってしまい本当に申し訳ないです。それでも一生懸命お相手させていただきます所存、亮祐共々よろしくお願いいたします。)
52:
若名秋月 [×]
2015-06-07 15:11:12
ん? や、外泊の報告だけど。(ダイニングテーブルに寄り掛かりぼんやりと洗面所からの水音を聞きながらゆっくり煙草を短くしてから灰皿で火を消し、何故だか口の中で唾液と混ざったタールがいつもより苦くて喉にまとわりつく感覚が不快で。台所で水道水をグラスに注いでいるところへ美しく締まった上半身を晒して現れた同居人。ちらりと目線を遣ると、趣味の悪いカチューシャで前髪をかきあげた姿で。此方に視線さえ寄越さずにぶっきらぼうに吐き捨てられた、自分に対しての問い掛けと思われる台詞に苦笑いしつつ。黙って水を飲むと喉が鳴る。昨晩のことがあるから。気まずく思ってこっちを見ないのだろうか。と、半ば彼のハンガーと化しているソファの背もたれから一着を着た彼がやっと此方を向くから、少し眉を上げて答える。二日酔いの機嫌の悪さを貼り付けたような表情だけれど、視線に違和感は無い、ように思える。もしかして記憶飛んでるとか。有り得る話だ、と首元の絆創膏をそっと撫でてみる。水が半分まで減ったコップを持って台所を出て、彼のほうを向いて再びテーブルに寄り掛かって。何てことない顔、をしている振りで、「昨日酷かったよキミ。……あんなこと言われちゃったらちょっと、俺限界かなって」と半ば自棄になってからりと笑ってみせ。彼が覚えていようが覚えていなかろうが、こういう言い方するつもりなかった、のに。ごたごたするのは御免だ、自分の性格を呪うしかないのだけれど。向こうから蒸し返してくる可能性もあるよな、と内心で即開き直り。改めて薄笑いになった顔で彼を見据え)
***
大変遅くなってしまい申し訳ありません。また少しの間忙しくなる予定なのですが、なんとか隙を見てレスしますのでどうか飽きずにお付き合いください……!
53:
間戸亮祐 [×]
2015-06-20 19:45:30
( 外泊の報告だけど、なんて。うまく説明できないけれどどこかいつもと違った空気を背負う彼を放っておけはしないけど、恋人でもない自分がなんでだとかどこに泊まるんだとか聞いていいはずはなく。結局何の言葉も吐き出せず、こんなに近い距離にいるのに深く干渉できる存在ではない己の不甲斐なさに小さく歯ぎしりをして。舌打ちをしなかっただけ、彼と出会った頃の自分よりは成長しているんじゃないか。近づけたんじゃないか。好きに、なってもらえたんじゃないか。__なんて、こんな時にまで都合のいい妄想ばかりがぐるぐると廻り、だけど途端に全部ばからしくなって小さく自嘲気味に笑うとかぶりを振って。ソファーの真ん中を陣取り偉そうに背もたれへ片腕を上げると、ふと首元を撫でた台所にいる同居人をじろりと見やり。目を細めるも、視力が良くない己は彼の首元に貼られた絆創膏の存在などつゆ知らず、特に気を留めないまま戻ってきた相手と視線を絡めるとだるそうに首をもたげ。テーブルに寄り掛かったのを無言で見つめ、彼の口が開くのを不機嫌丸出しで待ちつつ考えているのは外泊の理由。__だって突然すぎる。柄にもなく動揺して、頭の中を支配されて。もう思春期の子供でいられないことも、色恋にうつつを抜かしていていい年齢でもない事はわかってる。だけどこんなに好きになる前にそんな理由で割り切れていたのなら、諦められるのなら、こんな関係とっくの昔に終わらせられていたはずだった。)
