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自分のトピックを作る
41: 間戸亮祐 [×]
2015-04-19 17:48:56

…うっせ
( 少し離れたところから聞こえる「アル中かよ」なんて台詞。まだ数本しか呑んでないし、なんて言いたくなるもほぼ毎日アルコールを摂取しているのは紛れもない事実で。中毒、とまではいかないと思うが完全に否定もできず、拗ねた子供のようにそっぽを向きながら短く言葉を返し。呼ばなくてものそのそと此方へやってくる同居人が酷く愛おしい。近づいてくる気配を感じながら、けれど決して其方は向かずに立てた膝の間に顔をうずめ、緩んだ口角が下がるまでしばらく黙っていて。何でもないようにやってきた当の本人は、酒豪に付き合いきれず飽きてしまったのだろうか、むにゃむにゃ鼻歌ともとれるような曖昧な音を口ずさんでいて。人の気も知らないで、だけどその能天気さが嫌いじゃない。くしゃりと癖がついてしまった髪を揺らしながらゆっくりと顔をあげ、なんか歌う?なんて尋ねる彼と視線を合わせ。無邪気に笑うその顔が、わずかに触れた片肘のぬくさが。超えてはいけない一定のラインを曖昧にして、下心ばかりを抱えた俺を酷い罪悪感でいっぱいにする。眉間に皺をよせすっと目を細めると、「…歌うかバカ」なんて低いトーンでぼそりと述べ、まだ半分以上残った缶に口をつけ顎を上に逸らし、一度に結構な量を飲むと反動で体を屈ませ缶を床に置き。ゆらりと起き上がれば、長い前髪が片目を覆うのも、彼が手に煙草を持っているのも気にすることなく左手で彼の後頭部を思いっきり掴み。”手を添える”なんて柔らかい表現じゃ嘘になる。性急すぎたのは自分が一番良く解っているし、指の間に絡んだ彼の髪が凄く神聖なものに思えて泣きそうになる。それでも誘ってきたのはそっちだろ、なんて自分自身に言い訳をしつつ、ぐっと顔を引き寄せるとすぐに何かをするでもなく、鼻先が触れる程の至近距離で視線を絡めていて。何十分にも思えるような濃い数秒後、薄くも厚くもないその下唇を丸い口ピごと食むように咥え、少し顔の角度を傾けると彼の頭を支える手の力を少しだけ緩め軽く口を付けたり離したりを繰り返してみて。頭が痛い、ぼーっとする。このままめちゃくちゃにしてやれたら、でもなあなあにはしたくないし世界で一番大事にしたい。相反する二つの想いが頭の中をぐるぐるとまわり、それでも心地の良い微睡から抜け出す事なんてできなくて。縋るように距離を縮めては、口で息を吸う暇も与えず彼より力があるのをいいことに、煙草の匂いがするその唇に自分の想いを乗せたアルコールが香る唇を何度も押し付けて。)

(/了解いたしました、お気遣いありがとうございます!
はい、それでは此方も失礼いたします!)


42: 若名秋月 [×]
2015-04-23 14:10:45

な、に……(随分怖い声色で此方の冗談に冷たく返してきたと思えば思い切り缶を傾けた彼が、力強いてのひらと指で後頭部を掴んで彼のほうを向かせようとしてくる。余りに急のことだから、からだごと彼に凭れそうになって、焦って手をソファについたら迫って来る彼の真剣で色っぽい顔、目が深い色に光ってる。真正面からまともに見たって格好良いのに、こんな男前がこんなダメ男もとい自分と同居生活を送っているなんて。余裕でもっと良い暮らしが出来るであろう彼と自分を引き合わせてくれた神様は案外公平なのかも知れない。目は逸らさずに必死に見詰め返すけれど、睫毛は震えるし、ぐっと息を詰めた喉が鳴りそう。こういうときの彼の表情が凄く好きで、だけど目蓋に焼き付けられるほどに見詰めるのは苦しくて(何故だろう?)とても無理だ、もしかしたらいま凄く情けない顔してるかも。否応無く心拍数が上がって、後頭部から伝わる彼の手の熱がじわじわ全身を廻り胸を締め付けてくるようで、どうしよう、パニックになりそうだ、内心焦っているのに未だどこか片隅に冷静な自分も居て。あ、煙草の灰が落ちたかもしれない。身じろぎして煙草を逆の手に持ち替え、ああまだそんな余裕があったのかとぼんやり思う。だけどついに耐え切れなくなって負けを認める気持ちでそっと目を伏せる、とちょうどのタイミングで下唇が彼のしっとりした唇に包まれる。意外にもやさしいキスが繰り返されるのをされるがままに受け止めていると、心なし口付けが深く熱を帯びてきて、「ふ」と鼻から湿っぽい喘ぎが漏れ。もっと深く交わりたくてもどかしくて急いた心、自然と切なく眉間に皺が寄る感じ。アルコールが染みたような唇とその匂いにくらりとする。これ以上は駄目だと理性が正常に作動している間にギブアップしてしまおうと、酸素補給とそれから声を上げようと薄く開いた唇で、思わず彼の柔らかな上唇を吸ってしまうのと。彼から離れるために上げた手は着地点を間違い、彼の輪郭と首筋を撫でてしまう、それらが事実で、些か無理な姿勢のまま、濡れた舌で彼の唇に挿し込むみたいに舐めて)

