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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
21:
加州清光 [×]
2015-03-22 19:04:17
はぁ?どう考えたって殆どお前が悪いだろ。
(可愛がってくれないだろう、と言葉をちらつかせればもしかしたら少し位何か褒めてくれるかもしれないなとどいう淡い期待は勿論敵わず、半ば建前のように口にした苺が差し出されるのを見て内心僅かに落胆し。相手が食事を始めたのを見て此方も軽く手を合わせてから箸を手に取り、鮭の身を解しながら相手の言葉に返事をすると丁寧に取った身をぱくりと口に含んで。完全に相手のせいにしきれない辺り自分でも臆病だと内心自嘲すれば食事を食べ進めながらちらりと相手を盗み見て。あれだけ雑な身支度の癖に元々顔が整っているせいでそれなりに見えてしまう相手、そんな状態だから必死に取り繕って漸く今の容姿に達する自身を可愛いと思えないのだろうか、などと悶々と考え込みながら最後に残しておいた苺に手をつけて。「…ほら、一個位は食べていいよ。俺もそこまで子供じゃないし。」差し出された苺全てを独り占めにしてしまうのも自分にも非を感じている分悪いと感じたのか、苺をひとつフォークで刺してからそれを相手の方に差し出すと緩く首をかしげながら相手が苺を食べるのを待って。)
22:
大和守安定 [×]
2015-03-22 20:24:17
へえ…「ほとんど」ってことは、少しは自分にも非があるって分かってるんだね。
(手先の器用な相手のように上手に骨や皮から身を剥がす事が出来なくて鮭の身をほぐすのに苦心しながら生返事をしつつも、憎まれ口を叩く事だけは忘れずに小馬鹿にしたような笑みを浮かべて指摘して。食事を終えたはいいもののデザートがない分手持ち無沙汰になり茶を飲みながらぼんやりと惚けていたところに苺を差し出されれば、一瞬意外そうに目を丸くするもすぐに目を細め穏やかな笑みを湛えては「清光の反省は苺一個分かぁ。まあいいや、ありがとう」と零しながらフォークを持つ相手の手を掴んで口元に引き寄せてからぱくりと苺を食べて。おそらくなんだかんだ言いつつも罪悪感を感じずにはいられないのだろう相手の性分が愛おしく、小首を傾げる姿さえ様になる相手に気を抜けばらしくもない言葉を掛けてしまいそうであえて相手の方は見ずにもぐもぐと苺を咀嚼して。食べ終えれば食前同様ごちそうさま、と手を合わせて相手のトレーと自分のトレー両方を返却口に持って行き。)
23:
加州清光 [×]
2015-03-22 21:11:03
…素直に喜べないのかよ、意地っ張り。
(不意の思いつきだったために気づけば相手に食べさせるような状況を自ら作り出していたことにフォークを差し出してから気が付き、今更ながら一旦手を引こうかと思い始めたところ、フォークを引っ込めるより先に相手に手を掴まれて。何だかんだで一緒にいる時間が長いわりにあまり相手と触れ合う機会は意外と少なく、思わぬ接触にぱちぱちと瞬きを繰り返し。触れ合っただけでも我ながら初すぎると思うくらい動揺してしまっているのに、自分に対して笑い掛ける相手の顔を見てしまうともう内情だけで羞恥心を押し止めることなど出来ず、じわじわと頬を赤く染めてしまい。運良く相手は苺を食べるなりすぐにトレーを手に席を立ったためその間に火照りを冷まさねばと頬に両手を当てると、相手に対する悪態を呟きながら一先ず食堂の入り口に移動し、トレーを返却する相手を待って。)
24:
大和守安定 [×]
2015-03-22 22:17:23
…先輩に声かけていかなくていいの?
