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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
113:
及川徹 [×]
2015-01-19 08:41:30
泣かないでよね。大人でしょ?
(泣かせたくない一心で軽口を叩きながらふんわりとした笑みを浮かべて。自他共に認める性格の悪さの自分が出会ったばかりの人相手にこんなにも優しくできるもんなんだな、なんて我ながら驚いてしまう。相手が持ってきてくれた衣服を受け取っては「前に岩ちゃんの部屋着着れたから大丈夫だと思う」と比較的相手と身長が近い幼馴染の名前を挙げて。着替えまで借りてしまい相手には世話になりすぎだろう、何か自分の出来る事でお礼をしなければと考えながら、先程のアルコールもあり暑くなってきたためベストを脱いでワイシャツ姿になり。
114:
安田 陸 [×]
2015-01-19 08:54:51
俺がそんな脆い人間に見えます?
(憎たらしくそう言われると言い返す言葉がやっと見つかり上記を述べながら自分はそんなに単純で脆く出来ていないと豪語して。一人前に泣いてる暇は自分にはないのだと自分自身に言い聞かせるように心中で呟き。「いわ、ちゃん…?」相手が当然のように述べた人物名を繰り返す、誰だろうと自分の記憶を探ってみるとそういえば相手が部活が始まる前に紹介してくれたようなと思い出すとあまり印象に残ってはいないその‘岩ちゃん’とやらも自分とそんなに体格に差がないんだろうと考え。「…えろい。」薄着になる相手を見れば開口一番そう言って、ワイシャツ姿はどことなく艶かしく見えるものでネクタイを外した際に開放的にした胸元に目が行き
115:
及川徹 [×]
2015-01-19 09:09:28
見えないけど、陸ちょっと俺に似てる気がするから。
(自分の身を守るための殻のような表面上の性格の悪さを剥がしてみれば案外その中身は脆そうで、自分にも思い当たる節があるのか小さく笑いながら目を伏せて。いまいちピンとこない様子を見れば「俺の幼馴染だよ、副主将の子。先生とあんまり身長変わらないと思う」と説明を付け足して。胸元を見られたところで男なのだから恥ずかしがる必要は全くないのだが、相手の発した一言で気恥ずかしさが頂点に達し、相手の視界からシャットアウトするように片手で隠しながら「エロいのはあんたの頭だから。…もう早く風呂入ってきなよ」と言い返し。
116:
安田 陸 [×]
2015-01-19 09:19:59
似てる?
(相手と自分が似てるだなんて感じたこともなくそんなこと思っていなかったためか首を捻りながら言葉を繰り返す。自分のように性格の悪い所は多少似ているかもしれないがそれ以外思い当たる節がなく相手のように何か寂寞を思わせる態度もとってない気がして。「なんとなくわかりました」相手の説明にうっすらだが人物像は出て来てなんとなくわかると言い。「俺は至って通常。そんなこと気にするなんて女子みたい…」嫌味のようにそう述べると促されるまま浴室に向かって手短に終わらせようと服を脱ぎ捨てて
117:
及川徹 [×]
2015-01-19 09:51:45
気がする、って言ったでしょ。
(無自覚なのか本当に自分の抱く相手の人物像が外れているのかは分からないが、不思議がる相手に苦笑しながら部分的にもう一度繰り返して。こいつ岩ちゃんに興味なさすぎだろ、なんて内心思えば、自分だけに興味を持ってくれているらしい事を喜べばいいのか自慢の幼馴染を蔑ろにされた事を嘆けばいいのか分からず何とも言えない気持ちになり。女子みたい、との一言が頭に来たようで「男相手にエロいとか言う方がおかしいだろ、バーカバーカ!」と浴室に向かう背中に幼稚な罵声を浴びせて。相手が風呂場へと消えた後何と無く視線を遣った先、ソファの上に放置されたままのぐしゃぐしゃの衣類を手に取れば、小さく溜息をついてそれらを畳み始め。家主の居ないところであちこち漁るのはよろしくないが、これくらいならば許されるだろう、とお礼も兼ねて全て畳み傍へと積んで。
118:
安田 陸 [×]
2015-01-19 10:12:40