43: 間戸亮祐 [×]
2015-04-27 12:25:51

( 鼻から漏れたようなくぐもった声を上げる彼が愛おしい。今だけは、俺が彼を支配できているような気になって、こんな行為の最中でも空気を読まず心は高揚する。俺の下心なんて彼は知らないだろうが、唇に吸い付かれたりしては、”もっと”と求められている様な気になってもしょうがないと思うのだ。意地悪に顎を引いて唇を離すと、薄く目を開いて苦しそうな彼を見やりふっと小さく笑みを浮かべ。まるで恋人にするみたいに鼻の頭にそっと一度キスを落としては、ボーっとした頭の中、このままソファで致してしまおうかなんて考え彼の後頭部に回した手をするりと首元へ落とし。すると突然、輪郭から首筋へと流れるように感じた手の平の体温に小さく驚き目線を落とし。まさか俺から離れるために間違って触れてしまったとは思いもせず、勝手にそれを”合意の合図”と受け取れば、首元に置いた手を彼の髪を梳くようにくしゃりと差し込んで。すると少しだけ開いた唇に差し込まれた温い感触。良く知った彼の舌の感触にぞくりとしつつ、応えるように唇を開いて誘い込めば空いた方の手で彼の脇腹辺りをなぞって。まだ目は閉じずに、彼の悩ましげな表情をこっそりと見つめる。今は自分だけにぶつけられているこの熱っぽい吐息が、酷く俺を興奮させて仕方がない。自分の口付けで彼がこんな風に乱れるのか、なんて馬鹿なことを考えるとなおさら。だけどそれと同時に、俺の知らない夜には別の男にこんな顔を向けているのかと考えては、嫉妬と呼ばれる醜い感情で胸がいっぱいになる。俺のものにはなってくれないくせに、同居を許した彼がわからない。離したくないと思ってしまうのだ、こんな俺でも一丁前に。慣れた様子で躊躇いもなく舌をねじ込む彼を見つめては、現実から逃れるようにギュッと目を閉じその舌先を強く吸い。鼻呼吸では足らず口で息を吸うために顔を離しては、脇腹を撫でていた手を腰へと回し。近かった距離をさらに詰めるようぐっと引き寄せると、口付けは再開せずいったん休憩といわんばかりにアルコールのせいでぐらりと揺れる重い頭を彼の肩に乗せ。白いその肌に向けて、はぁ、と熱い息を漏らすと髪の毛に差し込んでいた手と腰に回した腕に少しだけ力を込め、ぎゅっと抱きしめて。きっと今夜の事は、寝て覚めた頃には覚えていない。珍しくアルコールに意識を支配され、完全に無意識のまま。)
__何で俺だけのモノになんねぇの…いい加減好きになれよ
( 瞳を伏せ顔をうずめたまま、子どもがぐずるような情けない小さな声でそう縋っては、頭を摺り寄せずずっと一度鼻を啜って。触れた体温が心地良い、身体は重いし脳味噌が揺れている。そういえば瞼も重くなってきた、誰かが意識を連れて行く。__なんて、嫌な酔い方をした夜特有の微睡に、このまま溶けてしまえたらいいのに。)


44: 若名秋月 [×]
2015-05-02 13:35:01

(子どもみたいに髪を撫でられるのが好きだ、彼の大きな手の感触に気を良くして唇と唇を密着させて舌を伸ばす。不意に脇腹に触れられれば、よれよれのセーター越しでもぞわりと触れられた場所から広がる熱っぽい感覚に殆ど反射的に僅かに身を捩って逃れようとしてしまうけれど。今はもうお互いの行動一つ一つがアルコールの入った夜のキスに夢中にさせる要因でしかなくて。ひとつの生き物みたいに意思を持った舌が彼の熱い舌に絡みつき口内を犯していく。彼の首筋を撫でた手でそのまま喉仏をなぞり、徐々に斜め下方へと滑らせていけば最終的に背中に腕を回す形となる。口付けが深くなるにつれて強張る手は彼の背中で服をぎゅっと掴んで、慣れすぎた煙草を持つ格好の手はぎりぎりのところでフローリングを燃やすこと無く指先で火を燻らせていて。どんな卑猥なことよりもキスが一番好きかも、しれない。ごちゃごちゃしていた思考はもうすっかり霧の向こう側でぼやけて滲んでしまって、ただただ今している行為に集中するより他には何も無くなっていて。彼の上あごをざらりと舐め上げるとその舌先をきつく吸われる。じん、と痺れるように舌先に残された快感と息苦しさに少し顎を上げると銀色の糸を引いて彼の唇が離れて行き、目を開くと強い力で彼に引き寄せられ、一瞬この先の展開を期待しかけたのだけれど。肩口に重さと温かさ。深く息を吐いては、握り締めていた彼の背中の皺を伸ばすみたいに撫でて、更に強く抱き締められるから、あやすように肩甲骨やしなやかなラインの背骨を丁寧に撫でてやる。ロマンチックでドラマチックで熱々なムードの中抱き締められるのもイイけど、こんなふうに一方的な我侭を押し付けられているようなそれでいて凄く慈しまれているみたいにされると可愛く思えて仕方なくって。整髪剤でごわごわの髪を鼻先で掻き分けて頬擦りするみたいに顔を傾けてくっつけると、よく知った彼のにおい。と、じっと自分にしがみついた彼から思いもしない言葉が漏れ聞こえ、「んー?」なんていつもの調子で返してから意味を理解すれば途端に上がる心拍数、顔を見られていない状況に感謝しつつも声色は繕い切れずに呆れているのかテンパっているのか分らない下手な芝居みたいに「酔っ払い、ちょっともう、重い離れろ」と誤魔化すように彼の背中を叩きながら)