(手に触れた瞬間の相手の反応が余りにも紛らわしく変に期待を持たせるようなものであったため無性に腹立たしく思いながらも、本人にぶつけては八つ当たりになってしまうだろうと深い溜息を零してやり過ごし。返却を済ませて相手の元へと戻ればテーブルの方を振り返り、同級生たちとの話に花を咲かせている先輩を見やって。先ほど邪魔をした負い目からか嫌われたくないという一心からか、相手に気を利かせなるべく刺々しくならぬよう意識しつつ問いかけて。朝食の時間は自分が相手を独占してしまった事だし、先輩と二人きりで話す機会を作ってやる事で相手が喜ぶのならば今回はおとなしく身を引こうと密かに心に決め。)
25:
加州清光 [×]
2015-03-22 23:13:01
…何、安定にしては珍しいこというね。まあ…うん、挨拶だけしてこようかな。今日授業の後部活もあるし。
(漸く頬の火照りが収まった頃相手が戻ってきて、そろそろ部屋から鞄を取り次第教室に向かおうと誘うつもりだった最中掛けられた言葉に思わず出かけた言葉を飲み込み口をつぐむと少々動揺したように視線を彷徨わせ。相手らしくない気の利かせ方が何だか寂しくて、いつもなら喜んで先輩の方に掛けていくはずなのに暫し考え込むような沈黙を挟むと気を紛らわすように結った髪に指を絡めながら言葉を吐き出して。気が進まない中先輩にずっとくっついているのも、と考えた結果だったのかあくまで相手と居たいだのということではなく、今はそんな気分じゃないから、程度のニュアンスで返事をするとゆっくりと先輩のいる方へ歩き出して。先輩との接触を邪魔された時よりよっぽどもやもやとした気分になりながらも目当ての彼に近づくにつれていつものような柔らかな微笑みを浮かべると無理矢理テンションを上げ。「せーんぱい!今日も放課後、部活来るでしょ?打ち合いとかー…それ以外も色々見てほしいから、ちゃんと来てね。」相手が三年生ということもあり部活に来るか来ないか、その確認も込めて可愛い子ぶった声で言葉を掛けながら椅子に座った彼の背中におぶさるように抱き付くと、今日も部活に来てくれる旨を確認してから先輩から離れ、相手の元へと戻って行って。)
…先輩、今日は部活来てくれるって。ほら、鞄取って早く教室行こ?
26:
大和守安定 [×]
2015-03-23 00:15:42
(何故いちいちべったりとくっつかなければ気が済まないのだろうか、先輩の背に抱き着く相手を見ているうちに仕向けたのは自分であるにも拘らず早くも後悔し始めて。これが相手の望む事ならば自分の出る幕はないし口を挟むつもりもないが、それでも不満を露わにする事くらい許されるだろうと眉を顰めて見つめていると、そうこうしている間に相手が戻ってきて。荷物を取りに寮への道を戻りがてら相手の表情を盗み見るも、きっと晴れやかで嬉しそうな顔をしているのだろうとばかり思っていた相手が存外浮かない寂しげな表情をしていたため相手の報告を聞き流しつつ怪訝そうに「清光、テンション低いね?」と呟いて。認めたくはないが仮に目の前の相手が傷つけられるような事があった場合冷静さを保っていられない自信がある。いくら常日頃敬愛する先輩相手とはいえ、ことの次第によっては放課後の部活で手合わせを申し込まなければならないかもしれない。物騒な思考はおくびにも出さず、寮まで戻ってきたところで相手を振り返り。)
先輩に何か言われた?たとえば、ブスとか。
27:
加州清光 [×]
2015-03-23 11:44:58
そんなこと言うわけないだろ、お前じゃないんだから。むしろ今日も可愛いねーって褒めてくれたっつの。
(大好きな先輩に抱きつけて、言葉を交わせて、何時もならばこの後の授業もうきうきした気分で受けられるくらいに気持ちが浮くのに今日はどうしてか先輩との仲を勧めてきた相手への寂しさばかりが胸に広がり。相手の反応を未練がましく悲しむ必要なんてないのにどうにも上手く上がらない調子に自分自身戸惑いながらも何とか料にたどり着くと、こんな自身の様子をさすがにおかしいと思ったらしい相手からの一言に身勝手ながら誰のせいだとばかりに相手を睨んで。それでもその言葉を口にすることなど出来ず先に部屋へと踏み込みながら相手への八つ当たりめいた言葉と、それを取り繕うように言われてもいない嘘の台詞を続ければ自分の机から鞄を取り。)
28:
大和守安定 [×]
2015-03-23 15:23:05
ふぅん…じゃあそんな湿っぽい面やめなよ。うざいよ?
