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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1881:
箕作 誠一郎 [×]
2014-08-03 21:00:19
>笹縫
待てない。楽しそうだから俺も混ぜてよ
(襖を開き目に映る光景に一瞬瞠目するが命は無事だったかと安堵する。男ならば首根っこ掴んで窓から放り投げようかと言うところ女のせいかその気は起きない。上記を笑顔で述べずかずかと遠慮無しに二人に近付き枕元に座り込んでその様子を観察する。相手の腕と能力は未知数。状況から妻が売れなかったからお遊びだけでもということか。それにしても人に安々と敷かれることを毛嫌いする妻が従順なのが不思議でならない「ねえどうやって妻を落としたの?」とにこりを笑いかける目は笑っていない
>霧ヶ暮
(相手が浴室で冷や汗かき芳しくない空気を漂わせる中、居間は打って変わって明るい。息子は遊んでくれた相手の事がお気に召したようで相手が浴室に入ったあと直ぐに共に入りたいとせがんでくる。流石にそれは駄目だと諦めさせようとしたが駄々をこね出し、妻も仕方ないと頷いたため入浴中であろう相手の元に行き男同士だからと何の躊躇いもなく扉を開けて「爛君、この子も一緒に入れて上げて」と既に脱衣済みの息子を中に入れようとして
1882:
笹縫 調 [×]
2014-08-03 22:47:53
>菊
…なるほどね。
(何故か長い沈黙が続き空気が重くなったと思えば相手の口から出た言葉に小さく首を傾げて。まだ少女について言っていないことがあったのかと聞いてみると其れは少女についてではなく己のこと。しかも思い出したくもない以前の男達のことで。あの時過去を思いさなければあんな奴ら一瞬で葬れたというのに、今は恐怖で此方が葬られそうだ。相手の話を聞き終われば「もちろんあんな奴らの所にはいかない。…でも正直あの男達を倒せる気がしないわ」と俯いて。もし男達が己を襲ってきたとすれば屈辱だが、また恐怖に震えるのは目に見えている。せっかく少女も譲って貰いこれからだというのにこんな問題を抱えて己はどうすればいいのだろうか。絶望感で顔を上げることが出来ず。)
>霧ヶ暮
…?
(其の夜、企んでいた通りこっそりと孤児荘へと忍び込んでみれば勘付かれて先に逃げられてしまったのか少女の姿も相手の姿もなく。夜になるまで此の時を楽しみにしていたのに最悪だ。しかし、少女はいないとはいえ此処は孤児荘。しかも何故か美しい女ばかりがいる場所なのであの少女が無理でも他を攫っていけば良い。そう考えれば孤児荘の中を探索し始めて。)
>箕作
残念ながら男とは楽しめないの。
(遠慮もなく近付いてくる相手に溜息を吐いて上記。男に見られながらなんて気が乗らないが目の前で攻撃することも出来ず妻が取られるというのはそれなりに相手に屈辱を与えれるはず。普段頑固らしい妻がよりによって女に奪われるなんてどんな相手は気分だろうかと考えただけで腹を抱えたくなる程面白い。「女は皆魅力的な人に惹かれるのよ」もちろん能力を使ったなんて正直なことをいうわけもなく適当なことを述べて勝ち誇った様な表情を向ければ再び相手の妻に接吻して。)
1883:
巫 終夜 [×]
2014-08-03 22:53:38
………そう……ですか……
(少女の言葉に悲しくなり、それと同時に会いたくなるが、今は商売中。またすぐ笑顔になり)
>爛
行ってみますか?
(相手の言葉に、上記を言って「場所がわからないようですし……案内しますか?」と再度きいてみて
>目黒
…………………
(ふ、と目をさまし一度見たことのある天井で。相手の姿を探して見つけた時に意識を失うまでのことを考え青ざめて呟き「情けないとこ見られた………」ため息をつき、相手を再度見ると眠っていて疲れているんだ、と思い思わず「すみません………」と謝って)
>菊
(/すみません………pfが見つけられなくて………教えてもらえますか?本当にすみません!)