__は?
( あんなこと言われたら、限界だ?__思わず零れた間の抜けた声。昨日?俺が何を言った?なんて、すっぽり抜けた引きだしようの無い記憶を辿ってみるも収穫はゼロ。自分が覚えていない事を誰かが覚えているどうしようもない気持ちの悪さに眉を顰め、組んでいた足を戻すと「__悪い、俺なんて言った…?」なんて、珍しく謝罪の言葉を口にし自分にしては下手に出ながら探るように尋ね。そこまで沢山呑んだ覚えはないのだが、呑み方が悪かったのか割と序盤で頭がぐらついたような気がする。生憎それ以降の記憶は依然ない。だから彼にすがるしかないのだ。へラリと笑う細まった瞳をまっすぐに見つめ、居心地の悪い無言の時間をかみしめながら俺は返事を待って。)
(/こちらこそ遅くなってしまい申し訳ありません…!私の方も6、7月は忙しくなると思いますので、ご無理をなさらず来られるときにいらっしゃってくださればと思います。遅レスはお互い様です、ゆっくりペースで楽しみましょう!)
54:
若名秋月 [×]
2015-06-23 01:48:47
(アルコールが入っているときや無意識下の言動は本音であることが殆どだ、それを証明するかのような彼の何処か急いた様子に、困ったな、と思う。きっと彼の性格上本気なのだろうとも思う、から罪悪感だって覚える、けれどそれより自分を傷付けたくなくて。自分には真っ直ぐすぎる、真っ当すぎる思いだから。こんな時だけ自分は自分嫌いで、それでいて自己中心的で、卑怯だ。卑怯、だって出て行こうとしているのに、逃げ道を作るために、外泊、そういう言い方をした。彼が身じろく気配を感じながら、コップをゆらりと揺らし、透明な液体が動くのを見詰める。水は透明でも目に見えるのに、時々彼の視線や自分の言動が分らない。彼はやっぱり昨晩のことを覚えていなくて、驚くほど鮮明に思い出せる自分は、少し首を傾いで黙って彼を見詰めて。)……覚えてないってことは、そんなに大事なことじゃなかったんじゃない?(自分で言って自分で少し傷付く。あまりに軽い調子で出た台詞が自嘲じゃなくて彼をからかっているように見えていますように。溜め息を吐くみたいに少し笑って、もう認めざるを得ない、分りきった自分の感情を持て余した気分で、もう飲む気にもなれない水の残ったコップをテーブルに置きながら、「俺が勝手に決めたことだから、お前は悪くないし、……お前はこんな生活、俺みたいなのと一緒にさ、しないほうがいいと思うよ」なんて、納得できる筈も無いような台詞を吐けば。目は合わせられずに口元で笑ってみせて、後は逃げるように寝室へと大股でリビングを出て。”出て行くために”入った部屋なのに何故か扉をきちんと閉めて、その扉に寄り掛かり室内をぐるりと見渡してみる。普段から出かける時以外は空っぽの、ジーンズの後ろポケットを探る、出かけることも少なくこの動作が癖になる訳など無いのだけれど、殆ど意識せずに。当然何かが入っていることも無く、手をぷらりと身体の横に元通りぶら提げ。探していたのは煙草で、先程吸ってから幾らも経っていないのに、相当参っているらしい。)
***
毎度毎度丁寧なレスをありがとうございます。これからもよろしくお願いします……!
55:
間戸亮祐 [×]
2015-07-04 22:37:03
__なんだよ、面倒臭ェな
( 尋ねているんだから答えてくれればいいものを、何が不都合なのか尻込む相手。ため息交じりの自嘲気味な笑みは、これ以上つっこんでくるなとでも言いたげで短気な己はいら立ちを隠しきれずに小さく舌を打って。彼に聞こえる大きさで上記の台詞を述べれば、追撃しようと向き直るも先に口を開かれてしまいむすりとふてくされ。__しかし、その不機嫌そうな表情は数秒と持たず崩れることになる。”こんな生活、しない方がいい”?ぴしりと固まった表情、驚きの余り見開かれた目。声は、上手く出なかった。)
外泊?バカにしてんのか?