(本気になったら負け、本気になったら負けと自分に何度も言い聞かせる。相手は10歳も下の男子高校生で本当は自分のような卑劣な人間が手を出してはいけないのだとシャワーを浴びながら頭の端で考えると何を馬鹿なことしてるんだと思い。今まで自分が弄んで来た人間のように少し遊んで捨ててやるぐらいの関係で良かったじゃないか。何もこんなゲームに乗る必要もなかった。なのに自分は柄にもなく手の内で転がされているような気になるとお湯から水に切り替えて頭を冷やすように水を被り。自分が本気にならなければいいんだと一つ答えを導き出すと全身をしっかり洗って浴室から出て着替え相手の待つリビングへ向かい「お風呂どうぞ」と
119:
及川徹 [×]
2015-01-19 10:41:23
はーい!ちゃんと髪拭かなきゃ風邪引くよ。
(髪が湿気を帯びていて重たげだからか年齢よりも幼く見える。いかにも面倒くさがりそうな相手にしっかりと髪を乾かすよう告げてから着替えを抱えて風呂場へ向かい。私服ならばさほど意識しないが制服に皺を作ると後々母親に文句を言われるのは自分であるため、脱いだ制服を丁寧に畳んでから浴室に入り。負けたくないという意思とは裏腹に時間が経てば経つほど相手を好きになっていく自分が居るが今ならまだぎりぎり戻れる気がするため、どうしたものかとシャワーを浴びながら深い溜息をつき。
120:
安田 陸 [×]
2015-01-19 10:53:51
言われなくてもちゃんと乾かすよ…
(相手に忠告されたことを守る気などはサラサラなく、いつも自然乾燥で済ませているため髪を乾かすと言う概念がなく適当にタオルで拭けば自分が脱ぎ散らかした衣服が畳まれていることに気づき、相手の優しさというか律儀さというものに心が温かくなるもこんなことで好きになってはいけないと先ほど飲み残した不味いお酒を飲み干して「まず」と呟いて。好きだと言ってしまえば負けになる自分が負けるなんて嫌でこの関係を保ちたくて、だけどどうにか近づきたくて胸が苦しくなると相手の前で堪えてた涙が出てしまい慌てて拭えば全部お酒のせいにしてしまおうとストックしておいたお酒を開けて飲み
121:
及川徹 [×]
2015-01-19 11:17:48
(髪と体を洗い再び脱衣所に上がってタオルで拭いている際、コンビニの帰りに言われた一言を思い出して。もしも相手を本気にさせられるとしたら、自分の気持ちに嘘をつく必要はなくなるわけで。それでも自分は、過去に相手に捨てられた生徒たちがどのような過程で弄ばれたのか知らず、もしかすると先程の言葉だって此方の気持ちを察した上で遊んでやろうと発せられたものかもしれないし、そんな言葉一つに振り回されている自分は現在進行形で弄ばれているのかもしれない。相手の用意してくれた服に着替えてタオルで髪を拭きながら、ふと鏡の中の自分と目が合えばセットしていない髪型ゆえの幼さは先程の彼の比ではなく、改めてこんな子供相手にというマイナス思考に拍車がかかってしまい。緩く唇を噛み締めながら首にタオルをかけ、制服を抱えてリビングへと戻れば「お風呂ありがとー…って酒くさ!」と眉を顰め。
122:
安田 陸 [×]
2015-01-19 11:26:56
(感傷的、今の自分を相手が見れば笑うのだろうか。むしろ笑い飛ばしてくれた方のが気分的に落ち着くのかもしれないが自分がこんなにも誰かを想ってしまうなんて反吐が出そうで今はやはりお酒の力を借りるしか方法がなく。相手が入ってくればセットしていない髪に目を遣り、相手に近付くと「徹、髪…」とまだ濡れている髪に触れて「こっちのが好き」とビール缶を3本も飲み干したせいか完全に出来上がっていて呂律の周りもよくないし顔は赤く涙目で。これが本当の醜態晒しというものかと半ば笑えてきては前髪が邪魔でそれを指で整えながら相手のことをまじまじと見つめて
123:
及川徹 [×]
2015-01-19 11:43:36
明日も学校じゃん、飲み過ぎだよ。
(テーブルの上の缶の本数を目で数えれば少し呆れたような口調で注意して。相手に好きになってもらうにはガキだと思われないよう実年齢差10歳分を精神面で埋めなければ。甘えない、ワガママ言わない、何をされても心に余裕を持つ、すぐに怒らない。そんな決意を密かに固めながら空き缶をまとめていると相手が近づいてきてまだ濡れている髪に触れ。酒のせいといえど赤面した相手の表情を見れば、最初に自分が感じた‘可愛い’という感覚はやっぱり間違っていなかったなぁなどとぼんやり考えて。しかし同時に自分の子供っぽい要素である髪型を肯定されれば言葉に詰まり、「…なんで、そんな事言うの」とくしゃりと表情を歪め。