>誠一郎
1884:
菊 露草 [×]
2014-08-03 23:45:53
>霧ヶ暮
(抱き締めた瞬間相手の身体が小さく震え、しまったと思うが求めることを止められず。
初めて呼ばれた名や涙を堪える声、首筋に感じる感触全てが愛おしくつい昼間までためらって居た気持ちが嘘のようで痛みすら忘れる…と思ったのも束の間ビリと衣服が破れる音共に出血箇所を強く縛られ思わず苦痛の声が漏れ相手の腕に爪を立てて。
しかし続け様にその苦痛も吹き飛ばすよう抱き上げられる。
出血多量で血の気が引いているはずなのに顔が異様に熱くなるのを感じ何故こんな時に意識がはっきりしているのだと自分の頑丈さを呪いたくなって。
「…あとで覚えとけよ」と何故か負け犬の捨て台詞を吐けば狸寝入りを決め込んで瞳を閉じる。自分が斬ってしまった相手の腕の傷に触れながら不甲斐なさと申し訳なさで次ぎどう目を合わせたらいいのだろうと唇を噛んで
>笹縫
……そうか。…どうするかな。
(随分と弱気な発言だと思うが推測する過去を思えば無理もないかと茶化すことはせずに静かに考え込んで。
怪我が無ければ自分がすぐ動いてやるが男達も完治を待ってくれる程優しくはない。
相手の身を守るために人を雇う事も考えたが人を雇えば其れだけ情報が漏れるということ。
自分としては少女の事を考えると危険を増やすような真似はしたくなく、相手の身は相手自身で守って欲しいと思って。
そこまで考え一つの考えが浮かび「………男が恐いと思わなければいいのか?」と静かな声色で反応を窺うように俯く相手を見詰めて。要するに自分の能力を使って一時的にでも相手を過去の呪縛から解いてやればどうにかなるのではと目論んでいて
>巫
……ん、…かんな、ぎ?……おはよう
(相手が起きるまで見守るつもりだったがさすがに蓄積した疲労と睡魔には勝てなかったようで相手の微かな声に目を覚まし、相手が居てくれたことに安堵して。
何を言われたかまでは分からずどこか寝惚けたように相手の名を呼べば片目を擦って「…腹減ってないか?」とまだ寝起きの声で問いかけつつ枕元に置いてあった水を相手に差し出して
1885:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-08-03 23:52:56
>箕作
((突如開いた扉に呆然と其方を見ては相手の頼みに笑顔で了承して。
「…っと待って」と言っては一度埃塗れの身体を軽く洗い流す。
此れで汚れが子供に付く心配は無いと思えば子供に手招きをして。
相手も去り、子供の頭を孤児荘の幼子にする様に洗ってやる。
…父さんが好きか?
((ふと上記を告げると『うん!!!大好き!!!恰好良いでしょ!!!』と誇らしげに言って。
微笑ましく見詰めては「そうか」と返し懐の手紙の存在等忘れて。
子供を抱え湯船に入れると他愛も無い話を楽しそうに交わして。
>笹縫
((やはり相手は訪れ、予想的中と口角を上げる。
相手が素直に引き下がる等有り得ないと理解し依頼を後回しにして迄屋根裏に身を顰めていた会があった。
屋根裏の障子を開け其処から飛び降りては相手の背に周り華奢な両手を捻り上げる。
…こんな深夜に何の用?