( とうに彼が寝室へ戻ってしまった頃、酷い時間差から解放された己は荒っぽく後頭部をかきむしってぐるりと踵を返し。リビングを出て辿りついた寝室の扉は閉ざされており、拒絶されている事実が痛いくらい胸に刺さって消化しようのない苛立ちは理不尽に募る。それでも勢い任せに荒々しく扉を開くと、中にいた同居人をぎろりと睨み付け一つ息を吸い。自分でも少し驚くほど、低く威圧的な声で静かに上記の台詞を述べると、一歩中へ入り後ろ手でぱたんと優しく扉を閉め。ここから出す気はない、とでも言うように扉を背にして、でもやがて小さく息を吐くと、首をもたげ頭ごと視線を床に落として。__何してるんだ俺は。外泊なんてわかりやすすぎる嘘、何か知られたくない理由があっての事だろ、そうやって俺を置いていこうとしてるんだろ。本当にバカにされている気分だ、腹立たしい気持ちと酷く悲しい気持ちがごちゃまぜに浮遊していて、どうしていいかわからなくなる。先程の威勢はどこ絵やら、思わず潤み出した涙腺。ああ俺、この人と離れるのこんなに嫌だったんだ。再確認した恋心、顔はまだ上げられず、だけど決意を秘めた穏やかな口調で俺は声を漏らした。)
…いい、俺が出て行くよ。
(/大事なお相手様ですから。拙くはありますが、できる限り尽くせる分の力は尽くしてお返事させていただくのは勿論の事です…!なんて言いつつ、またまた遅くなってしまい申し訳ありません。お付き合いいただき本当にありがとうございます)
56:
若名秋月 [×]
2015-07-21 00:13:26
(荷物を詰め終えた鞄をすぐに閉めて出て行く気にはなれず、というよりきっと納得していない彼が追って来るだろうと分かって、ベッドの縁に腰を下ろし、考える人の像よろしく頬杖をつく。案の定、感情を剥き出しに表したような足音とそれからすぐに勢い良く開く扉、立ちはだかる彼、に視線をゆっくり遣ってから顔を追うように向けると、怒りを抑えつけたような、けれどそのせいで更に怒りを強調させている静かな、台詞はまんま怒った口調だけれど、声が降ってくる。この様子だと外泊なんて言った裏の本音を読まれている。困ったな、と少し眉を下げて黙っていると俯いた彼から発せられる予想外の言葉。)……は?(一瞬うまく理解できずに訝しげな声が出る、直後視線の先の彼の目がつるりと光った気がして、どきりとする。涙、かな。自分の言動で一喜一憂するのか、彼は。そんな姿にときめき、なんてピュアな感情じゃなくてもっと、生々しくて現実的な、むずむずと胸の辺りから駆け降りていくような感覚を覚える、が今はたぶんそんな場合じゃなくて。それとこれとは別の話、少なくとも半ば衝動だろうが気の迷いだろうが今の自分には関係の無い話。否が応にもしつこい程確認させられた感情でも。どうせ長くは続かない、非生産的な、苦しみなら。最初から縋らないほうがいいに決まっている。期待なんてしちゃいけない、永遠なんて無いのだから。悟った振りの、臆病な諦観。「……お前が出てくのはお前の勝手だけど。お前がそうしても俺がここに残るわけじゃないよ」床の一点を見つめて。思ったよりも滑らかで静かな声が出た、気がする。)
***
遅れて申し訳ないです。
とんでもない、それはこちらのせりふです! うじうじうるさい秋月ですが、引き続きよろしくお願いします。
57:
間戸亮祐 [×]
2015-07-25 13:53:21
___俺も、アンタがいなくなるここに一人でいる気はねぇよ
( 何を、考えているのだろうか。感情の読めない彼の瞳を見据える強さを持ち合わせていなかった俺は、視線を床に落としたままぼそりと上記の台詞を述べて。いつからか抱いていたどうしようもない感情の正体には、昨日今日の言動のせいできっと気付かれている。それに対して彼が出した答えはあまりにも残酷で、ここから消えていなくなってしまいたいような酷く空虚な気持ちに支配され。体だけの関係だったのは最初から、そこに心があってはいけないのも最初から知っていた。ただ、どうしようもなく惹かれて、擦れた関係に甘んじたままこうして拗らせてしまったのも全部全部、自分だったってだけの話だ。ありふれた失恋、酒のつまみにするには面白味もない。生産性だってあまりにもなくて、男同士で得られるメリットはもっとなかった。それでも離したくはなくて、駄々をこねられる年齢でない事は分かっていても思い通りにいかないアンタが俺は大嫌いで、だいすきだったんだ。)