45: 間戸亮祐 [×]
2015-05-03 19:21:40

酔ってねぇよ、重いとか、ひで…
( ワックスで整えた髪をわさわさとかき分けられる感覚がする。んー?、なんて間延びした声で答える彼に怒鳴りそうになるが、ぼんやりした意識ではろくな反論もままならず。数秒後、愛想を尽かしたのか背中を叩く彼の反応にとうとう悲しくなり、ジワリと瞳を濡らしすんすん鼻を鳴らして縋りつく子供みたいな態度とは裏腹に、回した腕に力を込めると彼の首元に唇を寄せ。熱い息を漏らしながら途切れ途切れに上記の台詞を述べると、彼の首を数度がじがじと甘噛みしては、普段我慢している”所有の証”、いわゆるキスマークを付けるべく馬鹿の一つ覚えみたいに強く吸いついて。彼が発した「重い」はきっと物理的な意味なのであろう。しかしアルコールに酔わされた脳味噌は精神的な意味での「重い」の方に捉えてしまい、どうしようもなくネガティブ思考になっては殻に閉じこもるように瞳を伏せて。)
俺は嫌だよ、アンタと離れんの…このまま続けばいいと思ってる、そんなこと言うな、
( 離れろ、なんて。後ろ向きな頭で思い描いた離れ離れの生活に、年甲斐もなく泣いてしまいそうになる。アンタは一人で生きていけるってのか、俺は無理だよ、なんて熱い告白は喉の奥から出ては来なくて、口を吐くのは情けない思いの丈ばかり。呆れられてしまうだろうか、だけどそんな事を考える余裕なんてもうない。ふと薫った安っぽい煙草の煙が鼻をかすめ、同時に回していた腕の力が抜けていく。だらりと脱力しては、散々縋りついていた彼を開放しそのまま背中からソファーへと倒れ込んで。仰向けの状態で薄く目を開き、煙草のせいだろうか、ぼんやり黄ばんだ天井を見たのが最後の瞬間。抗えない微睡に溶け込むように、彼の方へ足を投げ出し瞳を伏せればだらしなくそのまま眠りについて。__今日の事は、寝て覚めた頃にはきっと覚えていない。不器用に抱えてた想いが口をついて滑り出た事も、子供みたいに縋りついたことも。全部夜とアルコールに溶けてしまえばいいと、都合よく忘れてはくれないかと願って、それでもあわよくば、両想い何て奇跡が起こればいいと思ったりもして。どこまでも不甲斐ない己の擦らせた恋心を放り出して、彼に深い追及もさせないまま眠りの海へ沈んだ今日の事は、寝て覚めた頃にはきっと覚えていない。)


46: 若名秋月 [×]
2015-05-10 14:26:00

返信できていなくてすみません。この週末に覗いてくれていたなら申し訳ないです。亮祐くん本体さんがレスできる来週末までにはきっちり返します。一応、いなくなりませんよーっていう、アナウンスでした。

47: 間戸亮祐 [×]
2015-05-10 17:34:55

(/ご丁寧に有難うございます。最近はほとんど毎日inできる環境が整ったので大丈夫です、お暇なときにでもお返事してくださればと思います。いつでもお待ちしております!)

48: 若名秋月 [×]
2015-05-13 15:02:36

トピック主がなかなか返せないでいて丁寧とかありませんから……。其方は落ち着いたんですね! 愛想をつかされないようなんとか合間に返していけるよう頑張ります……のでどうか逃げないでくださいね……!

***

ん、りょおすけ。(ひとり焦る自分から離れるどころか更に強く抱きしめられ、そんな仕草がどうしようにも可愛いと思ってしまう。そんな自分の状況に小さな混乱を覚えつつ。酔っ払いに絡まれてんなあと苦笑が漏れ、先程まで背中を叩いていた、空中に所在無く浮かせた手で首筋にじゃれつく彼の髪を乱すようにくしゃりと指を入れて形の良い後頭部を撫でる、と首元にごくやさしく立てられるあたたかく硬い感触にまたぞくりと鳥肌に似た快感を覚えそうになるのだからどうしようもない性分だ。ふと前触れ無く一瞬首筋に痛みを感じ、彼が何をしたのか容易く予想がつき、同時に酷くチープでありきたりな感情が芽生えかける。数日で消えてしまう小さな痣でも、彼が意図して己の身体に残したものだ、それが、嬉しい、だ、なんて。柄にも無い甘たるい思考に脳が支配される前に、首元にくっついたままの熱い生き物が再びぼそぼそと言葉を発するから、ぎゅ、と眉間に皺を寄せて彼の後頭部をわしゃわしゃやっていた手を離し縮こまらせて。「このまま、か……」消え入りそうに掠れた声は果たして彼に届いただろうか。告白めいたことを言っておいて、”このまま”がいいだなんて。酔っ払いに振り回されて悩んでしまうのはたぶん、彼の言葉は全て本心で、自分もまた同じ思いを抱いているから、だって、でも認めるわけにはいかない。ただ臆病なだけだと言われても。締まった身体を今日は重そうにソファに沈め眠ってしまった彼を横目にはあ、と脱力すればのろのろと立ち上がり、咥え煙草でソファの横にくしゃりと丸まった毛布を持ち上げて寝息を立てる彼に掛けてやる。灰皿に幾らも吸わなかった煙草を押し付け、重い足取りでバスルームへ行き洗面台に手をつき鏡を見ると、不機嫌そうな顔の自分と目が合って、逸らすと首元に赤い花弁のような痕を見つけ、ぼうっとそれを見詰め。考えるのはこれから数日まともに人と会う予定が無くてよかっただなんてくだらないこと。酔っ払いの言うことをまともに受けて変わってしまうのが、苦しいだけの気持ちに気付いてしまうのが、嫌だ。子どもじみているけれど、今更不安で、関係をステップアップさせることが考えられずに。ずるりと壁に凭れ、明日出て行こう、と密かに決めては天井を仰ぎ)