((態とらしく首を傾げると高い背丈から相手を見下ろして。
>巫
((相手に礼を言い戻って来た子供達に軽く「遅い」と言ってやる。
しかし悪びれた様な様子も無く『やっぱりお兄ちゃん格好良かったなぁ』等と話していて。
顔を出せない己の弱さに苛立つがお互い顔を合わせないのは相手も望んでいる事だろうと少し寂しそうに微笑んでは「行くぞ」と。
1886:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-08-04 00:06:19
>菊
((相手はすっかり寝入って仕舞った物だと思い込み颯爽と夜の街を走り出す。
走り際、相手の寝顔を見詰め小さく「…御免な………」と謝れば漸く病院の玄関前に付いて。
看護の者の声を振り払い医者の元に付くと『またあんた達か』と溜息を付かれて。
しかし横たわる相手を見せた途端医者の表情に一瞬驚きが生じる。
まさか銃傷だとは思っていなかったのだろう、己の止血を軽く褒めては相手の頬をぱしぱしと叩いて。
『良く耐えたな、今から麻酔するから』
((医者に治療室を出され看護の者に案内された待合室にて落ち着けない様に貧乏揺すりをする。
相手の無事を祈る中、以前から気に掛かって居た小さな疑問が己の思考に根を張って。
相手は時折狂気に瞳を染め、其れは己さえ恐怖を感じて仕舞う程楽しそうに刀を振るう瞬間が有る。
思えば己は相手の事をそんなに知らない。
相手の狂気には何処か裏が有るのでは無いかと言う思いを潜ませ兎に角今は相手の何時もの妖艶な笑顔を求め願う様に治療の終を待って。
1887:
箕作 誠一郎 [×]
2014-08-04 00:58:34
>菊
ああ、勿論いいけど頭ほうはめっぽう弱くてねー。助けになるか分からないよ
(相手を観察しようと来てみれば手を貸してほしいと言われ、図々しいなと思うが別段断る理由もなく笑顔で承諾する。しかし勉強なんてものはしたことがなく物心ついた時から手には刀。兎に角、戦と金のためだけに鍛え込まれた身体故に筆を握る暇など何処にも無かった。まあ子供の習うことぐらい分かると思い話しを聞くが此がさっぱり、ぴんと来ない。というか眠たい。と思えば大の大人が子供を前で船をこぎ始め)
>笹縫
俺は他の男とは違うからきっと楽しめるよ
(にっこり笑いながらどこぞのたらしかと思わせる発言を平気でかます。勿論楽しむつもりはなく只の返し言葉。「・・でも君、もうすごく楽しそうだね」と余裕な雰囲気をかもし出す相手ににこりと笑み内心早く妻の上から退いてくれないかなと刈りたい気持ちを抑える。見せつけるように接吻されれば流石にかちんと来るが正常心と心で唱えては相手の腕をやんわり掴んで「ねえ、妻と寝たいんでしょ?・・寝てもいいよ」と意味深な笑顔を浮かべると能力を用いて人によって効き目はまちまちだが催眠を誘導するため指をぱちんと一度弾く)
>霧ヶ暮
(息子と相手が風呂に居る間、妻が汚れた着物を洗濯すると言うので脱衣所に向かい相手の着物を手に持つ。その際ひらり舞い落ちた黒封筒をちらりと冷たく見てはそれを拾い上げる。中身を見るか否か。一瞬迷ったが関係ないと二三度心の中で呟き綺麗な着替えと一緒に置いておき。着替えは己の物で多少大きいが昼を食べて乾くまでの間だから大丈夫だろうと。手際が良い妻はさっさと洗濯を済ませ着物を外に干している。その間、己は食事だけでも並べようと封筒の事は考えないように料理を机の上に並べて)
>巫
(寺へと続く長い階段の下段あたりで日課である掃除をするが全く身が入っておらず面倒臭いなーと思いながら空を仰ぐ。ともすれば寺で飼う鷲がとんできて気の枝に留まるのをぼんやり眺めていて)
(/いえいえ此方こそ挨拶遅れてすみません。Pf>1774です。新しい絡み文出しておきます。ただの叔父さんですが宜しくお願いします。
1888:
笹縫 調 [×]
2014-08-04 01:27:53
>菊
…貴方は私の過去を知らないから分からないと思うけど
私は男が恐いわけじゃないの、嫌いだけどね。
(静かに考え込み何か思いついた様な相手の発言には小さく首を傾げて。この前の姿を見れば男が恐いと勘違いされて当然かもしれないが己は男が嫌いなだけで恐怖を抱いているわけではない。ただあの状況と過去が一致したことで恐怖心を抱いてしまった。例え男が恐かったとしても相手に何かできるというのだろうかと先程の言葉で不思議に思うが、もしそんなことが可能ならば其れは能力しかないので「貴方の能力でどうにか出来るの?」と。)
>霧ヶ暮
…っ?