(それならなぜ、と追及する事は容易いがそれをするのは少し野暮な気もしてそれ以上問う事はせずに自分も鞄を引っ掴み。素直に心配しているのだと口にできるはずもなく、そのままつかつかと相手に歩み寄ればわざと相手の口調を真似て茶化すように告げた後、思い切って相手の頭に手を伸ばしその髪を軽く掻き混ぜるように撫でて。外見を気にする相手の事だ、こんな風に髪型が崩されれば絶対に腹を立ていつもの調子を取り戻すに違いない。らしくもない事をしてしまった気恥ずかしさと襲い来るであろう不平不満の嵐から逃れるため、何か文句を言われる前にくるりと背を向け一足先に部屋を出て。)
29:
加州清光 [×]
2015-03-23 22:13:08
ッな、にそれ…なんか、感じ悪…。
(気分が沈んでいて注意力が散漫になっていたせいか、不意に歩み寄って生きた相手に気付かずはっとした時にはもう目と鼻の先に相手が迫っていて。妙に近い距離感に驚いたように目を見開いた後自分の真似と分かるからこそ癪なのだが妙に感じの悪い言い方をする相手に不満を口にしようとすれば、それより早く髪に触れた感覚に言葉を失って。ぐしゃぐしゃと髪をかき混ぜるような感覚はけして気持ちいいとは言えず、それどころか折角整えた髪型が崩れてしまったはずなのに何故か先程先輩に抱き付いていった時よりはるかに温かな何かが胸の中に広がって。相手が離れて行っても暫しの間呆然としてしまい、くしゃくしゃになった髪を指先で整えながら小さな声で普段と比べ物にならないくらい弱々しい反論を口に出し。肩に鞄を引っ掛け一先ず部屋から出るものの未だ胸の中に陣取る温かな何かに何故だか少しだけ瞳が潤みを帯びて。)
…慰める気あんなら、もうちょっと優しい言葉とか掛けなよ。俺だからいいけど、女の子にそんな言い方したら逆に怒られるよ?
30:
大和守安定 [×]
2015-03-23 23:09:53
あのさぁ、女子にうざいよなんて言えると思う?怒らせると後が怖いしちゃんと優しくするに決まってるじゃないか。
(もっとかしましく噛み付いてくるかと思いきや予想に反してしおらしい相手の態度に内心首を傾げて。あれだけ散々先輩に引っ付いていた相手の事だし、スキンシップが苦手だとか慣れないといった可能性は低いだろう。おかしな事もあるものだと若干調子を狂わされながらも、これから黙らせたい時は頭を撫でればいいのでは閃いて。途中聞こえた相手の説教くさい物言いに呆れたような表情を浮かべながら答えれば、少しばかりからかってやろうとかえって底意地の悪ささえ感じられるほどに清々しい微笑を湛えて「清光は、僕に女子扱いしてほしかったの?」と尋ねて。気持ち悪いと吐き捨てるか怒るかのどちらかだろうとは思いながらも相手がどのような反応を示すかが気になり、教室のある校舎に辿り着けばクラスメイトたちと挨拶を交わしつつちらりと相手の表情を盗み見て。)
31:
加州清光 [×]
2015-03-24 00:11:29
――…なにそれ、笑える。