49: 間戸亮祐 [×]
2015-05-16 12:58:00


( 微睡は徐々に解け薄い瞼が持ち上げられた頃。暗いとも明るいともいえない室内の空気に晒されながら大きく一つ欠伸を零して。嫌に固まった背中を伸ばすようにぐっと伸びをすれば、傷む節々を無理に動かして乱れた頭をかきむしりながらのっそりと体を起こして。だるそうに背もたれに寄り掛かると、安っぽい時計に顔を向け今の時間を確認して。昼前か、なんてぼんやり考えていると、太ももからずるりと何かが滑り落ちていく感覚が。下を見ると、自分で引っ張り出した覚えのない毛布が床に落ちていて、ずきりと小さな違和感を覚え。__そうだ、毛布を掛けた記憶どころかどうしてここで寝ていたのか覚えていない。意識がはっきりするにつれて頭はずきずきと痛む。寝起きのせいか身体の痛みのせいか、少しだけイライラしながら頭を押さえて考えてみると、眠りに落ちた記憶どころか昨日の夜の記憶が抜け落ちていることに気が付いて。言い知れない気持ちの悪さを感じつつ、ハンバーグを食べた事は覚えてる、でもそのあとは…?なんて、どこに落としたかもわからない記憶をゆっくり辿ってみて。だけど何一つ思い出すことはできず、そんなに悪い呑み方したっけなぁ…何て考えつつ、とりあえずはぐらりとふらつく体を起こし立ち上がり、もう一度ガシガシと乱暴に頭を搔きながら、寝起き特有の不快感のある口を開き息を吐き。ふとリビングを見渡してみるも、同居人の姿は依然見当たらない。出掛けたのか部屋にいるのか知らないが、自分が何をしでかしたのかも忘れ特に気に留める事は無く、俺はのそのそと廊下を歩きリビングを後にして。__この時はまさか、昨日口を滑らせてしまったこと、そのせいでお前が出ていこうなんて考えている事。…俺は何一つ、知らなかったよ。)

(/すみません…!安定したと思ったら今月はまた忙しくなりそうで…!また土日しかセイチャットに来られない日々に戻ってしまいました…不甲斐ないです。もちろん無言で逃げたりなんて致しません。せっかく素敵なお相手様に出会えたのですから。主様もゆっくりで構いませんので、ご無理はなさらずどうか楽なペースで御相手してくださいませ…!)



50: 若名秋月 [×]
2015-05-16 17:09:03

(いつもより長めにシャワーを浴びて、自分では見えない隠す理由も無い小さな鬱血に絆創膏を貼って、今夜は一人で使えるセミダブルのベッドに潜り込んでもいつも自分が使う側の落ちるぎりぎりで丸くなって。結局大して眠ることが出来ずに寝室の床で、最後に使ったのが何時だったか思い出せない旅行鞄に衣類その他必要なものをさっさと詰め込み終えてしまって。ぼんやり、灰皿代わりの陶器の片口に煙草の灰をぽとりと落とす。元々持ち物は多いほうじゃないから、鞄ひとつで身軽に出て行ける。久しぶりに見つけた旧型の携帯電話は本棚で音楽雑誌に埋もれて存在意義を失いかけていて、生き返らせると数人から不在着信が来ていたから、暫く泊まる場所を確保するにはこの中から好きなのを選べばいい。CDと本だけは増えがちだけど、消耗品だと思えば未練なく置いていけそう、それから二軍以下のティーシャツたちと殆ど履かなかったブーツ、もうすぐ同居人の関係を解消することになる男が捨てるなりとっておくなり好きにしてくれたらいい、これくらい残していったって怒らないだろう。お気に入りのアルバム三枚と詩集一冊だけ鞄の隙間に捩じ込んで、咥え煙草でピアスを鳴らしながら眉尻を掻き扉を開けると、二日酔い丸出しの同居人の姿がちょうど目に留まる。何だか少し身構えてしまったけど、上手く笑えたと思う。)お前酷い顔してんな……てかそうだ、俺暫く外泊まるから。戻んないかも(廊下と寝室の境目に寄り掛かりふわふわと紫煙を漂わせながら、引き止められることを一ミリだって期待していないような、ついでに一応報告しとこ、みたいな気軽さと快活さで言ってのけて。カーテンが引かれたままの薄暗い寝室に口を開けたままの膨れた鞄を一旦置き去りに、リビングのほうへ彼の横をすり抜けて行き)

***

此方もムラはありますがそれなりに毎日忙しく過ごしています……のでお互い様というかお陰でと言ってはなんですがタイミングは合うんですよね笑。レス頻度はお気になさらず、余裕のあるときに覗いてやってください。嬉しいお言葉有り難う御座います。