…なぁ、やっぱアンタここに残ったら。俺の物はちゃんと全部片づけるからさ、そしたら何にも思い出さなくて済むだろ
( この場所から彼の匂いが消えるのは嫌だった。最悪な結末を迎えようとしているけれど、その準備はもう始まっているけれど、俺がいなくなってもアンタはって思ってしまったのだ。どうしてもあげられなかった情けない顔を、固まった決意を表すようゆっくりと上げ彼に向けると誤魔化す様にへらりと笑ってみせる。すっかり崩れてしまいカチューシャから漏れてきた髪が瞼にかかる不快感も、今は気にならない。少しだけ掠れた声で上記の言葉を語りかければ、認めたくない”何か”が溢れてしまわない様に目を細め、後ろ手でドアノブを回すと話は終わったとでも言わんばかりにこの場から立ち去ろうと背を向け扉を開けて。__しかしふと、一歩足を踏み出そうとした直前にぴたりと動きを止めると、「…いらねーもんは捨てるしそんな時間かからないと思うけど__まぁ、とりあえずさっさと出てくよ」なんて、未練がましく最後に一言言い残して。)
(/いいえ、お忙しい中ご丁寧なレス有難うございます。こちらも未だに秋月君の名前すら呼べていないような情けない子ですが、どうぞよろしくお願いいたします。)
58:
若名秋月 [×]
2015-07-30 22:57:51
……最悪。(なんて、どちらが最悪だろう。罪悪感で全てが覆るわけじゃない。煽られた、と言った方がいいかもしれない。そんな顔はするのに、行くなとは言わないんだ。彼なりの気遣いが可笑しくて、仕方がないから、否素直になりたくないだけなのだけれど、理由をつけることにするなら、こんな別れ方は美しくない、そもそも自分たちみたいな関係なら綺麗なわけがなくて、だったら前を見ても後ろを見てもどちらにせよ現状がそうであるように面倒な思いをするのだ、今まで通りで良いはず、生産性がどうとかいう自己嫌悪や卑屈は自分を正当化しているのと同じでそれならとっくに死んでいるべきなのだ。だから。もう、いいや。特別だと思えるくらいの時間を過ごしてきたはずで、それを肯定したっていいじゃないか。辛い思いをしない為の早過ぎる予防線を張る前に、もっと堕落する前に。しあわせになれるのかな、遅くない。ベッドのスプリングに負けないように立ち上がって。廊下に消えた背中を大股で追いかける。その腕を掴まえる。少し急いた乱暴さで腕を引いて此方を向かせて。心持ち目を大きく開く。不思議と落ち着いていて、でも茶化す気にはならなくて、真っ直ぐ彼の目を見つめる。「どっちも出てかなくていいんじゃない。」冷たいほど抑揚の無い、薄ら掠れた低い声、いつもの自分の声。思い詰めるくらいの勇気や度胸は要らなくて、でも言葉にするには頼りなくて、彼の胸ぐらを掴んでぐっと引いたら。細い顎を上げて彼の唇に噛みつくみたいに口づけて、突き放し、「おれやっぱりやめたから。お前も行くんじゃねえよ」なんて、もしかしたら世界中にありふれた誰かを引き留めるための言葉、よくすらすらと出てきたな、内心で自分に感心する余裕は無く、強気な言動と裏腹に、それでも彼は行ってしまうのではと縋るように怯えながら目線だけはしっかり真っ直ぐ彼を向いていて。)
***
今回は早めに返すことができましたが、次回はまたお待たせしてしまうかもしれません……毎度すみません。実は地味に亮祐くんが名前を呼んでくれるのを楽しみにしていたりします(笑)。
めでたく二人が結ばれた後ですが、エンドにはしたくないなーとわがままながら思っております。遅レスで稚拙文しか書けない駄目主ですがよろしければ。今後はそれぞれの希望するシチュなどのんびり続けていければと考えております。
59:
間戸亮祐 [×]