(良い女を探そうとしていた動きが急に封じられ、いないと思っていた相手の姿が何故か後ろに居て。己の企みがばれていたということか。そんなに長い付き合いでもないのに完全に己の考えていることが分かっている様で此れは参ったと口角を上げ「ちょっと落し物をして探しに来ただけよ」とばれると分かっていて敢えて適当な嘘を述べ。後ろを取られてしまっては能力も使えない上に力ではそもそも敵わない。相手の返答を待ちながら隙を窺って。)
1889:
笹縫 調 [×]
2014-08-04 01:44:25
>箕作
えぇ、楽しいわ。
(冗談がは分からないが相手がどんな男でも楽しめるわけないので無視しておき。妻に何をされても先程からにっこりと余裕そうな表情を向けてくる相手をからかう様に上記を返し、続く寝てもいいという言葉には首を傾げていると何故か相手は指を弾いて。格好でもつけているのだろうかと思っていると不意に眠気に襲われて思わず立ち上がるとふらつき。さっきの指を弾いた時に何かされてしまったのか「何したのよ…」と眠気に耐えながら相手を睨みつけて。)
1890:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-08-04 02:22:16
>箕作
((浴室から上がりさっぱりとした様子の子供の髪を拭きながら脱衣所の籠に入っている小さな着物を取っては着替えを手伝ってやり。
己も僅か大きな着物に袖を通しては何から何迄申し訳無い物だと眉を顰めて。
着物と共に置かれた手紙を見詰めては一つ溜息を付く。
幼い頃から手に浸けていた仕事、しかし仕事には疲れが溜まる一方で怪訝に手紙を見詰める。
己の僅かな狂気心すら己でも気付けずに居て。
子供がきょとんと此方を見詰めては『どうしてそんな顔してるの?嫌いな人からのお手紙?』とあどけない質問をして。
困った様に微笑んでは「そ、大嫌いな人からの手紙」と言って。
子供に手を引かれ相手の元に向かってはまずは夫婦に礼を言って。
>笹縫
((無表情で相手を見下ろしては掴んで居た腕を僅かに下ろすも離す訳では無く。
先日感じた相手の違和感を今回はっきりと見抜いては己の方に顔を向けさせ相手の目線迄僅かに屈む。
…あんた男嫌いだろ
((何処か眉を下げて言えば漸く手を離してやって。
相手の事情こそ知らないが相手が偶に見せる差別感が全てを物語って居て。
1891:
箕作 誠一郎 [×]
2014-08-04 05:22:54
>笹縫
・・大丈夫?眠たそうだけど、座ったほうがいいよ
(相手も肝が据わっている。その何にも屈しない振る舞いに最近の子は面白いななんて感心する。しかしどうにかこうにか能力は効いてくれたようでふらつく相手にあともう一押しすれば眠ってくれるかと思い。こちらも立ち上がり相手を見下ろすとあくまで優しい声色で、それでも更なる深い眠りに誘い込むように一音一音に合わせて音に波動を乗せる。相手の両肩に手を置いて下に沈ませようとしたところ相手に惚れ込んだ様子の妻がやめなさいと腕を掴んで止めに入ってきて。)
>霧ヶ暮
お礼なんていいよ。むしろ悪かったね、この子が迷惑をかけて
(律儀に礼をする相手に何でこんな良い子が裏にと世に失望してしまう。本日初めて相手の目を見れば色んな意味で労うように頭をぽんぽんと撫でる。「ほら席ついて食べよう」相手を我が子の間に座らせて息子の頂きますを合図に食事がはじまり相手を交えいつも通り家族の会話をする。そんな時息子が“お兄ちゃんが嫌いな人から手紙を貰ってかわいそう”と発言し思わず何子供の目に触れさせてるんだと冷たい視線を一瞬送ってしまうもすぐに適当な相槌と笑顔で取り繕って)
(食事も終わり片付けも終わる頃、相手の着物も程良く乾き妻が丁寧にしわを伸ばして相手に渡す。この後も黒封筒の仕事をするのだろうと己が関係しているなど疑わずに)
1892:
笹縫 調 [×]