51: 間戸亮祐 [×]
2015-05-24 15:29:42

__あ?
( 戻んない、かも?あまりにも突然告げられたその言葉に思考が停止する。意味が解らない、ただそれだけの感情がこうも胸をざわつかせるのだ。ぴたりと足を止め寝起きと悪い冗談に対する憤りのせいで酷く低い声を発し、般若と形容するに相応しい形相で振り返るも彼は何でもない様に横をすり抜けて言って。ぺたぺた歩くその後姿はすぐに見えなくなってしまうけれど、起きたばかりの脳味噌は一丁前の苛立ちは感じても事の重大さを理解しておらず、とりあえずは洗面所へとgoサインを出して。だらだら歩きたどり着いた洗面所で、顔を洗って歯を磨いて、それでも鏡に映ったのは酷い顔。小さく溜め息を漏らしつつ、鏡の脇の頼りない取っ手に掛けてある学生時代から使っていた細いカチューシャで前髪を適当にあげ。我ながら柄が悪い、一昔前のヤンキーかよ。なんて心の中でつっこむ程度の余裕はできてきた頃、やや汗ばんだ上着を脱ぎ洗濯籠に放り投げ、リビングのソファの背もたれに掛けてある着替えのストックとでもいうべき服たちを求めて踵を返し。同居人が歩いて行ったのと同じ道を辿りリビングへと到着すると、一直線にソファに向かって歩みを進め。)
そういえばさっきの何。
( 冗談だと思っているからこその無愛想な台詞。彼の方を見向きもせず、やや不機嫌そうに吐き出したそれはきちんと届いたのだろうか。ソファの前で立ち止まり、少し皺の付いた長袖Tシャツを適当に選んで袖を通す。その一連の動作が終わると何気なく一つ息を漏らし、気だるそうに振り返ればやっと彼の方に視線を向け返事を待ち。)

(/優しいお言葉有難うございます。しかしながら来週の土日は来れるかどうか怪しい状況でして…。
また当方掛け持ちをしていないので、一週間もあけるとロルが普段以上に拙くなってしまい本当に申し訳ないです。それでも一生懸命お相手させていただきます所存、亮祐共々よろしくお願いいたします。)


52: 若名秋月 [×]
2015-06-07 15:11:12

ん? や、外泊の報告だけど。(ダイニングテーブルに寄り掛かりぼんやりと洗面所からの水音を聞きながらゆっくり煙草を短くしてから灰皿で火を消し、何故だか口の中で唾液と混ざったタールがいつもより苦くて喉にまとわりつく感覚が不快で。台所で水道水をグラスに注いでいるところへ美しく締まった上半身を晒して現れた同居人。ちらりと目線を遣ると、趣味の悪いカチューシャで前髪をかきあげた姿で。此方に視線さえ寄越さずにぶっきらぼうに吐き捨てられた、自分に対しての問い掛けと思われる台詞に苦笑いしつつ。黙って水を飲むと喉が鳴る。昨晩のことがあるから。気まずく思ってこっちを見ないのだろうか。と、半ば彼のハンガーと化しているソファの背もたれから一着を着た彼がやっと此方を向くから、少し眉を上げて答える。二日酔いの機嫌の悪さを貼り付けたような表情だけれど、視線に違和感は無い、ように思える。もしかして記憶飛んでるとか。有り得る話だ、と首元の絆創膏をそっと撫でてみる。水が半分まで減ったコップを持って台所を出て、彼のほうを向いて再びテーブルに寄り掛かって。何てことない顔、をしている振りで、「昨日酷かったよキミ。……あんなこと言われちゃったらちょっと、俺限界かなって」と半ば自棄になってからりと笑ってみせ。彼が覚えていようが覚えていなかろうが、こういう言い方するつもりなかった、のに。ごたごたするのは御免だ、自分の性格を呪うしかないのだけれど。向こうから蒸し返してくる可能性もあるよな、と内心で即開き直り。改めて薄笑いになった顔で彼を見据え)

***

大変遅くなってしまい申し訳ありません。また少しの間忙しくなる予定なのですが、なんとか隙を見てレスしますのでどうか飽きずにお付き合いください……!

53: 間戸亮祐 [×]
2015-06-20 19:45:30


( 外泊の報告だけど、なんて。うまく説明できないけれどどこかいつもと違った空気を背負う彼を放っておけはしないけど、恋人でもない自分がなんでだとかどこに泊まるんだとか聞いていいはずはなく。結局何の言葉も吐き出せず、こんなに近い距離にいるのに深く干渉できる存在ではない己の不甲斐なさに小さく歯ぎしりをして。舌打ちをしなかっただけ、彼と出会った頃の自分よりは成長しているんじゃないか。近づけたんじゃないか。好きに、なってもらえたんじゃないか。__なんて、こんな時にまで都合のいい妄想ばかりがぐるぐると廻り、だけど途端に全部ばからしくなって小さく自嘲気味に笑うとかぶりを振って。ソファーの真ん中を陣取り偉そうに背もたれへ片腕を上げると、ふと首元を撫でた台所にいる同居人をじろりと見やり。目を細めるも、視力が良くない己は彼の首元に貼られた絆創膏の存在などつゆ知らず、特に気を留めないまま戻ってきた相手と視線を絡めるとだるそうに首をもたげ。テーブルに寄り掛かったのを無言で見つめ、彼の口が開くのを不機嫌丸出しで待ちつつ考えているのは外泊の理由。__だって突然すぎる。柄にもなく動揺して、頭の中を支配されて。もう思春期の子供でいられないことも、色恋にうつつを抜かしていていい年齢でもない事はわかってる。だけどこんなに好きになる前にそんな理由で割り切れていたのなら、諦められるのなら、こんな関係とっくの昔に終わらせられていたはずだった。)
__は?
( あんなこと言われたら、限界だ?__思わず零れた間の抜けた声。昨日?俺が何を言った?なんて、すっぽり抜けた引きだしようの無い記憶を辿ってみるも収穫はゼロ。自分が覚えていない事を誰かが覚えているどうしようもない気持ちの悪さに眉を顰め、組んでいた足を戻すと「__悪い、俺なんて言った…?」なんて、珍しく謝罪の言葉を口にし自分にしては下手に出ながら探るように尋ね。そこまで沢山呑んだ覚えはないのだが、呑み方が悪かったのか割と序盤で頭がぐらついたような気がする。生憎それ以降の記憶は依然ない。だから彼にすがるしかないのだ。へラリと笑う細まった瞳をまっすぐに見つめ、居心地の悪い無言の時間をかみしめながら俺は返事を待って。)


(/こちらこそ遅くなってしまい申し訳ありません…!私の方も6、7月は忙しくなると思いますので、ご無理をなさらず来られるときにいらっしゃってくださればと思います。遅レスはお互い様です、ゆっくりペースで楽しみましょう!)