(深い意味などなく、ただいつもの口喧嘩の延長戦のような流れで口にした言葉に対する相手の返事に、今までにないくらい激しく気持ちが揺さぶられて。自分にはどれだけ着飾っても一言として褒めてくれないのに、優しい言葉など一言だって掛けてくれないのに、女の子に対してならそこに気持ちがなくとも口に出来るなどと言われて。先ほどまで温かだった胸の中の何かが急激に冷えていき、心地よかったはずのそれが心臓を鋭い刃でなんども抉ってくるような痛みへと変わっていくと詰めていた息を吐き出し。そもそも相手にとって優しさとは女の子に対する思いだと、男のくせに"可愛がって欲しい"などという願望を抱くのが間違いだったのだと自覚させられるような言葉に何故だかじわりと涙が滲み、言葉の調子とは裏腹に悲しさが色濃く落ちた微かに震える声で呟くと零れかけの涙を堪えながら酷く傷ついた表情を浮かべていて。「…お前に優しさとか、そんなの求める方が無理ってもんだよね。なんか…もう、いいよ。」そんな情けない表情を相手に見せられるはずもなく、鞄を机に置いてすぐ相手に背を向けると自分を落ち着かせようと少し深呼吸気味になりながらどうにか表情だけでも笑みを取り繕い、その場を立ち去ろうとし。)
32:
大和守安定 [×]
2015-03-24 00:58:19
え、ちょっと何泣いて…
(想定していた2択のどちらでもない傷付いたような表情を見せる相手にぎょっと身を竦ませたと同時に、自分の犯してしまった過ちに気がつき口ごもって。何か言葉を掛けようにも今の自分では相手をさらに深く傷つけかねないためどうしたものかと途方に暮れながらも、ここで相手を一人にしては絶対に取り返しがつかなくなる事くらい分かり切っており、何事かと様子を窺いにきたクラスメイトの和泉守に自分の鞄を押し付け同じく旧知の仲である堀川に「加州が具合悪いみたい。ちょっと保健室行ってくるね」と告げて相手の手を取り退室し。無論建前である事には変わりなく人がいない所できちんと話を聞くために、今度は力の加減に気をつけながら相手の手を引いて適当な空き教室を探し。使われていない資料室に目を着ければ勝手にドアを開けて有無を言わさぬ調子で相手を手近な椅子に座らせ、少し迷った素振りを見せた後涙に濡れたその目元を制服の袖で拭ってやり。)
…どうしてお前がそんな顔をするのか、僕には分からないや。でも、今お前が泣いているのは僕が原因なんだろう?
33:
加州清光 [×]
2015-03-24 01:22:45
…はぁ?自惚れんな、俺がお前なんかのせいで泣くわけないだろ。
(相手への想いなんてとっくの昔に届かないことをきちんと自覚して自分の中で踏ん切りをつけたはずなのに、こうして相手の一言一言に大きく揺さぶられてしまう自分自身が酷く情けなくて、抵抗も何も出来ないまま相手に連れられてしまい。椅子に座らされ相手と二人きりという状況は今の自分には尋問以外の何物でもなく、こんな時ばかり優しく涙を拭ってくる相手を鬱陶しがるように顔を顰めるとすぐに相手から視線を逸らして。まだ胸は抜けない棘が刺さったままかのように鈍い痛みを体に伝えるものの、高ぶっていた感情が少しだけ落ち着いてきたのか小さく鼻を鳴らしてから顔を隠すように片手を鼻先辺りに翳し。まだいつもの強さにはほど遠いものの幾分か調子を取り戻したようなきつい言葉を相手に返すと大きなため息をつきながら椅子から立ち上がり。こうして二人きりでいるとまた不意なタイミングで涙ぐんでしまいそうで、精いっぱいの虚勢を張り呆れたような表情で相手を見て。)
今日はちょっと調子悪かっただけ、お前なんてこれっぽちも関係ないの。分かったらさっさと教室戻りなよ、俺は保健室寄ってから戻るから。
34:
大和守安定 [×]
2015-03-24 02:21:14
いやだ。どうせ僕がいなくなったらまためそめそするんでしょ。それ以上ブスに拍車かけてどうするつもり?