2015-08-08 15:27:27
__気まぐれで振り回してんだったらもう止めろ、俺だっていっぱいいっぱいなんだよ!
( やっぱりやめた?行くな?__正直いい加減にしてほしかった。だってどっちが悪かなんてきっと、多分どっちも同じくらい悪で、綺麗な恋も綺麗な終わり方も到底できやしなかった。それにそんなの俺達にふさわしくないのもわかっていて、だからせめて後腐れの無いようにと背を向けたのに。…掴まれた腕が熱い、触れた唇はもっと熱い。向けられた視線なんてもっと、ねえ、アンタは何でそんな顔してんだよ。期待してしまいそうになる、きっとこのままじゃ歯止めがきかない。真っ直ぐ此方を向いた彼と交わった視線。耐えきれなくなって掴まれた腕を勢い良く引いてバランスを崩させると、倒れ込んだ細い彼の体を抱き留め力強く両腕を回し。そんな行動と裏腹に、自信を持てない自分はまくし立てるように上記の台詞を述べ、首元にある彼の頭に頬を擦り。)
なぁちゃんと言って、わかんねーよ、なんなのアンタ
( だってまだ聞いていない、彼の想いを聞けていない。都合の良い解釈をするにはまだ早いだろ、俺はそこまで自分に自信を持てないよ。言いたい事はどんどん溢れるのに、それを口に出すことはできず途切れ途切れに漏れることばたち。もう今しかないと思った、離したくないと思った。それでも聞けてない、アンタの思ってる事だけ聞けたらもうそれでいいんだ。力を込めた腕の中、良く知った匂いと体温。俺は意を決して小さく息を吸い込み、彼の耳にそっと唇を寄せて。周りの音なんてもう聞こえない。静かな昼下がり、垂れた彼の髪をそっと耳にかけてやれば、縋る様な、それでいてどこか落ち着いた声色で呼びかけた。)
__言って?秋月サン、
(/いえいえ、のんびりやっていきましょう。
どこまでも臆病でごめんなさい。こういう時だけ都合よく年下気取りの亮祐ですがどうぞよろしくお願いいたします…←
そうですね、私もそう思っていたので主様と同じ意見で嬉しいです。きっとお互い体だけの関係の人たちと縁を断ち切れていない状態でしょうし、今後の二人に待ち受ける勘違いや障害も沢山ありそうで、シリアス好きの私はそういうドロドロしたものしか思い浮かばないのですが…のんびりいちゃいちゃできる日が来るのが楽しみです。是非、主様のやりたいシチュなどもお聞かせいただけると嬉しいです。未熟な文章しか書けない私でよろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。)
60:
若名秋月 [×]
2015-08-19 23:28:19
っはあ、あー、もう。クソが。(自分が格好つかないは分かっていたけれど、今も彼ばかり怖気付きそうになるくらい格好良い。きっとなりふり構わずな状態なのに。そう思えるならもう後戻りは、出来なさそう。抵抗する暇も無く抱き締められた、彼の腕に込められた力や熱が、さっきまで自分から掴んでいた腕なのに、途端凄く生々しい感触が、まるで蘇るみたいに。初めてみたいに。そう形容しても大袈裟じゃないくらい敏感に伝わる。耳もとで震えた空気が鼓膜だけじゃなく全身を震わして、跳ねる心臓が急かす。毒が回るみたいだ。嫌いな自分の名前。ずるい、なあ。だから、敵わないと諦めて誤魔化すような溜め息と、攻撃力ゼロな罵声、もちろん、彼に向けての。それから、腕を彼の美しい背中に回して彼の首もとに顔を埋めて。