54: 若名秋月 [×]
2015-06-23 01:48:47

(アルコールが入っているときや無意識下の言動は本音であることが殆どだ、それを証明するかのような彼の何処か急いた様子に、困ったな、と思う。きっと彼の性格上本気なのだろうとも思う、から罪悪感だって覚える、けれどそれより自分を傷付けたくなくて。自分には真っ直ぐすぎる、真っ当すぎる思いだから。こんな時だけ自分は自分嫌いで、それでいて自己中心的で、卑怯だ。卑怯、だって出て行こうとしているのに、逃げ道を作るために、外泊、そういう言い方をした。彼が身じろく気配を感じながら、コップをゆらりと揺らし、透明な液体が動くのを見詰める。水は透明でも目に見えるのに、時々彼の視線や自分の言動が分らない。彼はやっぱり昨晩のことを覚えていなくて、驚くほど鮮明に思い出せる自分は、少し首を傾いで黙って彼を見詰めて。)……覚えてないってことは、そんなに大事なことじゃなかったんじゃない?(自分で言って自分で少し傷付く。あまりに軽い調子で出た台詞が自嘲じゃなくて彼をからかっているように見えていますように。溜め息を吐くみたいに少し笑って、もう認めざるを得ない、分りきった自分の感情を持て余した気分で、もう飲む気にもなれない水の残ったコップをテーブルに置きながら、「俺が勝手に決めたことだから、お前は悪くないし、……お前はこんな生活、俺みたいなのと一緒にさ、しないほうがいいと思うよ」なんて、納得できる筈も無いような台詞を吐けば。目は合わせられずに口元で笑ってみせて、後は逃げるように寝室へと大股でリビングを出て。”出て行くために”入った部屋なのに何故か扉をきちんと閉めて、その扉に寄り掛かり室内をぐるりと見渡してみる。普段から出かける時以外は空っぽの、ジーンズの後ろポケットを探る、出かけることも少なくこの動作が癖になる訳など無いのだけれど、殆ど意識せずに。当然何かが入っていることも無く、手をぷらりと身体の横に元通りぶら提げ。探していたのは煙草で、先程吸ってから幾らも経っていないのに、相当参っているらしい。)

***

毎度毎度丁寧なレスをありがとうございます。これからもよろしくお願いします……!

55: 間戸亮祐 [×]
2015-07-04 22:37:03


__なんだよ、面倒臭ェな
( 尋ねているんだから答えてくれればいいものを、何が不都合なのか尻込む相手。ため息交じりの自嘲気味な笑みは、これ以上つっこんでくるなとでも言いたげで短気な己はいら立ちを隠しきれずに小さく舌を打って。彼に聞こえる大きさで上記の台詞を述べれば、追撃しようと向き直るも先に口を開かれてしまいむすりとふてくされ。__しかし、その不機嫌そうな表情は数秒と持たず崩れることになる。”こんな生活、しない方がいい”?ぴしりと固まった表情、驚きの余り見開かれた目。声は、上手く出なかった。)
外泊?バカにしてんのか?
( とうに彼が寝室へ戻ってしまった頃、酷い時間差から解放された己は荒っぽく後頭部をかきむしってぐるりと踵を返し。リビングを出て辿りついた寝室の扉は閉ざされており、拒絶されている事実が痛いくらい胸に刺さって消化しようのない苛立ちは理不尽に募る。それでも勢い任せに荒々しく扉を開くと、中にいた同居人をぎろりと睨み付け一つ息を吸い。自分でも少し驚くほど、低く威圧的な声で静かに上記の台詞を述べると、一歩中へ入り後ろ手でぱたんと優しく扉を閉め。ここから出す気はない、とでも言うように扉を背にして、でもやがて小さく息を吐くと、首をもたげ頭ごと視線を床に落として。__何してるんだ俺は。外泊なんてわかりやすすぎる嘘、何か知られたくない理由があっての事だろ、そうやって俺を置いていこうとしてるんだろ。本当にバカにされている気分だ、腹立たしい気持ちと酷く悲しい気持ちがごちゃまぜに浮遊していて、どうしていいかわからなくなる。先程の威勢はどこ絵やら、思わず潤み出した涙腺。ああ俺、この人と離れるのこんなに嫌だったんだ。再確認した恋心、顔はまだ上げられず、だけど決意を秘めた穏やかな口調で俺は声を漏らした。)
…いい、俺が出て行くよ。

(/大事なお相手様ですから。拙くはありますが、できる限り尽くせる分の力は尽くしてお返事させていただくのは勿論の事です…!なんて言いつつ、またまた遅くなってしまい申し訳ありません。お付き合いいただき本当にありがとうございます)