124:
安田 陸 [×]
2015-01-19 11:55:09
休む…
(明日も学校があるということを相手に言われるまで忘れていた。教育者として欠席はなるべくならばしたくないが仕方ないということもあるだろうと正当化すると休むだなんて相手に述べて。どうせ寝てしまえばアルコールのせいで忘れてしまうのだから何をしてもいいだろうと幼稚で浅はかな考えが心中に浮かび自分も相手とそんなに精神年齢が変わらないのではないかと自重気味に笑って。「こっちのがいいって自分で思ったから」と思ったままのことを述べる。相手が何を思っているのか回転の悪くなってしまった頭ではわからず髪に触れていた手を相手の頬に滑らせて
125:
及川徹 [×]
2015-01-19 12:14:42
おいこら先生。
(またもや子供っぽい一面が見られれば思わず笑いながら口先だけで叱って。明日の朝起きてみて二日酔いになってさえいなければ自分が叩き起こして学校に連れて行けばいいだろう、と口には出さないものの心の内であっさりと解決し。相手が自分の子供らしい要素を好んでくれた事を手放しに喜んでいいものか分からない。どの選択肢を選んでも間違いな気がして、正解など端から無く相手に本気になってもらう事など不可能に思えてきて、試合に負けた時ですら滅多に流さない涙がぽろりと溢れて頬を伝い。伝えたい事が上手く言葉にならず、ぼろぼろと涙を流しながら「なんであんたは、そうやって、俺の事弄んでるんでしょ、なのになんで」と支離滅裂な言葉を連ねて。
126:
安田 陸 [×]
2015-01-19 12:26:07
(怒った相手に言い返そうと試みたがその直後、先刻の自分みたいに涙を流す相手が目に入り頬に添えた手で涙を拭いながら「徹、泣かないで」と述べる。どうして泣いているのかわからず、聞き取りづらい言葉を並べ立てる相手を落ち着かせようにも何をしたらいいか思いつかなくてただ涙を拭うことしか出来ない無力な自分が情けない。「話聞いて」とまだまだ子供な相手に向かって言うと一息おいて「好きだよ、だから泣かないで」なんて甘ったるく今まで一度だって言ったこともない言葉を言って。涙を流す相手を見ているのが辛くて、絶対に隠し通さなくてはならない感情を思わず言ってしまう。負けた、完全にそう思っては未だ涙を流す相手に「徹、好き」と幼稚で単純明確な愛を呟き
127:
及川徹 [×]
2015-01-19 12:48:20
好き…?
(涙を拭ってくれる手つきは優しいし相手は自分の事が好きだとのたまうしで全てが自分に都合よく出来過ぎていて、その上相手が酒を飲んでいた事もありすぐには信じられず確かめるように繰り返し。寝て起きたら全て無かった事にされていた、なんて事になったら立ち直れそうになく、「俺ガキじゃん。性格だって悪いし、バレー馬鹿だよ」と何度も何度も確認して。高校に上がって久しくなりを潜めていたはずの臆病が顔を出してしまい、どうしても素直に手放しに信じられないのか「もう俺が負けでいいからさ、俺の事本気で好きになってよ」と半泣きのまま必死に頼んで。
128:
安田 陸 [×]
2015-01-19 12:59:36
好きです。
(確認されれば何度でもそう答える。相手の性格が悪くてもバレー馬鹿でも好きな気持ちに変わりはなくて、子供か大人かなんて関係なくてただ相手が好きで。自分の言葉など相手は信用してくれないかもしれないが信じてもらえるように何度も何度も好きだと言い。懇願する相手にもう自分は本気なんだとどう言えば信じてもらえるのかわからなくて涙を拭い、愛してるとでも言えば信じてもらえるだろうか考えるもそんなちっぽけな言葉じゃ信用性がないかもしれないなと考え、「本気で好きだよ。俺だけ見てよ、徹のこと」とでない答えを真剣に思考しているうちに自分まで涙が出てきて最後は涙で声が出てるかわからないのに「愛してる」だなんて結局は言葉に頼ってしまって
129:
及川徹 [×]
2015-01-19 13:31:08
っ…俺も大好きだよばかぁ…!!