「好きだ、」くぐもった声で一度そう言えば彼を抱き締め返したばかりの腕で、彼と少し体を離して、彼の両手を取る。眉間に力を入れた不機嫌とも取れそうな顔は無意識だし、そもそも元々無愛想な顔立ちなんだからこういう時だって格好良いとか可愛いとか、そんな顔は出来ないから。せめてちゃんと彼の目を見詰めて。「好きだ、りょおすけ」しっかりした声で言い切った後に実感する緊張と安堵、はあ、吐いた息が震えてる。爪先までどくどくと脈打っている感覚がする。指先から彼に容易く伝わってしまいそうな。あー、かっこわるい、また抱き締めてくれるといいんだけど。すっかり情けない顔になりそうだから少し俯いて、「ごめん、ね」と呟く。自分だって本気だ、分かってくれって、訴えるように握った彼の手を親指でするする、撫でてみながら。)
***
サン付け……! たった1歳差できっと本人たちは普段年の差をそんなに意識していなさそうですが、こういうところで年下だって再確認させてくれる亮祐くん、最高です。(……)
確かに、秋月は出不精・連絡不精ではあるものの、遊びも恋人関係も自由でルーズなのですぐゴタゴタしそうです(笑)。関係を切る切らないとか、友達だからいいじゃん、とか。
ぱっと思い付いたのは、何方かが同居し始めた日を覚えていて急に記念日って祝うとか。誕生日でもいいんですが、よりサプライズ感とある意味特別な感じがあって楽しそう。あとは、前に言ってた水族館デートとか。考えれば他にも色々出来そうですね!
61:
間戸亮祐 [×]
2015-08-21 23:38:42
( やけくそになったのかぼそぼそとごねる彼のおかげで変な緊張がほぐれ、クスリと小さな笑みを零し甘える子供みたいに頬を摺り寄せ。意地が悪かった自覚はある、それでも自分の言葉一つでこうも彼をかき乱せることが嬉しくてたまらずニヤつく口角を抑えきれなくて。すっぽり包んだ体から伝わるぬくい体温が心地良い、神経が広がる様なこの感覚はきっと他の人じゃ味わえない。好きだなあ、好きだなあ。物書きのくせに出てくる言葉はこればっかり、子供みたいに同じ言葉を繰り返しては、首元に感じた彼の吐息、紡がれるであろう言葉を待って。)
うん、俺も、いいよ、俺も好きだ
( 掴まれた両手、その先で不機嫌そうな顔をした彼。そんなのですら愛おしい、理屈じゃなかった、説明なんてつかなかった。射抜かれた視線を絡めれば、口を開いて小さく息を吸った彼を静かに見つめ、吐かれた言葉を黙って聞いて。俯いてしまった彼を見つめること数秒間、すぐにでも抱き締めてしまいたいくらいに胸が締まる、言葉も上手く吐き出せない。それでもこくこくと何度もうなずくと、途切れ途切れに返事をして顔を向けてくれない彼のおでこに触れるだけの口付けを落として。こんなに可愛いんだ、抱き締めてしまうのはもったいなかった。だから顔を上げて、次はおでこじゃなくて口にしてもいいかな。何をいまさらプラトニックぶってるんだろう、大事にしたいんだろうな、手放したくないんだろうな。酷く高揚した心の中でそんな事を考え、秋月さん、秋月さん、なんて馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返し名前を呼んではするりと耳を撫で穏やかな顔で見下ろして。)
(/何と呼ぶのが正解なのか悩みに悩みまくったのですがそう言っていただけてよかったです…!