56: 若名秋月 [×]
2015-07-21 00:13:26

(荷物を詰め終えた鞄をすぐに閉めて出て行く気にはなれず、というよりきっと納得していない彼が追って来るだろうと分かって、ベッドの縁に腰を下ろし、考える人の像よろしく頬杖をつく。案の定、感情を剥き出しに表したような足音とそれからすぐに勢い良く開く扉、立ちはだかる彼、に視線をゆっくり遣ってから顔を追うように向けると、怒りを抑えつけたような、けれどそのせいで更に怒りを強調させている静かな、台詞はまんま怒った口調だけれど、声が降ってくる。この様子だと外泊なんて言った裏の本音を読まれている。困ったな、と少し眉を下げて黙っていると俯いた彼から発せられる予想外の言葉。)……は?(一瞬うまく理解できずに訝しげな声が出る、直後視線の先の彼の目がつるりと光った気がして、どきりとする。涙、かな。自分の言動で一喜一憂するのか、彼は。そんな姿にときめき、なんてピュアな感情じゃなくてもっと、生々しくて現実的な、むずむずと胸の辺りから駆け降りていくような感覚を覚える、が今はたぶんそんな場合じゃなくて。それとこれとは別の話、少なくとも半ば衝動だろうが気の迷いだろうが今の自分には関係の無い話。否が応にもしつこい程確認させられた感情でも。どうせ長くは続かない、非生産的な、苦しみなら。最初から縋らないほうがいいに決まっている。期待なんてしちゃいけない、永遠なんて無いのだから。悟った振りの、臆病な諦観。「……お前が出てくのはお前の勝手だけど。お前がそうしても俺がここに残るわけじゃないよ」床の一点を見つめて。思ったよりも滑らかで静かな声が出た、気がする。)

***

遅れて申し訳ないです。
とんでもない、それはこちらのせりふです! うじうじうるさい秋月ですが、引き続きよろしくお願いします。


57: 間戸亮祐 [×]
2015-07-25 13:53:21

___俺も、アンタがいなくなるここに一人でいる気はねぇよ
( 何を、考えているのだろうか。感情の読めない彼の瞳を見据える強さを持ち合わせていなかった俺は、視線を床に落としたままぼそりと上記の台詞を述べて。いつからか抱いていたどうしようもない感情の正体には、昨日今日の言動のせいできっと気付かれている。それに対して彼が出した答えはあまりにも残酷で、ここから消えていなくなってしまいたいような酷く空虚な気持ちに支配され。体だけの関係だったのは最初から、そこに心があってはいけないのも最初から知っていた。ただ、どうしようもなく惹かれて、擦れた関係に甘んじたままこうして拗らせてしまったのも全部全部、自分だったってだけの話だ。ありふれた失恋、酒のつまみにするには面白味もない。生産性だってあまりにもなくて、男同士で得られるメリットはもっとなかった。それでも離したくはなくて、駄々をこねられる年齢でない事は分かっていても思い通りにいかないアンタが俺は大嫌いで、だいすきだったんだ。)
…なぁ、やっぱアンタここに残ったら。俺の物はちゃんと全部片づけるからさ、そしたら何にも思い出さなくて済むだろ
( この場所から彼の匂いが消えるのは嫌だった。最悪な結末を迎えようとしているけれど、その準備はもう始まっているけれど、俺がいなくなってもアンタはって思ってしまったのだ。どうしてもあげられなかった情けない顔を、固まった決意を表すようゆっくりと上げ彼に向けると誤魔化す様にへらりと笑ってみせる。すっかり崩れてしまいカチューシャから漏れてきた髪が瞼にかかる不快感も、今は気にならない。少しだけ掠れた声で上記の言葉を語りかければ、認めたくない”何か”が溢れてしまわない様に目を細め、後ろ手でドアノブを回すと話は終わったとでも言わんばかりにこの場から立ち去ろうと背を向け扉を開けて。__しかしふと、一歩足を踏み出そうとした直前にぴたりと動きを止めると、「…いらねーもんは捨てるしそんな時間かからないと思うけど__まぁ、とりあえずさっさと出てくよ」なんて、未練がましく最後に一言言い残して。)

(/いいえ、お忙しい中ご丁寧なレス有難うございます。こちらも未だに秋月君の名前すら呼べていないような情けない子ですが、どうぞよろしくお願いいたします。)


58: 若名秋月 [×]
2015-07-30 22:57:51

……最悪。(なんて、どちらが最悪だろう。罪悪感で全てが覆るわけじゃない。煽られた、と言った方がいいかもしれない。そんな顔はするのに、行くなとは言わないんだ。彼なりの気遣いが可笑しくて、仕方がないから、否素直になりたくないだけなのだけれど、理由をつけることにするなら、こんな別れ方は美しくない、そもそも自分たちみたいな関係なら綺麗なわけがなくて、だったら前を見ても後ろを見てもどちらにせよ現状がそうであるように面倒な思いをするのだ、今まで通りで良いはず、生産性がどうとかいう自己嫌悪や卑屈は自分を正当化しているのと同じでそれならとっくに死んでいるべきなのだ。だから。もう、いいや。特別だと思えるくらいの時間を過ごしてきたはずで、それを肯定したっていいじゃないか。辛い思いをしない為の早過ぎる予防線を張る前に、もっと堕落する前に。しあわせになれるのかな、遅くない。ベッドのスプリングに負けないように立ち上がって。廊下に消えた背中を大股で追いかける。その腕を掴まえる。少し急いた乱暴さで腕を引いて此方を向かせて。心持ち目を大きく開く。不思議と落ち着いていて、でも茶化す気にはならなくて、真っ直ぐ彼の目を見つめる。「どっちも出てかなくていいんじゃない。」冷たいほど抑揚の無い、薄ら掠れた低い声、いつもの自分の声。思い詰めるくらいの勇気や度胸は要らなくて、でも言葉にするには頼りなくて、彼の胸ぐらを掴んでぐっと引いたら。細い顎を上げて彼の唇に噛みつくみたいに口づけて、突き放し、「おれやっぱりやめたから。お前も行くんじゃねえよ」なんて、もしかしたら世界中にありふれた誰かを引き留めるための言葉、よくすらすらと出てきたな、内心で自分に感心する余裕は無く、強気な言動と裏腹に、それでも彼は行ってしまうのではと縋るように怯えながら目線だけはしっかり真っ直ぐ彼を向いていて。)