(泣きながら‘愛してる’なんて言葉までくれる相手を疑う事は出来なくて、だんだんと泣き笑いになりながら正面から相手を抱き締めて。相手も絆されていてくれただなんて悩んでいた事が杞憂に思えて仕方がないが、兎にも角にも今はただただ幸せに浸りたくて。涙が引っ込んできたところで少しだけ冷静になった頭が結局引き分けだなと理解するも、最早勝ち負けなんてどうでも良くなっており、柄ではないと自覚しつつ相手の真似をして「…うへへ、俺も陸のことあいしてるよ」と幸せそうな満面の笑みを浮かべながら返し、今度は自分が相手の涙を指先でそっと拭ってやり。
130:
安田 陸 [×]
2015-01-19 14:23:39
(相手の言葉に泣いてしまうなんて学校でどんな顔をしていいのかわからない。どんな失態よりも恥ずかしいが相手がこのことを誰かに言うなんて思わなくてこれも自分達だけしか知らないのだから今はこの行為に溺れてしまおうと考えれば抱きしめられたことに驚きつつ抱きしめ返し、幸せだと口にはしないもののそう感じることは確かで未だ生徒に思ったことのない愛おしさを他の誰でもない相手だけに感じて。勝負だったことを完全に忘れて相手だけしか考えられなくて好きだという同じ気持ちを共有していることが嬉しくて
131:
及川徹 [×]
2015-01-19 16:08:52
もう泣きやんで、ね。
(どうにか笑ってもらおうと目尻に口付けてはあやすように背中を摩り、安心させるような優しい声色で言葉を掛けて。時計にちらりと目を遣って時間を確認すれば日付は変わっていないもののそれなりに遅い時間になっていて。欠伸を一つ噛み殺してはふと思い出したように「今日ソファ借りていい?」と許可をとり。毛布さえあれば床で寝れない事もないかな、と考えつつ少し体を離して相手を見つめ。
132:
安田 陸 [×]
2015-01-19 16:19:17
(ようやく泣き止むと相手同様に時計を確認してソファを使おうとする相手に「一緒にベット使えばいいじゃないですか」とさも当然のように述べる。ベットに寝てもらうのはなんだか気が引けるし折角泊りに来てもらったのだから一緒に寝たって罰は当たらないだろうと考えると相手の答えは聞かずに手を掴むと寝室の方に歩を進めてリビングの電気を消すと「一人じゃ寂しい」と誰に聞かせるわけでもなく向呟き寝室に着くとそのままベットに飛び込んで相手に枕替わりのクッションを渡して
133:
及川徹 [×]
2015-01-19 23:12:16
いいの?先生狭くなっちゃうけど…。
(手を引かれるがままに相手の後をついていけば、少し申し訳なさそうに尋ね。寂しいと言われれば断る事など出来るはずもなくクッションを受け取ればベッドの縁に腰掛け、先に横になった相手の頭をそっと撫でて。これではどちらが年上か分からないが、甘えられるのは悪い気がしないため嬉しそうに「じゃあ俺も一緒に寝ようかなぁ」と呟いて相手の隣に横になり。車の中で仮眠をとったとはいえ普段から規則正しい生活をしていたため眠気が襲ってきて。
134:
安田 陸 [×]
2015-01-19 23:21:18
おやすみ、徹
(相手の額に軽く口付けするとアルコールのおかげもありいつもより早く睡魔が襲ってきてはそのまま意識を手放す。眠りに落ちる感覚、というものはあまり好きではなくて底の無い沼に落ちるような暗闇を彷徨うようななんともいえない感覚がどうも怖く感じる。だからあまり睡眠に関してはいい思い出がなく、悪夢をよく見たり目覚めが悪かったり起きていた方が楽だと何回も思ったほど自分と睡眠の相性は全くよくない。とにかく今は相手を起こさないように自分も早く寝てしまおうと必死に目をつぶるといつもよりすんなりと夢に堕ちていけて。癖で枕を引っ掻くように握り締める行為を繰り返すとやはりいつも通り途中で起きてしまい隣で寝息をたてる相手を起こさない程度に髪を撫でて
135:
及川徹 [×]
2015-01-20 09:23:28
おやすみ〜…。
(誰かと一緒の布団で眠るのなんて久しぶりすぎて忘れていたのもあるが、ひとの体温がこんなにも心地良いものだとは思いもよらず。温もりに浸っているうちにだんだんと瞼が下がってきて、すり、と相手に擦り寄るとすぐに眠りに落ちて。暫くすやすやと眠っていたものの隣で眠っていたはずの相手の気配を感じたためか深夜に目が覚めて、寝ぼけ眼で相手を見つめては「…ねむれないの?」と静かに問いかける。夢か現かの判別すらついていない頭では深く考える事も出来ず、おまじないとでも言うつもりか軽く触れるだけのキスを施し再びうつらうつらしだして。