(涙まで見せておきながらこの期に及んでまだ可愛げのない事を言う相手に思わず頭に血が上り、眉間に皺を刻んだムッとしたような表情で毒づけば緩く唇を噛み締めて。相手が泣き出したタイミングからして自分が原因なのはまず間違いなく自惚れでない事は確かなのだが、自分が相手に優しくないのはいつもの事でどうして今日に限って酷く傷付いた顔をするのかまでは分からず。相手の事でこうも頭を悩ませられるのが気に食わない上そもそも自分は気が長い方の部類ではないので、まどろっこしい事は一切無しで直接相手に感情をぶつけてみる事にして。もともと清潔であれば何でもいいといった具合に身なりに必要以上の気を遣ったりしない性質なため躊躇いもせずに片手で髪を鬱陶しそうに掻き上げては、少し逡巡したのちに相手へと両腕を伸ばしてあまり背丈の変わらぬその身体を抱き寄せて。宥めるようにゆっくりと背を撫ぜながらひとつひとつ丁寧に言葉を紡ぎ。)
この際理由はどうだっていいけど、そんな顔するなよ。僕、お前の笑った顔は嫌いじゃないんだ。
35:
加州清光 [×]
2015-03-24 23:51:36
…何、俺のこと馬鹿にしてんの?女みたいにちょっと優しくすればいいだろって、そういうことだよな。俺のこと見下して満足?
(相手に抱きしめられることなんて今まであっただろうかと考え込んでしまうくらいに珍しくて、その行動そのものは嬉しいはずなのに教室での相手の言葉を聞いた後だと高揚どころか気持ちは冷え込んでいくばかりで。相手が優しくするのは女相手だけ、そう言っていたくせに自分に優しい言葉を掛けてくるのが今ばかりは酷く腹立たしくて、ぐっときつく奥歯を噛み締めてから勢いよく相手を突き飛ばし無理矢理重なった体を離すと捲し立てるような早口で相手を非難し。やっと気持ちが落ち着いたと思っていたのに、更に自身の想いを揺さぶるような相手の行動に怒りと、それ以上にたとえ腐れ縁だとしても幼い頃から一緒にいた自分をそこらの女と同じ扱いでなだめようとしたことに酷く悲しくなってしまい、情けない表情を見られない様に俯いたまま短く息を吐き。)
…ほんと、お前最低。そこまで俺のこと嫌いなわけ?
36:
大和守安定 [×]
2015-03-25 01:01:09
ッ…何するんだよ…最低なのはお前の方じゃないか!いつも先輩先輩ってそればっかり。そんなに先輩がいいんならもう勝手にしろよ!どうせ僕なんて要らないんだろ!
(さすがに突き飛ばされるとまでは思っておらず、勢いを殺せずに資料の並んだ棚へと思い切り背をぶつけてしまい。背中を打ち付けた事よりも相手に拒絶された事の方が遥かに強い痛みを持って心に突き刺さり、表情を歪めながら堰を切ったように不満を吐き出して。自分には、相手を心配する事も慰めてやる事も許されていないというのか。何よりもこんなに長い付き合いなのに相手の事を見下すような人間だと思われていた事がただひたすらにショックで、今にも泣き出しそうな顔で「お前が先輩のためにつけるって言ったピアスを、僕がどんな気持ちで選んでたか分かる?」と小さな声を絞り出した後、もうここまで曝け出してしまえば関係修復など不可能だろうと悟り資料室のドアを押し開け廊下に飛び出して。感情的になってしまった事も女々しく恨み辛みを吐き出してしまった事も全てが情けなくこんな姿は誰にも見せたくなくて、朝礼の時刻を告げるチャイムを聞きながらも教室には戻らずに屋上へと続くひと気のない階段まで走ればその場にしゃがみ込み。)
37:
加州清光 [×]
2015-03-25 01:43:28