2014-08-04 08:29:59
>霧ヶ暮
…えぇ、大嫌いよ。
でもあの子とは少し違うわ。
(何故か相手の方へと向かされ己が男嫌いかどうか言ってくるなんて。これでは相手に心配を掛けているみたいではないか。確かに男は嫌いだが、少女の様に恐怖の対象になっているわけではない。手を離されても襲い掛かる気にもなれず上記で返答すれば「どうして急にそんなことを言うのかしら?」と続け様に問い掛けて。)
>箕作
だから何をしたか聞いてるのよ。
(相手が口を開く度に襲い掛かってくる睡魔が増してどんどん瞼が重くなる。肩に手を置かれ今にも眠気に負けてしまいそうになると女性が相手の腕を掴んでいるのを見て。今どうにかしないとこれ以上は耐えられないと考えれば袖から短刀を取り出し女性に当たらない様に注意しながら斬り掛かって。)
1893:
菊 露草 [×]
2014-08-04 11:03:22
>箕作
(前席で子供に教えを講じていると『菊にぃ!おじさんが寝てるよ』と子供達の笑い声が聞こえてきて。
その声に釣られて相手の方を見ると確かにコクリコクリと眠たそうにしていて。
その姿に笑いが零れそうになるが何とか呑み込み
「あんな風に授業中は寝たらだめだよ」と相手を反面教師に仕立て上げ指さしながら言って。
しかし相手も恐らくは途中から起きているだろうと思い其方に近付いて行くと腰を屈めて緩い笑みでその顔を覗き込み肩を軽く叩いて「ちゃんと聞いてなくていいのかな?」と若干年上で遠慮はあったが子供にやるように頬を押してみて
>笹縫
(正直自分の能力を明かすのは抵抗がある。いくら今回の件がまるく収まったからと言って男嫌いの相手が今後男の自分に危害を加えないとは言い切れない。
その時に自分の手の内を知られているということは弱みを握られているようなもの。
事が終わり記憶を消せば済む話しだが相手が其れに応じなければ結局は不利な争いをすることになる。
かなり抵抗はあるが致し方ないかと思い「…記憶を消せる。ただ過去に何があったが少しは知らないと難しい」と能力の全ては言わずに喪失のことだけを告げ、忘れることで男達を太刀打ち出来ないか持ちかけて。ただし問題は相手が素直に過去を明かしてくれるかで、疲労してきた身体を寝台の背にもたせかけつつ返答を待って
>霧ヶ暮
(麻酔で眠る中、久々に過去。まだ両親が生きていた頃の夢を見る。
幸せだった家庭が一変し父が子売りに手を染め、隠蔽の為に息子である自分の能力を用いて幾度も組織の人間達の記憶を消さされた。その度に自身も記憶を失いいくつもの人格が生まれ時には都合の良いように記憶を植え込まされて。
兎に角あの頃は自分である時が少なかった。
それも両親が死んでこの街に訪れ無作為に能力を使わなくなってからは安定してきたが時々本当に自分なのかと疑心暗鬼に陥り過去に生まれた狂気の人格が疼く…。
しかしそれは無自覚であり未だに自分自身でも何故そうなるかは把握しておらず。
夢の途中、相手の表情や声が浮かび其れを求めるように何度も名前を呼び手を伸ばすのに届かない。ただ“…御免な”と言われ突き放される。何故謝るのだと謝るのは自分なのにと譫言のように行かないでと謝罪の言葉を何度も呟いていて。
1894:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-08-04 15:13:34
>箕作
((渡された着物を受け取り改めて家族に礼を言う。
手伝いに来た筈がこんなにも世話になると逆に申し訳無くなって仕舞って。
先程からの相手の視線に己が気付かぬ筈も無く何かして仕舞ったかと頭を悩めるも裏の事だとは気付かずに居て。
玄関口にて挨拶をしては少年に微笑み掛け軽く手を振る。
先に妻と息子が部屋に戻って言ったのを横目に確認しては相手にさり気なく聞いて。
…其れにしても…灰髪に眼帯とは中々珍しいな、此の辺りではあんたくらいか?