136:
安田 陸 [×]
2015-01-20 09:36:36
起こしましたか、ごめんなさい
(寝ていた相手を起こしてしまって申し訳なくなりすぐさま謝るが触れるだけのキスに落ち着いたかのように眠りに堕ちて。自分も相手とさほど変わらない子供なのかもしれない。大人になりきれないまま時間だけ過ぎて決して良いとはいえない処世術で今までのらりくらりと渡ってきたが自分にも守りたいと思うものが出来て相手のためならなんだって出来る気がして自分が変わっていくのがわかる。どうしようもなく愛しいと思う相手の存在を失いたくない思いが胸にあるうちは生徒を弄んで楽しんでいた自分とは違うだろうと考えて
137:
及川徹 [×]
2015-01-20 10:23:46
──……ん。
(早朝、窓から差し込む光で目を覚まして眠たそうに目を擦りながら相手を起こさぬよう静かにベッドを抜け出して。ところどころぴょこぴょこと寝癖のついた頭のまま洗面台へ向かえば、顔を洗って眠気を覚まし。手櫛で整えてみたはいいものの癖っ毛気味な髪質のせいかなかなかに頑固な寝癖は完全には直らず、諦めてふらふらキッチンへと移動し。米や卵くらいはあるだろうと見越して漁ってみれば案の定それくらいは揃っており、てきぱきと米を洗って炊飯器をセットすれば後で謝ればいいだろうと勝手にフライパンを借りて目玉焼きを作り始め。
138:
安田 陸 [×]
2015-01-20 10:34:13
(未だ夢の中、いつもと違い安心しきった顔で眠っておりこんなに深く眠れたことは久しぶりだと起きた時にびっくりするであろう。薄く目を開けば朝日が目に入り布団で遮光すると再び眠ってしまいそうな勢いでどうにか重たい身体を起こすと隣に相手の姿はなく首を傾げるとリビングの方から色んな音が聞こえて漸く目を覚ますと欠伸して洗面台に向かう。寝癖がついた髪型を気にする様子もなく前髪だけ軽く整えると顔を洗い相手の待つリビングへ向かう。「…徹」と声を掛けると手際よく料理する相手が目に入り自分よりも様になるその姿にやや驚き
139:
及川徹 [×]
2015-01-20 10:59:36
おはよ、キッチン借りてるよ?簡単な物しか作れないけど。
(一袋だけ残っていたハムもついでに焼いている時に相手が起きてくれば、振り返って笑顔で声を掛け。自分と同じく寝癖のついた頭を見てはくすりと笑みを零し、鼻歌交じりに焼き上がったハムエッグを皿に移して。テーブルに並べたところで炊飯器が鳴れば、しゃもじと茶碗を手に蓋を開けて二人分よそい。箸やらお茶やらの準備を済ませたところで「朝ごはんできた!陸、食べよ」と相手の額に口づけを落とし、昨夜と同じ方に座って。
140:
安田 陸 [×]
2015-01-20 11:15:42
徹凄いね、料理出来るんだ。
(簡単なものでもなんでも、作れるなら凄いものだ。朝は作るのがめんどくさいからという理由でサボってしまう自分とは対照的に冷蔵庫にあるものだけで作れてしまうなんて自分には到底出来ないだろう。相手に促され座ると「朝ごはんまともに食べるの学生時代ぶりだな」と。考えてみても朝ごはんは親に作ってもらっていた学生時代ぐらいにしか食べなくて一人暮らしするようになってからは全然食べていなかったと相手に感謝しつつ手を合わせていただきますを言えばハムエッグを食べて「美味しい‼︎」と瞳を輝かせて
141:
及川徹 [×]
2015-01-20 11:38:40
いやいや、調理実習ですら俺味見ばっかだから。
(焼いただけのものを料理と言っていいのか分からないが、美味しいと喜んでくれる相手を見ているうちにこんなものでも作って良かったと思い直して。指先を怪我したくないがために包丁を握った事などほとんどなく、今回もあえて食材を切らずに済むハムエッグにしたわけで。自分も食べ始めるも、相手の言葉を聞けば「陸の食生活が心配になってきたんだけど」と本気で心配そうな表情を浮かべ。自分が料理上手だったら毎朝作ってあげたいくらいなのに、これが限界である上に学生の身分では実現不可能、それに加えてバレーに熱中しているあいだは料理を練習する余力も時間も無く。やはり料理上手な彼女でも作った方が相手自身のためになるのでは、という気持ちがほんの少しだけ湧き上がってしまい。
142:
安田 陸 [×]