そうですねー、亮祐は嫉妬深いのでそういうの凄く嫌がると思います(笑)元々バイですしモテない方ではないのでじゃあいいよ俺も遊ぶって子共みたいに拗ねちゃいそうです(30歳手前)
サプライズ!いいですね楽しそうです!亮祐の誕生日のイメージは秋冬あたりですかね…。水族館で何かハプニングがあっても面白そうです。ここまで一切仕事をしていない二人…(笑)
62:
若名秋月 [×]
2015-08-23 12:34:22
(どんな顔で紡がれたのだろう、己と同じ彼の気持ち、そう思ったら降ってきた柔らかで熱い唇の感触。嬉しくて、くすぐったくて、頰に垂れた髪を避けながら顔を上げると左耳のルーズリーフが静かに鳴る。そんな甘い表情、彼が自分を好いているって、自惚れじゃなくて、思っていいんだな。甘える犬みたいに、耳を撫でる大きな彼の手のほうに少し首を傾いで、その手にそっと己の手を重ねる。そう言えば彼は二日酔いなんだよな、ふと思い出す。カチューシャをしたままの頭、前髪が触角みたいに何本も飛び出していてださいのに。)……どーしてお前はさ、そんなぼさぼさなのにかっこいいの。(全然ロマンチックじゃない。気の緩み過ぎな格好で、気まずい思いをした後の廊下で、それを気にする必要のない間柄で。逆にきゅん、と胸に来る。今まで身体だけを求めて、彼との生活に特別な思いを巡らした事なんて無かったけれど、思いが通じ合った瞬間から、こういうのがしあわせなのかもしれないって。浮かれそうだ。でもやっぱり少しだけ、負い目とか、自己嫌悪とか、あってもなくても誰にも咎められないのに昔からずうっとそうだったように薄く影が淀むから。彼の優しい顔が眩しくて、目を細めて笑って、茶化す。それから。彼の頰を両手で包んで、「キスしよう、」って、顔をうんと近付けて、睫毛をぱさり下ろして、悪戯っぽく囁いて。とびきり優しくて甘くて溶けそうなのを、俺らに全然似合わないやつを。)
***
そういうふうに拗ねられるときっと秋月はまた、一緒に暮らすのやめようってなりそう……。彼は真性のゲイですが、へらへら生きているように見えて普通じゃない自分がコンプレックスで同性愛者であることを隠してきた人間です。同性愛に寛容になってきた社会ですが、秋月はそんなもの認められるわけないって思ってます。でも幸せにはなりたいし本当はきちんと生きたい、みたいな。
秋月っていう名前からして秋生まれっぽいですが、真夏に生まれました、っていう後付け設定(笑)。家族の設定とか全然考えてなかった……たぶん凄く出来た人達の間で育ったからこそのコンプレックスなのかなあ。
仕事関係で何かあっても面白いかもですね。半分以上ニートなうちの子、家賃払えなくなったりしそう!
63:
間戸亮祐 [×]
2015-09-12 19:44:34
(/お返事大変遅れて申し訳ございません…!仕事の関係でリアルが立て込んでおりまして…一言お声を掛けさせていただくことも出来ず長期間放置してしまい申し訳ございませんでした。決していなくなったわけではありませんので…!キャラへのお返事は時間がある時にかかせて頂きます。)
64:
間戸亮祐 [×]
2015-09-12 20:29:07
__どーしてアンタはさ、そんな見た目してカワイーの。
( 想いを打ち明けた後の空気とは思えない。だけど救いようのない俺らにはよく似合う、締まりのない雰囲気の中で自分より背の低い相手を見つめる。小さく鼻で笑いながら上記の台詞を述べると、銀色に近い派手な髪をぐしゃぐしゃと乱す様に撫でまわしてやり。__なんだろう、”恋人”みたいだ。むず痒くて甘酸っぱい様な、自分には無縁なものだと思っていたけれど。キスして、なんていじらしく囁いたあざとい彼を見下ろせば、にやりと口角を上げまあるいピアスが光る唇へ吸い付くように食んでみせる。あくまで瞳は細めるだけ、だって閉じてしまうなんてもったいない。ぱさりと震えた彼の睫毛、生え際まではっきりと見えてしまう距離で、一瞬だけ柔らかさを堪能するとすぐに鼻が付くほどぐっと唇を押し付ける。時間にしておよそ二秒といったところか、わざと音を立てて唇を離すとすぐに顔を近づけて今度は一瞬だけキスをして。優しくて甘くて溶けそうだ。してやったり、なんて考えながらも気恥ずかしさはじわじわと後を追ってやってきて、ぱっと体を離し一歩下がって距離を取ると染まった頬を隠す様に顔をそむけ「あー、アレだ。荷物戻せよ、んで、出掛けよう。…アンタ引きこもってばっかだし」なんてしどろもどろになりながら早口で告げ。)