***

今回は早めに返すことができましたが、次回はまたお待たせしてしまうかもしれません……毎度すみません。実は地味に亮祐くんが名前を呼んでくれるのを楽しみにしていたりします(笑)。
めでたく二人が結ばれた後ですが、エンドにはしたくないなーとわがままながら思っております。遅レスで稚拙文しか書けない駄目主ですがよろしければ。今後はそれぞれの希望するシチュなどのんびり続けていければと考えております。


59: 間戸亮祐 [×]
2015-08-08 15:27:27


__気まぐれで振り回してんだったらもう止めろ、俺だっていっぱいいっぱいなんだよ!
( やっぱりやめた?行くな?__正直いい加減にしてほしかった。だってどっちが悪かなんてきっと、多分どっちも同じくらい悪で、綺麗な恋も綺麗な終わり方も到底できやしなかった。それにそんなの俺達にふさわしくないのもわかっていて、だからせめて後腐れの無いようにと背を向けたのに。…掴まれた腕が熱い、触れた唇はもっと熱い。向けられた視線なんてもっと、ねえ、アンタは何でそんな顔してんだよ。期待してしまいそうになる、きっとこのままじゃ歯止めがきかない。真っ直ぐ此方を向いた彼と交わった視線。耐えきれなくなって掴まれた腕を勢い良く引いてバランスを崩させると、倒れ込んだ細い彼の体を抱き留め力強く両腕を回し。そんな行動と裏腹に、自信を持てない自分はまくし立てるように上記の台詞を述べ、首元にある彼の頭に頬を擦り。)
なぁちゃんと言って、わかんねーよ、なんなのアンタ
( だってまだ聞いていない、彼の想いを聞けていない。都合の良い解釈をするにはまだ早いだろ、俺はそこまで自分に自信を持てないよ。言いたい事はどんどん溢れるのに、それを口に出すことはできず途切れ途切れに漏れることばたち。もう今しかないと思った、離したくないと思った。それでも聞けてない、アンタの思ってる事だけ聞けたらもうそれでいいんだ。力を込めた腕の中、良く知った匂いと体温。俺は意を決して小さく息を吸い込み、彼の耳にそっと唇を寄せて。周りの音なんてもう聞こえない。静かな昼下がり、垂れた彼の髪をそっと耳にかけてやれば、縋る様な、それでいてどこか落ち着いた声色で呼びかけた。)
__言って?秋月サン、

(/いえいえ、のんびりやっていきましょう。
どこまでも臆病でごめんなさい。こういう時だけ都合よく年下気取りの亮祐ですがどうぞよろしくお願いいたします…←
そうですね、私もそう思っていたので主様と同じ意見で嬉しいです。きっとお互い体だけの関係の人たちと縁を断ち切れていない状態でしょうし、今後の二人に待ち受ける勘違いや障害も沢山ありそうで、シリアス好きの私はそういうドロドロしたものしか思い浮かばないのですが…のんびりいちゃいちゃできる日が来るのが楽しみです。是非、主様のやりたいシチュなどもお聞かせいただけると嬉しいです。未熟な文章しか書けない私でよろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。)


60: 若名秋月 [×]
2015-08-19 23:28:19

っはあ、あー、もう。クソが。(自分が格好つかないは分かっていたけれど、今も彼ばかり怖気付きそうになるくらい格好良い。きっとなりふり構わずな状態なのに。そう思えるならもう後戻りは、出来なさそう。抵抗する暇も無く抱き締められた、彼の腕に込められた力や熱が、さっきまで自分から掴んでいた腕なのに、途端凄く生々しい感触が、まるで蘇るみたいに。初めてみたいに。そう形容しても大袈裟じゃないくらい敏感に伝わる。耳もとで震えた空気が鼓膜だけじゃなく全身を震わして、跳ねる心臓が急かす。毒が回るみたいだ。嫌いな自分の名前。ずるい、なあ。だから、敵わないと諦めて誤魔化すような溜め息と、攻撃力ゼロな罵声、もちろん、彼に向けての。それから、腕を彼の美しい背中に回して彼の首もとに顔を埋めて。「好きだ、」くぐもった声で一度そう言えば彼を抱き締め返したばかりの腕で、彼と少し体を離して、彼の両手を取る。眉間に力を入れた不機嫌とも取れそうな顔は無意識だし、そもそも元々無愛想な顔立ちなんだからこういう時だって格好良いとか可愛いとか、そんな顔は出来ないから。せめてちゃんと彼の目を見詰めて。「好きだ、りょおすけ」しっかりした声で言い切った後に実感する緊張と安堵、はあ、吐いた息が震えてる。爪先までどくどくと脈打っている感覚がする。指先から彼に容易く伝わってしまいそうな。あー、かっこわるい、また抱き締めてくれるといいんだけど。すっかり情けない顔になりそうだから少し俯いて、「ごめん、ね」と呟く。自分だって本気だ、分かってくれって、訴えるように握った彼の手を親指でするする、撫でてみながら。)

***

サン付け……! たった1歳差できっと本人たちは普段年の差をそんなに意識していなさそうですが、こういうところで年下だって再確認させてくれる亮祐くん、最高です。(……)
確かに、秋月は出不精・連絡不精ではあるものの、遊びも恋人関係も自由でルーズなのですぐゴタゴタしそうです(笑)。関係を切る切らないとか、友達だからいいじゃん、とか。
ぱっと思い付いたのは、何方かが同居し始めた日を覚えていて急に記念日って祝うとか。誕生日でもいいんですが、よりサプライズ感とある意味特別な感じがあって楽しそう。あとは、前に言ってた水族館デートとか。考えれば他にも色々出来そうですね!


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