2015-01-20 11:50:26
調理実習とか懐かしい…
(自分も学生時代に調理実習ぐらいやったことはあるが手を出すと怪我するため何もやらなくていいからお願いだから動かないでくれと班の人に懇願されるほど壊滅的で。食生活のことを心配されると自分でも見直すべき点はたくさんあるが身についてしまったことを直すのは相応難しいことで自分の教育者なのにちゃんとしていない私生活がだんだん相手に見られて行くに連れてちゃんとしなくてはと意識しようと考え。「たまに徹が作ってくれれば満足だよ、俺は」とご飯を頬張りながら述べる、どうせまたいらない心配や不安をしているのだろうと手に取るようにわかる相手の心情をつくと自分が相手の立場だったら年上相手にやっぱりそう思ってしまうのもなのかなと思い
143:
及川徹 [×]
2015-01-20 12:30:12
…俺大した事できないし。
(優しさゆえのフォローのような言葉を聞きながら苦笑を浮かべれば、それでもいいのかと言いたげな視線を向けて。母親の手伝いをもっとしておけば良かった、なんて後悔したところで後の祭りだし何よりもバレー一筋で生きてきた今までの自分を否定したくはない。それらの意味も含めてこんな自分でも良いのか、と改めて確認する事で安心を得たく。「お嫁さんもらった方が陸のためになると思うよ?」本当は言いたくなんてない言葉だけれども相手の事を思えば自分の気持ちなんて二の次でいいと思えるほどには好きになってしまったらしく、箸を置けば両手を膝に置いて尋ねて。
144:
安田 陸 [×]
2015-01-20 12:40:16
…俺が徹と居たい。初めてなんだ、この人の特別になりたいって思ったの。
(何度聞かれても答えなんて変わらない。自分にとって相手は特別だし、相手にとっての自分もそうであって欲しい。独りよがりになってしまうかもしれない想いを真っ直ぐに述べると相手はもう自分に飽き飽きしてるのかと心配になるが嫌われようと飽きて捨てられても自分はきっと相手のことが好きなままだろう。そうなってしまうのは少し怖いがあまり考えないようにして自分の言葉に相手がなんと答えるのか耳を傾ける。「俺は…徹が欲しい…徹が居ないって考えると寂しくて」相手が居ない空虚な空間を想像しただけで心に穴が空いてしまったような喪失感に見舞われてはそう述べて
145:
及川徹 [×]
2015-01-20 22:29:14
わかったから!もう変な事言わないから、ちょっと黙って!
(相手がここまで素直に本音を話してくれるとは思わず、照れくささゆえに並べられる言葉に狼狽えて。火照る頬をぱたぱたと手で扇いで冷ましては、気を紛らわすために再びご飯を食べ進め。食べ終わる頃に漸く言いたい事が纏まったため箸を置けば、真っ直ぐに見つめて「俺も陸と一緒に居たい。だからずっと一緒に居てください」とゆっくり言葉を紡ぎ。自分がそばに居る事で相手が幸せなら何があろうとそばに居るつもりだし、何よりも自分自身が相手のそばに居たくて。
146:
安田 陸 [×]
2015-01-20 22:42:34
…幸せだね
(相手の言葉に頷いて黙って様子を伺っているとずっと一緒にいてくれだなんて言われ、相手に言われなくてもそうする気でいるし嫌だと言われても側に居てやろうと考えていたため確信的な相手の発した言葉に笑って上記を述べると昨日可愛いなんて言われた笑窪が顔を出し。誰かと心が通じ合うなんて糞食らえだと思っていた自分がこんな些細なことで喜んでしまうなんて凄いなと相手に対してそう思い。ふと時計を見れば急がなければ遅刻という時間になっており「ちょ、徹…!学校…!」と柄にもなく焦りながら言うとご飯はしっかり食べ終えて寝癖のまま着替えをはじめて
147:
及川徹 [×]
2015-01-21 07:41:31
(相手の笑窪を見ればいつもこんな風に笑っていてほしい、と思ってしまう。相手がその笑みを向ける先にいるのはいつだって自分であってほしいだなんて子供っぽい独占欲までが顔を出して、もう少し大人にならなければと内心気を引き締める。相手の言葉ではっとしたように時計を見れば、「ホントだ!!やばい!陸寝癖直しなよ!」と指摘しつつ二人分の食器を大急ぎで洗い。着替えのワイシャツなど持ってきているはずもなく、仕方なしに相手に借りた部屋着を脱げば昨日と同じものに袖を通して。
148:
安田 陸 [×]
2015-01-21 08:01:25
俺いつも寝癖なんて直さないよ?!