(/お返事返させていただきます…!平日のinは無理ですが、落ち着いてきたので休日はこられるかと…ご迷惑をおかけいたしました。
真夏生まれですか(笑)となると名前の由来が気になりますね!家族の設定は性格を練るときに考えてしまいます。実家は田舎(東北の方とか、寒いところ…)で母子家庭時代は貧乏だったとか、中学の時母が再婚した新しい父とはあまり上手くいってないだとか、半分しか血が繋がっていない弟のことを実はかなり可愛がっているとか。なりきりに影響しないようなどうでもいい設定を考えるのが好きなんです。
そうですねー、似たような職種なので共通の知り合いがいたりとか。モブを使うのはあまり上手でないのですが、なりきりの幅を広げられそうで…!それこそ肉親とか、もっと近い人と知り合い設定でも面白いかも。一悶着起きそうな予感が…
何はともあれ、今後もよろしくお願いいたします。)
65:
間戸亮祐 [×]
2015-09-25 23:20:04
(/あげます。)
66:
若名秋月 [×]
2015-09-26 16:33:15
(そりゃあ、嬉しくないと言えば嘘になるけれど。童顔でも女顔でもましてイケメンでもないただただ痩せて愛想の悪い顔面ピアスの痛いアラサー男だと分かっていて可愛いだなんて。内面なんてもっと有り得ないのに。彼、自分より小さい物はみんな可愛く見えているんじゃないかと思う、一般的に見ればおれだって身長はそこそこなはずなんだけど。でも彼が嬉しそうだから、何も言わないで自分も笑ってしまう。望み通り大好きな彼の口付けを貰って、雰囲気でなんとなく彼が目を閉じていなかったのは分かっていたから、くらえ、悩殺キス顏。なんて意気込んだのは一瞬。ただのキスなのに、唇からじわっと拡がる熱に溶けそうだ。熱源が離れて、薄く唇を開いて顎で追ったのに、手も立っている距離も離されて、少し持て余して唇を舐めて誤魔化せば何だか照れた様子の彼。そういうのはずるい、自分たちは大人だと思っていたけど全然学生の初恋みたいでどうしようもなく思わずはにかむ。)……仕事ないの? お前これ、今日出掛けんの?(まさかの有言実行、言ったのは自分だけど。思い出したのは昨晩酔っ払いとした会話。レンタカー。水族館。くらげ。たぶん殆ど触れ合うことだけ愛の表現だって思っている自分を甘たるい気分に浸してはおかないつもりらしい彼のペースが分からないのだから全く気の利かない返答をしてしまったのは許してほしい。だけど思い直して、真ん中から分かれている髪を両手で梳くように撫でつけながら、「や、言ったのおれだしな。おれ助手席でCD選ぶ係やるから。どこでも連れてってよ」とちょっと笑って)
***
わーすみません。ちゃんと見てました。上げありがとうございます。此方こそ遅くなってすみません。
出産予定日を勘違いした父親が考えたのを母親が気に入ってしまって、秋月、とかそんな感じです。両親と3歳離れた姉はキリスト教徒ですが幼い頃から宗教を強制されなかったので、秋月は洗礼を受けていません。家族は同性愛者を嫌悪・偏見していないしキリスト教の所為というわけではないものの秋月は未だにカムアウト出来ていません。放任主義な両親なのをいいことにあまり実家には帰っていません。とか。地名が出てくることもないかと思って舞台を決めてなかったですが、標準語なので関東圏ですかね? 私、関東なんて全く地理わからんですが……。
そろそろ仕事来ないとやばいぞ、と秋月が出版系の友人に相談したら共通の知人だったとかそんなんしか思いつかんです。余談ですが秋月は友人のバンドの曲の詞を書いたことがあります。あとは、両方と寝たことのある人物が居たりして絡んでくるとごたごたしそう、なんて思いついてしまいました。
67:
若名秋月 [×]
2015-11-01 03:22:16
あげます
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