良い家族に恵まれて羨ましいよ、幸せに
((聞かずとも相手の様な身なりの者は相手だけだと直ぐ理解し小さく後悔する。
続けて相手の家族の優しさに本心からの上記を言っては其の場を去って。
((どうしようかと頭を悩める、仕事とは言え見境なく人を痛め付けられる程己は非道では無い。
此処は依頼を放棄するか依頼者を始末するしか無いか等と考えながらもう少しだけ相手の情報を集めて。
>笹縫
((以前裏仕事の男達にふと聞いた話、一人の女を数人で痛ぶり恥辱を加えた挙句散々な目に合わせたと言う話。
胸糞悪く耳を逸らし己がそんな男達の仲間とし共に働くのが嫌になった思い出が有る。
今此の世にとって女とは男の憂さ晴らしに使われる事さえ有る。
きっと相手にも何か事情が有るのかと思うが孤児荘の子供達に手を出される訳には行かない。
小さく溜息を付いてはどうしようかと。
>菊
((治療が終わり看護の者が其れを伝えに来ると己の背をぽんぽんと叩く。
次に来た医者に連れられ寝台に横たわる相手を見詰めると先程よりは幾分穏やかな表情をしているが眉間の皺は変わらずに何処か辛そうな表情をしていて。
相手の手を取り寝台の横の椅子に腰掛けては医者と看護の者も察したのか部屋を出て行って。
………直ぐに怪我するよな…、俺の所為…か
((自嘲気味に微笑んでは相手の鎖骨を撫でる。
出会った時より幾分傷が増えたと思う。
己と出会ってから、生傷は絶えず跡も増えた。
傷に一つずつ触れながら相手の手を握り「あんたが望むなら…傍に居させてくれ」と囁く。
空虚な病室の中、空気と共に消え去った言葉に小さく微笑すると睡魔が襲い掛かって来て寝台の横に突っ伏して。
1895:
笹縫 調 [×]
2014-08-04 15:30:14
>菊
…便利な能力ね。
そういうことなら話してもいいわ、長くなるけど。
(相手の能力について分かると率直に便利だと思う。自分が何をしたってどんなことになったとしても記憶を消せばなかったことになる。今まで思い出そうとしてもどうしても出来なかったのは此のせいだったのか。いくつか問題は残るが相手の言う通り過去の記憶がなくなれば今回の件はすぐ解決するだろう、それなら話してもいいかと考えれば思い口を開き「…私の父は女衒だったの。母は私を産んで病死した。父は私をとても可愛がった。最初は愛されてるんだと思ったけど数年して父から出た言葉に絶句したわ。お前は珍しい髪の色をしているし顔立ちも良いから高く売れそうだ、だって。初めから売るつもりで育ててたのよ。逃げ様と試みたけどすぐに捕まって何人もの男達に襲われかけた。その時何かが吹っ切れてその場の全員、父も含めて殺したわ。そして今度ら私が女衒をやってやったの、父に復讐してるみたいで楽しくてね。」と話しながら最後は腹を抱えて笑って。)
1896:
笹縫 調 [×]
2014-08-04 15:46:14
>霧ヶ暮
…ねぇ、貴方も裏仕事に関係してるんでしょ?
(何かを考え込んでいるのか黙っていた後、何故か溜息を吐かれ首を傾げるが何かを思いついたように上記を問い掛けて。己の考えを分かっている相手は恐らく孤児荘の子供に手を出して欲しくないのでどうにかしようとでも考えているのだろう。それなら此方から案を出してやろうと「なら私と交渉しない?」と言ってみて。)
1897:
菊 露草 [×]
2014-08-04 20:34:16
>霧ヶ暮
(翌朝まだ日の昇る前、微かな痛みと共に目を覚まし未だぼんやりする頭で状況を把握しようとする。
ふと視線を横にやると其処には手を握ったまま眠る夢にも求めていた相手の姿があって
…爛
(ポツリと名を呼び痛む身体を相手側に横向かせ空いた手でその銀髪に触れようとする。
一瞬躊躇いが生じピクリと指先が震えるが直ぐに其の柔らかな銀糸にふわりと手を置いて。
徐々に浮上する昨夜までの記憶に羞恥するもすぐに自分の浅ましさと零落加減に自嘲する。
何処まで自分は相手を振り回し苦しめているのか
相手が見世物小屋で侮辱された金で食い繋いだのに相手は其れを許してくれ、
親殺しと蔑まれ蹂躙され続けて辛いはずなのにいつも自分を支えてくれて。
今だって自分の身勝手で相手に深い心傷を負わせたのにこうして傍に居てくれる
……嫌いにならないわけないよな
(此処までしてくれる相手に期待してしまうが、自分の為に特注の簪まで贈ってくれた相手に“売れば—”と言わせてしまったのは紛れもなく自分。