(寝癖を直すなんて概念はなく鏡の前に立ち手櫛で髪を梳いた程度で満足げに頷いて。同じワイシャツを着るなんて嫌であろう、自室に行きワイシャツを漁っていると学校指定のものに似たワイシャツを見つけてそれを相手に昨日のコートを同じように突き付けるとネクタイをしてる余裕なんてないな、と急いでいる頭で考える。しかしそれをしなければいつもと違う感覚で違和感を覚え仕方なくネクタイを手に取れば学校に着いたらすればいいかとバックの中に詰め込んで
149:
及川徹 [×]
2015-01-21 09:23:03
寝癖直さないのも信じらんないけど生徒に風紀違反させる先生も信じらんない!
(押し付けられたワイシャツを見れば勿論学校指定のもののはずもなく、思わず笑い声を上げながらそちらに着替え直して。同じくネクタイは後回しにスラックスにベストという中途半端な格好のまま、ブレザーと鞄を抱えたところで髪をセットしようにも時間がなく、そもそもワックスを持っていない事に気がついて。今日はこのままでいいか、とふわふわと髪を跳ねさせたまま「準備できたよ!」と声を掛ければローファーを引っ掛け相手を急かし。
150:
安田 陸 [×]
2015-01-21 09:31:56
そんなこと言ってる余裕ないでしょ…!
(バックの中に財布やらプリントやらを入れ、風紀違反だと笑う相手に二日同じものを着るよりマシだと思いそんな小さなことに構っている余裕は今自分と相手には無いんだと述べると相手の待つ玄関まで走り車の鍵を手探りで取りつつ靴を履いて。髪のセットをしてない相手に「そっちのがいい、やっぱり」と昨晩言ったことをもう一度言えばドアを開けて相手の手を引き駐車場まで向かい。学校まで送って行くのは他の生徒に見られる心配もあるから学校付近の路地裏で降りてもらってそこから歩いて貰おうと思考し
151:
及川徹 [×]
2015-01-21 15:08:04
俺は嫌なの!
(手を引かれ共に駐車場へ向かいながら反論してみるものの、素の自分の方が良いと言われて悪い気など勿論するはずもなく。嫌だと言った手前にやけそうになる口元を抑えて昨夜のように助手席に乗り込めば、相手の事だから抜かりなく考えているのだろうが一応「学校の近くで降りてそっから歩いて登校するね」と申し出て、ネクタイを締めてブレザーを羽織れば今回はきちんとシートベルトをし。
152:
安田 陸 [×]
2015-01-21 15:57:26
若いうちから髪の毛いじってると痛むよ。
(よく言えば美意識が高いということだろうが自分にはそんな意識はなくて寝癖も気にしないし身なりもあまり気にしない。自分と反対の相手と釣り合うためには少しお洒落になった方のがいいのかとバックミラーを見ながら前髪をいじり始めて、「うん、言おうと思ってた」と相手の言葉にそう返し。他の生徒に見られないようにしないといけない、自分達の関係は他からみれば普通ではないのだから堂々としてはならないのだとわかってはいるものの相手とは常時一緒に居たいしどうも理性が効かなくなる思いでいっぱいになり
153:
及川徹 [×]
2015-01-21 20:40:42
うるさいな〜。
(さすが大人と言うべきか、正論を言われればつんと唇の先を尖らせて不満げに返して。染めたりパーマをかけたりしているわけではないのだから、それほど傷んでいないとは思いたいが相手の言う事も一理ある。だが今はそれよりも別の問題が頭を占めているらしく、真剣な表情で「皆の前で先生の事陸って呼ばないようにしなきゃ」と呟き。同性の教師を下の名前で呼び捨てだなんていくらなんでもまずいだろうと思い、学校に着く前に直さなければと少し複雑そうな面持ちで窓の外を見て。
154:
安田 陸 [×]
2015-01-21 21:10:40
可愛らしく陸先生とでも呼んだらどうですか?
(相手の呟きに呼び捨てでなく敬称をつければ問題ないのではと逃げ道を探すように考え出すと良いことを思い付いたと自負して。自分も思わず名前で呼んでしまいそうな気がするがそこはきっと何とかなるだろうと自信ありげに胸の内で思えば学校付近になり路地裏に車を止めると「この辺で大丈夫ですか?」と相手に尋ねる。次に会えるとしたら授業の時になるだろう、その時間まで寂しくなるな、なんて否が応にも考えてしまい。相手と近づき過ぎて離れるのが恋しいなんて自分はどこまで我儘で貪欲なのだろう、そんな自分に飽き飽きして
155:
及川徹 [×]
2015-01-22 08:08:51
そういうの女の子の言い方じゃない?