(相手にとって自分などそこらの女と同じくらいの重みしかない、そんな思い込みにひとり傷ついていた自分と同じように相手も自分の拒絶に傷ついた表情をしていて、口から零れそうになった"何故"の言葉より先に出ていってしまった相手の背中を見つめながらずるずるとその場に座り込むと開け放たれた扉が解放の勢いによって戻り、閉まり切るまで何も言えずにいて。傷ついたような、泣き出しそうに歪められた相手の表情も、まるで先輩に嫉妬しているかのような台詞も、ずっと一緒だったのにどれも見たことがない相手の顔で、そんな初めてのものに戸惑い飛び出していった相手を追えないまま長い沈黙を続け。相手は自分が嫌い、綺麗に綺麗に身なりを整えていても可愛いなんて一度も褒めてくれなくて、だから自分も躍起になって言い合いをして、先輩などという相手の代わりのような可愛がってくれる人に縋って。ずっとそうだったはずなのに、かみ合わない相手の言動に随分と長い混乱の末に漸くお互いの想いの行き違いに気付くと瞳に溜まっていた涙をぐいと拭いながら僅かに口元を緩めて。)
…なんだ、そっか。…そっか。
(/一先ず切りのいい場面でしたので一旦レスを回収させて頂きました!この後はある程度時間を飛ばして部活なり、寮なり場面を飛ばして頂けると有難いです^^)
38:
大和守安定 [×]
2015-03-25 02:16:33
(喧嘩別れした手前普通に言葉を交わすことなどできるはずもなく、普段通り話せない事により着実に溜まっていくストレスのせいか部活中もいつも以上に殺気立っていて。ぶっすりとした不機嫌顔を隠しもしなかったため部員からも遠巻きにされてしまい、あまりの居心地の悪さに部活が終わればまだ居残る部員もちらほらいる中早々に一人寮へと戻って。烏の行水と言われかねない適当さでシャワーを済ませれば、部屋着に着替えておざなりにタオルで髪を拭きながらベッドへと倒れ込み。窓の外を見ればまだ明るく、喧嘩さえしなければ彼とどこかへ寄り道する事だってできただろうと思うと後悔からか視界が滲んできて。彼が帰ってくる前に昼寝でもしてしまえば話さずに済むだろうと、タオルを目元に押し当て涙を拭ってからゆっくりと瞼を閉じ。)
(/了解いたしました!剣道部の練習等の知識に乏しいため、部活終了後の寮までカットさせていただきました><
39:
加州清光 [×]
2015-03-25 14:21:10
――安定、寝てんの?
(相手が去って行ってしまった後、部活も一応出て相手ともう一度話す機会を窺っていたものの思い違いとはいえ相手を怒らせてしまった手前どうにも話しかけることが出来ないまま部活が終わってしまい。着替えを済ませた時には相手の姿はもうなくて、その後相手より遅くに部屋に戻ると既に風呂まで済ませてしまった様子の相手がベッドに横になっているのを発見し。気まずさから眠りに逃げてしまったのだろうとは推測できたもののこうも避けられるとやはり寂しいものがあり、小さな声で相手を呼びながらそっとベッドの空いたスペースに腰を下ろして。相手の顔を覗き込みながらまだ少し湿り気を帯びた髪を軽く撫でつけると相手の方に状態を少しだけ傾け。風呂上がりだからか結わえられていない相手の髪をひと房掬い、静かに唇を寄せてから身体を起こすと片手で頭を掻きながらベッドから腰を浮かせて。)
…俺も風呂入ってくるか。
(/此方も剣道部についての知識がほぼなかったため有難いです^^引き続きよろしくお願いいたします!)
40:
大和守安定 [×]
2015-03-25 17:17:08
……清、光…?
(いつの間にか本当に沈んでしまっていた意識がゆっくりと浮上する。朧げな感覚の中相手の声が聞こえた気がして、確かめるように相手の名を呼びながら目元をごしごしと擦れば、ようやくはっきりとした視界いっぱいにベッドから腰を上げ立ち去ろうとする相手の後ろ姿が映り。どう接して良いものか分からずまた拒絶されるのではと思うと怖くもあるが、こうして気にかけてくれた相手を信じてみようと自らを奮い立たせれば片腕をついて上体を起こし、追い縋るように空き手で相手の袖を掴み。小さく深呼吸をしては真っ直ぐ射抜くように相手を見つめて、慎重に言葉を選びながら相手の様子を窺い。)
──お帰り。風呂入ったら、聞いてほしい話があるんだ。
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