それなのにまだ「…傍に居て欲しい」なんて我が儘を呟けば握られる手を静かに強く握り返し、髪に触れる手でそっと頬を撫でて。
1898:
菊 露草 [×]
2014-08-04 21:18:38
>笹縫
(便利な能力。確かにそうだがこの能力は自身への負担が大きすぎる。
現に潰えた記憶のせいで自分すら曖昧な存在で。一瞬感傷的になるが相手の“話す”の言葉に顔を上げ寝台の背に預けていた身を起こすと目線は合わせずとも真剣に耳を傾けて。
どこか人事のように淡々と話す様は逆に心苦しく思え、その時の相手の裏切られた絶望と憎悪は計り知れないと思う。しかし其処で憎しみの対象とも言える女衒に身を置く理由が分からない。
自分は下衆な男共に人に売られるような人間ではないと示したかったのか…
何にせよ男である自分が同情したりこれ以上追求したりするのはお門違いで。
突如狂気じみた笑いを零す相手に背筋が冷えるが黙ってそれが収まるのを待ち
「…本当に楽しいのか。そうは見えないけどな。
……あんたが望むならその記憶、完全に消すことも出来るがどうする?」
(我ながら馬鹿な事を言うと思うと溜息が出そうになるところ相手の目をまっすぐに見る。
完全に消すなんて相手の全てを否定しているようなもので頷くことは考えにくい。
そもそも何も触れないつもりが見事に干渉している自分に内心苦笑が漏れて
1899:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-08-04 23:26:00
>笹縫
((相手の問いに僅かに視線を写す。
裏関与の仕事をしているのはお互い悟られて居る事、ならば今更隠す必要も無いかとコクリと頷く。
しかし次の相手の言葉に眉間の皺を更に深く刻ませては暫し考え込む。
己の仕事の中には暗殺した家族の娘の存在を表から消す為裏に売り付けなければ行けない時も有るし、時には只で受け取ってくれる者を探さなければならない時も有る。
ならばお互い利用すれば良いなと思い「…分かった」と。
>菊
((触れられる手の心地良さに瞳を薄く開きまた閉じる。
しかしはっと思い出した様に目を開いてはゆっくり身を起こす。
相手の意識が戻って居る事に深く安堵しては相手を見詰めて。
…怪我、させて仕舞ったな
((相手との微妙にしたままの仲や簪の事には触れずに愛おしむ様に相手の頬に手を添える。
震える唇で「………あの男達を殺したのは、俺の為なのか?……それとも、あんたの仕事か?」と問い掛けては誤魔化す様に微笑んで。
何処か相手の返事に期待する己も居るが其れと共に己が汚れて仕舞って居る事を悟られる事になる。
唇を噛み不安を必死に隠そうと心掛けるも其れは隠せずに。
強く凛々しく美しく気高い相手は己には手の届か無い様な存在に感じては離れて行くのを拒む様に手を握って。
1900:
菊 露草 [×]
2014-08-05 00:18:07
>霧ヶ暮
(目覚めた相手と目が合い気まずさから目を逸らすが頬に手を添えられ問われれば微かに首を横に振って見詰め返し
…自分の為だ。あんたを傷付けた奴らが許せなくて…あいつらを消したらあんたが俺のこと見てくれるかと…。それに怪我したらこうして傍にいてくれる。…笑えるだろ
(自嘲気味に笑みこんな身勝手は相手にとって迷惑でしかないと考えるが、目の前の相手の不安げな表情や握られる手に求められているのではと期待してしまって。
今となってはただの言い訳であり、遅すぎる告白にしかならないと思いつつまだ相手に伝えてなかった故郷で会った男のことや簪について話して。
…はやく戻ったのは誤解解く為だったのに途中で変な写真見せられるだろ…。それにあんたが怪我したって聞いて…。あんたのことになるとまともな考えが出来なくなるんだ。…愛想つかされてるのは分かってる。でも俺はあの簪だけは売りたくない…
(ゆっくりと話し始めるが途中から積もった不安が溢れるように早口になり自分で何を言っているか分からなくなる。傷口がズキリと痛んだが縋るように相手の腕を掴んで見詰めては最後に“売りたくない”と呟くように言って。
しかしはたとなると掴んでいた腕を放し「悪い…」と目を逸らし謝って。
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