(偏見かもしれないが女子が異性の教師をからかい混じりにあだ名で呼ぶ姿を見た事があったため、いまいち腑に落ちないような表情で呟いて。ひと気のない路地裏に車が停まればシートベルトを外し、「ありがと。行ってきます」と笑みを浮かべて軽く触れる程度に唇を重ね。いたずらっ子のように笑いながら車を降りれば、何食わぬ顔で大通りに出て他の生徒に紛れて登校し。
156:
安田 陸 [×]
2015-01-22 08:23:09
(女子生徒にはよく言われるが男子生徒には言われたことがないため新鮮でいいのではと思っていたのだが相手から指摘されればもう好きなように呼んで貰えればそれでいいかと考えるのをやめて。いってらっしゃい、と言おうとすればそれを阻止するように唇が重なり「…朝から盛ってるんですか、もう」と頬を染めて言えばいってらっしゃいを言って自分も学校に向かうべく車を進めては数分してから学校につき、指定の場所に駐車すると職員玄関に向かい
157:
及川徹 [×]
2015-01-22 19:42:54
(相手と別れてから正門をくぐり部室へと急ぐ。スマホを見れば滅多に遅刻しない自分を案じてかチームメイトらからのメッセージが届いており、しくじったと内心悔やみながら部室棟まで走って。何着かロッカーに置いてある予備の練習着に着替えシューズを履いてはそのまま体育館に向かい。勿論練習はとっくに始まっていたものの寝起きのままの自分のこの髪型を見て察したのか誰も詳しくは聞いてこなくて。謝罪しつつも柔軟を始め徐々に体を温めて。
158:
安田 陸 [×]
2015-01-22 20:02:02
あ?あ、おはようございます。
(職員玄関に向かう途中、女子生徒に挨拶をされればその作ったような甘ったるい声に一度だけ眉を顰めながら振り返ると営業用の笑顔を浮かべながら挨拶を返して。あんなものが可愛いとでも思ってるのだろうかと内心飽き飽きしながらため息を零して職員室に向かい。その途中、何度か生徒とすれ違いその度に挨拶をしてめんどくさいなんて教育者としてどうかと疑われそうな思いを胸に渦巻かせ早く授業になってくれないかと思い
159:
及川徹 [×]
2015-01-23 08:38:58
(朝練が終わり再び制服に着替えて教室へと向かうも、途中すれ違う女子たちに声を掛けられ立ち止まり。いつもと違う、なんて指摘されれば笑顔で「寝坊しちゃってさ」と嘘をついて。‘そっちのがいい’と言われお礼を言いながらも頭に浮かぶのは彼の事ばかりで、立ち話を終わらせ教室に入り。ロッカーから教科書を出している際国語総合の表紙を眺めて思わず口元が緩んでしまい、早く時間にならないだろうかとらしくもない事を考えながら席に着き。
160:
安田 陸 [×]
2015-01-23 09:19:26
(1年から3年までの教科書を一通り見直すと1時間目はどこのクラス授業も受け持ってないため校舎内を散策してみるかとまだこの学校に来てさほど時間が立っていないためどこになにがあるかイマイチよくわからず教室の場所ぐらいしか頭に入っていないため、実践教科のために使う特別室や図書室など探してみようかと考えれば2時間目の授業の用意を持って校舎内をウロウロしはじめて。さすが、というぐらい綺麗な校舎に自分が高校生だったころの汚い校舎を思い浮かべて最近の高校生は羨ましいなとおっさんじみたことを思い
161:
及川徹 [×]
2015-01-24 08:48:05
(部のトップとしてきちんとした授業態度でそれなりの成績を収めなければ、とは思うものの途中から担当教師の薀蓄やら何やら授業に関係ない話に話題が逸れればこっそりとスマホを取り出して。彼にメールでもしようかと思ったところで連絡先の類いを全く知らない事を思い出しつまらなそうに再び上着のポケットに戻しては、早く相手の授業の時間にならないだろうかと思いながらぼんやりと窓の外へ視線を遣り。
162:
安田 陸 [×]
2015-01-24 10:19:31
…ここはどこだろう。
(むやみやたらにうろうろするもんじゃないなと今になって後悔する。こんなに広い校舎じゃ迷うのも無理ないだろうとわかっていたもののまさかこんな出だしから迷うなんて自分が不甲斐なく思えてきてとりあえず来た道を戻ろうと踵を返す。ふと時計を見ればもうすぐ一時限目が終わろうとしておりこのままでは二時限目の授業に遅れてしまうと少々焦りながら廊下を走るとやっとの思いで職員室に辿り着いたとおもえば授業終了のチャイムがなって
163:
安田 陸 [×]
2015-01-28 12:08:47
(/あげておきますー。
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